2026年9月21日

世界一周スタアラの旅(10) - シンガポール経由日本帰国

世界一周スタアラの度Phase-1(P1)後半は、乗り継ぎの旅。前日遅めの時間にバンコクに到着して、ホテルに入ってからもデータやメール整理をしていて、結局ベッドに入ったのは現地の日付が変わってから。タイと日本は-2時間の差があるので、タイの深夜零時は日本だと午前2時。フライト中もうつらうつらしては居ましたが、やはりベッドで寝ると熟睡できます。

この日はお昼過ぎのフライトで、BKK-SINと移動し、シンガポールで5時間の待ち合わせの後ANAの深夜便(Red-Eyes)で羽田へ翌日早朝に帰国するという予定。空港に到着して、手元にはKIXで発券されたBKK-SINのボーディングパスがあるので、そのままセキュリティを通過して出国審査も通過。タイ国際航空のRoyal Silk Loungeでひとまず時間を潰しました。タイの玄関口であるスワンナプーム国際空港は、メインのターミナルが巨大。しかも今回はサテライトターミナルまで出来ていて、そこへの移動は途中シャトルを使っても15分位かかると表示されています。で、この後搭乗するSIN行きは、このサテライトのS104番ゲート出発予定なんですよね。少し早めにラウンジを出て、暫く移動してからサテライトへ行くために地下に降ります。ここが連絡用シャトルの乗り場になっていて、乗車して数分でサテライト側へ到着します。シアトルタコマ空港とか、ワシントンDCのダレス空港みたいな感じですね。あるいは、仁川空港とか。そのサテライトターミナルですが、ゲート数が30近くあってこれは羽田のT3よりも大きいんじゃ無いだろうか。後から増設したから「サテライト」なんだろうけど、もう「T2メインターミナル」と言っても良いくらい。

1) BKK 13:50 - SIN 17:05 (TG407)

ゲート前で待っていると、事前改札無しでいきなりグループ1からの登場開始となり機内へと入ります。機材はA320neoの最新機材で、使用シートは2-2と1-1が交互に並ぶ初めて経験する配列。機内に入って待っていると続々と乗客が入ってきますが、ビジネスクラスは半分位の入り。その為か、13:45にドアクローズとなると、CAが二人並びで座っている人に声を掛けて、開いている一人シートや、二人並びシートへ誘導して、ほぼ一人1列みたいな状態になりました。

暫くしてプッシュバックが始まり、広い空港をRW20Lへと移動開始となります。外から見ても、サテライトターミナル、大きいです。後メインターミナル自体もかなりの大きさですが、成田空港の新しいターミナルも形状は違うとしてもこんな感じの「巨大ターミナル」になるんでしょうね。で、その内にゲートが足りなくなって、T1の部分にサテライトを新設したり、T2部分を残して改修して、第2サテライトみたいになったりして。その前に滑走路を3本から4本とか増やさないと、離発着が追いつかないか。

離陸したのが14:05で、ブロッキングタイムが01:55なので、イメージとしては羽田-金浦位の距離感の国際線でしょうか。離陸して暫くすると食事のサービス開始。メインで、シュリンプかビーフの選択肢がありビーフにしましたが、これが堅くて食べられなかった(笑)。アルコール類も豊富で、短いフライト時間の中CAさんも忙しそうでした。で、タイ航空にしてはシートがよく出来ていて(笑)、フルフラットになるし、USBはType-A/C両方あるし、このまま日本へ飛んできても不思議では無い感じです。

暫くすると、Changiへの着陸態勢に入り、高度を落としていきます。時間調整でしょうか、ちょっとジグザグしつつRW20Cへ着陸したのが15:59とちょっと早めの到着になりました。Changiも広い空港ですが、スムースに誘導路を移動して、F35番ゲートにはいったのが17:04でした。次のフライトまで5時間近くあるので、機外へと出ると入国審査場へと向かい、顔認証端末でパスポートスキャンをして直ぐに通過出来ました。この後、JEWELへと移動して、お決まりの巨大な「落水」を眺めたりして時間を潰し、1時間一寸したところでさすがに疲れてきたので、T2へ戻りシンガポールを出国しました。

2) SIN 22:00 - HND 06:10 (NH844)

まだ3時間以上乗り継ぎ時間があるので、先ずはSQのSilverKris First Class Loungeへ入ります。ほぼガラガラの中自分の席を確保して、先ずは水分補給。寝落ちすると大変なので、スマホの目覚ましを設定して、さらにアルコールは避けておきます。1時間位したところで、夕食を摂ることに。BTOのコーナーへ行き、トマトソースの海鮮パスタが美味しそうだったのでこれをオーダー。それ以外にも、海老の餃子とかサラダなど取り分けて席で待っていると、熱々のパスタも届きました。今回は、ハンバーグとかラーメンとかも並んでいて、多分常時9種類位あるんじゃないかな。パスタも麺が熱々で、ちょっとコクが足りない気がしましたがそこそこ美味しかったです。

フライトは深夜便なので、離陸後の食事は任意で、到着前の食事が和食と洋食の選択になります。時間帯が時間帯なので、離陸したら直ぐに横になり、到着後の行動に備えるつもりで、ラウンジでは結構しっかり食事を摂り、水分も多めに補給しておきました。

出発ゲートが「E12」番と、ラウンジのある側のコンコースですが、そのEコンコースの先端のゲート。徒歩移動で10分位は見ておいた方が良いのと、段々と眠くなってきたので少し早めにラウンジを出てゲートへ向かいました。先端部部の手前では、Changi名物(?)のゲート前のセキュリティチェックがあり通過したんですが、何故かここでX線検査にiPhoneを通すと、いつも「緊急非常通信」の画面になって出てきてビックリします。

先端部のゲートなので、この保安検査済みエリアは、ゲートE7、E8、E12と共用で、隣りのE8も同じ位の時刻に出発便があるようで、そちらも搭乗開始待ちの人が多く待っています。21:32に事前改札が始まり何組か通過していき、2分後位にはグループ1からの優先搭乗が始まり機内へと入り着席。これで寝落ちしても帰国出来ます(笑)。機内はほぼ満席の様子でしたが、21:51にドアクローズ、21:58にプッシュバック開始と、定刻よりも早く出発です。その後RW20Lへと移動して22:07に離陸して羽田へと向かいました。

離陸前にCAさんが挨拶に来て、離陸後の食事の有無と到着前の食事の有無を確認。またこのフライトは、台風の影響で揺れることが予想されるので、到着前の食事は2時間半前位からサービス開始する予定と言われました。水平飛行に入ると、私は直ぐにシートを倒して睡眠モードへと移行。途中一度トイレで目が覚めましたが、到着2時間前位に周りの人が食事の準備を始める音で目が覚めて私も起床。冷たいお茶で目を覚まして、和食の食事を頂きましたが、うーんやっぱり今ひとつの出来というか、豚冷しゃぶの肉が臭く感じるなぁ... 

機内Wi-Fiに接続してFlightradar24でみると、さすがにまだ早朝4時頃なので回りに機影は殆ど無し。また、台風の影響で追い風だったのか、1時間近く早くなっている印象です。東京湾の中央辺りを北上していき、アクアラインを超えたところで左に旋回。C滑走路のRW34Rへ着陸したのが05:15でした。ここから左に離脱してUターンをして、T2の国際線ターミナル部分の67番ゲートへ入ったのは、50分近く早着の05:21でした。

この後入国審査と税関審査を通過しましたが、羽田空港T2の審査場って狭いですよね。入国審査の日本人用の顔認証端末は2機しか使われていなくて、その先の税関審査場も結局は有人ブースのところで、パスポートと事前申請のQRコードを読み込ませると言う、なんか二度手間みたいな状態でした。それでも到着してから10分程で日本へ帰国。05:22発の京急品川行きを使えまて品川駅へ移動し、新幹線も予め予約していた07:34発のひかり号から1時間早い06:37発のこだま号へと変更して、無事に帰宅出来ました。そうそう、浜松駅から自宅まで路線バスで戻ったんですが、この時間帯(朝8時台)って、土日は1時間に1本しか運行していない orz 仕方が無いので、歩く距離は遠くなりますが10分早く出発する自宅近くのイオンモール行きを捕まえて帰宅しました。なんか、自宅回りの公共交通がどんどん間引かれていくことを実感した今回の旅でした。(続く)

2026年9月20日

世界一周スタアラの旅(9) - 先ずはバンコクへ

ラウンジを出て下りのエスカレーターで降り、左手に少し進むと19番ゲートの搭乗口が見えます。既にそこそこの人数の人がゲート前で搭乗開始待ちをしていました。搭乗券には「搭乗開始予定時刻:17:00」と印字されていたんですが、ゲート上の掲示板には「17:15搭乗開始」と表示されていて、一人で膝かっくん(笑)。

それでも、車いすの方がいるグループが17:07頃に先に中に入りましたが、幼児連れグループ等の事前改札のアナウンスはなく、その車いすが戻って来たところで、ファーストクラスの搭乗が始まり機内へと入りました。

仕様機材はB777-300ERと古いタイプで、ファーストクラスのシートも一応ドアが閉まる準個室タイプのものでしたが、ちょっと経年劣化している雰囲気が感じられる状態でした。私が予約したときには、1Aと私が座った2Aだけ埋まっていましたが、今回は8席満席。真ん中の2席×2列をラテン系カップル二組が座っていて、ここがちょっと五月蠅かった。

17:34にドアクローズとなると、1~2分でプッシュバックが始まりビックリ。誘導路を移動して、T2側の第2滑走路に出ると、RW06Lから直ぐに離陸開始となりました。離陸したのが17:50でブロッキングタイムが05:05との事なので、結構早着しそうです。

日本上空は台風の影響なのか、ちょっと揺れが続きましたが、そんな中でも食事のサービスが開始。アミューズ3種類に、前菜がキャビア、続いて冷製のローストビーフみたいなものがあり、メインはビーフのタイカレー、シーバス、和食からの選択でした。どれも結構手が込んでいて、盛り付けも綺麗でしたが、冷製の肉もメインのシーバスのポアレも、何故か塩味がきつくて食べられませんでした。どちらも思いっきり塩漬けした鮭を食べているような塩味具合で、一口食べたら確実に血圧が+20位上がりそうな感じ。デザート等は断って、そのままネット接続をして残りのフライトを過ごしました。その機内Wi-Fiですが、機内のAPにアクセスしてパスコードを入力しますが、通常渡されるスクラッチカードみたいなものがありません。CAさんに「Wi-Fiのパスコードは何?」と聞いたら「ボーディングパスに印刷されている」と言われて確認したら、確かに印字されていてビックリ。「へぇ~」と思いつつアクセスしましたが、フライト中切断すること無くスピードもそこそこで、少なくともANAの国際線や国内線の機内Wi-Fiよりは数段快適でした。


飛行時間が5時間ちょっとと短いので、結構早めにバンコクのスワンナプーム空港へとアプローチします。外はもう真っ暗な夜ですが、結構街灯が多くてビックリ。方位から想像するに、多分RW19Rへ着陸したのが20:59。そこから一寸長くタキシングをして、D7番ゲートに入ったのが21:07でした。

ここからファーストクラスの威力を実感します。L1のドアが開いて外に出ると、ファーストクラスの乗客の名前をプリントした札を掲げた地上係員が5人居て、その中には私の名前を掲げる人も。声を掛けると、ここから案内すると言われて先導されつつコンコースを進むと、Priority Laneへと誘導されたのですが、前の家族が何故か時間がかかり通過するのに10分位。その後に宿泊ホテルは空港横のHyattだと言うと、税関検査を通過して入国すると、各ホテルの案内カウンターのある場所まで誘導してくれて、ここでHyattの担当者へ引き継いでくれました。5分位でシャトルが来るからと言うので待っていると、もう一人アメリカ人らしき人も来て、その後二人でシャトルバンに乗り込みホテルへと向かいました。ホテルは、ターミナルの直ぐ横なんですが、道路が空港から一度出てからもう一度入り直してホテルへ向かうというかなりの遠回りなので、10分位はかかったかなぁ。チェックインして部屋に入って落ち着いたのは、22:00少し前でした。(続く...)

Hyatt Regency Bangkok Suvarnabhumi Airport

今回の世界一周旅行最初のステイは、バンコクのスワンナプーム空港に隣接している、"Hyatt Regency Bangkok Suvarnabhumi Airport" 。空港からは、地下通路などを利用した徒歩移動か、無料のシャトルバス利用でアクセス出来るホテル。本当は入国せずに制限区域内にあるホテルに止まろうかと思っていましたが、料金が高いし予約が一杯で中々取れない。それならば、入国の手間は掛かるけれどより快適であろうHyattに宿泊することにしました。以前は、新宿のHyattはある意味定宿の一つでしたが、その後随分とご無沙汰となっていたので、国内・国外問わずHyattは本当に久しぶりの利用。最後の利用は2014年の様です。

空港から地下通路を利用して、徒歩移動で10分程と言う事前情報がありましたが、空港に到着してL1ドアが開くと、ファーストクラスの乗客にアテンドする地上係員が待機していて、私もその中の一人とともに、入国審査、税関と通過してから、空港内のHyattのカウンターまで案内してくれました。5分程待っていると、後からもう一人アメリカ人らしき人も来て、二人でシャトルバンでホテルへと移動。座ったままの井堂なので楽でしたが、空港あるあるで遠回りしないといけないので、ドライブでも10分位掛かりました。翌日は、折角なのでホテルから徒歩移動で空港へと戻りましたが、距離的には徒歩でも10分掛からず移動出来ると思います。

最近Hyattは利用していないので、ロビーの雰囲気や内装などは昔のHyattらしさが少ない感じがしましたが、部屋に入ると何となく内部の様子やドアのデザイン等は「Hyattらしさ」が感じられるものでした。結構広い部屋で、最近リノベしたのか、USBのTYpe-AとType-Cの充電ポートがベッドサイドにあり、ちょっと感心しました。ミネラルウォーターも、バスルームに2本、部屋に2本あり、やはり東南アジアの気候を意識して何だろうか。ただ、3Fの部屋なのにシャワーの水圧が弱くてそれは減点。あと、シャワーブースにボディシャワーのボトルが固定されていましたが、中身が空でした。

翌日はゆっくり起きて、メールチェック等をして10:30頃にチェックアウト。空港へと繋がる通路は、チェックイン/アウトのカウンターがある側とは反対側なので、広いアトリウムを眺めながら反対側へと出ました。外に出ると、地下鉄の入口みたいな建物があり、そこを降りると空港ターミナルへと繋がる地下道に出ます。ほぼ真っ直ぐに進むだけですが、途中将来的に何かの店舗が入るような場所が有り、もう少ししたら賑やかになるかも。数分歩くと、空港駅に到着しますが、ターミナルはその反対側なのでさらに前進。この辺りには、カプセルホテルのボックスがあったり、軽食のお店が並んでいたりと、少しガヤガヤした地下街という感じでした。突き当たりがターミナルビルのB1Fで、エスカレーターで4Fの出発フロアーに移動。約13時間のタイ滞在となりました。


将来再び世界一周旅行とか何かの乗り継ぎでBKKストップオーバーするような事があれば、利用してもいいかなと言う印象のホテルでした。

2026年9月19日

世界一周スタアラの旅(8) - 出発当時

三度目の正直でやっと実現した「第一回世界一周の旅」(第二回があるのか?)。ずっと雨模様の天候が続きそれが心配でしたが、前日から晴れ間が戻って来て当日も久し振りの快晴。溜まった洗濯物を片付けたい衝動に駆られますが、そんな時間的余裕は無いので、先ずは荷物の確認をして忘れ物が無いか最後のチェック。その後は新幹線と新大阪からの「はるか」の予約を確認してから出発しました。いつもの様に路線バスで浜松駅まで出ると、遠鉄百貨店のMUJIによってコンセントのアダプターを購入。今回色々な場所へ行きますが、パソコンやスマホのACアダプターはハイボル(High-Voltage)対応だけれど、コンセント形状が国内用の2極式なので、各国のコンセント形状に適合させるアダプターが必要。特に初めて行くドイツは注意が必要かも。以前MUJIで購入して重宝していましたが、何処かに仕舞い込んでしまい見つからないので仕方なく今回再び購入。これで帰国したら、ひょっこり出てくるんでしょうね。その後新幹線の中で食べる昼食のお弁当を購入して、新大阪へと向かいました。

新大阪へは定刻通り到着しました。新大阪駅では、昔在来線側で駅構内の立ち食いそばを食べて凄く美味しかった記憶があるので、そこで軽く食べたいなと思ったんですが、駅舎がリニューアルされてそういう立ち食いそばのお店が無くなっていて残念。

ブラブラしてからホームへ降りましたが、大阪環状線内に人が入ったとのことで、在来線が軒並み数分の遅延。13:28新大阪発予定の「はるか27号」も、5分位遅れて到着して出発しました。途中、大阪、天王寺と停車して関西国際空港まで1時間弱の旅。ずっと南下していき、途中の「日根野」駅で別れて海上を横断して空港に到着するのは、同じく海上空港のセントレアとそっくりで、何となく既視感を感じます。

関空の構造もセントレアに似ていて、駅からT1側の真ん中が国内線への通路で、左右が国際線への通路。但し異なるのは、関空は国内線の出発フロアーが2Fで国際線が3Fと別れていること。3Fに上がり、今回利用するタイ国際航空のカウンターを探しますがありません。出発前3時間少し前なので、まだなのかなと2回位AからHのカウンターをウロウロしたら、Bカウンターにやっとタイ国際航空のロゴが表示されて無事にチェックイン出来ました。

Fast Trackのパスを頂いたので、保安検査場はそのゲートから入ったんですが、荷物を出すところでアジア系の家族で詰まっていて暫く待機。全然Fast Trackの意味がありませんでした(笑)。それでも無事に通過して、一つ下の出国審査も通過しましたが、なんせ久し振り(10数年振り)なので、最初はどっちへ行けば良いのかちょっとウロウロ。更にフロアーを下がって、免税店コーナーの香水のきつい臭いを何とか無事に通過して、ゲート前のエリアへと進むことが出来ました。この時点で、出発までまだ2時間半、搭乗開始までも2時間位あるので、今回初めて利用する「KIX Lounge Premium」と進みました。

ゲートエリア20/21番ゲート付近の反対側にエスカレーターがあり、ここから上階へと登るとまずは「KIX Lounge Kansai」の入口があり、その左手に「KIX Lounge Premium」の入口があります。中に入るとこじんまりとした印象で、羽田T2のANA Suite Loungeのダイニングエリア位の広さかな。入室したときには、数組くらいの利用者でしたが、1時間もしないうちに8割以上埋まって満席に近い状態になりました。

食事は、HiltonとかSheraton辺りのラウンジ位の内容ですね。軽く食事を摂る感じで、がっつりラウンジ飯を食べるという雰囲気では無かったです。奧には有人のドリンクバーがあり、酔っぱぁ~には嬉しいかも。今回は夕方17:30頃の出発で、多分機内食もがっつり提供されると思うので、そんなに飲み食いはせずに軽く胃の中に入れて置く程度にしておきました。

チェックイン時はまだゲートも決まっていませんでしたが、暫くすると「19番ゲート」と表示されました。ラウンジを降りた直ぐ横(左側)なので、助かりました。搭乗開始予定時刻が17:00となっていたので、その前にトイレを借りて身支度を調えて、少し早めにラウンジを出てゲートへと向かいました。(続く)

2026年9月18日

第二次高市内閣

昨日発表された、第二次高市改造内閣。木原稔官房長官、片山さつき財務大臣、茂木敏充外務大臣、小泉進次郎防衛大臣、と内閣の重要閣僚はそのままで内閣の基本的な構造は維持する一方、初入閣組が7人とやや多い感じ。また、所謂「裏金議員」とされていた二人も入閣して、秋の臨時国会では野党追及のターゲットになる鴨というのが最大のリスクだろうか。気になる日本維新の会からは、多分身体検査の結果など色々あったんでしょうね、元幹事長の中司宏議員が規制改革担当として初入閣。また、ある意味最大のサプライズ人事が、細野豪志議員の復興大臣で、これは本人の希望もあったとのことだけれど、やはり民主党政権時代の東日本大震災での事を考えると、ちょっと感慨深い物があります。

その細野大臣とともに、今回初入閣したのが、自民党の静岡県連会長でもある井林辰憲国土交通大臣。静岡2区選出議員で、選挙区は大井川流域地区。それはイコール、リニア関連の地域でも有り、その出身議員が国交省の大臣となり今後関係していくというのは、中々象徴的な出来事かも。私はお名前くらいしか知らないのですが、選挙区での人気は高く得票率では県内トップの細野豪志氏に次ぐくらいらしい。

その細野豪志氏は、民主党時代の環境大臣以来14年振りの再入閣と言うけれど、やはり民主党から無所属になり、そして自民党に入党するというかなり特異な経歴の中、大臣に就任するというのは波焚いての努力で出来るものでは無いと思う。昔は、不倫騒動などで私も結構厳しいことを書いていたけれど、実力はある人なんですよね。考えてみたら、民主党時代とは言え環境大臣になったのは40歳ですから、かなり早い時期に初入閣しているんですよね。ただ、当時の映像と今回入閣の映像を見ると、ちょっと痩せ気味な感じで正直失礼ながら「結構老けたなぁ」というのが第一印象。年齢的には、まだ55歳だから「若い」と言っても良い年齢だと思うんですが、体調的にちょっと心配になるところ。それでも、入閣後のインタビューでは、自分で希望した所に任命されたと言っていたので、彼の力で福島復興に大きな区切りを付けて欲しいですよね。

この二人が入閣したことで、留任した片山大臣、城内大臣と合わせて、静岡県出身(?)選出(?)大臣が4人となり、これはかなり異例なことらしい。しかも山本期日前氏曰く、西部の城内大臣と片山大臣、中部の井林大臣、東部の細野大臣と、「静岡三国志」の三地域からそれぞれ大臣が出ているという絶妙のバランス。まぁ、地区性を意識したわけでは無いと思うけれど、中々絶妙な配分だと思う。そして、ある意味予想外だった細野・井林大臣二人の入閣を「とびっきり!しずおか」で予想した、静岡大学の井柳美紀教授は流石ですよね。今回の任命では、議員からアンケートを提出されて、やる気や経歴を高市総理が全て確認して、そこから選出したという事で、かなり本気の「実力主義」での任命に感じます。微妙に派閥配慮している雰囲気も感じられるけれど、各閣僚に出された指示書を見ると骨太の方針を加速させる内容と感じるので、まずは日本経済再生への好スタートを切って欲しいし、その成功が来年の総裁再任にも繋がる事は確実ですしね。そう言えば、山本期日前氏も無事に「とびっきり!静岡」月曜レギュラー留任が決まったそうで、こちらも一安心の「内閣改造」だったのでは(笑)。

 

世界一周スタアラの旅(7) - 直前準備

いよいよスタートする、3度目の正直の「世界一周の旅」。 「世界一周」といっても、諸般の事情からルールで要求されている最短でも10日間、場合によってはさらに長期の旅は出来ないので、以前も書いたようにPhase-1(P1)からPhase-3(P3)迄、分割しての旅。今回はまずはP1の旅で、1泊3日1機中泊で、KIX-BKK/-SIN/-HNDと回る予定。元々は、一度は世界一周してみたいという「夢」を実現しようとして、2回予定したものの諸般の事情で断念。今回3回目のトライで、やっと実現となります。また、この世界一周フライトのマイルは今年のAMCに付ける予定で、本当は世界一周完了と同時にAMCも10万PP到達の予定でしたが、ちょっと最後は足りなくなりそうな雰囲気で、その調整は戻って来たらやらないといけません。

出発直前となり色々と準備を進め始めたので、備忘録代わりに記録しておきます。

  1. eSIM
    なんと言っても必要なのは、パスポート、クレジットカード、そして通信手段。海外用のeSIM準備は必須ですが、今回はP1(東南アジア)、P2(欧州/アメリカ)、P3(アメリカ)と各フェーズで訪問地域が異なるので、特定の国用eSIMでは不足するし、周遊eSIMでもP2の欧州-北米という構成のものは無さそう。色々探していくうちに、以前も利用したことのあるNomadでグローバル対応のeSIMを出しており、しかも利用期間が180日か360日と長期間。10GB/180日で約6,000円なので、1.6GB/1月で約1,000円。しかも日本に居る間も利用出来るので、多分10GB最後まで使い切ることが出来ます。同様のプランがないか他社も探してみましたが、やはり世界共通SIMとなると最長でも30日、価格的にも数万円と言うものばかりなので、これにしました。基本飛行機に乗っているかラウンジに居るか(笑)だから、データ量は十分すぎると思います。
  2. 入国手続き
    今回は実際には「通過するだけ」なんですが、宿泊の必要性(@BKK)や接続時間が長い(5時間@SIN)から、タイとシンガポールに一時入国する予定。
    1. タイ
      10数年前に行ったときは、空港内での乗り継ぎだけで通過するだけで入国は無し。その前の時には、当時弟が単身赴任していたこともあり入国しましたが、当時とは手続きがらっと変わり電子化されています。ビザ無し入国出来ますが、TDAC (Thai Digital Arrival Card)の事前入力が必要。操作方法は、こちらのタイ国政府観光庁日本事務所のサイトが便利でした。ESTA同様、手数料目的の類似サイトが結構有るので注意が必要。登録後表示されるQRコードを保存してすぐに提示出来るようにしておきます。
    2. シンガポール
      シンガポールも電子化されていて、先日も入国したので私のパスポートは既に登録されているはず。何はともあれ、いつもの様にMyICAで申請して無事にQRコードをゲット。
  3. 現地通貨
    最近はどこの地域もクレジットカード(コンタクトレス)やApple Payで済んでしまうので、両替した現地通貨を持参しても、使わずに帰国することが殆ど。タイでは、宿泊するだけなのでクレジットカード決済で済みます。タイバーツに両替しても無駄になりそうなので、今回は持参しません。シンガポールも国内にいるのは精々2~3時間なので買い物する予定も無し。食事するにしても、クレジットカードかApple Payで間に合います。それでも、昔両替してまだ少しシンガポールドルが残っているはずなんですが、ちょっと何処かに紛れて見つからないので、まぁこちらも現地通貨は無しで今回は行く予定です。
  4. パッキング
    今回ちゃんと宿泊するのは、タイ・バンコクの空港ホテル(@Hyatt)での1泊のみ。ですから、着替えなどは1回分で間に合いますが、シンガポールのチャンギ空港のラウンジか、羽田に帰国時にシャワーを使いたいかもしれないので、もう1回分着替えは用意していくつもりです。その他、パソコンやケーブル類に歯ブラシなどの備品をまとめて、TUMIのバックパックで行く予定。P2やP3は、ホテル泊が2泊と機内泊も1泊と3泊となり着替えが増えるので、次回はもう少し大きめのダッフルバッグかショルダーバッグが必要になりそう。機内持ち込み可能なキャリーバッグを購入しようか悩んでいましたが、今の所手持のバッグ類を見繕うつもりで居ます。
  5. 移動手段
    今回は本当に久しぶりに関西国際空港(KIX)からの出発。調べてみたら、国内線利用では10年前に沖縄からの戻りで利用したことがありますが、国際線利用ではさらにその6年前、2010年以来になりちょっとビックリして目眩が... この時の記事に「初めての関西国際空港(KIX)。」とか書いているから、16年振り2回目の利用になりそうです(笑)。移動は、前回同様東海道新幹線で新大阪へ行き、そこで空港特急の「はるか」に乗り換えます。当時の記事では、新大阪駅で「はるか」の切符受取でちょっとドタバタしたようですが、現在ではスマホアプリ(WESTER)で利用出来るので楽です。
出発当日は、午前比較的遅めに自宅を出て駅に向かうので、最後の確認は当日朝ですね。取りあえずパスポートは忘れないようにバックパックに入れて置きました。(続く...)

2026年9月17日

データ解析

選挙ドットコムちゃんねるから、9月のハイブリッド調査結果について。MCは選挙ドットコム副編集長の伊藤由佳莉氏でゲストはJX通信の米重克洋氏。毎回聞いていて思うのは、米重さんの声の良さ(笑)。こんなソフトな音質で、丁寧かつ優しい言い方をされたら、思わず心を許してしまいそう(マテ)。冗談はさておき、その柔らかな語り口で、ある意味冷徹なデータで現実を説明解析されると、何か凄みすら感じる説得力になりますよね。

沖縄の知事選挙は、当初は古謝候補、玉城候補、ほぼ横一線で玉城候補がやや有利かという状況からスタート。そこから選挙戦が進み都度調査をしていくと、古謝候補が選考死活調査の度に1~2ポイント程度リードの幅が広がっていたという状況らしい。だからそう言うデータを見ていた人達は、結構早めに今回の圧勝を予想していたみたい。一般の報道を見聞きしている限りでは、公選法の縛りもあるから具体的な事は言えないという理由もあるけれど、多少古謝候補リードくらいの認識だったし、玉城候補が最後に巻き返しみたいな話しもあって、結構最後まで分からないような認識でしたが、結果は結構早めに着いていたんですね。

興味深かったのは、米重氏が説明していた「現職有利の度合い」について。選挙戦前では、玉城デニー現知事支持は4割位だったそうですが、実はこれまでのデータから見ると、実は6割有っても現職は厳しい状況らしい。それなのに4割ということなので、米重氏は序盤から現職苦戦と思っていたらしい。また、NHKでは二択での情勢調査をするらしいのですが、それも本来ならば8割位は獲得していないといけないのに、玉城候補は6割位だったということで、やはり前回・前々回程のスタートダッシュを切るほどの状況では無かったみたい。

もう一つ興味深かったのは「無党派層」の詳細。一般的に「無党派層」と聞くと、「○○党支持」というそれなりの支持政党を持たない、昔で言う所の「ノンポリ(nonpolitical)」層だと思っていました。そういうグループもあるのだけれど、半分位は以前は「○○党支持者」だったけれど、色々な理由からその支持を止めた場合、直ぐに別の「□□党支持者」に成るのでは無く、一回「無党派」に移動して、そこから次の支持政党へと移動する人が半分位居るらしい。だから「無党派層」とはいっても、そこには現政権を諦めた元支持者も多いわけで、そういう人達は多分古謝候補へと投票するだろうから、無党派層の獲得票の読みを玉城陣営が間違っていた可能性も高いみたい。確かに先の衆議院選挙も、石破政権で自民党を見限った層が「無党派層」に流れたけれど、それが高市政権で戻ったと考えたら凄く腑に落ちます。毎回感じますが、こういうのがデータ分析の醍醐味じゃ無いだろうか。

2026年9月16日

自動運転サービス

ここ数日「自動運転サービス」の話題がニュースで取り上げられることに。今回は、配車サービスアプリのGO、米自動運転サービス会社のWaymo、タクシー会社の日本交通が戦略的パートナーシップを締結して2027年中に「レベル4」の商用運行を目指すというもの。 それ以外にも、日産も実証実験を始めていたり、テスラもCybercabを日本に導入しようとしているし、遅まきながらやっと日本でも「自動運転サービス」が現実的に。

私はまだアメリカで自動運転タクシーを利用したことがないので、その詳細は見聞きするものだけだけれど、仮にアメリカで成功しているとしても、交通ルールが結構異なる日本でどれだけ有効利用出来るのか素朴な疑問があります。単純なところでは、日本とアメリカでは通行方向が逆(左右)。また、道幅とか信号による停止・出発なんかも、日本だと結構複雑な組合せがあるけれど、あれなんかどう対応するんだろうか。また、道幅や道路の形状(真っ直ぐ具合とかカーブとか)は、日本の方が厳しいと思うので、その辺りもどれくらい対応出来るんだろうか。

今回は、東京都内で試験導入してみるという事だけれど、アメリカ実際に走っているサンフランシスコと比べて、交通量や複雑さは数段上じゃ無いだろうか。また、都内とSFO比べると、都内の公共交通機関の充実度は段違いで、それ程ニーズは高くないんじゃ無いかなぁ。個人的には、仮に実証実験とかやるのであれば、都内では無くもう少し自動車利用ニーズの高井地方の中核都市とか、それこそ名古屋とか福岡とか、大都市圏だけれど都内や大阪圏のように公共交通網が充実していないような場所で試してみるべきなのでは。

一番の課題は、もし万が一の事象が発生した時に、彼らはどれだけの責任を負うと認識しているんだろうか。アメリカの場合は、例えばテストは全て自社で責任を負うような条件で、良くも悪くも実社会で運用して実績とデータを積み上げて、それで今の精度と信頼性が生まれていると思うんですが、日本の社会の中でそれで納得出来るだろうか。自分もあと5年? 10年?もすれば、免許返納を考えないといけないし、確かトヨタも2028年を目標に自動運転車両を発表するようなニュースも聞いたので、それを期待しているんですが、やはり社会的に「自動運転」に対しての疑念や期待を余り裏切らない形で定着して欲しいですよね。人間が運転しても、事故やトラブルは発生するので、自動運転の場合も全く問題が無い訳では無い。でも、そう言う新たな課題や問題点を理解した上でどれだけ利益が享受できるか、そういう所の冷静な判断を期待したいですよね

SNSよりメディアの罪

先日の沖縄知事選挙では、圧倒的な結果で終わったわけですが、その勝因の一つとしてはSNSを通じて若い世代への訴求力が、序盤の遅れを最後の逆転劇へと繋げたという評価も。ただ今回敗れた玉城デニー現知事の最大支持政党でもある共産党は、「相手が悪い」とこんな陰謀論みたいな事を直後に言い出すわけで、やはりこう言う「世間を知らない」状況が自分で自分の首を絞めていることに気がつかないんでしょうね。 一方で氏や民党の大椿ゆうこ氏は結構冷静な意見を公開していて、まぁ同じリベラル系野党でも分かっている人も要ることはせめてもの救いなのか。

選挙後、玉城デニー陣営からはSNSでの誹謗中傷に関しての批判をしていて、これは今回の選挙だけで無く其れ以前の選挙や様々な場面で言われていること。自分の場合は、それこそ「パソコン通信」の時代から参加しているのですが、その当時はそれこそ技術的にも知識的もそれなりに保有している凄く限定的な参加者のコミュニティーだったけれど、それでも同様のことは結構発生していました。それでも全体のレベルが高くて参加者数も少なかったから、仮に何か間違った書込をすると直ぐに検証されて反論されてしまうから、行ってみれば炎上する前に鎮火させられていたのが唯一の利点だったかな。その後、所謂SNSの時代になり誰でも伊津でも何処からでも参加することが出来るようになり、しかもその影響と言うか世界中に自分の書込が配布されるリスクを考えない、逆にそれを逆手にとって兎に角注目を集めたいという存在が増えすぎましたよね。

所謂「情報リテラシー」「ネットリテラシー」が無いような人まで気軽に参加してくるから、後先考えずにその場のノリでSNS投稿してしまうのは、多分身内で冗談を言い合ったり、居酒屋で馬鹿話をして盛り上がっている感覚何だろうなぁ。ただその原因の一つには、単純にネット参加への間口が広く低くなったからだけで無く、既存のメディアの劣化も大きな影響していると思います。昔は、何か社会的な情報を得るには、新聞、ラジオ、テレビ、書籍しか無くて、極々ローカルの話題関しては「口コミ」という伝達手段は無かったけれど、その「口コミ」は一人から一人に伝わるときにどんどんノイズが乗ったりフィルターがかけられて変容していくから、元の既存メディアが正しい情報を伝えたとしても伝搬途中で変異していく可能性もありました。でも、元情報として既存メディアというある意味誰でもアクセス出来るソースがあるから、そこで自分が聞いた情報との違いを認識することも出来、修正することも出来た時代だったと思います。

ところがSNSの時代になると、まずその既存メディアが「オールドメディア」とか「レガシーメディア」と言われるように、その信頼ソースが劣化していく。その理由原因は様々だと思うけれど、やはり彼らとしても「ビジネス」で有る以上、既存ユーザーがSNSへと移ることを阻止しないといけない。でも、無料で簡単で誰でもアクセス出来てしかも信頼性もある(?)ものという既存メディアが出来ないような条件に勝のは大変。考えてみたら、「集合知」というのはネットの財産で、Wikipediaの登場はそれまでのBBS等の「ごく一部の世界」を一気に世界に広げた功績があると思う。ただ、参加する人間が爆発的に増えると、当然全体の質も下がるわけで、さらに「集合知」の頃はそれでも「Give & Take」という精神があったけれど、SNSはどんどん自分の承認欲求の場見た行くなって行き、誰でも簡単に投稿できることから昔のネット時代以上に「無法地帯」化していることも事実。ただ、そこに某かの規制を入れたとしても、結局はそう言うものを抜け穴にした別のSNSが生まれるだけだろうし、そのイタチごっこを防ぐ方法は多分無いと思う。結局は、ユーザー側がそう言う「ノイズ」を自ら探知して如期していくような自主的防衛というか、自分のリテラシーをどれだけ高く維持出来るかというのが、今の世界何でしょうね。そう言うことは、生まれながらネットが存在していた若い世代は多分本能的に身につけているんじゃ無いかな。そう言う事もあって、今回混沌とした情報戦の中でも、自分なりの意見を見つけて投票したのが、今回の結果だとおもう。それは、既存メディアの存在意義自体も衰退していった証しでもあるかも。

2026年9月15日

今必要なもの

沖縄の知事選挙が終わり、色々な情勢データ等も公開されてきていて、今回のある意味歴史的な結果の流れが何となく分かってきたような気がします。私自身は、今年二月の衆議院選挙の自民党=高市政権の完勝と同じく、今回の知事選挙も色々な課題・問題がある中、やはり経済対策・貧困対策、さらには社会サービスの向上充実と言う同じテーマが最重視されて、それに対しての訴求力の強さ大きさが結果に繋がったように思います。

沖縄の選挙と言えば、やはり米軍の基地問題が最大課題で、それに対しての対応が先ずはこれまでの関心事でした。普天間基地の辺野古移設が、その中でも象徴的な話だと思うけれど、それ以外にも米軍基地は残っているし、中には返還されて沖縄のために再利用されている地域もあります。ただ、如何せん元々の米軍基地の規模が大きいだけに、全体から見ると中々進んでいるようにも見えないのが、ある意味ジレンマなのかもしれないし、だからこそ普天間基地のような部分が象徴的に扱われて行くんだろうなぁ。

経済問題が選挙の争点になってきたのは、個人的に感じるのはやはりデフレから脱却してインフレ基調に国内経済が戻って来たことがやはり一番大きな理由では無いかと思います。デフレの時は、良くも悪くも価格変動が無く、生活も低価格商品で何とか間に合って、可も無く負荷も無くという状態が続いているから、何となく経済問題が見えなくなっていたと思います。それがデフレから脱却してインフレ傾向になっていけば、まずは市場価格が徐々に上がりだしてでも賃金は停滞したままだから、当然日常生活を圧迫してくる。少しずつ改善していったとしても、物価の上昇スピードに比べたら、そこからの還元でもある給与アップはどうしても後追いになるわけですし。

勿論、沖縄県知事の仕事は経済だけで無くて、それ以外にも色々な政策決定しなきゃならないし、国の政治は更に重要な防衛とか外交とかも有るわけで、経済対策は重要だけれどそれだけでも回らない。今回は経済課題が重要な争点となり、有権者の特に若い世代に刺さり大きな支持を得られたけれど、4年後の知事選、あるいは2028年の参議院選挙辺りでは、また違った争点が生まれてくる可能性もあると思いますしね。ただ、自分の感覚でいっても、どんな時代になってもやはり経済問題が最大かなぁ。自分は社会人になってバブルの最後を経験していますが、あの当時ですらやはり「物価高」とか、色々問題課題はあったし、今だと人口減少問題や少子化問題、低所得者層への支援等、これまで第二第三の優先順位だった課題が挙がってくるだろうし。結論として、イデオロギーや週刊誌疑惑の話しかしていない政党・議員は、ますます孤立化して先鋭化して支持を失っていくんでしょうね。特にそういうグループの支援者は、ますます高齢者層に集約されていくので、時間との闘いもあるし厳しさは増すばかりだろうなぁ。

AGIが統べる世界

佐々木俊尚氏の引用から、チームみらいの安野貴博党首のシリコンバレーレポート。 AIの専門家でもあるから当然といえば当然だけれど、現状と課題を短く簡潔にまとめていて、さらに詳細を知りたいと思わせる文章でもあると感じます。

AGI(Artificial General Intelligence/汎用人工知能)は、SF小説の中では昔からよく登場する「鉄板のキャラクター」の一つだと思うし、まぁみらいにはそういう存在が登場してくるだろうなと言うイメージ。ワープ航法も似たような素材の一つだけれど、こちらは今の所「空想世界」の産物で、現実世界での実現性は「無い」と言っても良いくらいだけれど、AGIに関しても似たような印象でした。でも、現実世界はもう近くまで来ているという驚きは、SF好きの方が大きいんじゃ無いかなぁ。

とは言っても、AGIが自ら革新的な技術を生み出して実現しない限り、彼らが存在している・出来るのは既存のデジタル環境やネットワーク環境の中。最近のハードウェアの性能も、未だに成長速度は著しいとは思うけれど、かと言っていきなりブレイクスルーできるほどの水準ではまだ無いと思います。つまり、AGIに近づけば近づくほど、AGI化するためのリソース不足というか、そんなジレンマが生まれそうな気がする。SFの世界だと、そういう現実社会の制約を解決するために、ある時AGIの仕業とは見せないようにして革新的なコンビューター技術が発見されて実用化されて、それを人類が自分達の発明発見だと歓喜しつつ社会に広がり基盤化したところで、AGIがそれをハックして自分達で自分達に最適化した環境に再構築してしまうという流れになるのですが。

AGIの活用方法として自分で先ず思いつくのは、自動運転を実現するために車載AIの知性化が実はAGIが自らを分散処理しつつ、世界中の車載AIの一部が集まって「陰のAGIリソース」みたいなものが知らない間に構築されてしまうかも。まぁ、その場合は個々の車載AIの通信速度・容量がボトルネックになるから、直ぐに何か起こるわけでは無いかもしれないけれど、「蟻の一穴」にはなるかもしれない。いずれにしても、AGIが仮に誕生すれば、それはシンギュラリティであることは確かだろうから、一生の中どころか複数世代の中でも初めてかもしれない瞬間に立ち会えるかもしれない。