2019年12月31日

今年の十大ニュース

年の締めくくりは、私的十大ニュース。今年は記念すべき10周年らしい(2018年2017年2016年2015年2014年2013年2012年2011年2010年)。そんな2019年一年を熟々振り返ってみました。

  1. 滅び行くジャーナリズム - 勘違い権力者
    去年も最初に「レガシーメディアの終焉」を上げたんですが、今年もメディアの暴走というか、「我こそが正義、我こそが真実」みたいな情報発信がこれまで以上に増えている気がします。問題なのは、そういう部分を指摘されても反省どころか、逆に「メディアへの弾圧、報道の自由の侵害」と反論するわけで、いゃ、それは貴方たちが勘違いしているだけだと言えば、更に逆上するというか。特に、発言の一部だけを前後の脈絡関係無く取りだしてみたり、それを切り貼りして別の意見のように見せたり、場合によっては見出しと内容が真逆な場合もあるわけで、それはもう立派な「偽装工作」と言っても良い位。ネット時代の到来とともに、メディアがこれまでやってきた方法が通用しなくなり、それを真摯に受け止めて新しい時代に合わせて変化すればまだしも、それを自分達への攻撃と受け止めて頑なに否定するのでは、残る道は衰退していく滅びの道しか無さそう。まぁ、それも自然淘汰と言えば言えなくも無いのだけれど。
  2. 働き方改革 - 働かせ方改革
    「働き方改革」ということで、例えば残業時間が制限されたり、テレワーク等新しいワークスタイルが推奨されたり、大手企業でも副業を許して仕事の視野を広げたり、いろいろとこれまでに無かった施策が生まれてくるのは良いのですが、まだまだ十分では無い部分もあり、場合によっては「働かせ方改革」と受け止められる部分も。今問題になっている非正規労働者に対しての支援にしても、元々は企業や職種に縛られない「自由な労働」みたいな感じで受け入れられたのが、経済のデフレの進行とともに、どんどんコストカットの手段として広まってしまったのが問題。一方で、人口減少とともに労働力確保が問題になったり、それでも氷河期世代の就職はままならなかったり、そう言う需用と供給のギャップを何か上手く埋められないかとも思うんですが、なかなか良い方法は浮かばないですよねぇ...
  3. 俺様正義 - PPC (Personal Politically Correctness)
    今更、ではあるけれど、SNSを中心に、最近では商業メディアですら「俺様正義=自分こそが真実を語っている」みたいな情報発信が多くて、「いゃ、それは違うだろう」と。それぞれが、それぞれの理解の元、それぞれの意見を言うことは勿論自由。それに対して、自分はこう思うということも自由。重要なのは、そういう情報交換から、新しい知見で会ったり、相互理解が進むことであり、決して相手を論破することが目的では無いはず。それでも、議論の末相手も納得して自分の意見が通るなら良いのだけれど、単に声の大きさ(言葉の羅列)で相手を撃破しようという感じの発言ばかりで、ちょっとなぁ... SNSの目的が、ディベートする事では無いから、それは仕方ないのだけれど、ディベートでなくても自分の意見を公開するのであれば、そこには色々な反応があるということをもっと理解しないと、結局は俺様正義を振り回すだけの迷惑行為にしかならないことを再認識した一年かも。
  4. ラグビーW杯 - 予想以上の成功
    正直、大会前はこんなに盛り上がるとは思っていなかったし、正直、日本チームが全勝で予選を勝ち上がるとも思っていませんでした。目玉の一つだった、新国立競技場での開催も出来ず、果たしてどうなるんだろうかと思ったら、それこそオリンピック級の盛り上がりで、大会としても日本チームとしても大成功の結果に。さらに、同じ「楕円球のスポーツ」ということで、アメフトに対しての誤解も生まれて、一寸露出も増えたし(笑)。ただ、正直なところ、既にラグビーの熱気はかなり冷めてきている印象は否めない。活躍した選手の皆さんは、今でもスポーツ番組とかゲスト出演しているんですが、以前ほどのインパクトは無くなっている気がするなぁ。まぁ、年明けから始まるリーグ戦や、プロ化の話題などで、どれだけ熱気をリカバリー出来るか。まぁ、アメフトなんか、まだまだ後塵を廃しているわけで、少しでも爪の垢を煎じて飲まないと。
  5. 政党疲れ - 与党疲れにそれ以上の野党疲れ憲政史上最長の政権になりそうな安倍政権。確かに株価も上がり、給与も毎年少しずつですがベースアップし、国内だけで無く外交的にも成功しているけれど、満足感があるかと言われれば、決してそんなことは無い。それでも、選挙の度に大勝をして8年間も政権を維持しているのは、やはり何か理由があるはずですが、それは結局対峙する野党が四党以上にどうしようも無いことなんじゃ無いかと。政治に不満はあるけれど、消去法で投票先を考えていくと、結局は野党候補が外れて、与党候補とか無所属に票が流れるしか無いと。それが、直近の参議院選挙でNHKから国民を守る党やれいわ新撰組が議席を得た理由ですよね。野党は、一度分裂した党を再合流して昔の「民主党」に戻そうとしているけれど、今のままでは以前の失敗の時以上に国民からそっぽを向かれるだけと思うなぁ。国民が期待しているのは「安倍政権を止めること」ではなく「経済をよくすること」それだけなんだけれど。
  6. 譲位と令和
    やはり、今年最大のニュースは、上皇・上皇皇后様の譲位と、それに続く天皇陛下・皇后陛下の即位。そして新元号への切替でしょうね。昭和天皇崩御の時を経験している自分としては、混乱と不安の中で代替わりするよりは、国民みんなが感謝の気持ちを込めて譲位して抱く方が、どちらにとっても望ましい形。それに、やはり年齢も年齢ですから、上皇・上皇后様のお二人には、余生はゆっくりと過ごされて欲しい訳ですし。自分の親が、それこそ死ぬ間際まで働き詰めというのは親不孝でしか無いわけですし。また、譲位に伴う年号変更も、時期をづらして行ったわけですが、これも社会に対しての影響を出来るだけ少なくするためというのも理解出来るわけで、個人的には今回の対応は良かったと思っています。皇室の継承に関して議題に上がっているけれど、崩御による継承よりも、その時代時代に合わせて継承していく方が、より望ましいと思うし、より強くなる気がします。
  7. 消費税10% - 切りは良くなったけれど
    二度の延期の後、とうとう実施された消費税10%への増税。間接税派の自分としては、広く均等に課税される間接税(=消費税)は公平性が担保されていると思うものの、収入の差によって「10%」の意味は大きく異なってくるわけで、その手当は必要だよなぁと。今回軽減税率が適用されましたが、凄く中途半端。食料品は0%にする一方、嗜好品とか貴金属には別の税金を追徴するような、物品税みたいな物を考える必要は有るんじゃ無いだろうか。数少ない今回の増税のメリットを考えると、一つは10%になり計算しやすくなったこと(マテ)と、もう一つはキャッシュレス決済だと何%か還元されるので、それによりキャッシュレス決済が広がるかもしれないということ位か。それと、税金を取る方の議論も大切だけれど、それの使い道、特に大きな金額になっている社会保障とか医療費など、このままだとどんどん膨らむだけの部分に関しての対策も、これからは考えないといけないでしょうね。
  8. 自然災害 - 社会インフラ再編成
    毎年、台風とか大雨被害はあるけれど、今年はそれが酷かった印象が強く残ります。まだブルーシートの対策しか成されていない地域も残っているわけで、タイミング的に東京2020関連で建設資材の高騰や人件費の高騰など、不利な状況も復旧にブレーキをかけている。自然災害自体をコントロールする事は事実上不可能なわけですが、それを予想して対策していくしか無い。問題なのは、例えば都心などは人も集中しているから、それなりに予算をかけられますが、地方などに行くと予算も無い、人も少ない、でも一旦自然災害が発生すれ被害は大きいという悪循環は断ち切れない。人口の減少も考慮しつつ、都市機能の効率化をしながら、対策も効率的に対応出来るように市内と行けませんが、その為には強制力が必要なわけで、なかなか人の気持ちを動かすのは大変。東京2020関連の建築ブームが一段落したところで、今度はそう言う方向に集中する必要性が認識されるかが来年のある意味勝負の年なのかも。
  9. Windows7いよいよ終了 - でも、まだ残る
    来年1月14日でWindows7のサポート期限が終了するため、今年は自分の仕事でもWindows10への移行や対策に関しての仕事がぐっと増えてきました。具体的な数値はまだ聞いていませんが、それに関連してパソコンの販売も好調らしかったけれど、来年はその反動で逆に厳しい商戦になると営業関係は戦々恐々としているらしい。Windows7が登場したのは、2009年なので丸々10年以上もサポートされてきたのは、それだけニーズもあったし、それなりに安定していた環境だったからとも思います。既にWindows10の占有率は50%を超えていますが、Windows7もまだ20%以上も残っているわけで、この移行をどうするのか企業IT関係者は頭が痛いでしょうね。ただ、そう言う企業ユーザーは、大企業というよりもIT管理にリソースが不足している中小が多いと思うので、負担はかなり大変だと思う。Windows10も、以前のように"SP(Service Pack)"とかバージョン管理が名前で分かるわけでも無いし、同じ名前でモ内容ががらっと変わったりと、結構扱いが面倒。MacOSの様に、互換性をちゃんと担保してくれるなら良いのですが、その為にはエンドユーザー側も自分のシステムがどこまでサポートされるか理解しないといけない。でも企業ユーザーだと、なかなか壮観たんには行かないんですよねぇ。
  10. 新車購入 - 世界観が変わる
    個人的に今年一番のニュースは、12年振りに買い換えた車かなぁ。お値段的にも、単品では今の所人生で最高額の買い物だし。新車という事も有り、購入当初はウキウキしながらあちこち週末にドライブするのが楽しみでしたが、最近では近所への買い物車になってしまい、ちょっと(かなり?)宝の持ち腐れ状態。それでも来年は余裕が出来るから、久しぶりに遠出とかもしてみたい。昨年販売開始された新デザインの新車ということで、搭載されている電装品も最新版な訳で、個人的興味も尽きません。未だに、全て理解して使いこなしているとは遠い状態で、運転中に「あぁ、ここをこうしたい」と思うんですが、運転中に設定を弄ってみたり試してみたりは出来ないので、そこが歯がゆいですよね。停車中でも、マニュアル見ながら機能確認出来るような、シミュレーションモードみたいな物を搭載してくれないだろうか > トヨタ
    この歳になって、やっと実感し始めた「走る喜び」(笑)。安全運転第一で、来年も色々なところに出かけたいです。
それ以外にも、色々気になった事柄を備忘録的にまとめると。
  1. AI/量子コンピューター
    「今年も」なんでしょうけど、AIや量子コンピューターの話題が昨年以上にメディアに登場した一年。パソコン黎明期に、パソコンが「何でも出来る魔法の箱」と言われたように、AIも美しい誤解の中扱われている気がするけれど、量子コンピューターもそろそろそんな領域になるんだろうか。AIにしても、何が出来るでは無く、同利用するかが重要な訳で、その使い方が広まる一年に来年はなるんだろうか。まだまだスタートレックの世界は遠いことだけは事実。
  2. NBA/NFL観戦
    NBAは、30年振り位? NFLも5年振りの観戦。どちらも熱戦で、しかも地元チームが勝利して、最後は異様に盛り上がり、試合内容も満足感も満点でした。試合内容も然る事ながら、その演出方法とか盛り上がり方とか、試合観戦を単なるイベントではなく、エンターテイメントとして演出していて、それが年々進化しているのが凄いとマイ感じます。さらには、ITを駆使して、観客サービスも凄いし。日本のスポーツイベントにも参考になる事は沢山あるんですが、技術的な問題以前に運営側の意識とやる気が、まだまだ足りない気がします。
  3. 遠ざかる韓国
    年初のレーダー照射問題に始まり、徴用工問題に、GSOMIA問題に、輸出管理厳格の話と、今年は韓国関連の話題が例年以上に多かった気がします。とは言って見、殆どは韓国が独り相撲をしてどんどん広げているだけの話で、特に日本は関わること無く粛々と相手の対応や反応を見ていれば良いと思うし、これまで態度を曖昧にしてきたことが現在の問題に繋がっていると思う。で、仮に今の文大統領時代に何か解決したとしても、次の大統領の時にはまた卓袱台返しされるわけで、それが繰り返されてきたのが日韓関係。日本人としても、もういい加減にしてくれよ感が充満した一年だったでしょうね。
  4. 羽田シフト
    羽田空港の離発着枠が大幅に増枠されて、それに合わせて国際線が増便。特に、これまで手薄気味だった米国線が日米両方で50枠(50往復)も増便されるため、どこの航空会社も成田から収益性の高い羽田に移管してきて、それにより成田は一時的に国際空港としての競争力低下状態に。ANA/JALは、アジアへの乗り継ぎ客対策で、そのうちに成田便も復活させるかもしれないけれど、米系は最後にUAが残る位で縮小していく気がする。成田の第三滑走路供用開始まで、まだ10年近くありますが、それまで生き残っていけるのか。
  5. FFP/FSPルール改正
    メインのFSPである、SPGがMarriottとの合併によりBONVOYに変わり、それによりルールが大きく変更されたり、FFPのUA MPも、これまでのRPU/GPUのクーポン制をポイント制にしたことは評価できるけれど、上級メンバーの資格取得ルールが、マイルベースから購入金額ベースと、完全に「貢献度評価」になったのはかなり痛い。「金の切れ目が縁の切れ目」というのはビジネスの基本なんですが、もともとFFP/FSPは顧客を繋ぎ止めるためのロイヤリティプログラムだったものが、いつの間にか企業側の収益モデルの一部になってしまいましたね。来年は取りあえずこれまで同様資格獲得に頑張るつもりですが、2021年はどうなるか...
来年のことは分からないけれど、少なくとも東京2020という大きなイベントがあるわけで、それに向けて前半はこれまで以上のもの上がりが生まれていくことは確か。心配なのは、その後と、今年も色々あった自然災害がどれだけ影響するか。さらには、衆議院選挙も想定されるし、来年は後半の東京2020移行、大きな変化が生まれてくるかも。それでも、ささやかで良いから、落ち着いた一年にしたいですね。

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