選挙ドットコムちゃんねるの月曜日定例配信は、MC山本期日前氏とコメンテーターは毎日新聞記者の田中裕之氏。前半は都議選補選から始まり、真ん中ではこの日からスタートした防災庁とその初代防災大臣になった細野豪志氏の「緊急要請」に関してのトーク。
私も「緊急要請」という言葉はちょっと強すぎたかなぁというのが第一印象。せめて「緊急提言」とか、「万一の場合を想定した緊急要請」とか、もう少し言い方を変えた方が良かったと最初は感じました。ただ、動画の中での田中記者の説明を聞いていると、やはり防災庁(National Disaster Management Agency/NDMA)という、日本にとって最重要な機関のスタートにあたり、今一度国民に対しての覚悟というか理解というか、そう言うものを植え付けるくらいの覚悟をしていたのかなぁと考え方を変えました。
副作用として、その言葉の強さ故に切り抜きなどで誤解を招くような内容やあまつさえ政府の陰謀論みたいなものにまで変化して流布されているのは困ったものだけれど、でも防災庁の最初の日なのだから、やはり必要な事はしっかり明確に伝える事は必要でしょうね。毎年9月1日は「防災の日」で関東大震災を教訓に、災害への備えを確認する日になっていますが、関東大震災自体がもう100年以上前の災害だし、毎年繰り返される行事ということでどうしても形骸化していくことも避けられない。例えば、東日本大震災が発生した3月11日と、ほぼ半年後の9月1日の現在の防災の日を、3月11日を「春の防災の日」、9月1日を「秋の防災の日」として、年2回リマイドするようにしたらどうだろうか。阪神・淡路大震災は1月17日なので、年明け早々という事も有るし、春の防災の日にはこの阪神・淡路大震災も含めた「春の防災の日」としたらどうだろうか。そうすれば、3月は「春」とは家まだ寒い時期だから寒い時期の暖房とか食事の準備等の練習にもなるだろうし、9月は逆に「秋」とは言えまだ暑いから、暑い時期の冷房・空冷や食事の腐敗対策とか、やはりその季節に合った練習にもなると思うんですよね。
防災庁は、阪神・淡路大震災からそれ以降の様々な天災や自然災害を経験して設置が決められて、石破内閣の時に正式に「防災庁」設置法案が通ったんですよね。赤沢亮正大臣が石破内閣時代にReHacQに何回か出演していて、その時に当時アメリカ側と丁々発止のやり取りをしていた通商関係よりも防災大臣をやりたいと言っていたことが凄く印象に残っていますが、そう言う意味では東日本大震災で現地の福島第一原発担当として苦労した細野豪志氏の大臣就任も、適材適所と言えるのかもしれない。日本にとって「防災」というのは、エネルギー問題に匹敵するような課題だし、ある意味経済の牽引車にもなる要素も多いと思うんですよね。また、そこで蓄積された技術や知見は、国際協力での有力な武器にもなりうることも確かだし、将来的には「防災庁」から「防災省」になるくらい充実した組織になってほしい。
