特別国会の会期も残り少なくなり、最優先の皇室典範改正法案は何とか通過しそうな雰囲気だけれど、それ以外の法案もまだ残っていて、場合によっては月末迄くらいの会期延長はありそう。野党は与党の運用不手際を責めるけれど、ならばさらに日程を窮屈にするような審議拒否をせずに、いつも行っているように「先ずは対話」をすれば良いのに。高市内閣が、それまでの内閣と異なり、根回しベタ? 根回し不足? 根回し無視? な対応が続いていることも問題かもしれない。でも、これまで散々そう言う「古い政治」を批判してきた人達が、それが無くなりつつあると「過去の慣例遵守」という言い方で古い政治に戻そうとするのは矛盾している気がする。
その皇室典範改正。その中で言われている、旧宮家の男性と天皇陛下とは36~38親等も離れていると聞いてビックリ。単純計算で、18世代以上遡らないと共通祖先に行きつかないという事ですよね。新聞記事などによれば、約600年前の室町時代まで遡るという事で、ちょっと目眩が。実は単純に天皇陛下と、そういう旧宮家の人達は、精々10等親位の開きかなと勝手に想像していたので、なんでそんなに離れているのか不思議。これも勝手な個人的想像ですが、当時は男性皇族が多くて、世代交代する度に他の家系へ移動する事無く継承されていったのかなと。また、当時は「側室制度」も合ったから、男系継承もその本家で継続することもそんなに難しくなかっただろうから、そんなに離れてしまったんでしょうね。でも、皇族離脱は80年前の戦後のことなので、それまではそれだけ離れていても「皇族」として存在していたというのも、何か不思議な気がします。
考えてみたら「側室制度」が合ったから、昔は皇位継承も「男系」として続けることが可能だったわけで、それが社会倫理的に認められない現在の社会においては、皇位後継問題が生まれるのも仕方ない気がします。不謹慎と言われるだろうけど、戦後も側室制度があったならば、男性継承者も、もっと多かったでしょうね。ただ、多く候補者が生まれても、継承できるのはその中の一人だけで、候補者が多ければ多いほど、その他の人達のその後の人生は昔と違って今の世の中だからこそより過酷なものになりそうな気もします。つまり、社会的な差別というか、まぁある意味「敗者」みたいな烙印が押されて、ネットでさらされて、有ること無いこと言われて... 同じ意味で「シン大奥」なんて復活したら、ドラマで描かれるようなドロドロの内情以上の争いが生まれそうな気がする。
更に、これも不謹慎の極みと怒られるかもしれないけれど、「男系」に拘るけれど、その「男系」とは生物学的な「雄」の意味。となると、昨今のLGBTQ+系の人達は、相違か考え方を批判するかもしれない。あるいは、その候補者の方が、「私は心は女性です」と言ったらどうするんだろうか。「男系」「女系」という議論は、今回の法案議論の中でも登場しているけれど、「LGBTQ+」的継承の可能性なんて言うのは考えないのかな。あるいは、あえて封印しているのか。我々よりは制限のある環境で生活されている皇族とは言え、どういう考え方どういう人生を選択するのかは、その人本人の責任だし自由。可能性としては低いかもしれないけれど、社会制度や環境が変化してきたから今回の改正の話も登場したわけなので、さらに社会制度や環境が変化していければ、もっと想定していない変化が生まれるでしょう。その時には、今度はどんな議論が生まれてくるんだろうか。