まだ衆議院選挙の大変動の余韻というか余波に揉まれている選挙後二日目の朝。備忘録代わりに、気になったことを記録しておきます。
- 選挙中、やはり自身への期待度=投票率ということを意識してか、高市総理は秒刻みのスケジュールでしかも睡眠時間も削っての対応をしていたのでしょう。どうしても、表情の硬さ苦しさしんどさを感じる表情ばかりなのが気になりました。また、終盤のテレビ画面で観ると、ちょっと痩せたというか痩けたみたいにも見えたのが 心配。選挙が終わっても、国会召集に向けての準備もあるだろうし、3月のアメリカ訪問に関しては厳しい要求を突きつけてくるトランプ対策も練らないといけないだろうし、ゆっくりする時間は無いのだろうけど、ここ数日は休養優先にして欲しいですよね。なんせよほどの事が無い限り次の選挙は2028年の参議院選挙で、衆議院選挙は任期一杯なら2030年。来年の自民党総裁選が次のハードルだけれど、多分無投票再選が堅いだろうし。だからこそ、「よほどのこと」の一番心配されるのが、総理の体調ですからね。
- 同じく体調面で言うと、多分自民党の中で最高年齢に近いと思われる麻生太郎議員の表情も、ちょっと付かれたというかやつれた印象を受けたのが寂し気がします。今年86歳になるので、普通の社会人なら悠々自適の生活だけれど、やはり刺激の多い政局の中居るから元気なんだろうか。でも、その元気がちょっとしぼんだような印象を受けて寂しい気持ちも。多分議員生活最後になるであろうこの選挙後の活動を、健康に進めて欲しい気がします。
- 詳しい調査はこれから色々登場するのだろうけど、世代別の政党投票先を見ると、10代から20代を筆頭に自民党への投票先が多いのは納得ですが、80代以上だったかな、高齢者荘の投票先も自民党が多いのが意外でした。確か選挙前のデータでは、年齢が若い方は自民党推しで、高齢者層になるにつれて立憲民主党への投票先が増えて逆転したいと思います。それが今回自民党に投票先を変更したことが、中道改革連合の中の立憲民主党出身議員の基礎票を溶かした理由なんでしょうね。全くの個人的印象ですが、その自民党に流れたのは高齢者荘でも女性有権者が多いんじゃ無いだろうか。
- これまでの投票行動の情報を見ていると、確かに投票率は3%位上がり投票数も増えたけれど、それ以上に前回選挙での無党派層とか他党投票者が、大きく自民党へ投票先をスライドしたのが、この歴史的大勝になった=旧立憲民主党議員のメルトダウン、へと綱が蔦気がします。その理由・原因は何だろうかと考えると、色々理由はあるだろうけどやはり高市内閣が成立後3ヶ月という短い期間で、ガソリン暫定税率廃止、103万円の壁突破、燃料費支援等、矢継ぎ早に具体的な政策・公約を実現させてきた、スピード感と親近感ではないかと。やはり有権者としては、外交防衛とか社会福祉とか大きなテーマも重要だけれど、日々の生活に直結する課題・問題解決が一番優先されるはず。その一番身近な問題に対して、スピード有る対策と実現をしてきた事が、多くの人の気持ちを駆り立てた気がします。また、初の女性総理という事実も、何だかんだ言っても女性票を取り込む重要な要素だと思うし、だから若者世代は勿論、高齢者世代でも女性有権者からの投票がかなり増えたんじゃ無いだろうか。
- 今回の選挙戦では、SNS等ネット選挙の重要性が際立ったことも事実で、それ故にこれまでの投票行動予測の手法も通用しなくなり、それが選挙予測を誤らせる事にも。大会関連のコンテンツが圧倒的にネットを寡占したけれど、それは高市人気に便乗した切り抜き職人とか再生数稼ぎのコンテンツが激増したからとの事なので、自民党と言えどもコンテンツ力で優ったわけでは無い。ただ、やはり他の政党に比べてネット利用の重要性は理解していたと思うし、そこに注力したリソースと熱意もかなり票差を左右することになったのは事実だと思う。今後ネット戦略はますます重要になると思うけれど、選挙直前にコンテンツを増やしても効果は無いわけで、やはり良くも悪くも履歴やデータが残るネットだけに、今から次の選挙に向けて蓄積する気持ちが一番重要だと思う。
- チームみらいが大躍進したけれど、どうしてなのか専門家も首をかしげるほど。ネットにも熱心では無く、強いて言えば消費税減税を唯一否定したことで、テレビ等では必ず堆肥として指摘される事が、最大の露出度だったと思うけれど、やはりそれだけで得票できるとは思えないし。とある説明では、チームみらいだけが相手を貶めるような発言がなく、具体的に自分達の出来ること・やりたいことを訴求することで、争い事を好まない若い世代に刺さったという事だけれど案外納得出来るかも。個人的には、都市部での若い世代の投票が多かったことからも、所謂ネットの中でもクローズドなネットでの伝搬、言ってみれば「ネット口コミ」みたいなものが実は拡散していて、そこでかなりの堅い支持を獲得していたんじゃないだろうか。理由はどうあれ、11議席も獲得したのですから、デジタルの観点、テクノロジーの観点から与党に対して具体的且つ効果的な提言を出すグループになったら、かなり面白い存在になると思うけどなぁ。何ならデジタルタスクチームみたいなものを与野党で作って、そこをチームみらいに任せるとか。
- 同様に参政党は今回も議席数を伸ばして、躍進したわけだけれど、こちらは地道な地方組織作りが大きいと思う。昔は浜松駅前の遠鉄ビル前等では、新興政党が時々街頭演説していたり、一番多いのはやはり共産党かな、そういう活動をしているのは。で、最近ではそれら既存政党は殆ど見なくなって、代わりに参政党の関係者が街頭演説をする様子を浜松でもよく見るようになりました。既存政党が高齢化で、中々そういう場に投入できるリソース不足になっているなら、まだ若いスタッフも豊富なんでしょうね、参政党は。地方でもああいう様子を見ると、やはり参政党は強うなという実感があります。
- 次の国政選挙は2028年の参議委選挙で、自民党は62人だったかな改選を向かえる議員数は。前回2025年の選挙では大敗をして、39議席しか獲得出来なかったから、過半数の125議席を獲得するためには、仮に日本維新の会が20議席獲得するとしても、66議席が必要に。高市内閣の「成果」が現れてくる時期でもあるから、ある意味高市内閣の信任選挙にもなる可能性も。今回大勝したけれど、次の2年間で実績を積み上げないと参議院は更に捻れる可能性も大きいわけで、そう言う意味でも自維連立は、今回の結果がプレッシャーになる気がするし、それで生活向上するようになって欲しいですよね。
- 昨日の報道番組では、田中眞紀子氏や橋下徹氏など、自分から見たら「古い世代の元政治家」が論客として色々な番組に登場していました。今回落選した、中道改革連合(=立憲民主党)の元議員の皆さんもそういう道に進むのだろうか。取りあえず2年少し我慢すれば参議院での復活は可能なので、まずは2028年の参議院選挙を目指すのだろうけど、その為には残る政党がどの様な形になるのか、それにも大きく依存しそう。露出度はを増やして知名度を上げたいと思うだろうから、ワイドショーとかこれから登場する人も多いだろうけど、正直なところそういう場面で見てみたいという人材は皆無だし、あの国会でのやり取りみたいなものがワイドショー等で展開されると思うと、多分視聴率を下げるだけだろうと。でも、中には玉川徹氏のように「毒があるから人気が出る」様な人も出てきたりして。まぁ、私はウンザリするだろうけど。