2015年7月27日

墜落事故

調布飛行場で発生した軽飛行機の墜落事故。今のところ、操縦席に座っていたパイロットと同乗者の二人と、墜落された住宅に住んでいた女性の方一人が無くなったようで、なんともやりきれない気持ちです。あの飛行場、アミノバイタルで試合がある時には、試合中に何度も離発着する飛行機を見かけて、飛行機好きとしてはなかなか面白い会場でもありますが、飛行場、アミノ、味の素スタジアム等のスポーツ施設等を除けば、戸建て住宅が密集する住宅街。高速道路も近くを走っていたりする場所(ユーミンの歌にも登場するんですよね、確か)で、確かに立地としてはリスクがある場所でもあります。

もっとも、名古屋の小牧、大阪伊丹、福岡空港など、市街地の真ん中にある空港は他にも存在するわけで、これは浜松の自衛隊基地も同様だけど、元々開けた場所に滑走路を作成しても、時間の経過と共にその回りに住宅が密集してくる訳で、ある意味仕方の無い話。ただ、今回の事故は個人運用の軽飛行機と言う事で、一般の旅客運送用飛行機のパイロットと比べると、事故率は高いと言う事で、今後調布飛行場の存続問題にもなるかも。確かに、自衛隊パイロットにしても、ANAとかJAL等のパイロットにしても、シミュレーター練習とか実際の飛行練習以外にも技能維持に努めているわけで、そういう部分では今回の様な一般のパイロットには不足している部分があるように思います。

これから原因が特定されていくとは思うけれど、残念ながらフライトレコーダーのような記録装置はこの飛行機には搭載されていないそうですね。ただ、軽飛行機に搭乗していた5人のうち3人が救助されて生存しているので、間接的ながらも機内の様子はかなり把握出来ると思うので、是非その経験をこれからの安全対策に生かして欲しいですね。でないと、無くなった3人、特に墜落された住宅で亡くなった女性の方が浮かばれませんから。合掌。

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