2026年4月2日

郷に入っては郷に従う

X上の書込が、Grokによる高品質の自動翻訳機能により急速に国際交流が進んでいるネット世界。一方で実社会では、そう言う便利なサービスはまだ存在しないので、こう言うちょっとした「自分達の常識」が通らないことで摩擦が生まれることも。 

私の知っている範囲では、アメリカでもスーパー等で会計前に購入した(購入する?)品物の口を開けて中身を食べて、食べながらその商品をレジに見せて会計するような光景を何度か見たことがあります。量り売りのお惣菜なんかでも、ランチボックスに入れて待っている間につまみ食いする光景は結構見ますよね。あれ、量り売りだから、つまみ食いした分は料金に含まれないことになるんだけれど、結構試食とかもさせてくれるので試食分と思えばお店側も納得するのかな(疑問)。ただ、自国ではそれが常識と言っても、同じ事が日本でも常識とは限らないわけで、特に商品に関しては今回のような勘違いあるいは思い込みは多いので、そう言う事は批判するのでは無く啓蒙していくべきだと思う。勿論、それは日本人が海外へ行く反対のケースもそう。

少し前に中国からのインバウンドが大量に国内に来た時に、その行動が批判されたこともありましたよね。例えば陳列している商品を勝手に触ったり押したりして駄目にしたり、品物を購入しないのにイートインスペースとかで長時間滞留したりと。しかも彼らの性格というか国民性から、こちらが注意をするとその倍以上の熱量で反論してきたり文句を言ってきたりするわけで、そこで怯むと向こうはますます嵩に掛かってくる。別に中国語でやり返す必要は無くて、兎に角日本語でどんどんまくし立てて相手が「今日はこれくらいで勘弁してやらぁ」とダチョウ倶楽部モードになったらこちらの勝ちです。

昔と比べてネットが発達して、事前に色々な情報も入手出来る時代にはなったけれど、だからと言って全ての人が同じレベルの同じ分量の情報に接しているわけでは無いし、さらにその情報をちゃんと理解しているわけでも無い。また「旅の恥はかきすて」じゃないけれど、日常には無い高揚感みたいなものも旅の時には感じるので、それでつい行動が利己的なものになってしまうことも。今回の騒動で全ては解決出来るとは思わないけれど、こういう事柄がマナーマーカーみたいな事象としてちゃんとネットで共有されて、インバウンドも国内で迎える側も互いの摩擦が減ることを願いたいですよね。情報空間の共有化が着々と進み始めたのだから、次はまずは気持ちの共有であり、さらには常識とか日常の共有が始まる事を期待したいですね。

April Kool

昨日の4月1日は、多くの日本企業では新年度のスタートで、さらに新入社員の入社式を開催した会社も多かった様子。昔はどこの企業も「4月1日入社」だったけれど、ここ10~20年位で中途入社も普通になって「秋入社」なんていうのも珍しく無くなってきました。でも、まだまだ日本人の心には「4月1日」というのは、何か新しい事の始まり、スタートの日という印象が根強く残っている気がします。

4月1日のもう一つの属性は「April Fool(四月馬鹿)」の日。ネットには、ビックリ情報が続々と投稿されて、さらに既存メディアや企業広告なども、一年間練りに練って来た企画と準備をしてきた「ネタ」をこの一日だけのために炸裂させていました。でも、流石に行きすぎも目立つようになり、最近では批判する声も大きくなってきてからか、今年の4月1日はいつもの平日とそんなに変わらない「ネタ」がネット上を静かに流れている気がする。「今年は、4月1日のエイプリルフールが禁止されました」みたいなエイプリルフールネタが流布されているような印象すら感じる位。

そんな中で、数日早く実現してしまったそれこそ「エイプリルフール」的ネタでもある「GrokによるX上のコメント自動翻訳サービス」が、一昨日くらいまでは殆どが英語-日本語の相互翻訳中心に見えていましたが、昨日は更にスペイン語とかフランス語とかタイ語とか韓国語とか、もう「言語」というカテゴリーがX上では消滅したかのような状況。しかもその翻訳された「日本語」の文章が、非常にナチュラルというか「いかにも」という雰囲気に翻訳されていて、もしかしたらGrokの少なくとも日本語版は「空気を読む」事も出来る隠し機能があるんじゃ無いかと邪推したいくらい(笑)。昔開発の仕事で間接的に音声認識とか自動翻訳みたいなアプリを見ていたことがあり、当時の翻訳品質は「訳あり」のお店でも売れないようなレベルだったけれど、ここ数日嫌というほどGrokの翻訳状況を見ていると、もう時代は完全に変わったなと感じる位。だって一連のスレッドを見ていて、全部日本語で表示されるから日本の投稿だと思ってみていると、小さく上の方に「 ○○からの翻訳」とか表示されているんですからね。

先日「スタトレの世界が実現する」と書いたけれど、少なくとも地球上の多くの場所ではそう言っても良いかもしれない。AI技術と組み合わせれば、音声認識からの自動翻訳での音声合成位は、もうあっと言う間かもしれない。ただその場合の課題はリアルタイム性がどこまで維持出来るかだろうなぁ。例えば日本語-英語翻訳の場合、語順がほぼ180度位違うわけで、所謂「逐次翻訳」はかなり難しい。X上の自動翻訳は、全ての文章が入力されている状態だから、日本語-英語の翻訳も一気に可能なわけで、やはりスタトレのように同じ言葉を話しているようにリアルタイムに互いに会話するのはまだまだ無理そう。でも、例えばその話者の癖とかよく使う言い回しとか、そう言うものを翻訳AIが学習すれば、日本語で喋っている間に有る程度先行翻訳して、リアルタイムとは言えなくても昔の海外中継の音声の遅れ位には出来そう。まだまだ夢想レベルだけれど、そんな技術が実現したら今年の4月1日は「April Fool」ならぬ「April Kool」と言われるようになるかも。

国旗毀損罪

国旗毀損罪に関しての議論が国会で行われていますが、色々な人の賛否の話を聞いているとどうも腑に落ちない話も。既に外国の国旗に関しては、それを毀損した場合の罰則規定も決まっているのに、何故か日本国国旗に関してはそう言うものが無いので、現在色々と審議されているわけですが、罰則規定を設けないという話もあるらしくて、それならなんで毀損罪なんていう法律を作るのか困惑します。

そもそも論として「国旗」なる物の定義はあるんだろうか。国旗のデザインとかと言う意味では無く、「これは○○国の国旗として正式に扱われるものです」という定義はあるんだろうか。「国旗」として購入したら、それは全て「国旗」と思っていいんだろうか。例えば、自分で似たようなデザインのものを描いたら、それは「国旗」とは言えない気もするけれど、人によっては精密に描画できる人も居るだろうから、そうなると仮に「手作り」であっても「国旗」相当と言えそう。じゃぁ、そうやって星条旗を作って、それを毀損したら罪に問われるのだろうか。そもそも「国旗」として認証されたものの定義が不明なわけで、それを決めないと「国旗を毀損した」のか「国旗を真似た図柄をデフォルメした」のかの区別も分からない。

日本国国旗にこれまで毀損罪が無かったのは、表現の自由との兼ね合いからという説明をよく聞くんですが、それって外国の国旗だって同様ですよね。 何かの番組で、外国の国旗に罰則があるのは、例えば大使館とかで掲揚されている国旗を毀損した場合に罪に問われると言っていたけれど、なら国内の官庁とか政府機関で掲揚されている日の丸だって同じでは。あるいは、日本国国旗を日本人が弄ることは「表現の自由」というならば、外国人が日の丸を毀損した場合はどうなんだろうか。

日本国国旗だろうと外国の国旗だろうと、例えば公的な施設等で掲揚されているものに何か行動したら、それは器物破損でしょう。どこの国の国旗でも、火を付ければ放火罪かもしれない。ビリビリに破いてそのまま捨てる、あるいは地面に置いて踏みつける行為は不法投棄かもしれない。別に国旗で無くても、同様の行為をしたら罪になるのであれば、それが国旗でも同様だと思うんだけれど。それを特に「国旗に対しての毀損」というルールを作るのであれば、まずは「これが公式に『国旗』と呼べる物体です」という定義が必要じゃないだろうか。その上で、例えば外交上望ましくない行為だとか、一般常識を逸脱すると想像される行為だとか、公序良俗に反する行為というものに対しては、「国旗」というある意味その国を代表する存在に対してより厳密な対応があっても良いと思う。で、そこには「国旗」なのだから、日本の日の丸もアメリカの星条旗も区別は無いと思うけれど。

2026年4月1日

報道したくない自由

彗星のように現れて、今やネット言論界でもトップの知名度と信頼を獲得している、元朝日新聞政治部記者の今野忍氏。この選挙ドットコムちゃんねるのコンテンツも視聴しましたが、この辺野古でのボート転覆事故に関しては、産経新聞以外報道しないメディアの姿勢にかなりお怒りの様子。 

同じくノンフィクションライターとして著名な石戸諭氏も、この事件に関しては当事者側の対応の無さやそれに沿うようなメディア対応の無さにかなり不信感を持っている様子。確か選挙ドットコムちゃんねるで、山本期日前氏との対談の時にも、かなり熱の籠もった批判を展開していたと思います。

兎にも角にも不思議なのは、自分達の教え子が犠牲になっているのに、修学旅行の責任者たる学校側が多分一度記者会見を開いただけで、その後の対応が全くと言って良いほど伝わらないこと。無事だった学生さん達も、骨折など重症な人も居たようだし、なんと言っても友人が亡くなったという精神的な負担は大きいはず。個別の名前は出さなくても、例えば重症で入院していた学生が無事退院したとか、精神的に登校できない生徒にはカウンセラーを派遣して状況を見ているとか、そう言う「回復の道筋」に関しては伝えるべきなのでは。また、旅行手配等はツアー会社や現地担当者へ丸投げしているような言い訳をしていたけれど、ここまでの情報だと最近始まったことでは無く、かなり前から同様の旅行は実行されていて、某宗教組織関係者で学校関係者でもある人物の介在も言われている。学校側は第三者委員会を立ち上げると言うけれど、その人選にしても疑問を持たれているわけで、何かこのまま有耶無耶にして終わろうという意識が見え隠れしている気がします。

亡くなった船長や、現地での担当者の中には、日本最大のキリスト教系宗教団体関係者とも言われているけれど、それって少し形は違うかもしれないけれど、あれだけ世間一斉に批判を展開した(させた?)、所謂統一教会の問題と同種の問題と言えるのでは。つまり、宗教団体という地位や社会的優位性を利用して、無理な勧誘あるいは知識の刷り込み(オルグ)行為という部分は同じだと思う。統一教会があれだけ批判されて解散命令まで出されたのであれば、今回の事件に関しても先ずはその関連していると思われる団体がちゃんと会見をして、さらに自分達自ら身の潔白なり問題点の洗い出しなり、もっと積極的に問題解決を示す義務があると思うのだけれど、そんな様子は全く無い。どうも、その団体の中にも色々なグループがあり、その中でも過激な部類のグループが今回の関係者達という話もネットには流れていたけれど、だとしてもその団体に所属しているあるいは一部であるならば、それはその団体全体で対応するべき問題だと思う。

で、更に疑問なのは、地元でこれだけ大きな事件が発生しているのに、とうの沖縄県の知事にしてもメディアにしても、殆ど取り合わずに、やはりこちらもこのまま有耶無耶にしてほとぼりが冷めるのを待っているかの様子。特に玉城デニー知事は秋の知事選への影響を考えて出馬宣言も保留中だけれど、出馬するのであれば先ずはこの問題に関して自らの立場表明と解決をしてからじゃないだろうか。沖縄には色々な事情があることを理解しても、それ故に自分達が都合よく利用してきたこれまでの矛盾が一気に表面化した事件のように感じます。

オイルショック in 令和

ホルムズ海峡閉鎖による、中東からの石油輸入が事実上止まっている現在。その状況は、自分くらいの世代だと1970年代の「オイルショック」を思い浮かべるわけですが、今考えてもなんで石油輸入が止まるからとトイレットペーパーの争奪戦が勃発したのだろうか。トイレットペーパーが石油由来の製品ならまだ理解出来ますが、素材は違うしあえて言えば製造用のエネルギーとして石油が必要と言う事は有るだろうけど、それはどの工業製品に対しても同じ事。結局は、無関係な事象が引き金になって、それが一気に全国に広がったということなんでしょうね。

で、当時の様子と比べて、多分今のホルムズ海峡の状況は通過する観戦が直接今日に晒されていることから、1970年代のオイルショックに比べて状況的には深刻だと思います。確か当時の中東石油への依存度は90%位だったけれど、現在は95%と増えていることもあるし。ただ、当時の経験から石油備蓄は大幅に増加しているし、調達先の変更なども進んでいるように見られます。当時は、メディアがトイレットペーパー不足を報道すると、どんどんそれが日本中に広まっていってパニックを醸成しているような感じでしたが、現在は同様に石油が入ってこないとメディアが伝えても、そんなにパニックは生まれそうには見えません。

別に政府の肩を持つつもりは無いけれど、やはり政府が丁寧に備蓄放出やその他対策を細かく伝えていることが大きい気がします。また、いち早く補助金を支給して市中のガソリン価格の急騰を抑えていることも、国民感情に対しての沈静化に大きく役立っている気がします。ただ、石油は備蓄放出もあり通常通りに供給されているはずなのに、何故かそこから製造される石油由来製品が足りなくなると言う現象は何故だろうか。海外で製造していて、そこがホルムズ海峡の影響を受けて輸出が滞っているならまだ理解出来ますが、そう言うものばかりでも無いようだし。新しく新規に担当大臣に指名された赤沢大臣は、医療関係にしても必要な在庫はちゃんとあり、流通の混乱から今は配送が間に合わない部分もあるが直ぐに是正されると言うような発言は、もっと取り上げられても良いのでは。

この状態が更に数ヶ月続いたときにはまた状況は大きく変わっているだろうけど、今現在は突然のイラン侵攻で混乱していることは有っても、そこで影響を受ける部分に対しては政府はよく手当てしていると感じます。メディアは、どうしても否定的な部分を取り上げて注目を引こうとするけれど、そういう部分もあるかもしれないけれど、それ以外の部分もちゃんと精査して、全体として何が課題・問題なのかちゃんと伝えて欲しい。今に始まったことじゃないけれど、メディア自身が混乱や不信感を生み出して拡散していてはもうどうしようも無い訳ですし。そう言う意味では、1970年代とは異なりSNSが発達していてメディア以外の情報環流もあるから、そういう部分でも以前のようなパニックが抑えられているように感じます。やっぱり、困った時には頼れるのは先ずは「情報」だと再認識しました。

豪雨の一日

1月2月は、殆ど雨が降らず各地で渇水対策が叫ばれていたと思うのですが、3月に入り特に昨日は「豪雨」と言っても良いくらいの強い雨がほぼ一日降り大変でした。事前の天気予報でも、火曜日は一日強い雨模様の天候と言われていたので、前日までに食料など準備しておき、昨日は一日「完全自宅警備員」モードでした。

そんな完全蟄居みたいな中で唯一の例外が、朝一で可燃物のゴミ出しに出たとき。朝から結構強い雨が降っていて、それは事前に予想されていたので前日夜に出しておけば良かったかなともこの時は後悔しましたが後の祭り。可燃物のゴミをまとめて、雨の中を傘をさして近くのゴミ集積場へと向かいました。自分の地区のゴミ集積場は、回りが田圃の中にありその田圃に水を引く用水路の上に設置されています。「用水路」と言っても結構広く深いもので、幅・深さはそれぞれ1m位はあるかなぁ。多分幹線水路の一つだと思います。ここ最近は雨が殆ど降らない状態が続いていたので、底が見える位の殆ど水が無い状態でしたが、昨日のゴミ出しの時に見てみると8割位まで水量は上がっており、凄い勢いで流れていきます。久し振りにあんな水流を見てビックリしながら、可燃ゴミを出して足早に自宅に戻りました。

今朝のニュースでは、昨日の浜松は一日で115mmの豪雨になり、各地で冠水している場所もあった様子。更にビックリしたのは、雨と雨と強風で東海道新幹線の熱海-新富士間で一時運休したようですね。明日は新幹線で出かける予定があるので、何とか天候は戻って欲しいところ。今の所、今朝の天候は昨日の影響は消えていて、少し晴れ間も覗くような春らしい空模様。でも天気予報では、今日のお昼くらいからまた雨模様の天気に戻るらしい。明日の朝までにはその雨も上がる予報なんですが、何とか出かけるまでには雨が上がって、余計な荷物の傘無しでも出かけられることを祈っています。

少し前には、愛知県(東三河地方)の渇水対策支援で、天竜川上流の水を豊川用水経由で供給することがニュースで報じていましたが、昨日の雨でかなり回復したんじゃ無いだろうか。でも、各地で水が無いと言いつつも、浜松というか遠州地方はやっぱり天竜川があるから、まだ多少なりともそういう余裕もあるんでしょうね。リニア新幹線工事では大井川の水が問題になったけれど、静岡県は大井川に天竜川にと、大きな水系が南北に流れているから、国内自治体の中では渇水に強い地域なのかも。水が多いにしても少ないにしても、ほどほどを願いたいけれど、そうは行かないのが自然の難しく厳しいところですよね。暫く雨模様の天気が続きそうだけれど、ほどほどでお願いしたいです。 

2026年3月31日

BBQの思い出

ネットを騒がす日米BBQ談義。私もアメリカ出張中に何度か向こうのご家庭の食事に招かれて、その中には裏庭にBBQグリルを出してのBBQパーティーみたいなものも有りました。日本でBBQというと、少し小さめのテーブルくらいの焼き網を出して、その上で肉や野菜や海鮮を焼きますが、向こうはダイニングテーブルくらい大きな専用グリルがどの家庭にもあって、それを多い場合には2台とか3台とか並べて、左はビーフ、真ん中はソーセージ、右はまたビーフの別の部位みたいな感じで、数日前から仕込んで当日はその家のお父さんしかグリルに触らせてくれない。日本で言う所の「鍋奉行」「すき焼き奉行」みたいな「BBQ大統領」みたいな印象でした。

一度会社のレクリエーションで、仕事をお昼前に打ち切って、午後からは会社近くにあった屋外ステージ付きの大きなレクレーション施設に全社員集まって、そこでBBQパーティーが開かれたことがありました。BBQグリルを内蔵したような日本で言う4tクラスくらいのトラックが5~5台並んでいたかな。多分朝からBBQの準備をしていて、お昼過ぎ位に会場に行くと、どのトラックからも美味しそうな肉の臭いが立ち上り、アメリカでよく見る白いスチロールのランチボックスに、山盛りのBBQ肉と付け合わせでフレンチフライか皮付きのフライドポテトを入れてくれて、それを別テーブルで配布しているソフトドリンク(流石にアルコールは駄目だった)を受取、むしゃむしゃ食べるみたいな午後でした。勿論、お代わり自由でしたが、日本人は最初の一杯ででも多いくらい。

実はBBQと最初聞いた時に、日本のイメージしか無かったので、所謂大きな串焼きみたいなスタイルや、ステーキ肉を網の上で約物と思っていました。でも、配布されたBBQは今で言う所のサラダチキンとかほぐされたツナみたいな形状の肉。「えっ、これがBBQ?」と疑問だし、後食べてみて「うーみゅ、これは牛(ビーフ)ではなく豚(ポーク)じゃないだろうか」と更に疑問は深まったのでした。で、後から聞いたらBBQと言っても色々スタイルがあって、大きくは4種類あるらしい。

  • テキサススタイル:
    牛肉(ブリスケット)を塩胡椒のシンプルな味付けで燻製したように長時間調理したもの。多分日本人のBBQ感に一番近い気がする
  • メンフィススタイル:
    豚(スペアリブ)を焼いたもので、味付けはスパイス系や日本でお馴染みの甘めのソース味などあるらしい
  • カンザスシティスタイル:
    牛豚鶏等特に肉の種類は問わず、日本で言う所のBBQソースをつけ焼きしたもの
  • カロライナスタイル:
    豚(丸焼き、肩ロース)を長時間低温で焼いて、焼けた肉を繊維状に細かくほぐして、酸味のきいたマスタードソースで味付けしてパンに挟むなどして食べる。
私がこの時経験したのが最後の「カロライナスタイル」で、並んでいる焼き網の上には、豚が丸々一頭横たえられて焼かれていて、それを起用に大きなナイフとフォーク出切り分けてほぐして、肉の塊では無く繊維状にバラバラにほぐしていくんですよね。そのほぐされた肉繊維の固まりを、ランチボックスに入れたり、大きなホットドッグ用のパンに挟んだりしてくれるんです。ですから、かなりBBQのイメージとは自分的には程遠い印象でした。元々仕事で行っていたNorth Carolinaは農業州で、そこから興行へと脱皮しようとして大規模な工業団地を造成していて、そこに出張先の研究所とか有った時代。で、牛だとAngus Beefが有名で美味しかったし、豚もこの時もそうでしたが、よく行く日本料理屋で出されたトンカツも美味しくて、「アメリカでは珍しく豚肉も美味しい州」というのが、自分の勝手な印象です。昔「アメリカのバーボンメーカーを巡るツアー」というのがあったけれど、今回の盛り上がりで「アメリカBBQを巡るツアー」もJTB辺りから登場するような気がする。

スタートレックの時代

突然始まったX上での日米BBQ談義が、日米の文化比較や社会問題さらには「Kawaii談義」や、第二次世界大戦・太平洋戦争前後から現在に至る日米関係に関して等、壮大な規模での日米融和というかそれこそ国民一人一人レベルでの対話に成りつつあります。その一番の功績は、日本語-英語、双方向の翻訳機能を提供しだしたX(ex-Twitter)なのは間違いありません。世界的にはTiktokやInstagramその他新興ツールに押され気味だけれど、日本国内ではLINEとXは最大規模のツールですし、アメリカでもXはそれなりの存在感があるから、行ってみれば世界でトップ2のXユーザー圏同士が、それまでの言語障壁が無くなった途端に大規模かつ好走でデータ同期を始めたようなもの(恐ろしい...)

どうもこの翻訳機能を実装したのは、日本人のエンジニアの方らしいのだけれど 、いゃぁとんでもないことをやってくれたなぁ(賞賛)。凄いのは、Grokがただ単にリアルタイムに日英翻訳しているだけで無く、ちゃんと日本語のニュアンスや英語のニュアンスも含めて「翻訳」してくれていること。「翻訳」という範疇を超えて、日本語英語というこれまでの区別が、それこそその言語の方言レベルにまで落とし込まれた気がする。しかも「方言」と言っても、例えば日本語の標準語と関西弁との違いほども無くて、それこそ「東京弁」と「千葉弁」「神奈川弁」埼玉弁」くらいの差分と言っても決して大げさじゃ無い気がする。

今はXというプラットフォーム上で、バックグラウンドでGrokが一生懸命仕事をしているのだけれど、酷なようだけれどもう少し頑張ってくれないだろうか。つまり、今は日本語英語でテキスト入力しているわけだけれど、それを音声入力で同様に入力されたら自動翻訳して、その翻訳後の文章をテキストスピーチで流して欲しい。そうすると、ほぼリアルタイムの日英会話が成立するんじゃ無いだろうか。勿論、既に似たような同時通訳サービスやツールはあると思うんですが、今回何が印象的だったかというと、Grokが凄く自然な日本語に(多分英語にも)翻訳していて、そういうところまで実装しているようなツールやサービスは、自分はまだ知らなかったから。だから、その「良い部分」を何とかもっと広い範囲に実装できないものだろうか。

スタートレックの世界では、確か耳のところにインプラントが挿入されていて、地球上の言葉は勿論、標準的な宇宙の言葉も自動的に翻訳されて、普通に会話することが可能に。(P.S.あれって、だから相手も聴覚部分に自動的に翻訳されるインプラントなり機能を実装していると言う前提なんですよね?!) 話し言葉と書き言葉の違いはあるけれど、ここ数日の様子を見ていると、ちょっとスタートレックのあの世界観がちょっと見えた気がして個人的にワクワクしています。サテ、今回の日米文化交流はどこまで広がるのだろうか。明日は4月1日なので、とんでもない話があちこちで炸裂して、多分Xの一日のトラフィック記録を大きく書き換える気がする。

2026年3月30日

魔改造の国

X上に投稿された、とある米軍基地のある街の焼き肉屋さんで、焼き網の上で炭火で炙られるベーコンに狂喜する米兵の様子を描いた投稿が、アメリカの「BBQ文化」に共鳴して日米間での「BBQコミュニケーション交流会」の様相を見せてきた中の一つの投稿。 

BBQという典型的なアメリカ料理が日本で流行るだけで無く、その文化的背景を尊重しさらに自分達好みに改善改良していき、本家とは異なるものの親和性の有るものに昇華させていくのは、日本人が得意とするところ。日本人的気質の面白いと思うのは、一つはオリジナルを尊重して徹底的にそれを堅守する場合も有れば、そこから独創的な「和風風味」を追加したり、逆に異なる「洋風風味」を添加して似て非なるけれど決して改悪では無いものへと脱皮させていく二つの流儀があることだと思います。例えば食べたことの無い人も多いドイツの「バームクーヘン」は、日本では普通に食べられる洋菓子の一つだし、最近では色々とデコレーションされたり色々なフレーバーの物が作られたりと、本家のドイツ人が日本に来てビックリするくらい。クレープだって、本家のフランスではシンブルな物が殆どなのに、日本ではワンハンドスイーツとして、もはや日本独自のスイーツと言ってもいいかも。一番典型的なのは「ラーメン」でしょうね。本家の中華料理の中にも、スープに麺を入れた料理はあるらしいけれど、スープに独創的な味付けをして、そこに麺を入れて具材を追加して「ラーメン」に昇華させたのは日本の職人達。そこから、スープに拘り、麺に拘り、具材に拘り、さらにはラーメンを丼一杯の食事からコース料理にしたりとか、色々魔改造されているのはよく知られているところ。

確か中国の人が日本に来て驚くことの一つに、もう中国では無くなりつつある寺社建設が、日本では当時のままに残されて勝つ利用されていることと聞いたことがあります。中国の場合、体制的なこともあるから仏教排斥が酷かった時期もあるけれど、日本の場合は自然と生活の中に溶け込むような形で連綿と存在していますからね。アメリカだって、BBQだけで無くハンバーガーとかもそうだし、ラーメンだけで無く「中華料理」そのものが日本では国民食に近い物があるし。かなり乱暴な言い方かもしれないけれど、日本人って新しい物に目がない上に、その新しい物が直ぐに陳腐化するというか、自分一人の独占から少数でも広がってしまうと、もう次の「新しい物」を探そうとするDNAが埋め込まれているんじゃ無いだろうか。それが、一度手にしたものをどんどん魔改造していく気質にも繋がっているような気がする。

子供の頃によく読んでいた書籍に、「カラクリ儀右衛門」こと東芝(芝浦製作所)創業者の田中重久氏の伝記とか、平賀源内の話とかあって、子供心にワクワクする気持ちにさせられて、それが田舎にいながらゲルマニウムラジオの制作から電子ブロックに嵌まり、アマチュア無線免許取得にマイコンからのエンジニア人生に繋がったのは、ある意味典型的な日本人のキャリアパスかも(笑)。織物だったり、染め物だったり、陶芸に細工に、同じ様な話ってもうその人一人一人に存在していると思うなあ。そうそう、浜松市の子供の副読本として昔読まされた「日本楽器製造(ヤマハ)」の創業者、山葉寅楠の逸話にしても、元々は地元の小学校に納品されたオルガンの修理が切掛で今のヤマハに繋がるのは、Japanese Career Pathの典型と言えるそう。BBQに限らず、日本には各国の名店と並ぶような西洋料理や東南アジア料理店が多いのも、同じ理由なんでしょうね。しかも、そういう名店のシェフの結構多くの人は現地での修業経験が無く国内だけの経験で現地に並ぶものを調理してしまう。それって日本人のDNAとともに、日本という国の環境というか雰囲気というか、まさに国のDNAからしてそういうものを備えているんじゃ無いだろうか。それが日本の醍醐味のような気がする。

チームみらいの未来

 ReHacQで公開された、チームみらい関係のコンテンツ二つ。最初はチームみらい安野たかひろ党首と、高橋P、今野忍氏のまったり対談。もう一つは、今回の手技院選挙で当選したチームみらい所属議員である、河合みちお議員、うさみ登議員、みねしま侑也議員と、同じく高橋P、今野忍氏との対談。先の参議院選挙で安野党首が初当選をして、その既存政党とは一線を画すような政党姿勢に個人的に興味が有りましたが、今回の二つのコンテンツを視聴して、ますますその思いは強くなった気がします。

どちらも4時間を越える長尺のコンテンツなので、まだ全部は視聴出来ていないけれど、前半半分位迄見たところでも、やっぱりこの新興政党面白いなぁという感想と、それ故に既存政党に飲まれないように祈りたい気持ちが混在しています。後者に関しては、安野氏の回で話していましたが、既存の国会組織に合わせて政党内部の組織構成や人事配置をする時に、デジタル技術を前面に押し出す新興政党らしく、既存の仕組みや名称に拘らないアイデアも出たけれど、結局は何も知らないのだから先ずは現在の状況を理解するためにも、既存の組織を尊重してそれに合わせたという話は凄く良く分かる。

例えば新しい画期的なソフトを開発したとしても、先行ソフトが有る場合その先行ソフトとの類似性があるかないかで、どんなに良いソフトでも乗り替えしてくれるとは限らない。UIやI/Fを「よかれ」と思って変更してしまうと、既存ユーザーから総スカンを受けるのは良く有る話。また「組織改革」の時に良くあるのが、効率化とか先進化・機械化を謳って新規に構築してしまうと、やはり既存のプロセスになれた既存ユーザーには受け入れられない。面倒なんだけれど、先ずはそういう部分は一致させながら、少しずつ新しい方法に移行していく、ある意味「だまし絵」みたいな方法で時間を掛けて移行するのが、結果的には一番成功する方法だと思いますね。

新人議員の回では、21年振りに衆議院議員に復帰した、うさみ登議員の存在が新興政党にとってはかなり重要だなと感じました。安野氏を、若くして有る領地の当主と想定すると、このうさみ氏はその幼い当主を支える「筆頭家老」みたいな感じかな。21年のブランクはあれど、新進党に始まりある意味国内の政治が大きく変化した時代の中で裏方も含めて活動していた経験は、今回新しい波を生み出すことに関しての良き経験値として行かされそうな気がします。実際途中までの話を聞いていても、やはり左右に座る新人議員二人とは同じ様な発言をしても言葉の深みというか厚みが感じられる気がする。彼のスキルが、若い11人に上手く移行されると、この政党は「山椒は小粒でもピリリと辛い」という存在になりそう。政治的な方向性や意見以上に、特異なデジタル技術を生かした「政治機構改革」だけでなく、「政治情報革命」みたいなことも目指して欲しいですよね。例えば「政治解説AI」みたいなものを準備して、誰でもいつでも今の国会の様子や内容を質問すると簡単にまとめた際新情報などを解説してくれるようなAI。既存メディアの、かなりバイアスとトリミングされた画一的な情報ではなく、多彩な切り口や視点を提供してくれるような政治AIを是非つくって欲しいなぁ。残りも早い内に視聴しないと(大変だ)。

2026年3月29日

翻訳した意味

以前から気になっていたことではあるんですが、最近ではJRや私鉄の駅名が複数の言語に翻訳されて表示されています。例えば、基本の日本語に、英語、そして中国語(簡体字)、韓国語、台湾語(繁体字)というのが、特に関東の私鉄でよく見るパターンだと思います。

それぞれの国の文字で書かれているのですが、気になるのが日本語の「漢字」とは似て非なる、中国語の「簡体字」と台湾や香港で使用されている「繁体字」。台湾の反対時は、日本語の旧字体みたいな漢字なので、日本人でも何となく見て意味が理解出来るし、以前何度か仕事をした台湾のエンジニアも「日本語は繁体字に近いので、殆ど意味が分かる」と言っていました。それに対して中国(中華人民共和国) で使用されている「簡体字」は、所謂「漢字」を簡略化したもので、イメージ的には日本の漢字が「楷書」とすれば「草書」みたいな漢字と言えば、当たらずといえど遠からずじゃないだろうか。ただ、元の文字を簡略化したものだけで無く、新しく作った文字も多いので、日本人が見ると同じ「漢字」だと思って見ても理解出来ない文字も多いですよね。台湾のエンジニア達は、当時(30年以上前)でも中国本土に進出(提携企業への出向とか合弁会社で)していたので、結構慣れているみたいで、彼らは殆ど問題無く理解出来るようなことを言っていました。

気になったのは、例えば駅名が繁体字や簡体字で書かれた場合、それってそれぞれの国の人達に本来の意味で伝わっているのか、ということ。例えば山手線の「高田馬場」駅は、簡体語だと「高田马场」。「渋谷」は「涩谷」と、一部の文字(漢字)が異なるわけです。それって、日本の漢字で書かれている漢字を、現地の簡体字と交換しているのですが、壮だからと言って「高田马场」が「たかだのばば」と発音されるわけでは無いし、「涩谷」も「しぶや」彼の地の発音が変わるわけでは無い。「涩」が日本では「渋」と書かれることを知っていれば、「涩谷」が「渋谷」だと理解出来るだろうけど、逆になれていない多くの人は「涩谷」という表示を探して混乱するんじゃ無いかと思うんですよね。例えばアメリカの「New York」が日本人にも分かるようにと漢字で「紐育」と並記されていても、日本人はその漢字の意味は理解出来ても、それが「New York」や「ニューヨーク」の事とは理解出来ないのと同じ事が発生しないかと感じるわけです。

インバウンドの急増に伴い、案内や標識の多言語化が各地で進んでいるけれど、漢字圏の翻訳、特に今話題(問題?)になっている中国からのインバウンドにとっては、余り参考になっていないと思うのは自分だけ? 確か韓国語の場合は「しぶや」の発音を韓国語に置き換えて「시부야」と翻訳するから、「渋谷」→「しぶや」→「Shi-Bu-Ya」→「시부야」と変換出来るから、これは慣れれば分かると思うんですよね。でも中国語(簡体語)の場合は違う文字が当てはめられているわけだから、同じ場所の名前とは理解しづらいのでは。また、駅から外に出ると、そんな多言語サービスされている場所はかなり少ないわけで、となると逆に親切心で翻訳したけれど、本来の「渋谷」の表記になれて貰った方が実は有効なのかもしれない気がします。最近では、スマホで撮影すればほぼリアルタイムで翻訳される時代だから、そういうニーズもどんどん減ってくると思うけれど、その分本来の日本人が読みやすい表記に戻して欲しいと思う。

2026年3月28日

シーズン開幕

昨日は、昼間は大谷選手、山本選手、佐々木選手が所属するL.A. Dodgersの開幕戦で盛り上がり、午後からは日本のプロ野球のやはり開幕戦が開催されて、久し振りに地上波(地デジ)で巨人阪神戦が放送されていてビックリ。 Dodgersは、山本投手が打たれて2点先行されて有れあれと思ったけれど、その後逆転して開幕戦勝利投手となり、大谷選手もホームランは無かったけれど初ヒットを記録して、まずまずの滑り出し。Dodgersは、直前に衣料品のUNIQLOがチームスポンサー契約を締結して、スタジアム名も「UNIQLO Field at Dodgers Stadium」となり、UNIQLOの大きな看板も立てられていて更にビックリ。また、会見に出席した柳井会長は、UNIQLOの看板に当てるホームランヒッターには、何か商品を出すと行ったり、チームユニフォームは別スポンサーが契約しているので無理だけれど、それ以外で出来ることは何でもするとまで行っていて、いゃぁ柳井会長らしからぬ発言のような気がする。

日本のプロ野球は、子供の頃は父親や祖父が毎日夕方からのナイター中継を見ながら夕食を食べていたので、プロ野球が始まると春が来た4月になったという印象をより色濃く感じます。日本のトッププロスポーツであるプロ野球(NPB)も、最近では昔ほどの勢いや影響力は無くなってきているけれど、それでも国内プロスポーツ界の中では別格な訳で、やはりその影響力はまだまだ大きいと思う。昔は、セパ12球団有っても「巨人1強」みたいな印象でしたが、最近ではその巨人の力が衰えたのか他チームの力が大きく成長したのか、色々なチームが優勝したりするようになってきたので、個人的には昔より今のプロ野球の方が面白いんじゃ無いかと言う気がします。まぁ、贔屓チームのある人は、やはりそのチームが常に勝利して優勝して欲しいのだろうけど、そのスポーツのファンとしてはやはりスポーツ自体の魅力=複数のチームの鬩ぎ合い、が1番面白いと思う。

アメリカではシーズン制が確立していて、「○○のスポーツが始まると××の季節」見たいなパターンが確定しています。野球は日本と同じ4月だけれど、アメフトは9月(8月末)から2月まで、その他バスケットやホッケーというのが一番典型的なもの。ただ日本の場合は、野球以外はそういう印象を受けないし、野球の4月開催にしても、それって新年度だったり新学期だったり、日本ではいろいろな物事がスタートするタイミングでもあるので、そう言う意味での捉えられ方の方が大きい気がして「季節感」という印象では無い気がします。「球春」という言葉があるくらいだから、やはり野球のスタートは「春」というイメージは昔から有ったんだろうけど、そうなると「夏の甲子園」って必要なのと言う素朴な疑問も(笑)。

もう歳を重ねてくると、本当に1年1年の進み方が早くて、考えてみたら今年は2026年ですから、21世紀も1/4が終わってしまった。2000年問題とか、20世紀から21世紀への移動とかかなり騒いだ気がしますが、あれがもうそんな昔なのか、と。さらに言えば、つい最近お正月を迎えたと思っていたのに、もう4月になろうとしているわけで、2026年もあっと言う間に1/4が過ぎて仕舞いつつあるわけです。本当に時間の進み方が早く感じられてるけれど、だからこそ季節を思いださせてくれる色々なイベント、桜とか開幕戦とか、そう言うものがどんどん大切になってきているような気がします。そう言うものが無いと、1年が一瞬で過ぎ去ってしまうんでしょうね。ますます貴重に成りつつある「一里塚(マイルストーン)」でもあると感じます。

静岡銀行+名古屋銀行=静名銀行?

昨日のロールニュースのトップは、地元静岡銀行( しずおかFG)と、愛知県の名古屋銀行が゜2028年を目処に経営統合を検討しているというニュース。しずおかFGの参加に名古屋銀行が入る想定で、静岡銀行と名古屋銀行はそれぞれ現在の銀行名のまま存続して営業するとのこと。統合すると連結総資産は22兆円を越えて、地銀グループの中では全国四位(ふくおかFC、横浜銀行、千葉銀行)の地銀グループになるらしい。ふくおかFCが確か総資産で30兆円を超えていて、横浜銀行、千葉銀行は24~23兆円位だったと思うので、まぁほぼトップクラスの地銀になるという事なんでしょうね。

愛知県の銀行というと、昔アメフトの企業チームも保有していた「東海銀行(その後合併吸収で現在は三菱UFJ銀行)」が1番に思いだすけれど、さすが愛知県だけに、その東海銀行以外にも、今回の名古屋銀行や愛知銀行もあると言うからちょっとややこしい。まぁ静岡県も過去の柵から、県内最大の金融機関である静岡銀行以外にも、同じ静岡市を中心にスルガ銀行があって、さらに隣りの清水には清水銀行もあるからややこしい。それなら「浜松銀行」とかあってもいいじゃ無いかと思うけれど、それは地域エゴか。まぁ、浜松いわた信用金庫がその代役と思うべきか。

メガバンクが現在の四大バンクに統合する前は、その下のグループとして「地方銀行」というグループがあって、ここでは横浜銀行、千葉銀行、そして静岡銀行がトップ3として長く鎬を削っていたと記憶しています。その後統廃合がいろいろあって、より大きな地銀グループも誕生したけれど、静岡銀行はその堅実な経営方針と体質から「シブ(渋)銀(≓静銀)」とも言われていたけれど、そのお陰でバブル崩壊も乗り切り、信用度では3大メガバンク以上の値を有していて、その信頼性は国内でもトップクラスらしい。ただ残念ながら、長く都内に在住していたので、静銀に口座はあるけれどメインバンクでは無いので地元の恩恵はそんなに受けられないかも(笑)。

地元経済がこれで活性化されれば、生活品質(QoL)の向上も期待出来るから、うまくWin-Winの仕組みが生まれることを祈るばかり。また、人口減少も言われる静岡県ですが、愛知県からの流入も期待出来ないかなあ。愛知県との繋がりという意味では、隣にある静岡県西部地方特に中心の浜松市の役割も重要になると期待したいけれど、静岡銀行はなんと言っても静岡市中心の銀行だし(※あくまで個人の感想です)、浜松を飛び越えて静岡-名古屋のビジネスモデルだけが伸びるのはちょっとやだ(笑)。ところで統合後も「しずおかFG」を名乗って、本店も現行の静岡市のままなんだろうか。最近の地銀の経営統合の傾向では、どちらかの本店に集約するのでは無く、別に東京にFGの本店を作り、それぞれの本店は「○○市本店」みたいな形で残す立ちが1番摩擦が少ないみたい。今回もFGとしては静岡だけれど、その参加の「名古屋銀行」としての本行は現行のまま残るんだろうなぁ。まぁどこの業界も大変そう。

2026年3月27日

リニア新幹線

静岡県の鬼門の一つ、リニア新幹線問題。県知事も関わり、JR東海との話合いも双方前向きな感じで進んでいたこともあり、28の課題(項目)に関して「対話が完了した」状態にやっと到達。川勝前知事時代から始まった「リニア新幹線問題」は、正直無駄な10年近い年月を費やして、再びスタート地点に戻っただけだけれど、少なくとも膠着状態しか見えなかった前知事時代と比べれば、少なくとも前進する光が見えてきただけでもマシなのかもしれない。

元々の想定ならば、来年2027年には品川-名古屋間のリニア新幹線開通が予定されていたけれど、静岡工区のトンネル問題が足かせになり、開業時期は今の所目処が付かない状態。その後、静岡工区以外にも、地下水の流出問題や工事の遅延などの問題が生まれていて、決して静岡県だけの理由では無いのだけれど、やはりあの影響は大きかったことは事実。

静岡県にとってリニア新幹線は、静岡県の最北端、ユニコーンの一角のように飛び出ている場所を掠めるように通過するだけの存在で、正直リニア新幹線駅は無いしトンネル部分だから何か観光資源にする事も出来ないし、だいたい人も住んでいないような場所でも有り、正直工事による自然への影響を考えるとしても、南野人口が集中しているような場所へ何か影響が生まれるのかと思うくらいの奥地。「大井川の水問題」に始まり、何か解決の糸口が見つかるとまた新しい難癖要求を生み出して振り出しに戻すこと10年近く。懸念や批判はすれば良いと思うけれど、もう個人的なイチャモンとしか思えないような内容だったと私は感じます。

何度か書いているけれど、確かにリニア新幹線自体は静岡県にとっての恩恵はほぼ無いかもしれないけれど、それによって余裕が生まれる現在の東海道新幹線で静岡県内停車便の増加する事が出来れば、そちらの経済効果はリニア新幹線効果を補って余り有るものがあると思う。名を捨て実を取るのが政治の仕事だと思うのに、それすら行わなかった川勝前知事の責任は大きいと思う。 年内着工も言われているけれど、早い着工だけで無く何とか公示期間も効率的に進めて短縮して、10年毎予想されるリニア新幹線開通が、一年でも二年でも早くなり、自分も乗車する機会があれば良いなぁと思いますね。

The Silent Service (4) - Season 2

2年前にAmazon Primeで公開された「沈黙の艦隊 - The Silent Service」。この時は、ヤマト誕生から東京湾脱出までが描かれましたが、昨年秋にシーズン2として続編が制作。これはシーズン1と事なり、映画公開という形だったのですが、最近Amazon Primeで公開されるようになり、昨日やっと視聴しました。いゃ、映画でも行こうと思っていたんですが、何かゴタゴタしている間に公開終了してしまい、シーズン1程話題にもならなかったので、「あぁ、駄目だったのかな」と思っていたんですが、Amazon Primeに登録されたということは、やっぱりそれなりに反響はあったと言う事なんでしょうね。

今回は前回のように一話1時間弱のシリーズ形式ではなく、全体で2時間15分(135分)の映画として制作されているので、中々一気に視聴するにしてもちょっと覚悟が入ります。副題で「北極海大海戦」となっていたので、東京湾脱出の後北極海でのベイツ兄弟との対決が描かれて、最終的に勝利をして米ソの核搭載原潜が北極海から排除(退避)された、次はニューヨーク沖海戦というところまでかなと思っていたら、北極海回戦が終わりその後ニューヨーク沖海戦の場面となり、さらに国連総会出席のためにニューヨークに入港するところまでと予想外の展開にちょっとビックリ。更に最後には、「続編制作決定」みたいなバナーも表示されて、となると各国の原子力潜水艦がニューヨークに集まり、国連総会で海江田艦長が演説をして、そして狙撃されてその後の世界までをシーズン3で描くのかな。 

前回はシリーズ構成だったので、続けて観ているとちょっと冗長なところも感じたんですが、今回は2時間余りの映画構成なので本当に一気に見切ったという感じ。途中3回程CMが入ったけれど、それも気にならないくらい画面にのめり込みました。これ、Amazon Prime公開版は、昨年の劇場公開版に未公開シーンを追加した、だから劇場版よりも長尺の映像になっているらしい。となると劇場版も観て比較したくなるわけで、これはAmazonの戦略か? (笑)。前回のシーズン1と今回のシーズン2を観て感じるのは、原作はもう30年以上前に熱狂したコミックを下地にしているけれど、やはりあの内容とは確度が違っている事を理解というか認識しないと、どうしてもコミックの印象が強すぎて違和感を感じるかも。実は私もシーズン1を見た時にはそんな印象を受けて、その部分が不満だったのだけれど、今回のシーズン2を観たときに「あぁ、これはタイトルもベースも同じだけれど、別の『沈黙の艦隊』の話なんだ」と認識した次第。そして、それはこのシーズン2で良い意味での「裏切り」みたいな好印象を受けました。

別に狙ったわけでは無いと思うけれど、何か画面から感じるイメージというか空気感みたいなものが、今実際に起こっているイランとイスラエル・アメリカの戦闘に似ている気がするんですよね。全然背景も異なるし、登場人物派「アメリカ」が共通しているくらいで、殆ど一致するところは無いのだけれど、何か相似形のイメージというか漠然としているのだけれど似たような印象を受けました。言葉にするのは難しいのだけれど、今のイランが「独立国家ヤマト」だとは言わないけれど、力での解決を欲する作中のアメリカが現実のアメリカとも似ているような印象を受け、それが全く異なる物語であっても類似感を生むのだろうか。そうなると、完結編となるであろうシーズン3の内容と、その頃までには多分終了しているであろうイラン戦闘の結末がどの様な類似性を残すのか、あるいは全く異なる結末となるのか、別の意味でちょっと興味が生まれた気がします。一度見出すと2時間以上拘束されるので、覚悟を決めて視聴しないと行けないけれど、多分公開されている間今後も何度か繰り返してみるような気がする。