2024年4月24日

築地スタジアム

擦った揉んだして豊洲へ移転し、今は更地になっている旧築地市場の跡地。その跡地利用に関して、事業者が決まったという記事。剪定された企業グループに読売新聞グループが入っていることから、現在東京ドームをホームにしている読売巨人軍が、ここに新しいホームスタジアムを建築して移転するのではとネットでは賑わっています。

個人的に注目したいのは、その巨人の新ホームスタジアムよりも、同じ施設がアメフトにも利用されることを想定している図が、事業提案の中に含まれていること。 

野球グランドとしての使用時の想定図とくべると、レフト側外野席はそのままで、一塁近くまで一塁側の内野席がせり出し、代わりに三塁側のフィールドに飛び出ている外野席最前列は、奧に引っ込むのかな。フィールドの取り方が、昔々西武球場でXリーグの試合が開催されていたとき見たいに内野のラインとサイドラインを合わせているけれど、これってファールフィールドが広くないと120ヤード取れないんじゃ無いかな。西武球場の時は、確か三塁線上にサイドラインを合わせていたけれど、確か10ヤード足りなくて、ゴール前30ヤードまでボールが進むと、10ヤード下げてプレーしていた気がする。それもあるので、甲子園とか東京ドームとか横浜スタジアムとかでは、アメフトのフィールドはホーム-センター方向とか、一塁-三塁方向とかに取るのは、野球のグランドの形状でそれが一番長くフィールドが取れるから。だから、この想定図のように取るという事は、かなりファールグランドを広く設置する必要があると思います。

横浜スタジアムは、今はホームベース側のエンドゾーンは、一塁・三塁のダッグアウトギリギリだけれど、昔は内野席が移動して、野球の菱形のフィールドが、アメフト用に四角いフィールドにしてくれたんですが、設備の老朽化とか費用とか手間の問題で、直ぐに移動する事も無くなりましたよね。今回は室内ドームだから、設備の老朽化は屋外の横浜スタジアムよりは持つだろうし、他のイベント利用時の想定図を見ると、そのイベントの種類によってかなり色々な形にスタンドを移動させる事を想定しているみたいなので、アメフトにとっても最適な観戦シートが期待出来るかも。

今の計画では、2032年度位にスタジアム等含めた主要施設が完成するらしい。2033年とすれば約10年後かぁ。リニアも10年位かかるし、新スタジアムも10年後。成田空港の新ターミナルも2030年位だったかなぁ。新しい設備を体験しようと思うと、少なくとも後10年はしぶとく生き抜かないといけませんね。うーん、頑張らないと(笑)。

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