2026年8月26日

二足歩行ロボット雑感

ここ最近、中国での二足歩行ロボットの話題が増えてきています。何重もの企業による熾烈な競争や、国策としての支援もあってか中国での「二足歩行」能力が凄い勢いで向上している様子を見ていると、HONDAのASIMOで止まっている日本のロボット事情が悔しいような、悲しいような、残念なような、要するに複雑な心境に。 ほんの数年前までは、「二本足で歩く」ことすら苦労していたロボットは、歩くだけで無く走ることも出来るようになり、さらにはジャンプしたり回転したり、程度は不明だけれど人間の代わりに工場での作業を代替するような場合も。既に「二足歩行ロボット」では、中国の一強は確定のようで、二本は別の道筋を模索する様子。

子供の頃から、鉄腕アトムとか鉄人28号とか、人型ロボット、二足歩行ロボットの中で育ってきた世代ですから、自分が大人になる頃には実用化されているもんだと思っていたけれど、まだまだそれは遠い未来の光景。中国での二足歩行ロボット技術は確かに凄いと思うけれど、正直なところまだ「可能性の提示(PoC)」レベルのような気がする。実際日本からは、二足歩行ロボットの開発を通じて、関節強度などでまだ技術的な問題が多く、「二足歩行」に拘らない所謂産業用ロボットからの「フィジカルAI」という方向性を模索しているらしい。それはそれで日本としては賢明な選択だと思うけれど、だからと言って中国の今のロボットも重要な技術なんですよね。

私が一番今日と感じるのは、苛烈すぎる過当競争が技術の開発スピードをどんどん加速して居るであろう事。開発とか製造の現場は、ミスとか失敗してそれをどう改善するかで将来が決まるような部分も大きく、昔はだから何度も試作をして製品の完成度を上げたもの。その分、時間もお金も掛かるけれど、それが許されたのがバブル時代でした。中国の場合は、多数のライバル企業の競争に、国の資金や指導が入るから、日本の何年間というサイクルが数ヶ月出回っている感じ。ソフトウェアの世界でも「アジャイル」で作りながら完成度を上げていく手法が今では標準的だけれど、ロボット開発でも似たような状況に有ると言えるのでは。流石に、そのまま製品として世の中に出して問題発生したら大変なので、そこは政府の抑えが幾らでも効く中国でしか出来ない隠し技だと思うけれど。ただ、そうやって加速度を増しながら完成度を上げるとともに、生物の進化と同じ様に「突然変異」みたいな新技術が生まれる可能性も高まるわけで、日本だって可能ならば中国の体制を見習うところは多いと思います。

あと、中国での開発内容はどうしても閉ざされた中で進む場合が多いのですが、それでも結構外部に出てくるものも多いわけで、日本はそう言うものを上手くピックアップして日本人が得意な「魔改造」していくのも「有り」なんじゃ無いかとも思うわけです。例えば、今はロボットの課題とされている関節構造も、ロボットでは耐久性や自由度で問題があっても、それを人間の人工関節に応用したら、100%では無いけれど現在の技術よりもかなり有効な物が生まれないだろうか。また、素人考えながら、関節のような大きな部分も重要だけれど、同じ関節でも例えば指先とか手の構造や動作を人間の動きに近づける方が、実社会への応用としては可能性は高くなるんじゃ無いだろうか。今の技術だと、ものを掴んだり話したりは出来るけれど、例えば指と指で撚る動作とか、それこそマジック出来るくらいの「微妙な動き」が出来たら、より精密な機器の製造にも投入できるだろうし。中国の後追いは難しいし厳しいと思うけれど、そこから美味しいところをつまみ食いするくらいの気持ちで評価したら、結構面白いものが生まれそうな気がします。それ位の余裕は必要ですよね。

UA New Routes to Japan

UA (United Airlines)が、大体な2027年新規路線就航のアナウンス。「まぁ、日本は関係無いだろう」とか高をくくっていたら、いゃいゃ、結構影響有りでビックリ。

まずは、SFO-OKAが週三日で新規路線開設にはビックリ。冬スケジュールで新千歳に就航したのも驚いたけれど、確かに沖縄には(色々問題はあるけれど)大きな米軍基地もあるし、ミリタリー需用は大きいだろうなぁ。しかも仕様機材はB777-200ERとUAの中でも最大機材。そんなに需要あるのかなぁ。でもこれで、SFO-HND/NRT-OKAの移動がこちらにシフトして、SFO-HND/NRTが取りやすくなるかも。もう一つは、LAX-KIXが追加でしかもデイリー就航するとこと。現在は、SFO-KIXが就航しているけれど、関空からLAX行きが追加される事に。これで関空からも、SFO/LAX/GUMと3路線就航することになるんですね。 

SFO-OKA線のスケジュールは、2027年3月27日からで、

  • UA 834 OKA 17:50 - SFO 12:50 / 火・金・日
  • UA 833 SFO 10:35 - OKA 15:50+1) / 月・木・土
追加となるLAX-KIX線のスケジュールは、やはり同じく2027年3月27日からのスタートで、

  • UA802 KIX 20:50 - LAX 15:25 / 毎日
  • UA801 LAX 14:40 - KIX 18:50+1) / 毎日
OKA便の場合、予定通り16:00頃に那覇に到着したら、18:00位の羽田行きに搭乗して20:30頃に到着。ギリギリ最終の新幹線に間に合わないことも無いけれど、結構厳しい。KIX線も同様で、こちらは20:00頃にKIXから新大阪に移動したら、多分もう浜松停車の新幹線は無いような気がする。SFO/LAXへの移動便としては、特にKIX発は夜の20:50なので出発当日の昼間に余裕が出来るのは良いかも。

来年3月からのスケジュールなので今年の予定には影響無いけれど、それだけ航空需要がコロナ禍から回復してきた証拠なのかな。良いことではあるけれど、供給量が増えた分チケット代もお安くなって欲しい(笑)。

2026年8月25日

Haneda Excel Hotel Tokyu

3カ月ぶりとなる、羽田空港第2ターミナル直結のエクセル東急。到着ゲートが57番でホテル側だったので、それだけは少し助かりました。日付が変わる前の23:30頃に部屋に入り、まずは翌日の目覚ましをセット。その後、スマホ類の充電に、パソコンも接続して充電しつつ、メールチェック等をして、早めに就寝しようと思い、何とか00:30頃までに切り上げてベッドに入りました。

何となく寝付けないまま時間だけが過ぎて行く気がしましたが、突然セットしていた目覚ましの音で目が覚めました。1分遅れで同じ様にアラームセットをしておいたiPhoneの方は、鳴り出す前にオフに出来たのでまずまずの希少反射神経かも(笑)。冷蔵庫に入れて置いた、冷たいお茶で一息ついてからシャワーを浴びてまだまだ睡眠不足気味の体を起こして、その後05:30頃にチェックアウトしてターミナルへと向かいました。地の利はNo.1のこのホテルですが、以前と比べると価格が上がっているのでそこがもう少し落ち着けば嬉しいのですが。そう言えば深夜チェックインをするときに、ANAの制服をきたクルー(男性パイロット2名と女性CA 5~6人)もチェックインをしていて、「深夜便の到着なのかな」と思ったら、皆さん英語か韓国語か東南アジア系の言葉で喋っていて、どこか海外がベースのクルーさん達かなと思いました。やはりターミナル直結だけあるなと、変なところで感心した今回のホテルステイでした。

(UA Leg#11) HND-OKA/-HND

3カ月ぶりとなる国内線のフライト。最初は火曜日・水曜日と飛ぶ予定でしたが、水曜日に台風18号が沖縄直撃の予報が出てしまい、ANAからも予定変更を勧めるメールが来るほどに。最初は後ろ倒ししようかと思ったんですが、既に予定も入っていることも有り厳しい。色々検索して、スケジュールと比較しながら検討。結果、火曜日はそのままの予定で残し、水曜日の予定を月曜日に前倒しすることに。但し、現時点ではANAから予約変更リクエストは出ていないので、変更可能なフライトが制限されていて、特に沖縄からの戻りが1便(1席)しかなく、仕方なくこれに会わせてスケジュール変更することに。 

夕方発のフライトなので、お昼過ぎに自宅を出て駅に向かい新幹線で品川へと移動します。台風の影響が心配でしたが、さらに日曜日に日付が変わった所で比較的大きな地震が関東地方で発生し、その余震や影響が無いかという心配も増えて、今回はちょっと祟られているのかなぁ等と思いつつの移動でした。

品川駅は相変わらずインバウンドや夏休みの家族連れ等で混雑していましたが、丁度品川からノンストップでT3/T1-T2へと行く特別急行が捕まり、15:00前には空港に到着しました。でも、午後の出発ラッシュ前の時間帯なのか、B1Fから2Fに上がるエスカレーター前には長蛇の列。その横のB1F→1F→2Fと上がるエスカレーターはガラガラでしたから、こちらで2Fまで上がりました。この日はちょっと別件の用事があったので、いつものSUITE EXPRESSでは無く、その先のSUITE CHECK-INの入口まで移動して、ここでトラブルを解決(番外編参照)。ラウンジに寄ろうかと思いましたが、時間的に入ったら直ぐに出るくらいの感じだったので、保安検査場からそのままゲート側へ出て、59番ゲートへと移動しました。

1) HND 16:05 - OKA 18:40 (NH1095)

ゲート前に到着すると、丁度折返し機が到着したところなのか、乗客が降機している様子が見えます。この分ならば定刻通りだろうと、そのまま暫くゲート前で時間を潰していました。15:42から事前改札が始まりましたが、幼児連れの家族が数組入ったところで、直ぐにグループ1からの優先搭乗に切り替わり、機内へと入りました。使用機材は古いB777-200で、機内Wi-Fiのステッカーが貼られているのに何故かサービスは無しとのつれないアナウンス。シートも古いタイプの機材なので、もう寝て行くしかないですよね。フライト番号から想像するに、夏休みという事での臨時便なのかな。家族連れが多い気がします。また、機内持ち込み手荷物が厳格になったからなのか、登場してくる人達の手荷物の様子を見ると、以前と比べて大きなスーツケースやダッフルバッグ、複数の手荷物を両手にぶら下げた人などがかなり減っていたように感じました。

定刻丁度にドアクローズとなり、プッシュバック開始は4分後。59番ゲートなので、後ろに押し出されて機首を少し右に振って、T2ターミナルの本館部分と平行になったところで停止します。ここでちょっと不思議な光景が。ターミナルの方から、安全用の黄色のビブスを着用した人達がワラワラとこちらに歩いてきます。最初は何処かの番組の空港特集の撮影かなと思ったんですが、テレビクルーはいない様子。特別な施設内ツアーかなとも思ったんですが、それならば皆さん記念写真をバシャバシャ撮影すると思うけれど、そんな様子も無い。新人さんのOJTかなにかなのかなとも思いましたが、だったらトーイングカーの様子を注視するとか、作業を見ているだろうけどそんな雰囲気も無い。ANAの偉い方が搭乗していて、そのお見送り何だろうか。ちょっと不思議な「お手振り」の中、機体は動き出しました。

誘導路に出て左に機首を向けたので「あぁ、A滑走路のRW16Rか」と思ったんですが、確かに更に左にターンをしてT3方向に少し進んだところで、今度は右に機首を振ります。「あれ?」と思ったら、右側の窓からB滑走路のRW22の進入灯が見えます。「えっ、離陸でRW22使うの」と思ったら、先行機が居て確かにRW22から西に向かって離陸していきます。記憶する限りでは、RW22に着陸したことはあるけれど、離陸したのは今回が初めてだと思います。順番が来て離陸開始となると、ギアアップすると同時くらいに左に旋回をして、D滑走路のRW05の斜め上、つまりA滑走路のRW34Lへの進入経路上空を逆走するような感じで更に高度を上げていきます。

暫くして食事の配布が始まりました。時間帯的に軽食のサンドイッチだろうと思ったら、幕の内弁当が出てきてビックリ。しかも羽田調製だから、内容もかなりしっかりしたものでした。その後は機内Wi-Fiが使えないのでシートを倒して睡眠モードに。結構しっかり寝てしまい、目が覚めるともう着陸態勢に入る直前でした。一度沖縄本島の東側を通過して右に旋回してUターンをすると、第2滑走路のRW36Lへと進入します。着陸したのは16:30とちょっと早着。そこから36番ゲートへと移動して、ゲートインしたのが16:37と、久々のオンタイムフライトでした。機外へ出て出口に向かう途中、知らない間にスタバの横に7/11が開店していてビックリ。広くは無いので、棚の上に段ボールが置かれていたりと、まだ開店したてなのかな。ちょっとビックリしつつ、先ずは所用へと向かいました。

2) OKA 20:40 - HND 23:10 (NH478)

少し早めに空港に戻り、まずはラウンジで一服。ANA関連のフライトだと、この後の21:00発の羽田行きが最終便なので、空港内は閑散というかひっそりしています。33番ゲート前へ行くと、丁度事前改札が始まったところ。そこから直ぐにグループ1の優先搭乗が始まりますが、どうも最初に搭乗した車いすの方の車いすが中々戻らず、PBBの途中で止められて暫く待機することに。数分待った後で、そこで止まっていた事前改札組からグループ1/2がドット機内へと入ります。

使用機材がB737-800の中型機で単通路なので、暫くするとL1の入口付近で待ち行列が出来てしまい、中々前に進みません。流石に沖縄から帰宅する人が多いのか、結構皆さん大きめのお土産の袋やキャリーバッグを持って入ってくるので、それもあって中々前に進みません。CAさんのアナウンスでは満席とのことで、やっと全員がL1のドアを追加すると直ぐにドアクローズ(通路にはまだ前進待ちの人が結構立っている)となったのが定刻少し前の20:38でした。そこから5分後にプッシュバックが始まり、反対側のRW36Rへと移動して離陸したのが20:56でした。

離陸後暫く揺れましたが、20分位して食事が始まります。この機体、機内Wi-Fiの接続がGoodで、結構安定してスピードもそこそこ。往路のB777-200に爪の垢でも煎じて飲んで欲しい位です(笑)。その後は、またシートを倒して睡眠モードで移動。目が覚めたら、三浦半島と房総半島の間を北上しているところで、直ぐに着陸準備の四点鐘がなりました。

AかC滑走路に降りるのかと思ったら、どんどん東北方向に登っていきます。もしかしてB滑走路のRW22かと思ったら、東京湾のまん中当たりで左旋回が始まり、D滑走路のRW23へと機首が向きます。深夜帯なので、一番遠い滑走路を使うんでしょうね。そう思ってFlighradar24を見てみたら、離陸する機体はRW16Rから離陸していましたし。

着陸したのが少し遅れて23:08。ここから誘導路を移動しますが、期待に反して入ったゲートは反対側の北ピア根元の57番ゲート。ここから出口へは、結構な距離を戻らないといけません。それでも、この後宿泊するホテル側だったので少しは助かりました。何とか1日目は終了です。

(UA Leg#11) HND-OKA/-HND - 番外編(Troubleshooting)

今回は、ANAの国内線予約システムが変更(国際線同様)された後に、予約や発券などした最初のフライトだったんですが、その影響というかシステム切替後安定していない様子を図らずも体験してしまいました。備忘録代わりに記録しておきます。

  1. 予約の検索だけで無く、自分の予約の呼び出し ・表示等全体のパフォーマンスが、以前と比べて倍以上遅くなっている印象です。特に困るのが、予約済みの内容を表示するのにも結構な時間が掛かり、最初はハングしているのかと思ったくらい。もう少しパフォーマンスチューしてくれないだろうか > ANA
  2. その新システム(Amadeus)とのインターフェースの問題じゃ無いかと個人的には想像しているのですが、来週フライト予定の予約で支払をして確定しようとしたらエラーで出来ません。ブラウザーのキャッシュをクリアーしたり、別のパソコンやスマホ等デバイスを変えて試しても駄目。使用するクレジットカードも別の物にしても駄目。これはクライアント側(こちら側)の問題ではなく、システム側の問題(多分データの不整合か何か)だと推測。ANAのサービスセンターへ電話しようかと思いましたが、丁度自宅を出る時間だったこともあり、更にどうせ空港へ行くのだからと空港で対応してもらうことにしました。ただし、購入期限がこの日の夕方18:30頃で、その頃には丁度沖縄へ到着する稼働位なので、何とか空港で解決したいところ。

    そんなこともあり、羽田空港に到着したらANA SUITE CHECK-INのカウンターに駆け込み、エラーが出る予約画面の予約番号を提示しながら、斯く斯く然々でエラーが出るので確認して欲しい旨依頼します。GSのスタッフさんが端末を操作して予約記録を確認すると、そのまま購入手続きを進めて貰います。後述するように、今回は「株主優待チケット」で購入しているので、購入時に優待番号とパスワード入力が必要。念のため持参してきていた株主優待券往復用2枚を渡して入力して貰います。その後クレジットカードも渡して、無事に購入完了となりました。本当は原因を聞きたかったけれど、多分分からないだろうから今回はこれで良しとすることに。しかし、長いこと利用しているけれど、初めての経験ですね。
  3. 新システムに変わり、以前とは予約から購入そしてチェックインまでの流れが色々変わっています。今回「不便」と感じたのが、次の5点。
    1. 今回は「株主優待チケット」で予約したんですが、予約後購入期限が「予約した時点から24時間後まで」に短くなっています。以前は、「予約した2日後の23:59迄」じゃ無かったかな。だから、予約した時間帯によっては支払い完了までの猶予が24時間無い場合も有るわけで、これはちょっと厳しい気がします。
    2. 「株主優待チケット」で予約した場合、以前は購入後使用開始前までに優待チケットの番号とパスワードを入力すれば良い仕様でした。ところが今回は、購入時に番号とパスワードを入力する必要が有り、事前に株主優待チケットが手元にないと、予約は出来ても購入が出来ない様になっています。これも以前と比べて融通性が減っていて不便だなと感じるところ。
    3. チェックインするときに、例えば往復2便で予約していても、以前は往路・復路別々にチェックインが可能でした。ところが今回はどうも予約単位で一気にチェックインされてしまいます。多分、その時点でチェックインが有効(24時間前)だと、その様になるんじゃ無いだろうか。これ、ありがた迷惑な気がする。
    4. 今回マイメージプログラムをANAのAMCからUAのMPへ変更したんですが、これ変更出来るのはチェックインする時だけで事前に変更しておくことは出来ません。また、その時に変更しただけでは表示が変わらず、チェックイン完了後に初めて「AMC→MP」と変わっていることが確認出来ます。しかも、AMC以外に変更すると、画面上ではマイレージプログラムの編集項目が消えてしまうので、多分オンラインで再度変更することも出来ない。何とも不親切な仕様です。
    5. チェックイン後、ボーディングパスをWalletに登録しますが、その時にチケットの並びが昇順(日付けの新しもの→古いもの)なり、以前とは逆になります。例えば以前だと、往路のチケットが最初に表示されて、次に袋のチケットが登録されていますが、今回はそれが逆転しています。これ使い勝手の改悪だと思う。少なくとも「今利用するだろう」チケットを先ず最初に表示するのが間違いが少ないと思うのだけれど。
  4. チェックインすると、その予約の詳細には「空港への行き方」とか「どの様に手続きを進めるのか」とか「空港到着後はどうするか」とか、行動予定のサンプルみたいなフローが表示されるんですが、これが表示が遅いこともあって邪魔。確かに初心者にはそう言う基本的な情報も必要だろうけど、もう少し何とかならないだろうか。余りに情報がてんこ盛りで、逆に分かりづらくなっている典型だと思う。
色々トラブル以前の問題もあると思いますが、まずは表示や切替のパフォーマンスをもっと改善して欲しい。> ANA

2026年8月23日

与党経験

選挙ドットコムちゃんねるから、山本期日前氏と石戸諭氏との政治談義シリーズ。前日に収録されていたコンテンツですが、公開時には沖縄で山本氏を含めた人気コメンテーターが集まる出張ライブが開催されていたときだったこともあり、石戸氏から「気持ちここにあらず」と突っ込まれても否定しない山本氏(笑)。いよいよ始まる沖縄県知事選をネタに、大いに盛り上がったんだろうなぁ。

前半の中では、新政治団体「ゴリラ」関連で、最近のリベラルに関しての話が進んだんですが、その中で「なるほど」と膝ポンを100回したくなったのが、中道改革連合の中には元公明党や旧民主党の「与党経験者」がそれなりにいるのに、その与党視点が何故か消えて野党仕草だけが残っているという指摘。そうなんだよなぁ、1年前までは26年間も与党の一部として、そして途中の3年3ヶ月の民主党政権時代は野党としての苦労もしていて、経験値を見れば凄く有望な集団なはずなのに、高市政権は気に食わないという何とも理解不能な理由で反旗を翻したところから何か変になってしまった印象も。自民党が完勝した衆議院選挙でも、何だかんだ言って中道改革連合の中の「公明党議員」は、ほぼ全員当選していて勢力としても立憲民主党系議員のように壊滅したわけじゃない。それが、最初にボタンを掛け違えたからか、どんどん変な方向に傾いて行ってしまっている気がする。

もう一つの大きなテーマである「沖縄県知事選挙」に関しても、石戸氏が指摘していたように、外から見たら沖縄には色々問題課題はあるけれど、中の人から見たらそれなりに安定均衡しているので、現在の県政(=玉城デニー知事)への不満は外から言うほど大きくはないというのはなるほどと感じさせられる考察。確かに、沖縄に限らず地方を批評するときにはどうしても東京とか大都市圏と比較して「収入が少ない」「社会サービスが不足して居る」「物価が高い」みたいな言い方をしがちだけれど、地方で生活していればそれだけの差があっても、それを埋めるような地域の互助だとか安い商品だとか有るわけで、外からの視点と内側の視点は異なるもんですよね。途中、沖縄への企業誘致・産業振興の話も登場しましたが、個人的にふと思ったのは観光以外の産業として、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のような、高度教育システムみたいなものを更に誘致・拡充したらどうだろうか。 そして、そういう高度教育機関を核に、例えば小中高一貫制の学校だとか、あるいはアメリカのIMG Academyのようなスポーツ選手育成に特化した教育機関なんていうのも良いんじゃ無いだろうか。沖縄の生活しやすさ、豊かな自然、そして国際的な交流や感覚育成の場として、「日本の国際的レベル教育システムの頂点」みたいなものを目指したらどうだろうか。それによって、沖縄県内の教育レベルも上がれば、移住してくる人も増えるだろうし。

石戸諭氏は、著名なノンフィクションライターだし、色々有名な記事も執筆されているジャーナリスト何ですが、その発言内容を理解するのが一寸大変。頭の回転の速さとそれを伝える、ある意味言語化能力というアウトプットのスピードが追いついていないところもあり、話が時々スキップするというかワープするというか、ちょっと癖を感じるんですよね。こういうコンテンツならば、巻き戻しつつ聞き直せば良いけれど、生で見ていたら一寸大変かもしれない。でも、そんな相手の話にちゃんと合わせて反応できる山本期日前氏も、中々スキルが高いというか、考えてみたら本業は吉本興業の芸人さんな訳ですからね。政治という部分に関しては、石戸氏とか今野忍氏やその他一線の政治記者や大物政治家とも対等以上に会話できる力を持っていることは既に証明済みな訳で、何かネット時代にぴったりな存在のようにも感じます。今週から始まる沖縄県知事選挙で、その能力がどの様に発揮されるのか、ちょっと興味深いですね(笑)。

2026年8月22日

食品消費税の誤解

特別国会は終わったけれど、秋の臨時国会に向けて「1%への食品消費税減税」の話は、現在もテレビ等メディアに頻繁に登場。否定する側の人は、財政不安や消費税の使用目的である社会保障への影響を不安視します。私は何度か、選挙などで「消費税減税」とか「恒久廃止」などを訴えてきた野党側が、同じく「減税」することに対して無責任と反対する事が良く分からない。「恒久減税・廃止で無いから」というのであれば、まぁまだ分からないことでも無いけれど、政府提案と同じ様に2年間の限定減税と同じ様な内容であっても反対して居る政党もあって、それなら彼らは何故そんな提案や公約をしたんだと、小一時間。

メディ側も「消費税現是」としか言わないけれど、政府が提案している「2年間の食品消費税減税」は、その後に準備が整い正式に低・中所得者向けに施行される「給付付き税額控除」への、空くまで繋ぎ支援なんですよね。私は個人的には、2年後に税率を戻すときには、元と同じ8%や10%ではなく、食品関係に関しては3%とか5%とか考慮するべきだと思うけれど、仮に以前と同じ8%に戻ったとしても、状況が「元に戻る」訳では無く、その時には「給付付き税額控除」という別の支援策が始まっている訳で、そう言う意味では対象所得層に人達に取っては「実質変化無し」と言っても良いのでは。

「食品消費税減税」の場合は、全ての消費者に対しての恩恵となるので、よく批判される「高所得者優遇」という批判も、分からないでは無い。それに対して「給付付き税額控除」は、対象所得層が低所得から中程度所得層(年収が700~800万円位まで?)だから、高所得層にとっては「増税(元に戻る)」する事になるけれど、必要な人には必要と思われる支援が継続することになる。異なる仕組みをシームレスに家属することは、中々難しい部分もあると思うから、そういう所を問題点として指摘して、確実に支援策がシームレスに提供出来るのか、そこを質問するなら分かるけれど、その前段階である消費税減税だけに注目してかつ反対することの理由が分からない。

実際に始まれば、今困っている人達に取ってはそれなりに効果ある支援策になると思うけれど、やはりまだ確定した話では無いし、予定通り準備が進んだとしても実際に消費税が減税されるのは来年の4月とまだ8ヶ月も先の話。内閣支持率や与党支持率が毎月徴されて、下落傾向が指摘されているけれど、これも何度も書いているように色々対策は打たれていて効果も出ているけれど、国民が「実感できる結果」がまだ無いので、それが不満の拡大に繋がっている事は確か。実際には、これも何度も書いているように、ガソリン価格は政府補填で170円で安定しているし、電気やガスなどの使用量補助も期間限定だけれど対策されている。狡いのはメディアで、そう言う事は分かっているし、自分達は新聞消費税8%という「軽減税率」の恩恵を受けているのに、そこには何も言わない。最近感じるのは、実際に減税や支援の提供も必要だけれど、それ以上にデフレマインドに固定してしまっていいる消費者の考え方をほぐして、緩やかなインフレの中で、それを上まわる不可分所得の獲得が可能な社会というイメージと実体験提供が、次の日本を成功させる今一番必要な事柄じゃないだろうか。

 

ANA Webサイトの劣化

最後に飛んでから早二ヶ月。色々あって中々思うようにスケジュールも組めないのですが、そろそろ多少無理をしても再開しないと、来年が大変になりそうなので、まずはUAのPQPを上積みすることに。久し振りにANAの予約サイトにアクセスしたんですが、これ5月中旬に国内専用CRSが変わったからか、重いし使いづらいしエラーが出るしで最悪。国際線分は先にAmadeusに変更済みで、その時にはそんなに悪い印象は無かったのだけれど、国内線分が統合されたからデータ量や扱いタスク数が激増して、それでシステム側が追いつかないんだろうか。実際のシステムがどの様に構築されているかは分からないのですが、直接Amadeusの本体にアクセスするんじゃ無くて、多分ANA内にキャッシュというかリージョナルサーバーみたいなものを持っていて、それがボトルネックになっているのかなぁ...

色々自分なりに気がついた不満を列挙してみると、

  1. 検索しようと検索項目を入れて検索スタートしても、以前よりも時間がかかる。 5月に切り替わってもう数ヶ月経過していて、それなりにデータの最適化なりシステムのチューニングも進んでいると想像するのに、まるで試用期間みたいなパフォーマンス感。
  2. 候補のフライトが表示されるんですが、以前よりも大きな文字でさらに一つ一つの予約カラムが大きいので、一度に確認出来る予約候補が激減。私は4Kのモニターを使用しているので、ブラウザーを縦方向にほぼ一杯に伸ばせば、伊丹線とか那覇線とか運航本数の多い経路でも一画面で表示されましたが、今は2~3候補がやっと。選択するときに頻繁に上下にスクロールしないといけなくて操作性は最悪です。
  3. しかもそのスクロールで負荷が大きいのか、スムースに移動しないので行きすぎたり中途半端なところに止まったりと、これも使い勝手が悪い。
  4. その後の選択画面にしても、全体的にスペースやサイズ以前よりも広く大きくなっていて、不必要にスクロールする必要が有る。表示画面サイズをどの程度のものに想定するかはそれぞれだと思いますが、例えばパソコン利用想定ならばHD(縦1080dot)位で、必要な設定が配置されるようにデザインして欲しいなぁ。
  5. シートマップの表示が、以前よりも少し大きくなって見やすくなったキはするんですが、何故か「バシネット」のアイコンが増えていて、これが「子供有りの座席」と紛らわしい。また、「バシネット利用前提」の乗客(幼児連れ)なのかも分からない。単に、バシネット利用可能な最前列の座席を指定したら、そのアイコンが表示されるならば余り意味が無いと思う。しかもアイコンの説明(Legend)の中に、そのバシネットアイコンの説明が無いし、ちょっと不親切だと思う。バシネットが設置されるのは、最前列前の壁なんだから、座席アイコンではなくて背景の中にそういうアイコンというかマークをするべき何じゃ無いだろうか。
  6. 兎に角、画面遷移に時間が掛かる。バックエンドサービスのチューニングが最優先だと思う。
  7. FFPの変更で、AMC以外への変更(少なくともAMCからUnitedのMileagePlus)へは変更出来ず、当日カウンターで変更しろと言われる。システムが世界標準に統一されたのに、なんで出来ないんだろうか。凄く不便。
Webサイトリニューアルに関わる機能制限(不具合)として掲載はしているけれど、これ以外にも色々問題はありそう。年内には収束するんだろうか。万一の場合に備えて、こまめに予約内容を確認していた方が良さそうですね。ANA側も、効率化とかより多くのサービス提供とか、それなりの理由はあるんだろうけど、ユーザーが対処療法で対応しなくちゃいけないというのは早急に何とかして欲しいところ。まだ国内線ならば、空港で何とかしてと言う最後の手段も可能だろうけど、海外渡航中に問題発生したらどうしようも無い場合も有りますからね。

取りあえず、来週早々に久し振りに予約を入れたけれど、トラブルなく完遂出来るんだろうか。不安が心配(=とっても不安で心配)。

なぜなに君

ReHacQ金曜夜の定番コンテンツ「教養としての投資」シリーズ。ゲストは、永濱利廣氏と木野内栄治氏というゴールデンコンビで必聴コンテンツと思いつつも、MCが「あの」山口真由氏ということで、実は躊躇すること二度三度。経歴を見れば、凄く優秀な人だということは良く分かるし、それなりに努力や苦労もしてきたことも伺えます。所謂「地頭」が良いから、自分の専門外の話もそれなりに理解するのだろうけど、正直MCというかファシリテーターとしては向いていないと思う。その最大の理由は、その場の議論を効果的に回すと言うよりは、自分も視聴者の一人になって「なぜなに君」状態になってしまうから。 

日曜日の午後にテレビのチャンネルをザッピングしていると、読売テレビの「そこまで言って委員会NP」にある時があり、時々この山口氏がゲストの一人として出演しています。この番組、やしきたかじん氏の頃は良くも悪くも彼の個性が出ていて面白かったけれど、やはり核がなくなるとその後は結構迷走してきたというか、単なる左右での「悪口合戦」みたいな印象に。司会をしている読売テレビの黒木千秋アナウンサーは、秋から同局の全国番組「ミヤネ屋」の後番組のMCを務めるらしいけれど、それだけ実力は感じるアナウンサー。でも、やはり「たかじん」ありきの番組だっただけに、名称は継承しても内容的には以前ほどの魅力は無くなっている気がする。そんな中で「なぜなに君」の山口氏は、取り上げられる色々な話題に対して、素朴な疑問を提示するというポジションでは結構嵌まっている感じはします。ただ、場の会話を回して行く立場のMCの役割からすると、それって真逆な行為でもあるわけで、そう言う意味ではそういう作業に慣れている常連の森本智子さんとか、やはりフリーアナウンサーの松尾英里子さんとか、経済番組のMC経験などある人は安心して視聴出来ますよね。

閑話休題。コンテンツの内容では、木野内氏が得意のデータを駆使して過去の事例との相関から今後の動向を推測したり、nVidiaとその関連企業の結構特異な動きを紐解く内容は、それが正しいかどうかは別にして聞いていて気持ちが良いというか、推論の筋立てとして一つの物語として成立している気がします。それに掛けて投資をどの様に進めるかは個人の判断と責任なんだけれど、自分としては参考になる基本情報の一つだなという気がします。ところで、今回気になったのは横で聞いている永濱氏の様子。立場上自由な発言が出来ないし、これまでも発言の一部が切り取られて意図しない報道や扱われ方をした経験からか、どうしても発言は少なめ。だからか、木野内氏に代弁して貰おうという雰囲気が強く感じられたし、本当はここでこう言うことを言いたいんだけれどそれが出来ないから何かもじもじしている雰囲気も。代わりに木野内氏に言って貰おうと、何か誘導質問みたいな印象の場面もあったし。

山口氏の発言で一つ「なるほど」と感じたのは、彼女自身はデフレの状態しか経験していないので、「インフレ」というものに対してどうしても負のイメージだったりそれがどの様に経済に波及するのかイメージが沸かないということ。自分はバブルの最後の方に社会人として仕事を始めたから、良いときも悪いときも経験しているから今の経済対策は評価しているけれど、デフレしか知らない人から見たら、もっと効率的に即効性のある対策を打てという気持ちが強いのは理解出来ますよね。そんな中で、今回の経済対策の効果が出てくるのは2~3年後というのは、多分絶望的な話ではないだろうか。そこが30年間のデフレからの脱却の、一番の課題だし悩ましい所だと毎回感じます。どこか先行してくれれば、それが呼び水になって好景気が広がっていくんだろうけど、その牽引役の半導体関連は頭打ちになりそうだし、ウクライナ侵攻にイランの石油問題、さらには中国との関係とか、予想外の話ばかり生まれてきて邪魔をする。ここから日本経済が再生すれば、それは凄く足腰が鍛えられたヘルシー且つ強靱な体制が出来るとは思うけれど、長いデフレという養生生活の後でそれだけの体力が残っているのか、そこが一番の問題のような気がしますね。

2026年8月21日

ブーメラン効果

誰でも簡単にSNSや生成AIを利用出来る今の時代、ちょっと素養ややる気があればこんなことは簡単にできそう。ただ、「簡単にできるから」「素人でも出来るから」と言って許されることと許されないことの線引きはあるわけで、今回の場合は政党を応援する意図は良しとしても、架空の生成AIのキャラクターなのに恰も本物の支援者のように振る舞い、勝手に情報拡散していたことは問題。

ネットでも多く指摘されているけれど、似たような事例は既にあってそれが高市事務所が主導して行ったと言われている「中傷動画」騒動。週刊誌が大きく取り上げたけれど、多数投稿されたと言われる問題の動画は、オリジナルどころかネットで良くある切り取りとか複製動画も見つからないし、制作者本人も依頼されての作成を否定している。更に週刊誌が「これが問題の動画だ」と出してきた動画は、時系列的に有り得ない画像が含まれていたり、証拠音声と言われるものも切り貼りが疑われる内容。そういう問題点が広く指摘されるようになると、どんどん露出度も下がっていて、現在では全くこの件に関しての報道は無い。「サナエトークンが問題の本質」と言っていたフリージャーナリスト氏の発言も、やや遅れて消えていってしまい、あの騒動は一体何だったのかと問い直したいところ。特に中傷動画を熱心に取り上げていた、中道改革連合とか立憲民主党は、自分達に直接関わる今回の件に関してしっかり検証する必要が有るのでは。

高市事務所の誹謗中傷動画問題を取り上げていた時期には、まさか自分達にその火の粉が降りかかってくるとは予想もしていなかったのだろうけど、何度も「ブーメラン」を見ているが嫌としては、「こういう動画なんかどこにでもあるから、そのうち自分達に降りかかってくるんじゃないの」と思っていたら、ちゃんとブーメランが戻って来ました。もう、お家芸というよりは伝統芸というか、本能みたいなものじゃ無いのか。立憲民主党栃木県連は関連を否定しているようだけれど、この当事者と立憲民主党所属議員が並んで撮影した写真も出回り始めていて、それに対しての説明は無いのかな。普通に考えれば、偶々その場所で同席して写真を頼まれて撮影しただけで、それ以上の関係は無いことは明らかだけれど、これまで与党に対して同様の話にしても散々「証明責任」を煽ってきた立場上、そこはちゃんと証明しないと。

最初の中傷動画問題にしても、最初に報道した週刊誌の記事を鵜呑みにして、それ以外の確認をしないからこう言う事になるわけで、なんで学習効果が無いのか毎回不思議。其れ以前にも、偽メール問題とかで過去散々痛い目に遭ってきたのに、なんで先ずはそう言うことを想定して念入りに対応しないのだろうか。妙にうまい話だとか、与党攻撃できるなら何でも良いみたく目の前にネタを出されたら飛びついてそれにしか目がなくなるのは、目の前にちゅ~るを出された猫より酷いぞ(マテ)。 今回の栃木県の件も、このまま有耶無耶にして自然消滅することを期待しているんだろうけど、だから毎回反省無く同じ様なことを繰り返していくんだろうなぁ、この人達は。ブーメランを投げて、戻って来たそれを受け取って再び投げ返すならまだしも、戻って来たブーメランが自分に激突して、「何故投げたのか」の理由を喪失。で、目の前に落ちているブーメランを見つけると「これは絶好の追求ネタだ」とまたブーメランを投げて、再び自分にぶつかり気温を喪失し... の無限ループに陥っている証拠だろうなぁ。

一過性

今野忍氏の「おいっす!」奇襲攻撃で、いきなり撃沈される水内茂幸編集長。旧知の仲で、仕事においても気心が互いに知れている二人だから成立している掴みですよね(笑)。選挙ドットコムちゃんねるの「産経新聞・水内茂幸vs.政治ジャーナリスト・今野忍」の鉄板コンビの今回の話(雑談?)は、真面目な政治批評半分、面白じゃれ合い半分という感じ。それでも、政治関係の話はこれまでの裏付けだったり、ちゃんと主張するべき所はしていて厚みがあるから成立しているコンテンツ何だろうなぁ。

今回の話題は大きく二つで、一つは先日立ち上げられた政治団体「ゴリラ(護憲リベラル共生)」に関して。もう一つは、消費税減税に関しての党内議論に見る自民党のしたたかさかな。ゴリラに関しては、前日公開された山本期日前氏と毎日新聞・田中裕之記者のコンテンツが殆ど言い尽くしている感じだけれど、「護憲・リベラル」というより極端な方向性でどれだけ纏まるのか・まとめられるのか、個人的には甚だ疑問。会話の中にも出てきたように、それこそ「社民党」で良いじゃんという印象。彼らは「話し合えば解決出来る」みたいな事をよく言うのだけれど、大体政党間の話だって話し合って解決していない・出来ていないのに、なんで国際紛争とか外交問題や大きな社会問題が解決出来ると思っているんだろうか。「お花畑」と言われても仕方ないだろうなぁ。

もう一つが、良くも悪くも自民党が生き残るために生み出してきた「党内バランス」に関して。所属議員が増えれば、それだけここの議員の主張も異なり広がるわけで、それをどの様に一つに集約して「政党の主張」として国会に出せるのか。今野氏が何度か繰り返しているように、「自民党=自由民主党」は、元々は「自由党」と「民主党」という別の政党で、それが合同して「自由民主党」になったわけで、アメリカに例えれば「民主党」と「共和党」が一緒になって「民主共和党=民共党」が出来たようなものといったら言いすぎだろうか。よく言われるように、自民党内部で「二大政党制」の政権交代みたいなことをやっているから、何だかんだ言われても色々問題が生まれても、日本の政治史の中では大きな存在であることは確か。今野氏曰く「金に汚いところを除けば、自分は自民党支持」みたいな意見は、多分多くの国民も同意できそう。

その自民党でも、過去には意見が合わずに離党して新党結成をして、場合によっては連立政権を作り与党になった例もあります。考えてみたら、立憲民主党や今回のゴリラを裏で操る(と言われている)小沢一郎氏だって、元は自民党の重鎮だったわけですからね。自分の出身組織を離脱して、そこに敵対することを人生の目標にするなんて、スターウォーズのダースベイダーみたい(マテ)。新政治団体「ゴリラ」に関しては、どれだけ現実的な政策提言をして認知されるが一番の課題だろうなぁ。でも昨日も田中記者が言っていた「今日がピーク」が全てだと思う。消費税に関しては、やはり国民が実感できることが必要なわけで、高市総理的にはスタンドプレーは好まないかもしれないけれど、秋口くらいには具体的な「体感できる政策」を特例でもいいから出す事が必要だろうなぁ。その後来年4月から実際に食品消費税が1%になったら、そこで「減税の有難味」を体感することが初めて出来るんじゃ無いだろうか。40~50代の人は、デフレ時代の記憶しか無いのでインフレでお金を使うという意識が無いとよく言われるけれど、それもありそうな気がします。お金を使えことが「浪費」ではなく、広い意味での自分に対しての「投資」であることを、どれだけ訴求できるか結構難しい課題のような気がする。 

2026年8月20日

名は体を表す

産経新聞の記事から、先の衆議院選挙で落選した立憲民主党や中道改革連合からの立候補者などで、新しい政治団体「護憲リベラル共生(略称『ゴリラ』)」を設立したという記事。意地悪言うわけじゃ無いけれど「ゴリラ」では最後の「共生」が入らないじゃ無いの? 「ゴリキ」じゃ無いだろうか、「護憲リベラル共生」のそれぞれの頭文字を取ったら。いずれにしても、個人的には離れたはずの「中道改革連合」レベルの「センスの無さ」を感じる命名。

 「ゴリラ」と聞けば、多分99%の人は森の中に住む動物の「ゴリラ」を思い浮かべるはず。大きな体とパワーの象徴のように言われる事も多い動物ですが、実は性格は優しく知能も高く「森の賢者」と言われることも。一昔前だと、パワーだけのどちらかと言えば暴力的な意味合いも感じる様な代名詞にも使われる事も多かったけれど、最近では「気は優しくて力持ち」という印象が強いと言って良いかも。だから決してネガティブな印象は無いのだけれど、もう一つの特徴というか、ゴリラという動物には「集団生活」の印象は無くて、それが「政党」という組織体・グループ・集団というイメージと乖離していると思うんですよね。

早速選挙ドットコムちゃんねるに、毎日新聞の田中裕之記者が出演し、この日行われた「ゴリラ」の会見の様子をレポート。自分が想像したとおり、「護憲リベラル共生」と「ゴリラ」の繋がりは、「護憲」の「ゴ」と「リベラル」の「リ」と一つ飛ばしての「ラ」というかなり苦しい略し方。百歩譲って、ゴリラが、「護憲」「リベラル」「共生」のいずれかの象徴的な意味合いがあるとか、そう言うものを表すようなメタファーとしての実績があるとか言うなら理解しないでも無いけれど、それらとも関係無い。最初に「ゴリラ」ありきだったとは思えないので、「護憲」「リベラル」「共生」という言葉を色々捏ねくり回して「あっ、ゴ・リ・ラが居るじゃん」と思いついたんじゃ無いかと邪推するけれど、何だかなぁ。もし自分がそう言う名前を決める立場だったら、「ゴリラ」ではなく「護憲のゴ、リベラルのリ、共生のキから『ゴーリキ(剛力or強力)』」とか提案するけどなぁ。「重い荷物=課題を背負い、頂上目指して一歩一歩進む、強力のような歩を目指す政党」という立て付けなら説得力もそれなりにありそうだし。MCの山本期日前氏が、「ファーストペンギンならぬ、ファーストゴリラ」と慰めのフォローをしたのに、田中記者は「今がピーク」と優しい表情で容赦ない一言をぶち込むのには笑いました。

先の選挙で大敗為た理由の一つに、「中道改革連合」という聞き慣れなく意味も良く分からない「名前」に戸惑いが大きかったと言う事があったと思うんですよね。どんな名称が良いか一概には言えないけれど、例えば若い世代に訴求しようと思えば「チームみらい」というのは響くと思うし、与野党含めて既存政党との違う改革を進めるという印象付けでは「れいわ新選組」というのは忠臣蔵のイメージも自然と浮かぶし、日本人の気持ちには響くところも多そう。そう言う意味では、彼らが目指すリベラル系の多分中高年世代に訴求するのであれば、それこそ直球で「護憲党」とか「リベラル新党」とかの方が響くんじゃ無いだろうか。それこそ若い世代にも訴求したいのであれば「シン・リベラル」とか(笑)。あるいは「社会共生党(略称「社共党」)」とか、余り奇を衒わずに分かりやすい名称の方が、これからスタートする政治団体としては認知度も上がるんじゃ無いだろうか。それにネットの時代で「ゴリラ」と入れて検索したら、ここ数日はこの政治団体のニュースがトップになるだろうけど、暫くしたらやはり動物のゴリラが優先してきて埋没してしまう気がする。そう言う意味でも今回の名付けは失敗している気がするけどなぁ。で、この背景には小沢一郎氏がいるのではと言う話を聞くと、何となく納得してしまう。なんせ政党要件を満たすために当時の山本太郎議員を自らの「生活の党」に引き入れて、「生活の党と山本太郎と仲間達」という政党名にしてしまう位なんだから。そういう豪腕政治家が背後にいるのだから、やはり「ゴリラ」では無く「ゴーリキ」が合う気がする(笑)。

機内持ち込み手荷物

佐々木俊尚氏の引用から、JALがチェックインタイムの厳格化(定刻30分前まで)とともに、機内持ち込み手荷物についても、お土産品なども含めて身の回りの品1つと機内収容可能な手荷物1つの合計2個まで。一般的には、荷物を入れたキャリーバッグと、パソコン等を入れたブリーフケースという組合せが一般的かも。女性ならば、キャリーバッグと身の回りの化粧品などをいれた手提げ袋という組合せになるのかな。ただ、国内線・国際線を見ていると、個数に関しては3つ、4つ持ち込んでいる人も少なくないし、バッグのサイズにしてもチェックインカウンター横に有る機内持ち込みサイズ計測器二絶対入らないようなキャリーバッグとか、インバウンドの人の場合だとダッフルバッグやショルダーバッグを前後に抱えている人もよく見る光景。

不思議に感じるのは、こう言う事に厳しめだと思う海外(自分の場合は米系)の航空会社も、こういう機内持ち込みに関しては寛容な気がしていて、個数やサイズに関してはそんなにうるさく言っていない気がします。JALやANAが「顧客優先」で曖昧にしているのは、まぁまだ分かるけれど、UAなんかでもかなり大きな荷物を持ち込んでも、L1で搭乗を迎えるCAさんが笑顔で「Welcome aboard!」とか言っているのは昔から不思議でした。これが、例えばB777とかB787とかの大型機なら、まだ収納スペースもあるからまだしも、中型のA320とか100人クラスの小型機なんかでも同様で、あれってアメリカの文化というか暗黙の妥協なのかなと不思議でした。流石にアメリカだと、収納しきれなくてL1横から荷物室へと移動させられるケースも偶に見るけれど、日系キャリアーでは見たことないなぁ。

長距離バスとかリムジンバスも、スーツケースとか預けて乗車しますが、飛行機と異なり降車したら直ぐに荷物が出てくるからそんなに負担というか手間と感じない。飛行機の場合は、搭載するときにはセキュリティチェックを掛けないといけないし、搭載機まで結構な距離移動が必要。降機したときも、荷物が出てくるまで15分とか20分とか掛かる訳で、それが嫌で機内持ち込みにする人が増える気持ちも分かります。最悪の時には、ロストバゲッジで荷物が届かない場合も有るし、日本国内ではそんなに無いと思うけれど、荷物の扱いが雑で破損する場合もありますからね。ただ飛行機の最優先事項で有る「安全な定時運行」をするためには、やはり乗客の理解と協力が大前提な訳で、そう言う意味でもチェックインタイムの前倒しと機内持ち込み手荷物の厳格化は歓迎したいところ。

一つ要望するならば、最近はオンラインチェックインもあるし自動手荷物預入機利用も推奨されているので、搭乗ゲート前の改札が最初で最後の荷物確認になる場合が殆どだと思います。あそこで単にQRコードスキャンさせて通過させるのでは無く、明らかにサイズオーバーや個数オーバーの乗客に関して、ゲート前でスクリーニングして欲しいですよね。機内に入ってからだと、そこから降ろしてもう一度搭載し直すのは大変だけれど、機内に入れる手前で乗るか降りるかの選択をさせれば、大概の乗客は従う気がする。まぁ、中には勘違いしている乗客も多くて、自分のステータスや社会的地位を嵩に文句を言う人間も多いだろうけど、そこは厳密に対応して欲しいなぁ。

2026年8月19日

千葉水害

想定外の大雨が降ったとは言え、それ以上に想定外の被害が出ている千葉県の水害被害。未だにインフラが復旧しない地域もあるし、それ以上にビックリしたのはアンダーパスや低地へ水が浸入して水没した車が、3,000台近く発生した事。

私は大学時代は5年間(?)松戸に住んでいて、毎日のように学校のある流山まで柏経由で通学していたし、社会人になってからも色々な理由から月に一度は千葉県に通っていたりと、そこそこ馴染みのある場所の一つ。イメージとしては「東京にも近い衛星都市」で、そんなに凸凹している土地にも感じられないのですが、今回の映像を見るとこれまで以上に水没・浸水している車の映像が多くて、未だにレッカー移動出来ずに放置状態になっている車もまだ数百台くらい残っているらしい。場所にもよるだろうけど、東京都の隣の県でまだそんな状態というのがちょっと信じられないくらい。いずれにしても、水没した自動車は殆どの場合エンジンが使い物にならず「廃車」するしか無いと聞きますが、それをただ同然で入手して取りあえず動くように直して、格安の中古車として販売する悪質な業者もいるらしい。あるいは、海外では日本の中古車は人気なので、そういう方面にもこれから輸出が増えるらしい。正当な手順でそれら処理処分が進められるならば問題無いけれど、結構違法的な方法もありそうでそういう所は厳しく対応しないといけないんじゃないだろうか。

もう一つ聞いてビックリしたのが、発電・配電設備や非常用電源・設備が施設の地下にあったため、最初に浸水をしてそれら機器が故障や動作不良となり、結果的に必要な対応で取れなかったり、排水しても復旧までに時間が掛かるというジレンマ。数年前の三重県の大雨で、確か四日市駅前の地下駐車場が水没して、何百台という車が被害にあったけれど、最近のこういう異常気象を考えると、地下に置くべき設備に関しては再考が必要な気がします。あるいは、「地下設備」自体作らないようにするとか。ただ、地価の高い地域や場所だと、可能中限スペースの有効利用はしたいわけで、そうなると地下部分を丸々遊ばせておく余裕も無いだろうし。万一の場合は諦めることを前提に、駐車スペースだけにするとか、何か物置スペースにするとか、ちょっと検討が必要そう。また、電源設備とかガス水道なんかも、地下あるいは地上部分に設置するのが殆ど。一つは、重量物の設備とかあるとその方が設置が便利だし、例えば電気メーターとかガスメーターとか検針作業の問題も有るだろうし(最近はスマートメーターでリモートで可能なのかな)。理想的には、ビルみたいな建物にして屋上に集約するのが良いとは思うけれど、そうなると設置や保守の手間が大変そう。 

最近気がついたんですが、自宅敷地と隣りの敷地を比較してみると、隣りの敷地の方が40~50cm位こちらよりも高くなっているんですよね。ブロック1.5個分くらい高い。理由を考えてみると、隣家はその隣に神社があるので、昔からそういう神社仏閣は非常時の避難場所でも有るので土地がかさ上げされていると聞きました。その高いに合わせて、多分隣家の土地も少し高くなっているんでしょう。それに対して、実は隣家の土地は自分が子供の頃は竹藪だったりしていたので、多分当時は自宅と同じ位の地面高だったのでは無いかと。だから家の高さは昔のまま少し低くなっているのかな、と。可能なのかどうか分からないけれど、もし自宅建て替えとか言う話しになったら、40cm位の土地のかさ上げをしないといけないかなぁと思っています。市役所のハザードマップを見ていると、天竜川が氾濫した場合、自宅周辺は10~30cm位の浸水が予想される地域なので、仮にかさ上げしておけばかなり被災リスクは抑えられそう。被災地の方の位置ニチモはやい復旧と復興を祈るとともに、そう言う貴重な体験をどの様に次の災害に生かすかが、自分達の責任でもあるように感じます。

サンラグ方式

どこよりも詳しく政治ニュースを伝える(?)、静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」。月曜日のコメンテーターは、山本期日前+今野忍の鉄板コンビ。ただ今回は、MCの橋本ありすアナがお休みで、ちょっと煽り不足だったような気もするのが残念。

しかし、先週には城内大臣や金子大臣、さらには片山大臣まで静岡に来ていたとは知りませんでした。城内大臣、金子大臣が訪問した東名高速道路の浜名湖SAは、画面にも出ていた新しい観覧施設が最近も話題になっていたけれど、スタバが下に入るとは知りませんでした。確か駐車場横にスタバの店舗があったと思うけれど、あれが移動するんだろうか。また城内大臣が、イベントは出来るのかとかキャンピングカー利用は出来るのかだとか質問していたけれど、それって良いアイデアかも。浜名湖SAは、新東名が出来て以前よりは寂しい雰囲気になってしまったけれど、例えばスマートIC利用等で内部に入ることが可能になれば、湖畔でのキャンピングカー利用というのは良いかも。トイレとかシャワー設備は、キャンプ利用者だけで無く長距離トラックドライバーにも有効だろうし。

番組のメインは、この秋の臨時国会で中心議題になると予想される「定数削減」に関して。これまでの「ドント方式」だけで無く、新たに「サンラグ方式(サン=ラグ方式」なる按分方法も紹介して、さらには惜敗率等も場合分けした予想議席数シミュレーションは、地方のローカル局の範疇を超えているのでは。但し、資産のベースとなっている選挙が、異例とも言える前回の衆議院選挙だったので、もう少し標準的な選挙結果例えば自民党維新の与党で2/3ギリギリ足りないくらいの過半数議席確保みたいな状況でのシミュレーションを見てみたい。ところで、今回新たに登場した「サンラグ方式」。按分する序数を現在の整数から奇数にすることで、より得票数の少ない小政党にも議席可能生が生まれるので、今批判されているような「巨大与党一人勝ち」からは少し離れるみたいだけれど、シミュレーションではそれで議席が獲得出来るのが、共産党とかれいわ(いのちの党)とかだから、議席増加でも彼らなら反対しそう。

毎回感じるんですが、山本期日前氏、この番組ではかなり早口になりますよね。YouTubeのコンテンツでは、そんなに早口では無く普通の速度で話をしているけれど、やはりテレビだと決められた時間に多数の情報を詰め込まないといけないから、ああいう感じになるんだろうか。自分などは何度も見ているから内容を理解出来るけれど、初めての人だと「早口で何言っているか分からない」状態にならないだろうか。時間を気にしなくて良いネット配信とは両極端の位置にあるテレビ放送(地上波)だから、どうしても早口になってしまうことは理解出来るけれど、肩や相棒の今野氏は普通に話をして必要な情報を時間無いにまとめているのだから、山本氏にももう少し頑張って欲しいところ。情報は、多ければ多いほど良いけれど、「情報伝達」という行為に限れば、「必要十分」に整理まとめることが同じ位重要な要素になると思う。