2024年3月19日

3Dプリンターで成金


「成金」には憧れるけれど、こういう成金おじさんにはなりたくないなぁ(笑)。記事の中で紹介されている「玉骨標本」っていうのは初めて知りましたが、こういう物まで最近の3Dプリンターは製造(印刷)出来るんだぁ。凄いなぁ。 
私の頭の中にある「3Dプリンター」って、ゲル状のプラスチック素材をにょろっと絞り出して積み上げて成形するようなレベルなんですが、最近の3Dプリンターはここまで出来るんですね。勿論、記事によれば万千万クラスの業務用3Dプリンターを使用しているらしいので、アマチュアが使用するような廉価モデルとか、もう少し高級な機種ではなかなかここまでは行かないのだろうけど。でも、ちょっと調べてみたら3Dプリンターの価格もかなり下がってきているんですね。カメラでレンズにハマる事を思えば、そんなに違わないかもしれない(笑)。

ただ、こういう造形制作をする場合に、一番大変なのはその制作する3D対象物の3Dデータだと思うんですよね。例えば、普通に紙に印刷する場合でも、色々なキャラクターなんかを例えばIllustratorとかで作成して、それに色づけとかしてから印刷するわけです。3Dプリンターだと、それの3Dデータを作らないといけない。データ量も作業量も桁違いになると思うんですよね。勿論、そういう専門のアプリもあるんだろうけど、例えば経験や知識の無い人がいきなりPhotoshopやIllustratorを駆使して、グラフィック印刷作品を作れるわけでは無いように、その何倍何十倍もの知識や経験が必要な気がする。多分、偶然そのアプリに「ハマる」事があれば結構簡単なのかもしれないけれど、そこが宝くじみたいな物だしなぁ。

悪い事に、3Dプリンター買ってみようかなぁとか思いだしていて、ちょっと危険が危ない(笑)。例えば、ちょっとした小物みたいな物とか、「こんな物があれば」という感じの物を作ってみた行きはするんですが(一種のDIYですよね)、そこまでのレベルに到達するまでに飽きてしまいそうな気もするし。まぁ、無駄になるかどうかは別にして、実際にやってみなくてああだこうだ言っているのが、一番問題かもしれない。老後の趣味の候補として、取りあえずここに記録しておくことにします。

バゲッジスルー

デルタ航空(DL)が、仁川-アトランタ間で試験運用するという、米国内で乗り継ぐ国際線旅客の手荷物再検査・再預け入れを省略する制度「IRS (international Remote Baggage Scanning)」。羽田発便でも適用出来るように、米国政府と交渉中との事ですが、これ是非アメリカンやUAもやって欲しいなぁ。出来るなら、ANA/JALの日系キャリアーも含めて。それで、凄く米国へのフライトが楽になると思う。

私は経験したことは無いけれど、国際線で日本に例えば成田に到着して、そこから国内線にそのまま接続して例えば伊丹とか福岡に移動する場合、やっぱり成田で一度預け入れて荷物を受け取って税関審査を受けて、その後国内線用カウンターで再預け入れしないといけないらしい。自分が利用したことのあるのは、例えばSingapore発券で、SIN-NRT-SFOみたいな経路なので、国際線乗り継ぎの場合は最初にスルーチェックインしてあれば、そのまま成田は手荷物検査だけで乗り継げるんですよね。USの場合は、現在はその場合でも一度受け取らないといけないからなぁ。

ただ、成田とか羽田とか、国際線ターミナルでスーツケースの中身を確認しないと、良くテレビでやっている「成田税関vs密輸入」みたいなスクリーニングが出来なくなって、かなり問題になりそうな気もします。勿論、バックヤードで麻薬探知犬による荷物の確認だとか、より詳細なX線検査みたいな事はやるんだろうけど、ああいうテレビでの再現ビデオを見ていると、税関職員による勘と経験に寄るところも大きいように感じるので、そのスクリーニングが一つ無くなるのはかなり影響が大きい気もします。ただ、自分の場合手荷物の中身まで検査を受けた経験は殆ど無いし、あれでどうやって「怪しい」と睨んで個別検査に回すのか、毎回凄く不思議。シンガポール何か、本当荷物を受け取ったらそのままスルーで外に出られる雰囲気だし、変な話だけれど悪い事を企んでいれば幾らでも可能な気がするけれど、多分バックヤードで散々透視検査とかやってるんでしょうね。

到着空港での検査が軽くなる分、出発国での検査がより厳密になって行くことでバランスを取るのだと想像します。今回の場合は、仁川空港での積み込み時の検査をより厳密にするんだろうけど、園だけ負担を掛けても利便性をアピールして利用客を確保することも戦略の一つかなぁ。いずれにしても、DLで成功したら他の航空会社も追随して是非日本発便でも実施して欲しい。

2024年3月18日

ヒヤリハット

最大の原因は年齢のせいだと思うのですが、それ以外にも色々仕事が忙しかったり、花粉症で熟睡できずに睡眠不足気味と言う事も有るだろうし、ちょっと季節柄精神的にフラフラする時期であることも有るのかもしれないけれど、ここの所ケアレスミスだったりヒヤリハット的な事が続いていて、ちょっと「不味いな、これ」と思うようになってきています。

ケアレスミスという部分では、例えば部屋の電気をつけっぱなしで一日外出していたり、わざわざ外出するためにスマホとか財布を鞄に入れていたのに、その肝心な鞄を忘れて出かけ仕舞ったとか。その時には、実は車で出かけたんですが、いつもスマホのiPhoneに連動して車内AVで再生していたのが、それが出来なくて「あっ、スマホが無い、鞄が無い、不味い運転免許証も無い」と気がつき、直ぐに自宅に戻り事なきを得ましたが、いゃぁ自分としても初めての経験でありビックリしました。それ以外にも、「今日は〇〇を買わないと」と予定をしてわざわざiPhoneのメモにもその旨入れていたのに、結局それ以外のもの・予定外の物は購入してきたのに、肝心の物は綺麗に忘れて帰宅してしまうとか、本当以前はそんなことは無かったのになぁ...

それよりも問題は「ヒヤリハット」の方で、特に自家用車を運転しているときにちょっと目立つようになってきて少し気にするようになってきました。例えば、T字路で左折して出る時に、一旦停止をして左右確認もして左折したのにどこからか沸いて出てきた車が右手を抜いていったり、一旦停止の交差点から、ちゃんと止まって少し前進をして、左右を確認して直進したら直後に後方をバイクが凄い勢いで横切っていたり、多分確認動作の時に視角に入っていて、それでGo/No Goの判断をしなきゃいけない対象物が、全然記憶に残っていないのが不味いなぁと。右手から車が来るからやり過ごすために少し待とうとか、来るけど今なら間に合うという判断しての行動なら良いのですが、「左右確認、何も無し、OK前進」とやったら、どう見ても自分が見逃していないとそうならないようなタイミングで対向車とかくるわけです。以前もそういう状況が全く無かったわけでは無いけれど、それでも最近は頻度が多くなっているというか、いゃちょっと不味いんじゃ無いかと自分でも感じるほど。

偶然にしても大事故が回避出来て、今度はそれを繰り返さない対応・対策が取れればまだ良いのだけれど、自分でも認識しつつも暫くすると似たような事例に遭遇してしまうのは、やはりちょっと不味いよなぁと感じます。昔製造業とかでよく言われた「ヒヤリハット」だよなぁと、ここの所何度も反芻する自体に。過去の経験から言うと、こう言う事は慢性的に慣れてしまい油断している時に多く発生しがちなんですが、最近の事例を見ると「慣れ」と言うよりも、年齢などの理由からの「集中力の欠如」が一番大きな原因のような気がする。こればっかりは特効薬みたいな物は無いので、常に自覚して焦らず奢らず丁寧に操作なり動作をするしか無いんでしょうね。今週は、お彼岸のため外出する予定もあるし、色々やらな気やいけない事も多いので、先ずは今週は落ち着いて過ごすように自分に言い聞かせる月曜日の朝です。

政権獲得資格

自民党のパーティー券環流問題は、勿論不記載に関しての原因究明も大切なんだけれど、以前から指摘されているそう言う問題が今後発生しないような「対策」の話が出てこないのが最大の問題だと思う。「正しく申告すれば問題は発生しない」みたいな理想論ではなく、第三者のチェックを必須にするとか、それこそ今は記載免除になっているような1万円/5万円未満の支出も記載するような方向にしないと、根本解決にはならないと思う。

で、これを好材料として追求している野党、特に立憲民主党は追求を続けているのだけれど、正直確固たる証拠があるわけでもまく、単に強い言葉で相手に「不正ですよね? 認めますよね?」と他力本願の追求に終始しているのは、やっぱり弱いと思う。更に、身内からも同様に不記載問題が出てきたり、さらには線香や団扇とは金額が一桁違うような「お酒」を渡しても、未だにその詳細すら発表されない。何となく、時間切れで周りが忘れてくれればOKみたいな雰囲気を毎回感じるのだけれど。彼らが本当に、「与野党逆転」とか「政権交代」を考えてそれに向けて行動しているので有れば、そういう事柄は彼らが実際に与党側政権側になった時に追求される材料になるわけで、今ちゃんとした対応を取らないといけないはず。それなのに、殆ど何も対応していないという事は、やっぱり彼らは与党側・政権側に戻るつもりは無くて、今の気楽で好き勝手出来る「野党第一党」という安定的な地位に居たのだろうと感じるわけです。

確か彼らは以前同様の不記載問題が発生した時に、収支報告書作成には税理士の確認を必ずしているみたいな説明をしていたと思うんですが、それならばその仕組みを何故与党に対して提案してルール化しないのだろうか。自分達が利用して実績のある仕組みなのであれば、正々堂々と要求してしかるべきだと思うのだけれど。あるいは、不記載のあった安住国対委員長とか、今回の川田議員の原因と対策をしっかり発表すれば、問題は有るかもしれないけれどちゃんと自浄機能のある組織であると認識してくれるかもしれない。ところが、「修正しました、てへぺろ」で毎回終わるから、彼らの信頼度も支持率も一向に上がらないのだと思う。特に川田議員の不記載問題では、その相手に問題があるような報道もあり、違法行為とも言われている。立憲民主党だけで無く、殆ど取り上げないメディアの責任も大きいと思うけれど、これがもし自民党の議員に発生したならば、多分今のパーティー券環流問題を止めてでも、その新しい問題追及に時間を割くのでは。

自民党が下野して野党となり、その時に良くも悪くもいろいろと過去のしがらみを解消していたから、相手の敵失にも助けられてだけれど再び政権与党に返り咲いた時には、そういう空気もあったし実際民主党政権下での不満不平解消の糸口にもなったと思うんですよね。民主党政権に交代した直前も、色々な要素はあったけれど、あの時は自公政権に嫌気がさしてとにかく「何か別の責任者に交代して欲しい」という空気が強かったから、何か分からないけれど美味しいことを一杯言っている民主党に後退してみようという空気感が大きかったわけです。でも、やってみたらとんでもない虚仮威しの極みみたいな結果になり、悲惨な3年余りになってしまった。あれから10年以上経過して、その記憶もだんだんと薄まってきたけれど、結局はあの時の「民主党アレルギー」はまだ残っているわけで、その「民主党仕草」が今でも垣間見られるから、支持率も上がらないのだと思う。相手を追求するだけなら誰でも出来る分けで、そこに「提案力」が加わることが、責任有る仕事を任せられる大きな理由の一つだと思う。

2024年3月17日

北陸新幹線福井延伸

待望の北陸新幹線が福井県敦賀市まで延伸されて、昨日は朝からずっとお祭り騒ぎ。で、地理に疎い自分としてそのニュースを利いていて違和感を感じたのは「福井延伸」なのに、盛んに「敦賀」という名前が出てくること。「えっ? 福井延伸じゃないの」と思いつつ、地図を開いてみると、今回の北陸新幹線延伸の終点は「福井県敦賀市」で、「福井県福井市」はそれよりも手前金沢よりに位置する都市。だから、「福井新幹線」でも、敦賀迄延長みたいな表現になるんですね。でも、福井県と言うよりも北陸地方に馴染みの無い自分には、えっ福井? 敦賀? どこまでなのと混乱してしまう。 

これを東海道新幹線に当てはめたら、東京-小田原間のみ開通していて東海道新幹線が「静岡延伸」をして、浜松まで路線が延びた、様な感じと思うと自分が感じた違和感の理由とか正体が理解出来る気がします。地図を見てみると、福井県って結構東西に長い県で、福井市は石川県の直ぐ横なんですね。で、今回の延伸終点の敦賀市はまん中くらい。今後の大阪までの延伸プランには、更に福井県の西の端の小浜市まで伸ばして、そこから京都-新大阪と伸ばすプランもあるらしい。ただしそれだとお金も期間もかかるし、なんと言っても京都市内に新たな路線を通すのは文化財などの理由からかなり無理があるらしく、代替案としては敦賀から南に降りて米原に繋ぐ案も検討されているとのこと。

現実的にはこの「米原ルート」が一番可能性がありそうだと思いますが、小浜-京都ルート推進派としては譲れないのだろうなぁ。仮に米原に接続した場合、米原-京都-新大阪は既存の東海道新幹線の路線を走ることになると思いますが、余裕はあるんだろうか。まぁ、1時間に1本とか2本位ならば、既存のこだま号のダイヤを調整すれば何とかなるのかな。今、東京-敦賀が3時間位で繋がったので、そこからさらに1時間ちょっとで敦賀-米原-京都-新大阪と移動出来るとすると、4時間余りで東京-大阪のバックアップ路線が出来る事になります。ここにリニア新幹線も開通すれば、三重バックアップになるのでさらに安心だけれど、リニアはどうなるか不明だし、敦賀以西への延伸もさらに時間が掛かりそうだし。まだまだ課題は大きいみたいですね。

静岡県から、特に西側にある浜松市から北陸方面へ向かうことを考えると、これまでのように名古屋から北上する方が良いのか、米原に新幹線が接続したらそっちの方が早くて便利になるのかな? そうそう、JR西日本にしたら、東海道新幹線はJR東海と、北陸新幹線はJR東日本との共同運行になるそうで、となると新大阪での扱いが複雑というか面倒なことになりそう。北陸新幹線からの山陽新幹線への乗り入れとか、将来的に実現するんだろうか。鉄道好きな人にとっては、色々面白いルート開発がこれから出来るんでしょうけど、個人的には北陸新幹線が大阪まで延伸して、その分東海道新幹線に余裕が出来て浜松停車のひかり号やのぞみ号とか誕生してくれたら嬉しい。同じく、3月16日のJR東海ダイヤ改正では、浜松停車のひかり号が増えて19:00~20:00台の帰宅が少し楽になりました。でも、もう少し本数欲しいなぁ。

情報統制

いよいよ始まるMLBのシーズン。一足早く、韓国でパドレスとドジャースの試合が開催されるので、その移動直前の様子がSNSに投稿されたのですが、大谷選手がこれまで殆ど公にされなかった「奥様」と一緒に写真に写つている。その後米放送局などの発表から、お相手は事前に噂になっていた、富士通レッドウェーブで活躍していた、田中真美子さんであることが確定。さらに、韓国に到着した時には、ほぼ二人で空港に登場して隠すことも無く宿舎へ移動する等、これまでの「情報封鎖モード」が一転して「公開モード」に戻ったような感じ。

最初に出発前にチャーター機の前で撮影された写真を見た時には、大谷選手に比べて一回り小柄な感じの女性が映っている状態。それ自体はよく見る夫婦・恋人の写真の様に見えたんですが、大谷選手自身が身長で190cm以上あるので、その大谷選手の顔のまん中当たりまで身長があるということは、180cm位あってもおかしくない。となれば、事前に噂のあった元バス血と選手のあの人かなぁ、と直ぐに納得。ただ、この出発前の写真の意図が良く分からなかったんですよね。二人は、写真の中央に映っているので、大谷選手と奥様が写真の一番の目的何だろうけど、その向かって左には通訳の水原氏とその奥様と思われる女性が居て、向かって右側には今シーズン加入したピッチャーの山本由伸選手と彼の通訳と思われる二人が映っていて、ある意味「ドジャースチームジャパン」を撮影したような印象。最初は、背後の飛行機が大谷選手のチャーター機で、だからこの6人が一緒にフライトするから記念撮影したのかなと思ったんですよね。でも、移動は当然ながらチームでの移動だということで、そうなるとやはりこの写真の意図が良く分からない。それに、今回の試合は確かパドレスの開催試合で、ドジャースはビジターチームなので、配偶者が同伴するのは普通なんだろうか。

その後、韓国の仁川空港に到着したら、大谷選手がいの一番に出口から出てきて、しおも奥様も別に隠れるようなことはせずに一緒に行動する様子がしっかりとカメラで撮影されています。と言うか、多分一番の話題の選手の一番の話題なので、最初に二人で外に出てメディアやファンに配慮した、ようにも見える光景。当然大谷選手側も了解しての対応なんだろうけど、以前の結婚発表時の会見の時とはかなり方向性が変わってきたようにも感じます。 ただ、変わっていないのは、いずれの場合も情報発信は大谷選手側が管理していて、その報道される瞬間まで外部には分からない事。それだけ大谷選手側の情報管理が凄いという証拠でもあると思うんですが、これが無責任な憶測を生んだり勝手に拡散させることを防いでいる最大の武器だと思うなぁ。昔ならば、どれだけメディアに取り上げられるかが勝負だったけれど、それがSNSと結びつくと意図しない状況を生むことが分かっているから、こうなることは必然かしれませんね。トヨタがそう言う経験から「トヨタイムズ」なる自社発信メディアを作り、他者も同様の手法を取り入れているところがあるけれど、お金やリソースがあるならばもうそれが正しいそして唯一の防御策なのかもしれない。

そう考えると、今回の公開は緩急を付けた「報道管制」なのかなと言う感じも。最初の会見では、誰だか分からず幾つか憶測が飛び交ったわけですが、今回その後本人も特定されたし、実際に写真だけで無くビデオも撮影されて公開され、しかも大谷選手と仲睦まじい様子も撮影されています。これって、報道関係者に対して必要最低限の映像素材を提供した、と考えたらそれは勝手な想像過ぎるだろうか。全く資料無しでは報道関係者の競争はエスカレートするだろうし、出し過ぎてもプライバシーは守られない。今回、海外への遠征という非常に限られた条件で取材活動も限定できる機会に、写真と映像で情報提供することで、前回の会見のガス抜きになるし、今後少なくとも次に二人が登場するであろう、ドジャースのホームゲームとかオールスターとかまでは、自分達への報道プレッシャーをかなり回避出来るという算段では。勿論、奥様の素性が判明したから、例えば元のチームメートとか家族などへの取材攻勢はゼロでは無いだろうけど、これまでの経緯からそれなりの圧力にはなりそうな気がする。個人的な勝手な妄想ではあるけれど、そういう情報管理論みたいな見方をすると、この大谷選手あるいはチーム大谷の情報統制方法みたいなものって、凄く面白いと感じます。まぁ、それは既存のレガシーメディアの衰退というか消滅に近いものでも有るんだろうけど。

2024年3月16日

Day2: (NH Leg#4) HND-OKA/(UA Leg#6) OKA-HND

 前日のフライトで「コロン攻撃」を受けて、花粉症が一気に爆発して鼻水が止まらない。前日入念にシャワーを浴びて花粉を落として、常用している花粉症の薬も飲んだので、夜は少し良くなったんですが、朝になるとまた鼻水がぐじゅぐじゅ状態。今日もティッシュペーパーのお世話になりそうです。

この日は羽田発のフライトが早い08:30発なので、出来れば07:03横浜発の空港行きを捕まえたいところ。となると、チェックアウトやホテルから駅までの徒歩移動を考えると、06:30過ぎには部屋を出ないといけません。当然07:00からオープンするラウンジの朝食も駄目。それならそれで、早めに空港についてANAのラウンジで御稲荷さんでも頂こうかと思っていましたが、結局部屋を出られたのは06:40頃で、横浜駅の京急ホームに到着したのが07:00過ぎでした。

空港に到着すると、前日よりは1時間早いのでそんなに空港内は混雑していないような雰囲気です。いつもの様に保安検査場BのAMCプレミアムメンバー用の入口から入り、保安検査場を抜けると暫く歩いてANAのラウンジに入りました。ラウンジもそんなに混雑しているわけではなく、いつもは殆ど満席の窓際の席も空いていましたが、出来れば搭乗前に薬も飲みたいので、御稲荷さんとお握りをお腹に入れて、暫く落ち着いてから朝食後の薬を飲んでからゲートへと向かいました。

1) NH Leg#4 HND 08:30 - OKA 11:25 (NH467)

いつもはちょっと離れた66番ゲートですが、今回はそれよりは近いけれどラウンジからは反対側になる60番ゲート。先ほど通過した保安検査場Bの前を通り過ぎると、60番ゲート前には何から長い行列が。多分高校生だと思うんですが、かなりの人数が整列させられて搭乗開始を待っている様子です。60番とその先59番ゲートの間の通路は彼らで塞がれているような状態になっていました。今日の乗客の7~8割は彼らじゃ無いだろうか。その為か、このフライトも満席でボランティアがコールされていました。最近利用したフライトは、本当ボランティアが多いですよねぇ。それだけ航空需要が増えてきたと言う事なんだろうけど。

機内に入って座っていると、ちょっとCAさんがバタバタしています。何か思ったら、後部にあるトイレのCAコールが自動的にオンになってしまうので技術担当者に看て貰うみたいなことがちょっと耳に入ってきます。「あぁ、これ遅れるかなぁ」と思っている内に、オレンジと黄色のビブスを着用したテクニカルらしき二人が入ってきて、後ろの方に向かって行きます。5分位かな、その二人が戻ってきて特に慌てる様子も無かったので、どうも問題は解決して出発出来そうです。実際その後暫くしてドアクローズとなり無事に出発出来ました。ただ、そのトラブルシューティングや修学旅行生の登場に時間が掛かり、出発は15分位遅れて隣到着もそれ位遅れそうとのアナウンス。そのアナウンスで、新しい発見がありました。通常期内アナウンスは、CAさんが日本語でしたあと、機械音声みたいな英語のアナウンスが続きます。一般的にはCAさんが日本語・英語で話す場合が多いと思いますが、定型的な文章は英語の多分音声が録音してあって、そこに便名とか担当者名とか、幾つかパラメーターを選択すると、自動的に英文が合成されて放送されるのだと思っていました。今回その作業を目の前のジャンプシートに座っているCAさんが行うところを観る機械が有ったんですが、手持のCA用タブレットで文章を作成すると、そのタブレットに機内通話用のハンドセットをくっつけて、タブレットで再生させた音声をハンドセットで拾って機内に放送しているんですね。いゃいゃ、何てアナログな(笑)。私はてっきり機内システムと連動しているものだと思っていました。そう言えば、日本語のアナウンスの時と(機械語での)英語のアナウンスで随分と音質が違うなぁと思っていましたが、そういうカラクリだったんですね。

そんな新しい発見もあり、フライトは順調でしたが、やはり出発時の遅れは取り戻せず沖縄へは少し遅れて到着。前日とは異なり、この日はぐるっと時計回りに沖縄本島を回り込むと、第2滑走路のRW36Lへ着陸したのは帝国過ぎの11:27。そこから33番ゲートへ移動しゲートインしたのは11:33でした。この日の沖縄は日差しはもう初夏の雰囲気。でも、風はまだ少し冷たくて気持ちの良い気候です。いつもの様に所用のために一度外に出ますが、この日は金曜日だからか空港のターミナルビルは凄い混雑。みんな大きなスーツケースやお土産の大きな袋を持っているから、いつも以上に混雑しています。その為、帰りは少し早めに戻ってきた方が良いかなと思いつつ一旦外に出ます。

2) UA Leg#6 OKA 13:10 - HND 15:30 (NH996)

空港に戻ってくると、少しターミナルビル内は落ち着いた様子で、そんなに時間を掛けずに制限区域に入る事が出来ました。ただ、出発ゲートの32番ゲート前へ移動すると、やっぱりこのフライトも満席の様子でかなり混雑しています。特に遅延のアナウンスは無かったのですが、到着機が10分位遅れたのかな、出発時刻の変更は無かったけれど、事前改札開始時刻が5分位遅れてスタート。その後優先搭乗が始まり、続々と乗客が機内に入っていきます。ドアクローズがほぼ定刻位でしたが、プッシュバック開始まで少し時間が掛かり、更に遅れ気味に反対側のRW36Rへと移動開始となります。ただ、先行機もおらず止まること無く滑走路に入って正対すると直ぐに離陸開始隣羽田へ向かいます。

実はこのフライト、隣の席が1~2歳位の子供を連れたお母さんで、それは事前に分かっていたんですが、もう席が無くて移動出来ず「仕方ないなぁ」という思いで搭乗しました。ただ、この子が行儀の良い子で、特に騒いだりする事も無く、しかも離陸する頃には疲れたのか結構ぐっすり寝てしまい、ちょっと拍子抜けするくらい(笑)。私も釣られて、食事の後は知らないうちに寝入ってしまいましたが、遠州灘沖くらいに到達したところで目が覚めました。同じ位に隣の男の子も目が覚めた様子で、お母さんから飲み物を貰ったりしていました。ここでCAさんが、飛行機左側に富士山が綺麗に見えますとアナウンスがあると、この子が「富士山、見たい」と言ってL1ドアの窓からCAさんと外を見たり写真を撮ってもらったりと、フライトを楽しんだ様子です。その後もずっとフライトを楽しんでいた様子で、これなら将来は立派なマイラーだなと確信したフライトでした(笑)。

羽田空港へは結構早めに接近していたんですが、混雑しているのか房総半島沿いに反時計回りに大きく旋回を始めます。A/C滑走路を過ぎ、B滑走路も過ぎ、この日はA/C滑走路への北側からのアプローチとなります。窓の下には、都心のビル群や湾岸の光景が広がる中、C滑走路のRW16Lに着陸したのは15:40と少し遅れての着陸。その後60番ゲートに入ったのが15:45でした。この後はいつもの様に京急で品川駅へ移動し、この日は丁度浜松停車のひかり号が出発した直後だったので、その後のこだま号でゆったりゆっくり戻る事に。今回も安全なフライトに感謝です。



Day1: (UA Leg#5) HND-OKA/(NH Leg#3) OKA-HND

先週に続いて、今週もたすき掛け運用でのフライト。フライトに間に合うためには、浜松を7:00前に出るひかり号に乗らないといけなくて、その為には始発の路線バスで駅移動するか自家用車なりタクシーなりで駅に行かないと間に合いません。ところが、朝家を出ようとしたらちょっとトラブルがあり、いきなりドタバタして、「こりゃぁ間に合わないなぁ」と思いつつも、何とかバスが少し遅れてきたこともあり、予定通りに駅に向かうことが出来ました。

ドタバタで少し走り回ったりしたのですが、もうね、体力が全然落ちていて戻らない。ちょっと自分でも笑っちゃうくらい体力が落ちていて、新幹線の中では仮死状態みたいな感じで品川駅に到着しました。品川駅でも、新幹線側から京急側に早足で移動しないといけないので、体にむち打って早歩きしていたら、混雑する駅構内の中、正面から全力疾走で新幹線側に走ってくる男性がいて、思わず体をかわしたけれど、あれ絶対事故ると思うような全力疾走男でした。 

何とか京急にも乗車でき無事に予定通り羽田空港に到着。駅から出発階に向かうときにはそんなに混雑している雰囲気は感じられなかったのですが、いつもの様に保安検査場BのAMCプレミアメンバー向けのレーンに向かったところ、一般用入口が凄い混雑で、その影響でプレミアムメンバーのレーンも一番奥のB10番ゲートに誘導されるのですが、ここのX線検査機が古いタイプの物なので、以前のように鞄からPCを出さなくてはならず、その為このレーンも滞留している状態でした。何とか通過したときには、結構時間が経過していて、少し急ぎ足で離れた場所66番ゲートへ向かいました。

1) UA Leg#5 HND 09:25 - OKA 12:20 (NH995)

66番ゲート前に到着したのは09:00少し前。この日も満席以上で、次便へのボランティアを募集する位路線需要は旺盛な様子。予定通り09:02から事前改札が始まり、その後グループ1からの優先搭乗が始まり機内に入ります。私の隣席は、直前くらいまでは空席のままでしたが、最後にアップグレード確定したのか、ドアクローズの前位に一人の男性が入ってきてその席に座ります。で、自分的にはこの人がアウト。理由は、コロンの匂いが強いんですよ。もう隣に座る前から「むむむ」という嗅いだことのある、多分好きな人には有名なブランドの匂いが鼻につきます。時々遭遇するような、コロンをシャワーを浴びるように振り掛けているような強さでは無いんですが、隣に座れば十分その匂いは漂ってきますし、なんせ私はこの手の匂いに敏感なので、思わず顔を反対側に背けるほど。で、問題なのは、この匂いに刺激されてか、ここ最近収まっていた花粉症のアレルギーが励起されたのか、クシャミが出だしてさらに鼻水も出始めてしまいます。実際鼻水も出てくるので、タオルハンカチを取りだして、鼻を押さえて匂いも遮断するようにしますが、ずっと鼻を塞ぐわけにも行かず、これからの2時間余りのフライトが思いやられます。

満席だからでしょうか、ドアクローズはほぼ定刻位。その後プッシュバックが始まり、この日はD滑走路のRW05からの離陸のようです。タイミングが良かったのか、D滑走路に入ると直ぐに離陸開始となり、西へと向かいます。この日の使用機材はB777-200なのですが、生憎B787のように席ごとのエアー吹き出し口が無いので、隣からの匂いを拡散させることも出来ず、鼻を押さえてのフライトになります。食事が終わり、シートを倒して出来るだけ隣との間に遮蔽物が入るようにして、更にタオルハンカチで鼻を押さえつつ、うつらうつらしながら何とか沖縄までの2時間を耐えるフライトになりました。

この日の那覇空港へのアプローチは、北から進入するRW18R使用。定刻よりも結構速く到着して、着陸したのは12:05頃で、32番ゲートに入ったのは12:15頃でした。先週とは異なり、この日の沖縄は沖縄らしい晴天。でも、自分の鼻はアレルギーが反応してぐしゃぐしゃ。機外に出ても、ハンカチで鼻を押さえつつ、先ずは所用のために一旦外に出かけます。

2) NH Leg#3 OKA 15:05 - HND 17:25 (NH470)

この日の沖縄の気温は摂氏20度との事でしたが、風も少しあって気持ちの良い気候。でも、往路のこともあり花粉症の鼻は最悪の状態です。本当ならば、両方の鼻の穴にティッシュを詰め込みたいところですが、流石にそんな格好で歩くことも出来ず、とにかくハンカチやティッシュで鼻を押さえて先ずはラウンジへ向かいます。

ラウンジは、半分位埋まっている感じでそんなに混雑している雰囲気は無いけれど、空席のあちこちにお皿やグラスが結構残っていて、多分嵐が通り過ぎた直後なんだろうなぁと言う感じ。ここでANAからメッセージが飛んできて、復路便が5分遅延するとのこと。羽田からのフライトが10分遅れて居るので、5分でリカバリー出来るか疑問でしたが、いつもはゲート前に行ってから遅延のお知らせがあるのに、今回は折返し機が到着して直ぐくらいに遅延連絡が届いたので、それは進歩かも。

定刻よりは少し遅めに出発ゲートの35番ゲートへ移動すると、このフライトも混雑しています。ボランティア募集こそ無かったけれど、このフライトも満席の予定らしい。で、14:53から事前改札が始まり、暫くして優先搭乗が始まり機内に入ります。このフライトは仕様機材はB777-200ですが、使用シートが新しいシートで当たりのフライト。今回は隣の人の匂いも気になることも無く、復路は快適なフライトになりそうです。ドアクローズは定刻前で、プッシュ縛して向きが変われば、目の前が離陸開始のRW18L。離陸したのが15:27で、飛行時間は1時間45分と表示されているので、かなり速く戻れそうです。

フライトは順調に進んで、このままなら15分位の早着になりそうな位。房総半島の南側から北上をして、そろそろ左に旋回をすればA滑走路のRW34Lだなぁと思い始めたら、何故か右に旋回開始。「えっ、時間調整?」と思ったら、房総半島に沿ってやや大きく反時計回りを始めます。千葉市の北当たりで少し左に旋回をしたので、「うーん、B滑走路かな」とこの時点では思っていたんですが、船橋市を過ぎても機首を変えることは無く、そのまま西進していくので、これは都心進入パターンのようです。これで早着できるのぞみは無くなり、逆に予定よりも少し遅れ気味になりそう。

さいたま市当たりで機首をぐるっと南向きに変えると、C滑走路のRW16Lを目指すようです。窓の外には、都心のビル群が建ち並ぶ様子が見えて、やはりこの光景は一見の価値がありますね。その後お台場付近まで来ると、一気に海面が近づきRW16Lに着陸したのは定刻少し前の17:32頃でした。到着ゲートが62番ゲートなので、誘導路に離脱すると、そのまま真っ直ぐにターミナルビルを目指すような形で前身。一番効率の良いゲートインだったようにも感じます。で、到着はほぼ定刻の17:36でした。

この後は、翌日もフライトが予定されているので、前回同様横浜ヒルトンへ向かい一日が終わりました。

Hilton Yokohama

先週に続いて、ヒルトン横浜2回目の利用。前回同様夕方に戻ってきて、そこから京急で横浜へ移動し、駅からは徒歩でホテルへ。前回は初めてという事で道順が分からずウロウロしましたが、今回は前回の記憶がありますから多分最適パスで移動して来たはずだけれど、やっぱり10分以上は掛かるなぁ。

隣りのK-アリーナでのイベントがないせいか、館内は静かな雰囲気。でも、前回も感じましたが今回も訪日観光客と思われる外国人利用者の比率は他のホテルと比べても高そう。 

チェックインをして部屋に入っても、まだ19:00前。夕食をどうしようかと迷ったんですが、午後遅めに機内食食べたこともあり、余り空腹感も無い。普通ならラウンジで軽く食事をして終わりにするんですが、ここのラウンジはそんなに食べ物は充実していないので悩ましい所。代替案としては、バーで摘みながら飲むというオプションがあるんですが、これも前回試してみてフードメニューがちょっとプアーだったし、スタッフさんがちょっと若くて今ひとつなぁ... という記憶がまだ残っていて、それ程行きたいという動機が湧きません。結局ラウンジで、本当に軽くハムとパンを挟んで食べつつ、白ワインを一杯頂いて終了。翌日は少し早めに出ないといけないので、仕事のメールを確認して早々にベッドに入りました。

翌日は、朝食はラウンジにしても3Fのビュッフェにしても、スタートが朝の7:00からなので間に合いません。フライトが、08:30の予定なので、京急横浜発07:00頃の空港特急を捕まえたい。ですから、6:30頃にはチェックアウトをしてホテルを出て横浜駅へ向かいました。まぁ、悪くないホテルだけれど、もう少しレストランが充実していると嬉しいのですが。

2024年3月15日

誘導見出し

本来の学校名である「岡山理科大学」ではなく、わざわざその運営母体である「加計学園」と見出しに付ける、嫌らしい毎日新聞の記事。 2023年度の獣医師国家試験の結果が発表されて、6年前に騒動になった(した?)岡山理科大学獣医学部からは114名受験で77名が合格。合格率は67.5%と、全体平均の72.7%(1394人受験、1013人合格)よりも低いと強調したいような雰囲気を感じる見出しであり、本文記事。

今回が初めての受験である事を考えたら、全体平均近くの合格率を出していることは立派なのでは。その合格者の中には、二回目三回目の受験者もいるとのことで、岡山理科大同様「新卒者だけの合格率」を見ると、鳥取大(97.1%)、岐阜大(96.6%)、宮崎台(92.6%)となって、67.5%の岡山理科大は大きく及ばないと言いたいらしい。でも実際の受験者数と合格者数を見ると、77人合格というのは上から5番目の人数で決して少ない合格者数では無い。初年度であれだけ世間から言われて、この結果は立派と言って良いんじゃ無いだろうか。

未だに「安倍叩き」をしたいのかもしれないけれど、直接関係ない学生をわざと貶めるようなこういう記事を掲載して、本当この新聞社の担当者は恥ずかしいと思わないのだろうか。報じるにしても、全体の中で何名が合格したとか、他の大学と比べて人数はどれだけなのか、そういう事実だけ伝えれば良いのに、未だに「怪しい経緯で設立されて、やっぱり結果はこの通り」みたいな意図が透けて見える気がします。報道機関として、恥ずかしいと思わないのだろうか。

獣医師が足りないので学部を新設して、その結果77名も新卒の獣医師が誕生したことが、それ程悔しいのだろうか。結局、あれだけ騒いだって何の証拠出てこないし、もう当時声高に叫んでいた人達は追求すらしようとしない。未だにこう言うことを嬉々として記事にしている所に、彼らの救われ無さを感じますね。 


SQ名古屋就航35周年記念プロモーション

過去何度か利用したことはありますが、殆どご無沙汰のキャリアーであるシンガポール航空(SQ)。そのシンガポール航空が、名古屋就航35周年を記念して、予約期間1週間だけの特別レートでの販売をすると言うプロモーション

予約は3月21日~27日の7日間限定で、シンガポールだとビジネスクラスで171,860円と通常料金のほぼ半額。「名古屋就航35周年」と言いつつも、羽田/成田/関西/福岡発のプロモーションもあり、オーストラリアだとこちらの方が安い設定。NRT-LAXだと25%割引になるらしい。これも魅力的。しかも予約クラスはDクラスなので、ANAにマイルを付けると125%になるので、これはANA便で利用するよりはお得な気がする。

ちょっと悩ましいのは、利用期間が2024年10月1日から2025年3月17日までと、少し先の予定でたてないといけない事。でも、結構お得だし、とうせ有休も余っているので、10月初めくらいの平日三日くらいの予定であれば、他の予定とぶつかることも無いし、予約も取りやすいんじゃ無いだろうか。

で、セントレアのSQ便のスケジュールってどうなのと思い、今のシーズンで検索すると、NGO-SINがNGOを朝の10:00頃に出発してSINには夕方の16:00頃到着。帰国便のSIN-NGOは、現地を日付が変わった01:00過ぎに出発して、NGOには朝の08:00頃到着。現地での滞在日数とか、週末の有無とか条件が分からないけれど、最短1泊3日という旅程が出来そう。その前に、6月位に今年初のSINに行きたいなぁ...

HAM免許更新手続き

先日、勢いで新しいリグ(=無線機)を購入し、取りあえず今年7月で期限が来る現在の免許更新をしようと、総務省のサイトから手続きを完了。 東海電波監理局での審査も無事に通り、「審査OKだから、手数料を入金してね」メールが届きました。「アマチュア無線」と言っても公共資産の電波を利用するからか、一般的な振込だけでなく税金などと同じ「ペイイージー」での振込も出来るとのこと。こちらは手数料無しで、しかも自分の銀行アカウントから機関番号、納付番号、確認番号を入力すれば、直ぐに手続き完了なので、早速手続きをしました。

ペイイージーの手続き前は、今回の申請項目が総務省のシステム上では「未納」になっていたのが、ペイイージー手続き後にリロードしたらちゃんと「納付済」に変わってくれました。リアルタイムでちゃんと反映されるのは少し感動(笑)。後は、今年から5年間有効な無線局免許状の到着を待つだけです。

実は購入した無線機は、外箱は開けて中身は確認したけれど、まだ本体を梱包してあるビニールとかは元の状態のまま。細かい部分を確認しないといけないけれど、HF/50Mhzのマルチバンドホイップアンテナは購入しないと、受信も送信も出来ないので、それを入手するのが次のステップでしょうか。最初は久し振りに自宅からOTAしてみるつもりですが、基本モバイル利用の専用機にする予定なので、本体に電源関係そしてアンテナと、1つのコンテナーにまとめて車に常に入れて置くつもり。そのコンテナーなんかも、アンテナ入手後に手当てしないと。

これで非常時の通信手段が確保出来ました。あと、今後上級免許へ更新する予定もあるので、受信機としてCW(モールス通信)のROM機としても活躍して貰うつもり。何十年か振りにHAMの世界に戻って体が慣れてきたら、次は3アマとか2アマとかへの挑戦を今年こそ実現しないと。

2024年3月14日

対立構築知事

これまでの数々の発言(失言?)や、リニア問題で全国的に有名になってしまった川勝静岡県知事。またまた、こんなことを言っていたらしい。 

「磐田は文化(水準)が高い。浜松よりもともと高かった」

磐田市は、浜松市の東側に隣接する市だけれど、その境界には天竜川が流れているので、多分昔はそれ程相互交流は無かった(出来なかった)んじゃ無いかと言うのが自分の想像。今では、磐田市の人口7万人強に対して、浜松市は80万人弱の政令指定都市なので、磐田から浜松へ仕事をしに来る人は多いと思うし、一方で磐田市にはヤマハ等の工場もあって、浜松から磐田市へ通勤する人も少なくないと思う。それになんと言っても「ジュビロ磐田」は全国的に有名ですしね。都市としての規模や内容に関しては、開きがあることは事実だと思うけれど、そう言う物理的な尺度では測れない・比べられないのが「文化」的な要素だと思うから、一概にどちらがどうという言い方は出来ないと思う。 

大体この発言が出たと言われる場所が、磐田市の女子サッカーチームの表敬訪問の時との事で、そこで何で「文化」の話になるのか疑問。いゃ、両市のサッカー熱に関して比較するならまだ分かりますよ。それこそ、ジュビロ磐田を引き合いに出して、磐田市は女子も男子も浜松よりもサッカー熱が高い、というのは事実だと思う。自分が高校生くらいの時には、当時の浜北市、現在の浜松市浜名区にある浜名高校がサッカーが強くて、全国大会の常連だったので、あの頃は磐田市のサッカーというのはそんなに聞いた記憶が無いんですよね。でも、ヤマハ発動機が磐田市にあって、そのサッカーチームがジュビロ磐田になるわけで、同じような動きが浜松市で無かったことか当時はちょっと悔しかったけれど、移行浜松市以上にサッカー熱が加速したことは事実だと思う。だから「磐田はサッカー文化(水準)が高い。浜松より元々高かった」と言われたら、まぁ満更嘘では無い輪なぁと感じると思うけれど、「文化」と言われてしまうとをぃをぃと言いたくなります。

少し前にも騒動になった「コシヒカリ発言」もそうだし、これまでの色々な場所での発言なんかを聞いていても、どうもこの人は何か考えてそういう発言をしていると言うよりも、無意識に自分が思いついたことをぱっと口から出してしまい、しかもその間違いや問題を指摘されればされるほど、自分の意見に固執する傾向が強いと思います。リニア問題等はその典型だと思うけれど、湧水の問題も、最初はどれだけ戻すのか量の話だったのが、大井川水系がなんたらと質の話になり、それがダム利用で解決の目処か付いたら、今度は自然体系の話になるし、話の腰の折り方は超一流だと思う。さらには、以前の発言との矛盾や不整合を問われても「いゃ、一貫しています」みたいな言い方で認めないしそういう時の会見の様子を見ると、結構感情的な様子でまくし立てる場合が多くて、個人的にはこの人って直情型の人間なんだろうと感じます。まぁ、それってリーダーとして一番駄目な人のタイプだと思うのだけれど、何故か選挙では人気があって当選しているから不思議。対抗馬が弱いと言うよりも、印象に残らないタイプの人が多かったからなのかもしれないけれど。

いずれにしても「浜松もサッカーが盛んだけれど、磐田はもっと盛ん」とか言うならまだ許容範囲だと思うけれど、それでもわざわざ浜松を引き合いに出す必要は無いと思う。もしサッカーで比較するならば、清水エスパルスがある静岡市(清水区)と比較するなら、サッカー繋がりで分かりやすいはずなんですよね。そういう所もセンスに欠けていると思う。で、今回だけで無く、何度も無意識にそう言う発言をするところに、しかも最近増えているように感じる所に、この人の限界も感じるわけです。年齢とか色々な理由があるとは思うけれど、多分以前ならばそういう思いが浮かんでも口に出る前に理性とか論理で止められていたんだと思うんですよね。それが、そういう歯止めが今は利かなく成りつつあるように感じます。今回の件で、例えば県議会での追求があるのかどうかは分からないけれど、自民党系の議員さんは来年の知事選挙に向けて、仮に川勝知事が再出馬しても勝てるくらいの人物を早めに探さないと。個人的には、前浜松市長の鈴木康友さんあたりが良いかなと思うけれど、年齢的に少し高い(確か67とか68歳?)のが難点かも。

満額回答

昨日は春闘の集中回答日で、殆どの企業から満額回答が提示され、中には労組の要求を上まわる「満額以上回答」も。正直なところ、大手と言えどもまだ苦しい状況の所はあるだろうし、とは言ってもこれだけ世間の空気の流れの中、「うちは上げられません」とは言えないだろうし。まぁ、先に上昇をしている物価高にどれだけ追いつけるかは微妙な所だろうけど、先ずは一息付いた感じ。問題は、この大手の流れをどれだけ中小企業が追随できるかというところ。大手は上げたものの、そのツケが下請けに回されたら、中小は溜まらないわけで、大手は上げた分に応じて購入調達価格に関しても引き上げないと。

与党の自民党や公明党としては、この満額回答を実績として何とか最近の失策を取り返そうとしてくるでしょう。実際、故安倍総理の時代から経済界に対して賃上げを要求していたのは事実だし、コロナ禍でかなり足踏みしたけれど最近の株価高騰や経済の安定等もあってやっと「賃上げ」が実現して継続するようになったわけですからね。それに対して野党、特に労働者の政党みたいな立ち位置(自称)の立憲民主党等は、大企業に比例して中小企業の賃上げを取り上げるべきだし、それが目標通りアップしていないのならば、政府に対して強く働きかけるのが彼らの本来の仕事だと思うけどなぁ。それこそ、賃上げに応じて、法人税とか所得税の軽減措置を要求するとか、やり方は色々あると思うんですよね。でも、多分彼らが熱心にこの国会で取り上げるのは、「裏金問題」であり、暫くは「不適切ダンサー問題」なんでしょうね。

彼ら全員では無いにしても、まだ前回の与党経験者議員は相当数残っているはずで、野党の苦労も与党の苦労も良く知っているはず。それならば、与党としてどういう問題があるのか、どういう行動を取れば自分達の意見が通るのか、そう言う事も含めて表も裏も知っているはずなのに、何故か野党になったら野党としての行動しか起こさない。二大政党とか政権交代と声高に言うのは勝手だけれど、政治の継続性も期待出来ないしそれこそ朝令暮改に成るのであれば、不満や問題は有っても国民は大きな経変化は望まないのでは。だから支持するのは、180度変更したい大きな変化を通り越した極端な変化を望むような、極々一部のコアな人達だけと言う現状になるような気がします。

労働者の代表である連合が支持母体であるのに、その連合が期待する変化をもたらすことが出来ず、結局は対立する的とも言える与党自民党に期待するしか無い状態になっているのに、これまでの経緯から関係を切ることが出来ない。でも、連合としたら、満額回答を獲得する事が出来、さらにそれを裾野の中小企業まで広げてくれるのであれば、やっぱり支持して活動を共にするべき代表は別なんじゃ無いだろうか。「裏金問題」と騒いだところで、昨日も有名議員に不記載問題が発覚しているわけだし、結局は政党や議員というよりはその仕組みの問題なわけで、それならばどの政党どの議員にも問題の無い事を先ずは証明するべきだと思う。それに、線香や団扇よりも悪質な「日本酒」を渡していた議員に関しては、もう一月近くたつのに何の音沙汰が無いのは、いつもの事とはいえダブスタの極み。だから、あの人達は信用できないと言うよりは信用してはいけない人達という空気だけが毎回残るんですよね。まぁ、一度与党を経験してその大変さを知ってしまったから、やっぱり気楽に好き勝って言っていれば仕事をしていることになる「万年野党」の旨味を手放す気持ちは無いんでしょうね。彼らにとっては、野党である事が満額回答何だろうな。 

失敗は成功の母

昨日の国産固定燃料ロケット「カイロス」の打ち上げ失敗は、機体していただけに非常に残念ではあるけれど、この手の新規技術開発に失敗はつきものな訳です。そう言う意味では失敗を批判する声よりは、ここから次の成功へ繋ぐことを期待する声が多いことは、日本の社会もまだまだ捨てたもんじゃないという気持ちに。 とは言っても、やはりメディア等多くは「失敗」を強調して、そこから色々あら探しを始めるんじゃ無いかと言う気持ちになってしまうのは、それ以外の場合も含めてメディア不信に陥っている悪いところかも(笑)。

今回は、紀伊半島の突端に打ち上げ基地を作っての発射実験でしたが、其れ以前に北海道で同じように民間ロケット打ち上げを続けている、所謂「ホリエモンロケット」だって、何度も失敗しつつも改善改良をして、宇宙空間到達(最高高度100km以上)を達成しているわけですからね。ただ、今回政府の小型衛星を搭載していたそうですが、そこはもう一寸慎ましやかに同等の重りとか別のものの方が良かったんじゃ無いかと言う気がするけれど。地上燃焼実験は成功しているのだろうけど、まだ一度も打ち上げ成功していない機体なわけですから。H3Aの最初の失敗の時も層だけれど、なんで貴重な衛星をぶっつけ本番で搭載してしまうんだろうか。

今回の映像を見ていると、発射して離陸開始をして直ぐ(5秒後)に爆発していて、最初は何だろうと思ったのですが、監視プログラムが異常検知をして、自爆したと言う事らしい。たまたま観ていた夕方のニュースでは、専門家の方が打ち上げ直後に機体にオレンジ色のものが見えた「あっ、駄目だ」と思ったら爆発したというようなコメントをしていましたが、一段目燃焼中に内部で不具合が発生したんでしょうね。当然機内の状況はモニターして、そのデータ何かもどこかに保存するか外部にリアルタイムに送信していたんだろうけど、そのデータ解析の結果を早く知りたいところ。それによって、燃焼系の気候が不味かったのか、あるいは若しかしたらセンサー異常で実は問題無いのに問題有りと誤判断されたのか、そういう原因追及を先ずはしないと。

爆発時の映像を見て、ほぼ射場の真上で爆発しているので、その破片は射場周辺に盛大に落下していました。中には、打ち上げガントリーにぶつかっているように見えるものもあり、あれ施設にかなり影響して居るように見えたけれど大丈夫だろうか。多分距離は十分に取っていたと思いますが、空中からの映像では取材と思われるヘリコプターが随分近くを飛んでいるようにも見えて、あの機体のパイロットや搭乗者はかなりビックリしたでしょうね。いずれにしても、原因追及に数ヶ月、そこから対策を次の機体に入れ込むにしても1年2年掛かるだろうから、2号機の打ち上げはかなり先になりそう。ただ、原因追及に時間が掛かるのは仕方ないとしても、それを実装するところはこのロケット開発の目標である年間20機という数をこなすためには、かなり迅速に対策出来る体勢が無いと無理。その仕組みの検証も兼ねて、ですから2号機での再挑戦は出来るだけやはく実現して欲しいですよね。スペースXだって、最初の頃は打ち上げれば失敗続きで、でもその経験をどんどん改良に生かして短いインターバルで繰り返して行ったからこそ、今日の成功がある事は確か。ただ、その為には豊富な資金力も必要なわけで、そこがこういう民間会社や日本での組織の最大の課題ですよねぇ。とにかく、次の成功を大いに期待したいですね。

2024年3月13日

フィルター機能

もはや自分の生活の中では切っても切れないサービスの一つ、YouTubeでの動画視聴。完全にテレビの視聴時間を上まわり、最近ではYouTubeで好みの動画が見つからない時には、テレビのチャンネルザッピングをして何か適当な番組を放送していないか確認して、大体は見つからないから録画している番組から探すんですが、それも殆ど視聴済みなので(そもそも録画する番組数が少ないし)、またYouTubeに戻るというのがルーティン(笑)。

そのYouTube、以前は幾ら見ても見尽くせない位のコンテンツが有るように感じましたが、最近では変な学習効果が利いているのか、どうも以前よりも面白いコンテンツとか新しいコンテンツに遭遇する機会が激減したように感じます。「おすすめ」に表示されるコンテンツに関しては、「興味が無い」とか「以前観た」とか「表示しない」とか、出来るだけ自分の好みにそったあるいは興味を刺激されるコンテンツが推奨されるようにしているつもりですが、それが逆に学習機能に変なバイアスを与えている気がする。例えば、最近一番イラッとするのは、何年も前のコンテンツを推奨してくること。いゃ、昔のコンテンツにも良いものがあることは認めますし、そう言う機会が新しい興味の切っ掛けになることも否定しない。でも、1年前の同じ位の時期ならまだしも、3年前とか5年前とか、もうそれ位の昔のコンテンツになると、よほどのもので無い限りは多分もう一回りして同じような内容の最近バージョンが投稿されているだろうし、正直入れ替わりの多くて早いYouTube世界では陳腐化しているものの方が多いと思う。

あと、私は猫が大好きで犬も嫌いじゃないけれど、動画視聴の時には猫動画中心にしたい。それなのに、犬動画を表示しないようにしているのに、それならばと違う犬動画をさらに推薦してくるのは嫌がらせ? 「興味が無い」と言っているのだから、そこは大人しく受け入れて欲しいところ。一番困るのは、Googleで全く別の事柄の検索とかすると、YouTubeのお勧めにいきなりその検索項目の関連動画が現れたりするんですよね。いゃ、仕事とか頼まれ毎をして検索しただけで、その関係の動画を探しているわけじゃ無いのだから、そう言う余計なお節介は止めて欲しい。逆に、一つの興味の有ることから動画を視聴すると、今度はそれと同じ分野・内容の動画をこれでもかと推薦してくるのも止めて欲しい。こちらとしては、その自分が観た動画で必要を満たしているのに、同じような内容のものを続けてみる理由が無いわけで、正直余計なお世話でしか無い場合が殆どなんですよね。

いろいろYouTube/Googleとしてもアルゴリズムを開発して、効果的に動画視聴をして貰い、宣伝費を獲得したいのだろうけど、それでこちらの思いと違う方向にどんどん推薦動画がシフトしていっては困ります。個人的に欲しいと思うのは、まずは現在の設定やキャッシュを「リセット」する機能。チャンネル登録していないチャンネルをまずは一度削除して、新規に自分好みのチャンネルを探したい時が結構有ります。次に欲しいのは、時期設定。例えば、過去1年以内の動画とか、最近1週間、1ヶ月の間に投稿されたものとか、やはり「鮮度」が必要な時が有りますよね。後は、大まかでも良いから興味の有る内容や分野を登録して、その範囲の内容を優先すること。ただ、これもその登録するキーワードや名前に寄っては、逆に変なコンテンツを引き寄せてしまう可能性もあるわけで、こういうフィルター機能が期待通りに機能している実例は、Amazonにしてもその他同様のサイトでも、一度も見た記憶が無い。そういう所に生成AIのスクリプト機能とかアドオンして、自分が「こんな感じの動画を探している、中心に観てみたい」と入力すると、それに沿ったコンテンツを推奨してくれないだろうか。まぁ、自分で作れよと言われそうだけれど、そういう場合って既にどこかに転がっている事が多いのだけれど(他力本願)。 

特大荷物スペース

東海道新幹線に設定されている「特大荷物」スペースに関しての記事。各車両の最後部は、車両後部の壁面と、その前にある座席シートの間に、人一人入れるくらいのスペースが出来ますが、そこが少し前から「特大荷物スペース」に設定されて、その際後部席を予約した人が自分の荷物を置く場所として使用出来るスペース。以前、新幹線が混雑していて居るような時には、このスペースに入ってたって移動している人も見られましたが、今は指定席ではそういう光景も見られなくなってきました。

で、この「特大荷物スペース」なんですが、まだそんなに周知されていないのか、最後部席に座っている人が居ても、個の場所に荷物は置かれず未使用の場合もあるし、荷物は有るけれどその最後部に座っている人が居ない(=別の場所に座っている人が荷物を置いている)場合とかよく見かけます。あんまり有効利用されていないなら、まぁ荷物を置いても良いんじゃ無いかと思うけれど、実は先日新幹線を利用していた時、記事に書かれているようなトラブルに初めて遭遇しました。 

私は車両の中頃に座っていたんですが、ひかり号が三島駅に停車した後次の静岡駅に向かっている時、女性の車掌さんが「こちらのお荷物の持ち主の方いらっしゃいますか」と言いながら、後ろの方から歩いてきました。最初は、何を言っているのか良く聞き取れなかったのですが、近くに来るとどうもキャリーバッグの持ち主を探しながら後ろから前に移動している様子。で、丁度私の隣に来た時に、通路を挟んで反対側に座っている男性が「私のです」と名乗り出ました。で、その車掌さんが「後ろの特大荷物スペースに置かれていましたが、ご予約の方が使用されるのでこちらのバッグは荷物棚に上げるか足下に置いてください」と言われて押してきたキャリーバッグを渡されます。その男性は、「はい」とか言いながら、そのキャリーバッグを席の上の荷物棚に上げるんですが、実は縦横厚みの長さを合わせても1m位のそんなに大きなバッグではありません。普通に荷物棚に上げられるくらいのサイズなのに、何で後ろのスペースに置いていたのか不思議なくらい。しかも、座席位置は真中くらいの場所だから、万一の場合とか想定していないのだろうか。

今回、そのスペースを正規に利用する人が乗車してきたので、ある意味「不正利用」が発覚したわけですが、もしそう言う人が乗車してこなかったら、最後部席を予約してもスペースを利用しない人であれば、そのまま見過ごされていったのだろうか。本当に、大きなスーツケースとか上に上げられない荷物ならば、半分承知で置くこともあるだろうけど、サイズ的に問題無いような荷物をわざわざ後ろに置く理由がちょっと理解出来ない状況でした。強いて言えば、そのサイズに対して何か重そうに荷物棚に上げていたので、何か重量物が入っているから上に上げたくない・上げられないと言う事だったかもしれないけれど。訪日外国人と思われる人がこの席を利用する時には、スペースに入りきらないくらいのスーツケースや大きなダッフルバッグを積み上げている時もあるけれど、昔の喫煙スペースを活用するとか、荷物の置き場所に関しては東海道新幹線は更なる工夫が必要だなと再認識しました。

ゴジラ@浜名湖

アカデミー賞のVFX賞を受賞した「ゴジラ -1.0」関連の話題で、実は海上での対決シーンが地元浜名湖で撮影されていたという話が出てきてビックリ。へぇー、そうなんだ。全然知らなかった。 撮影時期は2022年の4~6月と言う事は、まだコロナの影響が残っている頃ですよね。しかも、浜名湖だけでなく遠州灘(天竜川沖)でも撮影されたらしい。浜名湖内だと、そんなに波は高くならないから、どういうシーンを撮影したのか分かりませんが、遠州灘だと国内サーフィンのメッカの一つと言われるくらい波が荒いので、何となく使えるシーンが多くありそうな気がします。

その浜名湖での撮影、偶々映画の中の場面と浜名湖が合っていたというよりは、最近あちこちの地方で力を入れている「フィルムコミッション」の成果らしい。浜松も映画やドラマ撮影誘致に力を入れているというような話は以前聞いた記憶があるんですが、今回のゴジラはまさにBigoですよね。さらに、私は観たことは無いけれどかなり話題になったTBSの「VIVANT」の撮影もやっていたんですね。アニメの舞台になって「聖地巡礼」で話題になるというのが地域おこしの一つの手法だったけれど、今後はこういう映画の舞台誘致合戦みたいな事が、地方間で競い合うのだろうか。

その年の知名度が上がって、訪問してくれる人が増えることは、観光目的以外の効果も有るんだろうけど、地方自治体としてみれば、知名度アップをして実はそこに移住してくれることが究極の目的になるんだろうなぁ。ただ、その為には、育児補助だとか移住補助だとか、色々な手当などや環境だとか、住みやすさがまずは準備されていないと駄目。で、そう言うものが準備されているとして、そう言うことを今度は広く知ってもらうために今回の様に大きなイベントや効果で広く波及すれば、より効果的なんだろうけど。自分が生まれ育った土地だから、自分は浜松という場所は良いところだと思っているけれど、誰も彼もがそう感じてくれるとは限りませんからね。

でも、浜松は海もあるし山もあるし気候は温暖だし、そこそこ都会でそこそこ田舎で、コストコもあるし業務スーパーもあるし(笑)。舘山寺温泉もあるし、浜名湖もあるし、新幹線も通っているし、高速道路は新旧東名高速道路が通っているし、東京にも大阪にもほぼ等距離だし、多少妥協すれば直ぐ近くに名古屋もあるし(マテ)。そう言えば、フィルムコミッションとかアニメの聖地巡礼が生まれる前は、NHKの大河ドラマの舞台になる事がそれに近い効果が有りましたよね。一年間地元の有名人とか名士とか偉人が全国放送されるわけだから、剃りゃぁ大きな効果が有るでしょうね。浜松も、井伊直虎で一年間盛り上がったし、最近も家康効果があったけど、昔の頃に比べるとNHKの大河ドラマ効果はかなり小さくなった気がするなあ。でも、その場合は明確にどこそこの場所と変わるけれど、今回のゴジラの場合は映像の中の舞台は東京湾だから、幾ら実際には浜名湖で撮影しても、その「浜名湖」の名前が出てくるのはこういう裏話的な場合だけですからねぇ。ゴジラ効果で、今年の夏休みは浜名湖がトレンドになるかも(ないない)。