ReHacQスペシャル、チーム未来のこの1年を振り返る、一週間前の前編に続く後編。同じ理系畑、同じデジタル畑の人間として、レベルは段違いではあるけれど自分としても彼らの主張や行動は理解出来るし納得出来る部分も多く、これまでも今後も期待したいグループの一つ。
今回は、チーム未来のこの1年の活動や実状、さらには今後の方針や考え方など、結構深掘りした内容だったと思うんですが、安野氏自身が語っていたように、勢いがあるから人気があるからと時流に流されること無く先ずは足下をしっかり固めていくというのは好感が持てます。世界の新興政党の状況を研究しての結論とのことだけれど、まぁ往々にして急激な規模拡大拡張は、どうしても人材不足となりアウトプットの信頼性や信用も低下していくもの。それに対して、自分達のデジタル技術を核として是々非々で争点突破型の政党を維持していくのは、旧来の政治システムやそれをまだまだ良しと認識する政治社会の中では大変だとは思うけれど、より現実的な政党でもあると思います。
別のコンテンツで元日本テレビ記者の青山和弘氏が、今回サプライズが無いと思われる高市改造内閣の中で、もしかしたらサプライズになるかもしれないのが「チームみらい・安野代表のデジタル担当大臣」と言っていたけれど、うーんさすがにそれは厳しい気がする。でも、例えばデジタル庁配下に、技術評価チームみたいな組織を作って、そこにチームみらいの技術的リソースが配置できれば、チームみらいとしても自分達の存在意義が発揮できるし、高市内閣としても骨太の方針に沿った技術展開ができるし、結構Win-Winの関係になると思うんですが。担当大臣は厳しいとしても、例えば副大臣とか政務次官とか、それ位のポジションに一人入り、その人をリーダーに先ずは国会のDX化を進めるとか、マイナンバーを活用した日本としてのDX化提案をするとか、上手く活用出来れば、チームみらい、与党、国民、みんなWin-Win-Winの関係になりそうと思うのは、楽観しすぎ?! まぁ、そこまでさらにリソースを割けるだけの余裕が、今のチームみらいに有るかという画最大の課題だけれど。
チームみらいの弱点をあえて考えると、やはり既存の政治システムに不慣れなことだと思います。古いシステムに染まる必要は無いけれど、そのシステムを改善するにしても詳細を知らないと手も出ないわけで、その部分をどう埋めるかが課題のような気がします。前半で、チームみらいが参議院での2票とトレードした政策内容に関して、今野氏が「もっとふっかけて良かった」と言っていた場面を見てふと思ったんですが、今回対談している今野忍氏をチームみらいの「顧問」みたいな形で招聘をして、今の永田町のシステム解説を定期的にしてもらったらどうだろうか。それならば、チームみらいだけで無くて、ReHacQのコンテンツ化して公開してしまうとか > 高橋P。ソフトウェアのバグ退治や問題解決をするためには、先ずはそのバグなり問題を完全に再現できる状況を見つけることが最大の課題で、それさえ出来れば後は原因を潰せば良くて、それは政治の世界でも同じだと思う。そう言う意味では、新しいデジタルポリティクスの提案も大事だけれど、既存のレガシーポリティクスを徹底的に解析して、その冗長なところやバグなのに何故か顕在化しない部分とか、そういう所を明確にして公開していくことで、彼らに対しての支持も集まるし、政党としての信任も増えて行く気がします。次回は1年ごとは言わずに、国会終わりの節目節目に開催してくれないだろうか。