2020年7月6日

ハザードマップ

熊本の水害関連ニュースを見ていたら、TLに今回の水害被害地域が事前に提供されていたハザードマップとほぼ一致しているという話を見つけて「自分の所はどうなんだろうか」とふと気になり始めました。自宅近くの大きな川は、なんと言っても天竜川が流れていて、ただ堤防から3~4kmは離れているから、そんなに影響は無いだろうと高をくくっていました。

ところがハザードマップを見てみたら、自宅周辺地域は1m以上2m未満の浸水予想地域に。ブロック一つ離れた場所などは、2m以上3m未満の地域なので、最悪2m前後の浸水は覚悟しないといけない。2m
と言ったら、1階は全滅ですよ。うちは平屋だから、2階に逃げることも出来ない。ちょっと思わずうなってしまいました。天竜川からは結構距離があるのでそんなに影響しないだろうと何となく思っていましたが、あれだけの大河が決壊とかして蓄えた水量が外に出てくるわけだから、やはり相当の被害を覚悟しないといけないのかなぁ。

その天竜川よりも自宅寄り、直線距離で数百m位の所に、やはり川幅10m位の川があるんですが、これが氾濫した場合には、その場サードマップでは自宅周辺の浸水予想は無いとなっていて、ちょっと安心。自宅周辺は、昔は一面田圃で、自宅と近くにある神社の敷地は少し盛り土をしていたから、その恩恵があるのかもしれない。ただ、ハザードマップに示されている状況は、それなりに最悪のケースを予想しての被害想定ですが、実際はもっと雨量が少ない状態でも発生するだろうし、そこは誤解してはいけないところ。

これまでは、停電とか断水の時用に、水とかバッテリーとか、そんなものの準備をしていれば、取りあえず災害の時には何とかなるだろうと想定していましたが、自分の身の丈以上の、もしかしたら自宅がほぼ水没してしまうくらいの被害想定が出ていることを知ってしまうと、一寸何かしないと拙いかなぁと疑心暗鬼に陥ってしまいます。最悪の場合、屋根の上に避難するとしても、屋根に上がるハシゴもないし、冬とかの季節だととても耐えられない。今更リフォームして二階建てというのは厳しいので、それなら屋根裏部屋を作って、そこを緊急の避難場所兼備蓄場所みたいなしようかと思い始めました。備えあれば憂い無しだけれど、その為の手間とコストと時間を、さてどう捻出しようか...

餃子は「宇都宮」

昨日行われた東京都知事選挙は、現職の小池都知事が圧倒的な強さを見せて360万票以上集めて圧勝。前回の都知事選では、自民党が割れて対抗馬の増田寛也元総務相が出たりしたこともあり、290万票余りでしたが、そこに70万票上乗せした感じ。ただ、前回の増田氏は180万票近く集めたことを考えると、100万票位が他の候補に流れたことになりますね。野党統一候補で対抗馬の宇都宮健二氏は、84万票余りと、前々回(2014年)の98万票余りから15%も得票を落として、正直限界が見えた感じは否めない。

新型コロナウイルスの影響もあり、これまでのような選挙戦が行えず、各候補は厳しい選挙戦だったと思うけれど、それが幸いしてと言うと不謹慎かもしれないけれど、現職都知事の小池氏は、毎日某かの会見などでテレビ露出があったから、それが有利に働いたことは確かでしょう。それを分かってかどうか、野党は露骨な選挙戦を展開して、特に投票日にわざと選挙とは関係なさそうなでも候補者の名前と同じ「宇都宮」が入った餃子の話題を投稿して、なりふり構わない状態。投票日当日の選挙活動は禁止されているわけですが、そこに「いゃ、これは餃子の話です。餃子日本一の宇都宮の話です」というロジックで支持候補者と同じ「名前」を連呼するという、本当に姑息なやり方。これが「立憲主義」とか「憲法違反」とか、日頃声高に言っている人達のやり口なんですよね。これだけじゃ無くて、公示前から候補者の名前入りのたすき掛けで演説したり、公共交通期間無いで選挙活動とも思われることをやったり、何故か選挙管理委員会は選挙違反として取り上げないけれど、それを与党候補なり自民党候補がやったら、それこそ「解散、不信任」と言うと思うぞ。

野党が、本当に現職に勝とうと思うのならば、もっと候補者を選ぶべきですよね。弁護士として、それなりに立派な人かもしれないけれど、前回は鳥越氏立候補のために出馬を見合わせて、あれは支持者をガッカリさせたんじゃないだろうか。その鳥越氏は、女性との醜聞騒ぎで勢いを失って3位の結果だったし。立憲民主党が本気なら、それこそ有名で同じ女性という事で、蓮舫氏位をぶつけないと勝負にはならないでしょう。それをやらないというのは、やはり最初から負け戦を覚悟していて、その場合に一番無難な、それほど責任を問われない候補として、ある意味宇都宮市はスケープゴートにされた気がする。仮に小池氏が来年の東京2020終了後に辞任して、再び都知事選挙があっても、74歳という年齢もあるし、もう宇都宮氏は厳しいでしょう。無所属の単独候補なら出馬するのは自由だろうけど、政党の支援は厳しいだろうなぁ。

山本太郎氏は、66万票近く集めてね、これは先の参議院選挙の時の集票力と同じくらい。それ位の力があるという証明とともに、ここの所「無職」で埋没していた名前が、これで再び脚光を浴びたから、次の衆議院選挙に対しては、知名度や資金の面で大成功の都知事選じゃ無かっただろうか。なんせ、開票後の会見で、ニヤニヤ笑いながら話を始めているくらいだからなぁ。そういうとこも含めて、この人には全く共感できないし、東日本大震災当時のデマに関しては、全く謝罪も反省もしていないわけで、こう言う種類の人が何か権力を得るととんでもないことになるんでしょうね。候補者の中では、唯一「まとも」だった維新の会水洗の小野泰介氏も、61万票余りを集めて健闘。ただし、全体の得票率では、供託金没収の10%ぎりぎりで実際にどうなるんだろうか。もう少し頑張って、山本候補を上回ると、これからがかなり変わってきただろうけど。いずれにしても、いつもながら特定野党はルールを守らない、破っても素知らぬ顔という事がよく分かる選挙でしたね。

2020年7月5日

新幹線で帰省

東京都内の新型コロナウイルス陽性者数は上がり止まりの状態が続いていますが、静岡県内では最近までずっと0人で安定していました。所が、ここ最近ぽつりぽつりと陽性者がニュースで報じられるようになり、昨日も県外から新幹線で帰省した女性が、どうも感染源ではないかという事例が報じられました

新聞記事では、「幹線流行地域から新幹線で帰省」としか書いてないので、どこなのか不明なのだけれど、可能性があるのは、

  1. 首都圏から新幹線で帰省
  2. 大阪府から新幹線で帰省
の二箇所くらいしかないから、やはり首都圏在住の人が帰省して感染させてしまった、と言う事なんだろうなぁ。このニュースを聞いた母親からは「あんたは大丈夫か」と聞かれたんですが、今は殆ど行き来はないし、都内滞在も必要最小限で、現地での接触もないのでリスクは殆ど無いと思うけれど、今度夏休みに都内や名古屋にいる孫(弟夫婦の子供)が遊びに来たいと言っていて、母親(彼らのお祖母ちゃん)は「こまったねぇ~」と言っているのは仕方ないか。

海外の製薬メーカーや大学などからは、ワクチンの話が登場してきたり、日本ではスーパーコンピューター「富岳」を利用したシミュレーションで、治療薬候補が何十と発見されて、そのうち十数種類は有望そうというニュースもあり、ちょっと光明が見えてきた感じ。今月中は厳しいとしても、来月くらいには何か明るいニュースを聞きたい気分です。

真偽は不明だけれど、最近の新型コロナウイルスは、以前のように肺に降りて重症化するタイプから、少し変異をして、気管支など上部に積み付いて弱毒化することで感染範囲を広げようとしている、と言う話があるみたいですね。そうなると、言ってみれば風邪程度のリスクになるらしく、そうなると普通に生活して、うがいとか手洗いなどに注意をすれば、かなり感染防止になるし、仮に感染したとしても深刻な状態にならずに治癒するまで何とかなるらしい。実際、ここの所多発している都内の陽性者ですが、重篤化している人はほとんどいなくて、どうも5月、6月頃の流行期の状況とは違っているらしい。変に侮ってはいけないけれど、ことさらおびえる必要も無く、言ってみれば「正しく恐れて、真摯に対応する」事さえ忘れなければ良いみたい。そう言う方向性が、早く確定することを祈りたいですね。

ID4

日本は7月5日だけれど、アメリカはまだ7月4日で「独立記念日」の祝日。今年は、前日3日が振替休日になって、三連休の週末になっているみたい。仕事やプライベートで渡米していたときに、何度かこの「独立記念日」にアメリカ国内に滞在していたことがありますが、結構盛大にお祝いをしていて、日本の建国記念日との違いを感じたりします。

なんと言っても、独立記念日には花火を打ち上げてお祝いするのが習わしらしい。地域によって、そのイベントがあったり、家庭単位では日本のロケット花火みたいなものを打ち上げたりします。今年は三連休だからそんなに居ないかもしれないけれど、このお休みを挟んで有休を取得して、ちょっと旅行に出たりする人も多かった記憶があります。

20年位前自分が出張でよく渡米していたときには、この「独立記念日」絡みでニュース等にこの時期登場していたのが「マイノリティー」の問題。特に、元々北米大陸に住んでいた「Native American(所謂Indian)」の権利などについて。アメリカ建国の歴史は、アメリカ大陸への入植の歴史だし、それはイコール原住民であったNative Americanとの協業であり、欺瞞であり、略奪もあった歴史ですからね。

ここの所のBLM運動で、こう言う問題も再び注目されてきているのか、MLBのCleveland "Indicans"の"Indians"とか、NFLのWashington "Redskins"の"Redskins"等、Native Americanの名称に由来するチーム名を変更しようとする動きも活発に。以前も、それによって変更したチームもあるし、元々差別の意味で使用して居るニックネームではないのだから変更する理由がないというチームまで存在していましたが、今の状況だと後者の理由はなかなか受け入れられませんね。唯一、以前の種族の子孫が例えばNFLのオーナーになったりしたら、祖先の名誉のためと戻す可能性はあるのかもしれないけれど。それぞれのチームが、それぞれの考えで対応するのは仕方ないし良いと思うけれど、何か社会の流れに逆らって摩擦回避のために変えますという安易な理由は止めて欲しいなぁ。

熊本豪雨2020

甚大な被害を出している、熊本県南部の豪雨災害。数年前にも、熊本・阿蘇地方を中心に大きな豪雨災害があったばかりですが、今度は南部地域が球磨川の氾濫で大きな被害が発生している様子。以前、NHKの「ブラタモリ」の熊本編で、熊本県は阿蘇山の伏流水で水に豊かな国というような内容があったけれど、雨水までこんなに集まる必要は無いよなぁ、と。

今回氾濫した球磨川は、昔から水害を生んでいる川の一つで、大井川のように「暴れ川」の異名を持っている河なんですね。その為、治水目的で「川辺川ダム」が計画されていたけれど、環境保護を理由に県が計画を一旦止め、その後民主党政権時代に八ッ場ダム同様に計画が中止されて現在に至るとのこと。八ッ場ダムは、その後計画が再開されて昨年の豪雨の時には何とか間に合って被害を減らすことが出来たけれど、こちらの川辺川ダムはダム自体の計画も代替案も間に合わず今回の被害に繋がったと言えるんでしょうね。ただ、八ッ場ダムの時とは状況がやや異なるみたいで、こちらの川辺川ダムは地形の難しさから、ダム建設にしてもそれ以外の対策にしても技術的に難しく、一概に民主党政権時代の「無駄排除、仕分け、脱ダム」の話を批判できない気もしますが。

しかし、熊本県は、地震の被害がまだ癒えないうちに、大きな豪雨災害が続き、本当に何か天に恨まれているのかと疑ってしまうほど。勿論そんなことは無いのだろうけど、「火の国」と言われるだけに、水の攻撃が多くなるのは自然の摂理なのかもしれないけれど、それにしても過酷すぎます。熊本県以外にも、勿論水害や豪雨災害は生まれているだろうし、その場所場所によって復旧も侭ならないところもまだ多いだろうし。確か千葉県の災害は、まだ仮設住宅に避難している人も多いんじゃ無かったかな。コロナ対策で10兆円の予備費を計上していたけれど、こういう時に直ぐに対策出来るように効果的に使用して欲しい。

時期的には、まだまだ梅雨は明けないし、さらにこれから台風シーズンもあるし、どこの土地や場所も同様の被害が発生する恐れがあります。毎年この時期になると、最大対策の準備とか万が一の時の備えを考えるのだけれど、以前はそれらは「心構え」だったものが、最近はいつ何時自らに降りかかってくるかもしれない、現実的な「脅威」になりつつあるなぁ。一日も早い被災地の復興を祈るばかりです。

2020年7月4日

吾妻袋

先日Amexから小さな箱が届き、何だろうと思ったら中身は布製のエコバッグ。正確に言うと、「吾妻袋」というものらしい。私は初めて知ったんですが、日本固有の「風呂敷」を利用して、多分江戸時代終盤から明治時代くらいの、西洋から流入した「鞄」を模して作られたものらしい。

構造は単純で、三角巾を底辺の所で二つ折りにして、それを向かい合わせに底辺部分を揃えるように重ね合わせて、その底辺部分(袋の底になる)を縫い合わせ、斜辺部分も相互に縫い付けて補強したもの。重なり合った部分が袋状になるので、ここに色々な品物を入れて、耳のように尖った頂点部分は、二つを合わせて結び合わせれば、手持部分になります。

今回届いたものは、この「耳」の部分がかなり長いので、上の方で結んで持ち手を長めに作ればショルバーバッグ風に、短めにしっかり結べば、手持袋状態になり、この時は生地の厚みがしっかりあるので、結構重量物を入れても大丈夫そう。今回のものは、最初見たときには綿100%の少し厚みのある生地かと思ったら、同梱されていた注意書書には「ポリエステル100%」と書かれていて、これは一寸残念(笑)。まぁ、綿の方がエコなんだろうけど、畳んだときの厚み(生地の厚さ)とか強度とか考えると、ポリエステルの方が薄くても強度が出て好ましいんでしょうね。少し前に無印で購入した中型くらいのトートバッグは綿100%で気に入っていたんですが、生地が厚いので洗濯するときに一寸面倒そう。この袋なら、簡単に洗濯機で洗えそう。

袋部分には、1Lのペットボトルなら4つは入りそうで、持ち手部分の長さもありますから、2Lのペットボトルでも2~3本なら大丈夫そうです。畳むと、小さめの二つ折り財布くらいのサイズになるので、いつも持つ歩くスリングバッグに常時入れておくと、これからコンビニ寄ったときとか、予定外にスーパーとかに寄ったときに重宝しそう。

唯一の難点は、生地の柄かなぁ。一面Amexのロゴとマークが(笑)。写真は、かなり明るく移っていて、実際はここまで明確に見えるわけではなく、少し遠目だと黒い生地にしか見えないので、そんなに目立たないと思いますが、一度知ってしまうと気になりますよね(笑)。実はレジ袋有料化、エコバッグ活用みたいな話題を色々見聞きしていたとき、日本人なら風呂敷が有るじゃないかみたいな記事を見つけて、なるほどと思っていたところ。ただ、風呂敷はサイズが自由に変わるから便利半面、どうも自分が知っている風呂敷は薄手のものが多い。品物を包んで持ち運んで、渡した後は畳んで小さくなるように薄手なのは意味があると思うけれど、やはり強度的にちょつと不安。また、やはり袋状になっていた方が使い勝手は良いわけで、この送られてきた「吾妻袋」を見たときに、「へぇー、こう言うものがあるんだ」と結構本気で感心しました。

この手のプレゼント系の商品は、これまでそんなに便利と思ったものは無かったんですが、この袋はちょっと活躍してくれそうな予感がします(笑)。

リモート会議の序列

とあるTLで聞いて、思わず目が点になってしまった話。最近ではかなり普及してきたリモート会議(ZOOMやTeamsによるテレビ電話会議)で、

  1. 役職や地位によって、画面上部から並べて表示出来ないか
  2. 上位人は、大きく表示出来ないか
  3. 部下が上司の末に表示されるのは失礼
  4. 等等等...
本当にそんなこと言っている企業があるのか、最初は冗談だろうと思いましたが、どうやら本当らしい。まさかZOOMとかTeamsを開発した人達も、極東の島国からそんな要求仕様が届くとは思っていなかっただろうなぁ(笑)。

多分、テレビ電話会議以前の音声だけの電話会議の時にはそんなことは言わなかったと思うんですよね。でも、ビデオになって「顔」が見えると、権威付けが必要と思ってしまう。そう言えば、テレビ電話会議にそれなりの瀬美が必要で、大きな企業などで会議室にカメラ等を設置して遠隔地どおしでビデオ通話するとき、その会議室のテーブルには普通の会議の時同様、それとなく序列が生まれていましたよね。つまり、

  1. カメラの正面には、一番偉い人が座り、その左右に段々と序列毎に並んでいく
  2. カメラに写る一番手前くらいの、一方には司会者役の社員が、その反対側には詳細を説明する社員が座っている(ここだけ、序列は例外で、担当者席みたいな感じ)
  3. テーブルの周りの椅子には、偉い人とと担当者が座り、その後ろに万一の場合の説明役とか、取りあえず居た方が良い人みたいなアリバイ作りの人員が並んでいる
  4. で、実はカメラに写らないカメラの背後には、もっと人が立って会議の様子を見ていたりする(笑)
当時のテレビ会議って、実際に現地に行けないときに、偉いさんに来て貰って、承認を貰うことが最大の目的で、本当なら電話会議でも間に合うのに偉いさんが同席したというアリバイ作りのために開催されていたような気がする。それに比べて、今のビデオ会議は、上から下から、これまでの会議室に集まってFace-to-Faceでやっていた会議体の代替だから、そう言うことは一切考えない効率第一でやるもの。そこに、一番非効率な年功序列とか地位の上下とか持ち込まれても困るよなぁ。既にこう言うリモート会議になれている、自分の場合だと殆どはアメリカ側と会議するときには、もう本当に一切関係ないですからね。逆に、偉いさんに下っ端がツッコミを入れたりするし(笑)。どんなことでも、既存の方法に対して新しい仕組みやシステムを導入するときに、以前のやり方を維持したまま新しい方法の方を合わせようとすると失敗するもの。新しいやり方に、自分達の方が合わせないと駄目という事に、もっと気がつかないとね。

2020年7月3日

保険料の価値

一寸事情があって、地元の大病院の一つに昨日ほぼ一日行ってきたんですが、改めて看護資産とか医師の方、さらには館内の清掃とか事務とかやっている職員の人には頭が下がる思い。入院している人は、一人で歩ける人から、数名の介助がないと移動出来ない人まで様々で、そういう人に対しての仕事は、多分自分では一日どころか1時間も持ちそうも無いなあと再認識。

新型コロナウイルスの対応で、良くも悪くも治療施設に関しての情報が一時期大きく取り上げられて、中には院内感染を批判された病院も幾つかあったんですが、逆に自分は実際に院内の対策を見て、あれだけやっていても、万が一の時にはどこからか侵入して蔓延するウイルスの怖さをもっと認識した方が良いと実感しましたね。

私も、万が一にも外から変なものを持ち込まないように、出来るだけ病室とか治療関係の場所には近寄らないように、談話室みたいなところで時間を過ごすようにして、さらにトイレの手洗いを利用して定期的に手を洗って、さらには消毒用のアルコール洗浄も何回か実践しましたが、逆にナーバスになればなるほど追い込まれていく感じ。看護師さんなんか、こんな気持ちの中で仕事をしているのかと思うと、精神的にも大変ですよね。

これまで、幸いにも入院するような怪我や病気もなく、保険料を使うのは風邪を引いたときとか、歯科治療に、最近のメタボ健診くらい。「払い損だよなぁ」と以前は思っていましたが、改めて考え直しました。膨大な医療費はなんとか削減するべきだけれど、その為にはまずは一人一人が健康にならないといけない。そんな単純なことなんだけれど、これから加齢が進むとそれすら大変な作業になるわけで、改めて今のうちにできることは何でも屋って、これからに備えないといけないなと自戒する日になりました。入院されていた皆さん、早く退院されることを祈って...

増便はしても...

UAの7月からの増便の記事なんですが、フライトは戻りつつあっても、肝心の出入国の制限がもっと緩和されるか撤廃されないと、なかなか「よし、アメリカへ行こう」という気持ちにもなれない。EUも制限を緩和したけれど、日本側も同程度の緩和措置をすることが条件なので、少なくともこの7月中は厳しそう。なんと言っても、都内の感染者数が100人を超えてしまいましたからね。これが、一桁とは言わないけれど、10人台とか精々20人台くらいになら無いと、日本側としても緩和できないだろうなぁ。

何度も書いているけれど、今年はもう国際線のフライトは無理そう。毎年、年末には貯まった有休消化のためにクリスマス前位からまとめて休みを取って、何処かに飛んでいるんですが、今年は無理そうですねぇ... 只、救いはドイツメーカーのワクチンが良い結果を出しているみたいで、日本の製薬ベンチャーなんかもこの9月位から臨床試験を始めるみたいで、来年になればちょっと希望が持てそう。日本としては、何としても東京2020を実行しないといけないから、ワクチンだけでなく治療体制とか今のスマホの追跡システムをさらに拡張したようなものとか、色々準備が必要。フライトだけ戻っても、なかなか日常は戻らないのが歯がゆいですね。

こうなると、勝手気ままにあちこち飛び回っていた普通の事がどれだけありがたかったのか、身に染みますね。

2020年7月2日

エコバッグ作法

昨日からコンビニのレジ袋が有料化され、エコバッグ等の利用が推奨されることになったのは良いのですが、ちょっと戸惑うことも。レジで精算して品物をエコバッグに入れる「作法(入れ方、やり方)」が、お店によって異なるので、どこで同品物を持参したエコバッグに入れればいいのか戸惑ってしまいます。

  • ケース1: KALDI Coffee Farmの場合
    このお店は、6月からレジ袋有料化を始めていて、6月から私もエコバッグを持参するようにしていたんですが、品物を精算する手順は以前と同じで、
    1. 購入する品物を入れた買い物籠をレジに出す
    2. 以前だと、その籠の横にレジ袋を広げて、スキャンしたら入れていくんですが、エコバッグ持参の場合は、レジ袋の代わりにエコバッグが広げられる
    3. 商品をスキャンしてエコバッグに入れて、精算が終わるとエコバッグが戻される
  • ケース2: 7/11での場合
    昨日からレジ袋有料化が始まった7/11での買い物。手元にエコバッグを持参していたので、それを持ちながら買い物をして、レジ前に並びます
    1. 品物の入った買い物籠をレジに出す
    2. 一緒にエコバッグもその横に出すけれど、何かレジのお姉さんはやりづらそう(エコバッグには入れてくれなくて、外に並べている)
    3. 変だなと思いつつ横を向くと、「エコバッグをこちらでお使いください」みたいなメッセージが書かれた、サイドテーブルみたいなものがレジの前にあります
    4. 「あっ!」と閃いて、「失礼」と言いながら差し出したエコバッグを手元に引き戻して、その台に置くと、レジのお姉さんが精算済みの商品を幾つかまとめて手渡してくれます
    5. それを、受け取って自分でエコバッグに入れていきます
つまりは、エコバッグ使用時に、自分で商品を入れるのか、店員さんがレジ袋の時同様に入れてくれるのか、それがよく分からない。自分で入れるのは全く問題無くスーパーがまさにその方法ですよね。でも、商品を入れるお客さんが滞留するので、商品を入れる専用のスペースが無いとレジを塞いでしまう。そう言う意味では、レジ袋同様エコバッグを受け取って店員さんがスキャンしながら入れる方が、多分お店側も楽と思うんですよね。でも、使用状態も不明な他人のエコバッグに触れると言う事は、自ら感染拡大を暗黙のうちにしてしまうリスクもあるわけで、正直現状では好ましくないでしょう。

前にも書いたけれど、レジ袋の有料化というのは多分に象徴的な目的だと思われるもので、実は全廃したとしても環境への影響はそんなに大きくない。逆に、昨今の新型コロナウイルスで「ソーシャルディスタンス」が言われている現状では、何度も使い回す持参するエコバッグは、言ってみればマスクの使い回しみたいなもので、正直好ましいものでは無い。さらに、スーバーのようにそれなりにスペースがあれば別だけれど、狭いコンビニの店内で商品をエコバッグに詰めるのは、時間もスペースも余分に必要で、これもコンビニ側にとってもお客さん側にとっても好ましくない。結局「エコバッグ」を使っているという事だけがメリットなんじゃないだろうか。何か暫くは、お店側もお客側もしばし混乱する時期が続きそうな気がする。

2020年7月1日

N700Sデビュー

東海道新幹線の新型車両「N700S」が、今日から営業運転を開始。現行のN700Aをさらに改良して、客室設備が改善されていることは良いけれど、まずは「のぞみ号」への投入中心だろから、毎週のように新幹線を利用している自分ではあるけれど、多分当分は利用する機会は無さそう。

以前は、のぞみ号 > ひかり号 > こだま号、と純然たる車両の序列が存在していて、たまにひかり号運用の所にのぞみ号の車両が回ってくると「ラッキー」と思ったけれど、最近では700系以前の車両がリタイアしてしまったので、そんなに車両の違いは意識しなくなりました。酷かったのは、こだま号とひかり号・のぞみ号との車両の違い。それまでは、こだま号には「喫煙車両」が設定されていたので、こだま号の編成をひかり号の編成に回すことが出来なかったり、その逆も不可だったので、こだま号に乗車すると古い車両ばかりという時も多かった時期が。N700系が登場してきて、それまでの700系の編成と変わり始めると、700系の編成がこだま号の運行に投入されるときもあって、その時困ったのが「喫煙車両」の扱い。

それまでは300系で運行していたので、喫煙車両はそれ専用につかえたけれど、700系になるとそういうわけにいかない。確か、700系だと全車両禁煙扱いにしていた気がする。あるいは、最後にはこだま号専用の喫煙車両有りの700系とかあった気がするなぁ。で、そのうちにこだま号も全席禁煙扱いになったわけだし。それでも、まだ「喫煙ルーム」は、どの編成の車両にも残っているわけで、これを早く撤廃して欲しい。何度も書いているけれど、新幹線と同じかそれ以上室内に拘束される機内ですら全面禁煙で、喫煙室はないわけですからね。N700Sの次がどうなるか分からないけれど、喫煙ルームも含めた「完全禁煙車両」の新幹線を、ぜひJR東海にはお願いしたい。そうそう、リニアはどうなるんだろうか。全車両禁煙は間違いないと思うけれど、やはり喫煙ルームを設けるんだろうか。そうで無くてもキャパシティは狭くなるだろうし、移動時間は逆に短くなるのだから、いずれにしても不要だと思うんですけどね。

最近では、浜松止まりのひかり号もN700A系が増えてきていて、こだま号にも投入されることも増えているから、今の所移動時間と停車駅だけの違いですが、N700S系が増えてくると一度位は乗ってみたいかも。一度、何処かで試してみようかしらん。その前に、新型コロナウイルスがもっと落ち着かないと、国内移動ですらままならないし、何とも歯がゆいところ。昨日もひかり号を利用しましたが、社内はまだ2~3割位の乗客数で、まだまだ需用は戻ってきていない雰囲気。今日から国内線もかなり戻るし、新幹線も通常ダイヤにさらに増便も予定しているくらいなので、日常が戻る切っ掛けになれば良いですよね。

過ぎたるは及ばざるがごとし

給付金の10万円が配布されて、それに刺激されていつもはやらないことをやってみたり、買わない物を買ってみたりする人が結構居るみたい。この「大人ヤクルト」も凄く気持ちがよく分かります。なぜなら、自分も昔似たような事をやって、やはり同じような気持ちになったから(笑)。

私の場合は、ヤクルトではなく「カルピス」。小学生の頃は、瓶に入ったカルピスの現役を薄めて飲むのが普通だった時代。夏のお中元の時には、何本かは必ず送られてきて、それを薄めて飲むのが子供の頃の小さな楽しみの一つ。当時は、いまのコンビニで売っているロック氷なんてないから、冷蔵庫の冷凍室に小さな製氷トレーを入れて、大きめのサイコロくらいの氷を二つ三つ入れるくらいが関の山。それでも、真夏の暑い時期には冷たくて甘酸っぱくて美味しい飲み物でした。で、普通の時はビールの小ジョッキ位の少し大きめのグラスに作って飲みますが、物足りない感じはいつもの残るんですよね。もっと欲しいけれど、「また明日」の決め台詞でいつもはぐらかされます。ある時、夏休みの時だったと思うけれど、家族が出かけていて自分一人になったとき、何を思ったのか「カルピスを作ろう」と思い立ち、家中のグラスやジョッキに、はては2合徳利まで持ち出して、カルピスの瓶1本丸々使い切って、カルピスを大量に準備。それを一気に飲むという「夢」を実現させたのでした。

ところが、二杯目、三杯目までは良かったけれど、段々と気持ちが悪くなり、多分グラス5~6杯目くらいで吐きそうになり一時休止。暫く休んで再び飲み出したのですが、実は氷が足りなくて最初の数杯には氷を入れていたけれど、後は原液を水で薄めただけの物なので、直ぐに生ぬるくなってしまい、それもあって折角のカルピスはますます拙くなっていきます。結局一口二口含むくらいでギブアップして、気持ち悪さを抑えるために暫く横になって休むほどに。で、少し落ち着いたところで気がつきました。「大量に残ったカルピスを何とかしないと、怒られる」と(笑)。慌てて流しに残った大量のカルピスを捨てて、空いたグラスや徳利を直ぐに洗剤で洗って拭いてから、元の場所に戻す作業にあたふた。何とか家族が戻ってくるまでには、大量に取りだしてきたグラス類を南都かもとに戻して、空いたカルピスの瓶と元気の無くなった自分以外の証拠を隠滅しました(笑)。

この経験から子供心に得たのが「過ぎたるは及ばざるがごとし」という諺。幾ら好きな物、美味しい物にも、限度を超えれば苦痛になるという事を身に染みて感じました。子供だったから「腹八分目」というのはなかなか難しい頃でしたが、それでもお腹の中に入る量には限りが有るし(まだ「大食い」という番組無かった時代)、そうなるとどんなに美味しい物でも美味しくなくなるということと、逆に限られた量頂くから、その美味しさも有難味も感じるんだというようなことを、言葉ではなく実体験として刻み込まれた気がします。その経験は、いまでもこうやって思い出すくらいですから子供心にかなり強烈なものだったわけで、その後学生時代から社会人になってからも、つい調子に乗ってきたときには「まてまて」とブレーキを掛ける切っ掛けになってくれています。それが、色々失敗もしたけれど、致命的なものが殆ど無かった人生に大いに役立っているのかも。加齢とともに、若い頃と比べて食べる量は劇的に減ったけれど、その分美味しいものを少しずつ食べることが楽しみに。それってお酒の摘まみ(アテ)がピッタリじゃんとお酒も一時飲むようになりましたが、最近ではその酒量も激減して、一週間に一回位がノーマルモード。それがいまの「良い塩梅」だと納得しています。健康に優る宝なし、と感じる今日この頃(笑)。

AMC Leg#9: HND-OKA/-HND

新型コロナウイルスによる減便・運休対策で、6月までは翌年のAMCステータスが決まるPremium Pointが倍付けされるため、越境移動も解除された6月はさぞやあちこち飛び回る人が増えるだろうと、他人事のように思う今日この頃。取りあえず今年度のステータスがそのまま来年度も継承されるので無理に飛ぶ必要はないものの、通常のステータス要件(Diamondなら10万Premium Point)を満たさない場合は、一寸サービス内容が違ってくるみたいな事を言っていたりするので、取りあえず必要最小限のルールはキープした方がよさそう。流石に6月分のチケットは、早くから売れてしまっていたんですが、何故かぽっかりと6月最後の30日でPremium Classのチケットに1席空きがあったので速攻で予約。クラスボーナスが150%のチケットでもあるので、2倍されると10万PP到達することから、休みを取って久しぶりに沖縄往復をすることにしました。

今回も朝一の新幹線で自宅を出ると、8:00ちょっと過ぎに羽田空港に到着。先週土曜日と同様に、2Fの出発フロアーは閑散としていましたが、4FのSuite Loungeに入ったらサラリーマン風の皆さんで結構座席が埋まっていてビックリ。中には私同様(?)、最後の2倍付けのために阿智事飛び回るんだろうなぁという雰囲気の人も何人か居て、いゃぁ平日なのに大変と半分同乗したりして(をぃ)。暫くラウンジで時間を潰した後、丁度目の前の64番ゲートが出発ゲートになるのと、機体後ろからの登場で前列はGroup-6と最後の登場順位になっていたので、定刻15分位前にゆっくりラウンジを出てゲートに向かいました。

1) HND 09:10 - OKA 11:55 (NH995)

久しぶりの沖縄行き。元々63番ゲートだったのが当日64番ゲートに変更されましたが、直ぐ隣だから問題なし。混雑しているかと思いましたが、使用機材が中型のB767-300なのでそんなでも無い雰囲気。感染対策のため、機体後部座席から、窓際、真ん中、通路側と順に登場するため、私の順番は「グループ6」と最後。まぁ、隻が無くなるわけでも無いからと順番を待ちますが、あっと言う間に最後のグループ登場になります。これまで同様、定刻前にドアクローズとなると、暫くしてタクシング開始。D滑走路に向かうかと思ったら反対側に動き出し、A滑走路のRW16Rに向かいます。「そう言えば、こっちを使うこともあったな」と思いだしているうちに、停止することなくそのまま離陸開始となり、西へ向かいます。

やはり前回同様、朝早かったものだから、機内では食事も飲み物も断り寝ることに。これまでは、A321の新シート機材だったので、久しぶりに旧シートを使いましたが、やはり時代を感じますね(笑)。特に、一度電動シートになれてしまうと、手動のレバー式の操作が面倒な事。で、ウトウトしている間に、機体は東シナ海に出ていて、種子島を通り越してそろそろ奄美大島辺りに差し掛かろうかという所。そこからは目を覚まして、Kindleで小説とか読んでいるうちに、着陸態勢に入ります。

着陸は、海側の第2滑走路RW18Rへ。ただ、降りてからが一寸長い。誘導路をRW18R側に戻ると、海上の誘導路を渡り、そこを左にカーブすると海沿いにぐるっと第一滑走路のRW18Lの後ろを回り込むようにして、国内線ターミナルの32番ゲートに入ったのが、定刻よりも少し早いくらい。外に出ると、やはり沖縄は暑いですね。雨の天気を予想していたんですが、そんなことを少しも感じさせない南国の暑さ。リモートワークで落ちている体力に厳しい天候です。

運休が続いているので、復路の便まで接続時間が2時間半余り。その為、ちょっとゆいレールで県庁前まで移動して、軽く食事をしてからまだ戻ってきました。そうそう、ゆいレールで始めてSuicaが使えてちょっと感激です(笑)。

2) OKA 14:30 - HND 17:00 (NH468)

空港に戻り、フライトも運休が多いから空いているだろうとラウンジに行ったらあに図らんや、8割位の混雑率。やはり皆さん、プレミアムポイント2倍サービス最後の日だから、有休取って出かけてきたんだろうか(お前言う、ですが)。袋の使用機材は33番ゲートからのB777-200ですが、プレミアムクラスのコンフィグが7席×4列になっていて「これはもしや」と少し期待しつつゲートに向かいます。

今回も、最後のグループ6で搭乗。上級会員は先に搭乗できるんですが、座席が通路側で先に座っていて後から人が入ってくるのも面倒なので、最後の方に搭乗しました。で、機内に入って予想がBingo。B777の新シートの機材でした。茶系統の落ち着いたデザインで、目の前のモニターが大きい。画面操作のリモコンで、カーソル移動がタッチパッドだったり、ACやUSBの端子が肘掛けにこちら向きに設置されていて使いやすかったり、そこに小物入れがあったり、そして電動シートで細かな設定も出来るのは花丸です。唯一の難点は、座高が高い私が(!)離発着時に深く座ると、ヘッドパッドの左右にL字型にはみ出したところに方があたるんですよね。これが気になるなぁ...

新シートで遊んでいるうちにドアクローズとなり、暫くしてRW18Lから羽田に向けて離陸します。お昼も食べた直後だったので、こちらでも食事は断り冷たい緑茶だけ頂き、またKindleで往路で読みかけの続きを読んで時間を潰します。いつものように房総半島に差し掛かり、左に旋回して東京湾に出るかと思ったら、そのまま北上していきビックリ。埼玉の方まで抜けてからやっと左旋回を始めて羽田を目指します。ここで気がつきました、「おっ、新空路を使うんだ」と。A滑走路、C滑走路のRW16R/16Lを使う都心上空を通る経路で、今回はC滑走路側のRW16Lを使うようです。窓の外に、高層ビルとか迫る光景を期待したんですが、まだ高度があるうちに海が見えてきて、さらにお台場のCXの球体とか、レインボーブリッジとか見えてきても、まだ結構高度があるんですよね。「もしかしたら、一度フライパスするの?」とか思いだしたら、右手に二タミとか見えだして、そこからはあっと言う間にC滑走路に着陸です。C滑走路側だと、丁度水路の上を飛んでくるので、そんな日常の建物は気にならないけれど、A滑走路側だと地上部分を通過するので、飛ぶ方も飛ばれる方もかなり感じ方は違いそう。いずれにしても、新シートといい新空路といい、ちょっと得した気分でした。

この後、品川まで出て新幹線で帰宅。この時点では、87,000ちょっとのプレミアムポイントですが、今月中旬くらいに6月分の倍ポイントが追加されると、目出度く10万プレミアムポイントを超えるはず。何となく、今年もAMC Diamond更新の予定でホッと一息ですね。さて、今日から2020年も後半戦だけれど、ANAにしてもUAにしても、今年はさらに飛ぶ機会があるんだろうか。それが心配。

2020年6月30日

AIを買いかぶるな

将棋の藤井聡太七段が、ヒューリック杯棋聖戦に連勝して、初の棋聖獲得に王手を掛けた一戦。私は将棋にそんなに馴染みがないので聞きかじりだけだけれど、藤井七段が指した意外なイッテが曲面を動かして、現役最強と言われる渡辺明三冠の思考を崩したことは確かみたい。

その一手となる「3一銀」は、その時点ではAI将棋プログラムでも全く候補にも上がってこないような手であったけれど、藤井七段の対局の後再度確認すると、そのまでの4億手までの先読みでは結果は変わらないものの、6億手まで読み込むと一気に最良の差し手になるという事が後から分かります。これを理由に、藤井七段が6億手先まで読み切ったとか、AI将棋の申し子みたいな評価が対戦後出てくるんですが、それはちょっと違うのではないかと。将棋の場合は、過去の棋譜を読み込んでの知識だったり、昔からの定石とか色々事前情報はあるものの、単純に確立だけではと家無い競技であることは確か。昔の将棋ソフトは、人間の思考よりも高速に処理できる能力を利用して、次の手の探索ルーティンをひたすら回して最適解を見つけるものだったけれど、確か最近のプログラムはもっとスマートになって、過去の棋譜の読み込みからデータベースを作成して最適化処理をしたり、相手の癖みたいな物もパラメーターとして持っているはず。私の乏しい知識からかなり乱暴に言ってしまうと、AI将棋の場合はそれらの要素を背景として持ちながら、現在から未来を予想(探索)するものじゃないかと。

一方で、将棋に限らず、「天才」とか「名人」と言われる人の思考は、これも全く個人的な想像ですが、パターン認識みたいな物じゃ無いかと。盤面を見たときに、何となく最後の「詰め」の場面が浮かんできて、そこに至る道筋(=手順)が、逆回しのように見えたり、そこに至る道筋みたいな物が例えば山道で突然自分の歩く路が光りのように光って見えるような、そんな感じで認識されるんじゃないかと。だから、AI将棋とはある意味逆で、未来に生まれるであろう結果を予想しつつ、そこに至る過程が現在まで遡れるのではないかと思うわけです。これってスポーツをやっている人なら何となく分かると思うんですが、プレートか決められているんだけれど、相手の動きとか見て何となく「閃き」から、ちょっと早く動く、一寸左右にずれる、一寸タイミングを外すみたいな事が上手くいくのと同じような感覚なんじゃないかなぁ。野球でホームランを打ったバッターに、後からその事を尋ねると、後からは幾らでも説明出来るんだけれど、実は打った瞬間はそんんことを考えていなくて、多分打った後のことしか考えずにバットを振り出しているんじゃないだろうか。だから、AIなら絶対に手を出さないようなボールでもホームランになる場合も有るし、ど真ん中のドストライクでも打ち損ねることもあるわけですしね。

アメフトには、色々な部分にコンピューダが取り込まれていて、プレー解析とかにも利用されているけれど、AIを利用して相手の戦術やプレーを予想するのは先ず不可能と言われています。幾つか理由はあるけれど、年間の試合数が少ない上に、同じプレーでも選手はどんどん替わるし、オーディブルやプレーがブレイクしたりと、不確定要素が多すぎてAI予想するまでに至らないらしい。実は、AIにちゃんと仕事をさせようと思うと、膨大な量のデータを、それも綺麗な形に整えて入力してデータベースを作成しないと、ちゃんと動作しないんですよね。だから、定型的な作業が続くような場合の問題解析なんかは得意だけれど、新規の案件なんかは苦手だったりします。ただ、同じ事を繰り返すことで、それを観て人間が何か閃くことはあることで、多分コンピューターのない昔は棋譜を読み込んでそこから自分でパターンを見つけるものだったことが、いまはAIが有る程度分類してくれるからさらに深い考えや読み込みが出来るというの場、現在なんでしょうね。だから、藤井七段を初めとして現在の棋士にしても、決してAI将棋のやり方を学んでいるわけではなくて、自分の知識というか感を研ぎ澄ますために活用しているだけなんでしょう。その時に、AI将棋にはない生身の人間故の「揺らぎ」みたいなものが勝敗を今回の様に分けていくわけで、その部分は経験値が大きく物を言うんじゃ無いかと。藤井七段の場合は、本人の実力もあるんだろうけど、若い頃から色々な強い相手とこれから対戦できるわけで、その経験値が将来大きく役立つことは確かでしょうね。過去の中学生プロ棋士が、それを証明していると思う。

うなぎを食べ尽くす

絶滅危惧種に指定され、昨年は確か記録的な不漁で価格高騰した「鰻」。今年は稚魚が豊漁で、例年の5倍位取れているらしいけれど、何故かテレビなどでは「鰻豊漁、価格下がる」というニュースばかり。なんで、「絶滅する前に、この豊漁を生かして保存しよう」という話が出てこないのか?

改めて調べてみたら、すでに2月、3月位で豊漁は分かっていて、稚魚の採取も3月で上限に達して終了しているのは良いのだけれど、だから今年は安くなると言う反応は本当に鰻のことを心配しているのか疑問。海外でも豊漁ということで、日本鰻の稚魚が他国に乱獲されることは少ないのだろうけど、それならそれでもっと「保護」することも強調しないと、結局は「豊漁だ、豊漁だ」で喜んで終わりになってしまい、来期以降不良になったら「何故」という負のループを繰り返すだけでは。去年の不良で、夏の土用の丑の日もままならず、鰻以外の「蒲焼き」やその他商品に切り替えたお店も多い中で、今年は豊漁だから安く提供出来るというお店の声は確かに切実だし、生の声だと思う。でも、幾ら夏の風物詩で、土用の丑の日も来るからと言って、あんなに鰻の宣伝をしても良いのだろうか。せめてその手のニュースの最後には、「幸いにも豊漁だったけれど、節滅危惧種であり保存に対しての対応が重要」くらいの注意喚起は必要では。

鰻以外で、絶滅危惧種だけれど食材として美味しくて馴染みの物というと、一寸直ぐには思いつかないのですが、多分その地方地方で色々あったりしますよね。絶滅危惧種にはまだなっていないと思うけれど、駿河湾の桜エビなんかも、最近不良でずっと禁漁とか漁獲制限をしているけれど、なかなか以前ほどに復活してこないのは、単に環境の変化だけでなく、主として以前の数量を維持出来るだけの個体数が足りなくなってきているのでは、と個人的には感じるところ。桜エビだって、季節の風物詩でもあるし、最近では地元の名産として全国的に販売したりしているから、多分消費量は格段に上がっているはずで、それに対して漁獲量は年々減少している。それで商売している人も沢山いるわけだから、簡単には止めることは出来ないのだろうけど、日本の漁業って何かちぐはぐな感じがしますよね。

勿論、日本だけの理由ではなくて、世界的に魚の消費量特に中国での消費量が拡大していることも大きな原因だろうし、「和食」の世界的普及によって、それまでは日本限定のような食材が、例えばサンマのように何倍何十倍もの規模で消費されるようなケースもあるでしょう。そう言う場合、日本だけの努力では解決出来ないことも多いのだけれど、日本の姿勢もちゃんと示さないと他国に示しが付かないことも事実。去年くらいから、土用の丑の日のうな丼・うな重が予約制にするところが増えて、以前のような売れ残りの廃棄処分が減ってきているみたいだけれど、今年も豊漁ではあるんだろうけど、無駄を排する努力は昨年以上に進めないと。養殖でカバー出来ない以上は、自然の摂理に任せるしかないわけで、その為には「何もしない」事が最善の方法というのは、例えば福島沖の漁場震災の影響で禁漁期間がずっと続いていたために、その間に豊かになっていることから明らか。豊漁の時だからこそ、もう少し我慢すると言う選択肢があっても委員じゃ無いだろうか。

それこそ「差別」では

アメリカでは、アニメのアフリカンアメリカンキャラクターを吹き替えていた白人の声優さんが、「自分は適切では無い」として、非白人のキャラクターには、同じ非白人の声優さんが今後アテレコするようになるらしい。何百年という歴史的背景のある話なので、アメリカではそれがいまの「常識」かもしれないけれど、日本に居る身としては何とも過剰反応としか言いようのない行為。BLMの元々の主張は理解するし尊重するものの、それがどんどん変質していって、結局は敏感な話題に「触れないため」に回避するような話にどんどんブレている気がする。

例えば、声優という職業に「白人しか付けない」世界であるなら、それは差別だから非白人も声優という職業選択の自由を認めるなら分かるけれど、決してそうじゃない。これが、舞台とか映画などで、白人の俳優さんが肌の色を変えて(着色して)非白人として演じるのは怪しからん、と言うのであればまだ少しは理解出来る余地もあるんだけれど、声優さんつまり「声」には肌の色は関係無いはずなんだけれど。勿論、それぞれの社会背景、生まれてからの経験で、独特の言い回しとかイントネーションとかあるかもしれない。でも、それを言い出したら、出身地が異なる声優がアテレコするのは怪しからんみたいな話にもなるわけで、ますますややこしい話に。アニメキャラクターの「人種設定」はあくまでそのアニメの中の世界の話なのだから、そこにアテレコする声優さんの人種設定まで合わせる必要、正直言ってないと思う。じゃぁ、LGBTQ+の場合も、それに合わせないといけないの、と言う話になってしまいそう。

この話を聞いていて思いだしたのが、アメリカの銃社会の話。アメリカでは、必要な手続きを踏めば、誰でも銃を購入すること可能で、それにまつわる犯罪も実際多い。何度も銃規制の法律の話が出てきても、なかなか日本のように「銃刀法禁止」というレベルには進まない。と言うか、全米ライフル協会のように、政治に対して大きな勢力を持ちさえしているし、「銃保持は、建国以来の権利」として頑として譲らない。日本人の感覚からしたら、そう言う危険な物が支柱にあるから犯罪が減らないし凶悪化すると思うけれど、逆にアメリカ人から見れば、そう言う危険な状況に対処するためにも銃は必要というロジックになり、何やら鶏と卵の論法に陥ってしまいます。日本の場合も、明治維新という混乱の中で全国的に刀狩りをしたから何とか出来たんだろうけど、例えばその後の社会状況の中で、誰もが刀を護身用として主治している時代に同じ事をやろうとしても、なかなか難しかったかもしれない。後になればなるほど、近代になり個人の権利が言われるようになればなるほど、既存のシステムを変更するのは難しいですからね。

少し前に今回の様な人種差別問題が生まれたとき、白人系の人が自分のDNAを調べてみたら、祖先に非白人(黒人)のDNAが混ざっていたことがわかりショックを受けたみたいな話がありましたが、結構アメリカの場合開拓期時代に色々な理由から混血というか人種の混在状態が生まれていたことは事実みたい。だから、「自分は白人」と言っても、実は調べてみたらアフリカンの血が混ざっている事がかなり多いんじゃ無いだろうか。そうなると、見た目で「白人・非白人」という区別することが「差別」になるわけで、何かどんどん自己矛盾を抱えて煮詰まっていくような気がする。