2026年7月24日

You no longer have full control of ...


Facebook (Meta)から、突然こんなメールが届きビックリ。私がオーナーのFBのアカウント権限が変更されたということなんですが、誰もそんなことをしていない。実は数日前にも、大学時代のアメフト部のFB(私が10年以上前に作成したもの)からも「もう管理権限が無いよ」というメールが来ました。この時はもう自分は殆ど管理せずに、現役や最近のOB/OGが更新管理しているので、彼らが外したのかなと思っていました。でも、その後試しにアクセスして観たら、ちゃんと管理画面にアクセス出来るんですが。今回も同様で、何か変。

そこでGemini君に次の質問を投げてみました。

MetaのSecurity Teamから、「You no longer have full control of xxx(私管理のFacebookサイト名)」というメールが届きました。しかし、実際には管理権限は変更されていないようですし、複数のオーナー・管理者がいますが誰もその様な操作はしていません。現在複数のFacebookサイトの管理者ですが、少なくとも二つのサイト名で同じ内容のメールが届いています。上記の文例で検索して観ると、海外でも同様の事例が発生しているようですが、特にMetaからは正式な見解なり説明は無いようです。
質問1: このメッセージ内容は本物でしょうか。
質問2: 何らかの虚偽メイール・トラブルの可能性はありますか
質問3: Metaへといわせる方法以外で、何からの検証方法はありますか

質問1に関しては、フィッシング詐欺の可能性かシステムバグの場合が考えられるという回答。質問2に対しても、フィッシング詐欺の可能性が極めて高いとの回答。で、質問3に関しての回答で興味深いものがあり、それが「セキュリティに関する最近のメール」機能と言うものがあり、これで確認出来るというもの。

初めて聞く話だったので早速試してみると、「Sorry, something went wrong.」と表示されて orz

この文章で検索をかけてみると、海外でも同様のメールが頻発しているらしく、あちこちで話題になっていました。Meta(Facebook)のバグかなぁ。最近芳しい話を聞かないしなぁ。そろそろ撤退する頃合いかな。

My Lifestyle Strategy

ReHacQのコンテンツから、ゲストに元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏を招いての回。MCが森本智子さん、コメンテーターには大和証券の木野内栄治氏と永濱利廣氏のピンチヒッター(?)として、第一ライフ資産運用経済研究所から前田和馬氏(私は初見の方、でも永濱氏と同じ主席エコノミスト)と言う、底だけ見れば毎週金曜日夜の回の様で、何で野球解説者の里崎氏がと疑問を感じながらの視聴スタートでした。

視聴しだして知りましたが、里崎氏は「投資家」としても最近は著名なんだ。確かにこの2時間のコンテンツを見終わった後の印象は「手堅く将来性もあるファイナンシャルプランナー」みたいな感じで意外でした。入団した時に、最悪5年後には契約解除されるリスクを想定して、毎月10万円の積立を始めたというのは意外だったし、そういう先見性がその後の成功体験を招いたんだろうなぁ。私も、積立はしていなかったけれど、結果的には入社時から始めた会社の「持ち株会」で少しずつ(最初の頃は0.2株とか、そんな時代だった)買い溜めた株と配当金のお陰で、何とか老後の生活も多少なりとも道筋が見える位にはなっているわけだし。

しかし、元々投資には興味は無かったけれど、引退後にSoftbankの株式公開の話を聞いて、同じパリーグだからと購入し、その時の経験からその後の自分なりの「投資ルール」を作り守っているのが成功のもとというのも面白い話。Amazon株を購入したらコロナ禍で急騰し、それを売ってAlphabet株に乗り換えたら、こちらも急騰してと言う運の良さもあるけれど、投資予算の2割を振分ながらも、残り8割は国債で確保していて実は今回の主要テーマはこの「国債」だったというのが、半分位経過してやっと発覚するのも面白い展開。「投資」に対して考え方や行動パターンが、何となく自分の考え方にも似ているのは、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)。

何だかんだ言っても、プロ野球選手としてそれなりの記録や活躍をしていて、引退時にもそれなりの資金が手元に有ったと思われるから、誰にでもマネできる話では無いけれど、「目減り分は仕事の収入で補填する」 と言う考え方というかリスクマネージメントは正しいと思いますね。それもあるから、元本が担保される国債で8割運用して、2割で利益が出なくても仕事でカバー出来るという範囲に止めていることで、限り無くリスクを最少化できていると思います。動画のコメント欄を観ると、賛否色々あるみたいだけれど、個人的には自分の考え方にも近いし、自分も似たような感じで10年位投資の一歩みたいなことをやっていて満足出来る結果が今の所は生まれているので、かなり参考になったコンテンツでした。自分の年齢的には、もう利殖するフェーズは終わりつつあり、後は残りの人生でどれだけ有意義に資産を活用していくかという状況なので、後悔しない使い道を考えないと。

青い新幹線

「テレ朝NEWS」での記事から、「青い新幹線」が年内に登場するという話。「えっ?!」と思って記事を読んだら、どうもJR西日本での話で、新大阪-博多間で運行する、各駅停車の「こだま」号の車体を、JR西日本のコーポレートカラーもイメージされる「山陽ブルー」にした車両で運行するというもの。これにより、「のぞみ」や「ひかり」と乗り間違いを防ぐ目的もあるらしい。

ここでふとした疑問が沸くのは、となるとその青色塗装の車両は「こだま」専用になるけれど問題無いのか、ということ。東海道新幹線の場合、「こだま」は、基本的には東京-新大阪、東京-名古屋を往復していますが、折返し時には「ひかり」になったり「のぞみ」になったりする場合も。車両的には、16両編成は変わらず、ただ自由席車両の設定が「こだま(1~6号車と13~16号車)」「ひかり(1~5号車)」「のぞみ(1~3号車)」と変わるだけなので、これは車内外の表示が切り替わるだけ。でも、この「青い新幹線」の場合、いちいち色を塗り替えるわけにも逝かず、どうするんだろうと疑問でした。

関連する別の記事を読むと、どうも山陽新幹線区画では、「こだま」は8両編成で独自に運行されているらしい。「のぞみ」や「ひかり」は、東海道新幹線区画からの直通運転もあるので、そこは東海道新幹線-山陽新幹線で車両は統一しておかないと駄目。でも「こだま」に関しては、以前から東京-新大阪までの運行で、新大阪よりも西への運行はJR西日本が独自に行っていたもの。多分16両編成のまま山陽新幹線区間で運行してしまうと、効率が悪いんでしょうね。JR東海の運航区間出すら、「こだま」は「空気を運んでいる」と揶揄されるくらいですから。引退した500系が「こだま」として運航したように、一部車両編成だけの塗装だと思うけれど、これはこれでまた話題になるんだろうなぁ。

JR東海が同じ様な「こだま」を運航したときには、やはり車両カラーは「オレンジ色」になるんだろうか(笑)。ちょっと目に痛そう。東海道新幹線の場合は、車体側面に表示され車両番号の色をみれば分かるわけで、「のぞみ」は黄色、「ひかり」は赤色、「こだま」は青色表示で、これはホーム上のパタパタ(運行表示板)も同じ。たまにインバウンドの方に新幹線の乗り方を聞かれんですが、「Nozumo」とか「Hikari」とか言っても伝わらない場合も有るので、「Yellow-colored」とか「Red-colored one」とか、色と番号で説明すると、そちらの方が伝わる場合があります。そこのルールは変えないで欲しいですよね。

2026年7月23日

梅仕事2026 (5) - 紫蘇付け

今年の梅仕事も、いよいよ最後の工程に。7月の上旬に下漬を始めた今年の梅干しを、梅雨が明けた今週初めから天日干しを開始。初日は2回程、2日目は3回程天日干しをしている梅をひっくり返して満遍なく日光に当たるようにしましたが、今年は超完熟梅を使用しているためか、皮が脆くなっている梅が幾つか破れてしまい、ちょっと勿体ないことをしたなぁと反省。それでも、そういう梅もその破れた面を太陽に当てるようにして乾燥させて、自分で食べる分には問題無い程度にリカバリー出来ました。ただ、塩分18~20%位で下漬しているので、そういう断面は乾燥した塩で真っ白になってしまいました。

3日目の昨日は、昼間はそれまで同様に天日干しを継続。流石に3日目になるとほぼ全ての梅干しの表面も乾燥して、干しカゴに敷いているクッキングシートに引っ付く梅も無くなりました。3日目なので、夕方には屋根の下にある物干し台に移動して、そこで一晩夜露に触れさせて最後の仕上げをしました。今朝は朝一でその天日干しした梅の干しカゴを回収すると、夜の内に夜露に濡れてしっとりとした梅干しに変わっていました。朝食の後、最後の赤紫蘇漬けの作業を開始。今年は梅ボーイズさんの所で紹介されていた、「梅-揉み紫蘇-梅-揉み紫蘇-梅-...」のミルフィーユ構造に保存瓶に詰めて、そこに取って置いた梅酢を注ぎ入れて、後は年末まで熟成するのを待つことになります。


去年よりも、重量では1.7kg増えているのですが、粒が1L~3Lと比較的大粒のものが揃っているので、ざっくりと数えると250~260粒位で個数自体は昨年の7割位でしょうか。一番大きな6l保存瓶は昨年の梅干しで使用中なので、全部が入りきるサイズの保存瓶が無く、出来るだけ均等になるように4Lの保存瓶に分散して漬け直ししました。最初に底に並べてみると、一周で20~23粒くらい。その上に梅紫蘇を薄く広げて、その上に再び梅を並べていきます。二つの瓶で、出来るだけ均等になるように交互に梅を並べて紫蘇を敷き、また梅を並べてという作業を繰り返しました。皮が破れて形が崩れているものは予め取りだしてあり、これらは別に漬けようかとも思いましたが、丁度良いサイズの保存瓶も無いので、片方の保存瓶の一番上に並べて紫蘇付けして、最初に消費できるようにしました。年末になったら、叩き梅を作る事にします。どちらも梅干しの層は7層となり、1層で20個少し並んでいるので、300個には届かないけれど、270~280個位が今年は漬けられたことになります。最後に梅酢を注ぎ入れましたが、二つあったうちの一つ分で丁度二瓶漬かりきったので、残った梅酢は別途保存しておいて、何か料理に使うことにします。2l弱位あるので結構使い勝手がありそうです(笑)。

昨年は、一回り大きい6lの保存瓶とそこに入りきらなかった梅をさらに2lの保存瓶二つにほぼ一杯になるくらいまで漬けました。今年は4lサイズの保存瓶二つにほぼ一杯入るくらいまで付ける事が出来、これで来年も梅干しを楽しむ事が出来そうです。年末になったら味見をする予定ですが、1年目2年目と自己満足ながらそれなりに好みの味に仕上がっているので、今年もそれなりの出来になることを祈っています。(続く)

山田五郎氏逝く

評論家というよりは、「博識コメンテーター」という印象が自分的には一番しっくりくる、山田五郎氏が、14日に闘病のかい無く他界されたというニュース。勝手に、自分よりは一回り近く上の人だと思っていたら、67歳と言うことでほぼ自分と同年代でビックリ。3月頃から治療と闘病生活に入っていたことは知りませんでしたが、少し前にちょっと浮腫んだ様子でテレビ出演されていた様子を見ていて、「あれ、体調悪いのかな」と思っていましたが、かなり急な話のように感じます。

山田五郎氏と言えば、自分的には「アド街ック天国」での、街角コメンテーターというか、どこの場所が取り上げられても、まるでそこに住んでいるかのような詳しい説明には、毎回脱帽していました。「その街のどこそこに、こんなお店がある、こんな場所が有る」という、場所的な情報だけで無く、その街の由来だとか著名出身人物の話とか、地域の情報を言わば平面的な二次元情報と思えば、そこに時間軸の情報を加えた三次元的な立体的な解説というか説明には、毎回感心していましたね。

後忘れられないのが、「タモリ倶楽部」での「お尻評論家」としての活躍。勿論、それ以外の評論も披露していて知識の広さと深さは言うまでも無いのだけれど、そう言う俗っぽい話も何か高尚な話題のように錯覚させてしまう、話の深さと上手さがあったように思います。人間はどうしても「見栄」もあるから、10の知識があれば、15とか20とか、酷いときには100位の知識があるように膨らませるけれど、山田五郎氏の場合は100の知識があるのに、その中から厳選した10の知識を提供するというか、そう言う「余裕」を感じられる人物だったと思います。

著名人にしても、身近な人にしても、時の流れには逆らえないのは誰も同じ。でも、誰もが充実して「やり切って」人生を閉じることが出来る分けでは無く、突発的な事故だったり災害死、あるいは今回の様に病気に苛まれて不本意ながら一つの歴史が終わってしまう事も。自分も段々とそういう状況に近くなり、最近強く感じるのが「今出来ることは、今するべき。待っていても、延期しても良いこと無い」という、ある意味諦めの達観したような意志なんですよね。やらずに後悔するならば、やってみて失敗しても成功しても、満足しても不満足であっても、自分の歴史の中に刻み込むことが一番重要だなと感じます。物欲はそんなに無いので、最近は「ほしい物リスト」も空白が増えていますが、「やりたいことリスト」はどんどん膨らんでいる状態。某CMじゃないけれど「やるなら、今でしょ」を再認識したような気がします。 

2026年7月22日

政治改革

選挙ドットコムちゃんねるから、鈴木邦一選挙ドットコム編集長による、日本維新の会・共同代表の藤田文田家議員へのインタビュー動画。何度かこの藤田氏が出演している動画を観ていますが、声質とか語り口が「柔らかい」ので、凄く聞き心地が良い気がします。勿論、議員さんなので一番重要なのは「内容」だけれど、聞いて貰える・相手に聴かせることが出来るそう言う「声」は隠れた武器になりそうな気がする。

鈴木編集長が最初に聴いたのが、やはり「入閣」の話題。連立開始時は、経験不足を理由に閣外協力に止めて、それでも遠藤敬内閣総理大臣補佐官を付けて連携密度は落とさないようにしたのは、絶妙なバランスだと思いました。その時から高市総理は「いずれは内閣にも」と言っていたのが、急に最近「入閣」という言葉がメディアで踊り出して不思議でした。まだ最初の政権発足から1年も経過していないのに、もう内閣改造かということもあるし、仮に入閣するとしてどの大臣にということも分からない。やはりメディア等では、日本維新の会が主張する、副都心好走や議員定数削減を進めるために、管轄官庁である総務大臣を狙うのではという話が飛び変わっているけれど、それって利益誘導になるから実現したらメディア葉掌返しで批判するんじゃ無いかと思っていました。で、藤田氏も同じ事を説明されていて、「あぁ、結構ちゃんと周りが見えている」と感心した次第。まぁ、普通考えたらそうですよね。

議員定数削減に関しては、衆議院と参議院でそれぞれの個性が生かされるような選挙制度にするべきというのは、自分の考えにも近い感じでこれも好感が持てた部分。衆議院は民意を吸い上げる場として、小選挙区に重きを置いて色々な選挙区から議員が生まれるようにして、参議院は民意を実現する場として、出来るだけ多くの政党が参加出来るように中選挙区制度や小選挙区比例併用制度のような形で運用するのが理想的というのは確かにそうだなと言う気がします。動画の真ん中くらいで藤田氏が語る「Aチーム vs. Bチーム」の話は確かにそうで、そう言う意味ではやはり藤田氏が提案しているような「2人区」で、与野党それぞれ議員が生まれる可能性が高くなるのが、バランス的には一番望ましいのかなという気も。ただその為には、それなりの議員数を保てる程度の「信頼出来る政党」が生まれないと駄目で、それが今の野党の中で可能性があるのは... という状況を先ず解決するべきなのでは。

この動画に限らず、例えば政治の世界だと政党の重鎮や責任者がざっくばらん赤裸々に自分達の主張や意見を話すことが出来それを自由に視聴出来るようになったのは、ネット時代が生み出した大きなメリットの一つだなということ。昔だったらNHKの政治番組くらいしか無かったのが、今はそれこそ選挙ドットコム、ReHacQ、PIVOTと、結構内容的に見応えのあるコンテンツが配信されていて、それなりに再生回数も回っているから、視聴者も興味があることも事実。その主張の内容に関して必ず賛否は生まれるけれど、先ずはその人が自分達の脂油超を自らの言葉で説明できる機会が増えることは良いことだと思いますね。ただその場合、その人の資質というか力の差も公になるわけで、そう言う意味では国会の議会では何かかっこつけることが出来ても、素に近い状態でのこういう会談ではあからさまにされてしまう残酷な時代とも言えると思う。

骨太の方針2026

「骨太の方針2026」が、最初のドラフトから少し修正されて正式に閣議決定。これで今後数年間の日本の動向や方向性の大枠が決まったわけですが、課題はこの大枠からどれだけ迅速に個々の成長項目をスタートして道筋を付けて「勝ち筋」にする事が出来るかという、スピードと内容の厳しい競争が始まるわけです。

担当大臣が、城内実大臣と言う事も有り、ここ数日ローカルニュース等にゲスト出演して、この骨太の方針の静岡県への影響度に関しての話も効きますが、多少リップサービスはあるとしても静岡県に対してもかなり色々な可能性が感じられる内容。浜松周辺だと、AI/半導体関連とか航空機関連企業が有望らしいけれど、その地域や土地で「中核技術」や「中核要素」みたいなものが確立出来ると良いなと思います。例えばヤマハ(日本楽器製造)は、多分殆どの人が「楽器メーカー」というイメージだと思うけれど、エレクトーンをはじめとした電子楽器の基盤から、半導体製造では一時期日本のトップ規模の企業だったこともあるし、系列のヤマハ発動機では、少し前に中国へのドローン輸出で問題になったドローンや船舶系とかもあるから、無人飛行機や無人船舶南下も期待出来るだろうし。

課題は、「直ぐに経済拡大が実家出来ない」ものが多いことかな。壮大な計画だけに、準備にしても実際の作業にしても時間も手間もお金も掛かるから、某かの結果が見えてくるのは早くても数年後。それまでには、そう言う資本投入技術投入で社会活動が活発化して景気循環が上向きになれば、例えば賃金アップとか社会サービスの安定提供とか「実感」出来るものも生まれてくるかもしれないけれど、どうだろうか。そう言う意味では、やはり今世界的に経済を牽引しているAI/半導体関連が先ずは一番の注目株なんだろうか。先日nVidiaのCEOが来日して、日本の関連企業の幹部とミーティングをしたり、夜は神田の焼き鳥屋で宴会したりと満喫したみたいだけれど、色々と基礎技術・要素技術を持っている日本としては地味だけれど長期的に投資できる舞台と考えられそう。

最近支持率が急落してメディアの格好のターゲットになっている高市総理だけれど、少なくともこれまで停滞していた色々な事柄、特に「年収壁」とか「暫定税率」などを、あっと言う間に解決した実行力行動力決断力は評価してしかるべきだと思う。特にこう言う政策転換の時には最大の「内なる敵」になりそうな財務省に、盟友でも有る片山さつき大臣を排しているのだから、これまでのように良いアイデアがあっても「財務省に潰された」という理由はかなり減るのでは。これまでの財務省は、どうしても歳入内で歳出を抑えることしか考えていない節があったけれど、今後は「複数年次で最終的にプラスにする」という、ある意味やり甲斐のある政策実現出来るわけだから、そう言う「プラスの動機付け」を片山大臣には是非実現して欲しいなぁ。勿論「ギャンブルをしろ」という意味では無く、「より経済に注目せよ」ということかな。GPIFの成功なんかはその良い例だと思うけれど、ああいう成功体験をもっと色々なところで共有すれば、また新しいアイデアも生まれてくる気がします。そう言う「前向きな政治」に期待したい。 

Game Changer

NHKスペシャルで放送された「インサイド・トヨタ」が結構話題になっています。トヨタ方式に関して賛否有る中で個人的に見た範囲では、中国勢7:トヨタ3位の割合で中国勢有利トヨタ劣勢みたいな印象を受けます。その中でも一番の理由が、中国企業の「スピード感」と「選択と集中」。スピード感では、兎に角作っては失敗し作っては失敗して完成度を上げていく工程。これを24時間回しているという話も聞くけれど、本当か否という印象も。選択と集中では、自動車ではBEV(Battery Electric Vehicle)に全振りして、国家も含めてインフラから置き換えるわけですからね。BEVでは世界トップメーカーのBYDだって、最初はバッテリーメーカーだったわけですから。

そんな中で「24時間体制の開発」と言われているんだけれど、本当だろうか。例えば、時差を利用して世界各地で分散開発することは、私もやっていました。昼夜がほぼ反転している日本とアメリカの東海岸の開発拠点で、日本の朝-アメリカ夕方と日本の夕方-アメリカの朝でそれぞれ引き継ぎをして、「仮想24時間開発体制」みたいなことはやっていました。但し、その場合でも分散の仕方が重要で、例えばソフト開発なんかでも一つのコードを複数で開発するようになると、必ず不整合が発生したりコンタミネーション(コード汚染)が発生したりして難しい。昨日分散しても、予めしっかりとインターフェース回りとか共通項目や共用ライブラリーみたいなところを確実に定義しないと、勝手な変数が使われたり、ローカルライブリーがいつの間にか挿入されていたりと、中々これも大変。よほどPMとかチームリーダーがしっかりしていないと、かなり難しい。それでもソフトの場合は、コード自体は複製して各所に置けるから良いけれど、車のようにハードウェアとなるとそうも行かない。一箇所で24時間開発体制をとるとすると、8時間交代としても最低3チーム必要だけれど、そうすると作業時間帯が固定されてしまうから、最低でも4チームは必要。幾ら人材豊富な中国と言えども、中々大変じゃ無いかなぁ。

それでもスピード感を加速させるためには、そういう開発体制だけで無く、文字通り製品品目を絞って効率的に資源投入しないと無駄は逆に増えてしまう。その為にも「選択と集中」が重要で、その狙い所が外れると一気に消滅してしまうことも。トヨタもそうすればと言われるけれど、トヨタはトヨタでそのスケールメリットを生かして、有る程度のメリハリは付けるけれど、可能性は残しておく戦略なんじゃ無いかと思います。要するにリスク分散ですよね。で、実際のところ世界がBEV一色だったけれど、結局はHVとかPHVというところが今はまだ主流なわけですから。とは言っても、いずれはBEVに向かうことは確実だと思うけれど、その為にはまだまだブレークスルーは必要だと思うし、膨大な数残っている内燃機関ベースの自動車を、それをすててBEVへ移行しようという「動機(インセンティブ)」が、まだまだ少ない気がします。個人的には、インホイールモーターが実用化されて、今の自動車では出来ないような移動方法、例えば真横に移動するとか、回転半径が凄く狭いとか、そう言う精度の高い動作ができる様になると、自動運転とかAIによる運転補助みたいな所が今よりも生きてきて差別化に繋がると思うんですよね。

BEVのネックは、やはり「給電設備」だと思うんですよね。それは、給電可能地点の数と給電時間が、まだガソリンスタンドの数や給油時間と比較するとまだまだ足りない。急速充電の仕様も出てきているけれど、対応している場所は限定的だし安全性とかもまだ不安が残るところ。日本では、確か200V系が最大値で、これで30分間給電で100km分充電出来るんだったのかな。30分100kmは、やはり物足りないですよね。あと、給電可能地点数も少ない上に、それなりに時間が掛かるから、30分の給電が終わっても前の車が移動しないと自分の車への給電は出来ない。長距離ドライブなどの場合を除けば、自宅に給電設備を設置すれば、就寝中に給電して、毎朝出掛けるときには満充電状態という環境も可能だけれど、その自宅給電設備設置にもそれなりにお金が掛かるわけだし。ディーラーによっては補助も出してくれるらしいけれど(確かLexusはそんなサービスがあった)、その後の維持費だって考える必要があるし、マンションなんかだと厳しい状況も。例えば、BEVの未使用時間帯に、BEVが自動運転で近くの充電場所へ移動して、自動的に給電をして自宅まで戻るような仕組みとか出来たら、急速充電設備を集約しつつ、「バッテリー切れ」をそんなに心配しなくても良くなると思うのだけれど、どうだろうか。でもそれって、ロボット掃除機の挙動と同じだなぁ。それは嫌だなぁ(笑)。でも、そう言う「給電ステーション w/ 自動運転自動給電」というのが、BEVでのゲームチェンジャーになりそうな気がする。

2026年7月21日

梅仕事2026 (4) - 天日干し

梅仕事2026も暫く待機状態が続いていました。Part-2として仕込んだ梅シロップと梅焼酎は、今の所冷蔵庫に保存して熟成を進めていますが、時々取りだして瓶を振って中身を撹拌するようにしています。梅シロップの方が、中々砂糖が溶けずにちょっと焦りましたが、現在は9割位まで溶けてくれて、もう少ししたら全体が「梅シロップ」に変わってくれそう。本流の「梅干し」の方は、下漬をしてから一月以上が経過しました。今年はしっかり重しをおいたからか、3年間としては一番しっかりと梅酢が出ていて、この後紫蘇付けするときには「梅酢どービング」しなくても良さそうな感じ。ただ、時々様子を確認すると、今年は「超完熟梅」を使用したため、実が凄く柔らかくて皮が破れているものも有り、この後の作業に影響しないかちょっと心配です。

昨日やっと東海地方にも「梅雨明け宣言」が出されて、いきなり35度近くまで最高気温も上がり、一気に「夏本番」の雰囲気に。天気予報を見ると、ここから一週間は晴天の予報で雨の心配は無さそう。下漬をしてから5週間以上過ぎたこともあり、一度梅酢から出して3日間の「日干し」をすることにしました。昨年までのやり方だと、下漬を初めて2週間目くらいに梅紫蘇を投入して、その後4週間以上過ぎたところで梅干しを取りだして赤く染まった梅干しを日干しして、それを再び梅紫蘇酢に戻して熟成させる、という手順でした。今年は事前に梅ボーイズさんのサイトを見ていたら、日干しして乾燥させた後に梅紫蘇酢に漬けた方が、梅紫蘇酢の吸収度合いが強いのでより赤く綺麗に染まるとの解説を発見。実は再起に梅紫蘇を投入してしまうと、日干し用に梅を取り出すときに梅紫蘇と分離するのが面倒でした。後から梅紫蘇を投入しても良い(その方が望ましい)と言うのであれば、これまでの作業工程を幾つかスキップ出来る方法を試してみることにしました。その為、した付けしてから5週間は所謂「白漬け」のままですが、超完熟梅を使用したからでしょうか、梅の実をとりだした梅酢はほのかにピンク色に染まっていました。


 昨年は合計8.1kgの梅を漬けたんですが、今年はそれよりも多い9.7kgを漬けています。ただ、昨年は購入先や時期が異なっていたので小粒から3L位までサイズがバラバラでしたが、今年は一度に購入していてそこそこサイズも1~2L前後で揃っているので、個数(粒数)は昨年の2/3位の感じです。その為、昨年は干しザルを大小五つくらい使いましたが、今年は一番大きな丸い干しザル三つに丁度収まるくらいの量でした。これなら、4Lの保存瓶二つに丁度収まるくらいの量かな。空いている4Lの保存瓶は5個位あるので、特に新規に購入しなくても間に合いそう。

干しザルに直接置くと編み目に梅干しが食い込んでしまうので、昨年同様クッキングシートを敷いて、その上に梅酢を切りながら順に並べていきました。その後朝の9時位に外に出して干し始め、途中お昼頃に梅干しをひっくり返して、その後午後の4時位に取り込んで1日目の作業は終了。翌日直ぐに外に出せるように、部屋の中でまた一つ一つひっくり返してみましたが、皮が破れていたものやひっくり返すときにクッキングシートに皮が固着して破れたりしたものは、ざっと見て全体の数%位かな。今の所はまずまずの成績じゃ無いかと思います。天気予報では、ずっと「晴時々曇り」の予報で、最高気温も35度越えの日もありこのまま上手く乾燥してくれると思いますが、暑い故ににわか雨の可能性もありそれがちょっと心配ですね。物干し場には屋根がある部分もあるので、もし心配ならばそちらへ移動しても良いだろうし。先ずは3日間しっかり夏の太陽を浴びて、しっかり乾燥してほしいです。(続く)

Political Visibility

直近の政権支持率調査で、高市内閣の支持率が大きく下降し、中には50%を切る調査結果も。また、調査期間によっては不支持率が支持率を上まわる「逆転現象」が見られるところもあり、メディア等はこれまでの国会運営や内容に対しての国民批判と言う論調も。まぁ、高市政権に対しては、「支持も多いけれど反発も強い」という状況だと思うから、これも仕方ないのかもしれない。

色々な動向調査に寄れば、皇室典範改正案や会期延長などの強権的な運用に対して批判が高まッたのが理由という話がまことしやかに言われているけれど、個人的には単純に「実感できる改善改革が無い」、「経済的にまだ苦しい」という印象が続いていて、それで期待外れと離れていく人が出てきたと言う話だと思う。

よくよく見れば、世界は未だに混沌としているのに、ガソリン価格はそれでも170円(レギュラー)前後で販売されているし、色々と商品の値上げはあるけれど、昔のマスクやトイレットペーパーのように購入出来ないとか言う話は聞かない。高市政権の肩を持つわけでは無いけれど、結構社会生活は安定していると私は感じるんだけれど。まぁ、中々進まない食品消費税の減税の話だったり、「給付付き税額控除」 が「給付のみ」とか「出来ない」とか迷走しているように映るのも、支持率低下の原因だと思う。

政治はスーパーの特売なんかじゃ無いから、そんなに直ぐに何か劇的な変化が生まれるわけでは無いけれど、大会政権の場合は直前の閉塞感が大きくその分期待値も大きかったから、ここまで我慢してきたけれどその我慢もそろそろ限界という所なのかも。とは言っても、やっと自分達が予算編成できるような状況になり、そこにはこれからの色々な政策や投資の話が盛り込まれているけれど、それだって急に明日から物価が下がるわけではない。やはり庶民としては「実感できる利益」が欲しいんですよね。7月から電気料金の補助とか始まるんじゃ無かったかな。仕事でもそうだけれど、真面目に最後に結果だけ出せば良いというわけでも無いのが難しい所。やはり途中途中で、それなりに努力しているところだとか、前向きな結果とか見せていかないと、周りからの支持や支援も増えないわけですよね。それを「ポピュリズム」と言われるかもしれないけれど、やはり時々は「良い夢」を見せて欲しい気もします。

Trickster or Newtype?

ローカル局の静岡朝日テレビの人気コンテンツ「とびっきり!しずおか」の、昨日月曜日の放送回。月曜日は、レギュラーコメンテーターの山本期日前氏と今野忍氏の回なので、それ目当てで観だしたら、ゲストにチームみらいの安野貴博党首が出演してきてビックリ。本来ならば国会終了直後の出演となる予定だったのが、今週末まで延長されたので国会会期中の出演となるのだけれど、それでも良くスケジュール押さえられたなぁ。

番組スタートは、山本期日前氏の「サッカーコメンテーター引責辞任」のお知らせから始まり、いかにもこの番組らしい掴みだけれど、そこに続く安野氏の国会の裏側の話は中々興味深い内容でした。好き嫌いというか是非もあるかと思いますが、個人的にはこれまでに無いタイプの国会議員と政党だけに、しかもITを武器に日本でも「旧式」とも言える国会システムに切り込む姿勢は応援したいところ。そう言う意味でも、今回自民党に上手いパスが出せたので、これを切掛に高市総理とのほどよい連携みたいなものが生まれたら、政権も国会も変わりそうな期待感みたいなものを感じます。

途中チームみらいの今後の選挙戦略みたいな話になり、静岡県での候補者擁立の話を振られると、今の所みたいだが予定は無いと言う返事で、まぁそれも仕方ないかなという気も。単に候補者だけ擁立すれば済む話でも無いですしね。やはり、地方議員の支援が有る程度無いと選挙活動自体難しいわけで、その地盤作りをするのが先という判断なのか。でも、その為には「人・物・金」が必要なわけで、それをまだ誕生したばかりのチームみらいが賄えるのかは疑問。それを考えると、参政党が地方にも浸透しているのは意外というか脅威ですよね。浜松の駅前でも時々遊説みたいなものをしているけれど、これまで一番よく見かけた共産党以上に熱心にやっている気がするし。

最後に静岡県内では、政令指定都市の静岡市と浜松市での支持が高いとともに、新幹線通勤で都内方面への通勤住民が多い、長泉町や三島市も支持が高いという話が出てきて、やはり「都市政党」という特徴が出ている気がします。ただ、チームみらいの「IT政治」というものには個人的にも期待するんだけれど、それを地方に浸透させるのは予算だとか旧来のしきたりや依存度の強い地方では中々難しい気もします。地方自治体用の「仮想市役所・村役場」みたいなシステムを作って、それで地方行政のシステム化を進めるとか、かなり大胆なアイデアの実現が必要だろうなぁ。逆に言えば、チームみらいにはそういう考え方、ある意味「みらい政治のアーキテクチャー」みたいな役割を期待したいですよね。その為にも頻繁に静岡に来て欲しい(えっ?)

2026年7月20日

微かな希望

 選挙ドットコムちゃんねるから、今野忍氏と中道改革連合の泉健太議員との四方山話編。日頃野党議員に対しては厳しめのコメントになってしまう自分の中では、この泉議員は比較的好意的な所もあって、ある意味与野党対決みたいな「健全な政治システム」には必要な人材の一人だと思う。そう言う事も合ってか、約1時間の対談は安心して視聴出来たと思います。

MCの今野氏とは旧知の仲のようで、昔話からスタートして、旧民主党が政権奪取をしてそれが3年3ヶ月で下野して、さらにその後離合集散して混乱した時代の話に。改めて振り返ると今の与党大勝の理由の一つは、余りに野党の存在意義が薄れてしまったからと言う事も有りそう。選挙で大敗した中道改革連合が新代表選を行うときには、激減してしまった旧立憲民主党議員の中でも生き残った泉氏に期待する意見も大きかったけれど、その時には出馬せずに現在に至るわけですが、現状を見ているとその判断が良かったのかどうなのか...

それでも、是々非々で政治を進めようとする意志が泉氏の発言からは感じられるし、前途は多難だけれど、将来的には巨大与党に対して存在感を示す事が出来る野党勢力に繋げてほしいと感じますね。ReHacQに出演して持論を展開していた、中道改革連合代表の小川淳也氏の話が、「小川構文」というか「小川ワールド」全開で、正直聞くに堪えられなかったのと比べると、政治家としての資質は色々な分野方向性があるとは思うけれど、リーダーとして一つの集団を牽引する存在としては個人的には疑問。もし自分がこの政党の議員であったなら、多分いの一番に少なくとも離党するし、政治家として引退するかもしれない。

野党の仕事というのは、与党と対峙して政策の最大公約数を広げる事だと思うんですが、幾つかの野党は相手を批判すれば自分達の評価が上がり国民が納得してくれると、ずっと誤解したまま。週刊誌が報じた疑惑をテーマとして取り上げるのは良いけれど、それで追求する理由なり証拠がその週刊誌しか無いと言うのは、自分達は何も仕事をしていない証拠。週刊誌で報じられたこの内容に関して、我々は独自にこういう情報を入手した。これに関しての説明を、と追求するなら分かるけれど、週刊誌情報のそれも既に否定されたようなものとか時系列的に疑念のある内容とかを未だに取り上げて自分達の「正義」を振りかざしている姿を見ると、あぁこの人達は結局はこのまま衰退していくのだなと逆に安心感みたいなものを感じるのは失礼かな(笑)。そうなったときには、泉議員に活躍して貰わないと。

Privacy Plicity in Flight

佐々木俊尚氏の引用から、UAが機内でのヘッドフォン・イヤフォン着用をルール化したという話。 実際UAの「運送規約」の中の「規則21: 搭乗拒否」の「項目H: 安全性」の中で、「以下の行為項目に反した場合には搭乗拒否をする」と指摘されている禁止行為の最後22番目に「音楽やビデオ視聴でヘッドフォンを使用しない」と書かれています。


最近はUAに余り登場していないので違うのかもしれないけれど、昔よく利用していた時期でも、そんなに機内でガンガン音楽を掛けたりしていた乗客に遭遇した記憶は無かったなぁ。合ったのは、子供がゲーム機やタブレットで音を出していたりとか、間違ってヘッドフォンしているつもりが繋がっていなかったみたいなケースだけだったと思います。私は国内線もANAしか事実上利用しないけれど、ANAでもそういうケースは遭遇した記憶はありませんね。

ANAの場合、まだまだ機内AVを使用しての映画とか音楽コンテンツ提供が主流なので、備え付けのイヤホンを使用して視聴する前提になっているから、そんなに自分の端末でガンガン動画や音楽再生する人はいないんじゃ無いかな。UAの場合は、随分前から機内から内蔵モニターを撤去して、代わりに機内Wi-Fi経由で個人のスマホやタブレットに配信するようになっています。だから、いつもは自分の端末で直接スピーカーなどで来ている人が、そのつもりで機内でもそのまま再生してしまう、ということは有るかもしれない。まぁ、その場合は流石にCA三経由で注意が行くと思うけれど。

音もそうだけれど、例えば窓際に座っていて外光がきついのにシェードを降ろさなくて、こちらは眩しいし暑いしで困るようなケースとか、機内持ち込みの荷物が大きくて座席の下に入り狩らずにこちらの足下にまではみ出してきているケースとか、後向こうの人は対にも横にも大きい人が多いから、どうしても肘掛けを越えてこちらに侵入してくる場合とかもあるし。一番困るのは、これは国内線でも時々あるけれど、妙に香水とか制汗剤の臭い成分とかキツい人が隣りの場合も、私は鼻がムズムズして困ります。それ以上に困るのが、喫煙のキツい人で、服からも呼気からも臭いがにじみ出てきて、こちらは呼吸するのも難儀なくらい。音、光り、臭いと、人間の五感に何らかの影響を与えるものは色々あるけれど、やはり長時間狭い密室にともに座っているという結構特異的な状況が生まれるから、こう言う事がどんどん問題視されるようになるのかも。

2026年7月18日

嫌いなあの人

選挙ドットコムちゃんねるから、MC山本期日前氏と産経新聞水内茂幸氏の国会終盤情勢と、国会延長に関しての雑談(笑)。二日前の収録公開の動画なので、既に皇室典範改正案は議決されているし、会期延長も25日までの延長が決まったので、何となく国会運営のドタバタ感も感じられる動画。

そんな中で一番印象に残った部分は、水内氏による「高市さんは(国民民主党の)玉木さん、嫌いだと思う」の一言(笑)。維新の会と連立を組む直前までは、国民民主党へも秋波を送っていたのだから、そう言う意味では友好的な関係を築きたいという気持ちはあると思うんですよね。また、1月の解散の直前には、国民民主党からの「103万円の壁」に関わる色々な要求をほぼ丸呑みにして実現した位、当時はそれなりに「有効勢力」と考えていたと思う。一方で、その直後に解散して選挙に入ったことを理由に、自分達の要求を実現してくれたことを全て忘れたかのように批判する側に回って、これは高市陣営としては自分達の利益だけ確定して梯子を外す、みたいな印象を持っているんじゃ無いだろうか。

一方で自民党の重鎮(麻生副総裁とか)は、維新の会よりは国民民主党との連立を欲しているという事で、でも今は人気もある高市総理を支援することのジレンマみたいなものを感じているんだろうか。麻生氏としては、国民民主党の支持母体である連合を取り込み隊みたいな話らしいけれど、その連合は「自民党は敵」みたいな感じだから、そこは水と油の関係は変わらない。でも、第二次安倍総理の時から感じるのは、賃金アップを実現しているのも、産業誘致成長を進めて労働環境や社会環境の向上を目指しているのも、正直なところ自民党な訳で、連合としては安倍総理の時のようにもう少し対話というか会話くらいすれば良いと思うのだけれど。沖縄の知事選でも、国民民主党は古謝候補支援なのに連合は玉城デニー知事支援という、ちょっと(かなり?)ピントが外れた行動をしたり、良く分からない。それが玉木代表にも現れている気がする。

高市総理が維新の会との公約を実現することを最優先している事は、政治家の姿勢・態度としては正しいと思うんですよね。約束したものは実現して恩を返すというのは、当然な話。それが、「密約」とか「裏約束」みたいなものならまた話は別だけれど、公約として公にしていて圧倒的な国民の支持を得たのだから、それを進める事は当然の仕事。その中で、例えば選挙制度改正ならば、その議論の道筋の不具合なりを指摘するとか、副首都好走ならばその目的を明確にして維新に利用されにくくするとか、それが受け入れられるかどうかは別にして、そういう問題点を国民に提示して、将来的にそれが顕在化したら解決策を提示していくのが、野党の仕事目的の一つだと思うけどなぁ。会期延長では、野党は与党を責めるし、与党は野党の審議拒否を言うけれど、個人的にはやはり野党が何か問題提起するなら分かるけれど、「何もしない」ことを抗議の意思表示というのは納得出来ない。そういう所が野党不信に繋がるし、そんな中でも比較的是々非々で対応しているように見える、チームみらい辺りにはシンパシーを感じているのかもしれない。 

893仕草

再開された国会の様子をネットやテレビで見ていて、正直ため息しか出ない。いゃ、中には真面目に議論や提案している議員さんも居るのだけれど、ごく少数の特定政党所属議員の行為が酷すぎて、結局国会全体の品位というか意味というか価値というか、それら全部を下げているようにしか見えません。 昨日何かは、某党名変更予定の議員が、総理の写真と鬼の写真を出して、自分はどっちだとか効いていたけれど、もうね「うましか」じゃないかと。そんな幼稚なことをしていて、年間何千万もの歳費や政党支援金を貰っていることを当然と考えているとしたら、国民も結構馬鹿にされているものです。

某政党の、元キャスターだった議員とか、同じく元タレントだった議員さんの発言の様子を見ていると、発言の内容では無く単に誤記の強さ声の大きさで相手を圧倒して無理矢理謝罪を要求しているようにしか見えない。これって、反社会勢力がやっている事と同じだと思うし、と言う事は彼らの質もなり発言には「事実」も「正義」も無いと言う事なんだと思うと腑に落ちます。「弱い犬ほどよく吠える」と言うけれど、まさにその見本みたいな事を毎回繰り返している。

以前も書いたけれど、高市政権の根回し不足事前協議軽視の様子は確かに見られるし、それが経験不足からなのか自らの主義主張のためなのかは不明。個人的に状況が似ていると感じる、自分中心の政治姿勢を貫いた小泉純一郎政権の時でも、裏では色々な番頭さんが動いて根回しなり事前協議なりをしていたから、あれだけ破天荒な総理でもそれなりに政権が昨日したし社会的にも高い支持率が得られていたと思うんですよね。私は、圧倒的な議員数は民意の結果でもあると思うので、その有利さは存分に使えば良いと思う。但し、そうすると反対勢力でもある野党だけで無くメディアも攻撃してくるわけで、それを覆すリソースも馬鹿にならない。トータルで考えると、やはり波風は出来るだけ立てないか低くする方が得だとは思います。

一方で、そう言うのって「古い政治システム」のお作法だとも思うわけで、「政治刷新」とか「リーダーシップ」とか以前は言っていたのに、そういう状況になってくると「昔は良かった」的な意見が出てくるのも困りもの。今の高市総理は、ある意味トランプ大統領の「自分中心に物事を決める」雰囲気にちょっと似た印象も受けるんですが、あそこまで極端にならなくても、やはり自らの公約なり信念みたいなものを中心に置いて仕事を進めることは悪い事では無い。実際それらは総裁選挙の時にも、選挙の時にも、公約として言っていたことな訳で、多数派を得たから急に言い出した話ではない。それに対して意義があるならば、ちゃんとその問題点を明確にするなり対案を示せば、野党としても存在感を示す事が出来るのに、結局は大声で自分達の存在を鼓舞するだけという、街の厄介者仕草しか出来ないから、与党支持率が下がっても自分達への指示へと繋がらず無党派層が増えるだけという現実を認識した方が良いと思うなぁ。

2026年7月17日

Discredit Card

昨日全国規模で発生した、三井住友カードやJCB/楽天カード等の利用障害。最近この手の障害のニュースを聞く機会が増えてきている気がしていて「またか」という印象が先ず浮かんできました。最初原因が不明とのことでしたが、国内のシステム(自社システム)内障害では無く、店舗とカード会社を繋いでいる「国際ブランドネットワーク」だったらしい。

「国際ブランドネットワーク」とはなんぞやと思ったら、端末で利用可能なカードとして提示されている書くカード会社のブランドと、それぞれの決済システムを接続するものらしい。「国際ブランド」と言うのは、VISA、MasterCard、Amexican Express、Diners Club、JCBを筆頭に、銀聯(UnionPay)、Discoveryまで入れる場合もあるらしい。カードブランドと決済システム間のトラブルなので、それぞれのカードに紐付いているようなSuicaとかの他の電子決済サービスは影響無かったらしい。

昔々のクレジットカードは、ネットワークに接続すらして居なくて、店頭で買い物をするとクレジットカードの券面をプリント(コピー)して、そこにサインをすると支払い完了みたいなシステムでした(少なくとも1980年代はそうだった)。その後、オンラインでカード認証出来るような端末がデパート等に導入されますが、まだ端末が効果だったり回線数が少ないためか、大体はカードを店員が預かって店舗奥で清算処理をして、控えと一緒に戻すみたいな手順。でも、一時期カードが所有者の視線から隠れるから、この時にスキミングとか結構発生しましたよね。また、時々その唯一のオンライン端末が故障したり利用出来ないときには、昔のようにカード券面をコピーして生産する場合も。その後店舗店頭にカード端末が整備されるようになると、所有者がカード挿入をして暗証番号を入れて精算するようになりましたが、高級店などはわざわざ店員が代わりに操作する場合も有って、これもこの時にスキミング装置に通してカード情報を窃盗する場合も有りましたね。タッチ形式になって、やっとそう言う危惧が無くなった気がします。

今回の様に通信機能が利用出来ない場合、あるいはエラーになる場合、クレジットカード単体で利用出来るような仕組みは出来ないだろうか。たしかSuicaとかEdyとか、前払い方式だとその残金の範囲内ならばオフラインでも利用可能だったはず。だからまだ機内Wi-Fiが無い時代のANAの機内でも、機内販売の精算でEdy払いとか利用出来たわけですから。クレジットカードにも臨時の決済方法として、上限を決めて少額決済ならばそちらを利用出来るように出来ないだろうか。VISA/MasterCardならiD、まそこならQuickPayと連携しているものも有るけれど、あくまでクレジットカードの支払方法の「Plan B」みたいな感じで、本来のクレジットカードオンライン決済が出来ない時に、少額決済に限ってカードにバッファーしておいて、後日オンラインになったらシステムで決済するような感じ。自動的にクレジットカード決済がiDやSuicaに切り替わっても良いと思うけれど、それよりはクレジットカード内で閉じた方法の方が槍安と思うけれど。まぁ、まだまだ複数の決済手段、その中でも現金決済は残しておいた方が良さそうですね。

トトロは宗教

佐々木俊尚氏の引用から、海外では「となりのトトロ」が宗教映画だと誤解されているという話。日本人なら普通の事一般的な行為と感じる「お地蔵さんを拝む」みたいなシーンが、宗教行為=キリスト教などの一神教での祈りの場面、と感じるらしい。確かに「お地蔵様」は、子供の神様だから、似ていると言えば似ている気はするけれど、ここでの「祈り」は「先日は助けてくれてありがとうございました」とか「雨宿りさせてください」というような、ごく一般的な「挨拶レベル」の行為だと日本人は感じるのが大きな違いなのかも。

欧米の人と日本人との一番の違いの一つは、やはりこの宗教観だと自分の細やかな経験からも感じます。「キリスト」という一神教に対して、「存在する全てに存在する八百万の神」という多神教との違い。「多神教」というのも一寸違う気がするんですよね、八百万(凄く多くの)の神様が存在していると言うよりは、「何となく雰囲気や気配は感じるけれど自分周りが神様的要素で埋まっている」、みたいな感覚の方が近いんじゃないだろうか。それだけ、自然というか社会や生活の中に透過的に存在しているものと、一つの象徴として崇拝するものは、やはり大局的な存在だと思う。

別の投稿で佐々木氏が取り上げているCourrierの記事では、秩序の国ニッポンには「丁度良い混沌が必要」との事。その「丁度良い混沌」の一つが、この「八百万の神感」じゃないだろうか。人それぞれ自分が好きな神、必要な神、見つけた神を信用する場合もあるし頼りにする場合もあるし、それぞれが都合の良いようにカイシャして成立している世界観が「丁度良い懇篤」と言えるのかも。もう一つ個人的に感じる「混沌」は、アニメとか推し活みたいなものに象徴される「副次的な熱狂」というか、表には見せない出せない自分のもう一つの「主役」みたいなものへの熱意というか。それに熱が入りすぎて表面化すると「匠」なんて言う、表の称号が生まれるのかもしれないけれど、「匠」に対しての「オタク」が、秩序の「匠」に対しての「オタク」なる混沌なのかもしれない。

少ない海外生活経験(=アメリカ経験)ではあるけれど、向こうの人達の様子を見ていると、やはり「プライベート」とか「パーソナル」みたいな、自分の周辺空間を一番重要視する傾向があり、それを守るために色々な摩擦や軋轢も生まれていて、そこから自分の「世界観」を守るために、場合によっては争いも辞さないみたいなものがあるように感じます。一方で日本は、良くも悪くも狭い場所の中に家族や親類やご近所さんが共存しているわけで、そこには有る程度の我慢という秩序は必要。出る杭は打たないと、そこから秩序が乱されるみたいな考えが、一番無難な社会構造が日本の生活様式だと思います。だから、そこに収まりきれない感情や行動は、隠れて発散していくしか無いのかな、と。でも、それが「アニメ」という表現方法、さらに昔ならば「漫画」みたいものに昇華できるようになると、適切なガス抜きになっているような気がします。そういう感覚を受け入れられるかどうかが、日本で日本人と共存可能かどうかの分かれ道になと思うなぁ。