2022年12月31日

2022宿の総括

6回目(2021年2020年2019年2018年2017年)となる、この一年の「宿の総括」シリーズ。今年も、宿泊したのはBONVOY系のホテルだけで、それ以外のグループ・チェーンは無し。これまでのように週一で横浜のオフィスに通うような勤務形態から、ほぼ100%リモートワークにコロナ禍のために変わってしまったため、なかなか外出機会も無くなり仕方ないと言えばそうなんですが。それでも年内に1回2回は例えばHilton系とかInterConti系とか利用しても良かったかなと、今更ながらちょっと後悔。

そのBONVOY系は、7ホテルに32滞在37泊。プロモーションで14泊追加されているので、合計年間51泊分が今年の結果。何とか来年度のBONVOY Platinumは達成。Lifetime Nightsは554泊となり、来年はいよいよLifetime Platinumの600泊に到達出来そう。残り46泊ですから、ちょっとだけ楽になりそう。
[2023年1月2日追記] 2022年の50泊した特典で、エリートナイト5泊分があったのでそれを選択すると、2022年の宿泊記録が、宿泊数37泊(有償28泊・ポイント9泊)にプロモーション19泊の合計56泊に。これに伴い、ライフタイムナイトも559泊となり、今年のステイが少し助かることに。

定宿のYokohama Bay Sheraton Hotel & Towersが4分の3を占めているのは、やはりいつも以上に多い感じです。一方で、今年初めて宿泊したのは、今年開業したWestin YokohamaCourtyard by Marriott Nagoya、そしてグアムのThe Westin Resort Guamの3箇所。
  • Westin Yokohamaは、今年6月にオープンしたハイブランドの一つで、立地的にはJR桜木町、みなとみらい駅、京急高島駅のまん中当たりという、アクセスは少し大変な場所。ただWestinブランドでかつ出来たてだから施設は満足。今年は3回利用して、実は3回ともポイント宿泊でしたが、料金的には3万円代からなのに、何故かポイントだと30,000ポイント位で宿泊出来て非常にお得で助かりました。来年も利用する機会が増えるかなというホテル。
  • Courtyard by Marriott Nagoyaも、今年3月にオープンしたカジュアルホテル。ただここも立地条件がちょっと悪く、最寄り駅のJR名古屋駅にしても、地下鉄伏見駅からにしても、少し距離がある立地。Courtyard系列なので、設備や施設のグレードはそれなりなので、正直もう少し価格は下げて欲しいところだけれど、やはり名古屋市内ということで、ちょっと強気の価格設定をしている気がする。まぁ、名古屋方面に用事があり、セントレアのFourPointsと比較してプラス要因(=コスパ)があれば利用しても良いかなと言う感じ。
  • The Westin Resort Guamは、これまでグアムで利用していたSheratonが無くなってしまったので、今年初めて利用しました。正直、施設の古さは否めないけれど、立地的には十分満足出来るホテル。こちらも、2回利用で何故かポイントが1泊当たり27,000ポイントで予約できたので、それで利用したもの。来年北米方面へフライト出来るようになれば、グアムに行く機会も無くなるかもしれないので、次回利用は何時になるか不明。ただ、グアムに今後行く時は、今の所一択状態。
ところで、Hilton系列はHilton HHORNOR Amex Premium Cardでステータス維持を目標にしたんですが、必要条件の年間200万円以上利用の条件を満たしたはずなのに、未だに来年のステータス状況に変化が無い様子。まぁ、駄目なら駄目でも、来年はまたBONVOY系中心になるだろうから実質的には問題無いけれど、ちょっと不信感が。コロナ禍に入って前年のステータスが繰り越される状態が続いていたこともあり、ここ3年ほどHilton系列の利用実績が無いので、来年は何回か機会を狙って利用してみたいと思っています。今年も快適なホテルステイに感謝。

今年の十大ニュース

毎年大晦日恒例の、私的今年の十大ニュース(2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年)。今年も3年目に突入した「コロナ禍」中心の一年ですし、さらに輪を掛けて安倍元総理の射殺事件や、いつも以上に慣れ親しんで人や著名人が亡くなり、さらにウクライナの戦争もあり「重い一年」だった気がします。勿論そんな中でも明るい話題も増えてきた来はしますが、その一つがやっとコロナ禍が第四コーナーを回り始めたと言って良いのが、唯一の救いかもしれない。そんな2022年の私的十大ニュースから。

  1. 終息? 新局面? 新型コロナウイルス3年目の状況
    やはり今年もトップニュースは、3年目に入ったコロナ禍でしょうね。ただ、これまでとの違いは、昨年までと比べて、例えば行動規制が緩和されたり、入国規制が緩和されたりと、少し前進した事でしょうか。一方で新規陽性者数は第七波に近づきつつあるような状況で、それに合わせて病床使用率も上がってきていて、ちょっとこの先どうなるか分からない。それでも来年には、これまでの第二類相当から第五類相当に緩和されることで、インフルエンザ相当の扱いに変わるという事ですが、インフルエンザと比較してやはり個人的に気になるのは重症化率だとか後遺症の問題。そのリスクを多くの国民が受け入れられるのか、場合によっては大きな社会問題になりそうな気もします。
  2. 安倍元総理殺傷事件、政治と宗教とは別問題では
    今年も多くの著名人が亡くなったのですが、その中でも衝撃的な事件の一つであった安倍元総理の参議院選挙中の殺傷事件。その方法も衝撃的だったけれど、容疑者の動機が「母親の宗教傾倒に荷担した」という濡れ衣的な理由からここまでの行動を取らせたと言う事も大きな問題なりました。で、さらに問題は、その背景が昔問題になった旧統一教会と言う事で、そこだけがクローズアップされて、本来考慮されるべき「宗教の自由」だったり「宗教と政治の分離」という大原則が、一部当事者やメディアに寄って歪められたことだと思います。メディアが「第四の権力」と言われて久しいけれど、法曹界が「第五の権力」としてその公正さが問われる事象になってきていると思います。
  3. ファクトチェックの無意味さ、メディアの信頼性崩壊
    「ファクトチェック」という事が言われて久しいけれど、本当の意味で「ファクトチェック」が機能している例って殆ど無いんじゃ無いだろうか。特に大手メディア(=レガシーメディア)自らが「ファクトチェック」と称して自分達の記事や報道を正当化しているけれど、本当にチェックされるべき話題はその俎上に昇ることは先ず無いし、チェックされた話題は、正直どうでも良いような話題も多い。逆の見方をすれば、メディアとしてもそう言う援護射撃を自ら準備しないと、自分達の報道や情報が市井で受け入れられづらくなっていることの焦りなんじゃ無いかという気もします。
  4. 記録的円安、一転円高へ
    一時US$1=150円台まで円安が進み、日本経済の危機みたいな話も出てきたけれど、突発的な為替介入や、さらに日銀の予想外の長期金利幅の拡大で一気に今度は円高が進み、この年末にはUS$1=130円台の前半で終わりそう。何度も書いているけれど、理想的な為替レートと言うものは存在しないわけで、その時々の状況で円安を歓迎する場合も有れば、円高を歓迎することもあるわけです。私なんか、子供の頃はUS$1=360円固定相場の時代だったので、海外に出かける機会自体少なかったけれど、いざ出かけるとなると大変な時代。その固定相場が変動為替制度になった時には、確か一気にUS$1=270円位になったと思うんですが、かなり大きな騒ぎだった記憶も。そして、あの民主党時代にはUS$1=80円前後にまで「円高」になったわけで、それよりもまだ「円安」時代の1980~90年代には、日本企業の米国資産の購入が大いに話題なった事も。個人的には計算しやすいUS$1=100円が理想だけれど、US$1=110~120円位が一番良いレートとも言われていて、それに来年は近づくんじゃ無いだろうか。まぁ、海外に行く人にとっては円高が有りがたいわけで、そう言う意味では来年はもう少し円高に振れて欲しいです。
  5. サブスク、量り売り、シェアリング時代
    購買力が下がってきているから、購入しないで共有したり期間限定利用出来るような仕組みが流行っているという見方もあるみたいですが、個人的には製品寿命がどんどん短くなってきているので、購入した場合に陳腐化する速度が速くなっていることも大きな原因だと思っています。私も昔AV(Audio-Visual)に凝っていた時には、アンプやスピーカーにサラウンド、さらには高品質ケーブルにターンテーブルにと、給料の多くを投資したけれど、それって一度それなりの物を揃えれば、10年20年30年と楽しめるという前提が有ったからで、年数で割れば実はそんなに高価な投資とも言えない。でも、どんどん時代が進み特にデジタルの社会になると、もう毎年新製品が新機能で登場する時代になると、システムも複雑化するために、結局は製品寿命もどんどん短くなっていく。そう言う時代に於いては、レンタル、シェアリング、みたいな「TPOに合った利用可用性」が、一番消費者が望む物じゃ無いだろうか。この傾向は、来年も加速していくと思う。
  6. ロシアのウクライナ侵攻、防衛増額、原発再開
    年初に、多くの専門家の予想を裏切ってロシアが始めたウクライナ侵攻。年内には決着は付かず、来年に向けて泥沼化しそうな雰囲気。唯一の救いは、多くの西側諸国の支援もあり、またウクライナ自身の頑張りもあって、10倍位違うロシアに対して押し返す状況になっている事でしょうか。ロシアの場合、最悪は核戦力があるので最終的にどうなるのか予断は許されないのだけれど、来年は何かウクライナが納得する形で決着して欲しい。一方で、この問題は各国に祖国防衛という意識と、エネルギー問題という二つの大きな課題を突きつける結果にもなっているわけで、どちらの課題に対しても及び腰の日本ですら、大幅な防衛費の増額と、原発再開に新規原発設置まで政府として言う状況になったことは大きな変化だと思います。原発再開に関しては、経済問題にも直結するだけに、是非この10年間の遅れを取り戻して、将来への飛躍に繋がるようになって欲しい。
  7. スキャンダル頼みの特定野党
    「モリカケサクラ」は、一部野党のお題目だったのだけれど、今年はそれに「モリカケサクラトウイツコクソウヒメン」と、さらにお題目が延びた一年に。結局は、週刊誌の記事頼み、肝心な政策そっちのけで、自分達のやってる感を見せられる話題にのみ注力する「無能な働き者」状態は今年も健在で、それによってどれだけ多くの国民の貴重な資産が無駄になっていったかと、小一時間問い詰めたいところ。臨時国会でも、閣僚の罷免を取り上げていたけれど、確かにそれは問題ではあるけれど、わざわざ貴重な時間を消費するような問題とは思えず世間の反応も鈍くて不発だったように思います。そんな中で、どんどん国民民主党とか日本維新の会とか存在感を増しているわけで、真面目な話来年は立憲民主党は三つくらいに分裂して、もっと現実的な野党連合みたいなものを考えないと、存在意義すら無くなるのでは。まぁ、それで困るわけでは無いので、個人的には勝手にやっていればと既に覚めた目で見ているわけですが。
  8. EOS R7購入
    個人的に今年一番の購入品と言って良いかな。約7年振りに買い換えたデジタルカメラ。ミラレース機が一気に普及をして、プロですらミラーレスを仕事で使う時代に、こんなに早くシフトするとは思ってもいませんでした。それを機会に、それまでのAPS-C (EOS 7D Mark II)から、フルサイズのEOS R5とかR6に移行しようかとも思いましたが、レンズの価格が本体以上にアップしてくるので、我慢してミラーレスAPS-CのEOS R7登場迄待っていたかいがあったと思います。ただ、EOS R7の機能に関しては、実際に使ってみると不満も結構有って、ちょっと買い換えは失敗だったかなと後悔する部分も。来年は、もしかしたらレンズを買い換えたりするかもしれないし、場合によっては現在2台持ちのEOS R7のうち1台をEOS R5かR6に買い換えようかとも思案中。いずれにしても、カメラ沼、レンズ沼に一度嵌まると、一生抜け出せないという事を、身をもって実感した年でした。
  9. SDGs, LGBTQ+, 男女平等、貧困対策、何でもビジネス化
    昨年はLGBTQ+が、今年はSDGsが、頻繁にメディア等から流れてきていた気がするんですが、失礼を承知で言えば本当にその主旨のために言っているのか、疑問を感じることも少なくない。某テレビ局では「SDGs Week」みたいな事をやっていたけれど、啓蒙活動と言うよりはそこに参加している企業の宣伝のように感じてしまったし。全部が全部そうだとは言わないけれど、過去にも貧困対策のNPO等がその支援される側から批判されたり、男女平等とか、LGBTQ+にしても、似たような話が出てきている気がします。年明け早々に東京都の話が大きく取り上げられるかもしれないけれど、そう言う美名のためならば手段を選ばずと言う風潮が、最近強くなってきている気もします。結局熱心なのは、当事者の団体とメディアだけで、本当に支援が必要な多くの人達からは関心が消えていくという皮肉な状況が来年は進むような気がします。
  10. メタバース、仮想世界
    今年急に話題になったわけでは無いけれど、新しいデバイスやサービスが生まれてきて、かなり認知される存在になったのが2022年じゃないでしょうか。私も、ちょっとそれっぽい話に関わったりする機会があったんですが、確かに興味深い分野だと思うけれど、どうしてもまだ物足りなさというか、作り物感みたいな印象が消えないんですよね。最近のメタバースの様子を見ても、どうも20年前にあった「セカンドライフ」のイメージとそんなに変わらない。勿論、提供される世界観やアバターの精巧さとか、動作のスムースさなど、比較にならない進歩はあるんですが、その内容というかやっている事はそんなに違わないと思うんですよね。自分にとっての「仮想世界」は、やはりスタートレックのホロデッキに行きつくわけで、それが彷彿されるくらいの物が登場しないと、なかなかのめり込めない気がする。最大の課題は、HUDの小型化軽量化ですよね、まずは。
その他、個人的に気になった話題や事柄に関して。
  1. 選挙で勝てない野党
    今年は参議院選挙があって、当初は与党の劣勢が伝えられていたけれど、結果は与党の圧勝にちかいものに。衆議院選挙も行われたばかりなので、衆議院の解散・総選挙が無い限り次の選挙は3年後の参議院の改選までない。最近になって、防衛費増額のための増税や原発問題等での解散総選挙があるという話も出てきたけれど、それだって来年すぐにという動きでもない。野党としては、じっくり時間を使って支持を固める機会だと思うけれど、相変わらず週刊誌記事頼みの頼りなさ。まあ、無能な働き者は、関係無い所で頑張っていてくれた方が平和で良いなと感じた一年でした。
  2. 海外渡航・入国規制緩和
    10月から海外渡航の規制が緩和されて、一部条件はある物のかなり以前の状態に近づきました。自分も近場のグアムですが、3年振りに2回国際線利用をする機会があり、来年こそは以前のようにアメリカ本土やハワイ、さらにはシンガポールやシドニーと言った馴染みの場所へ再訪したいところ。来年は、9月に今のパスポートが期限となる事もあるので、何処かで更新もしないといけない。年齢的には、もしかしたら人生最後の更新(?)という可能性もあるわけで、これから一回一回の渡航が貴重になっていきます。
  3. サッカーW杯の日本チーム活躍とVR
    スポーツ界で今年最大の話題は、やはりカタールワールドカップでの日本チームの活躍と言って良いでしょうね。そんな中でも、サッカーでのVRの活用が予想以上だったことにはビックリしました。アメフトでは、結構昔からビデオリプレーだとか取り入れられていたけれど、最近のサッカーや後バレーボールやテニスのような活用度には到達していない気がします。その時の記事にも書いたけれど、ボール本体の認識可能性がスポーツの特性上難しいので、単純にシステムだけで解決出来る話でも無いと思うけれど、新しいスポーツ運営、新しいスポーツ観戦の時代をちょつと感じたサッカーワールドカップだったと思います。
  4. 今年3回のワクチン接種
    今年は、2月に3回目、8月に4回目、そして12月に5回目のワクチン接種をしました。4回目くらいまでは結構副反応が辛かったのですが、5回目は初めてファイザー製ワクチンだったこともあるのか、比較的軽めの副反応でホッと一息。年明けになると、新型コロナウイルスは五類相当に変更されるという話も有り、そうなるとワクチン接種も自費接種に変わるだろうし、かといって変異株などはまだ恐いし、来年もコロナ禍を意識せざるを得ない一年になりそうなのが憂鬱です。そう言う意味では、マスク着用機会も、まだまだ続くんでしょうね。
  5. リモートからオフィスへの回帰
    弊社でも、一時は100%近いリモートワークへの移行が言われていたけれど、現在は部門によっては100%近く、全体平均としては、70~80%位のオフィス回帰が言われています。私は家庭の事情等もあって、原則リモートワークをする事を条件にして貰っていることもあり、オフィスワークは多分増えても10~20%。以前は、毎週金曜日に新幹線通勤をしていたので、その時は20%のオフィス率でしたから、それが毎週では無く隔週とか、月に1回は通勤しない週を挟むとか、そんな感じに落ち着きそう。ただ、折角日本のビジネス環境が大きく変化する機会と期待していたら、何故か元の鞘に戻りそうなのは個人的には残念ですね。
  6. 訃報続く
    毎年、どなたかは永眠されるわけですが、今年は馴染みのある方が多く亡くなられた気がします。さらに言えば、自分が子供の頃に親しんだ人から、どんどん自分と同世代に近づいていくのは、自分もそう言う状況になりつつあるという証しな訳で、「終活」という事もそろそろ意識して準備を始める時期なのかなと感じています。
  7. マイナンバーカード利用拡大
    「マイナンバーカード」を、健康保険証だけで無く、例えば運転免許証やその他サービスや証明書として活用できるようにやっと成りつつある状況に。意図的なのか無意識なのか、マイナンバーカード反対、政府の管理反対みたいな事を言う人も、未だ多く残っている気がするけれど、個人的にはリスクと利便性を比較して、利便性の方が大きいと思うので、是非進めて欲しい政策の一つ。社会の透明性を担保する手段としては、今の所非常に有効なツールだと思うんですよね。だから、公共目的の活動とか事業等に関しては、マイナンバーを利用して誰が何時何処で何をしたことが、申請ベースで無くても把握出来るようになれば、怪しげな団体とか事業活動も淘汰されて、もっと血の巡りの良い社会になる気がする。
ここの所、毎年「来年は新型コロナウイルスが終息するように」と願っていたけれど、来年こそは「終息」は無理としても「気にしなくても良い時代」になって欲しいですね。それによって、やっと普通の生活が戻ってくる気がします。

2022旅の総括

9回目(2021年2020年2019年2018年2017年2016年2015年2014年)となる、旅の総括。新型コロナウイルスが勃発して世界的な流行が始まった、2020年3月の直前に訪問したシンガポール旅行を最後に、約3年間国際線利用は無かったのですが、今年は最後の最後にUA MPのために2019年以来3年半振りにグアムを訪問しました。まだまだ完全な形には程遠いけれど、来年は以前のようにMLB/NFL観戦のために渡米できそうな状況になってきた気がします。問題は、円高による航空券価格の高騰と、これまでの渡航制限の反動で予約が取りづらくなることかな。

ANA AMC Diamond

今年は、定番の羽田-沖縄往復をPremium Classで15回、羽田-新千歳を1往復(Flex)、羽田-伊丹を1.5往復(Value)、これにG.W.前から7月までのPremium Pointキャンペーンで獲得した10,000PPを加えて、今シーズンは100,100PPで来年度のAMC Diamond到達。

例年だと、年明けから飛び始めますが、今年は旅行支援策のため予約の埋まり具合が半端なく、冬ダイヤの3月下旬までもう安いレートのチケットは殆ど無い状態。それもあって、今年は以前やっていたシンガポール往復とかシドニー往復も絡めていきたいと思っているので、もしかしたらAMCのスタートは早くても2月下旬、場合によっては3月とか4月からになるかもしれない。そのぶん、UA MPの国内利用振替をするかもしれないけれど。まあ、こちらは国内線利用が中心だし、いざとなれば来年の12月31日まで何とでもやりようはあるので、出来れば10月位までに再来年のステータスが確立するくらいの気持ちで進めたいところ。

UA MP 1K

今年は、一昨年のステータス獲得条件がかなり緩和されていたので、何とか帳尻合わせが出来たけれど、来年はほぼ通常通りのルールが適用されるので大変。USへのフライトは、可能ならば3回、最低でも2回は飛びたいところ。特に、ずつと特例で有効期限が延長されてきたPlusPointsが、来年の7月31日期限の物が640ポイントあるので、これを上手く利用してアップグレードに繋げたいところ。

現在の円安傾向は、多分来年も継続するだろうし、購入価格のUS$1=1PQP換算なので、US$1=100円以上に円高にならないと、日本のメンバーは不利な状態が続きます。それを埋め合わせるためにも、有利なANA便利用でのUA MP振替を来年もやらなきゃいけないのだけれど、取りあえずこちらも羽田-沖縄を10往復位は積み上げるのかなぁ。それで、13,000PQP位まで積み上がるので、ボーナスの2,500PQPと合わせて15,000PQP。残り10,000PQPをUSへのフライトで獲得する、というのが大雑把なシナリオ。ANAの振替分は、ノーマルレートの料金が一番効率が良いので、それならば1月からでも余裕を持って予約が可能。ですから、来年の第一四半期は、UA MPの為のフライト中心になるかもしれません。

来年には、新型コロナウイルスに対しての対策も今よりは緩やかになり、国際線旅行も利用しやすくなることを期待しているので、何とか4年振りの北米へのフライトを実現したいですね。その為にも、この年末年始は良い子にしていないと。

2022年12月30日

EV戦略

トヨタのEV戦略の弱点を指摘する記事。文字通り日本を代表する企業で有るし、自身もトヨタ車(Lexus)ユーザーでもあるからには、ちょっと気になる話。個人的には、EV車にはまだまだ問題点があるし、その最大の理由は記事にも書かれているように充電設備の少なさと、ガソリン注油にに掛かる時間(5分程度)対して充電時間の長さ。 日産の「サクラ」が成功しているように、自宅周辺での日々の買い物などに利用しつつ、充電は自宅で未使用時間帯(夜-深夜-早朝)に充電するというスタイルが定着できれば、その利点は大きいけれど、仕事や土日のレジャー目的等も含めて一般的な使い方には、まだまだ課題が多いがEV(BEV)だと思う。

そこそこの田舎町である浜松周辺でも、最近何度かTesla車を見かけてビックリしたんですが、EVと言えばTeslaであるし、最近では中国で成功しているEVメーカーの日本進出もよく聞く話。特にBYDはよく聞く名前の一つで、その成功の秘訣はバッテリーと言う話を聞いたことがあるけれど、それでも幾らバッテリーの持ちが良くても充電出来る機会が先ずは増えないと駄目出し、次は充電時間の短縮がもっと図られないと普及は厳しいと思う。さらに言えば、やっと原子力発電の再開に踏み切った日本だけれど、電気料金はここの所ずっと上がりっぱなしな訳で、悪かな電気料金提供も大きな課題だと思う。そう言う意味では、「自然エネルギーで走る」というの謳い文句は立派だと思うけれど、現実はそんなに甘くは無いとも思う。

世界のBEV先進国は、なんと言っても中国だと思うけれど、それは政府の強烈な(強制的な?)バックアップが合ってこそなのは、素人の私でも聞き及ぶくらいの話。それでも、まだ乱立期と言っても良い頃だから、互換性の無い方式のメーカーが鎬を削っているらしいけれど、それが政府の鶴の一声で統一されて行くと、中国国内標準が世界標準になる可能性もあると思うなぁ。まぁ、BEVでは同様に普及を強制的に進めている欧州は欧州で独自の規格を持っているから、すぐには決まらないだろうけど、でも欧州と中国で共同規格を決定することはありそうな気がする。どちらも、まだBEV普及が進まない、対アメリカ対策として手を組む可能性って決して低くない気がするけれど、業界的にはどうなんだろうか。

私の現在の愛車はガソリン車何ですが、出来れば来年か再来年に新規購入する次の自家用車は、少なくともハイブリッドかPHV(プラグインハイブリッド)にして、少しBEVに歩み寄ろうかという気持ちを持っています。BEVには否定的ではあるけれど、やはり内燃機関だけの自動車はこの先減少していき、BEVあるいは電気駆動中心の自動車に置き換わっていくのは確実だなとは思うから。その為には、まずはこれまで経験したことの無い「バッテリー走行」自体に少しでも慣れておく必要があるかなと思うから。ただ、バッテリーが入ると高くなるんですよね。100万円位違ってくるから結構大きい。しかも、ガソリンエンジンならば10年20年と使えるけれど、バッテリーは寿命があるからそんなには持たない。走行時のコスパは良いかもしれないけれど、トータルで見たら決してコスパは良くないと思うなぁ。その為にも、安価で大容量で高能率なバッテリーが臨まれているし、研究も進んでいるんだろうけど。BEVでは日産が一歩進んでいて、自動運転も含めてトヨタは後塵を廃している印象があるんですが、来年は何か画期的な進捗はあるんだろうか。地元にはトヨタ系の下請け、孫請け企業も多いので、頑張って欲しいけれど。

ワンストップサービス

サインは、スマホというものが旅行の必需品の一つになっている事を実感するわけで、例えばQRコード等によるチケット機能や、チェックイン等の手続き。さらには、情報収集はプッシュ型、ポップ型、いずれに於いてもスマホはすぐに取りだして確認出来るから便利を通り越してマストなデバイスに。 それを意識してかどうかまでは分からないけれど、羽田空港のアプリも日々進化している様子。

様々な情報提供されることで、例えば搭乗口の変更に直ぐに対応出来たり、遅延情報が分かって慌てなくても良くなったりと、より快適にかつより柔軟に対応出来るようになるのは良いのだけれど、それらの情報がバラバラに提供されるとどうしても肝心な時に目が届かないことも。フライト情報であれば、例えば利用する航空会社、自分ならANAとかUAですが、そのアプリを中心に見ることになるので、それ以外のアプリを参考にする場合は面倒。この羽田のアプリも、APIを後悔してそれら航空会社のアプリが情報アクセスをして、自分のアプリ内で表示出来るようになるとベストなんだけれど。

さらに言えば、世界の空港で同一のアプリなりAPIで、羽田でも成田でも那覇でも同じく、らにはSFOでもORDでもJFKでも金地手順同じ仕様同じ使いやすさで情報にアクス背出来るようになるのが理想だけれどなぁ。そうすることで、ユーザー側のメリットが有るし、航空会社にしても無用なトラブルを事前に回避出来るだろうし、空港にしても満足とが上がるんじゃ無いだろうか。Apple payにボーディングパスを登録すると、ゲート変更や遅延情報等自動的に反映されますが、あれをもっと進化させたら十分使い物なるものが生まれそうな気がする。

さらに言えば、そのアプリ内で例えばパスポート情報とか最近の例ならばCOVID-19関連の情報もまとめることが出来、Apple payでチケットをかざせば、飛行機の搭乗から入国審査に税関審査も通過出来るような、完全なワンストップサービスを提供して欲しいですよね。チケットを手配して、ホテルを手配して、パスポートを準備して、当日ワクチン検査だ何だとドタバタするよりも、アプリ一つ、画面一つでどこへでも飛んでいける時代って、もうそんなに遠くないと思うのだけれど。

2022年12月29日

奇跡のコンビニ


ビジネス関係の番組で、奇跡的な成功例としてよく紹介されたり取り上げられたりする、北海道のローカルコンビニチェーンの「セイコーマート」。そのセイコーマート(略称: セコマ)の成功例の中でも、人口1000人余りの初山別村に出店して黒字化した経緯を紹介したITmediaの記事(前編後編)。

素人が偉そうに言ってしまいますが、書かれていることはごく普通の話しで、初期投資となる敷地代(土地代)や可能ならば建物などは出来るだけ安くする事と、コンビニチェーンという枠組みに拘らずに、出来るだけローカルのニーズに沿った品揃えや提供を心がけて、客単価を上げて少ない人口をカバーすると言うもの。飲食業で言えば、地域の小さなお店だけれど、常連客が毎日来店してくれるので経営がなり立つようなもの。その代わり、色々な要求に応えるために、メニューの内容や数はどんどん増えて行くのと似ている気がする。

セイコーマートの場合、北海道内限定と言う事も有るので、製造拠点にしても物流にしても、北海道内であれば有る程度フレキシブルに対応出来る強みもあるんでしょうね。とは言っても広すぎる北海道だから、どこでも出店できるほど甘くは無いと思うけれど、それでも他の大手コンピにチェーンには無い強みだと思うし、そういう部分を利用してこの初山別村のような厳しいながらも黒字か経営できて、地域にも会社にも貢献出来るような事例が生まれてくるのだと思う。 

実は私が高校を卒業をして地元を離れる頃まで、自宅回りは田圃や畑が殆どで、本家の長男という立場上、将来のいつかは地元に戻り、親の面倒や残された資産の管理をするのかと正直なところ暗い気持ちがあったんですよね。ところが地元を離れて10年もすると、どんどん回りが宅地化されていき人が増えて行き、さらには党事件内最大規模のイオンモールが徒歩10分位の場所の工場跡地に誘致されて出来、さらにさらにそれに刺激されてか回りがどんどん開発されていって、コンビニやら病院やら、色々なお店が集まるような地域に成りつつあるという大変身が今も進行中。市街化調整区域故に、まだまだ田圃や畑が広く残る地域ではあるけれど、あと10年もしたらそれらも殆ど消えるんじゃ無いだろうか。浜松市自体は人口減少しているのだけれど、この地域には人口流入している地域なのでどんどん変わるだろうなぁ。それが良い事なのかどうなのかは分からないけれど。

home 5Gがやってくる

自宅で仕事をしている間は、扱うデータ量や使用頻度等の理由から、1Gbpsの光回線、あるいは可能ならば10Gbpsの回線を利用したいのですが、仕事を終えてリタイアしたら、流石にそこまでのニーズは無くなります。その時には、設置が簡単でしかも光回線に近いパフォーマンスが期待出来る、home 5Gの利用は大きな選択肢になるなと以前から考えていました。そんな考えを具体化してくれたようなPCWatchの記事。 

実は、以前iPhone 13 Proを購入した時に気になった調べた時には、まだ自宅周辺は5Gの提供エリアになっていなかったんですよね。ただ、その後iPhone 13 Proを見ていると時々「5G」の表示が立ったりするので、近くまで来ているのかなと言う期待感はずっと持っていました。で、どうも最近になって5Gの提供エリアの端っこに、どうも自宅周辺の地区が含まれたようで、docomoの5Gのページで検索すると、ギリギリ端っこに入っていてガッツポーズ(笑)。浜松市内では、まだ5G未対応の地区も多いのですが、来年の5月末予定だとかなり解消されるみたい。

個人的に気になったのが記事の最後に書かれている、新しいhome ルーターが来年2月から発売予定で、そのルーター(HR02)では、Wi-Fi受信(下り)が4.2Gbps、Ethernet受信が2.5GBASE-Tに強化されるので、接続したクライアント側としては嬉しい更新に。自分が実際に導入する頃には、HR03とかもしかしたらHR04位迄出ているかもしれないけれど、ますます仕様的にはそれで十分な気がする。

そう言いつつも、もし浜松市内で10Gbpsの光回線サービスが始まったら、こんな感じで「速さは正義」とばかりに、回線の付け替えをするだろうなぁ(笑)。確かに光回線のスピードだけで無く、安定度も含めた信頼性は、まだまだ物理的回線接続の方が高いと思うし。それでも、機器設置の手軽さや、最近のデバイスは殆どがWi-Fi接続前提になっていることを考えると、Wi-Fi専用とでも言うべきこういうhome ルーターを一つぽんと設置して使用する方が簡単で便利なことも事実。これで、ミリ波対応になって、さらに5Gでもより高層化されて安定してくれば、本当に光回線の代替機能として十分利用出来ますね。来年は、ちょっと気にしよう。

少し物流が改善?

昨日は自家用車の六ヶ月点検に行ってきたんですが、そこでの話。車を預けて、作業終了までの1時間弱の時間を潰すために、店内のラウンジに座っていたところ、顔馴染みの担当営業さんが挨拶に来られました。で、現在の新車の予約状況等をちょっと教えて貰いました。

コロナ禍やウクライナ状況も関係して、海外からの部品供給がガタガタになり、自分が今乗っているLexusの一部車種は、予約停止や物によっては予約の破棄(予約をキャンセルして、別モデルへの変更願い)まで発生する始末。まだ予約受付をしていた時期でも、最長で1年とか1年半とか、確かLXは3年とか4年とか言われていたような気がします。 実は今年の7月が新車購入後3面目の車検の時期で、本当はそのタイミングで新しいNXに乗り換えようかと思っていたんですが、その前からすでに納期が半年から1年とか言う状態になっていて、その直前の12月に六ヶ月点検(30ヶ月目)に言った時には、実はその担当営業さんから、実は来週で予約受付を一旦停止して、移行の再開は未定、多分一年くらいは予約できない、と言うような話を聞いていました。その時には、先を見越して予約しようかとも思ったんですが、まぁ焦って予約して、そこから1年以上待つのも困るし、その場合でも今年7月の車検には間に合わないので、取りあえず一度車検を通して、次の2年間で様子を見ることにその時はしました。

その7月の車検の時には、まだ状況は先が見えずに、具体的な受超状況は未定みたいな状況でした。ただ、その後RXの新モデルが、抽選ではあるけれど新規予約受付開始をしたり、それまでは中国などの関連会社からのパーツ輸入に頼っていた物が、国内工場やその他地域の協力会社などへの切替体制が整ってきたという話も、一般のニュースでも伝えられるようになり、これはそろそろ予約受付開始もあるかなぁと個人的には思っていたところでした。で、昨日の定期点検の時の話では、予約停止前までに予約した分の納品が進んでおり、そろそろ新規受注の話が出来るような状況になってきたので、詳細が決まったらご連絡しますと言う話だったので、是非是非お待ちしていますとお願いしてきたところでした。トヨタとしても、Lexusだけ作っているわけでは無いし、最近発表した新型のクラウンシリーズや新しいプリウスシリーズ何かもどんどん製造していかなきゃいけないわけだから、内部の製造プロセスを変更するにしても大変だと思います。それでも、今年の世界の製造台数では、VWを抜いてトップになるというニュースも流れてきて、やっと新しい製造プロセス・製造工程が軌道に乗ってきたのかなと実感したところです。

車に限らず、新しいプロセスとか工程を取り入れる、あるいは新規に構築すると、初期のタイミングではトラブルがどうしても発生しがちですから、実は時期の製造分からは後のロットにしたい。まぁ、仮に今予約したとしても、納車は早くても1年後くらいだろうから、流石にそれまでには練度も上がって、製造品質や検査品質も十分に成熟していると思いたいし願いたいところです。自分の好みとしては、SUV系以外には興味が無いので、RX/NX/UXが購入対象。ただし、RXに関しては田舎で乗り回すにはちょっとサイズが大きい気がしているし、今乗っているUXのコンパクトさが結構気に入っているので、NXかUXにしたいところ。NXは昨年発売された新モデルの4機種のうちからどれかにしたいのだけれど、最上位のPHVのNX450+か、ガソリン車のNX350が今の所の候補。あるいは、UXもマイナーチェンジされているので、場合によってはそれでも良いのだけれど、残る人生の時間を考えて、これからそう何度も買い換えは出来ない事を考えると、今回はUX以外の車種に乗ってみたい気持ちが強いんですよね。もし、NXの希望のモデルが再来年7月の車検更新までに間に合うようならば、NXにしたいのが今の希望。多分年明けになるんでしょうけど、担当営業さんからの連絡をお年玉代わりに期待している年の瀬です。

2022年12月28日

超軽量太陽光発電

私は、太陽光発電に関してはどちらというと否定派で、その理由としては発電の可用性が低いこと(日中しか発電できない)や、設置に様々な課題、例えば重量とか大きさとか、がある事などがその理由。ただし、それらが問題にならないような、例えば離島とか僻地での利用であるとか、ゴルフ場や浜松の場合は養鰻池の跡地利用みたいな形で、太陽光発電設備を設置するのはアリだと思っています。でも、やはり太陽光発電の場合は、太陽光が期待出来る昼間、それも曇り空とか雨の日ではないそれなりに晴天が多い天候で無いと十分な発電量が期待出来ない、ある意味「博打」みたいな方法なので、よほど画期的な蓄電技術(=バッテリー)が生まれない限りは、補助電源の補助の補助位の位置付けだと思っています。


そんな太陽光発電ですが、太陽光パネルの改善は進んでいるみたいで、この記事で紹介されているのは髪の毛よりも薄く軽量な発電素子で、その実力は既存のシリコン系太陽光発電パネルと比較して、重さで100分の1、発電電力では18倍ということなので、今後実用化されて大型化されると、既存の太陽光パネルに取って代わるのも時間の問題かも。私も、自宅に太陽光パネルを設置したいと思いつつも何度も諦める理由は、その重量を支える基礎工事が大変だから。屋根に乗せるにも補強を考えないといけないし、場合によっては瓦や屋根材が傷むから雨漏りとかしたらその修繕費だって馬鹿にならない。それが布にも適用可能なこう言う素材が実用化されれば、例えば夏場に窓の外に貼るサンシェードにこの太陽光発電素子を塗布しておけば、わざわざパネルを屋根に乗せる必要が無い。使わない時には、カーテンのように畳んで保管することも可能でしょう。あるいは、テントとかターフに利用すれば、キャンプをする人はこれまで以上にポータブル電源利用の機会が増えるのでは。逆に有る程度固定した状況で使用したいのであれば、既存のガラスパネルではなく、アクリル板とかポリカーボネイト板とか、より軽量な物で代用可能になるだろうし、そうすると設置場所の選択肢も増えるのでは。

勿論、太陽光パネルの場合強風で吹き飛ばされる場合も有るくらいだから、より軽量なこちらの場合も、強風所かつむじ風くらいで吹き飛ばされるかもしれず、そういう部分での補強というか強化策はより重要になるでしょうね。例えば鉄材でフレームを作り、そこに膜のように張るとか、先にも書いたようにカーテン式に危険な時には収納出来るようにするとか、これまでに無いような工夫は必要だけれど、既存の太陽光パネルの様に一度設置したらそこから動かせないと言うデメリットが無いので、合いではあいろいろと出来そうな気がします。カーテンのように畳めたり、カーペットのように丸めることが出来たら、凄く便利だと思う。キャンプ用の太陽光発電パネルで、畳めるタイプのものがありますが、あれ以上に可搬性が向上するんじゃ無いだろうか。また軽量であれば、スペースさえ有れば大きな物を設置する事も可能になるわけだから、まずはキャンプ用品として実用化されてブームになりそうな気がする。

実は、自宅の南側には、葦簀が幾つも立ててあるんですが、これが数年して老朽化すると新しい物と取り替えないといけない。その時には、新しいものと入れ替わりで廃棄する古い葦簀の処分が面倒なんですよね。業者さんに新規の葦簀設置と一緒に廃棄もお願いすると、それなりにお金は必要になるし、自分で処分するとなると、地域の可燃ゴミとして出せるように小さく切り分けたりしないといけないし、結構大変。だから、葦簀では無く布製のシェードかターフみたいなもので代替したいんですが、そこにこの太陽光電池が設置できたら一石二鳥に成るんじゃ無いだろうか。理想は、ベースの布が傷んできたら、太陽光発電の部分だけ取り外して、古い布は捨てて新しい布に張り直して使えたらベスト。実は、非常時用にキャンプ動画でよく見る折りたたみ式携帯太陽光発電パネルと大容量バッテリーをそのうちに準備しようかと思っていたんですが、やはり太陽光でバッテリー充電しようとすると、それなりの枚数というか大きさが必要になります。それを広げるスペースが必要になるのですが、昼間カーテンというかターフを広げておけば充電してくれるようなシステムが出来れば、凄く便利になりそう。早く実用化と言うか、商用化して欲しい技術ですね。 

水際対策

感染爆発している中国は、突如方針展開をしてこれまでの制限を終了しかなり行動制限の自由を認めるようになったんですが、国外への移動に関しても、出国に関しては事実上制限無しで、入国時には48時間前までのPCR検査での陰性証明は残る物の、現在要求されている指定ホテルや自宅での強制隔離はなくなる模様。来年1月8日からの適用開始されるらしいけれど、これで一気にこれまで押さえつけられていた海外旅行が爆発的に始まるのではという危惧が。

それに対応する為なのか、日本では中国からの渡航者に対しての水際対策として、中国本土からの渡航者及び中国本土に7日以内に渡航歴のある全ての入国者の入国時検査を行い、陽性者に関しては原則7日間の隔離措置を講じてゲノム解析を行うというもの。日本としては、結構素早くまた厳しい対策をしたなぁという印象なんですが、それでも来月21日の春節前からは中国からの訪日観光客が日本に襲来するんだろうなぁと言うイメージを持っていました。でも、実状はどうも少し違うらしい。

まず中国国民が日本に入国する場合、何らかのビザ(観光ビザ、ビジネスビザ等)が必要なんですが、その発給に関しては在中日本大使館・領事館での発給作業はずつと中断されたままで、それを再開する話は今の所無い様子。また、特定の対象者に対しては、3年間有効なマルチビザが発給されていましたが、それもこの長く続くコロナ禍で殆どの対象者が期限切れとなっている様子。まあ、全く中国から日本に入国出来ないわけでは無いけれど、一斉に以前のような訪日観光が戻るわけでは無く、極々制限された人数が今後増えそうという状況らしい。 また、航空便の増便に関してもかなり制限を設けるという話も有るらしい。そそれもあってこの水際対策で一番影響を受けるのは、中国に赴任している日本のビジネス関係者が春節時期に日本に一時帰国使用する場合に、手間が掛かるかもと言う事らしい。

国内の観光関連の事業者としては、これまでで一番のお得意さんだった中国からの訪日客が増えないことは残念かも。特に、春節という一番大きなイベントの時期を外すと、次は5月1日のメーデーのお休み期間になりますが、この時は日本もG.W.なので中国からだけというわけでは無いだろうし。日本でも、新規陽性者数の数は高止まりしている様子ですが、ここに他国から道の変異株が持ち込まれて、さらに感染拡大が想定される事態だけは避けたいなぁ。この年末年始もどうなるか心配ですが、来年の春には現在の2類相当から5類相当に新型コロナウイルスの分類を変えるという話も出てきているようで、そうなると「インフルエンザ」相当となり、どんどん分かりにくくなることが今の心配というか不安ですね。感染しても、その症状の度合いがインルエンザ並ならまだしも、この新型コロナウイルスの場合は、後遺症とかインフルエンザには無い症状も有るわけで、それに対しての対策が見つからないと、なかなか5類相当にするのも難しいんじゃ無いかなぁ。そこに中国で感染拡大していると言われている、新しい変異株が日本に持ち込まれてそれが感染爆発したら、と悪い想像はどんどん膨らむばかり。別に差別するわけでは無いけれど、まだまだ一人一人の感染対策には慎重にならないと駄目ですね。

2022年12月27日

日本の神薬争奪戦

中国ではゼロコロナに寄る封じ込めが失敗し、行動制限を緩めたために、今度は病院や治療薬不足が勃発し、支柱の薬局では風邪薬や解熱剤等、薬が店頭の棚から消える事態に。政府の行政もも極端ならば、市民国民の行動の結構極端な印象のある中国だけに、「〇〇が効く」とか「〇〇が無くなる」という情報が出ると、あっと言う間にそれに対しての自己防衛に走るのは、やはり歴史から来る国民性だろうか。

で、そのとばっちりというか影響を受けているのが日本のドラッグストアーで、国内在住の中国人の知人や家族にドラッグストアーでの薬購入を依頼して、それを中国本土に送付する事が大きな動きになっているらしい。現在は供給体制も安定して、場合によっては一人当たりの購入個数を制限しているお店もあるみたいですが、以前のマスク不足の時のマスク争奪戦のような様そうにはなっていないようですが、それは多分中国からの訪日観光客が事実上とまっているからだろうなぁ。コロナ禍前の、年間何百万人と中国からの訪日観光客が会った時には、確か中国で有名な日本の薬が「神薬」として人気になり、店頭から消えるような事もあったと思います。今回はその神薬とは少し違うけれど、やはり日本の薬に対しての信頼性や、兎に角中国では手に入らない物が日本ならあるという、一種の飢餓感がそう言う行動に走らせているんだろうなぁ。

実は、機能ちょっと体調が悪くなり、いつもの様に起床時に検温した時には「36.4度」と、自分としてはやや低めの鯛追うんだったものが、午前中外出したりして帰宅し、午後掃除とかし始めたらどうも風邪を引いた時に現れるような感じで腰が痛くなってきました。そこで検温してみると、「37.5度」と平均体温が高めかの自分としてもやや高い体温に。でも、熱っぽさは感じられないんですよね。年末年始に寝込んでも大変なので、その後はベッドで少し横になっていて、そう言えば風邪薬合ったかなぁ、無い場合購入しておいた方が良いかなぁ、でも買い占められて店頭に無いかも、とか頭の中でループしていました。以前購入して、まだ残っていたはずの風邪薬が見つからず、代わりに解熱剤があったのでそれを飲んで昨日は早めに就寝したんですが、今朝はしっかり体調は戻っていました。今朝の検温結果も「36.5度」と元に戻っていたので、疲れとか寒さでちょっと発熱したのかなと今は思っています。でも、薬の買い占めのニュース等を聞いていると、今のうちに買いそろえておいた方が、と言う気持ちも強くなります。

少し前の日曜朝の「がっちりマンデー!!」で、置き薬ビジネスで成功している会社を取り上げていたけれど、あれって自分が子供の頃は普通に自宅にあった「富山の置き薬」方式のもの。当時は、赤い「ヨードチンキ」と「ガーゼ」「包帯」の需用が一番多かったと思うけれど、最近だとバンドエイド系のガーゼ付きテープとか、胃腸薬とか解熱剤何かの消費が多いのだろうか。あっ、マスクなんかも含まれているかもしれない。靴箱くらいのケースに、飲み薬、塗り薬、貼り薬、それらに必要なテープ等ぎっしり入っていましたねぇ。あれって、今思っても良いアイデアだと思うけれど、最近は自分の周りには無くなってしまったなぁ。あれって、使った分だけ支払う経済性、何時必要になるか分からないけれど、一通りの薬が揃っている安心感というメリットが有るけれど、実はそこに含まれている薬は名前も知らないような会社の物とかもあって、当時は失礼ながらも「これ本当に聞くのか」と子供心に思ったりして(笑)。日本人も、アメリカで販売されている薬を購入して国内に持ち帰ることがあるけれど、成分などの関係で国内では違法になる場合も。中国ではどうなんだろうか。まぁ、困った時にはお互い様という事を日本では言うけれど、それでも程度問題はあるわけでほどほどにして欲しいとは思うけれど。

やりっ放しメディア

この記事を読んで、「そう言えばそんな話があったなぁ」と思いだした話。記憶に残っていたのは「農業とアイドル」という部分で、随分と印象の違う物を汲みあせたなぁと感じたので、何となく記憶に残っていた話。地方発のタレントさんとかアイドルが数多く発掘されて行く中で、そう言う筋立てというかストーリー作りも必要なんだろうなぁ、大変だろうなぁと当時はおもったもの。ただし、そのまま活動を続けて行くのならば良いけれど、メンバーの一人が自殺をして、その理由が当時の所属社長から「止めるなら1億円払え」という言葉が切っ掛けで、その話を当時聞いた時には「まるで韓国のアイドル事務所みたいな話」と思ったことも記憶に残っています。でも、結局この記事を読む限りでは、一審、二審ともに遺族側の主張は退けられて、被告側の事務所社長の無罪が判決として出されているらしい。

記事では、その裁判の内容よりも、当時センセーショナルに取り上げたメデイア(ワイドショー、ニュースショー)の報道責任を問う物だと思うんですよね。この件に限った話では無いけれど、事件当初の少ない情報の中正確な報道をしなければならない苦労は理解する物の、ならば不明な点はその時点では不明・未定・未確定と言えば良いのに、どんどん自分達の好むようなストーリー作りに走ってしまう。記事の中でも指摘されている「ミヤネ屋」は、最近では旧統一教会問題に時間を割いているけれど、何か一方的に勧善懲悪の物語を作りたいのかという雰囲気が、どんどん強くなっている気がする。

この件に限らず、報道機関って、発生した時にどれだけライバル社よりも早くそれを報じるかが一番の目標で、その次に要求されるのは、どれだけ他社が伝えていない劇的なあるいはドラマチックな内容を伝えられるかと言う事だと私は思っています。何故なら、それが「視聴率」という彼らのビジネスモデルで一番重要な要素を稼げる商材の属性だから。で、それが当たった時には、その後も何度もその事を取り上げて「世紀のスクープ」とか自慢するわけですが、それが誤報だったり、後から訂正されたりすると、まるで歴史的に無かったことのように彼らの記録から抹消されてしまう。個人的には一番酷い事例は、オウム真理教の松本サリン事件で、被害者で有るのに加害者として報道されてしまった河野義行氏だと思うけれど、その事を連日それこそ今の「ミヤネ屋」のように報道していたTBSのキャスターが、今は議員になって野党議員として与党を攻撃している様子を見る津につけ、もうため息しか出ない。まぁ、そのTBSは今も昔と変わらず何か取り憑かれたような報道をする番組が続いているけれど、ある意味旧統一教会よりも酷い組織体じゃ無いかという気がする。あぁ、だから自分達を隠すために攻撃しているのかも。

この時期の風物詩と言っては何ですが、先日テレビを付けていたらTDKの加湿器の注意喚起CMが流れてきていて、「あぁ、もうこの時期か」と感じたんですが、あれだってもう何年も製造物責任としてだろうけど、改修のために流している物。以前と比べて、流石に放送される頻度は減ってきていると思うんですが、それでももう何年だろうか、ずっと使用される冬の時期の前から何度も流されます。あれって、メディアにとっては虚報や誤報に関しての対応にするべき姿ですよね。本来なら、何時でも過去の訂正記事にアクセス出来る様に準備しないといけないと思うけれど、そんな対応をしているメディアって無いですよね。免許制の放送局に関しては、点数制のような形で、誤報や虚報が続いたら罰則を適用する、最悪は免許停止や免許失効等の対策を取るべきだと思うし、紙媒体も同様のルールが必要じゃないだろうか。今でこそネットという別の情報源があるから、それらと比較して判断する事は可能だけれど、それでもそれで間違いが判明しても、それで終わりですからね。それによって迷惑を被った側に対しては、何の謝罪も無いし賠償も無い。メディア離れと言うけれど、結局はそう言う行為から見放されているような気がする。

 

2022年12月26日

24時間/365日記録する時代

JR東日本が導入する、駅社員へのウェアラブルカメラ。決して少なくない、駅構内でのトラブル時の状況把握手段として有効だと思うし、個人的にはこう言う仕組みは色々な場所で今後導入されていくと思う。

こう言う仕組みで一番今効果が出ているのは、ドライブレコーダーですよね。あおり運転等でのトラブル発生以前からの状況も記録されているから、これまでのように「言った、言わない」「やった、やらない」という水掛け論になってしまう部分が、かなり明確になって冷静な判断にも繋がる資料として今や欠かせない物に。また、自分のトラブル時資料だけでなく、例えば前を走る自動車がトラブルになった時に後ろを走る車のドライブレコーダーが重要な情報になる場合。あるいは、全く関係無い信号待ちの映像の端に、例えば強盗とか暴行事件の状況が映り込んでいたりとか、悪く言えば「監視社会」なんだろうけど、リアルタイムに様々な事象が記録されていることのメリットも大きいと思う。 

個人的にも、今自分の車には前後を記録するドライブレコーダーを取り付けているんですが、次に車を購入する場合には、前後は勿論、左右も記録できるような360度タイプのレコーダーを最低でも導入したいし、可能ならばさらに車内の様子も記録できる物が欲しい。さらにさらに可能であれば、外側にカメラが付いていて、外の様子も記録できるようなレコーダーなら完璧かも。そうなると、車の外観とか色々問題はありそうだけれど、カメラデバイスの小型化高性能化もあり、今の世の中はどんどん記録に残る時代になっていることは事実。別に、カメラによる映像だけでなく、例えばtwitterとかinstagram等によって、その人の行動履歴は有る程度把握出来る時代でもあるわけです。中には、リアルタイムに投稿しているわけではないから、時系列にその人の行動を判断出来るわけでは無いけれど、もう少し長いスパンで過去の履歴を再構築して行けば、結構行動パターンを知ることは可能何ですよね。あるいは、趣味嗜好とか意見や考え方の変化なんかも、年単位でデータを精査すれば分かると思う。そう言う意味では、今の時代は、意識的にも無意識的にも、様々な情報がどんどん蓄積されている時代で、多分その状況は今後ますます加速して行く気がする。

時々自分でも書いていますが、私もメガネに小型カメラを装着して、自動的に記録するような(勿論、本来のメガネとしての機能に影響無い程度に小型軽量目立たない物という前提)デバイスが生まれたら、多分自分のライフログデバイスとして使うような気がします。一つは、自分の行動を何か記録したいという「記録欲求」みたいな物が、多分誰にでもあると思うから。もう一つは、気に入った景色や光景に出くわすと、今ではスマホを取り出して撮影するけれど、今後は自動的にそこに視線を送れば、その記録が残るような時代になると、後から思い返す時にも予想外の場面とか記録に残されていて、また違った感動が生まれるんじゃ無いかと思うんですよね。さらに、買い物の記録なども、今は電子マネーとかクレジットカード利用なら履歴が残るけれど、現金利用の時でも「何時何処で何を幾らで購入したか」すべて記録に残るので、それをAIに食わせたら、税金の支払いとか控除とか、全て必要書類を作成して提出まで実行してくれる様になったら便利。常に見られている、と言う事を全員が意識し出せば、今よりは安全安心も増えるのでは。「常に見られているのは窮屈だ、人権侵害だ」と言う人もいるかもしれないけれど、別に見られても問題無い行動・行為をすれば良いだけの話しで、後ろめたさのある人がそう感じるんじゃ無いだろうか。個人的には、このJR東日本の取組が色々な形で広がることを期待したいですね。

クリスマスは苦しみます

日本でもこのところグッと寒さが厳しくなってきていて、日本海側とか北海道などでは大雪で停電が発生したりと生活にも大きな影響が出て大変。新潟の柏崎とかでは、大雪で車が動けず30時間位雪の中で足止めされたりと大変だったようですが、再良いにも浜松は寒波は厳しいけれど雪は降らず、地域差とは言え感謝したい気持ちも。雪で家の中に籠もるのは、まぁ最悪寝る場所もあるからまだ何とかなるだろうけど、移動中の車や電車に缶詰になったり、移動使用にも交通網がマヒしていて、駅や空港で足止めを食らうことは、多分最悪な状況の一つと言えるのでは。

今朝のニュースでは、アメリカも寒波に襲われて、空路が日本の自動車網みたいなアメリカで、3,000便位キャンセルとなり、空港は大混乱している様子。私も、仕事やプライベートでアメリカに行く場合には、この時期は出来るだけ雪の影響を受けないように北部の空港利用は避けていましたが、そのお陰か幸いにも大雪で遅れたことはあってもキャンセルの経験は無い。まぁ、正確には「キャンセル扱い」にならなかったというだけで、一度あったのは22時間の遅延というのがあって、天候不良だつたかメカトラブルだったか、1時間、2時間と遅延が続き、それが数時間から半日となったところで、翌日の〇〇時まで遅延というわけ分からない状況になり、登場予定者は空港近くのホテルへ案内されて、翌朝朝一でまた空港に戻るみたいなことはありました。で、その日は本来の便名のフライトもあるんだけれど、確かその便名の最後にさらに数字を追加したような便名で、1時間位早く出発したような記憶があります。

積雪が厳しい状況の空港利用で、一番記憶に残っているのは、やはりシカゴのO'Hare空港かなぁ。夏場と兎も角、冬場は出来るだけ北側の空港は利用しないようにしていますが、UA中心の経路だとどうしてもハブの一つであるORDは使わないわけにはいかなくなる場合もあるわけで、外は吹雪いている中「多少の遅延は我慢するから、キャンセルだけは勘弁」と出発を待ったことは二度三度ではきかないだろうなあ。まぁ、ORD位だと雪にも慣れているのか、多少の雪ではそんなに影響無い位耐性はあるんですが、それでもどうしようもない天候の時もあるわけで、日本でも行きになれていない自分などは毎回ドキドキしてしまいます。 日本からの直行便があるアメリカの大規模空港では、北の地域が多いから仕方ないですよね。そう言う意味では、五大湖近くで雪の多いORDよりは、もう少し遠いけれどJFK(NY)とかIAD(Washington D.C.)とかの方が、雪は少ない気がします。JFK/EWRは、それ以外にも混雑で大変そうだから、どうしてもこの時期に移動する時には、IADが結構穴場かもしれない。

アメリカの仕事相手は、早い人は先週に入るとすぐに、2022年最後の今週は全員が休暇には言っていて、メールを送ると自動的に戻ってくる部再通知では、殆どの人が年明け2日とか3日からと言っています。日本も、今週から来週一杯位は年末年始のお休みでかなり静かになると思うのですが、それ以外の地域では、欧州は分からないけれどアジアでは新年はお休みだけれど、それ以外はほぼカレンダー通りという場所が多いのかな。仕事相手では、中国とかインドあたりも多いのですが、そちらはクリスマス前後も含めてそんなに減っていない。まぁ、中国の場合は、来月下旬の旧正月のお休みが本命ですから、来月中旬くらいから反応が落ちてくるんだろうけど。今年ももう残り一週間を切り、あっと言う間に2022年も終わり。今年も、昨年よりは少し良くなったけれど、コロナ禍の一年だったけれど、それもまだ終息はしていないけれど、行動規制にしても、全体的な雰囲気にしても、かなり上向き改善されてきたようにも感じるんですよね。2023年も、完全にコロナ禍以前に戻るのはまだ難しいだろうけど、出来るだけ元に戻るように希望したいですね。

百貨店の役目

ITmediaの記事から、池袋駅東側の「顔」である池袋西武の1Fにヨドバシカメラが入るというニュースに関して。「池袋」という場所には、実は個人的にちょっと関わりがあって、大学1年から2年に進級する時に、大学独自のルールで早くも「留年」が確定。1年伸びてしまった大学生生活の生活費や学費捻出のためにアルバイトを増やそうとしていた時に、同級生がこの池袋のデータエントリーの会社でバイトをとしていて、丁度学生アルバイトを募集していた時だったので紹介して貰い、以後2回目の1年生から4年間卒業するまで、週に多い時で4回位、大体2~3回は通った街でした。

その会社は、女性社長が個人で計家絵している小さな会社で、大手損保などの契約者のデーターをターミナルから打ち込んで、磁気テープに起こして、それをそれぞれの会社のデータセンターへ届ける仕事で、パンチャーの人は10人位いたかなぁ。最初は、その磁気テープを京王八王子駅近くの某社のデータセンターに届けたりする仕事だったんですが、午後1時位に会社に行き、2時頃に上がってきた磁気テープ数本を鞄に入れて、池袋、新宿と移動して新宿から京王本線で京王八王子駅まで移動。基本磁気テープを渡すだけですが、場合によってはからの磁気テープを受け取って、再び経路を逆走して夕方5時過ぎ位に戻るというバイト。これで、確か当時としては結構高い単価(確か自給で800円近くもらっていたと思う)をもらっていたと思う。で、そのうちに猫の手も借りたいからと、学生アルバイトも端末が開いているとデータエントリーをさせられて、勿論最初の頃はエラーや修正の嵐で使い物にならないのだけれど、私は多少筋が良かったのか、結構上達して、数字だけのエントリーなら、ベテランさんと同じ位のスピードと正確さになるまでに到達。その上だと、かな入力(氏名や住所)で、これは日本語キーボード配列で打ち込むんですが、これも慣れてしまい、結果的にタッチタイプで日本語入力が出来るように半年くらいで上達しました。これはその後の仕事で大いに役立つことになったので、当時の社長には感謝しかないですね。

その会社は池袋駅からサンシャインに向かう途中のごちゃごちゃした地域の雑居ビルに間借りしていたので、当時は住んでいた松戸あるいは大学から向かう場合は今の東武アーバンライン(当時は東武野田線)で柏駅に出て、そこから常磐快速で西日暮里まで行き、そこから山手線で池袋というルートを往復していました。サンシャイン側なので、利用するのはこの池袋西武側でしたが、数日に一回位の割合で4年間通ったけれど、そう言えば池袋西武とかパルコとか、入った記憶が無いなぁ... 当時は、お金が無い時だったから、「デパートで買い物をする」というのは、「お年玉とかお金がある時に憧れの品物を購入する場所」という位置付けだったデパートは縁の無い場所の一つでしたからね。ある意味「高嶺の花」あるいは「ハレの場所」というのが、子供時代に地元のデパート(今は無き「松菱」)に時々連れて行った貰った時の記憶ですし、それは実家を離れても暫くは変わらなかったなぁ。仕事をするようになり、それなりに自由になるお金を持てるようになってからも、やっぱりデパートは敷居が高い場所という意識があって、当時は浜松にも、地元デパートの松菱以外にも、西武や丸井があったけれど、テレビの中でしか見聞きしたことの無いような、三越、髙島屋、そごう、大丸、と言った「高級デパート」なんて外から眺めてため息をついていたくらい(笑)。実はやはり学生時代のアルバイトで、銀座8丁目の博品館地下の喫茶店で、やはり3年間位ウェイターのバイトをしていて、銀座にも週に3回位通っていたので、外観には慣れていたけれど、やはり中に入るのにはなかなか勇気がいりました(笑)。

そう言う雰囲気が無くなってきたのは、何時頃位だろうか。ショッピングモールが日本でも普及してきたのは、私が初めてアメリカに出張に行って「Mall」なるものを経験した後だから、多分20年前くらいだと思うんですよね。その頃は、バブルが弾けた頃だから、それもあって高級品を扱うデパートがそう言う専門店の集合体に取り崩されていった時代の始まりじゃないだろうか。あと、やはり影響が大きいのはECサイトの発達だと思う。Amazon以前にも、通販が普及しだしたのもその頃じゃないだろうか。そう言う場所で買い物をする以前に、家族で出かける交通費だって勿体ない、みたいな時代があの頃にはあったような気がする。その頃からですよね、デパートが「高級品路線」から、例えばユニクロを店内に誘致したり、特色有る業態を店内に誘致して集客効果を増そうとしたのは。ただ、それで硬貨が生まれたのはそんなに事例としては無かったように記憶するのだけれど。この記事では、外商機能を活用して、高価格帯で高利益の商売を推奨しているけれど、そうなると極端な話今のような大規模な店舗は不要になるわけで、その場合にはどうするんだろうか。例えば、スペースを生かして、より広い意味でのカルチャーセンター見たいな物って、多分過去にも事例は有ると思うのだけれど、物を売る場所から、文化を提案する、ライフスタイルを共作する、みたいな感じのビジネスモデル何てどうだろうか。昔のデパートが「ハレの場所」で自分へのご褒美だったり、次の目標設定みたいな事をする場所だったように、自分の人生の次の到達点を見つける場所、と言ったスキームを作る場所というのは、新しいデパートの一つの姿としてどうだろう。行ってみれば、「人生の外商」みたいな提案。それってライフプランナーと何が違うのかと言う話も出てきそうだけれど、新しい形のライフプランナーみたいな位置付けになるのかな。どうだろうか。

2022年12月24日

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

BONVOY系32滞在目(37泊+19泊)は、今年最後のステイ。リモートワークでは出来ないサーバーのメンテナンスなど、オフィスに出向いて必要な仕事が年末という事も有り色々堪っていたので、それらを年末の休暇に入る前に処理。その後、翌日ちょっと用事があるため今年最後のホテルステイとなった次第。仕事を早めに切り上げて、ホテルに到着したのは17:00頃。26Fのラウンジでチェックインしましたが、丁度1回目のカクテルタイムが始まったところで、ちょっとザワザワしていました。アップグレード候補の部屋が幾つかあるという事で、同じ26Fのツインの部屋、22Fのキングの部屋、21Fのツインだけれど広めの部屋と候補を出して貰いましたが、移動するのが面倒なので同じフロアーのツインの部屋をお願いしました。個人的には、やはり広いキングサイズベッドの部屋が良かったかなぁと、後から少し後悔しましたが。

部屋に入って、一服してから、この夜の夕食をどうしようかと思案。久しぶりの横浜シェラトンでもあるし、久しぶりに3Fのバーに行こうかとも思ったんですが、どうも会社で少し寒い中仕事をしたせいか、何となくゾクゾクするような感じもあり、もしかしたら風邪の引き始め? みたいな状態を感じていたので、この日は大人しく隣りの髙島屋でお惣菜とお弁当を購入して、静かに部屋飲み部屋食べで過ごすことにしました。 自分としては珍しく、部屋の中が寒く感じたので、室温設定を25度まで上げて暖房を掛けるくらいだったので、やはり調子は悪かったのかもしれませんね。そんなこともあったので、この日は早めにベッドに入り、そそくさと就寝しました。

翌日は、ですから結構早めに目が覚めましたが、特に熱っぽいことも無く体調はまずまず。ただ、余り食欲は無かったので、朝食はいつもの様に2Fのビュッフェには行かずに、軽くコーヒーを飲んで終わりにしました。その後、暫くしてからチェックアウトをして、今年のホテルステイは完了。何とか51泊を達成したので、来年のBONVOY Platinumには到達しました。この時点でライフタイムのステイ数は554泊となり、来年46泊すれば600泊に到達して、Lifetime Platinum達成となる予定。無理に来年中に46泊しなくても、来年30泊位で、2024年に残りくらいの割合でもいいかなと思っているので、来年どうするかは今の所未定。本当は、もっと早く達成出来たんですが、それでも一つマイルストーンに到達出来たら、ちょっと感激するかも(笑)。いずれにしても、今年もお疲れ様でしたと自分で自分を慰めました。

[2023年1月2日追記] 宿泊日数のプロモーション分に、50泊Platinum到達特典のエリートステータス5泊分を追加(14泊→19泊)

年末の新幹線

この週末は、年内最後のオフィス出社のために新幹線を利用しましたが、時節柄混雑していましたねぇ。コロナ禍の影響はまだ残っているので、コロナ禍以前のような混雑具合にはならないけれど、冬休みに入りクリスマス直前という事も有り、一般の旅行や個人旅行の人の利用はかなり戻ってきている感じ。ですから、同じ新幹線でも、自由席はかなり混雑しているんですが、指定席はまだ空席が目立つ状態。ただ、人出は明らかに増えているので、今回利用した新横浜駅とか東京駅などは以前くらいの混雑具合でビックリしました。

浜松に戻る時は、用事があったので一度東京駅まで出て、東京駅から浜松駅の新幹線利用をしましたが、駅構内はお昼前の午前中というのにちょっとよそ見をすると歩いてくる人とぶつかりそうなくらい。そんな中でも特に目を引いたのは、大きなスーツケースを引いていたりバックパックを背負った外国人訪日客と思われるグループ。 半分くらいは恋人同士なのかご夫婦なのか、男女二人連れが目に付きましたが、複数人でのグループや、小さな子供も含めた10人位のグループとか、コロナ禍以前によく見た光景が戻ってきた感じです。コロナ禍以前との光景との一番の違いは、以前は半数以上を占めていた中国系の訪日観光客の姿が見えないことでしょうね。だからか、欧米系と思われるグループの姿が凄く目立った気がします。

東京駅で遭遇した光景なんですが、どうも名古屋へ向かう女性二人と子供人の三人組の外国人訪日客のグループが、予約した新幹線のホームが分からず、たまたまそこに居合わせた警備会社の警備員さんに切符を見せて尋ねていたんですが、確かに東京駅の中央改札内の空間って、どのホームに何処行きの新幹線が何時に発車するのか、以前から私も分かりづらいと感じていました。あそこは、14番線ホームから19番線ホームまで、2路線ずつ3個のホームがあるんですが、次のどこ行きのどの新幹線編成がどのホームから何時に出発するのかという情報は、改札口手前の表示板しか無いんですよね。改札を入ると、その正面の柱だったかな、小さなテレビモニターにも表示されているんですが、凄く見づらい。後は、ホームに上がる階段・エスカレーターの所に、その番線から次に出発する新幹線とその次の新幹線の予定が個々に表示されるんですが、16番線から19番線までは中に入って階段を上がった少し高い位置にあるので、手前からは見えずその近くまで行かないと分からない。私も結構「自分の新幹線は何番線だ?」とあそこで迷うことが結構有ります。

東海道新幹線は、一番多い時には3分間隔で発車するのかな。しかも、14番から順番に発車するわけでは無く、14番線から出発したら、次は16番線で、その次は19番線とか、ホームを跨いで次の新幹線が出発する事は良くある現象。それがよく分からないと、本当に何処に行けば良いのか困るでしょうね。私も以前新幹線の14番線ホームで清掃中の折返しこだま号を待っていたら、多分東南アジア系の親子さんにチケットを見せられて「この新幹線でいいのか」と聞かれたことがありますが、そのホーム発車の物では無いので、一度二人を連れて階段を下りて、たまたま隣の16/17番線ホーム出発のひかり号だったのでそっちに誘導して上げましたが、もう少し全体の発車予定が把握出来るような仕組みがあれば便利な気がします。航空会社の場合、自社アプリで搭乗口の案内とかスケジュール変更とか、プッシュ通知で送られてきますが、ああいうアプリがJRとかでも準備出来れば、訪日観光客だけで無く国内のたまにしか新幹線を利用しないような利用客にも便利なんじゃ無いだろうか。多分新大阪駅とかも同じ悩みが有るんじゃ無いだろうか。国交省とデジタル庁が協力して、そんなアプリを作ったら受けるんじゃ無いか感じた、クリスマス前の喧噪でした。

2022年12月23日

米国訪問

世界的に衝撃を与えた、ゼレンスキーウクライナ大統領の、アメリカ電撃訪問。その直前には、ロシアとの激戦最前線であるドネツク州バフムートを訪問して、現地で戦う兵士に勲章授与などして表彰し戦意高揚を狙ったわけですが、よほどの自信と準備が無ければ、そんな最前線に軍の最高司令官が訪問するなんて言うのは出来ないと思うなぁ。 で、それだけでもかなり異例なことなのに、そこからポーランド経由でアメリカ訪問を行い、米国議会で演説をして来年の支援まで確約させてしまった。今のバイデン政権はウクラナイ支援に前向きだけれど、先の中間選挙で下院議会を共和党が奪還したので、支援の先細りも予想されていたからとの事ですが、それにしてもまだ戦いの真っ最中でも国を離れる余裕が生まれたと言う事だろうか。

ロシアのウクライナ侵攻は、1年戦争になりそうなことは確実で、問題はさらに戦闘機関が伸びて2年、3年と続くのかという事。ウクライナには西側諸国から支援がまだ続いているけれど、ロシアは基本時刻での保有分の武器弾薬でなんとかするしかない。それも最近では枯渇してきて、とうとう北朝鮮やイランからの輸入に頼るようになったという報道もあるけれど、北朝鮮やイランにしても、十分な量をロシアに渡せば自国の国防に影響が出るだろうし、それらの国だって決して潤沢に準備出来るわけでは無いと思うけれど。

最近では、中国もロシアと距離を取るようになってきたように感じられるのは、国際的な批判もあるだろうし、あと中国国内のコロナ禍とかそれに伴う政情の不安定さが少しずつ出てきた事も影響しているのでは。ここで表立ってロシアに肩入れをすれば、世界的に批判されることは確実で、そうなると静かに周辺に浸透したいであろう中国としては、その行動が停滞することになるだろうから嬉しくは無い。彼らとしては、世界の注目がロシアに向いている間に、静かに自分達の「確信的利益」の確保なり、担保を確実にしていきたいのだろうけど、今の所はその目標の達成度は志半ばのような気がする。それはそれで、中国に対しての緩やかな圧力になっていて、ある意味抑止力的な効果が有るのだろうけど、一方でその不満が突然爆発するリスクも彼らには感じるので、その臨界点に行く前に何か融和策なり方向転換をさせるようなイベントが欲しいですよね。

ウクライナは、暖かい気候の時は土地の多くが湿地帯のような緩い状態になり、それが固まる冬季が次の戦闘の時期になるらしい。近代戦に関しては、ウクライナ侵攻までは色々言われてきたけれど、結局は戦車や歩兵による力比べによる陣取り合戦という昔ながらの戦争が続いています。陸上戦なのでそう言う形になるんだろうけど、例えば日本の有事の時には、まずは航空戦力による制空権の確保があり、次に船舶による海上渡航作戦で包囲するような形になるんだろうけど、その場合は陸上戦力よりは、まずはミサイルとかドローンとか、空中戦力をどれだけ多種多様大量に準備出来るかが、勝利への飢餓になる気がする。日本にも、最新式のパトリオットミサイル導入や巡航ミサイルの開発が言われるようになってきたけれど、21世紀になって再びそう言う話が現実になってくるとは思わなかったですねぇ。そこが人類の愚かなことなのか、そうやって大きな犠牲を払いつつも何らかの成長を獲得していくのか。仮にそうだとしても、余りに残酷な気持ちだけは拭えないけれど。何となく、プーチンロシアは、このまま最後に自滅するまで突っ走る予感しかしないんですよねぇ... 来年こそは、コロナ禍終息も含めて平和な一年になって欲しい。

事実を言われて騒いで誤魔化す

私は、もと2ch管理人のひろゆき氏に関しては、全く評価もしないしその発言の信頼性も場当たり的な物が多いと思っていますが、この発言関してはひろゆき氏に全面賛成であり、大して大手メディアの一つでもある毎日新聞が、まるで何かの理由からその真実から彼らの疑惑を隠すために、あえて大きな主語を使いあえて微妙な言い回しで隠そうとしているようにしか見えない。まぁ、記事自体は毎日新聞の記者が書いたわけでは無く、新川志奈子沖縄大学非常勤講師の寄稿のようですが、それならばこう言う出だしの記事になることは想像に難くない。しかも、有料記事である事を意識したのかしないのか、冒頭の自分の主張部分だけは見えるけれど、肝心なその論拠部分は有料記事部分となっているので、結局は彼女の主張の妥当性すら確認出来ない。 

その無料部分の記事を読んだだけでも、自分としては幾つか矛盾している部分が気になります。例えば、記事最初に使用されている座り込みの写真だけれど、何故か沖縄知事選投開票日翌日の写真が使われている。しかしひろゆき氏平日に訪れて「24時間365日座り込みしていない」と言っているわけだから、「いゃ、平日でも行動している」という写真を見せないと説得力は無いのでは。普天間基地反対の玉城デニー知事当選翌日の一番盛り上がっている時の写真を出されても、じゃぁそれ以外の時は同なのという疑問しか残らない。また、ひろゆき氏のツイートが座り込みを揶揄すると書いているけれど、座り込みをして居るというので行ってみたら誰も以内という事実を言っているだけで、それに対して過剰反応しているのは彼らの方。さらには、それを「沖縄をあざ笑う」と、自らエスカレートして話の焦点を変えている。さらには、そのひろゆき氏のツイートに何十万の「いいね」が問題と言っているけれど、自分達の意見に対しての「いいね」にはそう言う事は言わない。さらには、基地反対は沖縄の多数の民意と言いながら、

 「少数のくせになんだかうるさい人たちが騒ぎ立てている」のが気にくわない。だから面白おかしく冷笑する。

と、少数派の自分達が虐げられていると主張している矛盾。なんだ、つい本音が出ちゃったのか、とか書くと、それも「冷笑する」と言われるのだろうか。

沖縄の基地問題は、確かに解決しなきゃいけない大きな問題である事は同意するけれど、一方で地勢的に重要な拠点であり、且つ最近では中国の台頭により地域リスクも大きくなっている、隠れた最前線とでも言うべき場所。そんな状況の中で、単純に1 or 0で米軍撤退とか自衛隊不要とか言う話には出来ない事柄だと思うんですよね。米軍基地があるから最初に攻撃されるという話はよく聞くけれど、基地があるからと言うよりは、その地域・場所が戦略的に重要であれば先ず最初にそこを占拠するべく攻めてくるだろうし、手強いとなれば別の場所を選択するから帰って安全のためのお守りみたいな物とも言える。それは都合の良い解釈と反論されるかもしれないけれど、でも今のウクライナ情勢とか見ていると、やはり日頃からの備えは重要だと強く感じます。 

今回は、基地反対派が大いに下手を打ったことで、それまで何となく隠されていた事実がどんどん拡散していく不味い状況になってしまった事例だと思う。さらには、某女性支援組織が救済名目でこの座り込み運動に未成年女性を動員していた疑惑とか、いろいろと怪しい話も表に出てきてしない、当事者の人達はある意味気が機じゃ無いのかも。そう言う意味では、何とか沈静化を図っているのに、こう言う味方の余計な援護射撃はかえって迷惑と感じているんじゃ無いだろうか。折角寝かしつけたのに、また騒いで起こしてしまうことになるわけだから。でも、それって結局彼らが後ろめたい部分があるという証拠でもあるんですよね。やましいことが無ければ、どんどん自分達の事を拡散してくれるわけだから、知名度アップに繋がるわけだし。まぁ、こう言う不満が出てくることは、やはりちょっと胡散臭い話という一つの表れなのかも。

家庭内サーバー

個人的にちょっとタイムリーな記事。60の手習いも兼ねて、何十年振りにハードを直接弄るような事をやってみようと、少し前からPythonとラズパイ(ラズベリーパイ) をいじり始めたんですが、ラズパイが知らないうちに価格高騰していて、ちょっとお遊びにならないなぁと思っていたところ。ラズパイのシミュレーターとかあるので、そので我慢していましたが、そうか、その手があったのかというのが、リース落ちのシンクライアントでサーバーを構成するという話。


ハードが安く購入出来れば、ソフト系はLinux系のソフト群を集めれば、殆どのことが出来るのが今の時代の良いところ。ただ、成長が早いLinux界隈の話は、ほんと少し離れると別次元の話になっていて、用語の一つ調べるのも大変。ProxmoxとかCephとか、ひぇーそんなものまであるのと浦島太郎状態。個人的には、そこまでの能力は必要なくて、自宅内のデバイス管理とか、外部からのアクセスコントロール出来るようなゲートウェイとか、簡単な集中管理機能みたいなものが24時間/365日運用できればいい。さらに言えば、二重化して、万一マスターシステムがダウンしたら瞬時にスレーブシステムに切り替わるような仕組みであれば自分的には100点なんですが。

そこまで考えてふと現実に戻ると、サーバーの二重化は良いけれど、電源の管理はどうしようか。本来の仕事で使うようなサーバー群だと、PSUを準備して停電時のデータ避難やシャットダウンとか出来るけれど、家庭用の機器にそこまで投資するのは個人的にはちょっとなぁと言う気も。裏技と言うほどでも無いけれど、ノートブックPCで構築すると、内蔵バッテリーがPSU代わりになるので簡単便利と言う事があるんですが、逆にノートブックPCの場合は、LCDとキーボードが付いているから、場所を取るんですよね。ディスプレーオフにしてふたを閉じたままで運用するという手もあるけれど、ちょっとコンパクト差に欠けるのが難点。

今回の場合は、システム本体は5,000円位でしたが、サーバー機能実現のためのメモリーやストレージにコストが掛かり、一台当たり2万円位の投資になったみたいですが、それでこれだけ冗長化されて、しかもネットワークスピードは1Gbpsなら、御の字では。一昔前に同じようなシステムを組むとしたら、一桁所か二桁位違ってくると思う。どれだけ、一個人の家庭内に「ハイパーコンバージとインフラ」の必要性があるのかという疑問はあるけれど、例えば家庭内デジタル機器の管理や、室外・室内カメラによる監視(ペット、子供、不審者)、外出時のデータアクセス、ライフタイムモニターとか、色々応用アイデアは広がっていきます。今の家庭には、例えば電力メーターとかガスメーターとか水道メーターとか有るけれど、そのうちに「情報メーター」みたいな感じで、こう言う管理デバイスが一家に一台設置される時代になるんだろうか。

2022年12月22日

AIいらすとや

昔は、プレゼンテーション資料で使う素材と言えば、Microsoft Office PowerPointに含まれている素材を利用した物ですが、そのが何時の頃からか無くなり、それ故外部素材を使うようになって、それもあって一気に広がったのが「いらすとや」さんの素材。もう信じられないくらいの種類・量が有るから故なんだろうけど、何処の資料にも登場するあの独特の雰囲気の素材。弊社でも、仕事のパワポに使う人も居て、それも結構偉い人向けの資料にも使ったりして「をぃをぃ」と思ったら、案外海外からの受けも良くて「をぃをぃ」と別の意味で思ったりして...

ただ残寝な事に、作業量が膨大になりすぎて「いらすとや」さんは一時更新停止みたいな状況に暫く前になったんですが、それを代用するというは「AIいらすとや」が登場。最近盛んなAI画像生成アプリのメーカーAI Picassoが、いらすとやと提携してモデルを作成し、「いらすとや風」で生成するとそれっぽい画像が作成されるというもの。今の所β版で、SNSへの投稿以外の素材利用は許諾されていないとのことですが、サンプルをみるとそれっぽい。元の「いらすとや」は、作者の努力で日々の時事ネタも含めた様々なイラストが制作されていたけれど、それでも追いつかないのが時代の流れ。そんな中、こういうAIの使い方も面白いなと感じます。

同様の事例としては、過去の著名画家の作風を指定してAIがそれっぽい画像を生成するサービスがちょっとしたブームになったりしましたが、その発展系と思えば不思議は無い。例えば「ピカソ風」とか「ゴッホ風」みたいな条件で生成された画像は、今度は本家との違いとか扱いをどうするのかみたいな議論もあったけれど、この「AIいらすとや」的なAIの活用は、そういう本家との競合みたいな懸念は無いし、時代のニーズにも合っているし、これってAIの活用方法として一つの方向性では無いだろうか。

仕事のプレゼン資料で「いらすとや」の素材を使うことが悪いとは言わないけれど、やはり真面目な話をするのに、あのほんわかした画像はちょっと困る場合も有るんですよね。あと、例えばパソコンとかネットワークのシステムやデバイスの画像とか、なかなか探してもピッタリくるものって見つからない。結局は、過去の資料の使い回しをしていくしか無くなるので、余り新鮮味の無い絵が続くことになります。このAI機能で、例えば「サーバーシステムでn個のサーバーとm個のストレージが、社内ネットワークに接続している図」みたいな内容で幾つか候補を生成してくれると嬉しい。最近も有るのかもしれないけれど、コーディングツールでグラフィカルな物とか対話式のツールとかあったと思いますが、ああいう感じで自分の欲する「概念図」とか「構成図」あるいは「全体図」みたいなものを生成してくれるAIサービスがあると嬉しい。結構IT系とか理系ではそう言うニーズか大きいんじゃ無いだろうか。 

手数料収入

ネットで話題になった、神田小川町のカレー店の告知。 

QRコードと言っても、クレジットカードや電子マネーと同じ仕組みで、お店の売上げから何%かの手数料を決済会社に払うことで、お店側は現金受渡などの手間を省けるし、お客様も現金を持ち歩かないなどの利便性やポイント等その他サービスを受ける事が出来るもの。ただ、それらを無料で回すことは出来ないわけで、結局は言い方は悪いけれどお店が売上げの一部を提供することで、全体が回るエコシステムが成立しているもの。

「じゃぁ、消費税みたいに手数料分代金代金に上乗せすれば」と思いつくけれど、これは確か契約上許されていないはず。アメリカなんかだと、現金払いとクレジットカード払いで金額が微妙に違ったり、一定金額以上で無いとクレジット払いを受け付けないなんていうお店も見かけたりするけれど、あれは確かアメリカでも契約違反じゃ無かっただろうか。あくまで、価格は一つで、その決済手段として現金かクレジットか電子マネーかQRコードが選択するもの。 でも、自分が知る唯一の例外は「ガソリン代」。ガソリンスタンドに行くと、「会員価格」「現金価格」「クレジット価格」という風に、単価設定が違うんですよね。あれはガソリン代という特殊性から許されているのだろうと思うのだけれど、でもああいう価格設定を他の商材にも許せばもう少し電子決済を採用するお店も多いのかな。

電子決済を導入するお店側のデメリットは、確実に収入が数%経ることと、その代金の振り込みまでにタイムラグ(最悪数ヶ月)が発生することで、回転資金などで困ることも。それを補うメリットがあれば、お店側としても考えるだろうけど、例えば現金を扱わないことで安全性が増すとか、顧客の動向把握等出来るとか、正直大規模店ならまだしも、個人経営の小規模店だとそんなにメリットとは感じられない内容だと思う。自分は、ユーザーとしては(QRコードは除く)電子決済派なんだけれど、立場が逆転して経営者側になると否定派とは言わないけれど、かなり慎重になると思う。

ただそれもケースバイケースで、例えば固定店舗で地元の商店街等でお店を経営するなら、現金一本の方が便利だし楽だと思うけれど、例えばキッチンカーであちこち出向いて販売したりとか、露店じゃ無いけれど臨時の店舗みたいな場所で短期間販売するような場合には、現金の扱いもお釣りの準備などを考えると、それよりは多少収入は犠牲にしても電子決済で全て完結する方が楽だと思う。そういうTPOに合わせた使い分けが出来れば良いと思うし、そう言うパッケージを決済会社側も準備出来ればWin-Winの関係が構築出来ると思うのですが。大手チェーン店等ではもう使えるのが当たり前で、だから中小の個人展でも利用したいというユーザーニーズも分かるし、それほど体力の無い小さなお店にまで導入すると言うリスクも分かるので、なかなか悩ましい話ですよね。まあ、QRコードに関しては、元々手数料無料で拡販して、それがある所からいきなり2%だ3%だと手数料発生したら、お店側として「をぃをぃ」という気持ちになる事は理解出来るけれど。

道半ば

年末年始の航空券予約状況で、前年比5倍位の需要に戻ってきているという記事。「5倍」という数字を聞くと凄く回復しているように感じますが、コロナ禍前の比較するとまだ半分位ということで、文字通り「道半ば」状態。航空会社によって違いはあるものの、コロナ禍以前と比較して国内線は7~8割位、国際線は半分くらいと言うのがざっくりした状況らしい。国内線の便数に関しては、結構戻ってきているので機内の混雑具合は以前とかなり近い気がしますが、国際線はまだ便数自体が戻ってきていない路線も多くて、まだまだ完全回復には時間が掛かりそう。

それでも、先日のグアム旅行では、11月の時よりは12月の時の方が機内も空港も現地での混雑具合は大きくなっていて、実感として旅行需要の回復を感じたところ。出ていく方だけで無く、日本に来る訪日外国人にしても、以前よりも街中で観光旅行らしいグループを見ることが増えたことも実感します。あと、これまでは余り見なかったような、東南アジア方面からの観光客らしきグループも、ここ数ヶ月で一気に増えた気がします。唯一の違いは、以前は訪日観光客の主流であった中国本土からの観光客の姿が、殆ど見ないことでしょうか。たまに中国語を話す観光客グループを見かけますが、多分台湾からの観光客だろうなぁといつも想像しています。特に理由は無いのですが、何となく話方とか身のこなしとか服装の印象とかからの勝手な想像ですが。まぁ、中国本土の新型コロナウイルスの状況がああいう状況ですから、なかなか中国からの観光客受入がすぐに以前のように戻るとは思えないのだけれど。

需用が一気に増えてきたことや、国内の場合は旅行振興支援策が年末から年始に掛けて適用されるので、ホテル代が一気に上がっていることは何とかして欲しいところ。海外に関しては、円安がやっと少し落ち着いて来たので、少し円換算では下がることを期待していますが、これだって今後の動向ではどうなるか分からない。ただ、円高ドル安基調になれば、燃油サーチャージも下がるだろうし、航空券代も下がってくれることを期待しているのですが。一番大きいのは、円高ドル安になれば、UA MPのPQP換算率が改善されるから少し有利になることだろうか。今の所US$1=130円の前半でウロウロしていますが、これが120円台、出来れば110円台まで上がってくれると個人的には嬉しいのだけれど。

そろそろ来年のプランも考えようかと思っているのですが、来年3月位迄はもう予約が旅行支援策などで安いレートのチケットは埋まっていたりと、ちょっと厳しい状況。まぁ、色々やりようはあるので、今年はちょっとパターンを変更しようかなとも思っていますが、来年は久しぶりに海外へ色々でたいと思っているところ。アメリカ本土へは最低でも2回は行ってみたい。出来れば、春のMLBと秋のNFL/カレッジは4年振りに行ってみたいところ。後東南アジアでは、久しぶりにシンガポールにも2回位は行ってみたいところ。後は台湾かなぁ。台湾は、実はこれまで羽田空港-松山空港のシャトル便しか利用した事が無かったので、一度位は桃園空港も利用してみたいなという小さな目標があるので(笑)、来年1~2回位は行ってみたいところ。さらに、オーストラリア(シドニー)にも久しぶりに行ってみたいですね。実は、シンガポール、シドニー、台湾は、週末を利用して2泊3日での弾丸トラベルが可能なので、それも合っての行き先希望なんですが(笑)。 来年は、弾丸モードであちこち行きたいですね。

2022年12月21日

犠牲前提の専守防衛

不安定化する世界情勢を鑑みて、来年度から自衛隊関連予算が大幅に増えていくことが予定されているけれど、それに対して「敵基地攻撃反対、先制攻撃反対、専守防衛を守れ」というような、こう言う意見を未だに声高に言う人達。 

結局この人達の言う「専守防衛」は、日本があるいは日本人の犠牲者が出るまでは相手を攻撃するな、と言う事なんですよね。であるならば、ではどれだけ日本が被害を受けたら、日本は「専守防衛の範囲での反撃」が許されるのか、という規準を聞いてみたいところ。相手の攻撃が、日本の領土領海領空で発生したら「攻撃を受けた」と判断するのか。無人地域にミサイルが落下した程度では攻撃と認識しないけれど、建物への被害が発生したら攻撃と認識するのか。死傷者が発生したら攻撃なのか。以前北朝鮮のミサイル発射に関して某新聞社は「一発だけなら誤射かもしれない」と言い放ったけれど、ビルが壊れたくらいなら相手のミスかもしれない、こちらがエスカレートしてはいけない、とでも言うのだろうか。

「国防」とか「国民を守れ」と言いながらも、この人達の言っている事は「まず国民の犠牲が発生するまでは何もするな」と言っている訳で、行ってみれば国民を盾にして相手と対峙せよと言っているに過ぎない。しかも、相手に対峙するにしても、力では無く言葉で、対話で、話合いで、と言うけれど、そう言う事が通じなくなったから、あるいは無視するから武力でこちらを攻撃してくるのが「戦争」なのでは。 例えば、日本は射程距離50km迄のミサイルしか持ちませ。しかし、相手の攻撃を完全に阻止するために、国内の領土領海に隙間無くそのミサイルを並べて周辺防御を行います。その為の設備、人員などの予算で年間100兆円使用します。しかし、絶対に日本から50km以上進むことは無いので、これは完全に専守防衛のシステムです、と言ったら納得するのだろうか。

ハリネズミのように日本の周りに防御壁を構築すれば、それは「専守防衛」の理想型かもしれないけれど、膨大な予算や人的リソースが必要になる。無限にお金も人も生まれるわけでは無いのだから、当然そこには経済性とか効率性というものも生まれる。北朝鮮やイラン等が何故国際的な批判を受けながらも核兵器開発を辞めないかと言えば、核戦術を一つ持てば、それが世界に対して抑止力になるから。日本だって通常兵器を半減させて、そのぶん核戦術開発をして核兵器を仮に保有したら、今以上に経済的にしかし発言力としては大きい物を得られるでしょう。でも、様々な理由から日本はそこには進まない、進めない。となれば、通常戦力を充実させて、日本を標的にする相手に対して手強いぞと言う事、手を出せばそれ以上の反撃があるぞと言う形での「抑止力」に訴えるしかない。大体憲法9条があるから日本は戦争をしないと言っているのに、なんで日本が戦争をする心配をこの人達はしているのだろうか。「いゃ、岸田総理が9条を無視して戦争を始める」というのであれば、元々の憲法9条が存在していても無意味だという事を自ら言っていることになるのだけれど。現実問題、憲法9条は日本の侵略を否定しているわけで、それは別に9条が会っても無くても今の世界では当たり前で、それに反する行為をする可能性があるのは、今のロシアとか中国とか北朝鮮とか、極々一部の国だけ。それに対して、そう言う相手から日本が攻め込まれるリスクは、今のウクライナを見ても明らかなように段々と高くなってきているわけで、その為の対策をどうするのかという現実問題に対して、彼らはまったく回答を持っていないし、自分達の夢想の中でしか生きていない気がする。

金融政策修正

昨日日銀が発表した、長期金利上限引き上げは、金融市場や株式市場に大きな影響を。実は、たまたま偶然発表の直前くらいにその時の米ドル・円の為替レートを見ていて、その時はUS$1=137.5円位で、一時の145円とか150円という円安から、随分円高に戻したなぁ等と思っていました。そのすぐ後に、この日銀の発表が有り直後に再び為替レートを確認したら、その時点で既にUS$1=133.4円位まで下がっていて「ひぇーー」とビックリ。今朝の時点では、US$1=131円台にまで上がっていて、いゃいゃ、円安に掛けていた投資家の皆さんは大変じゃ無いだろうか。

私も利用している、自動投資の状況を確認してみましたが、円換算ではまだプラスだけれど、米ドル換算だと結構マイナスになっている。まぁ、一番プラスに膨らんだ時期は、円安でUS$1=150円とかいう時期だったので、その時が異常だったわけで、余り一喜一憂しても仕方ない。一応この自動投資は2年前に10年後ゴールを設定してはじめたものなので、その時点でどれだけゴール(=目標金額)に近づけるかが重要なわけですからね。だから、投資している間は円高ドル安で投資して、換金する時には円安ドル高になってくれているのが理想なわけですが(笑)。

金融に関しては素人な自分ですが、今回の日銀の発表は別に「金利を引き上げる」と言ったわけでは無く、上限を0.25%から0.5%にした「だけ」という事ですが、敏感な市場は「金利0.5%」と反応するらしい。まぁ、銀行なんかは少しでも金利を上げて利鞘を稼ぎたいだろうから、上限が上がればそれに従うのは明らかだろうけど、その流れに乗らずにあえて現状のままに据え置くことで顧客獲得をする、という戦略もあるわけで、ちょっと様子見なのかな。

ちょっと不思議なのは、あれだけ日本の低金利政策を批判し、円安を批判していたのに、いざその反対の政策を発表すると、それがまた批判される事。例えば、これまでの0.25%に対して0.35%位が適切とか、0.4%迄にとどめるべきとか言うならまだわかるんですが、その上げ幅よりも「利上げ」というより曖昧な言い方で批判しているように感じる。それに、海外では先に利上げが進んでインフレが起きつつあるので、逆に日本の利上げは慎重にしないと今度は日本の円高が進みすぎるような状態にならないだろうか。コロナ禍だったり、ウクライナ情勢だったり、不安定要素はまだまだ残っている以上、いつ何時変わるか分からないけれど、やっぱり平和が一番、安定が一番だと再認識した瞬間でした。

2022年12月20日

今なら無問題?

先週の話何ですが、このレイザーラモンHG氏の話を実はリアルタイムで番組を見ていました。HGは、元々は「ハードゲイ」の意味だったけれど、時代背景やコンプライアンスもあり、今では「ホットガイ」にしているという説明。相方のレイザーラモンRGも、当初は「リアルゲイ」の略だったけれど、同様の理由から「リアルガイ」にしていると言う説明。

レイザーラモンがヒットしたのは、2005年かあ。もう20年近く前? 本当かなぁ... つい最近の気もするけれど、もうそんな前かぁ。まぁ、確かに当時彼らの様子を見ていて、「これ、テレビで放送していいんかい」と感じたことも事実だけれど。で、その後何時くらいのタイミングなのかは不明ですが、HGをハードゲイからホットガイ」に変更したのは何時くらいのことなんだろう。仮に10年位前の事だとしたら、それこそ「今」なら元の「ハードゲイ」と名乗っても問題無いだろうし、逆に世間は後押ししてくれないといけないのでは。なんせ「LGBTQ+」が尊重されている時代なんですから。

「いゃ、彼らは開くまで芸としてやっているだけで、本当LGBTQ+では無いから問題」と言われるかもしれない。本当に精神的な理由で名乗っているわけでは無く、開くまで「ビジネスハードゲイ」を演じているだけだから、今でも問題と言われるのかもしれない。でも、レイザーラモンHGの存在というかタレントとしての活動とLGBTQ+の方向性が違っていないのであれば、彼の活動はLGBTQ+の助けにもなるわけで、そこは歓迎しても良いのでは。最も、番組でもやっていたように、腰振りの行為がLGBTQ+の理解を深める助けになるかと言われると、かなり疑問な気がするし、間違った認識を広めるだけのような気もするけれど。

今仮にHGやRGの意味を元に戻したからと言って、急に彼らの人気がまた沸騰するわけでも無いだろうし、何ならすでに「えっちじー」「あーるじー」で認知されているから、曖昧のままの方がビジネス的には良いのかもしれません。それよりも、本来のLGBTQ+の人達、特に"G"の人達から指示されているのかどうなのか。昔何となく耳にした時には、自分達の事を取り上げて貰って認知されて、それなりに感謝されているような話を聞いた記憶があるんですが、その当時と比べて今は相当オープンな形になっているので、余り気にしない気にされないのかな。個人的には、HGの意味が変わっていたことを知ったのが、この番組が初めてだったので「えー」と思ったことが一番ショックだったかも。まぁ、最近テレビとか見ていない証拠ではありますが。

過激になるビーガン

佐々木俊尚氏のVoicyから、ビーガン(菜食主義)に関して。 

アベプラでのビーガンの参加者との対話からの意見らしいけれど、元々の番組を見ていないのでどんな内容だったか不明なんですが、佐々木氏の意見としてはちょっとビーガンに厳しい意見に聞こえます。ご本人曰く、そのアベプラに参加していた人が「すごい選民意識の方」と言うくらいだから、ちょっと過激な菜食主義の考えの人だったんだろうけど。

私は、人が何を食べようとそれは個人の好みだろうし、中には体質的な問題や遺伝的な問題から、特定の食材だったり栄養素を取れない・取らねばならないという理由から、特定の食材に偏った食事を摂らざるを得ない人も多いでしょう。そう言う人達が「自分は菜食主義である」「自分はグルテンフリー主義である」と言うようなことを言って食べることは何ら問題無いと思う。ただ、佐々木氏がVoicyで指摘しているように、「ビーガン」と呼ばれる人達のの中には、菜食市議こそが正義であり、肉を食べることは犯罪である、と言うようなレベルの方が目立つことも事実だと、そこは私も思う。メディアがそう言う人達をこぞって取り上げていることも有るのかもしれないけれど、少し前の美術作品へのトマトケチャップを投げつけたりと言った行動・行為は、本来の「菜食主義」の考えとは関係無いはずなのに、何故か彼らの中では正当化されてしまう。

幾つか見聞きした物だと、やはり肉や野菜はバランス良く食するのが理想的で、特に成長期の子供などは成長に必要なタンパク質摂取は重要だから、肉類の摂取も必要。植物性タンパク質も今ではあるけれど、コスト等の面ではまだ本来の食肉とは開きがあるし、動物性タンパク質には植物性タンパク質には含まれない必須アミノ酸も含まれていることを考えると、成長期に過度な菜食主義的な行為を押しつけるのは成長阻害を招く可能性もあるし、ある意味虐待にも近い物といえるのでは。少し前に話題になった、八王子の小学校でのヴィーガン給食も、そう言う文化・考え方もあるということで体験するならまだしも、何か強制に近い形で定期的に配給するのはちょっと違うと思う。結局は、ヴィーガンの本来の意図なり目的よりも、そう言う行為の正当性が重要視されて、さらにごく一部ではそれに従わない非ヴィーガンの人達への攻撃にまで至ることは、大きな問題だと思う。

Voicyの中で、野菜よりは肉の方が安価という話が出ていて、それはちょっと「???」という印象なんですが、例えば野菜の場合は家庭菜園とか家庭プランター、あるいは台所の隅での水耕栽培みたいな感じで、「自分で育てて食べられる」という事があるから、安価に感じるんだろうか。それに、確か肉食の場合は、生肉ならば良いけれど、煮炊き焼いた肉だけではやはり必要な栄養素は取れないので、やっぱりどちらかというのでは無くバランス良くが大事だと思う。そこは、ちょっと誤解を招く言い方かなという気も。まぁ、肉好きな人にも、産地や種類に拘る人、焼き方や調理に拘る人、似たような人がいないわけじゃ無いし、似たようなものだと思うけれど、個人的な印象ではヴィーガン系の人の方が過激かなぁ。それって、菜食主義でタンパク質不足になると、怒りっぽくなるらしいけれど、それも関係しているんじゃ無いだろうか。まぁ、何にしても「これだけで良い」というものは無い訳で、結局はバランスが一番。さらにその中で、自分にとって無理なく続けられる微調整が出来る事がベストだと思う。

2022年12月19日

BONVOY/UA MP更新

先週末の旅程完了で、FSPのBONVOYとFFPのUA MPの目標に無事到達。例年は、もっと早く10月頃には達成していないと、心が落ち着かない小心者で、今回はちょっと最後に焦る場面もありましたが、何とか今年も更新出来ました。

BONVOYは、Westin Guamの連泊で、年間50泊に到達し、無事来年のBONVOY Platinum獲得。昨年は、コロナ禍のプロモーションがあったので、宿泊数は今年よりも実質少なかったけれど90泊まで届いてTitanになりましたが、今年は分相応のPlatinumに。流石にこれから25泊は物理的に無理ですが、年内はもう1泊する予定なので、今年は51泊。これでライフタイム宿泊数は554となる予定で、来年度はライフタイム600泊到達すれば、Lifetime Platinumになる予定。そうなれば、再来年からはBONVOY系ホテル利用もかなり自由になりそう。


UA MPは、今回のNRT-GUM往復で800PQP弱がアカウントに追加されて、年間PQPが15,000PQP越えに。今年までは何とかステータスをメインテイン出来たけれど、来年からは年間24,000PQP獲得しないといけず、これは経済的になかなか厳しい状況に。どうするかはまだ未定ですが、PlusPointsが960ポイント加算されており、コロナ禍でずっと繰り越されてきた640ポイント分は、来年の7月31日まで有効期限があるので、これと組み合わせて上手くPQP獲得と旅行が両立出来たら嬉しいのですが。

来年こそは、何度も書いていますが、アメリカにMLBやNFL/カレッジ観戦にゆっくりと行きたいですねぇ。その為にも、今のうちからしっかり貯金しておかないと。せめて円安がもう少し戻してくれると、少し楽になるんだけれど。

何故「猫型」で「犬型」がいないのか

ちょっと「目から鱗」だと思った、イオンモールでの猫型ロボットの活用方法についての記事。私はファミレスにももう何年も行ったことがないで、実際に配膳に利用されている場面すら見たことが無いけれど、その猫型ロボットがモール内を自走している様子って言うのもちょっと想像が付かない。 

記事によれば、ファミレス等で運ぶ料理の代わりに、モール内店舗のチラシなどを搭載して移動し、利用者が気軽にチラシを入手出来たり、液晶パネルを利用してデジタルサイネージ目的で走行したりさせているらしい。「デジタルサイネージ」という意味では、自宅近くのイオンモールにもモール内のあちこちにデジタルサイネージ用の大きな液晶パネルが設置されていて、色々なイベント情報とか表示しているけれど、こう言う使い方も良いかも。移動している場所によって、表示する内容を変更したりすれば、より効果的な告知が出来るだろうし。

素朴な疑問として、何故「猫型ロボット」で「犬型ロボット」では無いのだろうか。サイズ的には、大型犬くらいのサイズはあるんだから「犬型ロボット」と読んでも好い気がするんだけれど。実際顔の表示は何とでもなるだろうし、耳の位置だって猫と犬でそんなに違わないだろうし。逆に、目的の席に料理を運んで戻ってくる動作って、猫よりは犬の方が合っている気がするんだけれど。勝手な個人的想像ですが、AIBOとか先に文字通り犬の形状に近い「犬型ロボット」が登場してしまったから、今回の配膳ロボットを「犬型」とは言いづらいのだろうか。あるいは、軍用の「犬型ロボット」が有名になりすぎて、イメージ的に悪いという判断もあったかも。

この派生で、胴体部分に縞模様を書いた「シマウマ型ロボット」とか、黄色く塗装をして「キリン型ロボット」とか、外装をちょっと帰るだけで色々なバリエーションが出来そう。モール内での広報目的で使用するならば、そういう風に外装にちょっと拘ってみても良いかもしれない。象さんとかキリンさんとかライオンさんとか、子供受けしそうな筐体だと宣伝効果も上がるんじゃ無いだろうか。ファミレスでの利用だと、衛生面も考えないといけないし、料理の取り扱いやすさも必要だろうから、シンプルなデザインが望ましいだろうけど、こう言う目的に利用するのであれば色々変更出来そう。と言うか、ロボット何だから外装パーツを変更していくのが普通だろうし(マテ)。所で、こう言う案内ロボットの先駆者と言えばペッパー君何ですが、最近は本当に見なくなりましたね。最近でその存在が確認出来たのは、羽田空港の第二ターミナルでしたが、確か先日行った時にはもう居なかった気がします。時代にマッチしていなかったという事なんだろうけど、やはり日本人の場合「人型ロボット」ってアニメの影響からか要求値が高いですからね。それよりは、こう言う動物系ロボットだと色々潰しが効くし、なんと言っても「猫型」「犬型」と言えば何でも許されるのも日本社会だし(マテ)。自宅近くのイオンモールにも登場してくれないだろうか。

NRT-GUM/-NRT (Pass 2) (14) - 備忘録2

2回目の旅行が無事終わり、今回の振り返り。 前回から一月ほどしか違いは無いので、そんなに大きな違いは無いだろうと思っていましたが、それでも今回も幾つか新しい知見が。と言う事で、来年のためにも備忘録として今回も記憶に残っているうちにまとめておきます。

事前準備: 

  1. 正直、前回から大きく変わったところは無く、逆に今回はUAを使い同じGuamへの渡航だったので、UAへのチェックインに必要な情報は前回の物が保存されていた部分もあり、逆に手間は少し簡略化されたくらい。今回新規に登録が必要だったのは、現地滞在先の入力(実は同じなんですが)と、COVID-19関係の情報は出発の72時間前からしか入力出来ないので、それを忘れないことでしょうか。
  2. そのCOVID-19情報ですが、私は出発の一週間程前に5回目のワクチン接種をしたので、接種証明書を更新していました。今回それもあったので、5回分の記載が有る接種証明書をダウンロードして置き、それを利用して登録して完了となります。
  3. Guamはそうでは無いかもしれませんが、渡航先によってはパスポートの残存日数が問題になる場合も。自分の場合は、来年の9月が更新時期なので今年は殆ど伸ばし世で大丈夫だと思いますが、地域によっては滞在期間にかかわらず、残存日数が半年以上という場合もあるので、来年の3月移行の渡航時には確認が必要の場合も。
  4. その場合は、COVID-19の証明書も再作成が必要だし、UAのアカウント情報とか会社の出張情報とか、色々波及しそうなので、余裕のある時にパスポート更新を考えないとなあ...

旅行中:

  1. 今回の反省点としては、成田空港の保安検査場で引っかかった、Bluetoothのケースや硬貨の固まりみたいなものは、事前に鞄から出してスキャンして貰う方が、こちらとしても検査側としてもストレスが無くて良いだろうという事。今回利用したバッグには、外から簡単にアクセスできるポケット(靴とか入れる部分)があるので、怪しそうなものはここに入れて置いて、検査前に取りだして再び収納する、と言う手順が良いかもと思っています。ただ、アメリカに行く時にはキャリーバッグは預けて、機内持ち込みは小さなバックパック1つだけが通常なので、その場合にはちょっと面倒かも。
  2. Guamは「デジタル税関申告」を推奨していて、前回初めて利用してみましたが、とても簡単で便利。登録されたQRコードを表示すれば良いだけなので、事前に申請してスクリーンキャプチャーだけでもOKですから、現地でスマホがネット接続して居なくても大丈夫。ただ今回は、成田空港に到着してから、今回分の申請をしていないことを思いだし、慌てて空港ゲート前で申請したので、これも事前に完了しておくことは忘れないようにしないと。
  3. 前回も、Guamの街中やホテルで韓国系の観光客が多いというようなことを書いていたと思いますが、今回はそれ以上に感じました。特に書く英語よりも韓国語の方が耳に入ってくる。時々中国語っぽい言葉も聞こえますが、アジア系と思われるグループは殆どの場合韓国語を話している人達ばかり。この辺りのバイタリティというか、勢いはやはり国民性なんでしょうか。一方で、日本から来たと思われるグループも、今回は前回よりも多く遭遇もしたので、これからクリスマスや年末年始に訪れる人も多いのかもしれません。
  4. マスク着用率ですが、グアム内では人月前と比べても減っている気がします。ホテル従業員でも、マスクをして居ない人がちらほら見かけましたし、モールの従業員でも同様。一般の利用客では、各段に減っている感じです。私も、今回は成田空港で機内に入ったところでマスクを外して、以後ずっとマスク無しの生活をして、帰国便の成田到着前に再び着用していました。今の所、特に発熱とか感染した症状は無いので多分大丈夫だと思うのですが。因みに、グアム内で利用した「赤いシャトルバス」のドライバーさんも、マスク無しで運転して居ましたが、バスの入口には「No Mask, No Ride」という看板が(笑)。
  5. そのマスクですが、日本だと素材に限らず「白いマスク」が一般的ですが、海外だと逆に目立ちます。海外だと、黒いマスクが一般的なのかな。国内でも、白以外のマスクを販売していると思いますが、海外で使用するには黒色のマスクを準備して行った方が、目立たない気がします。ただ、今後どの程度マスク着用が言われるかにもよるとは思いますが、アメリカでも再び感染拡大をして居て、室内でのマスク着用が言われ始めていますから、次回の時には確認が必要ですね。

帰国・帰国後:

  1. 今回一番困ったのは、早めに空港へのシャトルが到着して、空港での待ち時間が長くなったことでしょうか。頼みの綱のUAのUnited Clubはまだ閉鎖されたままですから、ターミナルビルまん中当たりの軽食コーナーで時間を潰すか、後はゲート前で時間を潰すしか無くて困ります。空港内のフリーWi-Fiは事実上使い物にならない状態でしたから、それも何とかしないと。
  2. 以前のグアム国際空港は、日本へのフライト数も多かったし、韓国、中国からのフライトも多かったので、いつ行っても混雑している印象でしたが、今は日本からのフライトも少ないし、時間帯もばらけているからかかなり空いている状態。元の状態にこれから戻ってくると、もう少し余裕を見て空港へ行った方が良いかもしれません。特に保安検査場の通過には、もっと時間が掛かりそうな気がします。
  3. COVID-19がさらに沈静化しない限りは仕方ないと思いますが、到着して機外に出てから検疫ブースを通過するまでのそれなりの距離の間に、何人もの担当者が配置されていて接種の有無等を確認している作業には、もう頭が下がります。課題は、事前にワクチン接種記録を登録して、赤い画面から青い画面にして、それを表示させる必要があることでしょうか。事前に登録完了して、その青い画面のスクリーンキャプチャーを表示させても良いのですが、機内から出てすぐに担当者に提示する必要があるので、その当たり慣れていないと少し大変かも。
  4. 前回期待して利用してみた、成田空港でのデジタル税関申告ですが、前回も今回も正直機能不全状態。端末は8台位設置されていますが、1列に並んで順番に開いている端末に入るので、効率も悪い。さらに、端末で処理した後、再度係員による確認があるので、そこでまた時間が掛かり効率化されている気がしません。グアムの税関でやっているように、既存の税関ブースでQRコードを参照して申請内容を確認して、問題無ければ通過させるような仕組みで無いと、効率化しているつもりで非効率化して居るようにしか見えない。今回、事前に書類を印刷して、必要事項を記載した書類を準備して臨みましたが、それが正解でした。機内で書類配布されて記入しても良いのですが、あれが結構面倒なんですよね。パスポート番号とかフライト番号とかいちいち調べないといけないし。多分、今の仕組みが大幅に改善されない限り、事前に書類を準備して有人ブースを通過するのが一番早い手段だと思います。
まだまだ完全に以前のような状況には戻っていませんが、それでも多くの人の努力で何とか以前同様の渡航が出来るようになってきたことには感謝したいですね。来年は、以前のようにアメリカ・ハワイへも久しぶりに行ってみたいし、アジア方面ではシンガポールや台湾にも行ってみたい。よほどの事が無い限りは、以前のような鎖国状態にはもう戻らない・戻れないと思うけれど、まだまだ大変な時期は続きそうですね。取りあえず今年の旅行は何とか完了することが出来てホッと一安心です。()

2022年12月18日

それでもドーム球場を希望

浜松市に建設が計画されている、新野球場。現在の浜松市営球場は、陸上競技場に隣接する四ツ池にあって、時々中に池泉などのプロ野球も開催される球場。場所的には市街地から少し距離はあるけれど、住宅街のど真ん中で駐車場等も狭くて、それもあっての新球場建設なんだろうけど、場所がちょっと悪い気がする。

新球場建設予定候補地は、現在室内水泳場がある場所の隣で、篠原地区と言えば地元では「タマネギの産地」という印象の場所。遠州灘が広がる中田島砂丘のすぐ近くで、実は東南海大震災の被害想定地でもあったはず。今回は中田島砂丘でのウミガメの産卵に影響しないように、ドーム球場が検討されているらしいけれど、震災時の防波堤的な役割や避難場所としての目的も、確か当初の計画では含まれていたはず。とは言っても、ドーム型球場建設の場合、建設予算は300億とも400億とも言われていて、かなりの支出が予想されるし、さらに維持費にしても年間5億円位は赤字が想定されるらしい。

地元の人なら良く知っていると思いますが、あの場所って「遠州の空っ風」の通り道みたいな場所で、それが無くても海風の影響が凄く有りそうな場所。正直なところ、あの場所に屋外スポーツ施設を作るのは無謀だと思う。そう言う意味で、建設候補地が変わらないのならば、既存の水泳場の様な屋内施設=ドーム球場しか選択肢は無いと思うなぁ。海沿いにある千葉マリンスタジアムだって、あれだけグランドの周りを高く囲んでいても風の影響を凄く受けるのに、多分普通の形状の屋外スタジアムを作ったら、強風で試合なんて出来ない場合も多くなる気がします。さらに、スポーツだけでなく多目的なイベント開催をして収益性を上げるなら、天候に左右されないドーム球場のメリットは大きいと思う。

建設費は兎も角として、毎年それなりの額が予想される赤字はどうするのか。既に織り込み済みなら駄目ですが、手っ取り早いのは命名権(ネーミングライツ)かな。「ヤマハ浜松球場」とか「スズキハスラー浜松球場」とか、案外悪くないかも(笑)。で、プロ野球や大きな大会を招致するためにも、収容人員数は出来るだけ多い方が良いでしょう。今の市営浜松球場が、26,000人収容なので、同程度は欲しいだろうし。ドーム球場で、スタンドが小さくなるのは仕方ないとしても、現在の半分の13,000人は無いと思うなぁ。そうそう、昔は掛川のつま恋で開催していた、ヤマハのポプコン(ポピュラーソングコンテスト)みたいなイベントを、このドーム球場で開催してくれないだろうか。さらに言えば、将来アメフトの試合が開催出来るくらいのフィールドの広さは取って欲しいなぁ。それが個人的に新浜松球場へ希望したいことかも。

NRT-GUM/-NRT (Pass 2) (13) - 帰国

いつもの様に弾丸トラベラーは、早くも帰国日。前日早めに就寝したんですが、やはり疲れていたのか結構ぐっすりと朝まで寝てしまいました。目が覚めたら6時過ぎで、別に慌てる必要はないのですが7時には朝食に行きたいので、シャワーを浴びて朝一のメール確認等をして準備しました。 BONVOY上級会員向けの朝食サービスは、今の所21Fのクラブラウンジではなく1Fのビュッフェレストランで提供されていて、内容的には十分な物。ただ、韓国からの観光客が多いためか、納豆パックなんていうのもおいてあるんですが、キムチが何種類とかチャプチュとかプルコギとか、韓国系のおかずやお惣菜が中心のように見えます。実際この時は比較的空いていましたが、日本人は私だけで、アメリカ人と思われる個人やグループが数組、後は韓国系と思われるグループが7~8組食事をして居ました。後で備忘録でも書くと思いますが、今回の旅行では本当に韓国語がよく耳に入ってきていて、多分英語よりも何倍も韓国語を聞いた気がします。

部屋に戻って暫くすると、突然のシャワーで外は大雨。「あーぁ」と思っていたら15分程で雨が上がりました。で、何気なく外を見たら、目の前に虹が見えて慌ててシャッターを切りました。何か良いこと無いかなぁ、と心の中で1万回お願いしたことは内緒です(マテ)。

出発の準備を調えて、10時に空港へのシャトルが来るので少し早めに9:45に部屋を出てロビーにおりました。で、降りた途端に「Mr. xxxxx、Mr. xxxxx」と私の名前を呼ぶ男性が。すぐに、シャトルのドライバーだと気がつき、手を上げたんですが、腕時計を見せながら「Too early.」と言うと「Sorry.」と言うので、「チェックアウトするから待ってて」と言ってカウンターへ向かいます。今回もポイント宿泊で、館内でのレストラン利用も無いので、カードキーを返却して終わり。ロビーに戻ると、先ほどのドライバーの姿が見えないのですが、外に出ると車を止めて待っていました。この後別の利用者をピックアップするかと思ったら、どうも私一人だけだったみたいで、そのまま空港へ。まぁ、早めに到着する方が遅れるよりは良いのですが。

空港には10時頃に到着し、一応オンラインでチェックイン済みでApple Walletにも搭乗券を登録してあったんですが、今ひとつ使い勝手が良くないので、KIOSKでボーディングパスを印刷して、セキュリティに向かいました。少し早かったからか、セキュリティゲートには家族連れが一組だけで、すぐに自分の番に。成田での経験を生かして、BluetoothのケースとUS硬貨を入れたZiplocを鞄の外に出してスキャンしたためか、今回は特にお咎め無しで通過出来ました。出発ゲートは、ターミナルの端の17番ゲートで、搭乗開始までまだ2時間もあるのでガラガラ。まぁ、特に他にやることも無いので、時々切れる空港のWi-Fiを再接続しながら、メールチェックやニュースをブラウズしたりして時間を潰しました。

登場予定時刻の12:15から介助が必要な人の事前改札が始まり、続いてミリタリーの搭乗が始まると、私服の人が多かったせいか、ドッと周りの乗客がゲート前に並び出します。20~30人位通過したところで、「GS and 1K!」のコールが掛かったので、やっと機内に入りました。乗客はほぼ前席に近く、またアメリカ人らしく皆さん大きなキャリーバッグとかバックパックで乗り込んでくるから、荷物の収納に手間取りなかなか列が進まない。それでも、12:45にはドアクローズとなり、すぐにプッシュバック開始。暫くすると、ターミナルビルとは反対側のRW06Lに向けて移動を開始し、RW06Lに入るとそのまま加速開始となり離陸しました。

飛行時間は3時間26分と結構早めに到着しそうだが、成田付近では乱気流が予想されるので、通常よりも早めにシートベルトのサインを出す、と機内アナウンスがあり、暫くして食事のサービスとなりました。食事の後はウトウトして、気がついたらもう結構成田近くまで来ていてビックリ。日本時間の14:50頃から着陸態勢に入りシートベルトのサインが点灯し、房総半島の東側から成田空港へのアプローチが始まりました。乱気流の影響がと事前にアナウンスされましたが、多少揺れたくらいでそんなに酷いことは無く、B滑走路のRW34Rに着陸したのは定刻よりもかなり早く15:13頃。ところが、ここからターミナルに移動する誘導路が、以前よりもくにゃくにゃしている感じで、どんどんターミナルから遠ざかっていくような感じで時間が掛かり、35番ゲートに入ったのは15:30でした。早くC滑走路や新ターミナルが完成して、もう少しスッキリ離発着できるようになって欲しいですよね。

着陸と同時にスマホの機内モードを解除し、機内から出る時にはVisit Japanのサイトで「青色」のページを表示しておきます。通路を進むと検疫の係の人が何人も並んでいて、スマホの青い画面を見せると「こちらへ」と誘導してくれますが、何か水戸黄門の「この紋所が目に入らぬか」とやっているような感じでこそばゆい限り。スマホをかざしながら検疫のブースを抜けると、長い行列が出来ている外国人用の入国審査ブースを回り込んで、顔認証ブースで待つこと無く無事に入国。エスカレーターを降りる時に税関申告場の様子を見ると、デジタル税関申告のターミナル前には信じられないくらい長い行列が出来ており、そのまますぐ左手の有人カウンターに並びました。前のグループがちょっとグズグズしていたけれど、5分と掛からず無事通過。やっと日本に帰国出来ました。この後、急げば15:44発の成田エクスプレスにも間に合ったんですが、その後の新幹線の予定も考えると、次の16:21でも問題無いので、ゆっくりスタバでコーヒーを調達してから乗車。今回は品川まで出て、品川駅のDEAN & DELUCAでちょっと買い物をしてから、新幹線で帰宅しました。

最近のUAでちょっと凄いと思うのは、フライトした結果がすぐにアカウントに反映されること。新幹線に乗り換えてアプリで確認したら、既に今回のフライトのPQPもマイルも登録されており、必須条件のUAの運航便利用4回も完了。特例での、15,000PQPも達成して、何とか来年のUA MP 1Kを保持することが出来ました。何となく慌ただしい旅でしたが、2022年は久しぶりに国際線のフライトで、まぁ少し以前の調子を取り戻したかなという感じでした。(続く...)

住みやすい街

佐々木俊尚氏のtwitterで取り上げられていた、そこそこ便利でそこそこ田舎の住みやすい街の候補。 

地元浜松も登場して居てホッと一安心(?)何ですが、山(南アルプス)にも近く、海(遠州灘)にも近く、そこそこ大きな湖(浜名湖)もあり、年間通して温暖で雨も少ない土地柄。交通の便で言えば、東名高速道路と新東名高速道の日本の大動脈があるし、東海道新幹線も停車する(但しのぞみ号は除く-涙)。リニア新幹線は通過するけれど停車しないのが難点だけれど、リニアが開通すれば、これまで以上にひかり号やもしかしたらのぞみ号の県内停車が期待出来るから、まぁそんなに不便では無い。と言うか、リニアが通過予定の、静岡県の角の先みたいな場所って、あそこまで行くだけで大変ですからね。生活の面で言えば、大きなデパートこそ無いけれど、市内には県内最大規模のイオンモールが複数あるし、隣町の磐田市にはららぽーともある。Amazonは勿論、Uber Eatsも市内でかなり拡大しているから、これらも利用可能。本数は少ないけれど、富士山静岡空港からは、北海道(新千歳、丘珠)、福岡、沖縄、等の地域へのフライトもあるから、特に福岡とか札幌当たりなら、わざわざ羽田に出なくてもそこそこ利用出来るんじゃ無いだろうか。

実際生活する上で、例えば市民サービスとか教育関係の充実具合は分からないけれど、例えば大規模な病院だと浜松医科大学病院とか聖隷病院とか、拠点になっている病院もあるし、そんなに悪くはない気がする。市街地に住めば、それなりに「準都会」程度の賑やかさはあるし、逆に山間部に行けばそれこそキャンプ場みたいな場所もあるし、結構施設は有るんじゃ無いだろうか。最近流行の「古民家再生」みたいな事も機会はありそう。仕事の度合いがどの程度あるかまではちょっと分かりませんが、ヤマハ、スズキ、ホンダの四大バイクメーカーのうち3社の拠点があるし、それだけでも結構求人はありそうな気がする。余り熱心に地元の求人を見たことが無いので何とも言えないけれど、もしリモートワーク可能な会社であれば、物理的にも東京圏・名古屋圏に近いので、その周辺の会社なら浜松で生活しながら仕事もするという条件には最適だと思う(本人談)。

田舎に来て、多分一番の障害になるのは、元々その地域にいた人達と新規移住者の摩擦というか軋轢だと思うんですよ。私自身も、生まれた実家に戻ってきても、30年位離れていたから、昔から居る人との繋がりは殆どリセットされていて、正直これからどうしようかと思うことも。ただ浜松の場合は、市内に新興住宅地みたいな場所もあるし、開発も進んでいるから、案外そういう地域との柵が少ない場所も多い気がする。唯一の難点は、地元レベルの公共交通機関が発達していないので、自家用車が必須という事だろうか。でも、それって殆どの地方での絶対条件だと思うので、そんなに障害にはならないと思う。逆に、地方に移住するからには、フットワークが軽くないと色々なことが出来ない訳で、そう言う意味では運転免許を持っていて、車に関してはそれこそ軽自動車でも良いし、最近ブームの軽トラの改造車なんて言うのが良いかも。浜松に限らず、大都市圏の周りの都市なら、大体必要な条件を網羅していると思うけれど、浜松の場合は県庁所在地でも無いし、近くに大都市圏があるわけでもないのに、そこそこの都市規模と内容が揃っていることが最大の特徴だと思う。その分、普段は大都市圏の喧噪から離れたいけれど、必要な時には雰囲気を感じて見たいな人には最適な候補地じゃ無いだろうか。

2022年12月17日

The Westin Resort Guam

前回から一月ぶりの滞在で、今回のBONVOY系31滞在目(36泊+14泊) で、今年のBONVOY Platinum達成の50泊目となるのが、The Westin Resort Guam。空港から予約したシャトルで到着し、チェックインをした時に「キングサイズベッドで、オーシャンビューの部屋にアップグレードしておいたから」と言われて、「Thank you!」といつもの様に言って部屋に入ったんですがビックリ。建物の端にある、エグゼクティブスイートのお部屋でした。

入口のドアを入って左手に進むと、すぐ目の前に見えるのが、このパノラマ写真のリビングルーム。左手奥にレストルームがあり、右手奥のドアがベッドルームの入口。ドアの所にフロアー図があるんですが、どうもこの写真のリビング部分が元々のワンルームスイートの部屋で、そこに右隣の通常の部屋を繋げてそちらをベッドルームとバスルームにしたスイートのようです。

ベッドルームに入ると、正面にキングサイズのベッドがあり、ドアの裏側にはかなり大きなデスクが設置されていて、これはパソコンを開くのにとても便利でした。左手のドアが、その奥にあるバスルームとトイレ、そして壁を挟んでデスクの反対側(入って右手)がウオークインクローゼットになっていました。

ベッド周りも広々としていて快適でした。ただ、日常生活の97%はこちらの部屋で済んでしまい、隣りのリビングの使用率は残り3%。それも外との出入りで通るのと、冷蔵庫がこちらにあるのでミネラルウォーターを取りに行くくらい。アップグレードで何度かこのクラスのスイートに宿泊したことがありますが、本当部屋の無駄遣いというか、勿体ない気がします。ただ、前回宿泊した20Fの部屋はリノベーションされていた綺麗だったのに、こちらはまだ手が入っていないのか、ちょっと全体的に古い印象でした。次回が何時になるか分からないけれど、余りに広すぎる部屋も困りものです。

到着日と翌日は、21Fのラウンジを利用しましたが、オードブルタイムの17:00~19:00のうち、最初の1時間は混雑しますが、18:00過ぎ位に行くと結構空いてきますね。このラウンジそうですが、今回は前回以上に「韓国人比率」が高く、その為かオードブル類も韓国系の辛いものが多くて、それがちょっと困りました。

ここ最近横浜のWestinにも宿泊する機会が何回か合ったんですが、Westin系も悪くないなという感じ。ただ、こちらのWestin Guamの場合は、施設が古く感じるので大規模なリノベーションはして欲しいところですが。ただ、繁華街近くのロケーションは、以前の旧Sheraton Guam(現在のRihga Royal Laguna Guam)とは各段の違いで、もう少し観光客がGuamに戻ってきて賑やかになったら、格好のロケーションと言えるでしょうね。最もそうなると、レートもさらに上がりそうだけれど。

ご当地VTuber

私もYouTubeをよく見ているので、時々お目に掛かる「Vtuber」を利用した地方創生というか地方振興についての記事。 少し前には、「ゆるキャラ」がブームになって、全国何処に行っても「ご当地ゆるキャラ」が乱立する状況に。現在でも生き残っているのは、くまモンとか本当に一握り以下なんだけれど、それでもあの効果は大きかったなと思います。で、自在はさらにデジタル、バーチャル空間でのキャラクターの時代になるという話。

個人的には、仮想空間の「Virtual Character」がリアル世界の「生産物を勧める」というのがよく分からないのだけれど(笑)、余り真面目に考えすぎずに、ノリで同調していくのがこの世界の正しい使い方なのかもしれない。若い世代に遡及したと書かれているけれど、これって明らかに特定の購買層に集中した戦略ですよね。ゆるキャラも、同様にもう少し広い世代に遡及するわけだし、さらに上の世代向けには、テレビ等で放送されているテレビショッピングの出演者を見れば分かるけれど、演歌系とか昭和世代のタレントさんや歌手の人が、岩が彼らにとってのアイコンになっている。だから、根本的なところは変わらなくて、表面に見える部分をどの購買層に絞るかという話だけな気もします。

Vtuberというか、あの手の映像を見ていて、自分としてはどのキャラクターも同じように見えるので、途端に興味が下がってしまうんですよね。特に女性のキャラクターなんて、どの人物が登場しても同じ人に見えてしまう。また、キャラクターボイス(CV)にしても、専門の声優さんがやっている場合も有るんだろうけど、やはりそんなに違いが分からない。また、中には音声合成で話す場合もあると、もうそれだけて自分的には「嘘くさい」と感じてしまう。いゃ、昔開発で散々音声合成とかテキスト読み上げとかやって来たから、その反動かもしれないけれど。

ローソンでは、キャラクターの店員が対応する事例も有るみたいですが、一つは店舗勤務できないような体に障碍のある人でも仕事が可能なる新しい働き方として、そこはこれからも拡張して行くのが良いかも。一方で、色々な世代が対応に違和感を感じないような工夫も必要だけれど、それって有る程度時間が解決するかなぁという気も。例えば今ではコンビニの光景として普通な、外国人のアルバイトや定員さんですが、最初は凄く違和感とか拒否感すら見せるお客さんが多かったけれど、今ではごく普通に対応しているさサービスを受け入れている。日本人の良いところ・悪いところかもしれないけれど、どうしても同質性を好むのだけれど、一旦その閾値を超えると、今度はそれが新しい基準になるから、案外最初の苦労はあるかもしれないけれど、そこから先は簡単に進むかもしれない。まぁ、これからどんどんネットワークの時代になってきて、こう言う形で仮想と現実の境界線が、色々な場所で生まれる世の中になるんでしょうね。乗り遅れないようにしないと。

NRT-GUM/-NRT (Pass 2) (12) - 現地アクティビティ

滞在二日目は、ノープランのため朝起きてホテルで朝食をいただいてからこの日の行動予定を立てることに。 実は出発前、空港とホテル間移動のシャトルサービスを申し込んだ時に、この中日の何かオプショナルツアーも一緒に申し込もうかと思ったんですよね。ただ、ハワイなんかと比べると種類は少ないし、余りこれという事も無くて、結局何も決めないまま出発することに。

前日は早めにベッドに入ったので、この日は朝の5時位に目が覚めてしまいました。暫くメールとか処理した後、シャワーを浴びてからホテル1Fのビュッフェで軽く朝食を取り、部屋に戻ってきたところでこの日のアクティビティの練り直しです。実は、前回もそうだったんですが、スポーツ用のジャージとかTシャツ類みたいなものを更新したくて、今回は丁度クリスマスセールの前だから、品物的にもそれなりに有るんじゃ無いかと期待していたんですね。そうなると行く場所は、Guam Premium Outlet Mall (GPO)と、Micronesia Mallしかない。前回はMicronesia Mallにだけ行って戻ってきてしまったので、今回はGPOにも寄ってからMicronesia Mallにも寄りたい。となると、基本両モール間の移動は「赤いシャトルバス」しか無いのだけれど、これがお昼時を除いて1時間に1本という不便さ。前回もそれで色々移動に悩んだんですが、取りあえず今回はまずホテルからGPOに移動。ここで2時間滞在する必要があるんですが、それを切り抜けたら次はGPOからMicronesia Mallに移動して、ここで追加の買い物をすることに。最初にGPOに行くのは、仮に同じ物でアウトレット品が安く出ていたら、GPOで先に購入した方が有利かなと思ったからです。

で、赤いシャトルバスのサイトに、専用のアプリがあり、ここからオンラインでチケットも購入可能という事を発見。しかも、1日券よりもお得な3時間券とか6時間券も購入出来ると書かれているので、まずはアプリのインストールから始めることにしました。で、困ったことに、どうもiPhone (iOS用)のアプリが見つからない。リンクをクリックしてApp Storeにアクセスしても、暫く「接続して居ます...」のメッセージの後「見つかりません」で終わってしまいます。試しにGoogle Storeのリンクを叩いてみると、こちらはアプリインストールのページが開かれます。ただ今回の旅行では、iPhone 13 Proだけ現地で使うつもりでいたので、ここでGoogle Pixel 6を使いたくは無い。暫く悩みましたが、まだ始発のシャトルバスまで時間があったので、ホテルから徒歩10分位のThe PlazaにあるLea Leaオフィスに行けば1日券が購入できるので、ここでチケットを購入して移動することにしました。

The Plazaの2F奥にあるオフィスに行って、この日のシャトルバス1日券(US$10)を購入。この日の移動予定である、ホテル→GPO→Micronesia Mall→ホテルと、最低3回は移動するので一回当たりUS$4×3=US$12よりは少しお得に。スマホアプリ専用の「6時間券」というのもあって、これだとUS$6とさらにお得に。まぁ、余り細かなことには拘らないことにします。チケットを購入した後、The Plazaの正面にあるバス停に移動し、20分程そこで待っているとGPO行きのシャトルが到着しました。

ここから30分位でしょうか。グアム島の西の端っこ当たりにあるGPOに到着。そんなに大きなモールでは無いのですが、2時間ここで時間を潰さないといけないので、まずは奧の下がった場所にあるフードコートでお昼を取ることに。フードコートに降りると、小学生位の団体が来ていて、結構混雑していました。その後、モール内を回りましたが、多分10分もあれば全て回りきるくらい。元々そんなに大きなモールではないし、閉店している店舗も多くて残念。お目当てのものも見つからず、次にMicronesia Mallへ移動しました。こちらは、シャトルバスの端から端の移動なので、50分位ガタゴト揺られての移動。こちらでも、Macy'sとか幾つか有名店を回りましたが、クリスマス商戦用の商品はどうも既に結構売れた後みたいで、自分に合うサイズは無いし、デザインもいま一つ二つの物ばかり。ちょっとショックだったのは、Poloのボタンダウンシャツを購入しようと思ったんですが、USだと国内のサイズよりも一つ大きいので、Mサイズを選んだんですが、これが妙に大きい。試しにさらに下のSサイズを選んでみたら、それでも大きい。自分の体が縮んだのかと思うくらい、何だか服のサイズが合わなくてどうしたんだろうと不思議です。結局そんなこともあって、何も買わずににホテルに戻ってきました。

ホテルに戻ってからは、暫くメールのチェック等をしてから、18:00少し前に21Fのラウンジへ。この日は珍しくほぼ席が埋まっている状態でしたが、暫くすると第一波の利用者が出ていったからか、少し余裕が出来ました。本当は、この日は軽く一杯だけいただいて、その後はロビー階にあるバー&レストランみたいなところで地元のビールを飲もうと思っていたんですが、昼間歩き回ったからか一口目のビールから酔いが回り、前日の半分も飲み食いしないうちに酔いが回ってきてしまい、大人しく部屋に戻ることにしました。疲れているのか、お腹もそんなに空いておらず、これも歳のせいなのかなぁと。

部屋に戻った後は、まだ1時間遅れで就業時間中の日本の仕事のメールに対応し、そのうちに酔いも醒めてきたので、翌日のフライトのチェックインをしたり、成田入国時に必要なワクチン接種情報の準備などをしておきました。前回デジタル税関申告書で痛い目に遭ったので、今回は事前に印刷した用紙にも記入してどちらでも対応出来るように準備をしておきました。そうそう、あと、成田の保安検査場で引っかかったBluetoothのワイレスイヤホンケースと、US硬貨の固まりは、空港の保安検査場で鞄からすぐに取りだしてトレーに置けるように、外から開けられるポケットにわざと入れておきました。いずれにしても、シャトルピックアップが朝の10:00で、搭乗開始予定時刻が12:15なので、余裕はありますから明日もう一度確認しても大丈夫でしょう。(続く...)

2022年12月16日

NRT-GUM/-NRT (Pass 2) (11) - 旅行当日

さて、いよいよ年内最後のフライトの日。事前に準備はして置いたというか、近場の弾丸トラベラー(死語)なので、今回もボストンバッグ一つの身軽な装備で出発です。一番違うのは、衣類かなぁ。前回は、現地用に半袖のポロシャツに、薄手のフードパーカーで十分でしたが、一月前と違って朝はすっかり冷え込みんできたので、今回はしっかりダウンジャケットを着込んでの出発。この気候の違いによる衣類の違いが、現地では文字通りお荷物になるのが辛いです。

冷え込みが厳しくなってきたまだくらい早朝、始発の路線バスで浜松駅まで移動。いつもの様に一旦駅を通り過ぎて、近くの7/11で朝食を調達してから、再び駅に戻って改札を抜けます。利用するのは6:55発のひかり号。一番早く品川駅に到着するのは、6:20発のこだま号ですが、その為には車を出すかタクシー利用が必要なり、かつその場合でも今回のひかり号と比較して10分程早着するだけなので、余りメリットは無いですし。暫く新幹線待合室で時間を潰してからホームに上がると、朝一のひかり号だからか結構混雑しています。指定席車両も両脇の窓際席がほぼ全てと通路側も結構埋まっていました。その後品川駅からは、成田エクスプレスに乗り換えて一路成田空港へ向かい、9:30頃に空港到着です。

オンラインチェックインが出来ないので4Fの出国フロアーに上がってUAのカウンターに向かいましたが、長い行列が出来ていてビックリ。どうも、東南アジア行きなのかさらに奥の関羽ターへの行列で、UAのカウンターには待ち時間無しで受付して貰えました。

ボーディングパスを印刷してもらったところで、今回はANAのラウンジに寄りたいと思っていたので、すぐにセキュリティチェックを通過することに。一般の入口はちょっと列が出来ていたので、GOLD TRACKから入ったのですが、これが失敗の元でした。鞄、パソコン、ジャケット等をトレーに置いて、X線検査機を抜けて荷物を待っていると、私の鞄が「要検査」のレーンに流れていきます。個々で担当下のが、どうも研修中の女性検査官で、背後に先輩検査官が付いて指導しながら作業をしています。どうも研修初日なのか、動作も言葉もたどたどしくて、ちょっと痛々しいくらいの印象。で、私の前に韓国からの観光客と思う割れるグループが鞄検査をされていて、これで時間が掛かります。やっと私の番になると、X線検査の画面を見ながら、「このあたりに」とか鞄の中身を取りだして、先ず出したのがBluetoothのワイヤレスイヤホンケース。で、さらに何かあるというのでごそごそしているので、たまりかねて私が「中身出しますよ」というと「いえ、大丈夫です」みたいな感じで再びごそごそ。で、次に怪しかったのは、US効果をまとめて透明なZiplocに入れていたんですが、この効果の固まりが不審物と判断されたらしい。この二つを確認してやっと無罪放免になったんですが、女性検査員の方、今度は中身を戻そうとして四苦八苦。一旦全部出して入れ直さないと無理なので「後ろで入れ直しますから大丈夫です」といいつつそのまま前引き取ってその場を離れましたが、指導係の男性検査員の方に申し訳なさそうに「済みませんね」と言われたような気がした(笑)。この後の出国審査は顔認証ゲートで待つこと無くパス。この時点で、搭乗開始予定時刻の10:20に対してもう10:00近くになっていて、これから5サテのANAラウンジに行っても、タッチして帰ってくるだけだろうと諦めて、33番ゲートに向かいました。 

33番ゲート前は、そんなに混雑している様子は無かったのですが、暫くするとGSさんのアナウンスで、今日のフライトはほぼ満席に近い状態で、ヘッドビンに荷物が入りきらないかもしれない。大きい手荷物は事前にゲートで預けるように、と何度かアナウンスがありました。暫くゲート前で待っていると、搭乗開始時刻の10:20頃から介助が必要な人の事前改札が始まり、すぐにミリタリー、そして幼児連れグループとアナウンスが変わり、ほどなくグループ1の1Kの優先搭乗が始まり機内に入りました。

使用機材はB737-800なので、ANAの国内線でもまず利用したことの無い機材。中に入ると、狭い狭い。それなのに搭乗完了までは結構時間がかり、ドアクローズしたのは10:55でしたが、プッシュバックはすぐに始まりました。その後、A滑走路のRW34Lに移動して、離陸したのが11:07頃。飛行予定時間は3時間35分とのことでした。

最初の頃は少し揺れましたが、気流が安定すると機内食のサービスがあり、その後はiPhoneのKindleに落として置いた小説を読みながらのフライトでした。グアムに近づくと、西側から回り込むようにして空港にアプローチ。南側のRW06Lに着陸したのが現地時刻の15:25で、15番ゲートに入ったのが15:30少し過ぎ位でした。この時、私の前に座っていた50代位の日本人ご夫婦が、どうもスマホが無い事にタクシング中に気がつき、通路側の奥様が立ちあがってヘッドビンの荷物を確認しようとしてCAさんに注意されていました。ゲートインしてすぐに立ちあがると、シートの上から隙間から探してはじめて、何とかシートの端にあったのを見つけたようですが、その直後から出国審査場に行くまで、ご主人がずっとグチグチ奥さんに文句を言っていて、ちょっとこちらも気分が悪いというか何というか。成田離婚ならぬ、グアム離婚が発生するんじゃ無いかと思ったくらい、ちょっとしつこい感じでしたねぇ。折角来たんだから、スマホも見つかったんだから、そう粘着しなくてもと思うのに。

入国審査も税関審査も、ESTAとデジタル税関申告でトラブル無く通過。今回予約したJTBのシャトルバスは、他のホテル滞在者の出国に時間が掛かったので20分程待ちましたが、特にトラブル無く移動出来、16:30頃にはホテルの部屋に入る事が出来ました。先ずは無事に移動出来て一安心です。(続く...)

2022年12月15日

カルト擁護と言われても

 Newsweek紙に掲載された、爆笑問題・太田光氏のインタビュー記事(前編後編)。その言動や行動から、何となく破滅型の芸人さん、例えばやすし・きよしの故横山やすし氏みたいな印象もうけるんですが、案外その発言は的を射ている時も多くて、自分として意識しているのかどうなのか不思議。このインタビュー記事は、結構冷静に今の統一教会に関わる一種の全国的ヒステリーみたいな状況を分析していると思う。

本来ならば、その政治信条の違いはあろうと、選挙期間中に力でその権利を奪われ、あまつさえ命まで奪われた暴力行為を断じなければいけないのに、「統一教会」とその断片だけが大きくクローズアップされて、そちらがメディアや一部野党が取り上げて騒ぐことで、どんどん問題が変質して行っていると思う。統一教会の問題は別の問題として、必要な対策や支援はやればよいけれど、それと安倍元総理への凶行は全く別の話だと思う。と言うか、現在ではもう安倍元総理に対しての凶行に関して、誰も触れませんよね。

霊感商法などの被害者救済法案も成立して臨時国会は終わったけれど、その内容を決めることが如何に難しいか、0か1かでは判断出来ない部分があるから、なかなかこれという対策が20年たっても出てこないわけで、そう言う意味では一つの法律を作ることがゴールではなく、宗教という物が存在する限り、それに合わせて臨機応変に対応するような仕組みを作るべきじゃないだろうか。まぁ、その為にはその前提となる法律が必要ということなんだろうけど、結局今回の野党の反対意見なんかを聞いても、統一教会のことしか頭になくて、それ専用の法律みたいになっている。確かに、一番影響の有る相手なのかもしれないけれど、宗教というのはそれだけ手は無いし、以前も書いたけれど今のビジネスだってそれに近い物は幾らでも存在している。そう言う事も含めて、もっとちゃんと考えて決めるべき話だと思うのだけれど、世間の批判を気にしてなのか、あっと言う間に決まってしまい、これは凄く稚拙だったと思う。

それが良いとは決して言わないけれど、実は「言葉巧みに相手を信用させる」なんていうのは、昔からずっと続いてきた話なわけで、その元ネタが今回は「霊感」だから問題みたいな話に矮小化されていないだろうか。例えば「祖先の霊が...」と言って寄付を募る行為が問題なら、「教祖様の覚えよくなるために」と寄付を仄めかすのも、実は同じ話しなのでは。一定金額以上の寄付を禁止したとしても、分割するとか別の名前で寄進するとか、色々やり方はあるだろうし。大体、政治家の政治団体とか後援会なんて、同じような事をずっとやってきたわけでしょ。それを考えると、そんなに簡単に問題解決できるとは思えない。やっぱり、経済的な問題は法人優遇を一部制限して、少なくとも収益の申告はさせるべきだろうし、それによって何らかの活動監視と制限を掛けていくしか無いんじゃ無いだろうか。私自身は、宗教は信じないけれど、それが宗教かどうかは別にして何らかの精神的なよりどころは必要かなとは思います。統一教会がそれに値するかどうかは分からないけれど、それが「信じること」の基本だと思うし、その部分まで否定するには、やっぱりよほどの判断が必要だと思うんですよね。そう言う意味では、今のようにマスコミとか一部の大きな声に迎合しているような状況での判断は不味いと思う。これ以上時間を掛けるなと言う意見も理解出来るけれど、でも少し冷却期間をおいてから冷静に判断する必要の有る問題だと思う。

ゼロコロナ後のウィズコロナ

新型コロナウイルス対策で混乱している中国。皮肉なことに、世界がコロナ対策で右往左往していた時には、素早いゼロコロナ対策で世界でも数少ない「優良国」であったのに、それに安心してか先手先手の対策を打たなかった(打てなかった?)ために、今度は世界がウィズコロナで妥協点を見いだそうとしているタイミングで、中国はこれまでで最大の混乱が生まれようとしている。 

中国の対策対応に関しては、色々言われてはいるけれど、その強権的な社会体制もあって、初期対策としては案外効果的で上手く言っていたんですよね。しかも、最近のゼロコロナ政策が余りに厳しく長期間だったため国民の不満がつのり、一気に緩和したために反動が大きくて更に混乱している様子が伺えます。そんな中で、「パプロンゴールド」に活路を見いだす国民の意識って、笑ってはいけないけれど何かもの悲しさすら感じる気がします。ちょっと不思議なのは、確かに日本の薬は昔から中国でも人気もあるし信頼されているのだけれど、文字通り地続きでお隣の韓国だって、薬関係はそれなりに実績があるのに、韓国製の風邪薬や解熱剤には手を出さないのだろうか。まぁ、想像するにいろいろなむにゃむにゃでだから日本に視線が来るんだろうけど。

中国の場合、自国開発のワクチンがあるし、結構無理して大量生産することも出来るだろうから、それをどんどん配布して接種すれば良いのにと思うけれど、多分広大な国土に日本の十倍の人口、さらには日本以上に高齢者に対しての接種率の低さなどが原因で、ワクチンの効果が出にくいという事が最大の問題かも。勿論、日本などで仕様しているmRNA系とは確か異なる仕組みの中国製ワクチンだったと思うので、効果にしても比べるとやや低いようだし。だからと言って、ファイザーとかモデルナとか、主流のワクチンはこれから入手するには難しいだろうし。

実は、個人的に自分がもし中国に住んでいる人間だったらと想像した時に、このコロナ禍の被害から逃れるために多分実行するだろう行動が「日本への逃避」じゃないかと。物価は安いし円安もある。コロナ禍は日本でもまだ問題だけれど、中国よりもその状況は信頼出来るし、場合によっては治療機関もある。大体、一般の薬剤だって入手するのは中国国内よりも楽だろうし、リスクとしてはかなり低いと考えられるのでは。勿論、経済的にそれが可能かどうかというのが最大の問題だし、それが可能なくらいなら中国国内でも同程度くらいの対策は取れるかもしれない。ただ、特に若い世代なんかは、これを機会に外に出るという選択をする切っ掛けになったりしないだろうか。少し前の中国だと、外に出て成功するも良し、国内で成功するも良し、みたいな空気があったけれど、結局中国政府に付き合っている限りは、少し前のアリババとかじゃないけれど、突然一日にして態度が変わる怖さは今でもあるんですよね。少なくとも今の習近平政権が続く限りは、「出る杭は打たれて折られる」位の覚悟が無いと、国内では生きられないような気がする。だからと言って、日本に変な空気というかやっかい事を持ち込まれても困るのだけれど。でも、お隣中国のゼロコロナ後の混乱というのは、結構日本にも影響する気がしますね。それ以外の防衛とか貿易とか、摩擦が生まれつつある分野に波及しないと良いのだけれど。

藤井様々

AMDが、将棋の藤井聡太五冠に、AMD Ryzen Threadripper PROを搭載したPCを提供したという記事。コロナ禍に入り、半導体業界も大きな影響を受けているんですが、その中でもIntelは結構大変で、パソコン業界では一時期Intel CPUの取り合いで大変だった時も。それ故にAMDへのシフトは、何処のメーカーでも会ったと思うけれど、単純にそれだけの理由では無く、実際その前からAMD CPU/GPUの実力は結構評価されていて、パソコンメーカーとしては採用したいと言う気持ちは強かったと思います。ただし、特に日本のユーザーは、まだまだIntel 神話が強いから、ビジネスという面ではなかなか拡大しなかった。

それがコロナ禍になり、Intel CPUモデルは欲しいけれど、物が無ければ会社も困るという事で、最初は消極的理由からAMD PCの導入を決めたお客様も、実際使ってみたらそんなに違いがあるわけでは無く、また価格的には安いし、一番は即納できるモデルが多いとなれば、自然と次のモデルもAMDという流れが生まれても不思議では無い。さらに、藤井五冠の活躍で、メディアに登場する度に「AIが、AMDが、」取り上げられれば、嫌でも知名度は上がるだろうし、実は将棋ソフトの使い方と、ビジネスでの使い方は必ずしも一致しないけれど、何となく凄いことが出来そうな印象も受けるし(笑)。

で、AMDで組んだ藤井五冠向けPCですが、CPUだけで100万円ですからね。もう、一般的なパソコンなら4~5台は余裕で購入出来る。GPUがちょっと大人しめだけれど、高速描画はそんなに期待していないのかな。それよりも、AI用の使い方でビデオメモリー16GB何て仕様を優先したんだろうか。 またシステムメモリーも16GB×2個と控えめな気がする。マザーボードの仕様を見ると、DDR4×8スロットまでいけそうで、最大2TBまでいけるようなので、せめて128GB×2個とか256GB×1個とかにしてあげればいいのに。多分そっちの方がCPUよりも聞くんじゃ無いか? で、記事には書かれてないのですが、ケースはどうなんだろうか。特に、かなり大きめの電源(PSU)が必要だろうし、内部の空冷ファンだって何個入っているのか。

これを役得とか言ってしまうと失礼だと思うけれど、でもそれだけの成績と実績を残しているのだから、有名人がスポンサーから時計とか高級外車とか貰うよりは、よっぽどこちらの方が意味もあるし、実もあるし、宣伝にもなるし、みんな納得でお得という感じ。でも、それならAMDも、藤井五冠の希望する仕様全て満たすような「藤井モデル」をこのさい組んで上げれば良いのにと思ってしまう。それ位、AMDに取っての藤井五冠は「藤井様々」の存在というか、これからも続く生きた看板だろうなぁ。

2022年12月14日

NISA改訂

個人投資家対象の優遇税制「NISA」の非課税限度額や期間変更などの改革がされそうと言うニュース。実は私も老後のために(笑)投資に回しているお金があり、そのシステム(ロボット型)の一部にNISAが組み込まれているので、投資枠や期間が延長されるのはありがたい。NISAが始まった時には、最大100万円までで「使えないなぁ」と思っていたんですが、 最近はいろいろな種類が有るみたいで、正直これから使おうとしたら頭が回らないかも。自動的に組み込まれて居る方が、細かな操作や突発的な活用は出来ないかもしれないけれど、自分はずぼらな性格もあるから「適当にやっておいて」の方が性に合っている(笑)。

経済がなかなか動かないのは、長い間低成長が続きデフレもあり消費が固定化してしまったことが一番の原因だと思うのですが、それがこのコロナ禍の反動で旅行需要が少し活性化してきたので、少し上向きになっていくかもしれない。一方で将来的な不安は何時でも感じるわけで、将来に向けて貯蓄から投資へという流れは、まぁ正しいんだろうなあ。私の会社の先輩のある人は、結構若い頃から投資関係に熱心で、結構後から聞いたらバブルが弾けた後にマンション投資とか株式投資とか色々始めたらしくて、定年で退職する時にはそこそこの資産形成に成功していた様子。なら私もとその時一瞬思ったんですが、いゃいゃ20年以上の投資期間があるから良くも悪くも資産も成長するわけで、今からマネして1年2年でどうなる物でも無いと言う事は直ぐに理解。それでも、何もやらないよりはマシだろうと、多少は調べたりして少しずつ投資してきましたが、それがここ最近結構成長してくれていて、是非このまま進んで欲しいと思っているところ。

私はずぼらな性格なので、ロボット型の投資システムを利用していて、これは基本米ドル株や資産等主に新興国や海外投資中心。ですから、ちょっと前の円高の時にはなかなか利益が出なかったんですが、最近の円安で一気に見かけ上の利益は膨らんでいて、つい欲が出て「利益確定しようか」と心が疼くことも(笑)。でも、確かに円換算だとそれなりに増えているんですが、元のドル換算だと赤字の部分もあって、この辺りがもう少し解消しないと、トータルには「利益が出た」とは言えない気がしています。今は円安もUS$1=136円位まで下がってきているけれど、それでも2~3年前の頃はUS$1=110円位でしたから、まだまだ円安状態の感じですし。

若い頃は「一生懸命働いて、それでお金が貰える」という事を信じていましたから、結構がむしゃらに仕事もしたし、そういうもんだと思っていたけれど、実際の仕事もそうだけれど、「手を抜く」というと言葉が悪いけれど、力の入れ具合の強弱というか、何でもかんでも全力というのは、自己満足度は高くなるかもしれないけれど、全体の効率という意味ではそんなに良い物では無い。また、そう言う場合に限って、問題が残ったままの場合も有る。ちょっと一服した時に、「あっ、あれはおかしい」と気がつくことも結構あるもんなんですよね。お金にしても、貯める一方では何のための貯蓄か分からないわけで、それを何かバケーションに使うとか、勉強に投資するとか、そう言う目的があって初めて生きたお金になるはず。貯蓄と投資は、そう言う意味では自分からみるとちょっと似ているけれど、少なくとも投資だと実際に企業に対しての支援になるわけだから、多少なりとも経済に貢献する度合いは貯蓄よりは大きいだろうし、自分的にもそういう部分に興味を持つことは悪い事じゃ無いと思う。そこから、社会とか経済の流れ風向きみたいなものも感じられるし。釣りをして居る時に、糸をたらして当たりを待つ期間というか、投資をしているから円高がとか円安がとか興味が生まれるわけですし、世界情勢がとか話題も広がっていくわけですし。そう言う意味では、投資の利益は物理的なリターンだけれど、それに関わる情報領域の拡大という部分は、某CMじゃないけれど「プライスレス」な利益だと思う。それに新しいNISAが少しでも貢献してくれれば、それもまた嬉しい。と言うわけで、ちょっと期待しつつ決定を待っているところです。