2015年7月31日

妹の意見

韓国の朴大統領の妹、朴槿令氏が、日本滞在中と韓国へ帰国してからも述べたという意見。日本人からすれば、至極もっともなまっとうな意見だけれど、韓国では100%受け入れられない意見だろうなぁ。今の朴大統領は、記事にもあるように、大統領就任後は癒着を嫌って親族を政権中枢から遠ざけているそうですが、それでも実の妹の意見という事で、どう言う反応があるのだろうか。

私はこの記事を読むまで走りませんでしたが、この方はこれまでも同様の発言・立場を表明しているんですね。多分韓国国内での意見は、握りつぶされて日本には余り聞こえてこなかったのかもしれないけれど、日本寄りだからという意味では無く、冷静に判断しての意見という意味でありがたいなと思います。複雑な歴史の中での話しである以上、0か1か何て簡単に明確に切り分けられるわけでは無く、どうしても曖昧な部分、グレーな部分は残ります。ただ、そこを白黒付けるためにリソースをさくよりは、その分をより良い現在から未来への投資にする方が、意味もあるだろうし、その時代に生きた人にとっても納得できる結果になるのでは無いだろうか。

韓国だって、太平洋戦争当時の話しなのか、朝鮮戦争当時の話なのか、あるいはベトナム戦争当時の話しなのか、聞いていてもよく分からない話しを理由に難癖付けるのはそろそろ止めて、いい加減に自らも終止符を打つくらいの覚悟を決めて欲しいけれど、結局は韓国というよりも周りに居る圧力団体の目的が、本当に謝罪や賠償目的ではなく、日本を出しにする事である限りは、何をやってもゴールは動いて解決する事は無いんでしょうね。

日本人でも、日本人が悪い、韓国が正しいという人は居るわけで、双方からそういう人の代表を集めて、まず歴史背景と事実は何だったのか、その中でどう言う状況が生まれてどうなったのか、そしてそれらを踏まえて今何が出来るのか、冷静に話しをして欲しいところだけれど、どうしたって向こう側の立場の人は熱くなるだけなんだろうなぁ。結局は、蒸し返してお終いなんだろうというところに、日本としての徒労感しか残らないことの繰り返しなんでしょうね。

サービスとしてのWindows

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、サービスとしてのWindowsを目指すWindows10のアップグレードに関して。自宅のデスクトップ機には以前Windows10への招待状が届き、いつでも更新可能な状態なんですが、現環境のバックアップなども含めて準備をしてからと言う事と、以前からデスクトップの買い換えを考えているので、その場合には今のメインマシンはこのままWindows7でも良いかなとも思うので、更新は暫く保留しています

正直なところ、Windows8/8.1をインストールして出荷されているようなパソコンであれば、多分今回のWindows10への移行もスムースに行くとは思うんですが、世代的に一つ古いWindows7のみで出荷されているパソコンに関しては、やはり不安が残ります。多分、購入時と同様の状態にして、後はWindows Updateをかけて最新の状態にしておけば、多分トラブル無くWindows10へ更新されるとは思うものの、その後にまた現在使用しているアプリ類を入れ直す手間を考えるとちょっと頭が痛い。ただ、仕事の都合もあってWindows10環境は必要なので、何か一つくらいの手持ちシステムは更新してみたいところではありますけどね。

で、コラムの中で山田氏が述べている、Microsoftは今後Windowsをサービスとして提供していくつもりと言う話し。まぁ行ってみれば、Appleスタイルに近づくと言うことだと思うけれど、個人的には一寸疑問と心配が。一つは、WindowsパソコンとMacパソコンの出荷台数の違い。母数が大きすぎて、何処までサポートの手が回るのか回らないのか、凄くリスキーだと思います。あと、Macパソコンユーザーは、比較的ハードウェアの更新に寛容な気がしますが、企業ユーザーも多いWindowsパソコンの世界では、中々そういう形でのシステム更新が進まず、今は良くても1年2年でサポート能力が破綻しそうな気がする。

一年間は、Windows10に更新後も元の状態に戻せるという話しだけれど、逆に言えば1年以内に覚悟を決めろと言われているようなものでもありますよね。「いつ」というタイミングを決めるのはなかなか難しく、また山田氏が書かれているように今後はどんどんWindowsが更新・変質していくのであれば、タイミングを見計らうと言う事は意味が無いのかも。とは言っても、それで更新して問題なければ良いけれど、何かトラブルがあったときにはリカバリープランが必要なわけで、その準備にどれだけ時間が掛かるか暫く悩まないと。でも、今後は知らないうちに10.1になったり11になったりしているわけで、その時の不具合って誰が責任取ってくれるのか。そこまでのことを考えてMicrosoftがユーザーとの距離を縮めようとしているならばWelcomeですけど、でもそんなことは考えていないだろうなぁ、あの会社は...

バスケット新リーグ

色々揉めていた日本のパスケットボールリーグ。やっと統一リーグが出来る事が決まり、一部ですけどそれぞれ所属チームも発表に。我らが浜松・東三河フェニックスは、新リーグ1部が取りあえず決まったみたい。ただ一寸疑問なのは、新リーグの参加条件の一つに、ホームアリーナの条件がありますが、浜松と東三河だけでなく、5箇所位のアリーナでホームゲームを開催しているフェニックスは大丈夫なんだろうか。また個人的には、やはり固定のホームアリーナが嬉しいんだけど。全試合の半分がホームゲームで、そのさらに半分以下しか浜松で開催されない(実際には1/4とか1/5とかでしょうけど)のは、やはり地元としてのロイヤリティも下がるし。

もう一つ、年間売り上げが2億5000万円以上という条件。年間50試合とすると、ホームゲームがその半分として25試合だと、一試合当たり1000万円の売り上げが必要になります。アリーナのキャパが5000といっているから、少なくとも半分埋まるとして2500人。その場合で一人当たりの売り上げ(チケット、グッズ等)が4,000円で1000万円ですから、かなりキツそう。一試合で1000人集めるのって、結構大変ですからね。最も、新リーグで力のあるチームが集約されて、試合内容がハイレベルになれば、その分集客力もアップするかもしれないけれど。

プロスポーツとして、野球、サッカーに続く、第三のスポーツになれるか。色々な意味で、興味を持って見ていきたいですね。

2015年7月30日

HPCJからの予約

三井住友Hilton HHORNOR VISA Platinumカードを利用するようになり、毎年10滞在すれば翌年度のHHORNOR Diamond会員が取得出来るので、毎年便利に利用しています。今年も、すでに8滞在まで蓄積しているので、来年度のDiamond達成もほぼ確実ですが、一つ気になるのがHilton Premium Club Japan経由での予約が、Hiltonのサイトの予約記録に反映されないこと。以前も何度か有ったんですが、今現在も反映されていない予約が。メールではHPCJからの予約確認が来ているので、HPCJのシステムとHiltonの本体のシステムとの連携に問題があるわけですが、正直なところ何とかして欲しいと思うことも。実は、先日Hiltonの自分のサイトに予約記録が入っていなかったので、勘違いして再度予約しそうになったんですよね。キャンセル可能な予約なら良いけれど、前払い前提の予約だと涙も出ない(笑)。

ネット時代になって、こういうオンラインシステムに個人ユーザーが直接アクセスして予約やその他の履歴管理を自らやるような時代になり、そのシステムの出来・不出来って凄く重要になってきていると思うけれど、大手のホテル、航空会社のサイトでもダメダメなところがまだまだあるのが残念。逆に、このHiltonなんかの場合だと、PCサイトよりはスマホサイトの方が出来が良かったりする印象があります。まぁ、PCサイトの場合、昔からの柵があるから、なかなか大きく変更したりリニューアルしたりするのが難しいのかもしれないけれど、それでもユーザーのためにはすこしずつでも改善して欲しいですよね。また、HPCJのように、ローカルで提供しているサービスとの連携も。ローカルでの顧客開拓のツールのはずが、その使いにくさから顧客離れにつながってしまうかも。

まあ、これは自分の仕事にも関係する話なので、自分の肝に銘じないと。

70年という節目

戦後70年と言う事で、8月15日前後に向けてよくも悪くも色々な話が生まれてきているわけですが、よく分からないのが「70年という節目」というような言い方。確かに10年区切りはよく使う慣習ではあるけれど、「70年」というのはちょっと中途半端な気がしてなりません。村山談話が出された「50年」というのは、まあ「半世紀」という日本語もあるくらいだし、アメリカなんかでも「Half Century」という事で、節目と言う意味では良く使われます。次の小泉談話の「60年」というのは、多分海外の人にとっては余りピンと来ないだろうけど、日本人やアジアの人間にとっては「還暦」という事で、馴染みはかなりあるんじゃ無いだろうか。

で、今年発表が言われている「戦後70年安倍談話」。「70年」と聞いてピンとくる事ってなんだろう。「72年」なら、還暦+12干支と言う事で、まだ「なるほど」ちょっと頷けるところもありますが、70年というと10年刻みの一つという印象しか浮かばない。あるいは「75年」であれば、「Three Quarters」と言う事で、25が計算単位となっているアメリカ人当たりにはピント来るかもしれない。50年、60年、70年と談話を発表したら、次は80年、90年と、10年ごとに談話発表をしないといけなくなり、その度に中韓が騒ぐと、どなたかが何処かで言われていたけれど、まさにその通りだと思います。今回は先の談話とは事なり、「未来志向」と言うことで内容や方向性は違うようですが、それはそれで騒ぐだろうし。最も、何を言っても納得しないから、何を言っても同じだとは思うけれど。

終戦の1945年に実際に戦地に赴いた人は、今現在どれくらいご存命なんでしょうね。18歳で徴兵されて戦地に言ったとしても、今年は88歳。世界一の長寿国となった今の日本には、まだまだ元気で活躍されている方も多いと思うけれど、次の80年の時には98歳。現在でも、戦後の「記憶」は無くなりつつ有り「記録」となりつつあるわけで、もう歴史という本の中の止めて忘れないことで十分な時代になったんじゃ無いだろうか。

既に発表することは決定しているので、何らかの形・内容で「70年談話」は出されるんでしょうけど、それを受けて2020年の東京オリンピック・パラリンピックの年は、戦後75年でもあるので、オリンピック・パラリンピックの成功を受けて、日本としても戦後のけじめをこれで一端完了として、ここからは未来のために努力するという宣言をしても良いんじゃ無いかと。1964年の東京オリンピックが、戦後復興した日本の象徴になったのであれば、2020年の次の東京オリンピック・パラリンピックを戦後の終了、未来への起点と言うとらえ方をしても良いんじゃ無いかと個人的には感じます。

まぁ、何をやっても言っても、あの国とあの国は難癖付けてくるだろうけど。

北「干」住駅

東京メトロ千代田線の「北千住駅」の駅名表示板をLED証明への切替に合わせて更新したところ、「北住」ではなく「北住」と誤植に気づかず交換してしまったという記事。まぁ、確かに「千」と「干」は似てはいるけれど、記事の写真のように間違った看板の駅名を見ていると違和感あるなぁ。最も、何も知らずに観た場合と、間違っていると知ってて観る場合では、かなり違いはあるとは思いますが。

例えば、PC等で駅名を打ち込むときには、「きたせんじゅ」と入力すれば、どう間違っても「北干住」に変換されることが無いから間違うことは無いだろうけど、看板作成の場合には漢字は一つ一つ拾ってくるのだろうか。あるいは、たまたま看板のデザインを作る人が初心者で見間違えたのだろうか。でも、看板製作では、そう言う小さな部分が命取りになるわけで、一寸どころかかなり不注意としか言いようが無いですよね。もっとも、製作する側だけで無く、駅員すら気がつかなかったというのも問題だと思うけれど。

日本の文字にも色々な書体が有り、確かにその書体デザイン寄っては紛らわしい感じになったりしますよね。あと、漢字だと「異体字」が有り、これも困りますよね。良く悩むのが「斉藤」さんの「斉」の字。「斉藤」「齋藤」「斎藤」等、私の知り合い似も違う「斉」の字の「さいとうさん」が何名か入らして、メールなどを送るときには一寸ドキドキします(笑)。時々間違って変換したまま送る場合も有りますが、向こうもその当たりは大人の対応をしてくれるのは、やはりそう言うことが多いんでしょうね。でも、今回の北千住駅名のケースは、そう言う話じゃ無いけれど。

記事の写真を見ていて気がついたんですが、上り用、下り用、両方の駅名表示板が間違っていたと言う事ですよね。多分最初に中央の「北千住」を印刷(?)し、その後左右に前後の駅名を入れたのかなと思うので、そうなると全滅したのも仕方ないという気がするけれど、でもやっぱりその時に違和感を感じなかったんだろうか。例えば都内とか近隣で製作していれば「北千住」って言う地名位は多少は馴染みがあると思うんだけど。原因は調査中とのことですが、使用している書体がブロック体のフォントなので、同じ線幅で余り曲線は意識しないから、「千」という字の最初の払い部分はこんな感じになると誤解してしまったのかも。明朝体系のフォントだと、「干」の方は最後に留めが入るから、「千」との違いはかなりはっきりするんですけどね。いずれにしても、東京メトロとしては珍しい失敗、見逃しじゃ無いだろうか。

2015年7月29日

Android Lolipop@Xperia Z3 Compact

今日からWindows10への無料アップグレードが始まるわけですが(私は念のためDisable中)、その前に自分のスマホ(Xperia Z3 Compact SO-G2)のAndroidの更新が始まった(笑)。更新後、問題無く利用出来る事を祈るばかり。

アップデート後、まず初期画面が変わっている。まだ全部を調べたわけじゃ無いけれど、いろいろI/F回りで違いがありそうで、当分は戸惑うかも。

Honky-Tonk

先週末放送されたCX系列の27時間テレビ。その中で使われていたキャッチフレーズ「NO FUN, NO TV, DO HONKY」の"Honky"が、日本語の「本気」の事だとは思うけれど、英語ではアフリカ系アメリカ人がアングロサクソン系アメリカ人に対して使う別称と言う事を理解せずに使ったのでは、と言う話題。あの、マシオカ氏が指摘して一気に話題になってしまいましたね。

最初の「NO FUN, NO TV」は、よく使う「何々が無ければ、何々じゃ無い」の慣用句だろうから「楽しくなければ、テレビじゃ無い」と言いたいと想像は付くけれど、次の「DO HONKY」の「HONKY」が「本気」なら、ここだけでも漢字で書けば良かったのに。

私が「Honky」と聞いて先ず思い出すのが、ジャズの奏法の一つである「Honky-tonk」。調子やテンポを崩したりした、一寸はちゃめちゃな感じの演奏方法ですけど、よく言えば気取らない、悪く言えば猥雑なと言う意味でしょうか。"Honky-tonk"には、「キャバレー、安酒場」みたいな場末的な意味もありますし。まぁ、それだけでも余り良い意味で使われる単語では無いと言う気づきは欲しかったけれど。

マシオカ氏は、アメリカ人も変な漢字のTシャツを来ていることを引き合いに出して上手くまとめているけれど、この話で感じるのは日本人にとっては「英語」と「ローマ字」は別物と考えているんだろうな、ということ。つまり、「NO FUN, NO TV, DO」までは英語何だけど、最後の「HONKY」は「本気のローマ字表記だから英語じゃ無い」と思って居るんじゃ無いだろうか。ローマ字というのは、日本語の発音なり表記を日本人以外の人にも分かって貰う手段なわけですが、日本人にすると、漢字、平仮名、カタカナに続く第四の表記法位に感じているのかも。でも、アルファベットで書かれたものをアメリカ人なりが読めば、それは自分達が使っている米語だと確信するだろうし、そうなればそこに書かれた文字列はそのまま理解して、Honky=本気という変換は絶対生まれません。大体「本気」の英語は「Serious」とかになるだろうし。

多分、世界に発信するような標語なら、ちゃんとレビューも入って訂正もされたんだろうけど、テレビのしかも国内向けの内容の番組であると、こういう「ノリ」で作られることも仕方ないのかも。まぁ、マシオカ氏が書いているように、お互い様と言うところはあるだろうし。その番組内容よりも、こういうメッセージが取り上げられると言う事自体、あの27時間テレビの「本気度」が分かってしまうのでは。私もちらちら見ていたりしましたが、昔ほどのパワーは無くなりましたね。出演者が限定されていることもあって、本来なら4~5時間位の内容を、27時間に水で薄くのばして放送した、みたいな印象でした。そこを、次回は本気になって貰わないと。

HND-SIN/-NRT (1) - お盆の旅行

世の中は(学生は)、もう夏休みに入り、ちょっと世間的には少し落ち着いた雰囲気。最も、モールとか新幹線とかはその分混雑しているけれど。で、前回のUS旅行から帰国して一週間、まだ軽く時差ぼけも残っている中、早くも「あぁ、どこかに飛びたい病」が再発。そう言えば、8月のお盆休みには何も予定を入れていないなぁという事で、例によってUAやANAのサイトで空港を選択してはクリックして料金とスケジュールを確認する日々。

実は、ANAの方は来年のAMC Diamondはもう確定しているので良いのですが、UAの方が100,000PQMに対して今現在57,000PQM余とちょっとアンダー気味。さらに、今現在予定を入れているのは年末のNFL観戦旅行くらいですが、これは特典チケットなのでPQMは別途購入しない限り追加されません。今のところ25,000PQMのオファーが出ていて、これを仮に購入するとしてもまだ18,000PQM足りない。まぁ、最悪毎週末HND-OKA往復を繰り返せば、6往復で18,000PQM位にはなるので何とかなるとは思いつつも、残り年末まで23週末のうち、半分以上は試合などで利用出来ないことを考えると、一寸厳しいかも。そこで予定がある程度確定している、この8月の週末に少し飛ぼうかと思ったんですが、やっぱり夏休みシーズン。沖縄行きはかなり埋まっていて、かろうじて後半のフライトならまだ取れそうですが、前半は予定に合いそうなフライトは埋まっています。

また、諸般の都合上何泊も出来ず、出来れば一泊二日で出来るだけマイルが稼げるフライトがありがたいんですが、そうなると単体の往復チケットでは殆どノーマルの料金になるためうま味がありません。どうしても、日にちを空けたチケットを日本発と相手国発二種類発見して、それぞれを組み合わせて一泊二日の往復を2回飛ぶことになります。候補としては、日本-台湾と日本-シンガポール位。中国は行きたいと思わないし、韓国は近すぎるし行きたくないし、その他東南アジアもそれ程興味は無いし。

で、まずは台湾行きを検索。成田-桃園は、桃園空港-台北市内の移動が面倒なので、基本羽田-松山。予想外に、まだ夏休み期間中でも結構座席が残っています。羽田発だと14万円位ですが、松山発だと10万円位。これで、PQMは1往復で4,000PQM弱。1PQM当たりのコストは30円強になります。次はシンガポール。ここは、発便は浜松からアクセスの良い羽田発にして、帰国便は時間が有利な成田行きを選択。台湾行きチケット同様2種類のチケットを組み合わせると0泊2日みたいな旅程も可能ですが、流石にそれは大変だし、土曜日滞在を含むと二泊三日でも安い料金が有り、最安値だと23万円位で、PQMは1万PQM弱ですから1PQM当たりのコストは23円位。実はこれ、プレミアム株主優待でHND-OKAを往復した場合(約7万円、3,000PQM)とほぼ同じ。HND-OKAを一日壱往復として3日分よりは少しPQM獲得距離は多い分有利かも。同じSIN行きなら、UA便はどうだろうと検索してみましたが、往路はまだアップグレード枠が残っているものの、復路はアップグレード枠は無く、BusinessFirstも結構埋まっているので、Waitlistingで待ち行列に入っても確立は低そう。

今月初めにも同様の経路を利用したわけですが、今回は往路は羽田午前発のANA便。復路は前回と同じSIN早朝発ですが、今回はBusiness利用。往路は、B787だけどシートがライフラットの古いタイプで、復路はB777ですが、スタッガードタイプのもの。復路は早朝05:50発なので、多分またずっと寝たままになりそうだなぁ。後肝心のホテル何ですが、早朝発なので、また前回同様Crowne Plazaにしようかと思いつつ、初日は夕方17:30頃にはSINに到着するのでちょっと勿体ない。そこで、初日は市内中心部に泊まり、翌日Crowne Plazaに移動して早朝出発に備えることに。中心部のホテルは、ステイカウントの為にSheratonにしようかと思ったんですが、ここは少しOrchardのショッピング街から離れているので、今回は前々回のConradではなくOrchardのHiltonに泊まってみることに。こっちは、ポイントを利用したPoint&Cashの設定もありましたし。さて、次は中日の行動予定を決めないと。(続く...)

2015年7月28日

移動用ケース

最近一寸困っているのが、近くに買い物とか出かけるときに、財布やスマホなどをどうやって持ち歩くかという事。特に夏場になり、短パンTシャツ姿なんかで一寸出かけるときに困っています。先ず必須なのは、電子マネー利用が主目的となっているスマホNo.1 Xperia Z3 Compact。次に、音楽再生やデータアクセスがメインのiPhone6。iPhone6は持ち歩かなくても何とかはなりますが、仕事用の電話番号をMNPでアサインしてあることと、データアクセス(Facebook、Gmail、Web等)は、昔からiPhone系で利用していたので、Androidよりも慣れているし簡単便利ということもあります。これらスマホ2台に、さらに二つ折り財布と小銭を入れた小銭入れ。そして、自宅の鍵や車の鍵などを付けたキーホルダーというのが、最低限の出かけるときの持ち物。

冬場だと、アウターもあるし上着もあるし、結構あちこちにポケットがあるので入れた場所さえ忘れなければ困りませんが、夏場はTシャツとかポロシャツで出かける場合が殆どなので、こういう小物を入れる場所はズボンのポケットしかありません。ジーンズの場合は、後ろのポケットの片方に財布を入れて、もう片方にスマホ2台を重ねて入れていますが、流石に薄型のスマホでも2台重ねると結構な厚みになり、立って歩いているうちは良いけれど、電車移動等で座るとちょっとお尻に違和感が生まれます。反対側も二つ折り財布で膨らんでいるので、ジーンズの圧迫感は結構感じます。これが短パンになると、後ろ両方にポケットが無い場合も有るので困ります。

スリングバックもあるんですが、この暑い時期背中に圧着するタイプのカバンは出来れば避けたいもの。また私が持っているのは革製のものしか無いので、この暑さや熱、さらには汗の湿気による影響なども心配で、層頻繁に持ち出したくないのも事実。あと、スリングバッグにしても、メッセンジャーバッグみたいなものであっても、座るときなどは体から外す必要があるわけで、そうなると置き場所に一寸困ったりしますし。で、何か上手い方法が無いかと捜しているんですが、取りあえずズボンのベルトなどに挟んで使う、小型の小物入れみたいなものが良いかなと最近思い始めています。ベルツに付けるのが一寸面倒ですが、手ぶらで移動出来ますし、何かあったときにアクセスしやすいだろうし。また、持ち歩くもの全部が入らなくても、取りあえずスマホ2台だけでも収納できる薄型のものでもいいわけですし。難点は、ベルトに早着した部分が「ぽっこり」膨らむことでしょうか。上に着るものによっては、その部分を外にさらすことにもなるので、デザイン的な要素でもちょっと不利かもしれませんが。

で、一寸捜してみると、レザータイプの高級そうなものから、ビニールクロスの簡易的なものまで、結構色々出ています。ただ、昔ウェストポーチが流行したときに、だれもがみんなお腹の前にポーチを付けて歩いていましたが、ちょっとあんな感じのユーモラスな雰囲気が出てしまうそうで、それが個人的には抵抗感を感じるところかな。使い勝手で言うと、拳銃のホルスターのように左胸当たりにポケット上のものがあると、そこからサクッと取りだして使えてサクッと戻せて便利そうだけど、日本ならまだしもアメリカでそんなもの使ったら問答無用で撃たれそうだし。以前、iPhone4sを使っていたときは、1日バッテリー持たないときが結構あって、外付けのバッテリーケースを持参することがあって、それはそれで厚みが増えるのでポケットに入らず困りましたが、今のXperia+iPhone6は、2舞重ねしても以前のiPhone4sよりちょっと厚くなるくらいで、携帯性は工場しているので助かります。ただ、サイズが大きくなっているので、例えばiPhone4sだとジーンズの前ポケットに入れても問題無かったのが、今の機種は大きいので前ポケットに入れるとちょっと不便。本体の携帯性は向上しているものの、利用者も踏めた携帯性は逆に退化しているんじゃ無いかと、ふと感じるわけです。いずれにしても、何かシンブルで簡単にサクッと持ち運べるツールというかバッグというか、そんなものが欲しいなあ。

星野クラウンプラザ?

ホテル界の風雲児、星野リゾートが、ANAクラウンプラザホテルのうち、金沢、富山、広島、福岡のホテル施設を400億円程度で買収するという記事。と言っても「星野クラウンプラザホテル」になるわけじゃなくて、この4ホテルの経営権を買収するだけで、運営はこれまで通りIHGが続けるという事だから、利用者からすると殆ど変化はないんでしょうね。ただ、星野リゾートの他のリゾートホテル・旅館とのパッケージとかプランなどは、これから登場するんだろうけど。

知らない間に、浜松近郊にも星野リゾートのリゾートホテルがいつの間にか出来ていたけれど、都市型ホテルの開発も始めてくれないだろうか。まぁ、これと言った観光資源があるわけじゃ無いし、ビジネス需要程度しか考えられないから、やはりビジネスホテル中心なんだろうなぁ。浜名湖近辺なら、まだ余地はあるかもしれないけれど。記事では、星野社長がこれからも魅力ある「都市観光開発」をするようなコメントが掲載されていますが、自然観光資源がある場所は良いけれど、そこまでの自然は無いような場所も一杯あるわけで、そういう部分では難しそう。ただ、浜松と言うとどうしても浜名湖が最初に浮かぶけれど、引佐とか山の方の自然資源も個人的には結構好きで、昔よく林間学校なんかで佐久間とか行きましたが、キャンプというよりも自然の川面でゆったり出来るような施設があれば、個人的には利用してみたい気持ちも。山の中で、大音量でBlu-rayが楽しめる個人シアターとかあったら、手持ちのソフトを幾つか持ち込んで、朝からワイン飲みながらゆったり鑑賞してみたいなぁ。新東名も開通したから、アクセスもそれ程悪くないはず。ちょっと地元振興に期待しよう。

Yokohama Grand InterContinental

会社の仕事の関係で木曜日に宿泊。会社近くにあり、且つ結構安いレートも出ているので利用したいと思いつつ、今では修業先から外れているので(笑)、殆ど利用していないIHG系列。ここも、前回の宿泊は1年以上も前でした。

前回同様リニューアルされた高層階にアップグレードしてくれました。この日ちょっと困ったのは、夕食。週明けに健康診断が有り、少しでも良い結果を残すためにこの週は月曜日から禁酒中。外に出て食べるにしても、一寸距離があるんですよね。で、ちょっと夜も遅かったのでルームサービスを取ることに。ところが、サラダとピザを頼んだところ、かなりの分量(多分どちらも二人前)で苦労しました。

で、部屋に入ったときにはPlatinum Ambassadorの得点(フルーツ、チョコ、ミネラルウォーター)が置いて無くて、忘れたなと思って居たんですが、ルームサービスを持ってくるときに一緒に持ってきました。でも、ルームサービスを頼まなかったらどうするつもりだったんだろうか。結構夜も遅かったから、その時間に持ってきて貰っても困るんだけど。

前回もリニューアルした部屋でしたが、今回はその後にリニューアルしたのか(ちょっとデザインや内装が違っていた)、内装の臭いが一寸気になって、ずっと空調のファンを「強」で回していましたが、最後までちょっと気になりました。

また、前回は11nのワイヤレスが安定していて満足したんですが、今回は駄目。アクセス直後は140Mbpsとか出るんだけど、使っているうちにどんどんスピードが下がっていき、こんなことならEthernetのケーブルを持ってくるんだったと後悔。ドングルが必要なのでどうしても面倒何ですよね。今度仕事のマシンがThinkPad T450sに更新される予定だけど、それならI/Oは全て内臓されているので良いんだけど。

朝食付のパッケージだったので、翌日1Fのビュッフェに行ったところ、凄く体格の良い外国人の皆さんでほぼ満席。身長は、多分男性も女性も180cm以上で、体はかなりスポーツで絞った感じ。水着っぽいショーツにランニング姿で、何となくビーチバレーの選手っぽいなとその時は思ったんですが、部屋に帰って調べてみたら、やはり横浜でビーチバレーの大会が開催されていました。多分、その大会に出場する選手達なんでしょうね。ビュッフェの食事以外二も、自前のスポーツドリンクとかプロテインっぽいものとかでテーブルが埋まっていましたから。自分も少し真面目に運動市内とと強く反省。(反省だけ、でまた終わりそう...)

2015年7月27日

墜落事故

調布飛行場で発生した軽飛行機の墜落事故。今のところ、操縦席に座っていたパイロットと同乗者の二人と、墜落された住宅に住んでいた女性の方一人が無くなったようで、なんともやりきれない気持ちです。あの飛行場、アミノバイタルで試合がある時には、試合中に何度も離発着する飛行機を見かけて、飛行機好きとしてはなかなか面白い会場でもありますが、飛行場、アミノ、味の素スタジアム等のスポーツ施設等を除けば、戸建て住宅が密集する住宅街。高速道路も近くを走っていたりする場所(ユーミンの歌にも登場するんですよね、確か)で、確かに立地としてはリスクがある場所でもあります。

もっとも、名古屋の小牧、大阪伊丹、福岡空港など、市街地の真ん中にある空港は他にも存在するわけで、これは浜松の自衛隊基地も同様だけど、元々開けた場所に滑走路を作成しても、時間の経過と共にその回りに住宅が密集してくる訳で、ある意味仕方の無い話。ただ、今回の事故は個人運用の軽飛行機と言う事で、一般の旅客運送用飛行機のパイロットと比べると、事故率は高いと言う事で、今後調布飛行場の存続問題にもなるかも。確かに、自衛隊パイロットにしても、ANAとかJAL等のパイロットにしても、シミュレーター練習とか実際の飛行練習以外にも技能維持に努めているわけで、そういう部分では今回の様な一般のパイロットには不足している部分があるように思います。

これから原因が特定されていくとは思うけれど、残念ながらフライトレコーダーのような記録装置はこの飛行機には搭載されていないそうですね。ただ、軽飛行機に搭乗していた5人のうち3人が救助されて生存しているので、間接的ながらも機内の様子はかなり把握出来ると思うので、是非その経験をこれからの安全対策に生かして欲しいですね。でないと、無くなった3人、特に墜落された住宅で亡くなった女性の方が浮かばれませんから。合掌。

NRT-ORD-CAK (11) - 帰国日(ORD-NRT)

日本行きのANA11便が出るC10ゲートに向かうと、既に搭乗待ちの人でゲート前は一杯。まずはポディアムに行き、CAKで印刷された「これはボーディングパスではありません」と書かれたORD-NRTのチケット控えみたいなものとパスポートを出して、女性スタッフさんに「ボーディングパス印刷して」とお願いすると、"OK"と直ぐに端末を叩いてくれました。で、「荷物を預けているわね。クレームタグある?」というので、それも渡すと「OK、積み込み済みです」と確認してくれて一安心。ボーディングパスも印刷してくれて、これでやっと日本に帰国できます。

ここはボーディングブリッジが2台接続しますが、ターミナル側からの入口も別々。前の方が、First ClassとAMC Diamondメンバー用で、後ろがその他。案内が有り、First ClassとDiamondメンバーはこちらにお並びくださいと言うので、そちらで待って待つこと10分程。ほぼ定刻通り搭乗開始となりました。

「この前(SIN-NRT)はここだったし、今度(NRT-SFO/ORD-NRT)はここだし」と心で思いつつFirst Classのキャビンを抜けて行くと、今回の座席、5Dに到着。前日24時間前のオンラインチェックインの時にはもっと後ろの席がアサインされていましたが、丁度一番前のこの席が空いていたので速攻で変更。コードシェア便は、これだから不便です。

これで後は寝て行くだけなので、ウェルカムドリンクではシャンパンとOJ両方を貰いミモザにしてまったりと。乗り継ぎ客のためか、ドアクローズは15分位遅れ、離陸したのも30分遅れくらいでしたが、それでも成田到着は定刻通りと言う事でした。

水平飛行に入り、食事が始まったんですが、これが今回は大外れでした。アペタイザーは、日系らしい細かなオードブルだけど、私の苦手なチーズにオリーブにレバー系。断ってナッツを貰えば良かったと後で後悔。また、前菜の付け合わせのリーフ類が乾燥していて、これ成田搭載何だろうか。そう言えば、その後の食事で出されたパンも、パサパサで食べられる状態ではありませんでした。往路のパンはしっとりしていて美味しかったのに。復路のメインも、今月搭載しているチリのMontes Alphaを飲みたくてステーキをお願いしましたが、これがなんか焼き方も味も不味くて半分くらい残してしまいました。うーん、ANAだからと期待していたのに...

今回のフライトでちょっと不愉快だったのが、通路を挟んだ左手と、直ぐ隣の右手の男性乗客二人。二人とも、判で押したように前のモニターやテーブルのところに足を伸ばして引っかけて座っているんですよね。特に右手の男性は、裸足でモニター画面にぺたっとその汚い足を押しつけていたりする。丁度私が目の前のモニターを見ていると、右端にその汚い素足が入ってくるわけで、心の中で何度その足をつねったことか(笑)。食事が始まるときに、そんな状態でCAさんが無理にテーブルを引き出そうとしたので、一寸足に当たりそうになったんですが、心の中では、はい、なんで当たらないんだと思いました。また、その後、足でテーブルを押して仕舞って、さらに足で固定用のラッチを捻ったり、その逆で足でラッチとテーブルを操作したり、もう私が親だったらお尻を叩いて押し入れに入れるくらいの行儀の悪さ。ほんと、こういうのが居るからフライトが不愉快になるんですよね。あと、同じならびで私とは反対側右側の窓際に座っていた、やはり男性乗客は、ずっと窓を開きっぱなし。他の窓は閉められているのに、ここだけは開いたままだから、まぶしいことまぶしいこと。日本到着の二時間前くらい、到着前のミールが始まる頃には、この男性氏眠ったのか窓が逆に閉められましたが、その頃には食事をする人が窓を開け始めたので意味ないし。UA当たりだとCAが強制的に閉めさせますし、B787だと自動的に暗く出来るけれど、こういうマナーを知らない人が今回のフライトでは多かったように感じました。日系の気楽さだからなのか、日本人の質が下がっているからなのか、かなり残念なフライトでした。

成田へは、出発が結構遅れたのに予定よりも15分位早く到着。ゲートも51番と入国審査場に近い場所でしたが、丁度中国からの到着便と重なったためか結構混雑していました。51番からだったので、無人化ゲートが近かったので、そのまま無人化ゲートを抜けてバゲッジクレームに行きましたが、予想通りCAKで預けたのでなかなか出てこない。ORDで預けたら、AMC DiamondなのでFirst Classのタグが付いていの一番に出てきますが、それも期待出来ないし。この辺り、もう少し何とかなら無いものだろうか。まぁ、それでも早めに荷物が出てきたから良かったけれど。その荷物は、三井住友MasterCard Platinumの無料宅配サービスで自宅に宅送し、少し身軽になってN'EXの駅へ。後は何時ものように品川で新幹線に乗り換えて、無事に帰宅できました。今回は一眼レフカメラに望遠レンズをずつとデイパックに入れて動いていたので、体力は付いたかもしれないけれど、かなり疲れました。そろそろ無理が出来ない年齢になったなと実感する旅でした。()

2015年7月26日

空からWindows10が降ってくる

今週の最大イベントは、7月29日以降に予定されている、Windows7/8.1対象のWindows10への無償アップグレード。世界的に更新が始まるから、直ぐにWindows10に更新されるわけじゃ無いだろうけど、それでも意図しないときに更新が始まるのも困るし、最終的に更新掛けるにしても、まだまだ先でしょうから、ここの記事を参考にして「更新停止」のレジストリ設定。これで取りあえずは暫く安心して生活できる(笑)。

しかし、空から恐怖の大王が降ってくるのは、1999年のはずだったけれど(マテ)。

NRT-ORD-CAK (10) - 帰国日(CAK-ORD)

長いようで短かった今回の旅行も帰国日。前日、試合のまとめとかで結局ベッドに入ったのは00:30頃。目覚ましは04:00にセットしてありましたが、結局03:30頃には目が覚めてしまい、そのまま起きて出発の準備をすることに。シャワーを浴びて、これからのフライト状況を確認し、メールなどを処理したところで05:00になったのでホテルをチェックアウト。そのまま目の前に空港へレンタカーで向かいました。この時間帯、まだHertzのカウンターは開いていないので、車を駐車場にとめて、鍵と契約書はカウンターのデポジットBoxに返却。実は最初レンタカーを契約するとき、返却日が早朝になるのは分かっていたので確認したんですが、カウンターオープンは07:00から。じゃぁ、前日に返して当日はホテルのシャトルを利用するかと思いましたが、営業所の注意書きで、05:00~07:00は、こういう感じでエクスプレスリターン可能と書かれていたので、それで今回安心して利用することに。こういうところ、ちゃんと実状に即して対応しているところはアメリカらしいですよね。

UAのカウンターはレンタカーコーナーの反対側で、途中早朝から混雑しているDelta等の間を縫って行くと、係員だけでだれも乗客はいない。直ぐにキャリーバッグを成田までチェックインしたんですが、ORD-NRTのボーディングパスは「ORDで堪忍してね」の預かり所。ちょっと面倒です。で、CAK-ORDはTSA✔が使えるので、ここも待ち時間無しで通過。制限エリア内に入ると、まだ早朝05:30頃と言うのに、コーヒーショップとか結構お店が開いていてビックリ。まぁ、1日の本数が少ないから、こういう時間帯から商売しないといけないという理由はあるんでしょうけど。で、到着時同様出発もゲートから外に出て徒歩で機内に入ります。今回私は3Cと言う通路側の席に座っていたんですが、用事を抱えたお母さんが乗ってきて、私の隣にお祖母ちゃんが座るらしく席を替わって欲しいとリクエストされました。狭い席に行くのは嫌だなと思ったんですが、ここで断るのみなんだしと席を交換して後ろに行くと、そこは18Cで非常口の前。足下広々の席で、まぁこれなら良かったかなと。で、定刻通りにドアクローズとなり、思い出深かったカントン(Canton)を出発。いつになるか分からないけれど、またいつか再訪してみたいですよね。

で、予定よりも早くORDには到着。リージョナルジェットなので出発時と同じく到着ターミナルはターミナル2のEコンコース。ここで、来た時に利用したEコンコースのUnited Clubに入ろうかと思ったものの、最後は出発ゲートのあるCコンコースに行かなきゃいけないから、早めに移動しておくことにしました。なんせ接続時間4時間ありますから。Eコンコースを出ると、ターミナルの根本で左折してそのままターミナル1のBコンコースを目指します。で、地下道を渡ってCコンコースに出ると、出発便が接続するC10の直ぐ近くのUnited Clubに到着しました。この前に、一度乗り継ぎカウンターに寄って帰国便のボーディングパスを印刷してもらおうかと思ったんですが、カウンターの男性スタッフは素っ気なく「C10のポディアム(カウンター)に行って」と一言。まだ出発まで3時間以上あるので、まだ前の便の搭乗待ち状態で当然受付もまだなので、そのままUnied Clubに入りました。United Clubの会員でもあるので問題無いはずですが、ここまでのCAK-ORDのチケットのQRコードをスキャンして問題無く入出出来ました。

ここは電源が余り多くないので、最初はこの窓際の席に陣取りましたが、暫くして朝日が入ってきて暑くなってきたので、丁度席が空いた内側のソファー席にその後は移動してメールチェックなどをして時間を潰しました。入出した時には、まだ朝の07:30前でしたが、バーコーナーでは各店飲んでいる人も数名居て思わず私もビールを飲みたくなりましたが、ここで落ちたら帰国できなくなるので、アルコールは搭乗開始まで我慢。コーヒーと氷水で我慢しました。

途中、少し離れたテーブルに居た、多分南米系と思われる男性が、自分のスマホで電話を始めたんですが、これが五月蠅いこと五月蠅いこと。直ぐ終わるかと思ったら、延々と電話で話しをしている。スペイン語かポルトガル語か、そんな感じの言葉でしたが、分かる人が聞いたらプライバー筒抜け状態。結局、20分以上電話してたんじゃないだろうか。そんなこともあったので、少し早めにUnited Clubを出て、出発ゲートのC10に向かいました。(続く...)

2015年7月25日

Hilton Garden Inn Akron-Canton Airport

決勝戦終了が多分22:00過ぎで、さらに翌日は6:30頃のフライトのために、5:00にはチェックアウトしないと行けないという状況のため、決勝戦の前に空港直近のこのホテルへ移動。丁度Hilton系のホテルだったので、Hilton VISA Platinumのステイカウント稼ぎにもなるという理由もありますが。

Inn系のホテルなのであまり期待していなかったんですが、最初に宿泊した同じくHilton系のHampton Innや、その後のSheraton Suiteと比較しても、評価は高かったです。

空港の真正面、I-77に向かう途中にちょっと横道に逸れて入る感じのロケーション。まだ建てられて新しいのか、外観も内部も綺麗ですし、結構余裕のある造りにもなっているので、数日滞在しても十分間に合いそう。前日オンラインチェックインをして部屋まで指定していたので、当日チェックインタイムの15:00よりも早めに入りましたが、「あら、もうチェックイン済みね」と受付のお姉さんに言われて直ぐに鍵を受け取ることが出来ました。

部屋のサイズは殆ど同一の様ですが、キングサイズベッドにソファー、机等配置されて、それでも十分な余裕があります。翌日早朝にでる事もあり1Fの部屋をわざわざ指定しましたが、その為かシャワーの水量も十分で、この旅行で初めて存分にお湯を使うことが出来ました。今回は利用する機会はありませんでしたが、レストランが併設されていて、朝夜と食事も出来ますし、朝食はこの手のInn系では普通に無料で食べられますので、結構お得かも。最初の宿泊先もここにすれば良かったと後から後悔しました。カントンの空港を利用するのであれば、ここを拠点にして周辺を移動するのも良いかもしれませんね。回りには何も無いけれど、空港に行けば食事は取れますし、モールへもフリーウェーのExit2つ分なので簡単に買い物もできますし。
翌朝は、4:00には起きて出発の準備を始めましたが、その時にはすでにチェックアウト用の明細がドアの下に投げ込まれていて、案外しっかりしているなと感心しました。ただ、チェックアウトの時に予備用にもう一枚明細をプリントアウトしてもらうときに、一寸ドタバタしたのはマイナスでしたが。再訪する機会は殆ど無いと思いますが、もしあれが今度はここを拠点にしようと思える内容でした。

NRT-ORD-CAK (9) - MAPS Air Museum

さて、運命の日本 vs. USA対戦の日。しかし困ったことにキックオフは19:00からとかなり時間があります。またこの日は、今宿泊しているSheratonを出て、翌日の早朝出発に備えて空港近くのHilton Garden Innに移動する必要もあります。一度ホテルにチェックインして、夕方に必要な荷物だけ持ってスタジアムに向かうとして、それまでの時間潰しをどうしようかと悩みます。で、Googleで検索したり、ホテルにある観光案内とか見ていたら、どうもAkron-Canton Airport付近に、航空博物館があるようです。しかも、軍用機に特化した博物館らしい。そこで、遅めにチェックアウト下のち、まずはこの博物館へ行き、お昼過ぎに一度スタジアムに行って少し試合観戦(韓国 vs オーストラリア)をしてから、15:00前に今宵の宿であるHilton Garden Innに戻ってチェックイン。その後少し休んでから、夕方再びスタジアムに戻り、日本戦観戦というシナリオが完成しました。

フリーウェーを南下すること30分弱。Akron-Canton Airportターミナルの滑走路を挟んだ反対側に、MAPS Air Museumがありました。実は初日にこの空港到着したとき、遠くにB747が駐機している様子が見えて、何だろうと不思議でしたが、どうやらこの博物館の横に止めてあったものでした。「博物館」と言いつつも建物はハンガーを利用したもの。その中と、外にも10機以上の航空機が展示されています。

"MAPS"とは、Military Aviation Preservation Societyの略で「軍用機保存協会」とでも言うべきでしょうか。その名称の通り、第二次世界他薦頃から近代までの軍用機や戦争関連資料などが展示保存されています。基本的にNPOによる運営のようで、展示だけで無く多分軍関係者だと思いますが、ハンガー内でイベントとかも開催されるようです。屋外展示されている飛行機は、流石にエンジンとか武器類は外されていますが、一部の期待に関しては、操縦席とか内部に入る事も可能で、飛行機好き軍用好きには溜まらないかも。

元々あったハンガーを利用しているのか、この施設用に準備したのか不明ですが、中型機が入るくらいのハンガーに、いろいろな飛行機は勿論、取りだしたエンジンや武器その他備品や装備が無造作に並べられて展示されています。ハンガーの奥には「Hero's Gallery」と書かれた、第二次世界大戦中の写真や装備品が展示されていて、旧日本軍の物やナチスドイツ軍の物も展示されていて、ちょっと複雑な気持ちにも。まぁ、歴史の事実として淡々と展示されているのでまだ良いのですが、「武運長久」と書かれた寄せ書きの日章旗等もあって、対戦後の生まれの私でもやはりちょっと胸に迫るものを感じます。

この日は土曜日の午前中でしたが、結構小さな子供連れの家族連れとか若い人もちらほら見られていて、ちょっと意外な気もしました。
ハンガーをでると、まずはこのコブラがどどーんと鎮座しています。いゃぁ、自衛隊の航空祭でもここまで間近で見学することは出来ないかも。当然ながら、ミサイルポッドは空ですが、鼻先部分のライトとかバシバシ写真を撮影してしまいました。

さらにこの回りには米軍機を中心に実機が本当に無造作に並べられていて、中には操縦席に実際に入る事も出来る機体も。その一つにMig-17とかあるのにはビックリしました。ただ、ある程度整備はしているんでしょうけど、基本野ざらし状態で、冬にはこの辺りは結構雪も降るからでしょうか、中には腐食が激しい物もあり、その辺りはちょっと残念かな。ワシントンの空港横にあるスミソニアンみたいな巨大な倉庫に陳列するにはお金は掛かるかもしれないけれど、もう一寸配慮してくれないと残念です。

この施設、金網で隔てられては居ますが、Akron-Canton Regional Airportとは誘導路で繋がっており、多分ここに運んでくるまでは実際にフライトしてくるんでしょうね。ちょっと知ってて行かないと行けない奥まった場所にありますが、空港周辺の周回道路をぐるっと回り込んで、内側にくねくねと入っていくとハンガーが見えてきます。飛行機好き、軍用機好きのマニアには、なかなか中身の濃いミュージアムじゃないかと思います。当日の朝、偶然発見して急遽訪問した場所ですが、個人的にはかなり満足しました。そのうち、フットボールの殿堂と合わせて、このために再訪しても良いかなと思わせる内容でした。(続く...)

2015年7月24日

多種多様なAndroid

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、みんな違うAndroidの世界って便利なの? という話し。個人的に、今iPhone6とAndroid (Xperia Z3 Compact)を併用していますが、このiOSとAndroidの似て非なる操作感も正直なところ何とかして欲しいところ。くるまで言うと、右ハンドル・左ハンドル以上の差を感じるんですよね。例えばホームボタン、iPhoneは本体中央下部にあり自然に本体を持っている手の親指が伸びるけれど、AndroidのXperiaは右側の真ん中側面にあるので、右手で保持しているときは、左手に持ち替えて操作しないといけません。また、このXperia Z3 Compactの場合、左側面に充電用の端子が設置されているので、物理ボタンは右側面に集約されていますが、その為に左手で保持しているときは片手でも操作出来ないことは無いけれど、右手に持っているときにはダメ。例えば、Suicaを使用して改札を通過して、そのまま電車の時刻を調べよう何て思うと、右手に持って通過したXperiaを左手に持ち替えて操作しないと行けません。勿論、左手に本体を保持して改札にタッチして通過することも可能だけれど、かなり体を捻って端末をセンサーにタッチしないといけません。これ、通勤ラッシュ時なんか結構大変。

そうそう、iPhone6のTouch ID、これもう手放せませんね。親指の指紋を登録しておくと、センターボタンを親指で押して画面を出して、そのまま押しつけておけば自動的に指紋認証されて解除され、直ぐに目的のアプリを使うことが出来ます。Hiltonのアプリなどは、このTouch IDに対応しているのでアプリをタップして起動して、そのまま登録した指を押しつけておけば自動的にログインしてくれるし、この操作感は一度使い始めたら止められません。Androidも同じように画面解除から自動的にアプリ起動・使用まで一連の動作がスムースに遷移できるような仕組みがあると便利なんですが。

閑話休題。Android程狭い世界でなくても、Windowsの世界がまさにそのジレンマと闘ってきた歴史なわけで、だからこそ、Vistaは(性能の問題もあったけれど)回避され、Windows8もMetroでケチを付けた、と個人的には思っています。勿論、新しい技術、新しいサービス、新しいインターフェースを提供することは重要な事で、それはそれで必要だけれど、問題なのは人間というのは一度覚えたことはなかなか手放したがらないと言う事。だから、以前のI/Fと新しいI/Fを簡単に切り替えることが出来、さらにどちらかをデフォルトに出来るような仕組みさえ入れておけば、結構ユーザーは賢く利用してくれるものと思うんですけどね。最近流行の2-in-1タイプのパソコンなんて、クラムシェルの時にはトラディショナルなデスクトップがでて欲しいし、タブレットモードの時にはMetroタイプのI/Fの方が操作性が良いだろうし。Androidに関しても、ベースは同じでそれぞれのメーカーが独自性を織り込めるというメリットも必要だし、とは言ってもデザインがバラバラにならないようなガイドラインも必要だと思うし。例えば、標準モードでは各社同じI/Fあるいは少なくとも基本的な部分では統一したI/Fにし、拡張モードに入るとユニークな設定が可能になるとか。独自性を売り込みたいときには、その拡張モードをデフォルトして、嫌ならユーザーが標準モードに戻せるとか。押しつけるのでは無く、選択の自由をユーザーに与えていくのが、「みんな違う」と主張するAndroidのゴール何じゃ無いだろうか。

NRT-ORD-CAK (8) - Walsh University

前日は疲れがどっと出てダウンしてしまいしたが、ゆっくり休んだ分この日は朝から快調。この日も試合の中日で、午後からは日本チームの練習見学に行く予定ですが、お昼を挟んでそれまではノープラン。一寸調べてみて、このAkronのモール(Chapel Hill Mall)をちょっと見てから、前回訪れたBelden Village Mallの近くにある、The Stripという大型店とレストランが点在しているショッピングセンターに行ってみることにしました。

Chapel Hill Mallは、先に訪れたBelden Village Mallと同じような規模、内容、雰囲気のモール。訪問して15分程で一回りしてしまいましたが、その頃くらいから外が急に暗くなり、かなり激しい雨が降り出します。朝調べた天気予報では、午前中は雨模様だけれど、午後からは雨も上がり晴れてくる、と言う内容でしたが、本当大丈夫かなという雰囲気。さらに、これまでの疲れがまだ残っていたのか、Tシャツ姿で歩いていた自分でしたが、少し寒くなってきました。この後、外で練習を見学する事もあり、何かはおるものが欲しいなと、丁度モールに居ることも有るのであちこちでウインドブレーカーを捜して、丁度手頃なUnder Armorのものがあったので購入。これを羽織ると、寒さも収まりました。一寸早かったんですが、ここのフードコートで昼食も済ませて、今度はCantonまで移動してThe Stripへ。ここはBest Buyとか大型店が並ぶ場所で、それはそれで面白いんですが、買い物の目的を持ってくるには便利だけど長居する場所じゃ無さそう。

予め聞いていた予定では、15:00から練習開始と言う事でしたが、まぁ大学構内でぶらぶらすればいいやと早めに移動することにしました。車を運転して10分程。大学構内の駐車場に車を入れると、予定が変わったのか体育館に移動する日本チームに遭遇しました。ラッキーという事で、そのまま練習見学。1時間半ほど体育館でウォークスルーをした後は、15:30からは外のグランドでプレーの確認です。

このWalsh University、今回の大会参加視野の宿泊施設兼練習施設会場になっている場所。大学は1960年代創設で学生数は3000人弱と言う、それ程大規模な大学ではありませんが、設備はやはりアメリカの大学。自然環境を生かして、充実しています。校舎や体育館がある大学キャンパスとは道路を隔てた反対側に広い屋外設備がありますが、どうも一般の公園と共用しているような感じです。フルサイズの人工芝グランドに、タータン仕様の陸上競技場、テニスコート、さらに今回のチーム練習場にも使われている、天然芝のフットボールフィールドに多目的グランドが何カ所か。日本だと、世ほどの有名校・大規模校で無い限りは、ここまでの施設はないだろうという水準です。

この頃には暑い日差しも戻ってきて、結局モールで購入したウインドブレーカーは、モールでしか着用せず、まぁ買わなくても良かったかなと後で後悔しましたが、この買い物、Platinum MasterCardで購入したので、そのレシートは帰国後にキャリーバッグを宅配するときの無料宅配サービスで使用しましたからまぁいいか。それにランニング用の軽いウインドブレーカーなので、これから外で運動する時にも役立つだろうし。

屋外での練習は1時間半ほどで終了。その後少しアフター練習を見てから、ホテルに戻ることに。そうそう、途中空港のHertzにより、右後ろタイヤの空気圧低下のエラーを見て貰いました。特にタイヤに疵は無さそうなので、エアーを入れ直して、メッセージが消えて一安心。ここからAkronまで20マイル以上フリーウェーを走るので、やはりタイヤに問題が出ていると心配ですからね。

ホテルに戻って、外に出るのも面倒だったので、この日は川の上にせり出したホテルのレストランで夕食を取ることに。翌日の試合終了後は深夜近くに帰宅しますし、その翌日は早朝に空港から帰国しないといけないので、この夕食が最後の晩餐と言う事で、ちょっと料理もワインも贅沢しました。翌日は朝もゆっくり出来るので、たっぷり飲んでゆっくりベッドに入りました。(続く...)

2015年7月23日

NRT-ORD-CAK (7) - Pro Football Hall of Fame

フットボール大会観戦旅行中日、試合以上に重要な目的地の一つが、この日訪れた「フットボールの殿堂(Pro Football Fall of Fame)」訪問です。この日は、まずホテルをチェックアウトして、殿堂を訪問後、Akronのホテルにチェックイン。その後再びCantonに戻ってきて日本チームの練習見学をしてから、またAkronまで帰るというかなり行ったり来たりするハードな予定でした。フットボールの殿堂が朝の9:00から開いているというので、ホテルの朝食をゆっくり食べて9:00過ぎにホテルをチェックアウトして向かいます。

前日訪れたスタジアム手前までは、この日のナビの指示は何故か前日のようにフリーウェーでは無く一般道を利用しての道順が指示されます。まぁ、どちらを利用してもそれ程違いは無いので、そのまま一般道をとことこ進んでいきましたが、それでも9:30過ぎには到着しました。この日は平日だったんですが、もうアメリカも夏休みに入っているからでしょうか、結構殿堂前の駐車場には家族連れが多く訪れていました。

正直なところ実際に訪れた「殿堂」は、予想よりも大分こぢんまりとしたシンプルかな建物。横手に縮小サイズの人工芝グランドが有って、何かフットボールの技術講習会みたいな事をやっているので何となく雰囲気は感じるんですが、ぱっと見た印象はどこかのオフィスビルみたいな感じです。中に入ってUS$24の入場料と駐車場代US$10を払うと、殿堂内探索です。

正直なところ、フットボール、それもNFLに興味の無い人には殆ど無意味な場所ではあるんですが、NFL好きにはもうこれ以上の場所は無いと言うくらいの展示内容。私は、自分自身がフットボールを認識してファンになった要素の一つ、1970年代のMiami DOLPHINS オフェンスの核、RB#39 ラリーゾンカ(Larry Csonka)のユニフォームや当時の写真を見るだけで興奮して満足出来ました。

NFLのフランチャイズでも無い、このCantonに何故こんな殿堂がという疑問も、展示室の最初に説明されています。アメリカでフットボール(American Football)が生まれたのは1880年代と言われていて、その後大学で発達したあと、商業チーム(Pro Team)として、このCantonや隣のAkronのチームが1920年代に活躍したことから、ここに殿堂が招致されたとの事。回りには、CleavlandやPittsburguと言う重工業都市がありますから、当時はかなり工業的に栄えていて、活気がある場所だったんでしょうね。人も多く集まって居たから、こういう興行的なイベントも可能だったんでしょう。

その1920年代のプロフットボール黎明期の話から、今年初めのFall of Fame 2015の選出者の展示まで、約100年間の流れをゆっくりと追うことが出来ます。展示されている内容を見るだけで、何時間でも居られます。唯一残念だったのは、一応カフェコーナーが1F奥にあるんですが、ちょっと自動販売機コーナー見たいな狭い場所で、残念。外も見えるような、少しお洒落な感じで、食事とかも出来るとさらに長くゆっくり滞在出来るんですが。

Super Bowlで優勝チームに与えられる、Lombardi Trophyも感動したけれど、別の場所に今年の春に行われた2015ドラフトのBid Card(指名カード)の各チーム1位指名の実物カードがずらっと並べて展示されていました。見ると、全て手書きで指名やポジション等が書き込まれていて、結構走り書きだったり、ちょっと修正したような後とか伺えて、昨年の映画「ドラフトディ」のドタバタみたいなものが感じられて凄く印象深かったですね。

十分に殿堂を堪能した後、フリーウェーを北上してAkronのホテルにチェックイン。一服した後、再びCantonに戻って日本チームの練習見学をする予定でしたが、ここで時差ぼけやら昨日の試合観戦の疲れやらがどっと出て、どうにも体力・気力的に無理そうなので、このままホテルで休むことにしました。後で考えると、この休憩は正解だったかも。(続く...)

Sheraton Suite Akron Cuyahoga Falls

今回のメインイベントである試合観戦の間には、2日間のインターバルが入ります。その2日間の暇つぶしにどうしようと色々さがした結果、試合会場のカントン市(Canton)から少し離れますが(約25マイル)、ホテル名にも付いているCuyahoga Fallがあり、ちょっと自然景観が良さそうなホテルのようなので予約しました。

ナビに住所を打ち込んで、フリーウェーを北上すること20分ちょっと。指示された出口を降りると、そこはダウンタウンの街中です。ホテルの写真を見ると、緑の森のような中川が流れていてその畔にホテルが立っている構図なので、一寸この回りにあるとは思えません。ナビの指示では直ぐそこにホテル有るとのことですが、そんな雰囲気無いし。仕方が無いので指示は無視して、車を止められる場所を捜して一度停車。もう一度ホテル住所を打ち直して確認しますが、同じ場所です。仕方が無いので、その指示に従ってその場所に行ってみると、イメージは違うけれど何となくホテルっぽい建物が。で、中に入ってSheratonかと聞くと、笑いながら外に案内されて、道の反対側を示しながら「あっちだよ」と言われてしまいました。「GPS?」と聞くので「そう」と答えると、「よくあるね」と言われてちょっとホットします。

確かに道の反対側には"Sheraton"のロゴが付いたホテルサイトにも掲載されている建物が。で、無事にチェックインして部屋に入ったのですが、どうも納得いきません。その後分かったんですが、ここまで利用してきたフリーウェー沿いに、ホテルサイトにも掲載されている川が流れていて、その壁面=フリーウェーの法面が緑の木々で覆われているのでした。ですから、時々高速を走る車の様子が、木々の間から見えたりします。どうも、この川の流れも、どちらかというと人工的に調整されたもののような気がします。

このホテル、"Suite"と言うだけあって、確かに二間続きの部屋でしたが、1番駄目だったのが空調。温度調節は出来るけれど、ファンの調整やエアコンのON/OFFすらできない。もう24時間365日動かしっぱなし状態。最初設定温度に達したら暫く停止するかなと思いましたが、ファンは回ったまま。もうね、五月蠅くて寝付きが悪いこと。さらに困ったのが、Wi-Fiのスピードがめちゃくちゃ遅いこと。最初は接続速度で144Mbpsとか表示されるので、802.11nが飛んでいる事は確かですが、直ぐに11Mbpsとか5.5Mbpsとか、もう何年も見たことの無いスピード表示。この後クラブラウンジやロビー階のLink@Sheratonとか使ってみましたが、余り変わらない状態。いい加減イライラしました。

それ以外にも、古い建物なので設備も古いし、1番困ったのがシャワーの水圧が弱くて風邪を引きそうになったくらい。また2Fにはクラブラウンジがあり、一応24時間オープンしていて、朝(朝食)、夜(オードブル)が出ることは出るんですが、内容は貧相の一言。私も、スタバ印のコーヒーメーカーと、朝はちょっとフルーツを食べるくらいで終わってしまいました。まあ、ラウンジを担当していた若い女性スタッフが若いくて気立ての良い子だったのが唯一の救いでしょうか。

唯一プラス得点を付けられるのはホテル内唯一のレストランでの食事くらい。川の上にせり出した構造になっているので、外が見える席からの景観は抜群。でも川の広さは10m程度なので、京都の「河床」みたいな印象はまったくありませんが。食事とワインは美味しかったです。ただ、価格設定的には少し高めですが。一応観光地だからなのか。

帰国後ホテル滞在のアンケートが送られてきたので、自分には珍しく酷評しておきました。今回Sheratonのステイカウント稼ぎもあり選びましたが、正直なとこ「失敗した」という印象でした。

2015年7月22日

NRT-ORD-CAK (6) - Japan vs Mexico

到着翌日、滞在2日目のメインイベントは、ここカントン市(Canton, OH)で開催されている第五回IFAFシニア世界選手権、通称ワールドカップ観戦。この日は大会全体で第三試合、準決勝戦がおこなわれる予定で、当然日本vsメキシコ戦観戦です。キックオフが15:30からとゆっくり出来るので、朝ゆっくりとホテルを出ると、ホテル近くのモールで時間を潰すことに。

このモール、"Belden Viillage Mall"は、調べた限りではこの付近でほぼ唯一と言って良いモール。規模は2F建てのデパートが三つありますが、小規模なかつ古いタイプのモールで、入って15分で完了してしまいました(笑)。まぁ、フードコートもあったので、暫く時間潰しは出来ましたが。いずれにせよ、買い物する機も無いし、買い物したいお店も無いので、お昼前には早々に会場となるスタジアムへ移動してしまいました。

モールからスタジアムへはフリーウェーの出口1つ分。あっと言う間に到着です。この日は朝からじりじりと暑い日差しが照りつける天候で、多分90F近くはあったと思います。ちょっと今回はスタッフのパスを某関係者から頂いていたので、スタジアムのメインビルに入ると、中はそこそこ空調が効いていて快適。暫くここで、先に行われているオーストラリアvsブラジル戦を観戦。

最初にオーストラリアがあっと言う間に2TDを奪い、こりゃワンサイドゲームになるかなと思ったら、そこから一気に凡戦に(笑)。その後ブラジルが1本返して、結局最終スコアは16-8という、最初のオーストラリア2TDは何なんだという内容でした。

今回は、1日に3試合開催されて、1試合目が12:00から、2試合めが15:30から、そして最後3試合目が19:00からと、3時間30分間隔でスケジュールが設定されています。試合は1Q=12分正式計時で、ハーフタイムは15分なので、試合時間は大体2時間30分位。試合と試合の間1時間の暇つぶしが問題になりそうです。

日本のチームがグランドに出てきたので外に出て見ましたが、まだまだ暑い。そんな中、日本チームは初戦のアメリカ戦で大差で破れたものの、この試合に勝てば再び決勝戦で優勝をかけてアメリカと対戦できます。

メキシコとは結構日本は因縁が有り、第1回大会で決勝戦を戦ったのはメキシコですし、第4回大会で3位決定戦で戦ったのもメキシコ(日本が3位、メキシコ4位)でした。ここまでシニアチームでは日本に僅差で敗れ続けているだけに、この試合では打倒日本という強い気持ちに溢れているはず。

そんな思いでキックオフされた試合を見たんですが、もう序盤から力の差は明らか。この大会、打倒アメリカを目指して、これまで以上にスキルと練習でシステムを磨き上げてきた日本チームの力のほうが、一段も二段も上でした。ただ、アメリカチーム並のサイズとパワーのあるメキシコに後半力負けしてTDを許してしまったのは不安材料でしたが。しかし、あのサイズ差で日本チームもよく頑張るなぁと感心してしまいました。ほぼ完勝という内容に満足して、帰路についたのでした。(続く...)

レンタカー、あれこれ

今回の旅行中、公共交通機関が無いに等しいので、久しぶりにレンタカーを借りました。Hertzの#1 Gold会員なので、最初それで予約をしていたんですが、ANAのSFC (JCG Gold) Cardや、結構色々なところでHertzの割引キャンペーンを見るので、それで試しに計算してみると結構安いレートが出てきます。

#1 Goldのケースだと、ベースの車種がミッドレンジクラスで、これに保険等を付けてUS$480位。これに現地のチリが不案内なのでカーナビ(NeverLost)を付けると+US$60位で、トータルUS$540ちょっとです。で、試したもののうち、ANAのSFCカードでのキャンペーンを適用すると、ベース車種がフルサイズと少し大きくなるのに、トータルコストはUS$380位。これにカーナビを付けると、#1 Goldの時よりは割高で+US$85となり、それでもトータルUS$460ちょっとと、US$80位安くなります。

実は最初、今回はホテルと会場などとの単純な往復になりそうなのでカーナビは不要、あるいはiPhoneのアプリを入れれば良いかなと思っていたんですが、iPhoneアプリは試しに使ってみたら慣れないのも有りどうも不便。あと、iPhone固定用の台とかも持参しないといけない。Hertzのカーナビは以前も使ったことがあるので、やり方は慣れています。また音声ガイドが付いているので「出口まで何マイル」とか「左に寄れ」とかというガイドが、結構便利です。そう言うことで、カーナビ込みの料金で有利なANA SFCカードで今回は予約しました。

実際に空港にお昼過ぎに到着し、預けた手荷物をピックして、その直ぐ後ろのHertzのカウンターで予約書を出してレンタル開始。どうもカーナビ付の車はSUVタイプしかこの営業所には無いようで、結果的にグレードアップされたんですが、出された見積書はUS$650近くになっています。慌てて「予約時はUS$450だったから、+US$200のコストアップは受け入れられない」とクレームすると、「なるほど」と予約書を見ながらターミナルを叩いて新しい契約書を作ってくれました。で、内容は元の予約書と一緒、車種もSUV(日産のPATHFINDER、日本で言う「ムラノ」)とさらに大型化。まぁ、SUVは自宅でも乗っているし(ハリアーですが)、良しとして車をピックアップしました。

このPATHFINDER、室内もゆったりしていて内装は良かったのですが、アクセルとブレーキペダルの踏み込みが甘くて、それが最初慣れなくてフラフラしながら運転するはめに。それと、4日目に運転中に突然「右後輪の空気圧が下がっている」エラーが表示され、夕方Hertzの営業所に寄って見て貰ったんですが、特にタイヤに疵とか無くて空気を最重点してエラーは消えたんですが、その翌日帰国前日にも同じエラーが再発。ちょっと品質的に大丈夫なのか心配になりました。あと、カーナビのNeverLostですが、結構気温が上がった直射日光が厳しかったせいか、使っているうちに画面が更新されなくなって焦りました。

今回久しぶりの左ハンドルと言う事で最初運転が不安でしたが、日本でも結構運転するようになっていたので、余り違和感無くハンドルを握ることが出来ました。方向指示器とワイパーレバーの間違いも一回だけだったし(笑)。大都市のダウンタウンなんてまだ運転出来ないけれど、今回くらいの田舎での運転だったら何とかなりそうです。また、日本に戻ってきて、また右ハンドルに戻って運転をしていますが、今のところ逆走することもなく、何となく自分の中では右・左ハンドルの切替は出来たみたい。今度はグアムに行ったときに車を借りてあちこち移動してみようかと画策しています。

Hampton Inn & Suites Canton

翌日に第五回のワールドカップ観戦を控え、試合会場の「プロフットボールの殿堂」にもアクセスしやすく、空港からもアクセスしやすい場所という事で何カ所か捜して決定。Hilton系のホテルと言う事で、Hilton VISA Platinumカードの年間10滞在目標にも貢献するだろうし、ということも。

ホテルは一寸分かりにくい場所にあり、最初は道に迷いました。USのフリーウェーに所々ある、長距離移動者用の宿泊施設といった感じ。同じ場所に、他のブランドのホテルも含めて5~6軒集まって居ます。また、1ブロック離れたところには、この周辺で唯一のショッピングモールも有り、買い物なども便利かも。そのモール周辺にも、Holiday-Innとか喧嘩価格帯のホテルが密集しています。

外から見たら結構綺麗な建物でしたが、内部は一寸老朽化が進んでいて古い設備。電子レンジと冷蔵庫があるので、仕事なんかでちょっと長期滞在する分には良いのですが、セキュリティボックスは無いし、シャワーも弱いし。正直、最初の一晩で「失敗したかなぁ」と。これで一泊US$150位しますからね。ちょっと納得いかないけれど、やはり場所代でしょうか。まぁ、最初のHampton Inn宿泊でしたが、次は無さそうです。

2015年7月19日

NRT-ORD-CAK (5) - Canton到着

ここの所、国際線はANAに浮気している私。フルフラットシートに関しては、UAの方が個人的には好みですが、それ以外の部分はやはりANAに軍配が上がるかと。ただ、ANAの機内食メニューは色々豊富なんですが、結構私の苦手なものが多かったりして、実は選択肢はそれ程無いとも言えますか。

今回はワインで飲みたい銘柄があったので、自分としては珍しく洋食のステーキをリクエスト。前菜の4品のうち、2品が苦手で、それ以外の一つ、サーモンの昆布巻きみたいなものもワインと合わず失敗しました。ステーキも、お肉は美味しく完食しましたが、付け合わせの野菜(蕪、ジャガイモ、ニンジン)は、食べきれなくて残してしまいました。その後、デザートは断り、ジンリッキーとナッツをお願いしたんですが、やはりこのフライトのCAさんもジンリッキーは知らないようで、レシピを伝えて作ってきてもらいました。この時、炭酸の缶も一緒に持ってきて、多分濃さを調節せよという事なんだろうけど、今度はジンライムを作ってもらい、それを残りの炭酸で割って飲みました。この後はいつものように爆睡モード。途中、豚骨ラーメンの焦げたような匂いで目が覚めましたが、そのまままた眠りに入り、到着前の機内食配布の時に起こされ、後はそのままORD到着まで2時間ビデオを見たりして時間を潰していました。
ORDへは早朝の到着となるので、いつも混雑している入国審査も5~6人待ち位で通過出来ます。ここから乗り継ぎでCAKに向かうわけですが、通関のブースを出て一度ピックアップした手荷物を再度預け入れ、国際戦ターミナルから国内線のターミナルへ向かいます。ここで、AT&TのSIMを入れているiPhone4sの電源を入れて、UAのアプリからORD-CAKのボーディングパスを呼び出します。成田で、NRT-ORD-CAKのパスをもらっていますが、ANAの発券なのでORD-CAKのパスにはTSA✔が付いていないんですよね。そこでUAから呼び出すと、ちゃんとTSA✔マーク付のQRコードが出てきました。さらに、搭乗ゲートがF14と表しれされています。C/DならUA専用のターミナル1ですが、FとなるとDLとかも入っているターミナル2になります。そこでターミナル2でシャトルを降りて、無事にTSA✔でセキュリティを通過し、さて、ここにUnited Clubがあったかなと思ったところで、United Clubへの指示看板が目に入りました。ここ、最近出来たのか、凄く綺麗で広さもあって、かなり気に入りました。C/DコンコースのUnited Clubもこうなっていたら嬉しいけれど...
CAK行きのフライトは、ERJ-145と小型ジェット。出発予定時刻は10:45なのに、搭乗開始時刻は10:15とやけに早く設定されています。念のため10:10頃にはゲート前に行ったんですが、その時には既に搭乗が始まっていました。どうも、手荷物が機内のビンボックスに入らないお客さんが多いので、ドアサイドで預かり、それを荷物室に入れる作業が時間が掛かるので、それを見込んでの設定のようです。私のディパックは何とか機内に収納されて一安心。

ORD-CAKのフライト時間は57分。ほんとあっと言う間です。ORDでは、一応リージョナルジェット用のFコンコースからボーディングブリッジで搭乗出来ましたが、Akron-Canton Regional Airport(CAK)では、沖止めというか、ゲートの目の前留めという雰囲気。いつも思うんですが、悪天候の時にはどうするんだろう。この後、手荷物を受取、今回久しぶりにレンタカーを借りて移動するので、バゲッジクレームの直ぐ後にあるHertzのカウンターで予約票を見せて車を借りて、まずはこの日の宿泊場所となるホテルへ移動しました。(続く...)

2015年7月17日

The Strings Hotel Tokyo

何年ぶりだろうか、本当に久しぶりとなる品川駅近くのThe Strings Hotel Tokyo。調べてみたら、2013年年末のUS旅行の帰国日に宿泊しているようです。品川駅からコンコースを移動して、外に表示されている「ホテル入口」の指示には従わず、その横の入口からはいって、エスカレーターで26Fへ。今回も、IHG系のポイントを消費するために、特典宿泊です。それでも、Platinum Ambassadorと言う事で、部屋のグレードは一つあげてくれたようですが。

夕食をどうしようか迷いましたが、結局品川駅ビルのアトレへお土産を買いに出たついでに、その上にあるレストラン街の中のイタリアンっぽいお店で軽く食べることに。しかし、ここ、前菜をまだ食べている間にメインのお皿を出してきたりと、ちょっと失敗でした。その後、26Fのレストラン内のバーコーナーで少し飲んだんですが、2杯目のソルクバーノはステアしていないのか、最初はアルコールがキツくて、最後はグレープフルーツジュースが残るような状態。さらに3杯目にシーブリーズをオーダーしたところ、ロングスタイルのグラスにたっぷりと作ってきて、しかもこれもステアしていないような状態で、結局半分以上残して部屋に戻りました。ANA系列のフラッグシップホテルだと思うのだけれど、以前と比べて高級感というか不可価値観が減った気がします。さて、次はいつ利用するのだろうか...

NRT-ORD-CAK (4) - 出発当日

前泊した翌日。本当はゆっくりしたいところですが、7:02か7:18品川発のN'EXを捕まえたいので、いつもと同じくらいに目を覚まし、出発の準備をします。朝食は、丁度ホテルのウェルカムフルーツがあったので、その中からバナナを日本食べて終了。まぁ、駅で何か買えるだろうと思ったんですが、朝の出勤ラッシュ時間帯でとてもそんな余裕は無く、結局何も買わずに当初予定をしていた7:18発のN'EXに乗り込みました。ここから成田空港まで80分程、うつらうつらしているうちに到着です。

成田空港に到着したところで、まずはAMC Diamond向けのZカウンターへ。ここでキャリーバッグをCAKまでチェックインし、さらにどうもよく分からない予約内容を確認して発券をしてもらいます。結果、問題無くNRT-ORD(ANA便)とORD-CAK(UA便)のボーディングパスをもらったんですが、ここでカウンターのGSさんに、以前はコードシェア便でもANAの運航便ならAMCに入ればANAの便名が表示されて、事前に搭乗者情報等が入力出来たのに、今回はUAの運航便名でANA側予約も設定されているので入力出来ないことを尋ねると、最近は予約した航空会社の便名が入るとのことで、それ故搭乗者情報等が入力出来なくなっていることには驚いた様子でしたが。確かに、それはそれで理に適っているとは思うけれど、一寸不便ですよね。結果的に1日前に飛んでくるオンラインチェックインのメールに書かれたリンクから入ると、搭乗者情報や米国での滞在先、さらには座席指定も可能でしたが、やはり直前まで何も出来ないは不便です。これからコードシェア便を予約するときには一寸考えることにします。

その後、保安検査場を抜けて、出国審査も直ぐに通過。この日のORD行きNH12便は42番ゲートからの出発ということなので、ぐるっと反時計回りに南ウイングを回り込んでANA SUITE LOUNGEに入室し、やっと一息付けました。ここで、まずは朝食をある程度入れておきたいので、一通り野菜系を中心に摂取。胃袋が少し満たされたところで、白ワインをちびちびと飲みながら、暫くネットにアクセス出来なくなるので会社のメール処理などをしていました。

途中、私の前に座っていた男性が、突然は行ってきたANAの男性係員から「xxx様ですか」と確認されて、慌てて二人で出て行きました。どうやら時間を間違えていたのか、この人あわやNo Showになりかけたようです。
搭乗開始時刻前になったので、ラウンジを出て、3Fに降りたら直ぐそこが42番ゲートです。この日は10:15搭乗開始、10:45出発の予定でしたが、機内整備のためということで10:15から10分以上遅れての搭乗開始となりました。ドアクローズもそれに合わせて遅れたので、乗り継ぎ時間が2時間と結構ギリギリなので焦りましたが、逆にフライト時間は10時間50分と予定よりも30分位短く、従って到着予定時刻も、予定よりも20分位早くなりそうとのアナウンスがありホットしました。

このフライト、最初に書いたように予約レコードに直前までアクセス出来ず、したがってチェックインした時の座席指定はビジネスコンパートメントの一番後。ORDでの乗り継ぎもあるので、出来るだけで安い前の左側の席をと探して、運良く11Dが開いていたので速攻で移動させました。ただ、この席、座席が通路側になっているため、この登場時間の間続々と乗り込んで来る乗客の皆さんの鞄が当たるのが難点。丁度CAさんがAMC上級会員用の挨拶を私にしているときにも、横を通った女性の鞄が私に当たり、CAさんが「あっ!」と声を出しましたが、出来ればスタッガードタイプの座席は通路と座席の間にテーブルがある隔離された位置の方が良いですよね。定刻より少し遅れましたが、成田を離陸して、一路シカゴを目指して出発です。(続く...)

ANAシドニー線開設

ANAが12月11日から、羽田-シドニー線を新規開設するというニュース。全然知りませんでしたが、羽田を夜の10:00台に出発して、シドニーには翌日の朝9:00台に到着。帰国便は、シドニーをやはり21:00台という夜遅い時間に出発して、羽田空港には早朝の5:00台に戻るというスケジュール。使用機材は新鋭のB787-9を利用して、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの2.5クラス。ビジネスが新造機だけあって、スタッガートスタイルの座席なのは助かるかも。往路復路どちらも寝て移動する事が中心になりますからね。ライフラットタイプの座席では厳しいかも。

これまで南半球には旅行したことが無く、そのうち値段的に安そうなタイ国際航空辺りのバンコク経由便でオーストラリアかニュージーランドには言ってみたいなと思っていましたが、スタアラのANAが直行便を飛ばすとなると、一度くらいは利用してみたいですね。季節が逆になるので、日本の冬に暖かいオーストラリアの夏を経験するのは、丁度冬にハワイへ行くようなものだろうか。ハワイよりも良さそうなのは、北半球・南半球の違いから季節はひっくり返りますが、時差は確か1時間とか2時間程度で、時差ぼけしないのがハワイ旅行よりも大変助かるんじゃ無いだろうか。

で、料金はどのくらいかと試しに調べてみたらビックリ。ビジネスクラスでも100万円とか言う価格が表示されます。でも内容を見てみたら今回の経路では無く、HNDからSFOに飛び、そこからYYZに移動して、そこからACのフライトでシドニー(YQYの方)に移動するというなんとも遠回りな経路だからのようです。まぁ、常識的に考えて、HND-SINが20万円台ですから、25~30万円位の間かな。イメージ的には、TYO-SFOとか-LAX位の距離感なんでしょうか。まぁ来年何かのチャンスがあれば、一度くらい利用してみるのも良いかも。

2015年7月14日

Japan vs USA (2)

うーん、前半はそれなりに良い試合展開だったので後半に期待したのですが、ハーフタイムで日本のディフェンスを研究してきたなと言う印象。特にランプレーにはかなり日本のディフェンスは振り回されましたね。あと、3rd down conversionを決められて、折角1st/2nd downで良いプレーをしているのにそれが生かされなかった印象です。

日本のオフェンスも後半リズムを取り戻した幹事がありましたが、やはりUSのディフェンスもアジャストしてきて厳しい展開になりました。日本を出発する前に、USのディフェンスは日本のトップクラスのチームのさらに一歩先にあるというようなことをQBの高田選手や加藤選手が言って居ましたが、その「一派」の歩幅が予想よりも広かった感じですね。

これである意味予定通り、次はMexicoとの対戦。こちもサイズもパワーがあるだけに厳しい試合になりそうですが、今回のUS戦の反省を確認すると言う意味では丁度良い相手じゃ無いだろうか。そこで反省点を確認して、それを元に、もう一度18日にUSに向かって、今度は勝利して欲しいですよね。

しかし、QB高田選手が出場しなかったのはちょっと疑問。故障だろうか。確か隠れ3rd QBの#19永川選手がちらっとQBででたシーンがあったんですが。まぁ、詳細は現地で確認という事で(えっ?)

NRT-ORD-CAK (3) - 出発前日

さて、いよいよフットボールの聖地、オハイオ州カントンへの出発。今回は成田の午前便利用なので、都内で前泊することに。ちょっと勿体ない気もするんですが、どうせ年末最後には余る有休でもあるし、1日ゆっくりするのも良いかな、と。いつもと違いゆったりと自宅を出発出来るのですが、今回はデジタルカメラ一式等持ち物が多いため、いつも利用しているキャリーバッグに、それくらいの大きさの先日購入したTHULEのデイパックという陣容です。最初は自宅から徒歩5分位のパス堤からバス利用で駅に移動するつもりでしたが、結局THULEのバッグが10kgまで膨らんでしまったので、これは体力気力が持たないと判断して、自分にしては珍しくタクシーを利用して駅まで移動することにしました。

地元の私鉄遠州鉄道系のタクシー会社では、田舎にしても珍しく独自のインターネット配車システムを数年前から導入していて、GPSと地図を組み合わせてピックアップ場所を指定して日時などを指定すれば、ワンタッチで配車してくれます。全国的なシステムにも同じものがあり、こちらは予めクレジットカード情報等登録しておくと、料金精算まで自動的に行われる優れものですが、流石にそこまでは出来ない(やっていない?)用です。ただ、このアプリ、遠鉄タクシーの他に、東北の事業者と鹿児島の事業者でも使えるようで、共同開発だろうか。しかも、iOSとAndroidそれぞれのバージョンが提供されています。

自分の電話番号を登録する必要があるので、ビジネス用のiPhone6から先ずは予約を実行してみました。アプリの使い勝手でいくつか「???」なところはありますが、まぁ操作性は悪くありません。で、ピックアップ場所と日時を指定して予約ボタンをクリックしたら、暫くビジー状態になり「センターにトラブルが有ります。後でやり直してください。」と言われてしまいました。30分位して再度試してみてもダメ。ここでふと思いついて、Xperiaで同じように試してみました。操作系はほぼ同じで、同じピックアップ場所に同じ日時で指定して予約すると、こちらは直ぐに「配車完了」のメッセージ。うーん、MVNOのSIMだと為なんだろうか。そう何度も利用するサービスでは無いけれど、また機会があったら試してみたいと思います。

この予約、朝の7:00頃に実行して、ピックアップは11:30の予定にしました。ところが、5分前になりピックアップ場所の自宅横の道沿いにそろそろでようかと思ってドアを開けたら、そのタクシーが自宅の敷地に入ってきていました。うちは、所謂旗竿敷地で、かなり解りづらい場所にあり、タクシーや宅配のドライバーさんは、いつも電話で場所を説明しないとなかなか解らない場所。だから、わざわざ道沿いを指定したんですが。で、ドライバーさんは「遅れて済みません」言うのですが、まだ11:30前です。で、ドライバーさん曰く、配車センターのシステムトラブルでどうも予約がちゃんと伝わっていないようで、それで早めに来たらしい。うーん、運が良かったのか、一寸このアプリ大丈夫だろうか。地方の一私鉄企業が利用するには、ちと荷が重いのか(笑)。

そんなこんなでちょっとドタバタしましたが、20分位で浜松駅に到着。丁度お昼前なので、駅近くのお店でランチを食べて構内へ入稿。品川までは、これも急ぐ旅では無いので、EX-ICでひかり号グリーン車の「早割」を購入してあり、2時間ほどまったりと車内でウトウトしながら移動しました。いゃ、この日の浜松30度以上、都内は35度以上という猛暑。タクシー移動で正解でした。こだま号を待つほんの数分も、熱風でクラクラしましたから。

定刻通り品川駅に到着すると、この日前泊するThe Strings Hotelへ移動。チェックインタイムの15:00少し前でしたが、問題無く部屋は準備されていてました。今回は、余っているIHGのポイント利用の宿泊ですが、空室が有ったと言う事でグレードも一つアップしてくれました。まぁ、寝るだけだからあまり変わらないけれど。この後、部屋で涼みながら仕事のメールなどを処理し、夕方少し涼しくなってから品川駅の駅ビルに入っているお店でお土産などを少し調達。丁度夕方の退社時刻なので、凄い人の流れにビックリしました。まぁ、私の会社も横浜のオフィス街にあるから、朝夕の通勤時間帯は凄い混雑だし、そこに横浜と言う事で観光客も加わり混雑度は凄いけれど、何て言うのか移動する人の流れと迫力はこちらの方がありそうな雰囲気です。

その後、駅ビルアトレ4Fのお店で軽く夕食を摂り、まだ少し早かったのでホテルに戻ってから26Fのバー(The Dining)でもう少しアルコール注入をしてから部屋に戻りました。翌日は朝早くだけれど、07:18品川発のN'EXを利用するので、07:00にはチェックアウトが必要です。いつもよりゆっくりとして06:00に起きれば間に合うけれど、少し余裕を観て05:30に目覚ましをセットし、荷物類を再度パッキングをしてから就寝しました。(続く...)

2015年7月13日

Japan vs USA

いよいよ始まった、Japan vs USA。1Q終了時点で、USAに1TD(+2pont Conversion)先行されるものの、ディフェンスは互角。オフェンスのリズムが生まれれば、十分に勝機有りだなぁ。

子供をだしに使う

横浜の中学校が予定している、富士演習場でおこなわれる陸上自衛隊の総合火力演習の予行演習見学を巡って、市民団体が見学中止を要求しているという記事

すでに何度か実施済みの行事であり、しかも保護者が同意した希望者から抽選して参加するもので、横浜市の教育委員会も問題無しと行っています。ところが反対する市民団体は、

「自衛隊に関する意見が分かれている中、社会経験も知識も不十分な子供の心情を引っ張るような教育は正しくない」

と言って反対しているそうな。でも、言っている側の団体やそれに近い団体が「戦争反対」とか「原発反対」とかその他とても子供に聞かせられない様なスローガンの元にデモとかするときには、ちゃっかり子供を連れてきていて、その子供達をだしにして自分達の主張を強調するわけです。確かに「この子供達の未来に関係する」というのは正しいとは思うけれど、それならば「社会経験も知識も不十分な子供の心情を引っ張るような行動は正しくない」と言われたらどうするんだろうか。

一つのことを判断することは簡単に決まることもある誌難しいこともありますが、何れの場合にも先ずはリスクゼロという事は有り得ない。そのリスクと得られる利益の大きさを天秤に掛けて、是非を決めるべきだけど、人間の判断することだからどうしても心情的な要素がバイアスを掛けます。その中でも1番心情的に弱い子供を利用するというのは、やはり方法論としてどうだろうか。「子供を守る」という事は、子供を危険な場所に行かせないと言う方法もあるけれど、迫り来る危険を回避する・防ぐと言う事もあるはず。単純に感情で判断出来るものでは無いはずなんですよね。と言うか、こういう人達って言うのは、そう言うこととは無関係に、単に「手段」として利用しているだけだから、そこまでの考えはないんだろうけど。

2015年7月12日

NRT-ORD-CAK (2) - 出発準備

いよいよ迫ってきたフットボールの聖地、カントン(Canton)への旅行。前回色々悩みましたが、結局米国国内線の取りやすさから、UAのサイトからANA運航のNRT-ORD(NH12/NH11)と、ORD-CAKのUA便という単純往復で予約することに。一つ困ったのは、12日に予定されている日本の初戦(vs USA)から観戦しようとすると、遅くとも前日の11(土)に出発しないといけないのだけれど、そうなると週末便ということで価格が一気に跳ね上がること。また、仮に12日の試合を観戦したとしても、試合は3日に一度の割合で開催されるから、3試合の間2日+2日と4日間も予定の無い日が出来てしまいます。1日はフットボールの殿堂見学、1日は買い物で潰すとしても、残り2日間の予定が埋まらない。それ以外にも、家庭の事情などもあり、結局日本発は日本の2試合目の前日14日にして、決勝戦が終了した翌日19日にアメリカを出発して20日の海の日に戻ってくることにしました。これなら平日料金となり当初の予算内に入ります。

ただ問題は、14日のNH12(UA7939)便は成田を10:45に出発する午前便。浜松から当日向かうとすると、浜松発1番列車のこだま号(6:18発)あるいは朝一のひかり号(6:54発)を使えば、品川発8:19発の成田行きN'EXに連絡して、9:29には成田空港に到着。間に合うことは間に合いますが、かなりギリギリです。チェックインする荷物もあるので、折角のラウンジでゆっくりする時間も含めてもう少し余裕を持って空港に行きたいところ。そこで、火曜日出発ですが有休を月曜日~取得して、月曜日のうちに都内に移動して、火曜日の早朝のN'EXを捕まえて移動することにしました。

となると、品川、あるいは東京駅付近でアクセスの良いホテルが良いなと捜したんですが、SPG系は無いし、Hilton系はConradしかない。そこで思いついたのが、品川駅にほぼ直結しているThe Strings。IHG系は、まだポイントもかなり余っているので50,000ポイントで予約しました。これで7:18品川発のN'EXを捕まえれば、8:37に成田に到着するので9:00から10:00頃までラウンジでゆっくり出来ます。

後は現地でのホテル。最初に11日出発の予定でホテル予約を入れていましたが、到着日と帰国前日を空港直近のHilton Garden Innを予約して、その間は2日単位でホッピングする予定で役を入れていました。結局11日と12-13日の予約をキャンセルして、残りは当初の予約通りに14-16日、16-18日、18-19日と2泊、2泊、1泊のパターンにしました。日本出発が午前便になったので、シカゴで乗り継ぎカントンに到着するのは午後の1:30頃。まだ十分明るいので、最初のホテルは空港から少し離れていますが多分大丈夫でしょう。

さらに、今回は車移動が大前提になるのでレンタカーも手配。久しぶりにHertzのサイトにアクセスして予約をしました。田舎なので営業所があるか心配でしたが、流石Hertz、空港にも市内にも何カ所かあるようです。で、最初は何時ものように#1 Club Gold メンバー (今は、Hertz Gold Plus Rewardですか)で一度予約をしました。その後しばくして、ANAのSPCで作ったJCB SFCカードでもHertzの割引サービスがあるようなので、これで再検索してみました。すると、最初の予約よりもUS$100位安く予約できそう。と言う事で、予約もJCB SFC Cardへ変更しました。最近は色々なサービスやキャンペーンがあるので、上手く利用すれば得するけれど、そこまで捜して気がついて処理するのが大変ですね。

さて、これで準備万端、試合観戦を楽しみましょうと思って居たんですが、諸般の事情から現地で日本チームの写真撮影をすることに。となると、流石にコンデジで撮影するのは無理があるので、いつも使っているデジタル一眼に望遠レンズさらには一脚とか持参しないと行けません。これをチェックインバッグに入れるわけにはいけないので、新しくカメラバッグも購入しました。これまではf.64のショルダータイプを使用していましたが、流石にくたびれてきたので買い換えようと思って居ましたから、丁度良いタイミングかも。色々調べて、今回バックパックのものにしました。出来るだけ重さを分散しないと、もう体が持たない(苦笑)。で、デザイン的にも気に入って、カメラ以外にも短期の旅行用バッグにも使える、このTHULEのバッグにしました。した半分にカメラスペースが有り、何時も使っているCanonの100-400mmに標準ズーム、カメラボディ1台が入ります。今回は何時ものように2台持ちなんてとても無理なので、本体は1台にレンズを望遠と標準の2本持参して取り替えて利用することに。後は、バックアップで何時ものコンデジも持参することにしました。予想以上の大荷物になってしまった。(続く...)

2015年7月11日

WeChat決済

このWebChat決済、昨晩テレビ(WBS)で放送していたのもたまたま見たんですが、顧客が自分のスマホで決済用のQRコードを表示させ、それを店舗側のiPadで読み取るという簡単な手順が良いですよね。もっとも、QBコードの読み取りだけなら、別にiPadでなくても、店舗側でもスマホで構わない気がするけれど。

日本だと先にFeliCaが電子マネー、電子決済の道を開いたので、どうしてもそちらの方向に行きがちですが、QBコードを上手く利用すれば、情報量も盛り込めるし端末に対しての要求項目も無いし、導入する店舗側にしても専用の端末を使用しなくて良い手軽さもあるから、Win-Winの関係が見事に成立しています。

私も、ANAに搭乗するようになってEdyを利用した電子搭乗券が便利だなと思ったんですが、同時期にUAも同じような事をやり始めて、こちらはPassbookを利用したQRコードでの利用なんですよね。航空会社が発行する電子搭乗券だけだと、正直必要な時にアプリを起動して選択したりとか、一寸使い勝手が不便ですが、そこにPassbookようなさっと選択表示出来るアプリが一つ噛み合うだけで、凄く利便性がアップして実用度が向上します。こういうスキーム作りが、売れるサービスの肝なんですよねぇ。

で、WebChat決済ですけれど、これから増加するであろう中国からの観光客向けには有利な武器になるかも。少し前だと「銀聯カード」っていうのが集客の武器でありましたが、それに変わるものになりそう。ただ、問題点もあって、銀聯カードは日本人も取得して中国で利用する事も可能な双方向性が有りますが、WebChat決済は中国でのアカウント獲得とか、多分今のところ中国語だけだろうから、日本人が日本国は勿論中国国内で利用するにはハードルがかなり高い。あと、店舗側してみれば、確かに決済用の端末導入のコストや手間は少ないとは言え、やはり専用の端末を準備する必要があるわけで、そうなるとそれなりに中国人観光客の来店が見込める店舗や地域に限定されるでしょうね。

あと、与信枠はどれくらい取れるんだろうか。「爆買い」がニュースになる人達なので、1箇所の買い物で何十万円何て言うのはざらだと思うけれど、それを1日に何度も実行されても大丈夫なのだろうか。多分中国国内では、少額決済から中額決済、数千円から数万円程度までを想定しているんじゃ無いだろうか。その当たりの運用方法も、これから課題になるかもしれませんね。

広げる新聞紙

久しぶりとなる「金曜日の新幹線」シリーズ。先週末はちょぃと旅行に出ていたので、二週間ぶりの出社。でも、朝、羽田まで出たときには新幹線に乗車しているか。

さて、何時ものように駅構内のスタバで朝食を購入し新幹線へ。事前に確認したシートマップでは隣席も埋まっていたんですが、浜松を出るときにはまだ空席でした。と言う事は静岡から隣が埋まるという事ですね。で、予想通り静岡で隣席が埋まったんですが、それが80代位のご夫婦。並んで座席がもう取れなかったらしく、奥さんが前の席に、旦那さんがその後ろ私の横に座りました。まだ朝も早い時間帯なので、隣のご主人は途中で買ってきたと思われるサンドイッチなんかを最初は食べていたんですが、そのうちにスポーツ紙を読み出しました。新聞を読むのは構わないんですが、狭い座席であるのに、紙面を左右に開いて読んでいます。流石に通路側にはみ出すように開いているけれど、左側に座っている私の方にも広げた紙面が侵入してきて、正直うざったい。

通勤に慣れた人だと、見開き左右をそれぞれ半分に折って、縦長の状態にして読む人が多いんですが、そう言うことになれていないんですよね。自宅で読むのと同様に広げて読むことに、多分何の疑問も感じていないんでしょう。で、そんな状態だから、隣のご主人の手も、真ん中のアームレストを超えてこちらに進入してきてぶつかります。幸いにも(?)、私は浜松からノートブックパソコンを広げてメールチェックとかしていたので、その状態を維持。右手から進入してくる相手の左手を、キーを打つ振りをして右手で押し返すことを何度かやっていたら、やっと向こうも気がついたのか少し左手を引いてくれましたが、広げた新聞はしっかりこちらに進入しています。

余り酷いようなら一言言おうかとも思ったんですが、そのうちにうつらうつらし出して新聞も畳んでしまったので、そこまでには発展しませんでしたが、今度はその畳んだ新聞がテーブルの端っこに微妙なバランスで置かれていて、新幹線がカーブで揺れる度に何か落ちそうでハラハラ。落ち着かない気分のまま新横浜まで到着しました。

観光地に向かうような特急なんかだと、乗客の多くは観光客の人達でしょうから、お互い様と言う事もあると思うけれど、通勤路線である新幹線の場合は仕事で利用する人の方が多分多いと思うので、こういう鬩ぎ合いがどうしても発生してしまいますよね。まぁ、お互い様と言う事で少しは譲り合いの精神を出して欲しいところです。

2015年7月10日

裸眼3D技術

リトアニアの企業が開発したという、複数人が裸眼で視聴できる3Dテレビの技術。ただ、記事の内容を読むと、撮影するときにも大変そうだし、表示する場合でも微妙な位置関係によっては、3D化をあまり実感できないかも。ただ、これまでのようなHMDが不要というのは重要ですよね。あれ、一度でも経験すれば誰もが感じると思うけれど、やっぱり邪魔。ゲームとか特定の用途に限るなら、逆にゲームの世界観にマッチして効果的かもしれないけれど、普通に家庭のリビングで何か映像や映画を楽しもうと言うときには、興ざめ以上のものになります。

今の表示技術を使う以上は、こういう方法しか無いんだろうけど、やはり平面(2D)での表示技術で3Dの表示を行うのは無理がありそうですよね。今のような表示技術とは異なるアプローチがやはり必要なんじゃないかと。以前一寸紹介されていましたが、例えば空中でレーザーを交差させて発光させることで、それを超高速で連続させることで立体的な映像を表現するとか、後は思いつかないけれど(笑)。「視覚」というものが、その物体に反射した光を目で受信して認識するものである以上、何からの物体をそこに置いて光を反射させるか、レーザー光の衝突の様に、何らかの方法で発光させる技術が必要なわけで、そうなると今の技術ではなかなか難しいかも。映画館とか野外ライブのような場所なら、逆に色々な仕掛けが可能だから、そう言う用途でこの技術は先に実用化されるかも。

もう一つ記事を読んでいて気になったのが、3D用の映像データを創らないと行けないわけですよね。当然複数のカメラで同時に撮影して立体情報を得るわけだけど、これってデータを準備する方に大きな負担になりそう。ただ、例えばそれこそ複数のドローンを配置して、左右上下から一斉に撮影するような技術って、今でも直ぐにできそうだし、映像的には多少のぶれとか揺れがあっても、直ぐに補正を掛けて必要な情報に修正する事も可能だと思うし。この辺りは、結構早い時期に機械化されるんじゃ無いだろうか。

しかし、リトアニアの企業から登場したというのがちょっと以外。もしかしたら、旧ソ連時代の技術からのスピンオフだろうか。

UA Site Down

米国時間で8日午前に発生したUAのシステムダウン。障害は2時間位で回復したみたいですが、フライトスケジュールはボロボロみたいですね。取りあえず日本へのフライトは、それ程大きなトラブルも無く飛んできているみたいですけど、これからどうなるんだろうか。

で、そのトラブルの影響か、昨日はUAの日本語サイトが動いていない状態。夕方になってやっと表示されるようになったけれど、随分と影響が大きかったようです。

この関連記事を見ていたら、UAは最近2ヶ月で2度目のシステムトラブルなんですね。航空会社にとって今の時代は、CRS (Computer Reservation System)は会社の根幹のはずで、それがこういうトラブルを短い期間で何度も発生させるのは顧客も迷惑だし、会社の信頼性にも響きます。

何度も書いているけれど、旧UAと旧COが合併して現UAが誕生しましたが、実際は旧COが旧UAを飲み込んだ形。機内サービスとか旧UAユーザーから見て良くなった点も多いけれど、このCRSに関してはどうして旧UAのシステムを継承してくれなかったのか、責任者に小一時間問い詰めたいところです。システムの世代的にも、合併当時は旧UAの方が新しかったはずで、実際問題当時両方のシステムを利用した印象では、旧UAの方が座席シートのグラフィックは一寸貧相だったけれど、全体のレスポンスはユーザー数の関係か旧COのサイトの方が良かったけれど、全体的の印象では旧UAの方が旧COよりもよほど良かった気がします。

で、現場レベルでもそう言う認識があったらしくて、3年前にNRT-SIN(UA)/SIN-BKK(SQ)のチケットでスルーチェックインをしようとしたとき、システムが切り替わった直後で色々トラブルはあったかもしれませんが、地上係員の人が「15年前のシステムだから」とぼやいていたのが印象的でした。あれから改修されているんだろうか。来週火曜日からUSに行きますが、NRT-ORDはANAだから大丈夫としても、ORD-CAKと、帰国便のCAK-ORD-NRTのチェックインが、今から心配です。どうか何事も無いように...

衰えない気持ち

たまたま見つけて読んでみて面白いなと感じた、Business Journalの記事。「コンサルタント」と言われると、ちょっと胡散臭い印象をどうしても感じてしまいますが(笑)、例えば「プロジェクトマネージャー」とか言い換えれば、そんなに胡散臭さは感じられないかも。

記事を読んでいて感じたのは、自分が何時も心にとどめておくように考えている二つの点で同じような事を言っているのでは無いかと言うこと。

一つ目は記事の中でも色々な情報興味に関して目配りすることを書いているけれで、やはり自分の専門分野だけ見ていると「専門馬鹿」になってしまって、視野が狭まると言うか、見えるものも見えなくなってしまいます。その中でも私は、仕事でやっているパソコンなら、それに類似した家電製品は勿論だし、同じ価格帯の別種類の製品、その製品が売られて欲しいと思うお店で同様に販売されている製品、あるいは使って欲しいと思う年代層で人気の売る製品等と比較するようにしています。例えば、今のパソコンの価格は大体10万円から20万円位ですけど、それくらいの価格帯の製品だと、例えば家電なら炊飯器があります。炊飯器の場合はもう少し価格帯は低いけれど、7~8万くらいの炊飯器は高級機種なのに、結構最近では売れ筋だったりします。毎日ご飯を炊いて「美味しい」と感じる付加価値が、そこまでの支出を許すのであれば、パソコンにはもっと継続した付加価値が必要になるわけで、それを「Windows」と限定された基板の上でどう表現すれば良いのか、例えばそれが課題になるわけです。三番目に販売場所に関しては、例えばパソコンをコンビニで売れないか、と言うのがずっと自分が持っている課題だったりします。パソコン本体で無くても良いんです。例えばAppleはiTunes Storeのカードをコンピにで売っているけれど、ああいうビジネスモデルでも可能。つまり、日々足を運んでいる場所で何か接点が生まれれば、その製品に対しての愛着度も高くなるわけですから。

二つ目は、自分の軸足としての専門知識を日々研くと言う事。ただ、そこでパソコンだからパソコンだけ見ていると逆に専門馬鹿になる可能性が高いわけで、そこにはパソコンは勿論タブレットやスマホ、逆に大型のコンピュータやクラウドなんていうのもある程度カバーしておく必要はあります。あるいは、そう言う専門分野って往々にして内側からの視点になりがちですが、そう言うものを1ユーザー、1消費者として観た場合にどう見えるか、と言う思考ゲームも重要だと思います。自分はたまたまそう言うことを専門にしているからお店に行ってこういう買い方をするんだろうけど、そうでは無い自分の家族とか普通の人がパソコンを買うときのパターンは、絶対異なっているはず。そう言う場面でどう言う訴求行為が効果的なのか、あるいは1番問題なのはそう言う少ないチャンスで購入された自社製品が、その後どの様な経緯でお客様のお気に入りになるのか逆に一期一会で終わるのか、凄く興味が有ります。

エンジニアであれば、そう言うスキルを自ら研いて蓄積して実業に行かせば良いのだけれど、「コンサルタント」という仕事になると、そう言うスキルを第三者に分かるように伝えて身につけさせないといけないわけで、それはそれでまた別の素質が必要になります。でも、結局はやり方や効率は別にして、他人にちゃんと自分の意思が伝わるというところまで成長しないと、そのスキルが身についたとは言えないのでは無いだろうか。まぁ、前を向いて前に進む人だけが、最初の利益を獲得することが出来るわけですからね。

2015年7月9日

10増10減

参議院議員の割当を、2合区を含む10増10減に決まると言う記事。単純に一番人口が少ない県を一人区とすると、人口の多い地域での議員数が足りなくなり、結果的に一票の格差が広がったままだから少ない場所同士をくっつけないといけないという訳らしいけれど、それでも一票の格差はこれまでの4.77倍が2.974倍位になる程度。2県をくっつけるだけだけじゃ無くて、3県とか4県とか合区にしないと駄目かも。

ただ、それでも3倍近い格差があるわけですから、当然更なる改革も必要なわけで、そうなると議員数を増やすとか、それこそ県単位ではなく将来の道州制を人で地域単位で割り振るとかしないと駄目かも。全国区は当然廃止ですよね。ただ、それには凄く反発も多いだろうけど。

アメリカの上院の場合は、確か人口比ではなく、各州二人ずつの100名なんですよね。逆に下院は人口比に応じて毎回地区が更新されていくという事でバランスを取っています。アメリカの制度が良いとは簡単には言えないけれど、そう言う考え方があっても良いかもしれませんね。

あるいは一票の格差を言うのであれば、その地域毎に投票率を掛け合わせた値を一票の重さと判断するとか。100万人の有権者の地域で投票率が50%なら半分の50万人とするけれど、60万人の地区で90%の投票率なら、54万人の地区と考えれば、現実的に公平な判断が出来そう。その上で、統計上の有権者数で計算する「一票」ではなく、実質的な投票者数で判断する「現実的一票」で議員を割り振る方が良いんじゃ無いだろうか。重み付けは、直近の選挙を利用すれば良いわけだし。単に頭数で調整するのは、無理だと思う。

出願ビジネス

昨日一寸話題になった、この特許に関する記事。既存の携帯デバイス(ノートブック、スマホ、タブレット)に外付けキーボードを接続して使用する場合には全て抵触するような書き方ですけど、特許が訴求している第2キーボード接続時に、内蔵キーボードがOFFになり第2キーボードが優先するというのは、USBが一般的になってきた1990年代後半から2000年代始め頃には、既にノートブックPCで実現されていた機能では?

それ以前にも、内蔵キーボードと外付けキーボードの使い分けは可能だったけれど、当時はI/FがPS/2だったからホットプラグが出来なかったわけで、その点この特許の範疇かなと思います。ただ、ホットプラグイン・アウトが可能なUSBデバイスが登場して、一般的にUSBキーボードが使われるようになったのは、少なくとも1990年代の後半で、この最初の特許(第5524148号)が出願された2005年には普通に存在していた技術だと思うんですが。普通なら、受理以前の内容の気がするんだけど。


もう一つの特許(第5149336号)は、キーボードの中に小型のシステムで個人データを埋め込んで、それが別のパソコンに接続するとデータがマウントされて自分用の環境になるという話ですが、先ず一番不思議に思うのが、キーボードが接続された時にキーボード内のデータが接続先のパソコンにマウントされて利用可能になり、さらに自分用にカスタマイズされるプロセスに言及していない点。

例えばWindowsを想定すると、USB接続ならばその部分が外付けドライブとして認識はされるだろうけど、Bluetoothキーボードとかだと無理じゃ無いだろうか。それ以外の機能に関しても、予め接続先のパソコンに何らかの仕込みが無いと実現できないような機能で、そう言う意味ではどこでも使えると言う話にはならないような。まぁ、Microsoftと話をして、in-boxの機能として組み込んで貰えば可能化もしれないけれど、これ、悪用しようと思うと、簡単にパソコンをハッキングして悪いことに利用出来ますよね。

さらに言えば、別にキーボードに内蔵する必要は無いわけで、データ部分と接続機能だけ持った、USBメモリーみたいなものを持ち歩ければ、キーボードを含めて利用可能になるわけで、それって既にWindows-to-Goとかでも実現しているわけで、それに対して対抗していくつもりなのだろうか。

まぁ、私の回りでは内容よりは申請した・特許取得したと言う事でビジネスしようとしている特定目的の方(かなり、遠回りの言い方だ-笑)という意見が殆どでしたが、社内の特許出願で出したら、多分事前レビューアーにぼろくそ言われて社内審査以前に門前払いされるんだろうなぁ。

iOS8.4の不満

先日iOS8.4がリリースされて、自分のiPhone6も更新したんですが、このバージョンからApple Musicがサポートされたためか、音楽プレーヤー機能が大きく変更になり、これが私にとっては非常に使いづらい。見た目が大きく変わったのは、まぁ仕方ないとしますが、以前は好みの歌手を選択して、その歌手の曲をシャッフルして聴く何ていうことが出来たのに、今回の最新盤ではそれがどうやるのか見当たらない。あと、曲の再生の仕方もよく分からなくて、何かプレイリストを作らないと使えないような雰囲気。これはデフォルトの「アーティスト」をクリックして、「曲」「アルバム」などに変更すれば、以前のような感じの再生も可能みたいですが、いちいち切り替えるのが面倒。これまでのように、画面下にアイコンを表示して簡単に切り替えられるようにして欲しいところ。

もう一つよく分からないのが、「ステーションを起動」というのがあって、これを起動しようとすると「ステーションを開始出来ません」とエラーになること。これは何なんだろうか。AppleのKBにも同じ質問がありましたが、まだ回答も付いていないみたい。

iOSを更新すると、新しい機能には慣れなくて何か不満が生まれるものですけど、まぁ使っているうちに慣れてきたり、その機能を使わなくなったりして、結局結果オーライで終わることが多いんですが、このプレーヤーの改悪は何とかして欲しいなぁ。私もSW開発に一寸関わっているから思うけれど、新しい機能は使って貰いたいだろうけれど、その変更点が余りに大きいとユーザーにその新機能の利便性は伝わらないもの。少なくとも、これまでのI/Fと新しいI/Fを簡単に切り替えられるような仕組みや、これまでのI/Fに新しい機能の一部や全部を取り込めるような仕組みが無いと、なかなかユーザーは移行してくれません。その当たり、Appleはあっさりしているというか割り切りなのか、あるいはAppleだからユーザーは文句言わないと思って居るのか...

2015年7月8日

アマゾンに迫るヨドバシドットコム

産経新聞の記事から、ネット販売を延ばしているヨドバシドットコムの話題。記事見出しで「アマゾンを猛追」と書かれていたので、どれだけ凄いんだろうと思って記事を読み始めましたが、アマゾンジャパンが8400億円に対して、記事に添付されているヨドバシを含めた他社の売り上げが、トップのヨドバシですら今600億円と、10倍以上の開き。「猛追」というのは、一寸大げさでは無いだろうか。

確かに記事に書かれているように「伸び率」ではヨドバシの方が大きいとは思うけれど、攻めてアマゾンの半分くらいにならないと「ライバル」とすら見られないでしょうね。

この中で、ヤマダ電機の年間売上高は1兆9000億円近くで、ネット売り上げは2%程度。売り上げ2位のビックカメラは、8000億円位の売り上げに足して352億円と、4%位。ヨドバシカメラは売上高非公開ですが、確か5000億円位だったと思うので、12%と結構ネット販売が大きいことが分かります。上新電機も、売上高4000億円位で500億円の有り揚げで、こちらも12%と大きな割合を占めています。記事では、ヨドバシカメラで扱う家電以外の商品の影響を上げてますが、ヨドバシにしても上新電機にしても、結構昔から通販をやっていた記憶があるので、やはり先行者利益が大きいというのもあるんでしょうね。

記事にも書かれているように、取扱商品の拡大も重要だけれど、今の勝負はどれだけ早く品物を配送できるかと言う事。記事では明確には書かれていないけれど、配送センターがあっても、そこから顧客まで届ける物流を自ら構築する事は殆ど無理だと思うので、既存のヤマトとか佐川とかJPとかのリソースをどれだけうまく活用するかですよね。結局、そこがボトルネックになって限界が直ぐに来そうな気がする。実際、アマゾンの過酷な要求から佐川は脱退したわけですが、それがどこの通販会社でも発生するとなると、宅配業者としても別の何か方法・対策を考えないと、共倒れになるんじゃ無いだろうか。それがユーザーとして一番困りますよね。

HND-BKK-SIN/-NRT (5) - 帰国

帰国の朝は一寸大変。帰国便は、ANAの05:50発のNH802便。04:00頃にチェックインするとして、03:00には起きて準備をしないといけません。目覚ましを03:00にセットして寝たんですが、結局01:30頃に一度目が覚めてしない、そこから何度かウトウトしているうちに03:00前になったので、出発準備を始めました。シャワーを浴びて、メールをざっとチェックしているうちに4:00頃になったのでチェックアウトをしてホテルを出発しました。ここで急いでいたので失敗しましたが、朝食を1回しか食べなかったのに2回分払ってしまった orz まぁ、25SGDだから良いけれど、後で気づいて一寸悔しい(笑)。

早朝でSkyTrainはまだ動いていませんし、其れ以前に現在T4ターミナルの工事の影響かT3からT2へのSkyTrainが運航停止状態でしたから、ホテルからMRTの駅経由で徒歩でT2に移動する予定でしたが、丁度フロント前にT2行きのシャトルバスが停車していたので、これに乗車してT2まで移動しました。

早朝だというのに、T2のチェックインカウンターは結構な混雑。今回はセーバー特典チケットでANAのFirst Classの座席を取ってあります。他のフライトなら、セーバーのBusinessもありましたが、出来るだけ早く日本に戻りたかったので、早朝便のフライトをゲット。出国審査は少し並びましたが、トラブル無く出国すると、直ぐにSQのSilverKris LoungeのFirst Cluss用のコーナーに入場です。思ったより狭い感じの室内ですが、私も含めて数名しか居ないので静か。ただ、朝早すぎて食べ物は殆ど無く、暫くしてフルーツとかお粥がちょっと出てきたので、フルーツ類を少し食べてT2の一番端になるE28番の出発ゲートに向かいました。

ゲート前のセキュリティチェックをサクッと通過して、待合室の中へ。本来は05:25搭乗開始予定でしたが、それが05:35になり、さらに遅れて結局は05:45から優先搭乗が始まりました。成田から、N'EXで品川に出て、そこから新幹線に接続する予定なのでちょっと遅れが心配になりながら、First Classの座席に。

事前のシートマップでは、1A, 2Aそして私の1Kの3席が埋まっていましたが、結局1Aの人は搭乗せず、8席のスペースを二人で利用することになりました。ANAのFirst Classでも、このキューブタイプは初めてでしたが、ウェルカムドリンクでシャンパンとオレンジジュースを貰ってミモザにしているうちに、結構疲れが出てきて、挨拶に来たCAさんには、最初に寝てから後で食事を出してくれるようにお願いして、水平飛行に入るとシートを倒して睡眠モードに入ってしまいました。

実は、その後結局ズーと寝たままモードで行き、途中何度か起きたとこもあったんですが、面倒くさいのもあってこちらから声も掛けなかったし、声も掛けられなかったこともあって、最終的には成田まで最初に飲んだドリンク以外、水も食事も無しでフライト終了となりました。まぁ、勿体ないと言えば勿体ないけれど、余り食欲の出るようなメニュー内容では無かったのと、流石に早朝からワインだビールだという雰囲気でも無いですしね。最後にチーフパーサーのCAさんから「折角ファースにご搭乗いただいたのに、何も召し上がらなくて残念でした」と言われたけれど、高々6時間一寸のフライトでは逆に物足りない部分もありますよね。12月には、NRT-SFOとORD-NRTをまたこのクラスで飛ぶ予定を入れてありますが、それなら10時間以上のフライトになるのでゆっくり堪能できるかもしれません。

成田には予定よりも5分程早く到着し、余裕を持ってN'EX、新幹線を乗り継いで無事に帰宅できました。SINへは、年内にもう一回くらい、今度は何か食事にウェートを置いて行ってみたいですね。()

2015年7月7日

いつか来た道

民主党が製作したという「徴兵制が来る」というビラ。内容に入る前に、先ずセンス無いなと思うのが、出陣する(?)兵隊さんの絵が、太平洋戦争当時のようなスタイルな事。しかも、ハングルで書かれたような名前の旗を持っているけれど、それだって太平洋戦争当時の「学徒動員」のシーンみたいじゃ無いか。今時、あんなスタイルで送り出すこと何て無いだろう、と小一時間。慌てて、この絵を取り下げて、次に「○×君」みたいな形に修正したらしいけれど、やることが相変わらずダメダメですね。

で、このビラでは現政権が数にものを言わせてやりたい方題するぞ、徴兵制も来るぞと、国民を脅しているわけですが、逆に、じゃぁ民主党が与党政権であったなら決してそんなことはしないという保証はどこにあるんだろうか。沖縄の基地問題しかり、あるいは突然の消費税率アップの話あり、いろいろと数にものを言わせて勝手なことをやっていたんじゃ無いだろうか。

あるいは自社さ連立内閣当時、それまで自衛隊を否定していた村山首相(当時)は、自らからその自衛隊の最高責任者になったけれど、その存在を認めて維持したわけですが、野党時代自らがやりたくて公約にしていたようなことでも、現実問題に直面すると180度趣旨返ししないと駄目という事もあるわけです。彼らが与党を攻撃する材料と、これ幸いと「徴兵制」を利用するのはまぁ良いとしても、実はそこで彼らが主張している事って、立場が違えば自分達を攻撃する材料になるという事を分かって行っているんだろうか。多分、その場限りの使える材料なら何でも恋みたいな雰囲気でやってるんだろうなぁ。だから、「徴兵制」というおどろおどろしさを協調するために、今の自衛隊の迷彩服では無く昔の兵隊の服装をデザインに使うわけです。結局彼らが唱える危険性というのは、今の時代の危険では無く、何十年も前の時代の話を蒸し返しているだけなんですよね。そういう部分に、政党としての未熟さ不完全さ以前に、組織として幼稚なところを感じてしまう。

ロボット大戦

日本の搭乗型ロボット「KURATAS」に挑戦状をたたきつけた、アメリカのロボット「MegaBot2」。それに対して、挑戦を受けて立つ、水道橋重工業。もう、これだけで血がたぎる(笑)
で、対戦方法は「格闘戦」だそうですけど、「格闘」と言うほどの戦いになるんだろうか。相手のMegaBot2は、移動はキャタピラー方式で、両手にも飛び道具を装備している程度の、どちらかというと「ミサイル、砲弾ランチャー」みたいなタイプじゃ無いですか。いかにもアメリカ人が好きそうなスペックだけど(笑)。KURATASも、確か車輪走行タイプだけど、まだ腕とか可動部分は多いですからね。でも、どちらも4~5tもあるような巨体を、掴むことは出来ても、投げたり捻ったり何て言うのは出来ないんじゃ無いだろうか。

詳細はこれから決まるんだろうけど、対戦場所はどこになるんだろうか。距離的な要素を考えると、ハワイ当たりが一番だけど、いずれにしてもちょっとワクワクするなぁ。

HND-BKK-SIN/-NRT (4) - お買い物

前回五月に訪問したときは雷雨模様の悪天候で、結局ホテル周辺の地下街位しか出歩けなかったので、今回はもう少し行動範囲を広げたいと思って居ました。ただ、前日夜に到着したときは雨。翌日朝に天気予報サイトでシンガポールの天気を確認すると「雷雨」。をぃをぃと思ったんですが、朝食をホテルのビュッフェに摂りに行って部屋に戻ってくる頃には、外が明るくなり晴れ間も見えてきました。結局この日1日は快晴の暑い天候で、天気予報サイトのあの告知は何だったんだ状態になったんですが。

この日は金曜日の平日。モールなどのお店は、早いところでも10:00頃からしか出ないと開かないので、ホテルからの移動時間も考えて9:00過ぎにホテルを出発しました。ホテルの空港連絡口を出ると、直ぐにSMRT駅へのエスカレーターがあるので、やはりこのホテルのロケーションは最高です。で、どこに行くか迷いましたが、前回いけずまた時間潰しの場所も沢山あるだろう、Marina Bay Sandsに行くことにしました。

SMRTをCity Hallで乗り継いでMarina Bay Sandsに到着したのは丁度10:00頃。やっと早いお店が開き出すくらいの状況だったので、3層になっているモールを行ったり来たりしながらウィンドーショッピング。そのうちに大体のお店が開店し出したので、今回のお土産などを買ったりして、さらにホテル下の高級店モールにも行って目の保養(笑)。そんなこんなでぶらぶらしていると結構時間が潰れて、11:30頃になり、そろそろお腹も空いてきたのでお昼でもと思いお店を物色。簡単で良いかなと思いつつ、結局30分位ぶらぶらした後に入ったのが、1F部分にある"PIZZERIA MOZZA"というイタリアンのお店。量が多いかなと思いつつ、記事が薄くて食べやすいと言うので注文したモッツァレラのピザが美味しかったぁ。ワインも昼間から2杯入れてしまいました(笑)。ただ、グラスの白ワイン2杯、ピザ、前菜のカラマリの4品で、Tax込みでも100SGDというのはちょつと高いですね。

お腹も膨れたので、今度はメインストリートのOrchardにSMRTで移動。この頃になると、外は30度を超える「猛暑」で、まだまだ暑さに慣れていない体には結構厳しい状況。通りの一番奥になる、IONモールから順番にクーラーの効いている建物内、地下道を使いながら順便にショップを見て回りました。髙島屋の地階のイベントスペースで、何やら日本や東南アジアの食べ物のフェアをやってたんですが、30~40軒位のブースが出ていて、そこで色々な種類の料理を出しているものだから、臭いが混ざって凄いことに。その後も、このOrchard通り沿いにぶらぶらしながら買い物をして、結構へとへとになりながらホテルに戻ってきたのは夕方の4時頃でした。

お昼に食べたピザが結構お腹に残っていて、夕食はどうしようかと思ったんですが、軽くなら少し入るだろうと空港のT3に入っている「板長」という和食(寿司)のお店へ。一人なのでカウンターに通されましたが、ビックリしたのは待ち行列も出来るくらいの満席具合。ここは、何度も前を通ったりしたことがありますが、何時も半分くらいは空席のお店なのに、何があったんだろうか。運良くカウンターが開いていて座れましたが、その後直ぐにカウンターも埋まってしまい、タイミング的にはジャストでした。

ここでお寿司を食べても仕方が無いので、サッポロビールを飲みながら居酒屋モードで摘まみを何品をオーダーしてこの日の夕食は終了。部屋にはまだ手を付けていないウェルカムフルーツやナッツにドライフルーツもあるので、お腹が空いたらそれを食べればいいやと思いつつ、結局手を付ける余裕も無く出発の用意をして、早めにベッドに入りました。(続く...)

2015年7月6日

Moving Goal (2)

あーぁ、譲歩しちゃったよ。何考えてるんだろうか、外務省は。所謂慰安婦問題と同じで、これで韓国にまた新しい燃料投下しちゃいましたね。日本としては、地元の期待もあるだろうし、来年は委員国からはずれるから今年が最後のチャンスと言うのもあるかもしれないけれど、その為にこれから何十年何百年何千年と続くネタを与えてしまったのは切腹ものですよね。

もう遅きに失した感はあるけれど、

  1. 今回の登録対象に戦時中は含まれず日本の明治黎明期の遺産群であること
  2. 戦争中多くの日本人、韓国朝鮮人労働者が「戦時徴用工」として幾つかの施設で働いていたこと
  3. 炭鉱施設などでは労働条件は過酷であったが、それは全員同じであったこと
  4. 当時の住民数や災害・事故などでの死傷者数のリスト等を掲載して、決して韓国朝鮮人だけが突出しているわけではないこと
  5. 日本と韓国とは、これらの戦時中の事柄も含めて日韓平和条約で完全に解決していること

を、各施設に、日本語、韓国語、中国語、英語等の多言語で掲載するべきでしょうね。それでも足りないくらい。

で、韓国との交渉では、今回の登録委員会での発言が裁判資料として利用されないことという事を確認したと言うけれど、それはあくまで政府対政府の話ではそうでもあるかもしれないけれど、韓国の場合は司法も国民の雰囲気に迎合することは既に明らかですし、逆に今の三菱重工や不二越の裁判のように、あたかも一般市民が提訴したような形になれば、裁判所としては独自の判断を下すわけで、その時には当然のように「日本政府の公式の表明」として利用されるでしょうね。日本国政府としては抗議するだろうけど、韓国政府としては「あれは一市民の裁判だから」と逃げるだけでしょう。丁度、毎週水曜日に韓国の日本大使館前で開催されている騒ぎを、「あれは記者会見で、抗議活動では無い」と言いくるめているように。

いずれにしても、日本としては大失態であることを肝に銘じないと。これで世界遺産として公開されたら、一斉に韓国からの観光客、とに軍艦島当たりには大挙して訪れて、あーでも無いコーデも無いと先日のような儀式をやり出すでしょうね。で、そう言う映像を韓国国内に持ち帰ってまた盛り上がる、と。

Moving Goalには、もう付き合わないと言う決意をもっとちゃんとしないと。で、相手に幾らでもゴールを動かさせておけば、何れ見えない場所に消えてくれる、事は無いか。日本が相手にしなければしないで、今まで動かしてきたゴールを今度は逆に日本に近づけてくることもやりますから。それが、6月の外相会談で有り、それにまんまと引っかかってしまったのが、今回の日本であった、と。

Crowne Plaza Changi Airport

今回のシンガポールでの宿泊場所は、久しぶりに利用する空港直結のこのホテル。最大の理由は、帰国便の出発時刻が早朝05:50なので、出来るだけアクセスの良い場所にしたかったから。ダウンタウンのホテルからでも、タクシーを予約しておけば大丈夫なんだろうけど、そこは一番確実な方法にすることに。

今回は、すでに滞在修行はしないことにしているInterContinental系のポイントがかなり溜まったままになっているので、それを利用することに。ただ、このホテル、結構レートが高くて、一泊50,000ポイントと強気です。まぁ、久しぶりのPCR系滞在実績を残すためにもという事で、Cache&Pointで予約しました。一泊40,000ポイント+US$75になります。

チェックインの時に「プレミアムルームにアップグレードしました」というので「あぁ、何時もの細長い部屋か」と思ったら、キングサイズベッドの普通の部屋? 部屋に入ってかなりガッカリしました。まぁ、どうせ寝るだけだからと慰めたけれど、ちょっと残念でした。

今回困ったのがこの電源。もともとは右端のようななユニバーサルな電源アダプターが準備されていて、普通なら日本の二極プラグでも挿入して利用出来ます。ところが、今回何故か挿入しても直ぐに電源が落ちてしまい利用出来ません。コネクターと電極の接触不良かなと最初思ったんですが、どうも日本の二極プラグには無い、アースプラグが入っていないと安全装置が働くような雰囲気です。そこで、サービスに電話して、真ん中の端子に使われている、アダプターを持ってきて貰いました。これ、コネクターの穴の形状は同じなんですが、電極部分がちゃんとしてるので、しっかり固定されて利用出来るようになりました。まあ、言ってみればギブスを噛ました、というところでしょうか。以前は、電極の変換コネクターを持参していったものですが、最近は慣れというかちょっと油断していました。

このホテル、チェックイン時に「PCR会員向けに、朝食ビュッフェの割引(35SGD→25SGD)があるが利用するか」というので、ものは試しと翌日の朝食分だけ申し込みました。2日目は、朝の4:00位にチェックアウトする予定で、利用できませんから。で、チェックアウトの時に「2日分ですね」というので「いゃ1日だけ」「分かった」というような会話をして、後で明細を見てみたらしっかり2日分取られていた。サインする時に確認するべきではあったんですが、丁度T2行きのシャトルバスが来たところで、それを利用したいがために「あぁ、税金とか入れたらこんなものだろう」と思い込んでサインした自分が悪いわけですが... この滞在では、ホテルにその日使おうと思ってテーブルに出しておいたハンカチわ忘れたりと、ちょっとプチトラブルが色々あって、個人的には少し落ち込む滞在でした。

HND-BKK-SIN/-NRT (3) - シンガポール到着

バンコクには40分程早く着陸。やれやれこれでラウンジでゆっくり出来ると思ったら、飛行機は誘導路を進むものの、あのH型をした空港ビルから離れていきます。嫌な予感がして暫くすると、ターミナルから離れた場所で停止。そう、沖止めです。ドアが開いて、ムッとする熱い熱気の中地上に降りてバスに乗り込むと、ターミナルに向かいますが、これが遠い。結局、H型の空港ビルの真ん中にある入国審査場に到着したのは20分以上過ぎてからでした。ここから、乗換カウンターを目指すわけですが、H型の空港ビルの左右交差点のところ2箇所。どちら井向かっても等距離(約380m)何ですが、次のBKK-SINのゲート番号が分からないので迷いました。ここで、右手のEAST方面は国内線ターミナルがあるから、国際線のSIN行きは左手WEST側だろうと賭に出て左手の乗換ゲートに向かいました。

途中動く歩道もあるので、距離数よりは近い感じですが、やはり遠い。それでも、乗換ゲートはガラガラでここの通過は待ち時間ゼロ。セキュリティチェックも直ぐに通過して、一つ上の階の出発階に戻ります。ここで出発便のディスプレーがあったので、やっと次のフライトのゲート番号が確認できたのですが、それがC2と反対側。いゃぁ、思いっきり脱力しました(笑)。仕方が無いので、またテクテクと通路を戻り始めました。合計、1km以上は歩きましたね。普通に歩くだけなら問題無いんですが、この時は機内持ち込みのバッグがあったので、これが響きました。

さて、前回義妹と姪っ子を連れて移動した時には、ここからさらにバス移動だったので、念のためゲートを確認すると、今回はちゃんとボーディングブリッジで搭乗できそうです。で、うれしい事に、このゲートの直ぐ隣にタイ航空のラウンジが準備されていたので、ここに入って一服できました。ただ、搭乗開始まで15分位しか余裕がなかったので、オレンジジュースと氷水を飲むくらいでしたが。結果的に40分の早着のお陰でかなり助かりました。あれが定刻通りだったら、何とか間に合い葉したけれど、相当厳しい状況だったかも。

少し汗も引いたのでラウンジを出ましたが、このガラス張りのスワンナプーム空港、外に出ると暑い暑い。言ってみれば、熱帯の中で温室にはいっている見るみたいなものですからね。なんでこんなデザインにしたのか、一寸恨みたくなります。待合室には、所々に冷気が吹き出す場所がありますが、その回りは満席状態。10分遅れ位で搭乗開始となりました。

BKK-SINは、日本で言えばTYO-ICNみたいな幹線だと思いますが、エコノミーは満席の様子でしたが、ビジネスは3割位のガラガラの状態。

前回もそうでしたが、この路線(他にも?)、日本の新聞を配布してくれます。今回は読売新聞がありました。多分海外版を印刷しているんだろうけど、毎回一寸ビックリします。

嬉しいのは、B777-200でスタッガート式の座席。設備は新しいので、快適さでは前のHND-BKKよりも上です。ただ、このタイプのシートはちょっと窮屈感があるのは仕方ないんでしょうけど。

2時間ちょっとのフライト時間ですから、食事はワンプレートで出されましたが、まぁ仕方ないでしょうね。その分、ドリンクは何度も補給してくれて、かなり飲み過ぎました。そんなこんなで、うつらうつらしているうちに、ほぼ定刻通りにSINに到着。初めてTerminal 1にゲートインしました。最初に出来たターミナルだけあって、T3は勿論、T2と比べても少し古くさくて狭い感じなのは仕方ないですよね。

入国審査は5分程の待ち行列で通過。手荷物だけなので、そのままT3行きのSkyTrainに乗り込みます。T3に到着して、SkyTrainを降りると、そこが今回の宿泊場所、T3直結のCrowne Plaza Changiの入口になります。(続く...)