2026年2月14日

PayPay vs PayPal

国内QRコード決済の雄PayPayが、米国VISAと戦略的パートナーシップを結んで、モバイル決済事業を展開するというニュース。いゃぁ、ビックリしたけど、日本国内はどうするんだろうか。VISA JapanはPayPayと協業でもするのか。でもそうするとVISA AP (Asia-Pacific)との関係はどうなるんだろうか。VISA AP はVISA USAの系列だから、VISA USAが対応したらそれはそのまま展開されそう。

記事では、米国で先行しているZelle、Venmo、そしてApple Payとどの様に競争していくのかと課題を示しているけれど、個人的に気になるのは「PayPal」と混同されルンじゃ無いかと言うこと(笑)。いゃぁ、「PayPay」って最後の1文字違いですよ、「PayPal」とは。しかも「y」と「l」だから、結構見間違いもありそうだし。PayPal側も駄目元で裁判とか起こそうとするんじゃ無いだろうか。

記事の後半にも書かれているけれど、QRコード決済は導入する側も利用する側も敷居が低いことが最大の魅力だと思うけれど、それ故セキュリティに課題は生まれるし、またQRコード表示までのステップがNFC/FeliCa系の電子決済手段と比べるとどうしても手間が掛かる。私が未だにQRコード決済に一切手を出さない最大の理由が、その「手間」の大きさで、本当ならば一度認証作業(顔認証)が入るApple Payも実は積極派ではない。ただし、海外特にアメリカで利用するには一番便利な決済手段なので、向こうに行くときにはデフォルト決済主題になるけれど、国内で利用したいとは思わないなあ。iDとかSuicaとか、もっと簡単便利な手段があるわけだから。

実際に使用していないので実感が沸かないのですが、「○○Pay」が乱立している国内では、皆さんどの様に使い分けとかメインで「○○Pay」を使い分けているんだろうか。実は、唯一所有している「○○Pay」が「ANAPay」で、ANAのサービスが始まったときに直ぐに登録してアカウントに3,000円登録したんですが、未だに利用したことがない(苦笑)。3,000円、戻せないだろうか。以前だとANAはEdyとリンクしていましたが、Edyももう使わなくなっていて、ずっと残金が残っています。そう考えるとプリベイドの決済手段はちょっと不便というか融通が利かないところがありますね。因みに、NASDAQに上々されたらPayPayは「PAYP」と表示されるらしいけれど、既に上々済みのPayPalは「PAYL」になっているらしい。やっぱり紛らわしいと思うぞ(笑)。

前途多難

中道改革連合の代表選挙が行われて、27票vs22票で小川淳也氏が代表に選出。壊滅的な状況になった等の立て直しと、これからの選挙での党勢拡大に努めることになったけれど、多分前途多難であることは確実。個人的には、階氏が優勢かと思ったんですが、前日に発言した「公明党が住民票を移して」発言で旧公明党議員の顰蹙を買ったのか、予想外に小川氏に票が集まった印象。外部には出ないだろうけど、旧立憲民主、旧公明議員の分散がどうだったか知りたいところ。旧公明党の議員は28人なので、少なくとも二人は階氏に投票したわけですしね(27票の内1票は小川氏自身と仮定)。 

投票前のそれぞれの決意表明の映像も見ましたが、うーん、普通なら階氏が選ばれるだろうなぁ... と個人的には思います。小川氏の話は、兎に角冗長で長いくて意味不明瞭。今回の選挙では、その内容の是非は兎も角として、やはり短い言葉で具体的に明確に話をするところが得票を伸ばしていたことは確かで、多分今後の選挙戦も特に国政選挙とか首長選挙のような場合には、その傾向が顕著になっていくと思う。そう言う意味では中道改革連合の是非が問われるのは、今年9月に想定されている沖縄県知事選挙だと思う。

沖縄の選挙では自民党が一人区を全て取り圧勝。しかも、投票前には辺野古移設で中道改革連合の発言がぶれていたりして、沖縄では立憲民主党に対しての不信感もつのっているだろうなぁ。そういう非常に微妙な問題だから、野田佳彦氏としても「選挙後に速やかに決める」みたいな言い方をせざるを得なかったと思うのに、小川氏は「ゆっくり時間をかけて」みたいな事を言っている。ここは半分嘘でも、「速やかに党内で意見集約を図るタスクチームを立ち上げたい」くらい入っておかないと、参議院の立憲民主党・公明党とも不整合が生まれるし、沖縄での支持も更に低下するだろうし。

2009年の選挙で、旧民主党が309議席を獲得し、自民党は100議席余りに低迷。まだ100議席以上残っただけマシだと思うけれど、それでも当時の危機感は相当なもので、谷垣総裁を中心に自分達のこれまでの行動を振り返り反省をして対応して行ったことは、中道改革連合も参考にして見直した方が良いんじゃ無いだろうか。あの時には東日本大震災があったりと、予想外の事も有ったけれど、それでも3年3ヶ月下野した自民党は何とか耐えて次の2012年の選挙では大逆転するわけですからね。まずは最低でも倍増の100議席に戻すためにはどうしたらよいのか、そのケーススタディを徹底的にするべきでは。公明党の議席はマックスなので、別の言い方をすれば旧立憲民主党議席を3~4倍にするにはどうすれば良いのかというかなり厳しい課題ですが、それが出来なければこのまま自然消滅するかもしれない。あとは、参議院との連携ですよね。異なる立場の3党の最大共通項をどれだけ大きく出来るかが、三党の存続意義にも繋がると思う。

(UA Leg#1) HND-OKA/-HND

 今年初のフライトは、もう目をつぶってでも飛べる「羽田-沖縄」線(笑)。久し振りのフライトだから、朝5時にセットした目覚ましの1時間前には目が覚めてしまい、なんだかなぁ状態。まぁ、二度寝しないようにシャワーを浴びて完全に目を覚ましてから、荷物の確認をしてから出かけました。この日は夕方遅めに戻る予定だったので、自宅と駅の間の移動は路線バスではなく自家用車両。特に渋滞に捕まることも無く駅近くの駐車場に車を入れて、JR浜松駅へと向かいました。

7時過ぎに到着したので、駅ナカのスタバで軽く朝食を取り、メールチェック等していたら東京行きひかり号の発車時刻が近くなります。定刻通りひかり号が到着して車内に入ると、以前同様この時はガラガラでしたが、静岡駅で結構慈雨シャしてきて私の隣席も埋まり、ちょっと窮屈な移動になりました。でも、品川駅構内は結構空いていて、羽田空港行きの京急線も座ることが出来ました。羽田空港もそんなに混雑していなくて、平日金曜日だけれど、ここの所の寒波等の影響で出かける人も減っているんでしょうか。

久し振りにDiamond様のExpress Laneを通過して、その後ラウンジで一息。出発ゲートがラウンジ正面の62番ゲートだったので、ギリギリまでラウンジでメールチェックしてからゲートへと向かいました。

1) HND 10:30 - OKA 13:30 (NH469)

ゲート前はそこそこの混雑で、Group-1の列に並ぶと直ぐに車いすの人や幼児連れの家族などが事前改札で登場していき、数分後には優先搭乗も始まり機内へと入りました。使用機材はB787-8(78P)でシートは電動だけれど一世代前のもの。まぁ、手動の古いシートよりはマシですが。

搭乗プロセスは順調に進んでいたみたいですが、一人プレミアムクラスの乗客がNo Showなのか、定刻を過ぎてドアクローズしましたが、その後その乗客の荷物を降ろすため出発が遅れるというアナウンスが。「結構遅れるかなぁ...」と危惧しましたが、10:30にドアクローズして、プッシュバック開始は10:39と結構直ぐに荷物が見つかったみたい。その後D滑走路のRW05へ移動し、離陸したのが10:55でした。

水平飛行に入り軽食のサービスが始まりましたが、これまでのサンドイッチではなく、キッシュと海老のサラダみたいなもので、洗練されたのかコストダウンされたのかちょっと微妙。食べ終わったところでiPhoneを機内Wi-Fiへ接続しようとするんですが、SSIDは取れているのに何故か認証画面が表示されません。何度も試して見ても駄目で、「機内Wi-Fi接続はここをクリック」みたいな画面でクリックしても、飛び先はWi-Fi接続の手順を説明したページで何の役にも立たない。結局ブラウザーに手打ちで「www.ana-inflight-wifi.com」入力して、やっと見慣れた気ないサービスのメニュー画面が表示されました。

一応機内Wi-Fi設備は「YouTube動画再生にも対応」したとされるPanasonicのシステムらしいのですが、まぁ一度接続すると以前理はスムースな印象は受けました。その後、ブラウザーであちこちアクセスしながらフライトは順調に進み、沖縄本島を時計回りに回り込んで、南側からRW36Lへ着陸したのは13:19。タキシングをして、32番ゲートに入ったのが、定刻よりも少し早い13:27でした。復路便まで少し時間が有るので、いつもの様に所要消化のために一度外に出ます。

2) OKA 15:15 - HND 17:30 (NH470)

再び空港に戻り、そんなに余裕は無かったのですがラウンジへ一度入り一息つきます。2割程度の利用率でゆっくり出来れば良かったのですが、そんなに余裕も無くトイレを使ってパソコンを起動してメールを確認して、飲み物も軽食も頂かず出発ゲートへと向かいました。

ゲートチェンジがあり、使用ゲートは33番ゲート。でもその手前、31番ゲートと32番ゲートの間にある売店のところくらいまで長い行列が出来ています。どうも高校の修学旅行がブッキングされているみたいで、定員の8割位は彼らが占めるんじゃ無いかと言う規模。14:54から事前改札が始まりましたが、結局利用する方は居なくて直ぐにGroup-1の優先搭乗に切り替わりました。

使用機材は最新のB787-9(78K)の最新シート。機内でマッタリしていると、続々と修学旅行生が乗り込んできました。前方のL1ドアからは右側通路の座席、多分後ろのL2ドアからは左側通路沿いの座席の学生さんが乗り込んできていました。中々終わらないなぁと思っていたら、学生では無い大人の方も搭乗しだしたので、そろそろ終わりかなと思ったら正解でした。ドアクローズは定刻の15:15。プッシュバックは15:20開始。その後反対側のRW36Rへと移動して、離陸したのが15:30とぴったりの工程でした。

暫くして水平飛行に入り食事を頂き、その後は再び機内Wi-Fi接続を試みますが、やはり手打ちでANA機内Wi-FiポータルのURLを打ち込まないと、サインイン画面が表示されません。以前は自動で起動したのに何でだろうか。それでも機内Wi-Fiに接続出来、サイト巡回や✉確認等して時間を潰しました。

往路は出発が遅れたけれど到着は定刻よりも早くて、この復路も同様に定刻前に到着出来そう。羽田空港に近づくと時間調整のような迂回はなかったけれど、やはり着陸の順番が混んでいたのか、当初の予定よりも少し遅れて17:22にA滑走路のRW34Lへ着陸。で、到着ゲートはぐるっとT2を回り込む65番ゲートで、丁度17:30のオンタイム到着でした。

17:42発の京急品川方面行きに乗れば、品川駅で18:10発の浜松停車のひかり号に間に合います。車内で予約を変えたんですが、京急蒲田駅で遅延が発生して2分の送れ。このままだとギリギリ間に合わないなと判断して、その後の18:34初のこだま号に再び予約変更しました。どちらもいつもは空いているS-Work車両も満席に近く、やはり金曜日のよるだなぁと感じます。結局品川駅には3分遅れ位で到着して判断は成功。駅ナカの売店でお惣菜や食事を調達してこだま号で帰宅しました。今年初のフライトは、フライトはオンタイムでしたが、最後にちょっとドタバタがありましたが、まずまずの出だしだと思います。

2026年2月13日

代表者インタビュー

選挙ドットコムちゃんねるで公開された、中道改革連合の階猛氏と小川淳也氏に対しての代表選挙前インタピュー。 MCは山本期日前氏、コメンテーターは元朝日新聞記者の今野忍氏。今野氏は、別番組の収録後山本氏に呼ばれて急遽参加する事になったらしいけれど、やはりこういう政治家との話には必須の存在ですよね。山本氏も「選挙芸人」と言われるだけあって、詳しい知識を持っているけれど、それだけだとマニアックな話になりがちで、何というか相手の本音を引き出すのは難しい気がします。

小川氏はこれまでも良くも悪くも話題になることが多かったので、過去発言なども多少は見聞きしたことがある議員さんですが、正直個人的には余り良い印象は無い(笑)。立憲民主党というか議員さんに多い気がするんですが、やはり言質を取られないという本能なのか回りくどい。石破氏のDNAが入ってるんじゃ無いかと言うくらい回りくどい。確か前々回の選挙くらいのタイミングだったか、国民民主党に同一選挙区の候補者擁立をしないように直談判したんじゃなかったかな。「型破り」というか「なりふり構わない」という印象をその時に感じましたが、それが裏付けられた感じ。もう一人の階氏は、ニュース等でお名前が出ることがありその時に「珍しい名字だな」と思うことが有る程度で、正直政治や活動に関しての発言は殆ど記憶に無い方。ただ見た目が失礼ながら「武闘派」っぽい堅い感じなので、ちょっと取っ付きにくい感じかなというのが第一印象。ただ話を聞くと、落ち着いた感じで丁寧な話方をする人だなと言う印象。

冒頭、まずは先日の衆議院選挙の振り返りがあったけれど、階氏にしても小川氏にしても、それなりに地元の固定票を固めていたので、無党派層の離脱が少なく基礎票を確保出来たのが当選した理由ということで、そう言う意味では二人とも地元には根付いた政治家と言えるのかも。ただ、二人とも立憲民主党出身議員なので、選挙後も知らない公明党出身議員ばかりという話を聞くと「そんな状態で良く選挙戦戦うつもりだったな」と、前代表の無責任さを改めて感じるなぁ。確かに解散総選挙が新年年明け早々の奇襲だったことは理解するけれど、いきなり新党にしたことは、改めて「稚拙」としか言いようがない気がしますねぇ。その瞬間瞬間に時間も無い中、走りながら決定しなければならなかった状況は理解出来るけれど、残した負債は余りに大きいですよね。

自分が中道改革連合の議員で今回の代表選に一票を投じるとしたら、階氏かなぁ。世間的な知名度や見た目では小川氏の方が高いだろうけど、今野氏が最後はやや切れ気味で「(だから)どうするんですか」とちょっと切れ気味だったけれど、正直話の中身が無い薄い気がします。まだ選挙直後で、政党の体制も定まらない状況なので、軽々に発言できない状況は理解出来るけれど、だからこそ核となる発言をしっかりしないと駄目だと思う。言ってみれば、そういう部分こそ求められるリーダーシップの重要な要素ですよね。高市総理の人気が高いのも、同様に過去選挙に大勝した岸田氏、安倍氏と比べても、単刀直入に短い言葉で伝えるところが、特に無党派層と言われる人達には響いていると思います。それに対して、同じく一言で相手の弱点とか課題を指摘することで、第三者としては対等の存在と認識するのでは。幾ら詳しく伝えたい、背景を説明したいと思ってそう言う事まで話をしだすと、自分などは「あぁ、意見が無いから言い訳をして時間稼ぎをしているように見えてしまうんですよね。それって、悪しき立憲民主党の特徴を想起させるだけだと思う。来年の統一地方選、再来年の参議院選挙で「中道改革連合」として戦うとすると、来週からの通常国会で何らかの「存在感」を示す事が新代表の一番の仕事だと思う。それを考えると、やはり訴求力が感じられる階氏が良い気がしますが、さて結果はどうだろうか。

わかりやすい言葉

 佐々木俊尚氏の引用から、中道改革連合惨敗の理由に関しての白川司氏の考察記事。単に自民党が中道改革連合よりも議席数が多かった、のであればそんなに盛り上がらないのだけれど、誰も予想しなかったような大差での自民圧勝=期待されて結党した中道改革連合の完膚なきまでの惨敗、という図式は多分成治の専門家でも理解するのにまだ時間が掛かって異様な気がします。

というか、政治に詳しい人で有ればあるほど、今回の結果は説明できないのでは。選挙ドットコム編集長の鈴木氏が何度か言及していたのだけれど、事前の投票行動調査の状況が大きく変わってきており、固定電話、スマホ、インターネットの3種類のソースから調査しているが、固定電話・スマホの回答率は一割程度まで減っていて参考にならないとの事。インターネット調査の結果が、今回の選挙結果を推計するに当たっては一番フィットするけれど、それでもまだ誤差というか、いろいろと補正値を適用しないと本来の推定値は得られないという事を繰り返していました。自宅の固定電話にも、その調査と思しき電話が何度か掛かってきていた気配があるんですが(登録済み番号以外は基本留守電設定なので)、まぁ対応する人は激減しているだろうなと思います。かと言ってインターネットだけでは、高齢者層のデータが偏るだろうし、中々難しいでしょうね。

私が今回の選挙だけで無く最近の政治なんかの記事や発言を観ていて感じるのは、何か「専門用語」みたいな言葉が多くて理解しづらいということ。今回の「中庸」もそうだけれど、例えば「リベラル」と言われても、それが具体的にどう言う状況なのか説明を聞いてもピンとこない。色々な目的や考え方をグルーピングして、その中で特定の傾向のある状況を指す言葉だから、例えば個人によってその感じ方も異なるだろうし、明確に色とか形とかで決まるものでも無いので混乱することも多いでしょう。で、そう言う「良く分からないけれど何かありがたいお言葉だから、我々を信じなさい」みたいな、変な宗教的な説得を受けているような印可賞すら浮かんでくるんですよね。全てがそうだとは言わないけれど、高市内閣がスタートして感じるのは、高市氏を筆頭にメディア等でよく登場する、例えば小泉大臣とか片山大臣とか、そういう人達の発言というか言葉が、より簡潔明瞭具体的になっていると感じる分、自民党の変化も感じるし相手の言うことが理解出来るから信頼感というかそう言うものも醸成される気がします。

その顕著な例が小泉大臣の自衛隊関連の色々な発言だと思うんですが、どんなに素晴らしい考え方や意見であっても、それが自分が理解するあるいは咀嚼することが出来なければ単なる「絵空事」というか念仏にもならない。「自衛隊の官舎を整備します。クーラーつけます。個室にします。」という具体的な言葉は、その一つ一つは小さな改革かもしれないけれど、「自衛隊の環境整備を進めます」という大きな言葉よりも、より一層一人人の心に響くものだと思う。高市総理の発言にしても決して具体的な事ばかりいっているのではないけれど、言いきる言い方をしているところが、よくよく内容を見ると結構曖昧さもあるけれど聴いた側の頭の中では納得してしまう秘訣字や内だろうか。対抗する野党側も、ちゃんと理論武装をして、主張する部分をピンポイントでぶつけられるような、相当の努力がこれからは必要になると思う。そういう形の議論が進めば、多分今まで以上に建設的な討論が生まれるはずで、それこそが野田氏が言っていた「熟議の国会」の本来の姿だと思う。

2026年2月12日

代表選出

中道改革連合の新しい代表選出選挙が、12日告示、13日投開票で行われる事が決定。2012年の旧民主党政権から第二次安倍内閣への移行時と同じく、歴史的惨敗の後だけに代表交代は仕方ないとしても、前回同様野田代表の時に同じ事が生まれるというのは、偶然とは言え歴史的な大ブーメランでしか無く、この政党のお家芸だなぁと変に納得してしまいます。

前回は野田代表辞任の後、海江田万里氏と馬淵澄夫氏が立候補をして、海江田万里氏が当選。今回は、小川淳也氏と階猛氏が立候補をする予定。事前に噂されていた、前の代表の泉健太氏は、今回は立候補を見送るとのことだけれど、まぁ個人的には泉氏位しか思い当たらなかったので意外でした。やはりタイミングが悪すぎると判断したのかな。

政党としては、2年後の参議医選挙で先ずはどれだけ自民党に迫れるのかが最大の課題だと思うけれど、其れ以前に今は「立憲民主党」と「公明党」のままの、参議院の統合と地方議会の統合をどうするのか、そちらの仕事の方が大変そう。素朴な疑問として、今回の代表選で中道改革連合の代表がいずれかの立候補者に決まったとして、衆議院の所属議員は旧公明党議員も含めて納得するとしても、参議院の特に立憲民主党議員はその新しい代表の下に集まることに納得するのだろうか。順番としては、先ずは参議院も中道改革連合として統合して、その上で衆参合わせて新しい代表を選ぶべきだったのでは無いかと思うのだけれど。通常国会が18日に招集されるから、それまでに党の顔である代表を決めないといけないという事なんだろうけど、それならそれで「暫定代表」とかにするとか、あるいは野田氏なり斎藤氏が共同代表を続けた方が良かったのでは。そうで無くても特に参議院の立憲民主党は拒否反応が大きいと思うのに、自分達が選んだわけでも無い代表の下に集まることに更に抵抗を感じるんじゃ無いだろうか。

選挙結果のこともあり、今回の新党結成は誕生直後を除いて結局は後手後手に回り失敗。最大の理由は、やはり時間の無い中無理くり新党結成を強行したことだと思うので、色々事情はあるにしても今はもう少し時間を掛けるべきでは無いだろうか。例えば、これから中道改革連合から離党者が出てくる可能性もあるだろうし、何なら「シン立憲民主党」と「シン公明党」に再分裂(それぞれ新党結成)する可能性だって大きそうな気がします。拙速故に失敗した選挙の後でも、さらに拙速を続けて失敗を繰り返し積み重ねていくような気しかしないなぁ。流石にこれだけ経験と歴史を重ねている自民党や連立の日本維新の会が独裁に走るとは思わないけれど、やはりしっかりとした野党の存在が与党の足りない部分を補填していくのが理想的な政治社会だと思う。それ故に、色々多難な状態の中道改革連合ではあるけれど、何とか再生して欲しいところですが、まぁ前途多難だろうなぁ。

当選した責任

昨日のReHacQ「落選の森」に続き、今回は「当選の森」編。何だかんだ言って、当選した人達の表情にしても話にしても、余裕が感じられるのは仕方ないですね。参加議員は、自民党からは丸川珠代氏と川松真一朗氏、中道改革連合からは元公明党のいさ進一氏、そして国民民主党からは森ようすけ氏の4氏。コメンテーター陣は、西田亮介氏、石丸伸二氏、今野忍氏のレギュラーメンバーにMCは高橋弘樹Pというメンバー。

スタートが夜の10時からで、3時間以上も配信されているので、最初はライブで見たけれど30分位で断念して、アーカイブされてから再度先頭から視聴しました。高橋Pもコメンテーター陣も、その前に「落選の森」2本撮りしていたからか、ちょっとエネルギー不足感はあったけれど、内容的には面白く感じました。と言うか、こう言うフランクな雰囲気で、互いに党派性を有る程度無視しつつ意見を出し合うというのは悪い事では無いというか、もっとやるべきだと思いますね。丸川氏といさ氏は、厚生労働関係で良く知っている間柄との事ですが、連立離脱だけでなく新党として野党に回ってとなると、以前話をして互いに了解してる話題でも、また違う感じになるんだろうか。

個人的には、中盤から後半の経済関係だったり、労働流動性の話が興味深く感じました。自分はもうそういう様な機会は終わっているけれど、色々な仕事に挑戦できるような社会と言うのは、これまで一つの場所・仕事を極める事が「潔い」みたいな伝統や風潮だった日本社会では今後必要だと思いますね。特に人口減少が進み、これから働き盛り世代がどんどん減っていく社会になると人手不足は深刻な問題。今すぐ出生率が増加したとしても、その恩恵は20年後にしか得られないわけで、その間は労働の効率化とかロボット等自動化とか、あるいは海外からの人材登用という方法で埋めるしか無いわけですからね。労働流動性は、簡単にいってしまえば「副業許容」みたいな形で見かけ上の労働力増加とか、高齢者の労働機会が増えたら、それはそれで社会保障の効率化みたいな事にも繋がるんじゃ無いだろうか。

後半自民党の大勝に関係して丸川氏が、人数が増えた分党内でも右から左からと意見が多様化して、それをどうまとめるのかが大変みたいな発言をしていたけれど、確かにそうかも。以前は派閥があったから、各派閥で意見集約してそれを総務会等で党としてまとめれば良かったけれど、今はそういう仕組みは麻生派以外は無いですからね。何かの記事で、派閥の復活みたいな事も書かれていたと思うけれど、派閥とまでは言わないまでもグループ化や勉強会みたいな集まりは増えていくでしょうね。で、それらの摩擦がこの巨大すぎる組織に歪みを蓄積してきたのが、1970年代から1990年代位までの「古い自民党体質」だった気がする。「ヤマアラシのジレンマ」じゃ無いけれど、「勝ちすぎた故のジレンマ」が、今の自民党最大の問題かもしれない。

2026年2月11日

必然の結果

佐々木俊尚氏が引用している、読売新聞による衆議院選挙振り返り記事。 今回の選挙における自民党大勝の原動力は、記事にもあるように若い世代の支持(サナ推し)と、前回の選挙で離れた無党派層支持が更に大きくなって戻って来たことは確かですよね。選挙前のメディア各社の推定では、何故か前回の衆議院選挙(2024年)と比較して、公明投票の効果を指摘する論評や批評が多くて、個人的には「それは違うだろう」と思っていました。その更に前2021年の岸田政権時(この時も自民党が261議席獲得し大勝)と比べて、公明投票の効果具合を判断するべきでしたよね。それが最初に野党側の戦術を惑わす最大の原因だったような気がします。

読売新聞の2021年、2024年、2026年の比較を見てると、今回は2021年レベルを回復した上で、更に無党派層の上澄みしているのだから、勝てないわけが無いとも言える結果でしたね。ただ個人的に気になるのは、重視する争点に経済対策がトップに来るのは理解出来るんですが、外交安全保障関係がその次に高いというのは少し意外でした。でも、2021年のときには、経済対策よりも外交関係を重視するポイントが高くて、何があったんだと思うくらい。

一つ考えられるのは、2020年からのコロナ禍が丁度ピークになっていたのが2021年の前半位かなと言うこと。また、2021年初めにはバイデン政権がスタートしていて、世界政治の枠組みも変わっていた頃。さらには、中国との関係もこの頃は対米対策等も含めて日本も色々翻弄されていたような記憶もあり、確かに外交関係に対しての懸念が国民の間にも広がっていたのかもしれない。まぁ、やっぱりコロナ禍の影響が一番大きかったんだろうけど。今回は、多くは対中対応に関してだと思うので、そこは2021年とは少し内容が変わると思いますが、中国が予想以上に騒ぐことで、国民としても良くも悪くも注目せざるを得なくなり、それ故に選挙の争点の大きな項目となり、結果高市政権圧勝で中国にとっては分の悪い結果になったことはやぶ蛇以上でしょうね。

高市総理に対して何か言えるほど詳しいわけでは無いけれど、総裁選に勝ち抜き、首班指名を何とか取り付けて始まった高市内閣最初の3カ月のスタートダッシュは、維新との連合や国民民主党の要求丸呑みみたいな暫定税率廃止や103万円の壁など、目に見える結果を出していることからも大成功だったと思います。また、安倍総理のときには「リーダー」という言い方が多少は当てはまる気がしたけれど、その後の菅政権、岸田政権、石破政権と、陰ではリーダーシップを発揮したと思うけれど、国民に見える形でのリーダーシップには欠けていたように感じます。その不満というか飢餓感みたいなところに、高市総理のキャラクターもピッタリとはまり国民的な人気=リーダーシップという「見え方(Visibility)」に成功しているんでしょうね。そう言う意味では、今後は現実的な「手応え」を要求されるわけで、大会政権の舵取りはこれからが本番だし厳しくもなる事は確実。高市政権では、今回は内閣人事はそのまま継続するらしいけれど、多分主要閣僚を中心に布陣は過去最高の人材だし、それぞれ結果を出しているので、ここからどれだけ加速していけるかが、まずは来年の総裁選までの課題でしょうね。その後は、更に国民支持を獲得して、参議院選挙で厳しいけれど議席を上積みして何とか2/3を維新と獲得して、憲法改正への糸口を作る事かな。まだまだ大変な道のだとは思うけれど。

落選の振り返り

ある意味情け容赦ないコンテンツというか、ReHacQの「あつまれ! 落選の森」。今回の選挙における波乱の中心の一つ、中道改革連合は勿論、国民新党、日本維新の会、日本共産党に、MCとして参加している石丸伸二氏の「再生の道」からも出演していて、これも高橋Pの人徳(?)なのか(笑)。

流石に二つ合わせて6時間近くあるし、正直聞いていて呆れるというか何か危機感が足りないと感じる所もあるし、何となく「落選するべくして落選した」と感じる人が多かった気がします。それでも、元朝日新聞記者の今野忍氏と共産党議員の宮本徹氏の激論というか、やり合いは、賛否有るかもしれないけれど、そうやって徹底的に外からの意見を言ってくれることは大きな財産だと思うなぁ。

自分は仕事でも何度もやっていた「PDCA」のサイクルみたいな感じで見ていました。多くの場合、失敗した理由や原因を考える事は自分でもするとは思うけれど、どうしても自分本位の理由付けとか言い訳が絡んでしまい、本当の意味での「原因」にたどり着けなかったり意図的に視界の外に置きがち。でも、そういう耳に痛い事もしっかり聞いて、間違いや誤解があるなら訂正すれば良いけれど、でも多くの場合はそれは自分達には無かった視点だったり意見な訳だから、そこは真摯に耳を傾けて次のアクションの糧にするべきだと思う。

で、同じ事は当選した議員さんもしっかり振り返りをするべきで、多分彼らの方がこれからの責任というか努力度は厳しいと思うんですよね。一つは落選議員同様、今回の問題点を振り返って修正していく仕事。今回は多分に「高市人気」に助けられたところも大きいわけだから、次もその効果が期待出来るとは限らない。となると、地元に対してもこれまで以上に手厚いサポートが必要になる。一報で、国会では与党は公約実現を厳しく要求され監視されるし、野党は少数になったが故に一人一人の注目度は高まるから、以前みたいな子供のダダみたいな対応では次は評価されない。土日の立場のご本人達にとっても、これまで以上に厳しい議員活動が、多分数年続くわけです。それを是非国民生活向上、国家の安定と発展という本来のゴールに向けて進めて欲しいですね。個人的には、この落選した人達が、そしてこういう場に出てきてちゃんと反省したり意見を言える度胸と気持ちのある人が、次は当選へと繋がる気がします。何も言わずに隠れている、著名議員よりはよほど将来を託せる「議員候補」だと思うなぁ。

恵みの雨

今朝目が覚めたのは朝の5時頃だったでしょうか、「トントン」という音が耳に入っていて、何だろうと思っていたら「あぁ、雨が屋根に当たっている音か」と気がつきました。太平洋側の地域はもう一月位雨が降っていない状態が続いていて、浜松も何度か市の水道局から「節水のお願い メールも届くくらい。浜松というか、遠州地方は天竜川を水源としてして、全国的にもかなり恵まれている地域だと思うんですが、それでもちょっと心配になるくらいだし、浜松市の北側山間部にある貯水ダムでは、水位低下も何度か言われるくらい。

今朝の雨が恵みの雨になるかなぁと最初は思ったんですが、雨が降ると水たまりが出来るような場所が何カ所かあるんですが、そういう場所も雨で濡れては居るけれどまだ水たまりは出来ていない事から、早朝振り出してまだ時間はたっていなさそう。このまま一日明日くらいまで降れば、それはそれでそこそこの降水量になると思うんですが、天気予報ではお昼くらいには雨は上がって、また晴れ間が戻ってくるらしい。折角の祝日なので外出する予定を立てていたところも多いと思うから、午後からとはいえ雨が上がるのは嬉しい反面、これだけ渇水状態が続いていただけに、もう少し雨は落としてほしいと言う気持ちも。

時期的に、今作物を作っているのはビニールハウスのところが殆どで、お米は勿論畑での野菜作りも、最近の渇水で余りやっていないように自分の周りでは思われます。今朝の雨も、文字通り「焼け石に水」くらいになりそうだし、その後はまた好天が続くという予報なので、畑作をしている人にとってはまだまだ足りないでしょうね。今は更地状態の田圃だって、3月に入れば代掻きをして田圃の整備が必要になるだろうから、今日をきっかけに時々は雨が一日降り続くような天気が少しは戻らないと、今年のお米価格は不作でまた高騰するかもしれない。

同じ静岡県でも、東の方の例えば伊豆地方では、寒波で水道管が破裂して断水していたり、その近くの箱根辺りでは雪も酷いらしい。その分雪が解けて貯水湖に少しは水が戻る事も期待出来るけれど、多分まだまだ足りないだろうなぁ。今日は、雨が降って雨雲が覆っているからか、これまでよりも朝の寒さも少し弱まり、そう言う意味では朝起きるのも少し楽でした。折角の祝日なので、ちょっとロングドライブでもしようかとも思いましたが、このところの寒さで新東名では凍結の恐れもあるみたいだし、まぁ食べるものの贅沢を言わなければ食材も何とかストックしているから、今日は一日大人しくしていることにします。色々データ整理とかもしたいし、片付けものもしないといけないし。そんな感じだから、出来ればお昼過ぎでは無く夕方位まで雨が続いて、少しでも渇水対策になってくれれば嬉しいですね。

2026年2月10日

今後の懸念点

まだ衆議院選挙の大変動の余韻というか余波に揉まれている選挙後二日目の朝。備忘録代わりに、気になったことを記録しておきます。

  • 選挙中、やはり自身への期待度=投票率ということを意識してか、高市総理は秒刻みのスケジュールでしかも睡眠時間も削っての対応をしていたのでしょう。どうしても、表情の硬さ苦しさしんどさを感じる表情ばかりなのが気になりました。また、終盤のテレビ画面で観ると、ちょっと痩せたというか痩けたみたいにも見えたのが 心配。選挙が終わっても、国会召集に向けての準備もあるだろうし、3月のアメリカ訪問に関しては厳しい要求を突きつけてくるトランプ対策も練らないといけないだろうし、ゆっくりする時間は無いのだろうけど、ここ数日は休養優先にして欲しいですよね。なんせよほどの事が無い限り次の選挙は2028年の参議院選挙で、衆議院選挙は任期一杯なら2030年。来年の自民党総裁選が次のハードルだけれど、多分無投票再選が堅いだろうし。だからこそ、「よほどのこと」の一番心配されるのが、総理の体調ですからね。
  • 同じく体調面で言うと、多分自民党の中で最高年齢に近いと思われる麻生太郎議員の表情も、ちょっと付かれたというかやつれた印象を受けたのが寂し気がします。今年86歳になるので、普通の社会人なら悠々自適の生活だけれど、やはり刺激の多い政局の中居るから元気なんだろうか。でも、その元気がちょっとしぼんだような印象を受けて寂しい気持ちも。多分議員生活最後になるであろうこの選挙後の活動を、健康に進めて欲しい気がします。
  • 詳しい調査はこれから色々登場するのだろうけど、世代別の政党投票先を見ると、10代から20代を筆頭に自民党への投票先が多いのは納得ですが、80代以上だったかな、高齢者荘の投票先も自民党が多いのが意外でした。確か選挙前のデータでは、年齢が若い方は自民党推しで、高齢者層になるにつれて立憲民主党への投票先が増えて逆転したいと思います。それが今回自民党に投票先を変更したことが、中道改革連合の中の立憲民主党出身議員の基礎票を溶かした理由なんでしょうね。全くの個人的印象ですが、その自民党に流れたのは高齢者荘でも女性有権者が多いんじゃ無いだろうか。
  • これまでの投票行動の情報を見ていると、確かに投票率は3%位上がり投票数も増えたけれど、それ以上に前回選挙での無党派層とか他党投票者が、大きく自民党へ投票先をスライドしたのが、この歴史的大勝になった=旧立憲民主党議員のメルトダウン、へと綱が蔦気がします。その理由・原因は何だろうかと考えると、色々理由はあるだろうけどやはり高市内閣が成立後3ヶ月という短い期間で、ガソリン暫定税率廃止、103万円の壁突破、燃料費支援等、矢継ぎ早に具体的な政策・公約を実現させてきた、スピード感と親近感ではないかと。やはり有権者としては、外交防衛とか社会福祉とか大きなテーマも重要だけれど、日々の生活に直結する課題・問題解決が一番優先されるはず。その一番身近な問題に対して、スピード有る対策と実現をしてきた事が、多くの人の気持ちを駆り立てた気がします。また、初の女性総理という事実も、何だかんだ言っても女性票を取り込む重要な要素だと思うし、だから若者世代は勿論、高齢者世代でも女性有権者からの投票がかなり増えたんじゃ無いだろうか。
  • 今回の選挙戦では、SNS等ネット選挙の重要性が際立ったことも事実で、それ故にこれまでの投票行動予測の手法も通用しなくなり、それが選挙予測を誤らせる事にも。大会関連のコンテンツが圧倒的にネットを寡占したけれど、それは高市人気に便乗した切り抜き職人とか再生数稼ぎのコンテンツが激増したからとの事なので、自民党と言えどもコンテンツ力で優ったわけでは無い。ただ、やはり他の政党に比べてネット利用の重要性は理解していたと思うし、そこに注力したリソースと熱意もかなり票差を左右することになったのは事実だと思う。今後ネット戦略はますます重要になると思うけれど、選挙直前にコンテンツを増やしても効果は無いわけで、やはり良くも悪くも履歴やデータが残るネットだけに、今から次の選挙に向けて蓄積する気持ちが一番重要だと思う。
  • チームみらいが大躍進したけれど、どうしてなのか専門家も首をかしげるほど。ネットにも熱心では無く、強いて言えば消費税減税を唯一否定したことで、テレビ等では必ず堆肥として指摘される事が、最大の露出度だったと思うけれど、やはりそれだけで得票できるとは思えないし。とある説明では、チームみらいだけが相手を貶めるような発言がなく、具体的に自分達の出来ること・やりたいことを訴求することで、争い事を好まない若い世代に刺さったという事だけれど案外納得出来るかも。個人的には、都市部での若い世代の投票が多かったことからも、所謂ネットの中でもクローズドなネットでの伝搬、言ってみれば「ネット口コミ」みたいなものが実は拡散していて、そこでかなりの堅い支持を獲得していたんじゃないだろうか。理由はどうあれ、11議席も獲得したのですから、デジタルの観点、テクノロジーの観点から与党に対して具体的且つ効果的な提言を出すグループになったら、かなり面白い存在になると思うけどなぁ。何ならデジタルタスクチームみたいなものを与野党で作って、そこをチームみらいに任せるとか。
  • 同様に参政党は今回も議席数を伸ばして、躍進したわけだけれど、こちらは地道な地方組織作りが大きいと思う。昔は浜松駅前の遠鉄ビル前等では、新興政党が時々街頭演説していたり、一番多いのはやはり共産党かな、そういう活動をしているのは。で、最近ではそれら既存政党は殆ど見なくなって、代わりに参政党の関係者が街頭演説をする様子を浜松でもよく見るようになりました。既存政党が高齢化で、中々そういう場に投入できるリソース不足になっているなら、まだ若いスタッフも豊富なんでしょうね、参政党は。地方でもああいう様子を見ると、やはり参政党は強うなという実感があります。
  • 次の国政選挙は2028年の参議委選挙で、自民党は62人だったかな改選を向かえる議員数は。前回2025年の選挙では大敗をして、39議席しか獲得出来なかったから、過半数の125議席を獲得するためには、仮に日本維新の会が20議席獲得するとしても、66議席が必要に。高市内閣の「成果」が現れてくる時期でもあるから、ある意味高市内閣の信任選挙にもなる可能性も。今回大勝したけれど、次の2年間で実績を積み上げないと参議院は更に捻れる可能性も大きいわけで、そう言う意味でも自維連立は、今回の結果がプレッシャーになる気がするし、それで生活向上するようになって欲しいですよね。
  • 昨日の報道番組では、田中眞紀子氏や橋下徹氏など、自分から見たら「古い世代の元政治家」が論客として色々な番組に登場していました。今回落選した、中道改革連合(=立憲民主党)の元議員の皆さんもそういう道に進むのだろうか。取りあえず2年少し我慢すれば参議院での復活は可能なので、まずは2028年の参議院選挙を目指すのだろうけど、その為には残る政党がどの様な形になるのか、それにも大きく依存しそう。露出度はを増やして知名度を上げたいと思うだろうから、ワイドショーとかこれから登場する人も多いだろうけど、正直なところそういう場面で見てみたいという人材は皆無だし、あの国会でのやり取りみたいなものがワイドショー等で展開されると思うと、多分視聴率を下げるだけだろうと。でも、中には玉川徹氏のように「毒があるから人気が出る」様な人も出てきたりして。まぁ、私はウンザリするだろうけど。
まぁ、まだまだ選挙の余韻は続きそう。

選挙後

地滑り的大勝利となった今回の衆議院選挙。投開票翌日には、投票行動や今後の政治に関してのコンテンツがいろいろ公開されたので、朝からお昼過ぎまではSuper Bowl観戦、その後は選挙関連コンテンツを浴びる一日になりました(笑)。

選挙後ではあるけれど、選挙ドットコムの開票速報LIVEをまずは見ていたんですが、MC二人(山本期日前氏、今野忍氏)が開票直後から驚きの連続だったけれど、まぁ誰にとっても想定外の経緯、結果の選挙だったことは間違いないと思います。

有る程度開票結果が出たところで、MC/ゲストが何度か交代して旧民主党議員だった菅野志桜里(コンテンツ中では「山尾志桜里」と紹介)が出席して、元同僚達の敗戦(落選)の様子を見ながら、旧民主党から現在の立憲民主党に至る経緯や問題点を結構鋭く指摘していたと思います。特に「なるほど」と感心したのが、今回多くの中道改革連合の立憲民主党出身議員が落選したけれど、これがこれまでなぁなぁのまま10数年経過した「旧民主党の2012年政権交代の精算」になるのではという意見。本来ならば、2012年に破れたときに党として振り返りをして、場合によっては党内の新陳代謝をもっと図る必要が有ったのに、それが出来ずにここまで古い還付が残り、今回の選挙でその古い幹部も次の中堅も未来を担う若手も落選して解党的な状況になったというのは「なるほどな」と感じました。2009年に自民党が大敗して下野したとき、谷垣禎一氏が総裁となり自民党の内部改革を進めたと思うんですが、それと比べると旧民主党は時間を無為に過ごしてきたなと言う印象は強いです。

これも色々なコンテンツで指摘されていたけれど、余りに小選挙区で自民党が勝利しすぎて、比例区の候補者が足らなくなり、自民党獲得の比例14議席が他党に回されたこと。躍進しすぎたチームみらいも2議席譲るわけですが、これは何とかならないものか。自民党の14議席は、中道改革連合に6議席、国民民主党と日本維新の会とチームみらいに2議席ずつ、参政党とれいわ新選組に1議席ずつ。だから中道改革連合は今回49議席獲得したけれど、実際は42議席(チームみらいから1議席)獲得なんですよね。また、れいわ新選組は選挙では議席獲得出来なかったけれど、棚ぼたで1議席獲得というのは、選挙では選ばれなかったのに議席獲得すると言うのは何か不合理さを感じるなぁ。チームみらいも得票率が足らずに2議席を渡すけれど、ここはプラスマイナスゼロなのでまぁまだ許せる。コンテンツでは、この16議席を理由に、自維連立が提唱している「衆議院の議席削減」に繋げればというコメントが紹介されて、いゃぁそれはあるなぁと感心しました。

投票率は確かに3%余りアップしたけれど、自民党の支持率は選挙前とほぼ変わらず、今回の地滑り的大勝利を説明するのは難しいみたい。確かに「サナ推し」と呼ばれる高市内閣への指示は高いけれど、それ以上に今回は中道改革連合への支持が激減して、JX通信社の米重克洋氏が「中道改革連合のメルトダウン」と説明していたけれど、なるほどなと。色々な情勢調査では、創価学会票は予想通りの票数がのっているけれど、それを受ける中道改革連合の基礎票が半減していて自民党に敗れるパターンが全国で発生してこの結果になったという説明は腑に落ちます。それはやはり、新党結成からのドタバタもあると思うし、やはり立憲民主党に対してのこれまでの不満や不信感がつのっていった結果だと思う。今後衆議院の中道改革連合、参議院と地方議会の立憲民主党と公明党は、どういう形になるのかまたどういう関係を構築するのか、凄くジレンマと葛藤を抱えての通常国会突入になるでしょうね。衆議院は政党として機能出来ないんじゃ無いだろうか。野党は国民民主党を次として結集するという話が一番現実的らしいけれど、正直国民民主党もそこまでの政党ではまだ無いと思うし。与党にしても勝ちすぎた状態故に、党運営や国民に対しての公約実現という厳しい現実があるし、野党は野党で厳しいし、選挙後も目が離せない政局なのかも。

2026年2月9日

Sweep Out

第51回衆議院選挙は、想定以上の自民党大勝と言うか「完勝」と言っても足りないくらいの圧勝。戦前に自民党の過半数(233議席)獲得は堅いだろう、もしかしたら自維で安定多数(244議席)、絶対安定多数(261議席)獲得も可能かもという予想スタート。終盤になると、自民単独で300議席に届く可能性もと言っていたら、 単独で2/3(310議席)を超える316議席獲得。日本維新の会も、何とか公示前の34議席を超える36議席を獲得したので、与党(自維)で352議席。無所属議員の中にも与党系の議員もいるから、衆議院の2/3(66%)どころか3/4(75%)を超える状況。

自民党が300議席を超える選挙は、確か昭和の時代には合ったように記憶していますが、今回の様に「大勝」と言われている小泉郵政選挙で自民296議席+公明31議席、安倍第二次政権始まり(民主党から自公連立復帰)で294議席+31議席。民主党が政権奪取した2009年の第45回衆議院選挙では、民主党が308議席を獲得しているけれど、それ以来の大ドンデン返し。どちらも、当時の衆議院定員は480議席だったから、今回の316議席/465議席は更に占有率というか圧勝していると言って良いでしょうね。

詳細な選挙戦の解析は、今日明日くらいに色々なところから出てくるでしょうけど、個人的に今回の圧勝の勝因は大きく二つあると思っていて、一つは高市総理の魅力・行動、もう一つは中道改革連合特に立憲民主党がこれまで蓄積してきた歪みが耐えきれずに崩壊した事かなと感じます。前者に関しては、高市内閣発足後短い間にもガソリン暫定税率廃止や燃料費の支援等「実際に感じる改善」みたいなものが有ったし、また初の女性リーダーとして注目を集めてそれに答える以上の実績を残していることで、「高市フィーバー」「サナ推し」なる現象がうまれたのではないか。後者に関しては、具体的な主張せずに抽象論に終始したり、やはり自分達の良いところを主張するのでは無く、相手を叩くことが今の中年・若年世代に対しては拒否感に近い物を生んだ気がしますね。

中道改革連合は、改選前の167議席が30%以下の49議席まで衰退。一応「野党第一党」は確保したけれど、51議席に届かないから単独での法案提出も出来ない。ネットで出ていた「これで伝統の内閣不信任案提出が出せなくなった」というコメントには笑ってしまったけれど。49議席というけれど、旧公明党議員が半分以上で立憲民主党系議員は20名余り。共同代表の野田佳彦氏は何とか当選したけれど、安住淳幹事長は落選。地元静岡でも、静岡8区で「盤石」と言っても良い人気のあった源馬謙太朗氏が落選(3万票も差があるし)するし、6区の渡辺周氏も4万票余りで落選。所属政党にかかわらず地元で確たる人気のあるこの二人が落選するんだから、やはり「中道改革連合」に対しての不満が、今回の自民党大躍進最大の理由だろうなぁ。いずれにしても、大勝したから故に高市内閣としては成果を出さないと次の選挙では揺り戻しも大きいでしょう。次の選挙は2年後の参議院選挙だけれど、この選挙では多数の議席を確保している自民党は更に議席を増やす努力をしないといけない厳しい苦しい選挙になることは確実。その為にも、この2年間で確実に実績を出さないと、参院選でさらに議席を落としてねじれ状態が拡大して、それを理由に解散総選挙があるかもしれない。その時には、高市内閣は苦しい戦いに成るんじゃ無いかな。そうなるという事は、我々の生活も厳しくなっているという事だから、そうならないことを祈るばかり。良い意味での日本の大転換点になる事を祈りたいですね。

2026年2月8日

投票日

今日は、第51回衆議院選挙の投票日。週末は寒波に大雪に悪天候が予報されていましたが、幸いなことに浜松は気温は低いけれど青空も見えるまずまずの天候。少なくとも遠州地方の投票率はかなり高くなるんじゃ無いだろうか。 ただし、北海道、東北、日本海側は全て雪の予報で、最高気温も氷点下を超えるかどうか位の状態で、こちらは当日投票に大きく影響しそうな気がします。

大票田の東京、大阪も、東京は最低気温-2度、最高気温2度という極寒の状態で、朝のニュース等みても新橋とか東京駅も白くなって居るみたい。大阪はそれよりも少しマシな感じですが、どちらも僅差での競り合いが伝えられている選挙区が多いので、こう言うちょっとしたことでバランスが崩れて、戦前の予想がひっくり返る可能性が高くなるんじゃ無いだろうか。

今回の選挙は、突然の解散から史上最短期間での選挙戦という、かなりスピードアップした選挙。高市総理がそれを想定していたのかどうか迄は不明だけれど、予想外の奇襲を仕掛けて一気呵成に乗り切ろうとしたら、相手側も新党結成などのウルトラCだ挽回。そこからどんどん通常の選挙の常識・前提が崩れていって、混沌とした選挙戦になったような気がします。ただ、個人的には今回の選挙はこれからの日本の道筋やゴール(目標)を決める、おなり重要な転換点になりそうな気がするので、是非多くの有権者が自分の意見を投じて日本の未来に関して考えて行動をして欲しい。直近の投票率は50%の前半位だけれど、これが60%から昔のように70%位まであがったとしたら、国民の意識もかなり変化したという証拠になるんじゃ無いだろうか。

投票日当日は、特定の候補に言及したり、立候補者に有利・不利になる様な報道/SNSは制限されるので、投票終了の夜8時までは静観するしか無い。メディア各社は、夜の8時から一斉に「選挙速報特番」で多分深夜過ぎまで盛り上がるんだろうけど、それまでは政治関係の報道は御法度。ところが今回というか今朝は、オリンピックで、金・銀・銅獲得のニュースが飛び込んできたので、夜までその話題で繋ぐことが出来るのは暁光だと思う(笑)。今日は、選挙もオリンピックも頑張って欲しい。

[2026年2月8日 10:00追記]
「晴れ間も見えて」なんて書いたけれど、空は灰色に変わり何と雪までちらほら落ち始めました。積もる事は無いと思うけれど、雪が舞うことすら浜松では珍しいですからね。今日は、夜予定があって出かけるんですが、ちょっと完全防備で出かけないとダメかもしれない...

世界秩序の崩壊

毎度おなじみReHacQの経済コンテンツから、本日投票日の衆議院選挙後の日本経済に関して、MC森本智子氏、ゲスト永濱利廣氏と、今回初めて拝見した武者リサーチ代表の武者陵司氏。初見でしたので武者氏の発言は中々刺激的に私は感じましたが、話されている内容はデータと分析に基づいており、説得力はかなり感じました。経歴としては、大和証券、ドイツ証券で洋食を歴任して、米紙で高い評価を受けるなど実力もある投資ストラテジスト、という方らしい。

前半の内容では、日本は過去80年間に朝鮮戦争を規準とすると4回の歴史的な転換点があり、今回予想される選挙結果から「高市改革」が進めば、それが5回目の転換点になるだろうという予測。その後に説明されていた、一見思いつきのように見えるトランプ政権の政策が、実はかなり練り込まれた戦略だという説明は、その真偽は素人の自分には判断出来ないけれど、かなり面白く聴くことが出来ました。その後の中国の話に関しては、かなり過激な発言もあったけれど、中国が国内の矛盾から自滅するまでの根競べというのは何となく納得出来る意見。

後半で、ここ最近は税収が上振れしていて余剰金があるのだから、それを還元していく(減税、投資)事は正しい。但し、「機会均等の為に使うべきで、結果均等の為では無い」というのはちょっとハッとさせられる言葉でした。今回の選挙では、野党公約で減税(消費税減税)をどこも主張しているけれど、こういう説明を元に言えばまだ理解も進むと思う反面、やはり経済成長のための投資も考えないと、結局は貯金を切り崩していくだけということも再認識したところ。また、更に個人的に衝撃的だったのは、1時間39分位から説明されていた、日本の実質消費推移の話で、実はバブル崩壊後のデフレ時代も実質消費脂質は上昇していたけれど、2013年4Qに大きく下がりその後停滞して居るんですが、その理由が「社会保障・税一体改革」で、2012年の民主党政権最後に当時の野田政権下で法案成立したもの。武者氏が「やったのはあの野田さんですよ」と言っていたけれど、なるほどなぁ、これも壮大なブーメランなのかも。


武者氏の話を聞くと、高市内閣が挙げている「ツボを押さえた積極投資」には非常に肯定的で、勿論それが成功するかどうかは確約できないけれど、「成功するまで出す」というのはちょっと乱暴だけれど、ある意味日本の次の根幹産業を作る仕事でもあるのだから、それ位の覚悟は必要なんでしょうね。円安に対しての世間(メディア、アナリスト等)の誤認にもお怒りのようでしたが、番組スタート前に小声で隣りの永濱氏に「最近のメディアは酷いね」と愚痴っていたのが、最後の伏線回収だったのだろうか(笑)。基本的な部分は自分の理解と大きな違いは無く、自分はスッと腑に落ちる話が多かったのですが、トランプ政権の一見思いつきのように見える様々な政策の背景の推測だとか、日本の潜在可能性の話だとか、なるほどねぇと面白く二時間弱のコンテンツを楽しめました。ただ、多分敵も多いんだろうなぁと言う印象も(笑)。でも、自分の意見と同じ・違うは別にして、こういうデータや様々背景情報を積み上げて自分の意見を構築出来ることは大切だと思う。そこから自分の意見・考えとの差分も明確になるわけですし、貴重な基点(マイルストーン)だなと感じました。