新潟県から福島県へ練習試合のためにマイクロバスで移動していた新潟県の高校クラブメンバーが、途中でガードレールに衝突して事故を起こし、高校生一人が亡くなり、その他多数の生徒ドライバーも負傷した事故。最初その運行の手配をしたバス会社が、高校から料金を安くするためにレンタカーを依頼されてドライバーも一緒に依頼されたので、ボランティアで対応したというような発言をしていて、「あれ、どっかで聞いた台詞」と感じて思いだしたのが、辺野古での基地反対派によるボート転落事故。あれも最初は、ボランティアでボートを出したと行っていたけれど、謝礼とか払われていたこともその後明らかになり、高校-旅行代理店-基地反対派団体の三者の発言が食い違っているように、今回も高校側とバス会社側の発言が食い違っているらしい。
問題なのは、一番責任のあると思われる高校側が、どちらのケースもその内容をしっかり把握していないように見えるところ。辺野古での事故では、教員はボートに同乗しておらず、それ故に事故直後の人員把握や対応が遅れたと思われますが、今回もクラブ担任は別の車で荷物等を積んでバスと並走していたらしく、バスには高校生とドライバーしか乗車していなかった様子。人員不足とか色々理由は有るだろうけど、やはり責任者としてその場に居ないことは問題だと思うなぁ。
最初バス会社の会見で、安くするためにレンタカー利用を依頼されたとかドライバーも見つけるように依頼されたとか会見で発言していて、それってバス会社の運行上問題無いのかと思ったら「ボランティアで対応した」と言っていて、いゃそれは通らないでしょうとしか感じませんでした。逆にそれを言ったら、対応した営業担当者が全責任を負うことになるかもしれないけれど、それでも良いのだろうか。昨日の学校側の会見では、以前から同様の移動サービスを依頼していたと言っていて、それなら毎回ボランティアでレンタカーだったんだろうか。特に今回のドライバーに関しては、依託したはずのバス会社側も本人の免許資格とかこれまでの運転履歴を把握しておらず、それは無責任怠慢と言われても仕方ないと思う。というか、仮にボランティアで紹介したとしても、それなりにお付き合いのある学校に対して、自分達が責任を負えないような人材を紹介するか? その非常識さにちょっと呆れてしまいました。
辺野古の方では、基地反対団体側が偽情報が流布されていて迷惑しているようなことを、身内の集会で発言していて、それがさらに顰蹙を買っているけれど、ここまで捜査の進捗状況が余り見えないのも気になります。ご家族は、亡くなられたお嬢さんの四十九日法要が済んだという事で、それまでは必要最小限の発言に止めていたようですが、一番苦しんでいる当事者の家族が一番熱心に事件の詳細を追求しているというのは、最大の苦しみを再び与えているようなものだよなぁ。今回のバス事故も辺野古の転覆事故も、無くなった高校生に注目が集まりがちだけれど、どちらも多くの怪我人も発生しているわけで、特に辺野古では事故直後「重体」と報道されていた高校生が何人かいたように記憶しています。快復していることを願うばかりだけれど、単に亡くなった高校生だけで無く、それだけ多くの高校生に対して無責任な行動をしたことに対しての謝罪も反省も無いのは、このまま世間が忘れていくことを期待しているのだろうか。でも、「辺野古」という単語が今後出てくれば、当然「転覆事故」という言葉も同時に浮かぶだろうし。以前のトラックとの衝突事故では、無くなったのが警備員という事で、その後余り話題に上らなくなったように感じますが、今回は高校生が亡くなり多くの怪我人が出ているだけに、地元の警察や海上保安庁はかなりしっかりした対応をしないと、世間が許さないと思う。それとともに、馴れ合いというか自分達の都合だけで進めた反省も、学校や当事者の会社・団体は猛省して欲しいですよね。