2026年6月23日

一芸に秀でる

静岡県内放送のローカル局なのに、「選挙・政治」関係では全国的な話題になりつつある、静岡朝日テレビ夕方のニュースショー「とびっきり静岡」。その理由の一つでもある、選挙芸人山本期日前氏の活躍であることは言うまでも無いでしょう。昨日の放送では、先週土曜日に開催されていた「静岡県議会のドン・杉山盛雄県議」の県政報告会の様子をレポートしていましたが、自ら「県議会のドン」と予備「絶滅危惧種」と呼称している御本人のインタビューを撮り、ゲストで登壇した片山さつき財務大臣ともインタビュー獲得。個人的には、今回は神回とも言って良い内容ではと感じるところ。

私自身彼の存在を知ったのはここ1年位何ですが、やはり驚くのは「選挙」に関しての知識と経験の深さ。特定の著名議員に関して詳しいならまだしも、地方選挙にまで遠征して、多分地元でも知らない人が居るだろう地方議員のディープな話題まで披露してしまうところは、多のついづいを許さないところだと思う。政治に関しての話題になると、その政策の優劣だとか妥当性や疑問点を解説する「政治評論家」とか「政治ジャーナリスト」という人は多く存在しているけれど、「選挙自体」に興味を持ちそれを理解するために中央・地方関係無く議員の背景まで興味を持つところは、彼の唯一無二のところだと思う。

本来は吉本興業所属のコンビ芸人で、その話の元ネタはやはり選挙関係の話が多いらしいけれど、結構微妙な部分もあって地上波では放送できないネタが多いらしい。以前一度この「とびっきり静岡」でネタ披露したことがあったけれど、結構内容的に削ったらしくそれもあって自分的には「今ひとつ」だったけれど、漫才ネタに政治の話を持ってくるのは中々難しい気がしますね。 ザ・ニュースペーパー」なんかは、顔マネも含めて成功した例だと思うけれど、あれも内容に寄っては右寄り左寄りみたいなふるいに掛けられると、どちらから必ず批判されるからなかなか難しい気がします。それに、右派よりだとメディアから批判されるけれど、左派よりならば賞賛される空気感も、御本人達には関係無いけれど違和感を感じるところだし。

山本期日前氏と言えば、選挙ドットコムちゃんねるでの今野忍氏とのコンビが一番しっくりくるけれど、先の衆議院選挙前に静岡県内の候補者の動静分析を一緒にやった、静岡大学の井柳美紀教授とのコンビも、選挙に関してより深掘り出来るコンビだと思うので、この二人での片山大臣インタビューは、大臣本人の希望もアルで是非実現してほしいなぁ。その片山大臣、地元へのリップサービスもあるとは思うけれど、今回の骨太の方針での静岡県への投資を熱弁。確かに、自分でも幾つか関係する企業を思い浮かべることが出来るくらい、チャンスはあると思うけれど、結局は政府がお金を出しても自分達もそれと同等以上のリスクを理解してチャンスを掴む挑戦をするか、努力をするかという「気持ちの部分」が大きい気がします。片山大臣としては、政府も本気でお金は出すから、後は(静岡県に限らず)自分達がやる気なのかどうなのかという問題何ですよと発破を掛けていた気がしますね。

夜行新幹線

移動速度が売り物で「いかに早く目的地に到着するか」が売り物の新幹線に、「夜行新幹線」が今年の夏に試験的に運行されるというニュース。東京駅を22:00に出発して、品川、新横浜と停車(乗車のみ、降車不可)し、その後岐阜羽島に深夜頃に到着。岐阜羽島では約6時間停車して、その間は新幹線ドアは開放されて、駅構内へ入ることは可能(トイレ、自販機利用可能)だけれど、外には出られない(出ても何も無いだろうけど)。朝6時に岐阜羽島を出発して、新大阪に06:59に到着するというスケジュール。

私は夜行バスも夜行列車も利用したことが無いので、どの程度のニーズが合ってどれだけ受け入れられるか分からないけれど、どうせなら東京駅発をもっと遅く(00:00頃)して、岐阜羽島到着を02:00頃にして、岐阜羽島発車も05:00頃にして新大阪に06:00頃到着の方が利便性は高いんじゃ無いだろうか。多分、途中での夜間保守作業との兼ね合いで今の所そういうスケジュール何だろうけど。もう1時間位は出発は遅らせることは可能なのでは。

車内で仮眠を取ることを考えると、3席列占有できて横になれたら最高だけれど、多分それは無理そう。新幹線は飛行機のエコノミークラスと比べると、座席間隔(ピッチ)は広いけれど、リクライニングはそんなにしないから、仮眠とは言えるのは難しいかも。窓際席にならば、窓側に寄りかかって体を斜めにすることも出来るから楽だけれど、通路側だと体が通路に倒れるだろうし、3席列の真ん中は最悪な気がするなぁ。最近だと、夜行バスの座席が凄く進化しているから、同程度の時間を掛けて夜間移動するならば、コスパも含めて夜行バスの方が有利な気がする。ただ、新幹線の場合は一度に大量輸送可能なので半分埋まっても500人位一度に移動出来るから、夜行バスに変わる選択肢としてはアリなのかな。

気になるのは、この運行が8月8日ということで、多分まだ暑い時期。岐阜羽島に停車中は、多分ドア開放するだろうから、車内の空調はどうなるんだろうか。一応車両毎にドアは自動で開閉されるだろうけど、気温によっては暑さや湿度で仮眠すら厳しいかも。また、夜間作業の騒音が入るかもと言うことだけれど、これは逆に岐阜羽島駅近くで作業がなければそんなに気にならないかも。逆に岐阜羽島周辺の豊かな自然環境の背景ノイズが気になりそう(マテ)。7月3日14:00から申込開始との事だけれど、乗り鉄や鉄分多めの人ですぐに満席になるんだろうか。それはそれで、また当日大変そう... 

[2026年6月24日追記]
こちらの記事に幾つか疑問点の回答が。

  • 販売予定の席は「窓際席」のみとの事で、そうなると3席列側は横になって休むことも可能かも
  • グリーン車の販売も有り(価格不明)、また子供料金設定もあるらしい
  • 女性専用車両も設定される予定
  • 車両ドアの開閉は、到着後と出発前の30分程度で常に開いているわけでは無い
  • 車両の照明は点灯したまま(その分空調も動作しているんでしょうね)
  • ドア開放時に駅構内の喫煙所と自動販売機利用は可能(※トイレは車内のみらしい)

2026年6月22日

Chromeキャストの解像度劣化

私は、アメフトのストリーミングやその他Youtube等のコンテンツを、パソコンのモニター(4K)ではなく、より大画面のAndroid TV(へ転送(キャスト)して視聴することが良くあります。理由は幾つかあり、Android TVの方が解像度は同じ4Kですが画面サイズが大きい(40インチ vs 27インチ)事と、TVにはYAMAHAのサウンドバーを接続しているので、PCよりも音質が良い(気がする)事が理由。PC側でサイトにアクセスして、Chromeでコンテンツを表示し、そこから「キャスト」でAndroid TVを選択して利用していました。

それがここ1~2ヶ月位のことだと思いますが、転送して表示されているテレビ側の映像の解像度が何故か落ちてくることに気がつきました。YouTubeでも、回線状況によっては解像度が「4K→Full HD→HD→...」と落ちてくることに気がつきました。最初はテレビ側のバッファーが満杯なのかなと思い、テレビを再起動してみると、最初は良いのだけれど直ぐにまた再発してきます。そこでChrome側で一度キャストを切断してから再接続すると、これも最初のうちは問題無いけれど知らないうちに解像度が落ちてきています。現象を観察していると、暫くすると高解像度に戻る時もあるんですが、その後はまた低解像度に落ちたりして、どうもスッキリしません。残るは、ネットワーク関係かなと、ルーターからハブから再起動してみたりしますが、これも効果は無し。大体前は全くも組んだ居なく何時間もキャストして視聴出来ていたのに、何故か急に問題が発生するようになったのが解せません。物理的な環境は変わっていないので、可能生があるのはWindowsのUpdateかChromeの更新の影響なのか...

で、こういう時にはネットの集合知に聞いてみるのが一番で、「chromeでキャストすると、キャスト先のテレビの解像度が落ちる」と聞いてみたら、結構前からある現象(問題)らしく、Chromeのタブをキャストするのでは無く画面機をキャストすると解決する、との回答がありました。確かにこれまではChromeでストリーミングを表示しているタブをキャストしていましたが、それを「ソース」の選択から「画面をキャスト」に変更してキャストを開始すると、今の所時間が経過しても解像度劣化は発生せずに問題無く視聴出来ています。

ただここで新たな問題は、これまではタブのキャストだったので、Chromeのタブで表示していればTVへ転送されていましたが、「画面をキャスト」にすると画面全体が転送されるので、Chromeを最大化しないと余計なものまで表示されます。また、私は2画面(モニター2台を並べて使用)でPCを使用しているので、1台をキャスト専用モニターにして「画面をキャスト」する事が出来ますが、1台で利用しているとモニターがキャストに占有されるので、PC上での他の作業が出来ません。私は回避策(2台目のモニターで作業する)があるから良いけれど、普通は困るだろうなぁ... Googleさん、何とか改修して欲しいぞ。



「おつり」が消える日

産経新聞のコラムから、「おつり」が死語になる日。現金決済の場合は、「硬貨・紙幣」は固定値のために、実際の支払額との「差分」が「おつり」として発生するわけですが、クレジット決済や電子マネー/QRコード決済では「おつり」が発生しないわけで、そう言う時代がもう直ぐ到来するだろうというのは納得出来る話。社会システムが、機械化・情報化されるとともに、どんどん既存の仕組みが変化していくのは「必然」でもあるわけで、それは仕方の無いことなんですよね。

「おつり」は、現金から電子決済への移行に伴い消えゆく概念ですが、現金決済が一般化する以前は「信用取引」が多くて、その時代にも今のように「おつり」という概念は無いとは言わないけれど希薄だった時代も有りましたよね。私が子供の頃は、近所の酒屋さんにお使いに出されましたが、その時には現金を持っていって支払うのでは無く、「○○家の誰それ」と分かっているからお店側で販売履歴を記録して、月末とか年末とかにまとめて決済していました。現金の供給量が少ない時代の名残だと思いますが、ある意味クレジットカードみたいな感じのシステムの時には、あまり「おつり」という概念は無かった気がします。

似たような話は、例えばテレビのチャンネルを変更することを、自分などは未だに「チャンネルを回す」と言ってしまうけれど、現在の様な電子チューナーはボタンを「押して」変更するわけです。当時のアナログ回路で周波数を固定していた時代は、それぞの設定位置にチャンネルダイヤルを回して選局していましたからね。電話だって「ダイヤルを回す」という意味を今の若い人は理解出来ないでしょうね。「ジーコ、ジーコ」と、丸い穴に指を掛けて透明な円盤を回した経験のあるのは、もう50代後半から60代の以降で無いと理解出来ないだろうなあ。自分のiPhoneは、1980年代から1990年代の楽曲が殆どだけれど、その歌詞を聴いていると2000年代以降の人には理解出来ない事がどんどん出てきますよね。例えば「ポケベル」なんて分かるだろうか。「レコード」は勿論「音楽CD」だって「何それ?」かもなぁ。もう少し時代が進んだら、電子たばこしか残らなくて「たばこに火を付ける」という意味が不明になるかも。「手紙を書く」も「メールを打つ」だろうし、それももしかしたら音声入力に変わっていき、さらにAIエージェントがそういう伝達作業をするから「メール」という言葉も消えるかも。

 「寂しい」という気持ちは、当然湧いてくるけれど、それは社会構造や社会システムが変化して生活が便利になっている証拠でもあるわけですからね。例えば、蒸気機関車の旅は情緒溢れるものになることは確かだけれど、だからと言って新幹線や高速鉄道が無い旅は現在では耐えられない。自動車だって、自動運転が実用化されたら「運転する/ドライブする」という概念も消えるでしょうし。ただ、その利便性と引換に、例えば位置を把握する能力だとか、どの様に道を選択するかというスケジューリング機能みたいなものが退化する可能性はあるわけで、そう言うものをどの様に埋めていくかは重要な課題でしょうね。パソコンが普及して、直筆で文字を書く機会が激減したから、漢字を読むことは出来ても書くことが出来ない時代に素手になっているわけで、そういうトレードオフをどの様に上手く埋めていくか、技術と個人の努力というか「気持ち」の要素が大きい気がします。まぁ、それがボケ防止にも成るなら喜んで努力するけれど(笑)。

2026年6月21日

梅仕事2026 (3) - 梅シロップと梅酒の仕込み

今年の梅仕事は、梅干しの下漬から。今年はしっかり重しを乗せたからか梅酢の出方も好調で、1日目で梅の半分位、2日目には完全に梅が漬かるくらいまで梅酢が上がり、3日目には重しの下に敷いているお皿も完全に被るくらいまで上がってきてくれました。このまま梅雨明けまで下漬が完了するまで待ちますが、毎日一回は蓋を開けて中の様子を確認して、かつ軽く漬けているビニール袋を揺すって撹拌するようにしています。

今年も梅は不作で生産量(実の成り具合)自体は昨年よりも少ないらしいのですが、昨年は雹の被害でかなりの量が不良品になってしまったのに対して、今年は比較的被害が少ないので出荷量自体は昨年よりも多いくらいらしい。それでも、スーパーやJAのファーマーズマーケットでも、青梅すら殆ど見かけることも無く、やはり梅不足は深刻そう。そんな中でも、もう少し何か漬けたいなと思っていて見つけたのが、今回梅を購入した梅ボーイズさんのサイトでの、いいちこを使った「梅酒」作り。度数が20度以上あれば、法律的に問題ないとの事で、かつよく使われるホワイトリカー(焼酎)で無くても色々楽しめるらしい。で、この「いいちこ」の独特のボトル、自分世代で言えば「ハクション大魔王のツボ」みたいな形状に嵌まり(笑)、梅仕事パート2として仕込むことにしました。で、お酒の量が720mlなので、梅を1Kg購入しても少し余ります。それならばと2KgをAmazonのサイトで購入して、720g分を「梅いいちこ」に、残り1.3Kg余りを梅シロップとして仕込むことにしました。

梅ボーイズさんのところから購入しようと思ったら、もう再販分も売り切れだったのでAmazon経由で別の業者さんから購入。こちらも「完熟梅」ではあるけれど、樹上完熟のものなので、一度水で洗ってから、ヘタを爪楊枝で取り乾燥させます。その中から、状態の良いものを選別(写真上側)して、それを「梅いいちこ」用に使用し、残り(写真下側)を梅シロップに使用します。

ここで一つ失敗。梅シロップには丸々残っていた甜菜糖を使用するつもりでしたが、1.3Kgも残っておらず半分位足りません。買い出しに行くのも面倒なので、食品棚を探すと、同じく茶色系のきび砂糖とか三温糖が残っていたので、それを集めてミックスして使用する事にしました。もう一つミスったのは、梅いいちこ用の氷砂糖が、のこっていると思ったら見つからず、これもわざわざ買いに行くのも面倒なので、白砂糖を使うことにしました。三温糖とか甜菜糖も残っていたんですが、梅いいちこの色が濃くなるのが嫌だったので、出来るだけ無色近くに仕上がるように白砂糖を使うことにしました。


2Lの平形のビンに梅(720g)を並べて、そこに白砂糖(180g)を注ぎ入れて、最後に「いいちこフラスコ」を注ぎ入れます。梅ボーイズさんのビデオ(YouTube)では、梅の量×3倍位の容量が必要(好ましい)ということで、720g×3=2160gでギリギリ合格のサイズでした。

次は梅シロップ。梅の量が1.3Kgで、砂糖も同僚いれるので本当は3L位のビンが良かったんですが、手頃なものが無く、余っている2Lビンを使うことに。氷砂糖では無く粉砂糖なので何とか入るかなと思いましたが、残量が少ない順に、きび砂糖、三温糖、甜菜糖と入れていたら、1.1Kgまで入れたところで満杯になってしまいました。まぁ、甘さが足りなければ、エキスが出た梅を取りだした後に甜菜糖を追加しても良いし、今回は取りあえず少なめで止めておきました。結果的に氷砂糖にしなくて良かったと思いました。氷砂糖だと、多分半分も入らなかったと思います。

暫くは様子を見ながら、ビンを毎日揺すって出来るだけ砂糖が溶けるように育てていくことに。梅仕事3年目(3回目)にして、色々多方面に手を出してしまいましたが、何とか年末にはどれも上手く仕上がることを祈りたいと思います。(続く)

「伝える」という事

毎週金曜夜に配信されるReHacQの「教養としての投資」シリーズ。今回は、いつもの永濱利廣氏に、私自身は久し振りに拝見した野村證券の岡崎幸平氏。で、MCはいつもの森本さんではなく山口真由氏。山口さんは、幾つかの番組やワイドショー等でコメンテーターとしてよく拝見するけれど、失礼を承知で言えばMCとして場を回すのは得意じゃ無いと思うなぁ。以前も同じ様な不満を呟いていたけれど(笑)、知識不足や経験不足は仕方ないとしても、伝える能力というか場をまとめるMCとしては力不足を今回も感じたところ。色々事情はあるとは思うけれど、折角ゲストの方が良い話をしても、話の進め方が拙いとその情報の価値も半減してしまう。

内容は、先日の日銀の利上げや米国の新FRB議長のケビン・ウォーシュ氏の今後の動向などの話で、ゲストお二人の裏話的な話が興味深かったけれど、申し訳ないけれどMCが話の腰を折るというか、進行がぶつ切れされるので石刻の発言や情報が頭に入らない。実は先週金曜日夜にライブで視聴していたんですが、最初の15分位でどうにも山口氏の進行に耐えられなくてその時は早々に離脱してしまいました。その後週末に、苦痛なところは飛ばして戻してとしながらやっと最後まで試聴し終わったところ。MCは、その話題の専門家で無くても良いけれど、話の進め方のプロではあってほしいなぁ。

そんな中で今回再発見したのが、岡崎氏。昨年末に初めて拝見して、自分的には今回二度目なんですが、「何処かで見たような印象」が最初から続くんですが、今回発見しました。語り方や声質、また話の構成みたいな全体の「伝え方」が、JX通信社代表取締役として選挙ドットコムちゃんねる等によく出演している、米重克洋氏の話方伝え方とそっくりだと思うんですよね。よくよく見ると、顔立ちも丸顔でお二人とも似たような印象という事も有るのかな(笑)。声質がソフトな感じで、つい声に釣られて集中してしまうところに、話の内容言葉の選択も出来るだけ平易に分かりやすく説明しようとする意図みたいなものも感じられますし、それでいて曖昧な内容では無く要点は押さえた必要十分な情報提供を心がけている気がします。伝え方や声質だけで無く、お二人の話を聞いていると、現実のデータに基づいて構築された「情報」を、ちゃんと伝えようとしている誠意みたいなものも感じられます。

岡崎さんに担当して貰えるならば、野村證券に口座作っても良いかなと思うくらいなんですが(笑)、仮に自分とは意見や目的が異なる場合でも、先ずは相手の話を聞いてみようという気になりますもんね。そう言う意味では、声質などは異なるけれど、東大の斎藤幸平氏の「伝え方」も、主義主張は自分とはほぼ真反対だけれど、相手を時分の主義主張に染めようという意図では無く、自分はこういう理由からこういう考え方をしていて、それは現実の多数の考え方とこういう部分が異なるけれど、それに対しては現実にはこういう問題がありその解決策として自分の考え方のこの部分は正統性がある、 と相手に伝わる頭に入る伝え方を意図的か無意識に行っているのが印象的です。声質も重要だけれど、やはり話の組み立て方が、相手に伝わる一番の要素だなと再認識したコンテンツでした。

2026年6月20日

古い記憶と歴史

天皇皇后両陛下がオランダを訪問した様子を、様々な媒体が報道しています。その中で、ほぼ異口同音に伝えられているのが、先の大戦中当時オランダが植民地化していたインドネシアへ日本が進駐し、インドネシアを植民地支配したことで、戦後もインドネシアやオランダが日本に批判的だったという話。 

私は、東南アジアへの旧日本帝国軍の侵攻は批判されるべき内容だったと思うし、その後の植民地経営が決して誉められた内容で無かったことも事実だと思っています。その後太平洋戦争終盤には、厳しい戦闘を強いられて後退するわけですが、ここでいつも感じる疑問がそれら東南アジアの植民地政策に関して、日本は当時の行為を問題視されるのに、其れ以前に植民地化していて、日本後退後に再び植民地経営を再開した欧米列強は何故問題視されないのだろうかということ。

「欧米がやっていたから日本も同じ事をやった」という言い訳は通用しないことは当然だし、日本の植民地経営が欧米列強の経営よりも過酷だったかもしれない。でも、その後それら植民地化されていた東南アジア諸国は独立を勝ち取ったことからも、彼らにとって植民地化は望んでいたもので無かったことは事実。それら独立戦争・闘争に、旧日本軍が支援してそれが独立成功へ繋がったという論説も聞くけれど、有る程度影響はしただろうけどそれで日本の行為が正当化されるわけでも無い。ただ、日本の当時の行為が批判される度に素朴な疑問として、「じゃぁ日本以前・以後の宗主国は問題無いのか」という疑問が浮かぶんですよね。

インドネシアに関しては、当時捕虜になったオランダ軍兵士への過酷な扱いもあり、昭和天皇のオランダご訪問の時には反対運動も起こったくらいだけれど、それとオランダのインドネシア植民地経営の話は別だと思うし、そこは彼らがどの様に対応しているのか考えたいところ。同じ様に他の東南アジア諸国に対して、日本の当時の行為は批判されるのだけれど、それはそれとして当時の行為を反省して未来に向けて新しい関係を作る方向に話が進めば、それは良いと思う。一方で、でもその日本の行為前後には別のストーリーも存在していたことは、重要な背景情報として理解するべきだと思う。同じ様に、日本の戦争贖罪の意識は今も続くわけですが、何故そうなったのかという背景考察って凄く少ないと思うんですよね。「平和教育」って、自分達の行為の正当性を強要することでは無く、それぞれが自分で考えて行動出来る「知識と経験の蓄積」を伝承することだと思うんですよね。そう言う意味で、今のように「日本の行為・結果」に注目していくのと同じかそれ以上にそこに至る「過程と背景」に関して、もっと考えるべきじゃ無いか感じるわけです。

アパレルAWS

佐々木俊尚氏の引用から、中国アパレル企業「SHEIN(シーイン)」が展開する「アパレルAWS」ビジネスモデルに関して。ユニクロに代表される、「大量生産低価格販売」という旧来のビジネスモデルが、ZARAのように次々と新製品を展開する「多品種高速展開」という進化形に変化し、それがさらにSHEINでは「超多品種超高速展開」と拡張されると、そこに外販という要素を加えることで、自社製品の展開だけで無く製造システムの効率化高稼働化をすることで、より健全なビジネスモデルを構築しているという話。

昔は日本の縫製業界でも、有名企業の新作のサンプル製造みたいなことを専門にやっている小規模企業が結構有ったように記憶しています。相手の要望に応えられるだけの技術力と、それを短期間で形に出来る能力を持った有能な縫製技術者が多く存在していたから可能だったんだろうけど、どんどん国内の衣料関係企業が衰退していき、そういう小規模だけれど技術のある中小企業が「低価格大量生産型企業」に淘汰されて、もう日本では成り立たなくなってしまったビジネスモデルなのかも。

数年前に何かの番組で、そう言う全国に点在している技術を持った人材をネットワークで繋いで、個人単位で縫製作業依頼をするシステムを構築している話を見た記憶があるんですが、仮にそれが国内で成立すれば、SHEINよりも更に小ロットでも対応出来き、かつ日本国内だと宅配便サービスで一日で配送も出来るから、より付加価値の高い縫製サービス提供が出来ないだろうか。それこそ、1点から10点位のロットに絞り、作業日数も1~2日位で、3日から5日位でサンプルが手元に届き、それが気に入ったら翌週までには20~100点位の限定販売用商品展開まで出来る、みたいな。最初のサンプル制作はスキルのある個人が担当して、それを少量製造するときには、何人かの従業員を抱えている町工場みたいなところが担当する。そういう少量製造拠点を、全国あちこちに展開しておけば、輸送に関しても宅配では無く直接工場から顧客へ配送することも可能な地域も出来るだろうし、そうなると朝注文を入れたらその日のうちに納品されて翌日から販売可能、みたいなスキームも可能なるのでは。

製造工場にしても、例えば共同で記事や素材のストックをしておき、必要ならば直ぐに共同倉庫から出庫して製造に回すことが出来るような仕組みはどうだろうか。その在庫管理もネットでやるのは当然として、他の地域での動向や市場の様子、またネット等での嗜好分析みたいなものもAIで行って、事前に必要になりそうな素材調達をしていたり、配送先も分散して迅速に納品できるような有機的な仕組みって、今なら可能な気がするんだけれど。中国のレアアースや、ホルムズ海峡の石油など、ここ最近製造元調達先を固定化することのリスクを散々経験してきたわけで、可能ならば国内製造・調達にシフトしたいところ。何万何十万という大量製造には向かないかもしれないけれど、日本人が好きそうな「人と違う個性溢れる洋服」みたいな戦略には、そう言う小回りのきくきめ細かな「超多品種超高速国内製造調達システム」が武器になるんじゃ無いだろうか。

トラブルデー

昨日は色々なトラブル(事件・事故)が発生して、ちょっと憂鬱な一日でした。朝は、梅雨空が明けて青空も見える暑い日差しでスタートして、ベッドシーツとか大物の洗濯を張り切ってしたんですが、そんな夏のような陽気はお昼過ぎから一転。午後のワイドショーでは、都内の小学校で火事が発生して、全校生徒教師300名余りが避難しているという速報が入りビックリ。リアルタイムの報道では、4Fの音楽室と音楽準備室から火の手が上がっていて、消防の消火作業の様子を流していましたが、その時点で生徒8名と教諭2人が建物の中に取り残されているという情報が流れていて、をぃをぃ大丈夫かと心配に。幸いにも、その後全員が救助され、煙を吸ったり避難中に怪我をしたりして病院へ搬送された生徒・教師の方も居たみたいですが、全校生徒と教諭は全員無事という報道にほっと一息。単純に比較できるものでは無いけれど、ふと3カ月前の辺野古沖転覆事故がオーバーラップしてきて、あの時に教師や周りの大人達の迅速適切な対応が有ればと思うのは私だけでは無いとも思う。

その後外食の予定があり夕方から出掛けて食事をしていたら、お店の方が「浜松駅で新幹線が止まっているらしい」と話してくれてビックリ。どうも浜松駅(駅構内?)で人身事故があり、東海道新幹線が夕方から全面停止しているみたい。丁度私がお店に入った頃位に発生したみたいで、その時点ですでに1時間以上経過していたけれど、まだ運転再開には時間が掛かりそう。この時には会食中と言う事もあり、ネット検索したりして詳細を調べることはしませんでしたが、帰宅してから検索してみたら、事故発生は午後5時40分頃で、その後運転再開したのは丁度私がお店を出た頃の午後9時前位。58本が運休して14万人が影響を受けたそうですが、金曜日の夕方は東海道新幹線の下りが一番混むとき。各駅は大変だっただろうなぁ。今朝は予定通り定時運転をしているそうですが、こういう事故は勘弁してほしい。

予め予測予想できるトラブルならば、それなりに対策も考えるし、万一の場合の代替案(Plan B, C, D, ...)も用意することも出来るけれど、トラブルなんて殆どの場合突発的に発生するから「トラブル」なわけで、殆どの場合はその発生した瞬間に判断をして対策を取らないといけない。私の場合、少し前までは毎週のように新幹線通勤をしていて、特に一時期は毎週金曜日に横浜と浜松を往復していたので、昨日のことは他人事ではありません。しかも、金曜日の夕方というのは、一週間の仕事を終えて都内から名古屋関西西日本方面へ帰宅する人が多く、夕方6時頃の新横浜発のひかり号なんか、指定席車両の通路にまで人が溢れるほどの混雑。そんな状態で車内に缶詰になってしまったら、正直たまりませんね。私も悪天候で途中で停車したこともあったし、沿線火災の影響で鎮火するまで1時間以上小田原の手前辺りで止まっていたこともあったし、強風でビニールが架線に引っかかって停車したりと、何度か経験しています。人身事故も、乗車車両では無いけれど、先行している車両で人身事故が発生して、その影響で駅間で暫く停車した経験も。EX予約を利用し始める前はこだま号の自由席利用だったので、もうずっと満員電車状態でしたが、EX予約が始まってすぐに利用開始をして以降は混雑していても何とかすわれる状態だからまだ助かりました。

新幹線の場合、乗車してからトラブル発生するとどうしようもありませんよね。それは飛行機も同様。ただ、乗車前なら何とかなる手段も可能な訳で、例えば東京から大阪ならば羽田から伊丹という方法もあるだろうし。でも、案外距離が遠いようで近いだけに代替案がそんなに有るわけじゃ無い。そう考えると、リニア新幹線が予定通り2027年に名古屋まで開通していたら、リニアで名古屋まで出れば、名古屋から大阪方面へは近鉄もあるしJR西日本の快速もあるし、結構何とかなりそうな気もします。毎日そんなことを考えて生活するのもしんどいけれど、何かあったときの瞬発力みたいなものはどこか心の隅にでも用意しておく必要が有るのが、今の社会なのかもしれない。

2026年6月19日

Fire Incident

昨日、羽田発ロンドン行きのBA(British Airways)006便(HND 13:05-LHR 19:50)が、PBBを離れて滑走路へ誘導炉移動中に機内でスマホの発火インシデントがあり、離陸を取り止めゲートへリターン。発火したスマホは消火され、その後約1時間遅れで同便は出発したそうですが、中々びっくりしたニュース。

発火したスマホは、ちょっと怪しげなものかなと思ったら、朝日新聞の記事では、そのスマホはしっかりと「iPhone」と書いてある。流石にどの世代か不明ですが、古いスマホで内蔵バッテリーが劣化していたのだろうか。あるいは、Apple Shop以外のお店でバッテリー交換とかしたようなものだろうか。これまでは、モバイルバッテリーが発火したニュースばかり流れていましたが、本体から発火したニュースはそんなに記憶が無く、しかもそれなりに知られているiPhoneというのはかなり意外です。 

iPhoneの発火も以外だけれど、機内で発火騒動があったのに1時間遅れで出発していくBAも凄いなと言う印象。多分実際に対応したのは、JALなんだろうけど、機内の装備に損傷が無かったから状況確認後に出発できたのかなぁ。例えば発火してシートが損傷したとか、頭上のビンボックスが焼け焦げたとかしたら、やはりそのまま出発と言うわけには行かないと思うけれど。一般的には、機内の給電サービスが始まるのは離陸して水平飛行に入ってからだと思うんですが、BAは其れ以前からUSBとかACの給電をしていて、それでiPhoneを充電していたのかな。ANAは水平飛行に入ってベルトサインがオフになるタイミングで給電が始まるのですが、多くの人は其れ以前からUSBやACドングルをコンセントに接続して、その先にスマホを接続していますからね。多数のスマホが接続した状態で給電が始まったら、最初の突入電流はかなり大きくなりそう。それも影響したんだろうか。

モバイルバッテリーは、最近機内での充電や給電しようが禁止されたけれど、スマホは止めるわけには行かないので対策はどうするんだろうか。どういう状況でどの様な使用方法を取っていたときに発火したのか、その辺り情報開示するか少なくとも航空会社間では情報共有をして、今後の対策に生かして欲しいですよね。自分も最近はスマホを機内で使用することが殆どで、その場合も面倒だからUSB給電もせずに本体のみで称していますが、もしそういう状態なのに今回発火したとしたら困るなぁ。モバイルバッテリーの場合は、コストダウンのために内部のバッテリーセルや安全回路で手を抜く場合があるけれど、流石にスマホ内蔵バッテリーに関しては本体機能にも影響するから、それなりの対策を施しているはずなんですよね。この件に関しては、詳報を期待したいところ。

無意味な勉強会

今国会終盤の争点にしたいのか、盛んに「高市事務所による『中傷動画』問題」を取り上げて盛り上げようとする、中道改革連合、立憲民主党、公明党が、合同勉強会を開催為たという記事。なんかさぁ、昔からこの人達ってネタ詰まりになると「勉強会」とか「合同何ちゃら」みたいな集まりを開催して注目を集めて世間の興味を引こうとしていないか?

大体、彼らの言う所の「中傷動画」が未だに片鱗すら見つからないのに、それが何で彼らとは関係無い総裁選や衆議院選挙に影響したと言えるのだろうか。少なくともこの問題の始まりは、自民党の総裁選で高市陣営が先行する小泉陣営を中傷する動画を作成・拡散させた、と言う話だったと思う。それなのに、それが衆議院選挙でも行われた、でも肝心の動画は既に削除されていてアカウントも閉鎖されていて証拠は無い。それでもこれが数少ない証拠だと週刊誌が出してきたら、それは時系列がおかしい捏造と思われる部分があり削除。そしたら今度は、当初は話に含まれていなかった「サナエトークン」の話をしている、これが動かぬ証拠だと音声データを出してきた。でもその肝心な部分はその数ヶ月前に別の話題で発言した音声と全く同じ様に聞こえるわけで、それも継ぎ接ぎじゃ無いのと突っ込まれている。

そんな習慣式辞しか「証拠」とか「根拠」が無い話を、何を理由にこんなに国会の場で延々と話を続けられるのだろうか。少なくと自分達の独自経路で、それら週刊誌記事を裏付けるあるいは補強できる情報なり証拠があるならまだしも、そんな話は全く登場せずさらに既に否定されている週刊誌情報を根拠に質問を続ける始末。以前の政党時代同様「無能な働き者」って、こんな感じなんだろうなと妙に納得してしまいます。

大体その動画作成者なる自分は、依頼されて自分で作成したと言いつつも、別の場所では自分の勝手連の行為で高市事務所は関係無いと正反対な発言をするなど、矛盾しか感じない状態。また、報道等では意図的なのか偶々なのかその部分は含まれない音声データが拡散されているけれど、実際の音声データでは高市事務所からは受け入れられない意見が出されていて、リモート会議自体は否定していないけれど、それを利用して中傷動画拡散などの行為はしていないことはほぼ確実。世の中物価高だ円安だと大変なのに、自分達は昔からと同じ様な真偽不明な情報を元に正義の味方ごっこに勤しむ状態。だからなのか、職業差別的な発言が飛び出てきたり、自分の領収書記載内容に疑問を持たれたりしているけれど、メディアも同類なのかそういうところは追求しないんですよね。これが自民党側が同じ様なことをやれば、徹底的に問答無用で追求するくせに。そう言う意味では、一番の問題はこれら野党仕草が抜けない野党だけれど、それに甘いというか同類のオールドメディアも同罪だと思う。本当、わざわざ勉強会開かないと分からないような話で貴重な国会の時間を浪費するなよ。 

2026年6月18日

囮報道なのか?!

佐々木俊尚氏の引用から、辺野古沖転覆事故で亡くなった最初に転覆した船の船長が、其れ以前に性的暴力を起こしていたという地元琉球新報での報道。運動以前に御本人も問題があったという事実の一つだと思うけれど、なんで基地反対運動に理解というか協力的な対応を続けている地元紙の一つ琉球新報が報じているのか不思議な感じもする話し。

前向きに考えれば、これまでは庇う立場だった地元紙ですら、もう看過できないくらいに状況が悪化しているのだろうか。そうだとすると、事故発生後殆ど大手メディアでは扱いが無かった点ぷん事故に関して、文科省から同志社国際高校や学校法人同志社に厳しい判断が出されて、さらにここ数日の間に大手メディアでも遺族の方のインタビューも含めてかなり突っ込んだ報道が公開されるような状況に、風向きが変わってきたと感じての対応なんだろうか。

ただ、悪く考えると、これはその亡くなった船長に責任の全てを負わせて幕引きを考えている節にも思えるんですよね。例えば同志社国際高校の校長は、始業式で自分達に責任はないというようなスピーチをしたらしく、全く当事者意識がないばかりか、現地での平和教育に関しても、どうも亡くなった船長の一存のような言い方をしているらしい。また、基地反対活動の団体側の弁護士も、メディア等からの責任の所在に関しての質問に対して、どうも亡くなった船長の一存のような回答を返していて、厳しい言い方だけれど「死人に口なし」で責任を押しつけようとしている風にも感じるんですよね。

自分達の責任問題が拡大することも避けたいし、多分今後一番問題になるのは秋野知事選挙の動向。基地反対団体としては現職の玉城デニー知事の三選は、生き残るための必須条件だけれど、流石に現状の流れは厳しく、対抗馬の古謝弦太候補も自民党だけで無く、公明党などの支援も取り付けて、着々と支援体制を整えている状況。現状では現職の強みや沖縄の事情もあってまだ玉城氏有利な情勢らしいけれど、今後の転覆事故の対応次第では一気に雪崩現象で票が古謝氏に動く可能生も大きい。となると、その動向を左右する一番の要因で有る基地反対派の活動は自粛しつつ、責任の矮小化を図ることは戦略としてはありうるでしょうね。そうすると、亡くなった船長を一人悪者にするのも、彼らならやりかねない気がするしなぁ。そんな中、地元の産経新聞竹内記者は、近くの港の監視カメラの映像を入手解析して、事故直後の引率強者関係者の動向を明らかにして、学校側の対応不足を報道しています。事故発生時から時間は掛かっているけれど、それなりに証拠や背景情報も集まりつつあり、これから本格的な原因究明が進むように期待したいですね。それがご遺族の苦しく深い悲しみに少しでも寄り添う気持ちに繋がる気がします。

PC vs. Chromebook

ここ最近日帰り・宿泊を伴う移動が何度かあり、そこで気がついたんですが、そういう場合自分の場合はパソコン(ゲンロク君=ThinkPad X13 Gen6)を100%持ち出しています。理由は後述しますが、やはり可用性と利便性が一番だと思うし長年パソコン特にノートブックPCを開発・使用してきたから、これが一番しっくりくるんですよね。

仕事をしていたときには、会社支給の所謂「オフィスPC」が有り、これを持ち出していたので選択肢は無くなったんですが、仕事のモードも変わりそういうオフィスPCも無くなって100%時前の端末使用の状態になり、そこで購入したのが「ゲンロク君」。ThinkPad X13の系統は、長年使用してきたこともあり、サイズ的にも一番しっくり来るファミリーなので、それも選択した動機の一つですが、もう一つある意味最大の理由が「X13シリーズで初めて1Kgを切った」事。それまでは、1.23Kgとか、1.13Kgとか、まぁまぁ軽量級のノートブックパソコンではあったけれど、ライバル(身内?)のNECや富士通PCが、700gとか600g台のノートブックパソコンを既に投入して居ることから見ると、かなり見劣りしていました。そんな中で、ThinkPad X13 Gen6で初めて1Kgを切ってやっとかという思い。とは言っても、930g位だから、まだまだ先行メーカーとの差は大きいのだけれど、その200~300gの差の大小も大きいんですよね。一番は、やはりキーボードのタッチが全然違うことと、全体の強度感みたいなものに不安を感じるところ。でも、次に買い換えるときには800gを切る所くらいまで軽量化してほしいところだけれど。

この「軽量化」が、困ったことにChromebookの「ASU(エース)君/ASUS Chromebook」 の利用頻度に影響していて、これまで半分位の機械で持ち出していたASU君が、最近はずっとお蔵入りの状態。理由は二つあって、このASU君は本体(タブレット)だけなら500g位なんですが、デタッチャブルキーボードが結構重くて、両方つけてキックスタンド兼用のカバーも含めると1Kg位の重量になります。ですから、ゲンロク君を持ち出すのもASU君を持ち出すのも、重量や鞄の中のスペース的には変わらない。更に、ゲンロク君のキーボードは慣れているQWERTY配列のキーボードですが、ASU君はQWERTY配列だけれど一部変則的な周辺キー配列部分があり、タッチタイプがしづらい。また、ATOKが使えないのでかな漢字変換も神経を使うのが、使い勝手をかなり低下させます。さらに言えば、自宅のデスクトップ機で使用している環境は、ほぼゲンロク君上でも再現できるのに対して、ChromebookのASU君ではChrome Browser以外はChrome OS環境の制限があり、これも作業効率に大きく影響。結局は、持ち出すときの物理的条件が差別化の要因だったのが、それが無くなってしまうとChromebookの優位性も寄泊してしまい、ここ最近では殆ど利用機会が無くなってしまいました。

最初は疑心暗鬼だったChromebookでしたが、Windows PCの完全な置き換えは厳しいと思うけれど、一般的なネットアクセス端末としては必要十分だと思います。また、起動時間は早いし特に不満はない、唯一かな漢字入力を除けば(笑)。これまでは、例えば病院へ行くときなどのように、待ち時間がそれなりの時間発生するようなときには、わざわざWindowsパソコンを持ち出すよりは、Chromebook位のサイズ感性能で十分だったわけです。所が、それとほぼ同じ条件で、より日常使用に近い条件環境で使用できるデバイスが登場してくると、「それならば」と慣れたデバイスを選択するのが人情。やはり、モバイルデバイス何だから「軽量化」というのは一番の正義だなと再々認識(?)しているところです。そうそう、バッテリー機能も向上して、普通に一日使用しても半分位は残っているから、ACアダプターを持参しなくても良い安心感も大きいですよね。さて、ASU君を今後どの様に活用するか、悩ましい課題です。

2026年6月17日

週刊醜聞文春

昨日の共同通信社に続いて、週刊文春も高市事務所発という疑惑動画を非公開にしたものの、こちらは「ゴシップ週刊誌」の強みだからなのか、「それでも疑惑の根幹は揺るがない」と記事自体は取り消さない様子。「これが動かぬ証拠だ!」と見得を切ったのに、その「証拠」が「捏造品」だったわけで、それならばその証拠に基づく報道だって真偽不明の「偽情報」としか言いようが無いのでは。本当にその報道が真実で証拠があるなら、その「証拠」を示さないと、もう以前の論拠は崩壊しているわけですし。

この週刊文春も、元々の「中傷動画の作成拡散」という話を、その中傷動画が無いものだから「そういう密約をかわしていた、その証拠がZoomの音声だ!」という方向に持っていき始めている。でも、Zoomでのリモート会議の、しかも全体の一割にも満たない時間での会話で、どれだけ相手を認識して理解していたか大きな疑問。 多分記事作成者は、そういうリモート会議の機会が無いのではと邪推。何度も同じ人物と会議をしていてと言うなら、まだそれなりの相互理解というか認識も生まれていただろうけど、今の所表に出てきているのはその1回だけ。相手の名前だって定かではないだろうそんな一瞬の機会を「面識」と言うほどの認識になるのか、余りに非現実的な話だと思う。

週刊文春にしてみれば、多少あやふやなあるいは疑惑の証拠だろうと、それらしいストーリーをでっち上げて、それに対して読者が興味を持ってくれて、自社の書籍なりオンラインサブスクが伸びれば御の字。それで裁判になり敗訴しても、精々罰金の額としては数百万円程度なのは過去の事例から分かっているので、それを「コスト」と思えば、それ以上の売上げがあれば、彼らのビジネスモデルとしては「成立する」と言える。これが、放送局だとか新聞社なんかがやれば、やはり社会的公共性とか中立性とか、まぁそういう道義的責任からかなり問題になるんだろうけど、言っても週刊誌、言ってもゴシップ誌であれば、よほどの事で無い限りは「蛙の面になんとやら」なんだろうなぁ。

高市総理側としては、まぁ余計な騒動ではあるんだろうけど、それが飛び火していさ進一議員の政治資金の使途に疑惑が生まれているのは、何というか自業自得というか藪を突いて蛇が出てきたというか、まぁ貰い事故みたいな感じ。でも、やっている事はこれまで彼らが批判していた自民党議員と同じなわけで、となれば同じ批判に対して彼らも説明責任はあるし、それは納得出来る内容で無いと駄目。でも、どう見ても不記載で表に出ない(知られない)原資を作っているようにしか見えないわけで、それって彼らが一生懸命追求していた「自民党のパーティー券裏金問題」と変わらないじゃん。個人的には、その見た目の派手さとか発言全てに賛成出来る人では無いけれど、それでも結構興味深い議員さんの一人として最近注目していただけに、今のドタバタ具合はかなり残念。これ以上被害が酷くならないうちに、「こちらの認識と本来の主旨との理解に違いがあり、それをただしました。申し訳ありませんでした。」と謝っちゃった方が無難だと思うけどなぁ。どんどん文春みたいな存在になっていくような気がする。

株価も物価も

昨日の日経平均株価は、一時7万円を突破。アメリカとイランの合意文書にサインされたということで、ホルムズ海峡が解放される方向性がこれまでよりも確かになった安心感が最大の材料だと思うけれど、それでも一気に7万円を突破するとは思いませんでした。週明けの月曜日にも株価は急騰して、一気に3000円以上も上がって終了。多分翌日火曜日は、その利益確定で下がるだろうと思ったら、午前中はそんな感じもあったけれど直ぐに反発して7万円台を突破。その後は、やはり利益確定で下がり終値は7万円を切ったけれど、今日はどうなるんだろうか。

かなり急騰して居るとは言え、現実はAI/半導体関連が伸びていてそれ以外はそれ程では無い状況は変わりない訳で、かなり歪な状態であることは確かなんでしょうね。一番大きな理由は、アメリカとイランの合意何だけれど、聞くところではイスラエルは不満らしく、今後イスラエルがイランに対して対抗していくと、また混乱が戻ってくるリスクはまだまだありそうですね。それでもトランプ大統領としては、兎に角中間選挙に向けて支持率を上げて行きたいだろうから、まずはこのイランとの決着を「完全な成功」で〆たいだろう。だろうから、イスラエルに対してもかなり厳しい事を言っているんじゃ無いだろうか、と、期待したい。

合意を受けて、石油価格もそれまでのUS$120とか$110から、US$80位迄下がってきていて、このまま落ち着いてほしいですよね。7月8月発券分の燃油サーチャージは、対象となる4月5月のシンガポールケロシン市況価格が上がったからかなり値上がりしましたが、6月7月の価格が反映される9月以降の燃油サーチャージは少しは下がるかなぁ。個人的には、今年の最大目標の世界一周フライトに向けて、具体的に発券などもしないといけないし、燃油サーチャージはフライト区画毎に掛かるから絶妙に懐に響くんですよね。

19日に調印されて、その後60日間の交渉期間が上手く進み、ホルムズ海峡も開放され原油価格も下がれば、もしかしたら日経平均も年末には8万円突破なんていうのも可能性は有るんじゃ無いだろうか。ただ、そこまで楽観視できないのがトランプ大統領だしイランの対応だしなぁ... それでも、ここ最近のニュースでは以前ほど「ナフサ不足、シンナー不足」のニュースも見なくなり、かなり政府が主導して進めた調達先の分散化と、既存物流の整理(中抜きなどの解消)が危機的状況解決のために進んだことは、良いことの一つじゃ無いだろうか。別の言い方をすれば、日本経済の体力が少し健康的になったと言えるんだろうけど、だからと言って一度値上がりした物価が状況によってまた下がるという事は考えづらく、精々上昇率が緩やかになるくらいでしょうね。となると、株価はトレンドもあり上昇志向が続くとしても、生活実感的には余り変わらずという状況がまだ暫く続くんでしょうね。秋の発券で燃油サーチャージが下がってくれたら、それで自分は「あぁ余裕が出来た」と感じるのかもしれない(笑)。