2026年2月18日

一票の重み

まぁ、本当にそうだよなぁ。立候補した小選挙区では、自民党の新人候補者に5,000票差で敗れて、比例重複だったけれど本来の中道改革連合の獲得票数では復活ならなかったのに、自民党の振り替えで何とか滑り込んで当選したわけですからね。相手を批判するのは自由だと思うけれど、せめて自分に盛大なブーメランとして戻ってこない程度の知恵は使わなきゃ。

今回は自民党が本来獲得した議席の内、比例名簿の候補者が足りなくなり合計14議席が他党に振り分けられて、本来ならば落選していた他党議員が当選することに。以前も、小泉郵政選挙の時だったかな、同じ様に議席が振り替えられたけれど、あの時は2~3議席じゃなかったかな。今回の14議席というのはちょっと多過ぎで、同じ様に躍進したチームみらい(11議席)や参政党(15議席)と並ぶ数字。これ、本来は自民党に投票した有権者から見たら、自分の一票が蔑ろにされた、と感じられても不自然では無い気がします。

選挙の度に「一票の重み裁判」が始まって、大体2倍位までは「合憲」と判断されてきたけれど、今回の場合はまるまる議席が無くなるわけですから、これは一票の投票権を蔑ろにしているようにも感じます。それが嫌なら事前に比例名簿の掲載者数を増やしておけと言うことなんだろうけど、そのためには比例単独だと一人600万円の供出金が必要なので、無闇矢鱈に増やすことは厳しい。14議席ということは8,400万円供託金を納めないといけない。元々のリストだって、かなり情勢を読んで候補者数に余裕を持たせていたからだと思うけれど、今回の様に動向なんて読めないし選挙の風なんて気まぐれでどの様に吹くかも分からない。立候補乱立防止の策だと理解はするけれど、もう少し有効票の扱いには柔軟性を持たせても良いんじゃ無いだろうか。 

例えばブロック制だから、一つのブロックで足りなくなったら、隣接する隣りのブロックで最大2ブロックから融通可能にするとか。それでも足りなくなった場合には、その場合には他党に振り替えると言うくらいのことはあっても良い気がする。それって、投票者の意思をできる限り尊重するという事にも繋がると思うけれどどうだろうか。本来投票した政党とは異なる政党議員当選に繋がり、且つその議員がその背景を知っているくせに何かしたり顔で偉そうな講釈を述べるというのは釈然としない。そういう態度が、今回の選挙で自分達の本来の支援者からの固定票を獲得出来なかった最大の理由だということを忘れているんだろうなぁ。

A380トラブル詳報

先日ホノルルで発生したA380のトラブルに関しての詳報。当該機は満席(520席)で、乗客数は幼児11名を含めて531名。故障したNH183便は、2日後の15日朝に修理が完了して45時間余りの遅延で出発したらしいけれど、この機材には217人が登場。だから300名近い人達を、当日13日の後続便(NH181便)や翌日の他社便へ振り替えていたんですね。 遅延して15日出発ということは、日本到着は16日の午後。元々の予定では、14日午後帰国だったので2日の遅延になりますが、それまで待てないという人が、当日や翌日の振替だったり、一度米国本土へと渡り別の国際線で帰国したんだろうけど、その場合15日のフライトを待っても同じじゃ無いのか。

二日間も更に滞在するほどホテル代等が無いと言う事で、早い出発を選択したんだろうか。乗り継ぎ乗り継ぎで行けば、ずっと空港間移動で済むけれど、体力が保たない気がするなぁ。マイル積算は、予約したHNL-NRTではなくて実際に飛んだ迂回経路(例えば、HNL-LAX/-NRT)で付くんですよね、確か。そうなると、マイル狙いでわざと遠くなるルート選択した人も居たりして。自分ならばどうするか。予約クラス(例えばビジネス)が確保出来るならば、後便や翌日の他社便振り替えでも良いけれど、エコノミーダウングレードで他社便振り替えとなったら、やっぱり15日の修理後の機体まで待つかなぁ。一人旅なので、予定は何とでもなるから。

今回のトラブルの原因は、オイル配管の不具合でチューブ交換が必要となり、その交換部品を多分翌日のNH182/184で運んでくるため、15日まで遅延したんでしょう。A380の部品なんて、ANAしか使わないわけだから、HNL(Daniel K. Inoue Airport)にパーツストックして置くわけにもいかないだろうし。これが例えばB787とかのパーツだったら、UAから融通して数時間遅れ位の遅延で済んだんだろうか。実は私、初めての海外出張の帰国便が、当時開設されてまだ間もないANAのIAD-NRT便で、これが出発直前にメカトラブルで遅延となりました。で、そのパーツの到着待ち(どこからだ?)で何時間も空港で足止めを食らい、確か午前10時位の出発予定が、実際に離陸したのは夜の7時過ぎ位で、当時有った成田空港の着陸制限(確か夜の22時だったかな)ぎりぎりか間に合わないくらいのタイミングでやっと戻れたという経験があります。後は、SFOでUAのNRT便を待っていたら、ゲートに入っていたB747が搭乗前にプッシュバックされて離れていき、何だろうと思ったら「機材トラブルのためシップチェンジする」とアナウンスが。その後20分位したら、別のB747がしずしずと運ばれてきて再びゲートインして、乗客は皆拍手喝采。さすがUAのハブのSFOで、当時は潤沢に飛んでいたB747を大量保有していた時代だからこその光景でした。

想定外の遅延トラブルで、乗客の方は困った方が殆どだと思うけれど、これは航空機利用をする上での避けられないリスクですよね。電車やバスだって同様。ただ、圧倒的に代替手段が提供しやすい電車とかバス等の地上交通機関と異なり、より安全性を担保しないといけない航空機ですし、一機が故障したから別の機体と直ぐに差し替える、ということも中々難しい。特に国際線の場合は、機体の手当だけで無くその遅延により乗務員の勤務時間が長くなると、乗務員(クルー)も新規のチームと交代しないといけなくなり、その手当だって直ぐには中々難しいでしょうし。自分などはこれまで何度も飛んでいて、そう言う経験もしているから「まぁ、仕方ないか」と割り切れるけれど、初めての海外旅行、初めてのハワイ、という人が殆どであろう今回のようなフライトでは、やはり割り切れない気持ちが残るのも仕方ないのかな。ただ、航空会社も一生懸命トラブル回避をしていて、万一の場合も万全の体制で対応していることは理解して欲しいですよね。特に現地スタッフは大変だったと思う。

スポーツの底力

昨日の朝から一日中日本中を感動の渦に巻き込んだ、 「りくりゅう」こと三浦璃来-木原龍一コンビの金メダル獲得。前日のショートプログラム(SP)で、思わぬミスから得点が上がらず5位通過。フリーで相当の挽回をしないと、メダルには手が届きそうも無い様子だったし、それ以上に木原選手の表情がSP直後からこわばり、これはもしかしたらスケート(競技)辞退できないかもという印象が真っ先に浮かびました。

今朝も、丁度テレビを点けたらこのペアのスケートが始まるところで、正直「胸が痛くて見ていられないかも」と思いつつも、やはり目は釘付けになってしまいますよね。私は、スポーツ全般に好きだけれど、ウィンタースポーツは全くの素人。特にフィギュアスケートは、色々細かな採点基準とか有るので、なんで同じ様に見えるのに点差が付くんだろうと毎回疑問に感じる程度。ただ今回の二人の演技は、スタートして演技が進むと自分のような素人でも「凄い」と感じる切れの良さというか技の凄みというか、そういう雰囲気が十分感じられる内容でした。途中「これならメダルに手が届くかな」とも思いつつ、でもこの後まだ上位のチームが残っているだろうから、兎に角ミスだけはしないでとハラハラしながら見ていました。更に演技が進み、最後に木原選手が三浦選手をリフトして持ち上げて回転をして、音楽の終了とともにピタリと静止した瞬間、「あっ、これもしかしたら...」という印象が込み上がってきました。その後は、得点の発表で歴代最高得点をマークし、その後のチームもそれを上回る事が出来ず、最後がSPトップのドイツチームだったかな、130点台となり金メダルが決定するまでの流れは、もしかしたら今回の冬季オリンピックで一番のドラマだったかもしれない。

解説をしていた高橋成美さんは、最近時々バラエティー番組で見る方で、実は確かスケート選手だったよな程度のうろ覚えの記憶しかありませんでした。しゃべり方と声質がちょっと個性的で親近感を感じる女性というイメージでした。でも、木原選手の最初の相手が彼女だったんですね。その後別の方とペアを組み、その後3人目が現在の三浦選手で、そこからさらに苦労してここまで到達したとのこと。だからこそ、競技中の解説も含めて、高橋さんがあれだけ色々な気持ちを込めた言葉が出てくるんだなと後から納得しました。その後色々な動画がネットに出てきたけれど、表彰式後の高橋さんのインタビューかな。三人で泣き合って抱き合うような光景があったけれど、それだけ色々な積み重ねを知っているからの光景なんだなと、個々でこちらももらい泣きですね。

昨年からだったか昨シーズンからだったか、このペアが世界の大会で優勝するようになり、だからこそオリンピックでの金メダルにも大きな期待がかかっていたわけで、それ故にSPのミスは特に木原選手はもう絶望感しか感じられなかったでしょうね。ただ、そこから気持ちを切り替えさせるコーチやスタッフ、さらにはペアの三浦選手、そしてその期待に答える木原選手の実力と、やはりここまで苦労して蓄えてきた事が、自然ににじみ出てきた結果だと思うなぁ。そういう蓄積があるから、逆に割り切って気持ちが切り替わって、肩の力が抜けて演技に入れたんじゃ無いだろうか。それが結果的に、ほぼ完璧と言っても良い演技に繋がったと思う。所謂「ゾーンに入る」という境地だろうなぁ。金メダルを取った事は勿論素晴らしいけれど、それを超えるあの演技の感動がスポーツの底力というか、見るものも感動させる神秘性すら感じる瞬間でしたね。まだまだ続く冬季オリンピックでの、全ての選手の活躍を祈りたいです。

2026年2月17日

LENZOの反撃

ReHacQと言えば、政治か経済の話題ばかりだったけれど、「新ファンタスティック未来」なるシリーズがあり、ここでは日本の最新技術を取り上げて居るみたい。今回は、超省電力プロセッサの開発をしている、「LENZO」の藤原健真氏(元SONY PlayStation2/3開発者)と、中島康彦氏(元富士通スーパーコンピューター開発者)のお二人。MCが高橋Pと何とスザンヌでビックリ。 そのスザンヌさん、故郷熊本で旅館経営とかで活躍されていることは何かの番組で見た記憶がありますが、さすがTSMCとか知っていてしかも関係者がお店に来るとか、余りに出来すぎた配役(笑)。

恥ずかしながら、今回のコンテンツで初めてその名前を知った「LENZO」ですが、流石に業界では既に色々話題になっているみたい。ハードウェア系は殆ど素人同然だけれど、それでもパソコン業界の片隅に居たので多少の知識はあるけれど、コンテンツの中のたとえ話はちょっと例えすぎて良く分からない(笑)。こういう時には検索してみれば良いわけで、そうすると色々な情報が提示されて、こちらの中央大学田口善弘教授の説明(note)が纏まっていて分かりやすいかな。こちらを読んで、当時畑違いではあったけれどPlayStationの圧倒的なパフォーマンスを引き出していたCELLと、今回の省電力AIプロセッサの話の関係性が自分なりに良く理解出来た気がします。

中島氏が説明している今回のCGLAアーキテクチャは、多数の演算回路を多数多層的に配列してデータ移動を最適化することで、高速処理を維持しつつ消費電力を最少化する考えで、これって結構昔からある「Systolic Array」の考え方を更に進めたものですよね。Googleが開発している「TPU (Tensor Processing Unit)」もこの思想の処理系。効率的に、データを処理しながら次工程へ渡して連続して処理するには、そのデータ経路をどの様に構成するかが肝になるわけで、それって使用する目的(Application)に結構依存すると思うんですよね。その辺りを、GoogleのTPUとは異なるアプローチで解決しようとしているんだろうか。

面白いなと思ったのは、先ずは暗号資産計算にトライして、そこで性能や機能を改良しつつ資金調達にも活用して、それを生かして本来のAI処理系へと成長させるというプラン。私はソフトウェアエンジニアなのでその経験で例えると、目的の言語処理系の「コンパイラ(Compiler)」を開発するために、まずはその処理系言語を出力するもう少し簡便な「インタープリター(Interpreter)」を最初に作る、みたいな感じなのか(笑)。中島氏は奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の教授で、このLENZOもNAIST発のベンチャー企業。どの程度政府からの支援とか、当然半導体製造は国内メーカーとかサポートするんだろうか。TSMCの新しい3nmの工程とか想定しているのかなぁ。兎に角ハードウェア開発は金食い虫の技術だけに、潤沢な資金提供が最大の支援。今回は前半で後日後半が公開されると思いますが、その辺りの話も出てくるんだろうか。いずれにしても、数多くの先行事例のように力尽きること無く最後のゴールまで走りきって欲しいです。

選挙の振り返り

ある種の熱狂のような衆議院選挙の興奮も収まりつつある今日この頃。明日18日には、冒頭解散された通常国会に変わる、特別国会が召集されて、まずは首班指名で高市総理が選出されて、そのご予算編成を優先して通常審議が始まる予定。その国会では、空前の勝利を納めて大量の新人議員(66人)が当選した自民党にメディアはターゲットを絞った様子。同じく大量当選で多くの新人議員が当選して、その後の行動発言で顰蹙を買った所謂「小泉チルドレン」や「安倍チルドレン」からの、「高市チルドレン」にメディアバリューを生み出そうと、ある意味虎視眈々と狙っているみたい。 でも、小泉氏の時の新人は83人、安倍氏の時には119名だったらしいけれど、今回はそれよりも少ない66人。前回の選挙で落選して今回再選した議員も多いので、全体の中では本当の意味での新人はそんなに多くない印象。

課題なのは、その新人議員の振るまいで「小泉チルドレン」と言えば杉村太蔵氏の映像が今でも使われるような「政治素人」が顰蹙を生んでしまうこと。流石に小泉チルドレンのインパクトが大きくて、その後はそんなに新人の振る舞いで問題になることは多くなかったと思うけれど、メディアだったり一部批判的な人は毎回そう言う事を繰り返しますし、そうなるとメディアも面白可笑しく取り扱うのが世の常。でも今回一番メディアに取り上げられている新人の一人でもある、北海道ブロック名簿14位で当選した村木汀氏は、小さい頃から政治との関わり合いもありお父様も道議ということで、かなり好感の持てる印象。今回は若い世代が選挙に積極的に参加したという事も有るのだから、若い世代の議員さんの活躍を期待したいですよね。そう言う意味でも、「○○チルドレン」の意味をひっくり返して欲しい。

あらためて今、選挙ドットコムちゃんねるやReHacQの選挙関係のコンテンツを、それこそ自民党の総裁選挙の頃から見直しています。選挙専門家や各メディアの政治記者の予想や推測をことごとく裏切って、高市政権が誕生して今回の選挙大勝へと繋がっている事を再認識。高市総理の深い戦術戦略があったのか、運命のサイコロが上手く転がってくれたのか、あるいは実は見えない第三者の思惑があったのか全く分からない。多分、どれかというわけでは無くそれら全てが複雑に絡み合って、それが幸運にも高市政権へと傾いて行ったんでしょうね。ただ個人的には、高市早苗氏の深い読みと自分の勘を信じて賭けに出て勝つ、気力の強さが最大の理由じゃ無いかなと思います。それと、やはり彼女の今の人事というか自分のチーム作りも上手いんじゃ無いだろうか。それはご自身が色々苦労して、落選や総裁選敗退の経験を無駄にしていなかった結果でもあると期待したいですね。

国会運営は2/3を超える議席が圧力となり、多分そんなに問題は無いと思うけれど、直近の課題は3月中旬に予定されているアメリカ訪問での結果でしょうね。トランプ大統領としては、日本の状況は歓迎するけれど、それ以上に彼にとっての「果実」を欲している状態。よく言われている、防衛費の増加と経済的な活動拡大で日本がどれだけ貢献というか譲歩というか提供出来るかですよね。先日の赤澤大臣訪問では結論が出なかったけれど、ここで幾つかのピッグプロジェクト確定は必須項目でしょう。防衛費に関しては、小泉大臣が自衛隊の福利厚生を中心に力を入れているみたいなので、その金額を膨らませることと、後は米国で足りていない造船とかミサイル等の技術や製造能力の提供みたいなところが落とし所だろうか。トランプ大統領から見たら、あれだけ圧勝したんだから何でも出来るだろうと思って言いたい放題するんでしょう。でも日本の場合は「実ほど頭を垂れる稲穂かな」という例えがあるように、やはり圧勝しても謙虚に物事を進めないと、それまで獲得した支持や賛意もあっと言う間に消えてしまう社会。茂木外務大臣の手腕次第だろうか。ここでより堅固な同盟関係を築き、6月のエビアンサミットで欧州との連携を強化して、11月のAPECで中国と何とか渡りをつけるのが、今年のマイルストーンだろうか。大勝に浮かれている余裕は無いと言う事ですよね。

2026年2月16日

A380トラブル

成田空港とホノルル空港を結ぶANAのA380 "FLYING HONU"。そのホノルルからの帰国便NH183が、現地日時2月13日発のフライトがメカトラブルでキャンセルになったらしい。そのため、NH183便に搭乗予定だった乗客の方が、別ルートへの振り替えフライトや後日のフライトへと変更されて、その時の混乱の様子がネットに流れていました。

NH183便は、ホノルルを朝の11:30頃に出発する、今の所一日3便あるANAのTYO-HNL線の中で一番早いフライト。搭乗予定の乗客数はどれくらいだったんだろうか。仮に300人位予定していたとして、 同じA380を使用している1時間遅いNH181や、さらに1時間少し遅く出発する羽田行きのNH185とかに振り替え可能なのは、半分位は無理かなぁ。ネットでは、LAX経由やSEA経由、さらにはIAH経由とか、かなり遠回りのルートに振り替えされた人も居たみたい。中には韓国経由で帰国した人も居たみたいで、それはUAのSFO-ICN便かな。

昔のように、UAがHNL-NRTとかHNL-HNDとか飛ばしていたら、こちらも結構な人数の振替が可能だったと思うけれど、それが無いですからね。昔はこういう場合、アライアンスが違うキャリアー(例えばJAL)とかにも振り返してくれたように思うけれど、今はそれも難しいのかな。あくまで個人的推測ですが、AMCの上級メンバーは同日の遅いフライトへ振り返られて、更に翌日の同便や多のフライトへの振り替えがあり、それでも吸収できない人は本土経由の国際線へと流したんでしょうね。HNLから本土へのフライトも、米国内では人気ルートでかなり混雑しているから、ここがボトルネックになって待たされて遠回りで帰国させられた人も今回は少なくないのかもしれない。

フライト数が一日数便とか一便で、しかも乗客数も限られる飛行機の場合、こういうトラブルがあるとどうしようも無い。航空会社に何とかしろと言いたくなる気持ちは分かるし、私も昨年似たようなトラブルに遭遇したばかりだけれど、これは自分で何とかしないとどうしようも無い。有る程度何度もフライとして程度の差はあれど似たようなトラブルを経験していれば、咄嗟に航空会社アプリを開いてリルート希望を入れるとか出来るだろうけど、殆どの乗客はそんなことを思いも付かないような飛行機慣れしていない乗客ばかりでしょうから。トラブルに遭遇された人達は大変だったと思うけれど、そう言う事も「旅の記憶」として後から笑い話にして欲しいです。

[2026年2月16日 11:00追記]
あくまでネット情報ですが、トラブル当日の13日、翌日14日と、他社便(JAL、ZIP、DEL)振り替えもあったようですね。ただ、それでも足りなかったとのこと。2月のこの頃って、ピークシーズンだったかなぁ... これも想像ですが、ハワイとなると家族連れやご夫婦での旅行が多いだろうから、そうなると複数名ずつまとめて同一便への振替となると、物理的に席があっても難しいかもしれませんね。中には、並びの席で無いと嫌だという家族もいるかもしれないし。

2026年2月15日

Pain Point

ReHacQのまったり生配信は、怒濤の衆議院選挙後のドタバタが一息ついて、MC高橋弘樹Pとコメンテーターの今野忍氏の飲みながら雑談からの、落選した元中道改革連合議員の中谷一馬氏と、高橋Pのイタ電から急遽参戦した、チームみらい党首安野貴博氏の奥様で文藝春秋社編集者でもある、黒岩里奈氏(りなくろ氏)との雑談Part-2。飲みながらの雑談なので、途中とっちらかりつつの3時間を越えるコンテンツは、一度に見るのは中々大変だけれど、色々学びのある面白い回でした。

一番印象に残っているのは、途中高橋Pがテレビマンとして高視聴率番組作成のコツは、深い不満や不幸を取り上げてその世代にぶつける、と言う話。幸せは無しよりは不幸話の方が受けるというのは、分かる気がするなぁ。これ、自分の仕事のにも当てはまる話で、我々が製品開発するときには、色々な要素・材料があるんですが、大きな要素の一つとして「相手の困ったを解決する(To solve pain point(s))」と言う観点。ただし、テレビ番組の場合は、同じ不幸を持つ人同士が共感することで視聴率があがるけれど、製品の場合は不満を解決することで受け入れてくれるところかな。ただ、最初の動機付けとしては理解出来る話。でも、捻った見方をすると、メディアはそういう不幸や不満を常に詐欺しているんだなと言うことになるわけで、でもそれなら日頃の報道の様子や内容も腑に落ちる気がする。

今回惜しくも落選してしまった中谷一馬氏は、このコンテンツで初めて拝見した方ですが、個人的には凄く好感を感じた政治家でした。それなのに、今回中道改革連合の代表に選出された小川淳也氏の最側近というのがよく理解出来なかったけれど(笑)。高橋Pもお気に入りなのか、結構ReHacQにも登場していて、旧公明党のいさ進一氏と並んで面白くて重要なキャラクターですよね。履歴を拝見すると、貧困家庭出身で子供の頃は色々苦労したみたいだけれど、そこから色々な知見体験を経て政治家へと転身して、議員として活躍するのだから素晴らしいと思います。デジタルハリウッド大学出身という事で、選挙のネットワーク化やDX化なんかにも熱心みたいなところも好感を感じます。コンテンツ内で高橋Pも言っていたけれど、チームみらいと愛称が良さそうなので、次の参議院選挙とかチームみらいからで無いかなとも思いますが、小川淳也氏に対しての信頼感がかなり高いみたいで、その辺りどうなのかなぁ。

もう一人の飛び入りゲストの「りなくろ」こと黒岩里奈氏も、今回初めて拝見した方ですが、NFL芸人(?)のオードリー若林正恭氏の初著書「青天(あおてん)」の編集者というのはビックリ。編集者とチームみらいの事務本部長と言う二足の草鞋を履いているわけですが、今回11人が当選して一気に規模拡大したので、彼女も有る程度事務本部長に専念しないと厳しいんじゃ無いかと思うけれど、ご本人は編集者としての仕事も重視しているみたいで大変そう。チームみらいとしては、一気に議員が増えたため、職員や秘書の採用にてんてこ舞いをしているらしく、中谷一馬氏の元秘書さんも中谷さんがチームみらいへ紹介したりしているらしい。何度か今野氏も指摘しているけれど、中道改革連合の秘書や職員が大量に失職・離職するわけで、ある意味特殊な技能というか資質なのだから、何とか生かせる環境が見つかると良いですよね。2009年の時には、自民党の秘書・職員が民主党へ移ったりしたけれど、機密事項とかとかいろいろ大変なこともあるだろうし。色々選挙や政党運営の裏側を知ることが出来て、面白い内容でした。でも、ちょっと長いかな(笑)。

出る杭を打ち込む

佐々木俊尚氏の引用から、ABEMA Primeでの選挙振り返りに関して。記事に登場する中道改革連合(旧公明党)のいさ進一氏は、申し訳ないけれど最近のReHacQコンテンツで知った方なんですが、この方もスパンコールのジャケット・ネクタイ等で一見ふざけているような印象なんですが、凄く柔軟先進的な考え方を持つ、文字通り「切れる政治家」としてこれからの日本の政治に必要な人材だなと感じた一人。 経歴を見たら、東大工学部航空宇宙工学科卒で、すげーと感心するとともに、こう言う人が政治家になる紆余曲折というか人生ってどんなドラマがあるんだろうとちょっと唸ってしまいます。

このいさ氏だけでなく、チームみらいとかその他の方も多く言っているのは、自民党の高市総理の演説では他党を批判する言葉は無く、自分達のやりたいこと公約を主張していたのに対して、特に中道改革連合や野党系の政党候補者は、相手を下げる事貶めること演説に終始して支援者が離れたという話。今回の選挙だけで無く、其れ以前の選挙や国会での様子だけで無く、特にメディアやネット環境でも、兎に角相手の悪口を言う欠点をあげつらう、兎に角相手を下げる事で自分が相対的に優位に見えるような戦略をとっているようにしか見えない。それって、まさに「虐めの構図」だと思うんですが、これだけ問題になっている「虐め行為」が多くの場合問題視されず有耶無耶に流されていく、日本の悪しき風習というか環境がそう言うことを許してしまうのかなぁ。

自分は、管理職としての職位経験は無いけれど、とは言ってもチームリーダーとかグループリーダーとして仕事をすると、どうしてもチーム内メンバーの管理はしないといけない。その時に、大きく分けて二種類の「管理者タイプ」に分けられると思っていて、一つは短所や課題を明確にしてそこを直させるタイプと、もう一つは長所や特異な部分を伸ばして短所や課題をカバーさせるタイプだと思います。過去の日本の場合は、前者のタイプが多くて、それは「失敗しない」という強迫観念みたいなものを生み出し、兎に角他人よりも劣らずでも優れもせず、みたいな標準化には大きく貢献したと思います。自分は兎に角後者のタイプで、勿論直すべき部分に関しても相手に伝えることも必要ですが、その場合は長所を伸ばすことで短所部分が減っていく、希釈されるんじゃ無いという言い方をするように考えていました。悪いところをなすよりも、良いところをどんどん伸ばしてその人の得意技を大きく強くした方が、チームとしても全体の力はアップするし、英語で「Depth(素質)」と言う所の「層の厚み」みたいな事を考えるならば、短所を直すよりは長所を圧倒的に伸ばす方が正しいと思っています。

結局相手の短所をあげつらって見ても、相対的に自分の地位が上がったように見えるだけで、実際には自分は成長もしていないし場合によっては相手同様自分も下がっているかもしれない。それよりも、第三者でも納得して貰える実力なり知識なり技能を身につけて発揮することで、より良いポジションに自分も進むわけだし、自分の支援なりサポートが必要なひとからみても、その利益は大きいはず。日本社会は「出る杭は打たれる」とよく行われているけれど、相手の事を兎に角批判するだけというのは「出る杭を打ち込む」ような行為ですよね。結局そういう行為は、今の若い世代から見ると「虐め行為」にしか映らないし、そういう苦しみを散々経験してきた人も多い故に、幾ら熱心に主張されても嫌悪感しか沸いてこないだろうなあ。「最悪の中から我慢できる最悪を選択」するよりは「最善では無いかもしれないけれど納得出来る良案を選択」するほうが、少なくとも今よりは前進出来るわけで、そう言う事を今の多くの人達は望んでいるはず。多分前者を良しとするのは、「所謂リベラル」と呼ばれる人達だけだと思うなぁ。だから彼らは嫌われるわけですよね。

2026年2月14日

PayPay vs PayPal

国内QRコード決済の雄PayPayが、米国VISAと戦略的パートナーシップを結んで、モバイル決済事業を展開するというニュース。いゃぁ、ビックリしたけど、日本国内はどうするんだろうか。VISA JapanはPayPayと協業でもするのか。でもそうするとVISA AP (Asia-Pacific)との関係はどうなるんだろうか。VISA AP はVISA USAの系列だから、VISA USAが対応したらそれはそのまま展開されそう。

記事では、米国で先行しているZelle、Venmo、そしてApple Payとどの様に競争していくのかと課題を示しているけれど、個人的に気になるのは「PayPal」と混同されルンじゃ無いかと言うこと(笑)。いゃぁ、「PayPay」って最後の1文字違いですよ、「PayPal」とは。しかも「y」と「l」だから、結構見間違いもありそうだし。PayPal側も駄目元で裁判とか起こそうとするんじゃ無いだろうか。

記事の後半にも書かれているけれど、QRコード決済は導入する側も利用する側も敷居が低いことが最大の魅力だと思うけれど、それ故セキュリティに課題は生まれるし、またQRコード表示までのステップがNFC/FeliCa系の電子決済手段と比べるとどうしても手間が掛かる。私が未だにQRコード決済に一切手を出さない最大の理由が、その「手間」の大きさで、本当ならば一度認証作業(顔認証)が入るApple Payも実は積極派ではない。ただし、海外特にアメリカで利用するには一番便利な決済手段なので、向こうに行くときにはデフォルト決済主題になるけれど、国内で利用したいとは思わないなあ。iDとかSuicaとか、もっと簡単便利な手段があるわけだから。

実際に使用していないので実感が沸かないのですが、「○○Pay」が乱立している国内では、皆さんどの様に使い分けとかメインで「○○Pay」を使い分けているんだろうか。実は、唯一所有している「○○Pay」が「ANAPay」で、ANAのサービスが始まったときに直ぐに登録してアカウントに3,000円登録したんですが、未だに利用したことがない(苦笑)。3,000円、戻せないだろうか。以前だとANAはEdyとリンクしていましたが、Edyももう使わなくなっていて、ずっと残金が残っています。そう考えるとプリベイドの決済手段はちょっと不便というか融通が利かないところがありますね。因みに、NASDAQに上々されたらPayPayは「PAYP」と表示されるらしいけれど、既に上々済みのPayPalは「PAYL」になっているらしい。やっぱり紛らわしいと思うぞ(笑)。

前途多難

中道改革連合の代表選挙が行われて、27票vs22票で小川淳也氏が代表に選出。壊滅的な状況になった等の立て直しと、これからの選挙での党勢拡大に努めることになったけれど、多分前途多難であることは確実。個人的には、階氏が優勢かと思ったんですが、前日に発言した「公明党が住民票を移して」発言で旧公明党議員の顰蹙を買ったのか、予想外に小川氏に票が集まった印象。外部には出ないだろうけど、旧立憲民主、旧公明議員の分散がどうだったか知りたいところ。旧公明党の議員は28人なので、少なくとも二人は階氏に投票したわけですしね(27票の内1票は小川氏自身と仮定)。 

投票前のそれぞれの決意表明の映像も見ましたが、うーん、普通なら階氏が選ばれるだろうなぁ... と個人的には思います。小川氏の話は、兎に角冗長で長いくて意味不明瞭。今回の選挙では、その内容の是非は兎も角として、やはり短い言葉で具体的に明確に話をするところが得票を伸ばしていたことは確かで、多分今後の選挙戦も特に国政選挙とか首長選挙のような場合には、その傾向が顕著になっていくと思う。そう言う意味では中道改革連合の是非が問われるのは、今年9月に想定されている沖縄県知事選挙だと思う。

沖縄の選挙では自民党が一人区を全て取り圧勝。しかも、投票前には辺野古移設で中道改革連合の発言がぶれていたりして、沖縄では立憲民主党に対しての不信感もつのっているだろうなぁ。そういう非常に微妙な問題だから、野田佳彦氏としても「選挙後に速やかに決める」みたいな言い方をせざるを得なかったと思うのに、小川氏は「ゆっくり時間をかけて」みたいな事を言っている。ここは半分嘘でも、「速やかに党内で意見集約を図るタスクチームを立ち上げたい」くらい入っておかないと、参議院の立憲民主党・公明党とも不整合が生まれるし、沖縄での支持も更に低下するだろうし。

2009年の選挙で、旧民主党が309議席を獲得し、自民党は100議席余りに低迷。まだ100議席以上残っただけマシだと思うけれど、それでも当時の危機感は相当なもので、谷垣総裁を中心に自分達のこれまでの行動を振り返り反省をして対応して行ったことは、中道改革連合も参考にして見直した方が良いんじゃ無いだろうか。あの時には東日本大震災があったりと、予想外の事も有ったけれど、それでも3年3ヶ月下野した自民党は何とか耐えて次の2012年の選挙では大逆転するわけですからね。まずは最低でも倍増の100議席に戻すためにはどうしたらよいのか、そのケーススタディを徹底的にするべきでは。公明党の議席はマックスなので、別の言い方をすれば旧立憲民主党議席を3~4倍にするにはどうすれば良いのかというかなり厳しい課題ですが、それが出来なければこのまま自然消滅するかもしれない。あとは、参議院との連携ですよね。異なる立場の3党の最大共通項をどれだけ大きく出来るかが、三党の存続意義にも繋がると思う。

(UA Leg#1) HND-OKA/-HND

 今年初のフライトは、もう目をつぶってでも飛べる「羽田-沖縄」線(笑)。久し振りのフライトだから、朝5時にセットした目覚ましの1時間前には目が覚めてしまい、なんだかなぁ状態。まぁ、二度寝しないようにシャワーを浴びて完全に目を覚ましてから、荷物の確認をしてから出かけました。この日は夕方遅めに戻る予定だったので、自宅と駅の間の移動は路線バスではなく自家用車両。特に渋滞に捕まることも無く駅近くの駐車場に車を入れて、JR浜松駅へと向かいました。

7時過ぎに到着したので、駅ナカのスタバで軽く朝食を取り、メールチェック等していたら東京行きひかり号の発車時刻が近くなります。定刻通りひかり号が到着して車内に入ると、以前同様この時はガラガラでしたが、静岡駅で結構慈雨シャしてきて私の隣席も埋まり、ちょっと窮屈な移動になりました。でも、品川駅構内は結構空いていて、羽田空港行きの京急線も座ることが出来ました。羽田空港もそんなに混雑していなくて、平日金曜日だけれど、ここの所の寒波等の影響で出かける人も減っているんでしょうか。

久し振りにDiamond様のExpress Laneを通過して、その後ラウンジで一息。出発ゲートがラウンジ正面の62番ゲートだったので、ギリギリまでラウンジでメールチェックしてからゲートへと向かいました。

1) HND 10:30 - OKA 13:30 (NH469)

ゲート前はそこそこの混雑で、Group-1の列に並ぶと直ぐに車いすの人や幼児連れの家族などが事前改札で登場していき、数分後には優先搭乗も始まり機内へと入りました。使用機材はB787-8(78P)でシートは電動だけれど一世代前のもの。まぁ、手動の古いシートよりはマシですが。

搭乗プロセスは順調に進んでいたみたいですが、一人プレミアムクラスの乗客がNo Showなのか、定刻を過ぎてドアクローズしましたが、その後その乗客の荷物を降ろすため出発が遅れるというアナウンスが。「結構遅れるかなぁ...」と危惧しましたが、10:30にドアクローズして、プッシュバック開始は10:39と結構直ぐに荷物が見つかったみたい。その後D滑走路のRW05へ移動し、離陸したのが10:55でした。

水平飛行に入り軽食のサービスが始まりましたが、これまでのサンドイッチではなく、キッシュと海老のサラダみたいなもので、洗練されたのかコストダウンされたのかちょっと微妙。食べ終わったところでiPhoneを機内Wi-Fiへ接続しようとするんですが、SSIDは取れているのに何故か認証画面が表示されません。何度も試して見ても駄目で、「機内Wi-Fi接続はここをクリック」みたいな画面でクリックしても、飛び先はWi-Fi接続の手順を説明したページで何の役にも立たない。結局ブラウザーに手打ちで「www.ana-inflight-wifi.com」入力して、やっと見慣れた気ないサービスのメニュー画面が表示されました。

一応機内Wi-Fi設備は「YouTube動画再生にも対応」したとされるPanasonicのシステムらしいのですが、まぁ一度接続すると以前理はスムースな印象は受けました。その後、ブラウザーであちこちアクセスしながらフライトは順調に進み、沖縄本島を時計回りに回り込んで、南側からRW36Lへ着陸したのは13:19。タキシングをして、32番ゲートに入ったのが、定刻よりも少し早い13:27でした。復路便まで少し時間が有るので、いつもの様に所要消化のために一度外に出ます。

2) OKA 15:15 - HND 17:30 (NH470)

再び空港に戻り、そんなに余裕は無かったのですがラウンジへ一度入り一息つきます。2割程度の利用率でゆっくり出来れば良かったのですが、そんなに余裕も無くトイレを使ってパソコンを起動してメールを確認して、飲み物も軽食も頂かず出発ゲートへと向かいました。

ゲートチェンジがあり、使用ゲートは33番ゲート。でもその手前、31番ゲートと32番ゲートの間にある売店のところくらいまで長い行列が出来ています。どうも高校の修学旅行がブッキングされているみたいで、定員の8割位は彼らが占めるんじゃ無いかと言う規模。14:54から事前改札が始まりましたが、結局利用する方は居なくて直ぐにGroup-1の優先搭乗に切り替わりました。

使用機材は最新のB787-9(78K)の最新シート。機内でマッタリしていると、続々と修学旅行生が乗り込んできました。前方のL1ドアからは右側通路の座席、多分後ろのL2ドアからは左側通路沿いの座席の学生さんが乗り込んできていました。中々終わらないなぁと思っていたら、学生では無い大人の方も搭乗しだしたので、そろそろ終わりかなと思ったら正解でした。ドアクローズは定刻の15:15。プッシュバックは15:20開始。その後反対側のRW36Rへと移動して、離陸したのが15:30とぴったりの工程でした。

暫くして水平飛行に入り食事を頂き、その後は再び機内Wi-Fi接続を試みますが、やはり手打ちでANA機内Wi-FiポータルのURLを打ち込まないと、サインイン画面が表示されません。以前は自動で起動したのに何でだろうか。それでも機内Wi-Fiに接続出来、サイト巡回や✉確認等して時間を潰しました。

往路は出発が遅れたけれど到着は定刻よりも早くて、この復路も同様に定刻前に到着出来そう。羽田空港に近づくと時間調整のような迂回はなかったけれど、やはり着陸の順番が混んでいたのか、当初の予定よりも少し遅れて17:22にA滑走路のRW34Lへ着陸。で、到着ゲートはぐるっとT2を回り込む65番ゲートで、丁度17:30のオンタイム到着でした。

17:42発の京急品川方面行きに乗れば、品川駅で18:10発の浜松停車のひかり号に間に合います。車内で予約を変えたんですが、京急蒲田駅で遅延が発生して2分の送れ。このままだとギリギリ間に合わないなと判断して、その後の18:34初のこだま号に再び予約変更しました。どちらもいつもは空いているS-Work車両も満席に近く、やはり金曜日のよるだなぁと感じます。結局品川駅には3分遅れ位で到着して判断は成功。駅ナカの売店でお惣菜や食事を調達してこだま号で帰宅しました。今年初のフライトは、フライトはオンタイムでしたが、最後にちょっとドタバタがありましたが、まずまずの出だしだと思います。

2026年2月13日

代表者インタビュー

選挙ドットコムちゃんねるで公開された、中道改革連合の階猛氏と小川淳也氏に対しての代表選挙前インタピュー。 MCは山本期日前氏、コメンテーターは元朝日新聞記者の今野忍氏。今野氏は、別番組の収録後山本氏に呼ばれて急遽参加する事になったらしいけれど、やはりこういう政治家との話には必須の存在ですよね。山本氏も「選挙芸人」と言われるだけあって、詳しい知識を持っているけれど、それだけだとマニアックな話になりがちで、何というか相手の本音を引き出すのは難しい気がします。

小川氏はこれまでも良くも悪くも話題になることが多かったので、過去発言なども多少は見聞きしたことがある議員さんですが、正直個人的には余り良い印象は無い(笑)。立憲民主党というか議員さんに多い気がするんですが、やはり言質を取られないという本能なのか回りくどい。石破氏のDNAが入ってるんじゃ無いかと言うくらい回りくどい。確か前々回の選挙くらいのタイミングだったか、国民民主党に同一選挙区の候補者擁立をしないように直談判したんじゃなかったかな。「型破り」というか「なりふり構わない」という印象をその時に感じましたが、それが裏付けられた感じ。もう一人の階氏は、ニュース等でお名前が出ることがありその時に「珍しい名字だな」と思うことが有る程度で、正直政治や活動に関しての発言は殆ど記憶に無い方。ただ見た目が失礼ながら「武闘派」っぽい堅い感じなので、ちょっと取っ付きにくい感じかなというのが第一印象。ただ話を聞くと、落ち着いた感じで丁寧な話方をする人だなと言う印象。

冒頭、まずは先日の衆議院選挙の振り返りがあったけれど、階氏にしても小川氏にしても、それなりに地元の固定票を固めていたので、無党派層の離脱が少なく基礎票を確保出来たのが当選した理由ということで、そう言う意味では二人とも地元には根付いた政治家と言えるのかも。ただ、二人とも立憲民主党出身議員なので、選挙後も知らない公明党出身議員ばかりという話を聞くと「そんな状態で良く選挙戦戦うつもりだったな」と、前代表の無責任さを改めて感じるなぁ。確かに解散総選挙が新年年明け早々の奇襲だったことは理解するけれど、いきなり新党にしたことは、改めて「稚拙」としか言いようがない気がしますねぇ。その瞬間瞬間に時間も無い中、走りながら決定しなければならなかった状況は理解出来るけれど、残した負債は余りに大きいですよね。

自分が中道改革連合の議員で今回の代表選に一票を投じるとしたら、階氏かなぁ。世間的な知名度や見た目では小川氏の方が高いだろうけど、今野氏が最後はやや切れ気味で「(だから)どうするんですか」とちょっと切れ気味だったけれど、正直話の中身が無い薄い気がします。まだ選挙直後で、政党の体制も定まらない状況なので、軽々に発言できない状況は理解出来るけれど、だからこそ核となる発言をしっかりしないと駄目だと思う。言ってみれば、そういう部分こそ求められるリーダーシップの重要な要素ですよね。高市総理の人気が高いのも、同様に過去選挙に大勝した岸田氏、安倍氏と比べても、単刀直入に短い言葉で伝えるところが、特に無党派層と言われる人達には響いていると思います。それに対して、同じく一言で相手の弱点とか課題を指摘することで、第三者としては対等の存在と認識するのでは。幾ら詳しく伝えたい、背景を説明したいと思ってそう言う事まで話をしだすと、自分などは「あぁ、意見が無いから言い訳をして時間稼ぎをしているように見えてしまうんですよね。それって、悪しき立憲民主党の特徴を想起させるだけだと思う。来年の統一地方選、再来年の参議院選挙で「中道改革連合」として戦うとすると、来週からの通常国会で何らかの「存在感」を示す事が新代表の一番の仕事だと思う。それを考えると、やはり訴求力が感じられる階氏が良い気がしますが、さて結果はどうだろうか。

わかりやすい言葉

 佐々木俊尚氏の引用から、中道改革連合惨敗の理由に関しての白川司氏の考察記事。単に自民党が中道改革連合よりも議席数が多かった、のであればそんなに盛り上がらないのだけれど、誰も予想しなかったような大差での自民圧勝=期待されて結党した中道改革連合の完膚なきまでの惨敗、という図式は多分成治の専門家でも理解するのにまだ時間が掛かって異様な気がします。

というか、政治に詳しい人で有ればあるほど、今回の結果は説明できないのでは。選挙ドットコム編集長の鈴木氏が何度か言及していたのだけれど、事前の投票行動調査の状況が大きく変わってきており、固定電話、スマホ、インターネットの3種類のソースから調査しているが、固定電話・スマホの回答率は一割程度まで減っていて参考にならないとの事。インターネット調査の結果が、今回の選挙結果を推計するに当たっては一番フィットするけれど、それでもまだ誤差というか、いろいろと補正値を適用しないと本来の推定値は得られないという事を繰り返していました。自宅の固定電話にも、その調査と思しき電話が何度か掛かってきていた気配があるんですが(登録済み番号以外は基本留守電設定なので)、まぁ対応する人は激減しているだろうなと思います。かと言ってインターネットだけでは、高齢者層のデータが偏るだろうし、中々難しいでしょうね。

私が今回の選挙だけで無く最近の政治なんかの記事や発言を観ていて感じるのは、何か「専門用語」みたいな言葉が多くて理解しづらいということ。今回の「中庸」もそうだけれど、例えば「リベラル」と言われても、それが具体的にどう言う状況なのか説明を聞いてもピンとこない。色々な目的や考え方をグルーピングして、その中で特定の傾向のある状況を指す言葉だから、例えば個人によってその感じ方も異なるだろうし、明確に色とか形とかで決まるものでも無いので混乱することも多いでしょう。で、そう言う「良く分からないけれど何かありがたいお言葉だから、我々を信じなさい」みたいな、変な宗教的な説得を受けているような印可賞すら浮かんでくるんですよね。全てがそうだとは言わないけれど、高市内閣がスタートして感じるのは、高市氏を筆頭にメディア等でよく登場する、例えば小泉大臣とか片山大臣とか、そういう人達の発言というか言葉が、より簡潔明瞭具体的になっていると感じる分、自民党の変化も感じるし相手の言うことが理解出来るから信頼感というかそう言うものも醸成される気がします。

その顕著な例が小泉大臣の自衛隊関連の色々な発言だと思うんですが、どんなに素晴らしい考え方や意見であっても、それが自分が理解するあるいは咀嚼することが出来なければ単なる「絵空事」というか念仏にもならない。「自衛隊の官舎を整備します。クーラーつけます。個室にします。」という具体的な言葉は、その一つ一つは小さな改革かもしれないけれど、「自衛隊の環境整備を進めます」という大きな言葉よりも、より一層一人人の心に響くものだと思う。高市総理の発言にしても決して具体的な事ばかりいっているのではないけれど、言いきる言い方をしているところが、よくよく内容を見ると結構曖昧さもあるけれど聴いた側の頭の中では納得してしまう秘訣字や内だろうか。対抗する野党側も、ちゃんと理論武装をして、主張する部分をピンポイントでぶつけられるような、相当の努力がこれからは必要になると思う。そういう形の議論が進めば、多分今まで以上に建設的な討論が生まれるはずで、それこそが野田氏が言っていた「熟議の国会」の本来の姿だと思う。

2026年2月12日

代表選出

中道改革連合の新しい代表選出選挙が、12日告示、13日投開票で行われる事が決定。2012年の旧民主党政権から第二次安倍内閣への移行時と同じく、歴史的惨敗の後だけに代表交代は仕方ないとしても、前回同様野田代表の時に同じ事が生まれるというのは、偶然とは言え歴史的な大ブーメランでしか無く、この政党のお家芸だなぁと変に納得してしまいます。

前回は野田代表辞任の後、海江田万里氏と馬淵澄夫氏が立候補をして、海江田万里氏が当選。今回は、小川淳也氏と階猛氏が立候補をする予定。事前に噂されていた、前の代表の泉健太氏は、今回は立候補を見送るとのことだけれど、まぁ個人的には泉氏位しか思い当たらなかったので意外でした。やはりタイミングが悪すぎると判断したのかな。

政党としては、2年後の参議医選挙で先ずはどれだけ自民党に迫れるのかが最大の課題だと思うけれど、其れ以前に今は「立憲民主党」と「公明党」のままの、参議院の統合と地方議会の統合をどうするのか、そちらの仕事の方が大変そう。素朴な疑問として、今回の代表選で中道改革連合の代表がいずれかの立候補者に決まったとして、衆議院の所属議員は旧公明党議員も含めて納得するとしても、参議院の特に立憲民主党議員はその新しい代表の下に集まることに納得するのだろうか。順番としては、先ずは参議院も中道改革連合として統合して、その上で衆参合わせて新しい代表を選ぶべきだったのでは無いかと思うのだけれど。通常国会が18日に招集されるから、それまでに党の顔である代表を決めないといけないという事なんだろうけど、それならそれで「暫定代表」とかにするとか、あるいは野田氏なり斎藤氏が共同代表を続けた方が良かったのでは。そうで無くても特に参議院の立憲民主党は拒否反応が大きいと思うのに、自分達が選んだわけでも無い代表の下に集まることに更に抵抗を感じるんじゃ無いだろうか。

選挙結果のこともあり、今回の新党結成は誕生直後を除いて結局は後手後手に回り失敗。最大の理由は、やはり時間の無い中無理くり新党結成を強行したことだと思うので、色々事情はあるにしても今はもう少し時間を掛けるべきでは無いだろうか。例えば、これから中道改革連合から離党者が出てくる可能性もあるだろうし、何なら「シン立憲民主党」と「シン公明党」に再分裂(それぞれ新党結成)する可能性だって大きそうな気がします。拙速故に失敗した選挙の後でも、さらに拙速を続けて失敗を繰り返し積み重ねていくような気しかしないなぁ。流石にこれだけ経験と歴史を重ねている自民党や連立の日本維新の会が独裁に走るとは思わないけれど、やはりしっかりとした野党の存在が与党の足りない部分を補填していくのが理想的な政治社会だと思う。それ故に、色々多難な状態の中道改革連合ではあるけれど、何とか再生して欲しいところですが、まぁ前途多難だろうなぁ。

当選した責任

昨日のReHacQ「落選の森」に続き、今回は「当選の森」編。何だかんだ言って、当選した人達の表情にしても話にしても、余裕が感じられるのは仕方ないですね。参加議員は、自民党からは丸川珠代氏と川松真一朗氏、中道改革連合からは元公明党のいさ進一氏、そして国民民主党からは森ようすけ氏の4氏。コメンテーター陣は、西田亮介氏、石丸伸二氏、今野忍氏のレギュラーメンバーにMCは高橋弘樹Pというメンバー。

スタートが夜の10時からで、3時間以上も配信されているので、最初はライブで見たけれど30分位で断念して、アーカイブされてから再度先頭から視聴しました。高橋Pもコメンテーター陣も、その前に「落選の森」2本撮りしていたからか、ちょっとエネルギー不足感はあったけれど、内容的には面白く感じました。と言うか、こう言うフランクな雰囲気で、互いに党派性を有る程度無視しつつ意見を出し合うというのは悪い事では無いというか、もっとやるべきだと思いますね。丸川氏といさ氏は、厚生労働関係で良く知っている間柄との事ですが、連立離脱だけでなく新党として野党に回ってとなると、以前話をして互いに了解してる話題でも、また違う感じになるんだろうか。

個人的には、中盤から後半の経済関係だったり、労働流動性の話が興味深く感じました。自分はもうそういう様な機会は終わっているけれど、色々な仕事に挑戦できるような社会と言うのは、これまで一つの場所・仕事を極める事が「潔い」みたいな伝統や風潮だった日本社会では今後必要だと思いますね。特に人口減少が進み、これから働き盛り世代がどんどん減っていく社会になると人手不足は深刻な問題。今すぐ出生率が増加したとしても、その恩恵は20年後にしか得られないわけで、その間は労働の効率化とかロボット等自動化とか、あるいは海外からの人材登用という方法で埋めるしか無いわけですからね。労働流動性は、簡単にいってしまえば「副業許容」みたいな形で見かけ上の労働力増加とか、高齢者の労働機会が増えたら、それはそれで社会保障の効率化みたいな事にも繋がるんじゃ無いだろうか。

後半自民党の大勝に関係して丸川氏が、人数が増えた分党内でも右から左からと意見が多様化して、それをどうまとめるのかが大変みたいな発言をしていたけれど、確かにそうかも。以前は派閥があったから、各派閥で意見集約してそれを総務会等で党としてまとめれば良かったけれど、今はそういう仕組みは麻生派以外は無いですからね。何かの記事で、派閥の復活みたいな事も書かれていたと思うけれど、派閥とまでは言わないまでもグループ化や勉強会みたいな集まりは増えていくでしょうね。で、それらの摩擦がこの巨大すぎる組織に歪みを蓄積してきたのが、1970年代から1990年代位までの「古い自民党体質」だった気がする。「ヤマアラシのジレンマ」じゃ無いけれど、「勝ちすぎた故のジレンマ」が、今の自民党最大の問題かもしれない。