2014年7月31日

ギャップフィラー

今年もやっと半分一寸が過ぎた時期ですが、自分には珍しくUA MP 1Kの更新に必要な100,000PQMのうち、早くも76,000PQMまだ到達しています。来月中旬にはNRT-BOS-SFO-NRTという旅程を予定していて、予定通りにフライト出来れば22,500PQM程度追加されるはずなんですが、それでもまだ1,500PQM程足りません。11月、12月にも旅程を入れているけれど、それらは全て特典予約なのでPQMには貢献できず、従ってどこかで1,500マイル程度のフライトをしないといけません。

一番単純簡単なのはHND-OKAの往復で、予約クラスにもよりますが一回往復すれば2,000~3,000PQM位は獲得出来るので、これが一番簡単。ただ、沖縄に行っても短い間では余り楽しいことも無いわけで、それなら何処か海外へ行きたいと思うのが正直なところ。USへは11月12月に行く予定が入っているので、それ以外の場所となると、やっぱりアジア方面かな。UAのアップグレード権(RPU/GPU)がまだ沢山残っているので、これを利用して安く楽にフライトしたいんですが、如何せんUAのアジア路線は、韓国とシンガポールだけになってしまい、選択肢が限られてしまいます。で、一番手軽なのがグアム線。距離的には往復すれば3,000PQMは確実に獲得出来るので問題無し。フライトも、成田から3便、名古屋から2便あるので何とかなりそう。ただ、グアムも小さな島なので、一寸見るところも見てしまい、一寸モチベーションは余り高くないのも正直なところ。

ANA発券で台湾行きも選択肢の一つ何ですが、如何せん滞在期間の制限で少し日数を取らないといけないのが難点。個人的には、今年のG.W.の行きそびれたシンガポールに久しぶりに行ってみたいのだけれど、最近のUAだとアップグレード枠が直前にならない開放されず、さらに開放されてもなかなか回ってこないので、それが問題。しかも、9月は秋分の日の連休周辺は、中国の中秋節のお休みと重なるので、シンガポール方面は既に満席状態の雰囲気。別に急いで1,500PQMを埋める必要は無く、それこそ12月31日までに達成すれば良いわけだから焦る必要は全くないんだけど、どうもせっかちな性格からか早め早めに準備しないとという気持ちが強くなって困ります。10月の体育の日の連休前後も、今のところ予定として開いているから、このあたりに絡めるという手もあるんですが...

もう一つ考えているのが、11月12月の特典チケットの旅程で、日米の往復は特典チケットを使いますが、その間に米国国内移動のチケットを発券して、それで1,500PQMをカバーしようかと。多分この国内移動で一日潰れるので、日程的な問題も絡むのですが、12月の旅程が比較的日数的には余裕があるんですよね。ただ、この時はNYを拠点にする予定を入れているので、そうなると時期的に雪や寒波の影響が心配。国内移動して戻れなくなり、国際線も乗り継げないなんて笑い話にもなりませんから。11月の旅程は、どれもサンフランシスコでの49ersの試合観戦飲みに集約した予定にしているので、一寸そう言う国内移動を挟む余裕がありません。なかなかジグソーパズルは上手くはまりませんね。

うなぎパクリ

韓国のお菓子というと、日本の有名菓子類のパクリベンチマーク(笑)をしたものが多くて、グリコのポッキー、カルビーのかっぱえびせん、さらには準韓国企業と言っても良いロッテのコアラのマーチとか、上げれば切りが無いくらい。残念ながら韓国産の真似っこお菓子は食べたことが無いので味の評価は出来ないけれど、パッケージングといい形状といい、劣化コピーみたいな印象を受けるものが殆ど。で、その光栄ある(?)ベンチマーク商品に、地元の有名お菓子「うなぎパイ」もとうとう選ばれたようです。

お菓子の形状は、本家うなぎパイよりは少し白っぽい「白焼き風」ですけど、こう渦を巻いたような形状は同じ。袋も、本家は赤いロゴマークで、こちらは白地のロゴだけど、何となく本家の「うなぎパイナッツ入り」と「うなぎパイミニ」のパッケージを合体させたような感じ。

製造元の韓国の会社経営者は、2年前から開発を初めて浜松の俊稼働の工場見学にも来たことがあると記事には書かれていますが、うなぎパイは50年以上販売しているはずだから韓国でもそれなりに知名度はあるんじゃ無いかと思うし、大体工場見学して形状をわざわざ真似なくても。

いつも思うんだけど、仮に素材とか内容を真似したとしても、そこから新しいお菓子とか別のアイデアを入れた物を作れば、それはそれで誇れる仕事だと思うんですよね。例えば、うなぎパイを食べていて思うのは、板状に織り込んで焼いているから、食べている途中でぽろぽろ欠片が落ちるのが個人的には嫌です。だから、「うなぎパイミニ」なんていうのも登場したと思うんですが、もっと小さな一口サイズのパイとかスティック状の物とか、形状だけ見ても改善する余地は大いにあります。また、韓国のお菓子では甘辛い物も多いと思うけれど、唐辛子パウダーをかけてみるとか、味付けだって工夫すれば日本に無いものが生まれるだろうし。なんか、そう言う努力と言うか改善の様子が見えなくて、単に右から左に持ってきただけの印象の商品を「韓国由来」とか「独自の製品」なんて言うから反発されるんだよなぁ。

最近「ヘイトスピーチ」が話題になっていますが、彼らの考え方や行動には一切賛同しないけれど、ああ言うことをするグループが登場してきたことには、日本だけで無く相手側にも理由(原因)があるということは理解して貰わないと。


お酒もほどほどに

関空発ホノルル行きのデルタ機の中で、酒に酔ってCAに暴力を振りホノルル到着後に逮捕された日本人男性乗客。その裁判が行われて、禁固三年の実刑が言い渡されたという記事。普通にレストランで泥酔しての行為ならもう少し軽い量刑だったのかもしれないけれど、飛行中の機内での行為という事で重くなっている気がします。

で、個人的に気になったのが記事の中で

「男は今年5月、関西国際空港発ホノルル行きのデルタ航空機のファーストクラスに搭乗。」

と書かれているけれど、デルタって2クラスじゃ無かったっけ? 一応SeatGuruで確認して見ると、関空へはA330-300かB747-400を使用しているみたいですが、どちらも2クラスの機体。多分記事を書いた記者の勘違いなんだろうな。機内ではアルコールの周り具合は早いので、飲み過ぎには注意という事は、何処の航空会社も言っていると思うけれど、新婚旅行という事でその当たりの箍が最初から外れていたのかな。今回の裁判結果で、多分当分は米国入国出来ないので、仮にやり直しの新婚旅行をするなら別の土地を探さないと。その時には、是非禁酒で搭乗して貰わないとね。

2014年7月30日

スマホでチェックイン@Hilton

ITmediaの記事から、Hilton Worldwideが2016年末までに、宿泊客が自分のスマホでチェックイン/アウト、ルームキー、部屋の空調調整等出来るようにするという記事。私も大手5チェーン(SPG、Hilton、Hyatt、InterContinental、Marriott)のアプリをiPhoneに入れていますが、SPGとかHyattはチェックイン出来た気がします。それをさらに進めるという事ですね。でも、I/Fはどうするんだろうか。NFCを使うのか? あるいは、Wi-FiとかBluetoothを使うのか。2016年頃には、多分今以上にNFCは普及しているけれど、それでもスマホへの搭載率はそんなに高くないでしょうね。となると、一番ありそうなのは、Wi-FiのMac Addressとスマホの個体識別番号を組み合わせてそれを個別の登録番号にでもして、その情報をもったWi-Fi経由のアクセスを、顧客からのリクエストとして処理するんだろうか。

で、同様のサービスは英国のホテルでも提供されるんですね。スマホじゃ無いけれど、室内のテレビモニターでチェックアウト処理とか、サービスリクエストが出来るホテルが多いけれど、今後はスマホやタブレットがホテルステイの必需品になりそう。

個人的には、FSPの上級会員向けサービスや情報提供が、どの様にこのスマホアプリに組み込まれるのか興味が有ります。例えばスマホ経由で部屋の選択をして、そのままチェックイン出来ると記事には書かれているけれど、アップグレード処理とかどうなるんだろうか。また、上級会員向けには、そのホテルで提供される特典の選択や、ラウンジ情報とかの提供もして欲しいですよね。フロントを経由せずにホテルに入り出ることも可能になるわけだから、本来フロントで提供されていた情報は網羅して欲しいですね。

ふと心配なのは、これらのサービス提供がWi-Fi経由なら良いけれど、電話回線(3G/4G/LTE)経由でとなると、海外旅行の時には現地のSIM利用が必須になるのか。国内キャリアーのローミングサービスだと、逆に割高になったりして。それは困るなぁ。

SKY - A380 = -700億円?

スカイマークが、経営状況や円安/LCCなどの周辺環境の変化に伴い、契約していた6機のA380を、最初の2機の購入時期を遅らせ、残り4機はキャンセルしたいという記事。第一報を聞いたときには、「あぁ、やっぱりか」と思ったけれど、対するエアバスの違約金要求もえげつない感じが(笑)。まぁ、契約したのが4年前だから、そろそろ最初の機体はロールアウトする頃だろうか。となると、そのA380を他社の機体に振り返るにしても手間暇コストがかかるから、そう簡単にはいかないかも。特にスカイマークの場合は、同社には珍しく座席の配置にゆとりが有るような内容だから、そこから変更するのは大変なのかな。でも、そう言うコンフィグの自由度が飛行機の内装の肝だし。

しかし、違約金を請求するだけでなく、購入する場合にも大手傘下に入るように要求するなんて、エアバスもなかなか高飛車ですね(笑)。まぁ彼らとしても代金取り立て不能になりたくは無いからだとは思うけれど。でも、今からANAやJAL傘下というのはちょっと想像出来ない。もしかすると、DLが食指を動かすのかも。UAやAAと事なり、日本国内の提携航空会社がありませんからね。ANAやJALと比べると規模では劣るものの、それで国内の主要地域は網羅しているし。DLとしても、自社でアジア圏内はカバーしているし、国内線専門のスカイマークでも特に問題は無さそうな気もします。さて、どうなることか...

夏の景色

毎度お馴染み「金曜日の新幹線」番外編。ここの所、色々突発的な仕事やらあり、金曜日以外の曜日に新幹線に乗車する機会が増えています。正直歳のせいか、朝の新幹線乗車のために、いつもよりも早めに起きなきゃいけないのが最近はちょっと辛くなってきました。朝起きるのは良いんだけど、絶対寝過ごせないので目覚ましをセットして、大体の場合その目覚ましに朝起こされるのですが、これが辛い。最近は起きる頃には外も明るくなるので、それで目が覚めることもありますが、この時は問題無いんですよね。「爽やかな目覚め」とまでは言わないけれど、まぁいつもと変わらない感じ。ところが、目覚ましに起こされると、強制的に目を覚まさせられるからどうしても調子が悪い。最悪なのは、早めに目が覚めてしまい、ウトウトしていたときに目覚ましで起こされること。この時は、一日中調子が悪くなります。夏の場合は暑さで眠りも浅くなりがちだからなおのこと辛いかも。

そんな夏の新幹線。特に7月後半から8月の間は、学校が夏休みと言う事もあり、一寸償却の客層も変わってきます。小学生くらいの子供が家族で移動する機会が増えるんですね。子供が増えるのは良いのだけれど、最近の傾向として小さい子供もお父さんお母さんを真似して子供用のキャリーバッグ(多分中身はほとんど空)を引いて走り回ったりしますから、子供だけで無くバッグにも注意が必要。駅によってはホームが狭いところもあるので、一寸ひやっとする場面にも遭遇します。

この時は富士川を通過するときに久しぶりに富士山が見えました。ここの所天気は良くてもこのあたりは雲でお覆われていたりして、なかなか富士山を見ることが出来なかったんですが、久しぶりに夏の日差しの中富士山が見えました。夏なので、透明感は無いけれど、流石に頂上付近の少し残っていた雪ももう解けたみたい。そう言えば、先日ホテルに宿泊したとき、私の前の東南アジアからの旅行客と思われる女性の人が「今日富士山に登りたいけれど、どう言ったら良いか情報ある」みたいな事をホテルスタッフに聞いていました。何となくインド系と言う雰囲気の女性。夏の気候に合わせて係争風通しの良い服装だったわけで、一寸このまま行くつもりなのか心配になりました。夏の富士山と言えども、ちゃんと装備しないと遭難する危険性大ですからね。まぁ、五合目位で満足してくれれば良いけれど。暑い中空調の効いた新幹線で移動出来るのは助かりますが、猛暑の影響か最近新幹線車内の空調設定温度が少し高い気がする。だから暑い外から車内に入っても「ひぇー」という感動が小さくて、それだけが新幹線移動最近の不満かな。それも夏の景色なのかも。

2014年7月29日

備えあれば憂いなし

昨日夕方のローカルニュースや、全国ニュースの幾つかでも取り上げられていた、一日近くも海上を漂流して伊豆の伊東から40kmも離れた下田迄漂着して何とか浜辺に戻れたシュノーケリングダイバーの話題。放送された内容を聞いていてビックリしたのは、先ずこの人は神戸の人で土地勘も含めて地元の地理には全く知識が無いこと。さらに、ある程度泳げる人なのかと思ったら、そうでも無いという話で、じゃなんで一晩中漂流して助かったのかというと、一つは水温が比較的暖かくかつ保温性に優れた「ラッシュガード」という水着を着用して、体温の喪失を防げたこと。さらに、少ない中の知識の中でも、兎に角体力の温存と呼吸の確保と言う事で、流れに逆らわずに顔だけ出して浮かんでいたこと。その時にも、マスクとシュノーケルのパイプは確保していて、塩水を飲み込んだりしないような状態を維持していたこと。さらに、通常は西風で伊豆半島から離れていく方向なのに、この日は東風が吹いて半島の沿岸から離れずに流されて、最後は下田の砂浜に漂着できたこと等、聞いていてなんか少ない手札の中で持っている札全てがはまって相手に勝ったような印象。それだけに、たまたまそう言う幸運が重なって戻ることが出来たとも言えるんですが。

でも、この暑さが厳しい時期であっても保温性の高い水着を準備していたり、最低限のでも一番必要な知識は持っていたりと、この人なりに準備としていたことが役だったことも事実で、やはりそう言うことをちゃんとやっていれば、万が一の時にも何とかなる確率が高くなるんだなと感心しました。富士登山では、最近ではハイキングとか散歩のような格好で山に入り、遭難しかける人も多いけれど、それとは逆の話ですよね。

病院に収容されたご本人の映像が映ると、ずっとしていたのだろうマスクの後がクッキリと顔に付いていて、凝りゃぁ暫くは焼けた顔の下半分とマスクで覆われて白く残った上半分が当分残って大変だろうなと思ったけれど、それで命が助かったのなら御の字ですよね。もう何年も海に入ることも無いけれど、海だけで無く川であっても、あるいはプールであっても、昔ほどの体力は全くないことや、思い込みで出来るなんてことは思わないように必ず自戒しないと。その数日前には、幼い子供の水難事故が続いていただけに、まだまだ暑さが続くこれから、注意して注意足りないことは無いし、備えを進めて無駄になってもそれは良かったと前向きに考えないとね。

悔しい負け方

日本だけで無く海外でも話題になっている、夏の高校野球石川県予選での星陵高校 vs 小松大谷高校の決勝戦の試合。9回表まで先行の小松大谷が8-0でリードしていたのに、9回の裏後攻めの星陵が一気に9得点を上げて劇的逆転サヨナラ勝ちを納めた試合。昨日の夕方のニュースでは、某ニュース番組のキャスターが「勝っても負けても高校野球らしい清々しい試合」みたいな事を言ってから、この試合の様子を放送していたけれど、負けた方は何百倍も悔しいって。破れた小松大谷高校は20何年ぶりの甲子園出場が掛かっていたそうで、もうほとんど地区優勝に手が掛かっていてあと一息のところから崩れてしまいましたね。多分、3点とか4点目位迄は、一つずつアウトを取っていけば位の余裕があったかと思うけれど、それが5点になりさらに同点に追いつかれたところで、精神的に金縛り状態になってしまったんじゃ無いだろうか。

予選に適用されるコールドゲームのルールだと、7回までに7点差をつけていて、小松大谷の価値だったそうですけど、色々な事情からそういうルールを適用しなければならないことは分かるけれど、それならば予選でも同じような逆転劇が生まれたかもしれないわけで、やっぱりやりきれない感じがします。

スポーツの世界は、どうしたって勝つか負けるかが最後に決まるわけで、そう言う意味では8点差を最後の1回でひっくり返した星陵を誉めるべき何だろうけど、別の言い方をすれば最後に価値を意識して硬くなってしまった、あるいは予想外の追い上げを受けて浮き足立ってしまった小松大谷の選手の経験不足も原因としてあるのかも。悔しい気持ちは分かるけれど、それを次に繋げていき今度同じような場面の時には相手を突き放す力強さを渡していくのも、歴代の選手・コーチの役目ですからね。今は気持ちを切り替えて、次の目標を目指して欲しい。

2014年7月28日

優先順位

タレントのローラの父親が、国民健康保険の制度を悪用して海外での治療費を不正に受け取っていて逮捕された事件。「国民健康保険」なのに、何で外国人がと思ったけれど、日本に長期滞在していて健康保険料を払っている外国人も対象になるんですね。で、記事にも書かれているように「日本は簡単に金をくれる」という一言が、やっぱり舐められているなぁという印象。健康保険だけ無く、以前には生活保護費を受け取るために一族郎党20名以上の申請をして受け取っていた例もあったりしましたよね。生活保護に関しては、先日最高裁で保護対象は「日本国民」という判決が出て、今後長期滞在者は勿論、永住者にも居住自治体の財政状況に応じて対応が変わると思うんですが、いずれにしても無尽蔵に財源があるわけでは無いので、どこかで線引きをしないといけないし、優先順も決めないといけない。

一般的に考えて、やはり「日本国内の問題である以上、日本国民が最優先される」のは自明のことだと思います。その次として、国政機無いけれど永住資格を持っている日と、永住資格は無いけれど、必要な納付措置をしている長期滞在者、そしてその他位でしょうか。最優先の国民にしても、所得によって差はあるわけだし、今後は例えば子供の数やその年齢等で差が出てくることもあるでしょう。でも、すでに税金で得られた予算範囲を超える支出が発生している現状では、どうしたって破綻することは目に見えています。今問題になっているような、外国人対象の支払い作業を仮に全廃したとしても、その金額は生活保護や保険分野全体から見たら微々たる物かもしれない。でも、予算措置などの現実的な問題以前に、この制度を利用する利用者の意識として、必要な人のところに必要な措置が提供されると言うモラルと言うか原則的なルールを守らせる措置をちゃんと講じないと、結局は制度システムとして崩壊する方が早いかもしれません。

今回は有名タレントの父親と言う事で注目が集まっているだろうし、さらにタイミング的に外国人に対しての補助ということでも注目されているとは思うけれど、もっと根本的な事は、この互助システムをちゃんと高価のある継続的な物にするために、最大多数の日本人自体のモラルももう一度考え直さないといけないという警告でもあるんじゃ無いでしょうか。確かに高齢化すると体のあちこちに不具合が出てきて、病院にもこれまで以上に通うことになるかもしれないけれど、でも正直なところ病院の待合室が高齢者のサロン的な立場になっているのはどうかと思うし、苦しい生活費や仕事がなかなか見つからず苦労している家族も多いとは思うけれど、でもそれなりに収入があるのに一度手に入れた特権は手放さないという人も多いと思う。

日本的な美徳だと思うけれど、性善説的な前提に基づいたシステム設計をしている制度が多いように思います。それはそれで重要何だけど、日本以外の周りを見渡すと、その逆の思想の中で生きている方が多いんですよね。だから日本も性悪説に元ずく制度設計をしろとは言わないけれど、周りの人達とかまた悲しいかな最近の日本人の思考としてもそういう方向性になりつつあるという現状を認識して、そういう部分をちゃんとフィルタリングする仕組みを取り込んでいかないと、結局は日地番必要な人達に必要なサポートが届かないシステムになってしまう気がします。

監視都市

上海の食肉加工工場での偽装事件に関連して、中国や東南アジアでの現地製造作業の様子を伝えるニュースが幾つかこの週末に放送されていたんですが、ある都市の内容にちょっとビックリ。都市名は忘れてしまったんですが、ここ、市全体で製造工場や農業施設の誘致をしていて、当然ながら遠隔モニターでの24時間監視などもしています。で、驚いたのが、そのモニターが市役所のロビーに並んでいて、誰でも撮影されている作業の様子を見ることが出来ること。一つの企業だけで無く、全ての工場の様子が(多分自動的に切り替えられて)映し出されています。丁度、テレビ局が他局の様子をモニターしていたり、デパートなんかでデジタルサイネージュをやっているような光景でした。あれ、ライバル企業が並ぶこともあるだろうし、当然製造技術とかのセキュリティはどうなっているのか疑問ですけど、正直「そこまでやるか」という感じ。委託元の企業が、東南アジアなどに展開している向上の様子をリモートで監視することは、今では余り珍しくないけれど、行政機関がそこまでやるかというか、流石中国だからそこまで出来るとも言えますよね。

不正行為監視のためとはいえ、でもその映像に監視されている作業者の人達はどう言う気持ちや感情で仕事をしているのか。後ろめたいことが無ければ、目の前にカメラがあるわけじゃ無いから気にならなくなるんだろうか。でも、映し出される映像は清潔な作業衣を着用した製造作業の様子だけど、何故か刑務所みたいな印象を受けたのが一寸ショックでした。

技術の発達で、解像度の良いカメラが安価で利用出来、さらに録画技術や解析技術の進歩で、24時間監視して手製な行為なども直ぐに分かるようになってきたから、こういう設備を入れることも出来るし、それによって効果も出ているんだろうけど、そこまでして監視しないとちゃんとした製品が生まれないと言う事はもっと問題だよなぁという印象も。一寸昔までは「監視モニター」と言えば、作業が終わった後泥棒とかの防災用に使う物だったのが、今では作業中の監視目的で使うと言う時代になったんだよなと、一寸寂しい気持ちも。出、そんな映像を見てふと思ったのが、ウェアラブルデバイスが進歩したら、嘘発見器の機能付きの腕時計型デバイスが登場して、一人一人の作業者の様子をモニターするような状態も将来的には登場したりして。で、不正な気持ちとか状況になるとアラートが上がって... そうなると、モニターに人工的なシグナルを発信する様な皮膚型のフィルターとか登場して...

でも、本当に行き着くところはSFの世界みたいな人間の感情コントロールみたいな話になるんじゃ無いだろうか。それならそれで、ロボットを使うほうが安心出来たりして。そうなると、日本のロボット技術が脚光を浴びて、日本が一大製造拠点になることも夢では無いかも。あっ、ロボットを動かす「電気」が足りないかもしれない...

報道ルール

長崎県佐世保市で発生した、高校の同級生による殺人事件。高校一年生のしかも女子高校生による殺人事件と言うだけでも飛散なのに、殺害した相手の首と左手首を切断していたとさらに信じられないような状況も報道され、一体どういう事情からどの様なことが発生したのか、想像すら出来ません。地元の有名進学校に通学していたと言う事で、何か学校の成績絡みなのか分からないけれど、ここ数日続く猛暑の暑さで何かが狂ってしまったとでも思いたいような事件。

事件の悲惨さと同じくらい身につまされるのが、事件後の各種報道で何度も画面に映される殺害された女子高生の写真。一方で、殺害したとされる女子高生の写真は、未成年者という事もあるからだろうけど当然ぼかしが入った物が使用されていて顔などは分からない状況になっています。この事件だけでは無いけれど、いつも被害者の個人情報は一般に公開されて、加害者はぼかされたままなのはおかしいと感じます。特に今回は15歳の未成年者の事件。名前すら出す必要は無いんじゃ無いだろうか。「佐世保市内で、しないの高校に通学する女子高生Aさんが、同級生のBさんに殺害された」という表現だけで十分事件の様子も伝わるし、悲惨さだって感じられます。

今の時代、仮に報道が匿名で行われたとしても、周りの人間が調べてネットにアップされることも確実ではあるけれど、だからといって公共報道機関が最初から特に未成年者の氏名を報道することは許されるのだろうか。いつも思うのは、仮に自分の身内にその様に事件が発生して命を奪われたとすると、その事実と向き合うだけでも精一杯で、ましてやテレビやメディアに取り上げられて、何度も事件の詳細や本人の名前さらにはプライベートのことなど報道されることは耐えられないと思うんですよね。事件の背景を知らせるために必要と言うことをメディアは言うかもしれないけれど、それは捜査権を持つ警察の仕事で有りメディアの仕事では無いはず。逆にメディアは視聴率や購読率をアップするために、多謝が報道していない刺激的な内容屋より希少性のある情報を探して報道しようとするから、ますます個人が蔑ろにされていく気がします。

さらには事件直後に双方の同級生にインタビューする場面も画面には登場したけれど、あれだった周りの人間には衝撃が強いわけで、どう言うつもりでインタビューして放送しているのかいつも疑問に感じます。高校生どころか、中学生や小学生に衝撃的な事件のインタビューとかしている場面なんか、個人的に怒りすら感じるくらい。テレビなどの「視聴率」と平行して「不快率」みたいな指数を導入して、それが視聴率を上回ったら何かペナルティーを与えるとか出来ないだろうか。メディアが真実を伝えることに注力することに色員は無いけれど、だからといって何でもかんでも表に出せば良いという話でも無い気がします。

2014年7月27日

HND-NGO by ANA

ANAが羽田発の国際線接続を意識して羽田-セントレア線を開設すると言う記事。愛知県や愛知以西の地域の人間にとっては便利な話となるんだろうけど、地元浜松殻のアクセスを考えると、浜松-セントレアと浜松-羽田の新幹線や私鉄での移動時間って、ほぼ同じ。それを考えると、わざわざ遠回りしてセントレア発羽田経由の国際線を利用する理由って、「マイル稼ぎ」しかないかも(笑)。また、セントレアでチェックインする方が、混雑している羽田よりも楽という事はあるでしょうけど。まだスケジュールが発表されていないのでどの程度の便数がどう言う時間帯に運航されるのか分かりませんが、もし可能であれば話のネタに一度くらいは利用してみようかと思っていたりして。

偽装が偽装?

先日報道された、中国の食肉加工工場での非衛生的な実態ですが、私もこの記事に書かれているように「どうやってあの映像を撮影したんだろうか」という疑問がありました。「潜入取材」というからには、従業員として中にはいっているのだろうけど、それにしては「隠し撮り」という感じの映像じゃ無いんですよね。しかも、普通は作業場所に仮に小型のカメラと言えども持ち込めないはず。さらに、マクドナルドの検査チームに対して「何処の会社」と聞いているシーンがあったけれど、あれだって普通はそんなことを従業員が聞くことは無いでしょう。それだけ、この加工会社のチェック体制や運用方法に不備があり、先週取材した記者でもそれだけ自由に活動できたと言う事もあるかもしれないけれど、逆に工場側としてはそう言うことには敏感になっているんじゃないのか? さらに、査察時には隠しておいた古い食材や問題のある食材を青いビニールに包んで運び込むシーンもあったけれど、そういうものって逆にもっと目立たないようにしておかないのか。

記事の最後には、外資企業叩きという話を書いているけれど、そうで無くても最近の中国の行動で中国から去る企業が増えているときに、そんなことをしてますます中国離れを加速してどう言う利益があるんでしょうね。国内企業優先にするのは良いけれど、競争力や品質の問題で外資系企業にはまだまだ追いつけない部分が多いはずで、それを補うためには外資との合弁や下請けなどでもっと力を付けないといけないはずなのに。

業種は違うけれど、もう20年くらい前に自分の仕事の関係で中国の会社を外部リソースとして使うようになり、その頃は北京とか上海などの都市部でも日本のエンジニアと同等以上のスキルを持ったエンジニアが、日本人のコスト(レーバー)の10分の1位で利用することが出来ました。それがだんだんコスト高になり、さらに安い人材を求めて都市部から内陸部の人材会社を探したりして、内陸部の大都市に移り、それがまたコストアップしてくると、内陸部の中堅都市に進んだりと、どんどん奥地に入っていったけれど、結局今では中国ではコストが高すぎて、他の国や地域の人材を利用するようになりました。食品加工の場合、人材だけで無く材料の調達も重要な要素なので、また違った話になるとは思うけれど、でも食品加工ではタイが昔から日本は利用しているし、今後そっちの方向に移るのだろうか。あるいは、今回の様に明らかに工程管理が甘い部分を徹底的に見直して、厳しい監視体制で作業をモニターするのだろうか。それはそれで、現地の労働力の反発を招きそうだけど。

いずれにしても真実は決して明らかにされない国の話なので、不安があれば利用しない、と言う一番基本的なところで防御するしか無いんでしょうね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

まだ年の半分が過ぎたところなのに、SPGのFSPは早くも第四コーナーを回ってラストスパートにかかり始めてしまいました。翌日所用があったため金曜日の夜に宿泊。給料日後の金曜日なので、横浜の駅周辺はいつも以上に混雑している感じでした。チェックインして荷物を置いて、外に食事にでたんですが、仕事で少し遅くなったこともあってか、近場のお店は何処も待ち行列が出来ていて直ぐに入れそうもありません。お腹も減っていたので、ホテルに戻り3Fのバーに入っていつもより多めにお摘まみを頼んで、それを夕食代わりに。もともと外で食べて軽く飲もうかと思っていたので、まぁそれが一度で済んだから御の字と思うべきか。金曜日の夜にしては、入ったときは結構空いていたんですが、流石にそのうち混雑するようになり、早めに部屋に戻って就寝しました。

これで年間19滞在目。今の予定だと9月頃には25滞在に達成しそうです。取りあえず来年のSPG Platinumもゴールが見えてきたというところ。それが良いんだか悪いんだか... (苦笑)

2014年7月26日

都市対国家外交

都知事と大統領という、結構格差のある対談を、これ幸いと利用する彼の国。次は向こうが日本に来て話をする番になったと言うことを理解しているのだろうか。日本は日本で、次は大阪の橋本市長、その次は名古屋の河村市長を送り込んだら面白そう(マテ)。もっとも、東京都の経済規模や予算額を見てみると、どちらも韓国以上の規模なんですよね。そういう意味では、対等に対談するにふさわしいのかも。

韓国側も、駐日大使に日本をよく知る人物を指名したり、外交担当者が日本側と接触したりしているけれど、結局は大統領の姿勢次第なんですよね。この面会でも、歴史認識一本槍でそれ以外の話題は無いみたいだったけれど、この人のこういう態度が変わらない限りは、今以上の改善は無理でしょうね。

世界には200近い国や地域があるけれど、それら全てと毎年首脳会談しているわけじゃ無いですよね。でも、だからといって問題が有るわけじゃ無い。比重が大きいと思われる欧米の国とだって毎年会談しているわけでは無いし、それ以外のアジア圏内の国だってそう。そう考えれば、今の中国と韓国に関しては、たまたま隣にいるけれどそういう国の一つと思えば良いんじゃ無い。以前も書いた記憶があるけれど、マンションなんかで近所づきあいをする場合、全員と仲良く出来ればそれは理想だけど、なかなか沿うも行かない場合があります。マンションなら、管理組合とか管理人さんが仲裁してくれることもあるけれど、世界の場合は国連の代表があれだし、全く期待出来ない。そういう場合は、あえて腫れ物には触らず距離を置くというのが一番当たり障り無い対処方法じゃ無いだろうか。それくらいの厳しい姿勢を見せないと、未来永劫こっちのいう事を聞け攻撃が続く気がする。

選挙の意味

AKB48の派生チーム、SHN48の総選挙が、中国の若者に「選挙権」の意味を教えるという記事。なかなか面白い視点だなとちょっと感心。確かに、先日のAKB48総選挙では、決戦前にそれなりの差で一位だったのに、逆に二位の候補がそれ以上の差で逆転し驚かれたけれど、その原動力が中国からの得票と言われていましたよね。殆ど「選挙権」なるものが存在しない中国社会で、自由に投票でき(でも、CDを買った分だけ投票券も貰えるというのは何だかな...)、さらにその結果がダイレクトに自分に返ってくるというのは、中国では無い経験でしょうね。

ただ、仮に自由に投票できるシステムが導入されたとしても、裏では政府共産党の意思が働いて、意図的な大量誘導が行われるんだろうなぁ。あくまでSHN48と言う限られた範囲で、しかもそのファンという限定されたグループでの行動だから、投票の持つ意味もそのまま反映されるんだろうけど。

日本の文化、特にアニメ作品が中国でも韓国でも日本理解の有力的な方法になっていますが、特にいろいろと制限が多い中国では、こういう「投票行動」とかが新鮮に感じられてこれまでに無い意欲も生み出すのかも。中国なりの社会システムがあっても、勿論良いわけだし無理に西洋風のシステムに移行させる事も出来ないわけですが、それでもどこかに共通項としての接点が無いとお互いに交流も出来ない訳で、そういう意味でもう少し彼らの世界なり生活が、こちらでも身近に感じる物に変化して欲しいと思いますね。それが彼らにっても、より良い生活実現に繋がるはずだから。

秋の試合スケジュール

秋のシーズンスケジュールが確定。今年はファーストステージから、あちこちに遠征予定が組まれていて、正直ちょっと大変。しかも、東京ドームの試合以外は、全部土曜日開催ということで、金曜日からの準備が大変そう。シーズン開幕まで後一月。色々準備を始めないと。

2014年7月25日

ネスレ業界脱退

コーヒーメーカー最大手のネスレジャパンが、自社の製品名称等を巡って業界団体と対立し、脱退するという記事。「インスタントコーヒー」を「ソリュブルコーヒー」と変更したことは知っていたけれど、単なる名称変更では無く製造方法も少し違ってたんだ。コーヒー液を乾燥させるのでは無く、粉砕したコーヒー豆も入れてあるんですね。これでTV-CMで、コーヒーのブラインドテスト最後にカップに何か残っている様子を見て納得するシーンの意味が分かりました。逆に言うと、それ程違いは分かりにくいというか。個人的には、普通のドリップコーヒーでもたまにコーヒー豆の粒が入っていることがあるけれど、あれが凄く嫌い。道具の種類にも寄るんだろうけど、サイフォンとかペーパードリップとかならまず入らないはず。味以前に、粉の顆粒が残るようなコーヒーは一寸個人的には嫌だなぁ。

で、ネスレとしては「インスタント」という言葉が嫌でそれを変更したい、自分達の言葉にしたいと言うことらしいけれど、そうなるとネスレ以外のコーヒーメーカーの立場もあるわけで、これはなかなか難しい問題の雰囲気。AGFを初めとして、他メーカーもこの際「インスタントコーヒー」という名称から独自の名称に切り替えたらどうだろうか。例えば「フラッシュコーヒー」とか「クイックコーヒー」とか。コカコーラの果汁飲料で「ミニッツメイド(Minutes Made/作り立て)」と言うのがあるけれど、「フラッシュブリュー(Flash Brew/淹れ立て)」なんてどうだろうか(笑)。

技術の発達と共に、それまでの方法とは違った方法でしかし品質は同等に近い物が生まれてくるのは自然の流れで、それはそれで歓迎すべきことなのは確か。入れ方の違いはあるにしても、ユーザーから見たら同じようにお湯を注いで作るところは何も変わらないので、「インスタント」と「ソリュブル」という言葉の違いほどの差も感じられないけれど、そういうところで差別化をしていくのも企業努力の一つだと思うんですよね。その上で、ユーザー(消費者)が、その差分を納得すれば、それが次の標準になるわけだし、逆に失敗して元の「インスタント」に戻ることもあるだろうし。

まぁ、ビール業界がしているように、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの中間的な名称を新設して、第三のカテゴリーを作れば良いじゃんとは思うんですけどね。個人的には「大豆コーヒー」とか、コーヒー豆以外の物を焙煎して、コーヒーのような茶色の液体を「コーヒー」と呼ぶ方に抵抗感は強いから、レギュラーだろうとインスタントだろうとソリュブルだろうと、一応ちゃんとしたコーヒー豆から抽出された物ベースの製品なら、そっちの方がまだ納得でき寝るというか抵抗感が無いというか。

インスタントコーヒーはほとんど飲まないけれど、社会人一年目の現場実習で、神戸のネスレ本社(当時はネッスル)には毎日何度も通ったので、ちょっと愛着はあるメーカーだったりします。世界を代表するメーカーでもあるわけだから、ここは何とか大人の対応で納めて欲しいところですよね。

Amex Goldをどうしよう

4年ほど前に、クレジットカードのブランドを揃えるために申し込んだAmex Gold。使い始めの頃は、色々不便な点が多くて不満が多かったんですが、最近はこちらで使う場所を無意識に選ぶからでしょうか、そういう不満も心なしか減ってきたように感じます。ただ、4年一寸使って感じるのが「キャッシング出来ない不便さ」。国内でキャッシングサービスを利用する事は先ず無いのですが、海外に行ったときは一寸現金が必要な場合がちょこちょこ発生します。海外で外出する時には、リスクヘッジのためにクレジットカードは1枚とかにして外出するようにしますが、この時にAmexを持ち出しちゃうとキャッシング出来ない。だからVISAかMasterCardを外出する時には持ち歩き利用し、Amexはホテル代とかエアチケット代とか用に使用するようにだんだんなってきてしまいました。勿論毎回現金引き出しするわけじゃ無いから、手元にそれなりの金額の紙幣があれば、Amexを持ち出すこともあります。ただ、そういうときに限ってAmex不可のお店で買い物したりするんですよねぇ...

で昨日、AmexからAmex Goldの年会費変更と新サービスのお知らせなるDMが届きました。内容に関しては、すでにAmexのサイトで後悔されているもので、特に目新しいものでは無いけれど、改めて年会が10%ちょっとアップする告知を読むと、継続するかどうか悩み始めてしまいます。金額的には3,000円のアップなので金額的にどうこうという話は無いけれど、それに伴って提供される新規のサービスと言うのが、結構VISA Platinumのサービスと被っているし、そのVISAのサービスにしても、ホテルの上級会員だったり、航空会社の有料ラウンジ会員だったりすると、サービスの半分くらいはそっちの方がお得な場合があります。何か余り有難味を感じないんですよね。

VISAにしてもAmexにしても、例えばダイニングサービスなんて地元のお店なんか一つも無いわけで、それでも私のように毎週横浜とか都内に出かける都合が有れば、チャンスはあるけれど、でもVISAのサービスにしても一度も利用したことがないわけだし、Amexだからこれから利用すると言うことでも無いわけだし。それならスパッとAmex Goldを切りましょうと言いたいわけですが、もともと今のAmex Goldを契約したリスク分散と言う事を考えると後退するわけだし、ごくごくたまにAmex絡みのキャンペーンとかあるから、ブランドとしてAmexは残しておきたい気持ちも。

キャッシング機能を考えると、プロパーのAmexじゃ駄目なわけで、そうなるとセゾンAmex系を考えることになります。で、セゾンのAmexを見ていて思い出したんですが、メインバンクのみずほ銀行で「みずほセゾン」のAmexがあったよなぁ。セゾンの「なんちゃってプラチナ」ですけど、サービス内容としては今のAmex Goldと大体同じような感じ。本家に無くてこっちにあるサービスで気になったのが、コナミスポーツの都度・月極会員として利用出来ること。自宅からはちょっと遠いけれど、最近体力の衰えを感じているだけに、これは良いかも。今のAmex Goldの更新が11月になるので、それまで少し調べてみることにします。

ER-hf5とER-4PT

6年前にiPod用にER-6iを購入し、それが2年位してUSから日本へのフライト中に調子が悪くなったためER-hf5を購入。ところが、2年ほど使用するうちに、ER-hf5のコードがコネクター部分で断線してしまい、それで自分でコネクターを半田付けして使っていたんですが、そのER-hf5カスタムモデル(笑)が無くなってしまいました。どうも、先日のOrlando旅行での帰国便の中で忘れてしまったみたい。自分で半田付けしてまで使い続けていた物なので、愛着も有りとっても残念です。

で、サブ機にしておいたER-6iを使おうかとも思ったんですが、ER-hf5はそれ程高く無いので、買い直すことにしました。ヨドバシのサイトでER-hf5を見つけて、今度は気分を変えるために前回の黒からコバルトを選択。ポチッとしてからも、画面に表示されるEtymotic Researchの製品を見ているうちに、ER-6iはもう製造終了何だなぁ、でもこのクラスのイヤホンも欲しいなぁ等と思っているうちに、知らないうちにER-4PTをポチッとしていました(笑)。

火曜日にオーダーして、水曜日の夕方配達されてきました。早速それぞれiPhone4sで視聴してみると...

  • ER-4PTは、流石にEtymotic Researchの上位モデルだから音の鮮明度は抜群。ER-6iやER-hf5と比べるとインピーダンスが少し高いので音量とか気になっていたんですが、全く問題無し。私はiPhone4sのプレーヤーのボリュームスライダーの真ん中よりは少し左側(絞り気味)で聞きますが、少し右に移動させるだけで十分な迫力ある音が楽しめます。やはり値段だけの物はあるなと言う感じ。また耳に入れるラバークッションの密着度が良いためか、ER-6iやER-hf5と比べても遮音性は高い気がします。
  • ER-hf5は、以前も使っていたのでそれ程違いは感じませんが、先にER-4PTを聞いてしまったので正直なところ物足りなさを感じる音の感じ。ただ、インナーパッドが少し形状が異なるため、装着度合いが緩かったかもしれません。でも、iPhone4sで移動中に音楽を楽しむ程度ならば十分な音質で、これはこれで気兼ねなく使うには良いかも。
どちらもエージングを兼ねて暫く使ってみるつもりです。

2014年7月24日

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

前回からほぼ五ヶ月ぶりの宿泊となる、シェラトン都ホテル東京。この時は平日に連チャンで出社する必要が有ったので、本当は横浜泊まりの方が都合が良かったのですが、横浜のシェラトンが満室でとれなくて、次にアクセスが良いここが、丁度レート的にも良いものがあったので宿泊。

夜はいつものレストランに行き、この日は初めてコースでは無くアラカルトから料理を選択。前菜から「シーフードセビーチェ」と「クラブケーキ」の二品、メインは「ホタテのソテー」の合計三品をオーダー。シーフードセビーチェは、タコとホタテの海鮮サラダみたいな感じで、サラダをオーダーしなかったのは正解かな。クラブケーキは、大きめのカニコロッケみたいな感じで、一寸しょっぱい衣の味付けが残念。ホタテのソテーは、ホタテや海老が、ミルク風味のスープに入っている感じで、これはこれでパンに付けて食べると良かったけれど、一寸量的に多すぎた感じ。その分ワインはたっぷり飲めましたが。翌日仕事でなければ、もう少し頑張るけれど、まぁこんな物でしょうという程度。いつものように、ワインを飲んでコース食べるのと、値段的には同じくらいなので、今後はコースのデザートは要らない人なのでこっちのパターンにしようかと思案中。

翌朝、SPG Platinum特典で、1Fのビュッフェに行きましたが、以前は凄く色々あって料理も手稲手に作られていた印象だったのが、最近はやはりコストカットの影響でしょうか、品数も微妙に減り、全体的にクオリティが下がった感じで残念。

バッテリーは爆弾

こんな記事公開して良いんだろうかと思う、甚だ危険な内容の記事。形態の、多分リチウムイオンバッテリーをハンマーで叩いて衝撃を与えて、当然ながら爆発する映像なんですけど、バッテリに衝撃を与えたりするのは完全に御法度。今のバッテリーは、それなりのメーカーの製品であれば、それなりに安全対策をしているから、まだこの程度で済んでいるのかもしれないけれど、ちょっと出所の怪しい物とかだとさらに悲惨なことになりかねないですからね。

ノートパソコン初期の頃には、ニッカド(Ni-Cd)、そこからニッケル水素(Ni-MH)、そして最近のリチウムイオン(Li-ion)と、それぞれ使用する素材は違っても、扱い方によっては爆発まで至らなくても、発熱とか燃焼といったトラブル発生の可能性があります。だからこそ、メーカーのバッテリーは何重にも安全対策を講じて保護回路とか監視回路、さらには物理的なパッケージにも注意をして製造しているわけで、よく「殻割り」と称して、バッテリーの外ケースを外して(接着しているものを無理矢理開く)、中に入って入り電池のセルを入れ替える事をやる人がいるけれど、あれって相当危険な作業のはず。昔は、バッテリーパックに五寸釘を打ち込んで、それでも爆発しないかどうかというテストもやっていましたが、この動画ってそれに近いものですよね。

知っててやったのか、知らなくてやったのか(だとしたら、何でハンマーで叩こうと思ったんだろうか)分からないけれど、ほんと無謀なことをやるなぁ... まぁ、あっちの国の人みたいだから怖い物知らずなのかもしれないけれど、それでもうましかな程度にも程がある。

2014年7月23日

フライト中のマナー

JALの成田-フランクフルト線の機内で寄って暴言とか乱暴をした北海道道議が、責任を取って辞任した事件。自分の席の背もたれを倒して後の乗客とトラブルになり、さらに自分の前の席の背もたれを倒されて前の席の乗客とトラブルになり、さらに多分仲裁に入ったCAとも口論となりと、寄っていたようだけどやりたい放題。ふと疑問に思ったのは、JALのフランクフルト線と言えば、多分JALの中でもメジャーな路線。使用機材も最新のB777-300が導入されているようなので、ファースト/ビジネスクラスの座席はシェルタイプの座席を倒しても後に影響しない機材ですから、この議員さんはプレミアムエコノミー当たりに座っていたんだろうか。

確かに前の席の背もたれを倒されて目の前が狭くなったりすると、決して気分の良いものでは無いけれど、それはその様に設備が準備されているわけだから仕方ないこと。ただ、昔と違って背もたれを倒すマナーは守られていないなという気はします。飛行機を利用する場合、大体は離陸して水平飛行に入りシートベルトのサインが消えると、リラックスして背もたれを倒し始め、そのうちドリンクサービス、食事のサービス、そして着陸するまでリラックスして時間を過ごす、というのが大体のパターン。このうち、ミールサービスの時って、昔はCAさんが背もたれを元に戻すように注意していたんですよね。特エコノミークラスや以前のライフラット系のシートタイプのビジネスクラスにしても、前の席の背もたれが倒れていると、テーブルの上の食事が食べにくかったりドリンクのミニボトルに当たったりするから。だから、暗黙のマナーとして、ミールサービスが始まれば背もたれは一度戻して食事をし、大体食事が終了してから再び自由な一に背もたれを倒してリラックスする、というのが私が出張等し始めた20年以上前に言われた事でした。

でも最近のフライトの様子を見ていると、離陸してシートベルトのサインがまだ点灯していてもシートを倒したりする人が多いし、ミールサービスが始まってもそのまま倒したまま食事を為ている人がほとんど。新幹線の座席でも、こちらがテーブルを出して食べていたりすると突然その背もたれが倒されたりして、こっちの場合は一寸ムッとするけれど、こっちは一斉に食事するわけでは無いのである意味仕方ないこと。まぁ、マナーとして一言「倒しますよ」と言ってくれれば、こっちも心の準備が出来るんだけど。

昔と比べて、より広い顧客層が飛行機を利用する時代になったので仕方ない部分もあるんだろうけど、でも結局は相手を思いやり自分を律する心の余裕が無くなってきた証拠なのかも。自戒の意味も込めて。

チキンレース

マクドナルドのチキンナゲットが、上海の加工工場で消費期限を過ぎた鶏肉を混入させて作られていた事件。そのこと自体も問題だけど、その工場で作られていた加工品が、マクドナルドだけでなくKFCとかファミリーマートとか複数の企業で販売為ている商品にも波及して、一斉に同種の商品の購入先を中国の別の工場やタイの工場などに振り替えているらしいけれど、一度無くした信用はなかなか戻らないでしょうね。こういった食品か工場のトラブルは、日本の工場でも発生するわけで、残念だけど食品加工に関わる従業員の気持ち一つで、良くも悪くも変わります。ただ、今回の問題は、その従業員以前に会社としてコストを下げて利益を上げるために、違法的な方法で加工食品を製造して販売していたわけで、それってさらに悪質な行為です。

自分のOEM経験から言うと、作らせる側にすれば安くて良いものを要求するのに対して、作る側は出来るだけ要求仕様を満たしつつ、コストを下げて利益を上げることを目指します。だから、作り始めた時には問題無くても、そのうちに工場側でコストダウンを初めて、それが思わぬトラブルを起こすこともしばしば。自分が関わるのは電子回路なので、例えば配線パターンを一部省略為たり、薬のジェネリック薬品じゃ無いけれど部品を同等の安い物に入れ替えたりしてコストを下げたりするわけですが、パターンを省略した故に予想外のノイズや遅延が発生して後動作したり、入れ替えた部品の特性が性能や機能に影響したりしてフィールドトラブルになることもあります。食品加工の場合、やはり原材料のコストを押さえるために、色々工夫するんでしょうけど、価格の安いあるいはただで手に入るような材料を使い出すと今回の様に「見えない部分」で手を抜くことが始まります。今回の場合、熱も通すし衣の中の物だし分からないだろうし、健康被害も起こりにくいだろうという意識があってのことなんでしょうね。

今回、期限切れの鶏肉を使うと言う、多分外部からは分かりにくい所もあったけれど、例えば床に落ちた肉を使うとか、黴びたような肉を使うとか、外部からモニター為ていれば分かるようなところも見逃されていたのは問題でしょうね。以前有った冷凍餃子事件もそうだけど、現地工場や企業に委譲することも重要ですが、そんな中でも何処まで管理する化というのが、元の企業としてもジレンマを感じるところです。一までも手元で管理しないといけないと言う事は、元々のOEMという想定を外すものだし、コストもその分削減できる部分が減るわけですから。今回の上海の工場は、かなり色々な企業に商品を卸していたので、それなりに信頼性も高くてコストも安かったのだろうと思うけれど、もし買い入れる側のマクドナルドとかKFCとかが、コスト重視でそれ以外の部分が疎かになっていたとした、工場側だけで無く買い入れた企業側の責任も大きいと思いますね。その点は反省して欲しい。

それと、テレビの映像で黴びた(?)肉の塊を裁断している映像があったけれど、あれって付着しているカビや菌をクリーンルーム内に飛散させていることになりますよね。クリーンルームって、外からの異物・細菌の侵入を防ぐために、厳重な手続きをしているわけですが、逆に内部から外にも出ていかないわけで、ああいった感じで一旦室内に持ち込まれて異物は、ソまま室内に滞留して、もしかしたら知らない間に問題の無い材料に付着して、その後何かトラブルを起こす原因になるかも。室内も、空気の清浄化とか施設設備の清掃は実行するだろうから、それで洗浄されることもあるでしょうけど、でも元々想定していない種類や分量の異物が堂々と室内で処理されていたわけだから、そういう安全弁の許容量も超えている気がします。沿ったの方も怖いですよね、将来何があるか分からないし。この工場、米系食料品会社の現地子会社らしいけれど、米国ではこの騒動は発生していないのだろうか。もし米国でも日本のような販売中止とか言う騒動になったら、もっと凄い騒ぎになりそうな気がする。

2014年7月22日

「捨てる」を「拾う」ビジネス

佐川急便が、小型廃家電を段ボール箱1箱900円で回収する事業を始めるという記事。どの程度の大きさの箱なのか分からないけれど、確かに自治体の廃品回収や粗大ゴミ回収の代わりに利用出来るとなると便利そう。勿論、既存の廃品回収業者とかリサイクル業者などもあって、そういうところを利用する方法もありますが、「手軽さ」とか「気持ち的なもの」を考えると、自分で廃棄したいものを荷造りして馴染みの宅配業者に渡すというのがよさそう。問題なのは、中身をどの程度まで入れて良いのかと言う事と、どんなものまで許されるのかということ。家電リサイクル法とかとの絡みもあるんだろうけど、個人的にはこういう廃品とか不要品の回収ビジネスをもっと手軽に利用することが出来るようになれば、そこから新しい家電とか備品購入に繋がり、経済の活性化にも多少なりとも役立つんじゃ無いかと思っているんですが。

実際私も、捨てたい家電とかAV機器が幾つもあって、そのうちに廃品業者に渡そうとかリサイクルに持っていこうかとも思っているものの、なかなか面倒くささもあって手が動かないですよね。多少ならお金を払ってもいいから、こういう物をこちらの津後の良いときに一気に処分してくれると非常に助かります。私の子供の頃なんかは、今の燃えるゴミとかペットボトルの日みたいな感じで「粗大ゴミの日」があって、その日にはそれこそ机とかタンスとか大物からテレビからラジカセからの家電製品まで山積みになっていて、大きなトラックが回収に来ていたりしましたが、今では事前に申請しないといけないし、一度に出せる量も決まっているからちょっと面倒。

大量消費社会は無駄を有無だけと非難されることもあるけれど、とは言っても生活備品や家電製品もある程度のサイクルで新陳代謝を促していかないと経済システムも回りません。最近では、デパートや量販店なんかも少し活気が出てきた印象が有り、特にデパートなんかでは高級品の売れ行きが伸びていると言う事は、消費者の購買意欲は旺盛なんですよね。で、その旺盛な意欲を刺激するには、捨てる物を拾って処分してあげて、新しい物を購入する「余地」を作るビジネスって重要だと思います。勿論、今の世の中では「断捨離」という事も重要なライフスタイルになっているから、それと結びつけても良いんじゃ無いかと。例えば「捨てるだけ」なら有料で引き取るけれど、「捨てて入れ替える」なら、その商品購入のクーポンを渡すとか。

日本人の感覚からすると、「捨てる」というのは多分抵抗感のある行為の一つじゃ無いかなと思います。「捨てる」のは最後の最後の手段で、それまでは直しながら、我慢しながら使い続けて行くのが日本人の美徳、だと。ただ、昔の「捨てる」は本当に廃棄処分にすることがほとんどでしたが、今の「捨てる」はちょっと意味が違っていて、自分の「手を離れる」という意味もありますよね。リサイクルなんて言うのはその典型だし、特に家電関係だと「都市鉱山」じゃ無いけれど、希少金属やその他の貴金属類等の回収技術も進んでいるので、基の姿は消えるけれど、そこからさらに再利用可能な素材が回収されて新しい製品になっていくサイクルが確立されつつあります。だから、「捨てる」ものを「拾う」ことも新しいビジネスになってきているはず。このあたりの意識の変化と、回収スキームを整理してあげたら、日本の経済システムって、もっとエコで効率的な物になるんじゃ無いだろうか。経済活動とても刺激になりそうだし。そんなことを感じる記事です。

響く声

久しぶりの「金曜日の新幹線番外編」。この週末は所用のため日曜日に新幹線移動。朝いつものよりも一本速い新幹線に乗車して東京に向かいます。三連休中で、しかも学校は夏休みに入ったところですが、車内はそこそこ空席も目立つ乗車率。そこに静岡から、20代~30代と思われる女性の二人組が私の後ろの席に並んで座ります。この二人会社の同僚なのか、仕事の話等をし始めますが、これが結構耳に五月蠅い。しかも、窓際に座っていた私は背もたれを倒していたので、隣の通路側の背もたれとの隙間が出来、そこから通路側の女性の声が丁度右耳に入ってくるような通路が出来てしまい、ますます気になります。通常ならば、イヤホンを装着してiPhoneで音楽でも流すんですが、こういう時に限ってイヤホンを忘れてしまった。それでも朝早かったので、うつらうつらしているうちに寝てしまったんですが、時々笑い声なんかが耳に入ってきて目が覚めてしまう。この日は終点の東京まで行く予定だったので寝過ごす事は無かったんですが、それでも一寸気に触る新幹線の往路。もう少し声を潜めて話をしなさいよ、仕事の事とかプライバシーの事とか筒抜けなんだから。

二つ目の出来事は、東京駅から京浜東北線に乗り込んだとき。1分程時間調整をして停車してから発車する直前、60代位の4~5人の男女のグループが走り込んできました。で、直ぐに発車となりドアが閉まると、同じグループの人でしょうか、やはり4~5人の男女が走って階段を上がってホームに走り出てくる様子が見えます。それを見た先に乗車した男性が既に閉まったドアをどんどん叩いて「明けろ」と中国語で叫んでいる。勿論、電車はそのまま発車するわけですが。この先に乗車したグループ、車両端の優先席が空いていたのでそこに座ったんですが、女性の一人が何を思ったか車両の中程に座っていた私の隣の席が空いていたので、そこに座ってきます。そこまでは良いんだけど、その隣の女性と優先席に座った残りのグループで大声で話しを始めます。話があるなら、仲間のところにいきゃぁいいじゃんと思うのだけど。欧米からの旅行者のグループもこういう場面がよくありますよね。離れて座るのは良いけれど、その状態でお互いに話を始める。間に入った人間には、かなりうざったい状態です。

三つ目つの出来事は、用事を済ませて東京駅に向かう途中の山手線内で。対面式座席の一方に座っていた私の前に、70代と思しき礼服を着た男性と、その親族と思われる30代のご夫婦という感じの3人組。最初このご老人は二人の祖父かなと思ったんですが、どうも話の様子から親戚の伯父さんのような雰囲気。で、このご老人、多少お酒も入っていたのか、声が大きい。しかも、ちょっとバリトン気味の通る声質なので、正直五月蠅い。日暮里から乗車して、私と同じ東京で下車したのですが、その間の約20分間。何か結婚式(?)の様子とか、そこに出席した親族の近況等、車内に結構響く感じで話が進みます。若い二人の声は、正面の私とその周りくらいしか聞こえないだろうけど、このご老人の声は社内中に響いたんじゃ無いだろうか。で、話の区切りが付くと一旦会話は終わって静かになるんですが、止めれば良いのに若い二人がまた話しを振ったりするから、そうするとますますご老人は元気な声で話しを再開するし。先の中国からのグループよりはまだましな感じだけど、でも一寸なぁと言う雰囲気。

結構話声って周りに聞こえる物。ましてや車内と言う密閉空間では思いの外響いたりしますから、どうかご注意を。

2014年7月21日

GPSを過信するな

倉敷で発生した女児誘拐事件。懸命な捜査の結果、女の子も無事に発見されて取りあえず事件は解決。この解決に重要な情報となったのが、今では一般的な機能になった「GPS」。地球を周回する位置情報衛星からの情報を元に、数メートルの精度で位置情報を特定する事が出来る機能なわけですが、これを逆手に取られる危険性もあるかなと。例えば、携帯の電源をOFFにしてしまえば位置情報は送ることが出来なくなりますから、それから移動すれば移動先を特的で機無くなります。あるいは、良く映画とかドラマで使われるけれど、わざと携帯の電源を入れて、それを別の場所に置く、別の車(例えば乗り合いバスとか)に置いておくとか、移動先を攪乱することも可能に。

あと、例えば地下とかビルの中とか、GPS情報が取得出来ない場所もありますから、そういう場所に潜伏されると、後は携帯の基地局情報で位置特定することになるから、結構誤差が考えられます。GPSで位置情報が送られてるから正確だと言う思い込みで、基地局情報での位置情報を誤解してしまうと、折角近くまで来ても的外れの場所を探索することになるかも。今回誘拐発生直後のニュース報道などで盛んにGPSでの位置情報の話題が報道されていましたけど、あれって帰って逆効果にならないか心配でした。情報として利用するにしても、そこにわざわざ触れずにある程度特定出来るまで、あるいはGPSが途切れて結果的に創作情報として使えなくなるまでは秘匿しておくのが良いような気がするんですけどね。

現在のGPSはアメリカの物で、後は中国の北斗とかロシアのGLONOSS等の位置情報サービスが提供されています。それぞれのシステム用に受信機側も対応しないといけないから、全てに対応するのはなかなか難しいし、それにどのシステムも軍事目的という点が大きいから、何かあったときに特に中国やロシアのシステムがこれまで通り機能するかは甚だ疑問。日本も準天頂衛星を実験的に運用しているけれど、少なくなくとも何かあったときに最低限の情報が提供されるような仕組みは準備しておかないと。先の東日本大震災の時には、自動車の位置情報を集約して寸断された道路の把握など重要な情報源になったわけで、今回の誘拐事件だけで無くこれからの社会基盤の一つとして、もっと信頼性と機能拡張を考えないといけないかも。特に子供や幼児、あるいは場合によって大人の場合にも、何かあったときにはSOSと位置情報を定期的に発信できるような小型の常に身につけていられるアクセサリーみたいな物が必要かも。そうなると、スパイ小説の世界ですけど、世の中がどんどんかわっているから仕方が無いかも。

2014年7月19日

Surface Pro 3

金曜日の会社からの帰り道、発売開始されたSurface Pro 3を店頭で一寸弄ってみました。以下、その感想。

  1. 重い。予想以上に重い。事前にSONYのXperia Zを触れたこともあるけれど、ずっしり感があります。NECのLavie Zの方が遥かに軽いぞ。
  2. 画面に傾斜を付けるキックスタンドは、結構しっかりしているし、角度を付けてもがくがくしない強度があるのは〇。ただ、一般的なノートブックPCのヒンジと違って、後にスタンドを延ばすスペースが必要で、これは使い勝手が今ひとつ。
  3. タイプカバーを少し傾斜を付けた状態にして使用する場合、ヒンジに磁石で着いている部分が少し盛り上がるので、デスクトップ表示にしたときに画面下に表示されるツールバーがタップ出来ない。これ、デザインミスじゃないの?
  4. Surface Pro 2がどうだっか記憶に無いのですが、このSurface Pro 3では淵の部分に沢山開いている廃熱用のスリットが気になりました。熱気がでてたわけじゃ無いけれど、ストレスかけたら結構熱くなるんだろうなぁ。あと、タブレットでは色々な場所で色々な使い方をするから、ここから異物とか簡単に入りそう。
  5. 簡単な操作だけですが、アプリとか起動した感じは結構キビキビしていました。SSDが早いのかな。
店頭デモ機を弄っていたら、量販店の定員さんがすっと近寄ってきて「在庫、まだありますよ」と囁いてくれましたが、やっぱり携帯性の悪さ(重さ)と、価格の高さはネックだよなぁ。10万円以下になって、もう200~300g位軽くなれば考えるけれど。

2014年7月18日

旅の恥はかき捨て

結構あちこちで話題になっている、北海道のとある方の話。昨日の日付で追記されていますが、日本にもこんな諺がありますよね。「旅の恥はかき捨て」というのが。まさに、それじゃ無いかなと。1970年代とか80年代には「ノーキョー」というのが、欧米での日本人団体旅行者を指す言葉だったりもしましたね。決して、良い意味では無かった。まぁ、それから年月が過ぎて日本人観光客は今では世界でもトップクラスの評価を受けるようなレベルにはなりましたが、それでも人によっては変な武勇伝をSNSに書いている人は多くいますよね。

ただ、リンク先のブログに書かれている話が一寸質が悪いと思うのは、地元の人の親切心につけ込んで無理を強いていること。例えば現地と日本の風習の違いから失敗したとか行き違いが生まれたなら、まだ理解出来るけれど、最初から自分の我が儘を通すために人の善意を利用する、しかもそれを誇り拡散する、というのはある意味犯罪に近い気がします。

政府の方針として、2020年のオリンピックを睨んで年間の海外からの旅行者数2000万人という目標を掲げていますが、単に沢山の人が日本を訪れて日本の文化を楽しむだけで無く、それに伴って好むと好まざるとに関わらず、こういう摩擦も増えていくのは確か。そこでは言うべき事は言って、一までも甘い顔は出来ないと言う事を相手にも分からせないといけませんね。変に排斥したりするんじゃ無くて、ルールを守らせるということ。「おもてなし」というのは、けっしてその人の我が儘を100%聞くと言うことでは無く、それによって生じる他の人への「おもてなし」への影響も考慮しなくちゃいけませんからね。

とは言っても、あの国とかあの国の連中なら、とつい想像してしまうのは、散々そういう光景をUSとかで見たせい? (笑)

マレーシア機撃墜?

今朝起きたらビックリしたニュースが。オランダからマレーシアに向かってウクライナ上空を飛行中のマレーシア機が撃墜されて、乗員乗客300名近くの生存が絶望的というニュース。高度1万メートル位のところを飛行している旅客機を地上から打ち落とすというのは、携帯式のスティンガーみたいなものでは射程が足りないから、結構大きな地対空ミサイルみたいなものでないと無理ですよね。後は、以前大韓航空機が当時のソ連の戦闘機に撃墜されたような事くらいしか思い浮かばないけれど、それだけ飛行中の航空機を撃墜するのは難しいと思うんですよね。だから、何が原因にしても、それなりに兆候はあるだろうし、某かの情報が残ると思うのだけれど、それが今のところ内のが不思議です。

早速、この周辺の空域は飛行禁止区域になったようですが、それ以上に先日の不明事件に続いて再びトラブルに見舞われたマレーシア航空としては踏んだり蹴ったりというか... 何か呪われたものすら感じる事件です。早く原因が究明されることを祈るばかりです。

2014年7月17日

近大マグロ

最近の海洋資源、特に世界的に人気急上昇中の「マグロ」についてのニュース。最近よく話題に上る、近畿大学による「完全養殖マグロ」=「近大マグロ」を、いよいよビジネスとして展開するという話。暫く前に見た特集番組では、完全養殖のサイクルは確立されたけれど、まだ外販するようなボリュームには足りないみたいな話をしていましたが、それも養殖場などの設備拡充で目処がついたということでしょうか。

海洋養殖技術っていうのは、地勢的なものも含めて日本のキラーコンテンツになりうるものだと思うし、これから需要が拡大することはあっても縮小する事は無いマグロと言うトップスターの技術だけに、一産学共同体のビジネスと言うだけで無く、日本の輸出ビジネスとして期待も大きいですよね。

近畿大学というのは、関西地区だけで無く日本全体で見ても大きな大学の一つだと思いますが、それでもかなり長い期間この研究を続けている動機は何なんでしょうね。たまたま、熱心な教授とかスタッフがいたからなのか、何か思うところがあったのか、一寸聞いてみたい気もします。マグロ以外にも、近鯛やフグも確か完全養殖しているんでしたっけ。次は是非ニホンウナギの完全養殖を確立して欲しいところです。

日本の食料確保という重要なテーマでもあるし、個人的にはこういう温暖な地域での養殖技術を、太平洋の島嶼国家に移植して、彼らの基幹産業にすることで、日本との関係強化と経済自立サポートのツールにならないだろうか。畜産技術となると、物理的な土地が無いと難しいけれど、海洋養殖となれば、小さな島野周りでもかなり広い範囲の海洋面を自国の経済水域として利用出来るわけだから、規模の拡大を考えると有利なんじゃないだろうか。場合寄っては、水没の恐れがあるツバルとかキリバスのような現在の場所に広大な海上プラットフォームと養殖場を作り、そこで元の陸地は水没しても生活できる「ベース」は残るようなことも含めて出来ないだろうか。一種の海上都市を着くって、生活インフラと産業インフラをパッケージにして。元々の「近大マグロ」の話からは、かなり飛躍する話ではありますけど。

Apple + IBM = AppBM

昨日ビックリすると共に、時代の流れを感じる大きなニュース。ビジネスエリアでのIT化、デジタル化で世界有数の企業のIBMと、どちらかというとコンシューマー系やグラフィック等特定分野に突出している印象のあるApple。この両者がエンタープライズ分野で手を組みビジネスを進めるというのは、ほんの数年前まではちょっと考えられない話。多分、AppleがiPhone/iPadでモバイルデバイスの新境地を開拓し、さらにiPadがAll-in-Oneの端末デバイスとして一気に普及したことが大きいでしょうね。今でこそ、Android TabletやWindows Tabletのシェアも大きくなったけれど、やっぱり先鞭を付けて、このマーケットを開拓したAppleの役割はまだまだ大きい存在です。

一昔、いゃもう少し最近であっても、Appleが持っているような端末デバイス部分って、IBMが構築するようなエンタープライズシステムの中では文字通り末端のデバイスで、それ程重要ではなかったもの。一番重要なのは、鍵となるホスト環境構築であり、そこから端末迄繋がるネットワーク構築であったと思うんですが、ネットワークについてはVPNでいかようにもネットワークは組めるし、ホストにしても今の時代はよりフレキシブルなクラウド環境に構築するから昔のように先ずはホストコンピュータとコントローラーを組んでなんて言うことも無いし。

IBMがLenovoへ売却したPC部門が残っていて、そこでTabletを作っていたらどうなったんでしょうね。今のThinkPad Tabletが、IBMの中から出てきていたとしても、やっぱりモバイルデバイスとしてのiPhoneやiPadの魅力・潜在能力には勝てなかったような気がします。その当たり、時代のタイミングの問題もあるかなという気もしますが、iPadという存在がやっぱり大きいですよね。iPhoneだけでは、ここまでのAppleのビジネス進出は無かったと思うし。エンタープライズビジネスなので、自分達のようなユーザー層に見えるビジネスになるのは当分先かもしれないけれど、ここからまた新しいそして便利なサービスが生まれてくれると、一ユーザーとしては非常に嬉しい出会いですね。

2014年7月16日

UA HND-SFOスケジュール

少し前の情報ですが、UAが10月28日から運航開始するHND-SFOのスケジュール変更が発表されました。

  • UA876 HND 01:00 - SFO 18:10 (-1 day)
  • UA875 SFO 19:15 - HND 22:45 (+1 day)

※11月2日以降DSTが終了すると、SFOの離発着時刻は1時間早まる

実は、すでに11月の初めと12月の後半に特典チケットでHND-SFOを予約済みなんですが、その時の時刻はもう一時間ほど早い設定でした。ですから、ちょっとガッカリ。特に羽田着が、以前は22:05予定だったのが22:45とさらに遅くなり、以前なら帰宅可能だった都内周辺の人も厳しくなったんじゃないだろうか。11月か12月か、少なくともどちらか1回は利用してみたいと思っているのだけれど、このスケジュール変更はちょっと残念です。

IT化が進むテーマパーク

今回のOrlando旅行でなんと言っても一番印象に残っているのは、World Disney World (WDW)で見つけたMagicBand。これ、腕時計型のRFIDで、"My Disney Experience"というアプリと連携して使いますが、

  1. Disney Official Hotelのルームキー
  2. テーマパークへの入場券
  3. FastPass+(FP+)の利用
  4. Disney PhotoPass Service/Memory Maker
  5. WDW内で電子マネー(ホテルルームへのチャージ)

これ以外にも関連するサービスがあるかもしれませんが、この中で特に「面白い」と感心したのがMemory Maker。園内のあちこちにプロ(WDWスタッフ)のカメラマン・ウーマンがいて、この人達が写真撮影してくれるんですが、その時にMagicBandのRFIDを記録してくれて、撮影した写真データはCloudにアップされるので、自分のIDからそれらのデータにアクセス出来、気に入ればダウンロードも出来る。言われてみれば凄くシンプルなスキーム何だけど、WDWでの記念写真ということもあるし、極端な話自分でカメラを持ち歩かなくても思いでを記録できると言う点で、ちょっと凄いなと。さらに言えば、通常の記念写真サービスだと、その場でプリントされた写真を渡されたりして、取り扱いに困ったり、そこで「買う」という気持ちに一寸ならないことも。でも、撮るだけ撮って後から選べば良いという安心感が、逆に何枚も写真データがCloudに残るから、多分後から見たら「あ、これも、あれも、それも欲しい」という気持ちになり、購入動機は高くなるんじゃないだろうか。

もう一つ注目したのが、MagicBandを使った、テーマパークやアトラクションの入出状管理。人気アトラクションにはどうしても長蛇の列が出来て、それが満足度にも影響すると思うのですが、FP+を利用することで可能な限りスムースにアトラクション巡りが出来ます。それ以上に、WDW側にしても、顧客の動態データが得られるので、アトラクションの運用をより効率的に行うことが出来るんでしょうね。これにより、園内の混雑度緩和にも繋がるし、顧客の満足度もアップするだろうし。さらに言えば、極端な話一人一人・家族・グループでの嗜好や傾向も分析できるから、もしかしたらアトラクションの運用計画とか新しいアトラクションへのアイデアの元にもなるだろうし。

一般社会の中でも、例えばクレジットカードの履歴だとか、Suicaの利用履歴、あるいはビッグデータの解析等で、システムの効率化やビジネスチャンスの発掘みたいなことを進めていますが、如何せん母数が膨大なこととサンプルデータの精度の問題で「これ」というピンポイントデータってなかなか難しいと思います。でも、WDW内での作業なら、某数全体の傾向もある程度揃っているし、サンプリングも十分に出来ます。さらに、そういうデータ収集や利用についての抵抗感も少ないし、逆にFP+等のサービスを受けることで顧客のロイヤリティは逆にアップするだろうし。そしてリピーターのリピート率向上にも繋がるかもしれない。限定されていて、密度の濃いサンプル集団での試行として、これほど理想的な場所は無いんじゃ無いだろうか。

Disneyは「夢の国」と言われるけれど、その夢の背後でこんな最新技術を使った超現実的なシステムが動いているのは、凄く興味深いしDisneyという企業の凄さの一端を感じます。TDRにもそのうち導入されるんだろうけど、その時に何か日本的な味付けは可能なんだろうか。例えば、Suicaと連動するとか(笑)。

2014年7月15日

Hilton Tokyo

US旅行からの帰国後、翌日横浜の会社に出社するために宿泊。横浜近郊のホテルでも良かったんですが、早く到着するフライトだったのでラウンジでゆっくり出来るようにこちらを予約しました。それと、少し前にキャンペーンで安いレートがでていたことも理由の一つ。でも後述するように、ラウンジは利用しなかったので余り意味は無い宿泊になってしまいましたが。

Hilton Premium Club Japanの「Play! Hiltonキャンペーン」で、Jr. Suite Kingが約30,000円(税サ込)、HPCJの20%割引で約24,000円ならまずまずかな。アサインされた部屋は36Fと上の方でしたが、新宿という土地柄目の前にオフィスビルが幾つも正対するから、カーテン代わりの障子も開けられないのが難点。

部屋は広くて良いのですが、ベッド横のビジネスデスクと後の壁の間隔が狭くて、その間に入っている椅子に座れない。思いガラスの机をベッド側に動かして、体を入れるスペースを作ります。また、このクラスの部屋って何故かバスルームが異様に狭い。部屋の構造の問題もあから簡単には変更できないだろうけど、何とかして欲しい部分です。

現在2Fのレストラン群が11月まで改修中で利用出来ないので、夕食は外に出て食べることに。このあたり、新宿駅から離れているので余りお店が無いんですよね。外の天気も悪くなってきたので、雨が降っても地下道経由で移動出来る、隣のHyatt Regencyに行き、3Fの「おんぼらあと」で久しぶりの日本酒と和食で疲れを癒しました。ここでまったりし過ぎて、Hyattをでたのは20:00近く。もうラウンジのオードブルタイムも終わりだなと言う事で、Hilton 1FのSt. George Barで少し飲み直して終わりました。

翌日心配した天気は雨も上がって助かりました。都内の交通網もトラブルは無く、横浜の会社へもいつも通りに出社出来助かりました。沖縄とか九州、さらには長野では大きな被害をだした台風8号ですが、影響が少なくて助かりました。これで8滞在目。後2滞在で、来年のHilton Diamond獲得です。

NRT-MCO-ORD-NRT (13) - 帰国

朝の3:00に目が覚めてしまい、メールなど✔して時間を潰して、5:00にホテルをチェックアウトしてTerminal-1に向かいます。流石にカウンターも空いていて、チェックインは直ぐに完了。セキュリティチェックも、TEA Pre✔が使えるので5分位で通過出来制限エリア内に入ります。今回の旅行では、それぞれの乗り継ぎ時にTSA Pre✔が特にトラブル無く利用出来て、大変助かりました。TSA係員にも周知されているらしく、米国政府のID提示を要求されることもなく、ボーディングパスに「TSA Pre✔」のマークがあれば、後は日本のパスポート提示で通過出来ました。

で、Terminal-1の端っこにあるUnited Clubで朝食を取りながら、搭乗開始を待ちます。去年もここからの帰国便利用の時(ORD-IAD-NRT)、ここに入ってORD-IADのフライトキャンセルを知り大変なことになった苦い経験を思い出しました。あの時はビジネス(Pクラス)購入だったのに、ダウングレードされましたが、今回は大丈夫そう。

United Clubを出て左側Terminal-1 Bコンコースの端、B2ゲートに向かいます。United Clubでステータスチェックした時には、On Scheduleだったんですが、そろそろボーディングが始まる時刻と言うのに、まだ肝心の飛行機がゲートインしていません。パスに印刷されている搭乗開始時刻は「08:25」なのに、登場する飛行機の到着予定時刻は「08:26」だから、情報自体が破綻しているんだけど... 予定通り、08:26にゲートインして、乗客降機、機内清掃等考えると、早くて08:40頃かなと思いつつ、一寸調子の悪いお腹の具合もあってトイレに行ったりと丁度良い時間ではありますけど。

到着便は遅れたけれど、出発はほぼ定刻通り。Newark(EWR)にも、ほぼ定刻通りの到着となりました。ただ、EWR到着がTerminal-C Concourse-1 の根元近くの#72、帰国便のUA79はConcourse-3の根元の#121と移動距離があるので、足早に#121ゲートに向かいます。

成田行きのUA79の搭乗開始時刻は10:25でまだ余裕があったので、調子が悪いお腹のために土肥れにって戻ってきたら、まだ10:20頃だったんですが既に優先搭乗が始まっており、そのまま機内に入ります。
座席に座ってウェルカムドリンクとか飲んでいたら、突然電源が全て落ちてビックリ。空調も、機内灯も全部落ちました。何かと思ったら機内アナウンスが有り、燃料バブルのエラーが二つでていて、一つはシステムリセットで直ったけれどもう一つはバブル交換が必要で、その為に一度電源をシャットダウンした、とのこと。をぃをぃ大丈夫かよと思いつつ、10分位して空調と機内照明が戻り、暫くするとエラーは消えたので出発しますとのこと。この時点で既に出発予定時刻は過ぎていて、ゲートアウト後も出発調整のためか暫く誘導路で待機するなどなかなかスムースに行きません。

待っている間も実は機内AVシステムに不具合があるとかで2回位リブートしたりして、ちょっと嫌な雰囲気の中やっとEWRを飛び立ちました。

出発前に沖縄に接近していた台風8号の影響で、最悪はフライトキャンセルも覚悟したんですが、その後速度が落ちた台風はこの時まだ四国当たりにいて、成田へは何とか滑り込みで着陸できそうです。ただし、気流の状態が悪そうで、途中も結構揺れる可能性があるとの事でした。気流の関係か、EWRを飛び立った後、五大湖の周りを反時計回りに少し遠回りする感じで北上。アラスカ手前くらいまでは少し揺れましたが、その後は結構安定していました。ところが、オホーツク海に入った頃から揺れが厳しくなり、到着2時間位前から2回目のミール配布が始まりましたが、この頃にはグラスの中の液体も零れるくらいになったため、飲み物のサービスは無し。どうしても欲しい場合は、零れることをCAさんが確認して渡していたくらい。
「こりゃ成田は大荒れかな」と覚悟したんですが、房総半島に近づくと逆に安定して、成田に着陸したときには夏の日差しが見えるくらいで拍子抜けしました。早い時間帯だったので、入国審査もパススルー状態。荷物も一番に出てきたので、直ぐに税関も抜けて、Amexの宅配サービスを利用してキャリーバッグは自宅に送り届けて、身軽な状態になってからN'EXで都内に戻ります。

台風はこの時点で紀伊半島当たりで温帯低気圧に変わっていたようですが、それでもN'EXで都内に戻る時には、空の様子も怪しくなり、翌日に会社に行く予定がどうなるか心配しながら、新宿のHiltonへチェックインしました。今晩はここに止まって、翌朝出社予定にしていたから。案の定、夕方になると風も雨も強くなりだし、夜は結構強い雨が降りだしたようです。でも、翌朝には雨は上がっていて、用心のために持ち歩いていた折り畳み傘は不要なくらい。トラブルなく会社にも行けて、何とか今回のUS旅行も無事終了となりました。仕事で突発事校が無ければ、次回は来月のBoston/San Francisco旅行の予定です。()

2014年7月14日

Hilton Chicago O'Hare Airport

ストップオーバーの為にChicagoに宿泊。翌日の出発便が06:55発と早朝なので、迷うこと無く空港に隣接しているHiltonを予約。ここ、レート的には結構高い部類だと思いますが、運良くリーゾナブルな価格が取れて助かりました。

正直寝るだけなので、もっと安いレートの空港周辺のホテルでも十分だったんですが、ホテルから空港へのシャトルが朝は30分とか1時間間隔だったりするので、一つ間違うと結構シビアな状態になります。その点、歩いて行けるこのホテルなら、自分の責任でどうとでもなりますからね。

今回アサインされた部屋は、10Fと高層でしかもY字型にデザインされたTerminal-2の真正面。ゲートイン・アウトする飛行機や、その向こうの滑走路を離陸・着陸する飛行機を暫く眺めていました。

夜はホテル内のレストランで。以前、Andiamoというレストランに行ったら、日本人の団体さんとかで騒がしかったので、今回は反対側のGaslight Clubというシックな感じのレストランへ。内装とか雰囲気は古き良きアメリカ的な凝った演出でしたが、料理は駄目駄目。次は、空港内のフードコートにした方がましかなぁ...

翌朝、03:00頃に目が覚めてしまい、そのまま早めにシャワーを浴びて出かける準備。Hiltonの場合、テレビのMenuからチェックアウト出来るんですが、浅間だ早かったからかそれが出来ずに(明細はいつものようにドアの下から入っていたけれど)、1Fのフロントでチェックアウトをして空港に向かいました。地の利は良いんですよね、ここは。これで、年間10滞在目標のうち7滞在完了。

NRT-MCO-ORD-NRT (12) - Chicago

この日はOrlandoからChicagoへの移動日。もう一日Orlandoに滞在し、翌日Orlandoから日本へ戻る事も可能ではあるんですが、朝の早いフライトで出ないといけないし、その為にはさらに早朝4時位にホテルを出ることになるので、流石にこれはきつい。まぁ、急ぐ旅では無いので、最近は日本への帰国日前日は、どこかのゲートウェイで前泊するようにしています。

今回幾つか復路の候補はあったものの、まずはOrlandoから西海岸へ移動するのは、国内線の登場時間が長いので却下。となると、東海岸のNew YorkかChicago、あるいは南部のHuston当たりから戻ることになりました。この時はBクラスで発券してGPUでアップグレードしていましたので、Rクラスが見つからないIAH経由は却下。NYCかORD経由何ですが、NYC経由だとEWR経由になり少し移動が不便。結局ORD経由にしたんですが、ORD-NRTがとれなくて、ORD-EWR-NRTという遠回りルートでの帰国に(笑)。まぁ、PQMが増えるから良いんだけど、その分出発時刻が早朝になるので、ホテルは空港直結のHiltonに自動的に確定です。

空港でのチェックイン時に、KIOSKにパスポートをスキャンさせても、直接予約コードを入れても認識されず、係員さんが端末を叩いて、予約番号、姓名、フライトナンバー、さらに座席位置まで入れて、やっと確認できてボーディングパスと荷物の預け入れが出来たというトラブルはあったけれど、2時間余りのフライト自体は特にトラブル無くO'Hareに到着。でも、何故か預けた荷物がなかなか出てこなくてちょっとイライラ。やっと出てきたキャリーバッグを引きずり、地下通路を通って隣のHiltonにチェックインしました。

荷物をほどいて一服して、折角来たのだからとDowntownに出かけました。この空港下のCTAのO'Hare駅、終点(始点)であるので凄く便利。ただ、以前と一寸様子が違っていたのは、何やら線路の端に壁みたいな物が出来ていたこと。実は今年の始めにCTAの脱線事故があり、本来この壁の手前で止まるべき電車が、止まらず暴走して目の前の階段まで上り上がってきた事件が起きたからでしょうね。壁が無くても、線路とホームの段差もあるし、そこからさらに階段上まで上ってくるというのは、かなり凄い勢いじゃ無いとならないと思うのですが、特に核不思議です。

40分程CTAに揺られてDowntownに到着。Clark/Lake駅で降りて地上に出て少し歩くと、個人的に「トウモロコシビル」と読んでいる特徴的なツインビルが目に入ります。正式には「マリーナシティ」というツインビルらしいんですが、その特徴的な姿は何度見ても見飽きません。下の方が駐車場になっていて、駐車されている車が見えるんですが、あのままバックし過ぎて落ちないのか、毎回気になります。

Chicagoもノープランで、メインストリートのMichigan Avenueをぶらぶらと。ここは著名ブランドのお店が並ぶ、ショッピングストリートですが、それ以外にもいろいろなお店があってちょっとした時間潰しには十分です。たまたま名前だけ知っていた、Crate and Barrelという、雑貨&家具のお店があったので入ってみました。日本にはまだ入ってきていないのかな。製品の一部は販売されているみたいですが、シンプルだけどしっかりしたデザインと品質で、個人的には好きな雰囲気です。特に何かかう予定も無かったのですが、店内で偶然知り合いに最適なお土産を見つけて即購入。期待していなかっただけに一寸得した気分です。

以前も行った、Navy Piraにも行こうかと思ったんですが、ちょっと距離があるのとそろそろ夕方で、翌日の出発は早いので再びCTAに乗って空港横のホテルに戻ってきました。

翌日の出発は朝の06:55発。遅くとも05:00頃にはチェックアウトしないといけないので早めに就寝しないといけません。と言う事で、夕食はホテル1Fのレストランへ。前回とは違うレストランが良いかなと、建物の反対側にあるGaslight Clubという、レトロな感じのレストランに入ったんですが...  入り口に凄く色っぽい衣装のお姉さん達がいてビックリ。あれ、そういうお店なのと一瞬焦りました。一応、それなりに有名なステーキハウスのはずなんですが... そういう雰囲気作りの衣装らしくて、メニューを見るとそれなりのお店でした。でも、前菜で頼んだホタテのソテーは、10個位入っていたホタテの火の通り方がバラバラで、多分このせいで翌日お腹の調子が悪くなりました。メインでは折角だからとAngus BeefのNew York Strip Steakをオーダーしましたが、これが焼きすぎで表面が焦げ焦げ。ステーキを食べて「苦い」と初めて感じたステーキでした。本来なら突き返して焼き直させるレベルですが、疲れていて面倒くさいので表面をこそげ落として1/3位食べて終了。なんか、肉を焼いていて忘れていたような印象の調理状態でした。だからチップも少なめに於いてお店を出て、飲み直す気力も無く部屋に戻ってパッキングをして、21:00頃には寝てしまいました。(続く...)

2014年7月13日

NRT-MCO-ORD-NRT (11) - WDW 2日目 Premium Outlet Vineland Avenue

Hollywood Studioからホテルに戻り、ちょっと荷物を部屋に戻して一服してから、再びホテル前のシャトル乗り場へ移動。丁度同じ時刻に、Magic Kingdom行きのシャトルも来るので結構混雑していました。先に30人乗り位の小型のシャトルバスがやって来て、これがアウトレット行きのシャトルでした。ピックアップが最後の方だったので、車内はほぼ満席。それでも後の方に座席を確保することが出来ました。

このシャトル、ドライバーが新人研修中なのか、運転席の真後ろに鬼軍曹みたいな教官が座っていて、色々指示を出しますが、ドライバー君結構指示に従わなかったり、ミスしたり大変。しかも、一寸スピード出しすぎの間が有り、正直なところ「大丈夫かよ」と思いながらのドライブでした。それでも30分位で何とか無事にアウトレットに到着。一安心です。

このアウトレット、事前情報ほとんど無しで来ましたが、作りはNew YorkのWoodbury Commonをこぢんまりと作り一部アーケードをかけた感じ。お店の数はそれなりにありますが、一部のお店を除き一つ一つのお店の規模は小さくて、品揃えなんかもだから少なめという印象。あと、隣の敷地にForever 21とか幾つかのお店が入った別棟なんかもありますが、一寸離れているのでこれも不便かなぁ。

12:30に出発して、お昼がまだだったのでフードコートで少し腹ごしらえをしてから、まずはアウトレットを1周。この日は月曜日だったからか、予想よりは混雑していないのが助かりました。また、独立記念日セールの最終日ということで、50%の割引クーポンをどのお店でも出していて、そういう意味ではお買い物時だったかも。でも、お店が全体に小さめなのと、多分人気商品はすでにセールで買われてしまった後なのか、品揃えは少し寂しい感じでした。私も幾つかお気に入りのお店に入ってみた物の、値段は安かったけれどデザインや品物で「これ」という物が無くて、ほとんど買い物せずにお散歩しただけで終わってしまいました。

15:30発の帰りシャトルバスは、来たときと同じシャトルに同じ新人ドライバーと鬼教官。まだ買い物をしている人がいるのか、帰りは少し空席がある状態でアウトレットを出発です。

アウトレットの場所とか把握していないので、何処を同都って戻ったのかよく分からないけれど、未開発な原っぱみたいな場所をぐるぐる回ってフリーウェイに乗って戻ってきました。

帰り道でも新人ドライバー君は鬼軍曹のいう事を聞かず、何度も鬼軍曹が「なんだ横いつ」みたいな表情をすることが。なんかこの新人君、このままでは成績不良で落とされるんじゃ無いかと心配になるくらい。何とか無事にホテルに戻ってこられたことを感謝しました。(笑)。

ホテルに戻ってきたのが16:00少し過ぎ。この後17:30にDowntown Disneyへ行くシャトルバスがあるので、それでOrlando最後の夜をゆっくり楽しもうと予定していました。が、結構日差しがきつかったのと、時差ぼけからの疲れもあって、多分こりゃ無理かなと言う身体状態。翌日のフライトはお昼前の出発なので、ホテル出発も朝比較的ゆっくり出来るんですが、無理することも無いだろうと割り切り、少し休んでホテルで夕食を取って早めに寝ることにしました。

そんなに食欲も無いので、ホテル内の"ZETA Sushi Bar & Lounge"と言うお店へ。ちょっと怖い物みたいさと、17:00から19:00までHappy Hourだったから。期待しないで注文した枝豆が、結構まともで驚きました。出されたときは、丼一杯位の湯気の立つ枝豆に、粗塩(岩塩?)がたっぷりかけられていて、冷凍物をチンしただけで無い雰囲気でした。美味しかったので、一杯の白ワインの後、直ぐにビールに切り替えました。後から来たアメリカ人の家族連れも枝豆を注文して美味しそうに食べていたけれど、完全にアメリカに定着しましたねぇ、枝豆。ただ、それ以外に摘まみとして注文したカリフォルニアロールとかスナック系は、American-Japaneseというか、いかにもアメリカの日本食堂で出てきそうなもので、Happy Hourで一品US$5じゃ無かったら頼まなかっただろうなという感じ。でも、コスパ的にはまずまずかなというところです。

この後部屋に戻り、翌日のChicago移動に備えてパッキングをして早めに就寝しました。(続く...)

2014年7月12日

NRT-MCO-ORD-NRT (10) - WDW 2日目 Hollywood Studio

WDW 2日目。前日は午後から夜までずっと雷雨。特に夜遅くにはホテルの窓が突然光ったと思ったら、間髪入れずに爆弾が落ちたみたいな「ドッカァァァァァ」という凄い衝撃音。窓のガラスがビリビリ震えて、何かビンが倒れる音なども。そんなことがあったので、翌日も前日同様良い天気で明けたんですが、また午後から崩れるかなぁという不安が。そこでこの日は午後からは、Premium Outletに買い物に行くことにしました。ここかなら屋根があるから、何かあっても少し安心だし(笑)。Outletへはホテルからシャトルバスが出ていて、ただし予約が必要。行きは、朝の9:30と12:30の2回。帰りは、15:30、17:30、19:30と3回。天気が良さそうな午前中はWDWに行き、お昼にホテル一度戻ってきて、午後は買い物へ行くことにしました。ロビーのコンシェルジェさんに頼むと、直ぐに予約完了。そのままWDWの昨日いけなかったHollywood Studioへ向かいます。

WDWに幾つもあるテーマパークのうち、一番好きなDisney Hollywood Studio.  Disneyの昔からのアニメ資料もあるし、詠歌撮影のアトラクションもあるし、一番自分の中で興味ある内容が展示されていて、何度来ても飽きない場所。さらには、暫く前にはPIXERのコーナーが出来たりして、さらにCGとか好きな人には溜まらないでしょうね。

前日と比べると、空に雲が多くて、昨日よりも早く天気が崩れるかなと不安になりつつも、メインストリートを上がってぐるりと園内を散策することに。特に、どの展示がお気に入りと言う事は無いんですが、この雰囲気が良いんですよね。写真中央奥には、ミッキーの魔法使いの弟子の帽子型屋外シアターがあり、"FROZEN FUN"というイベントを開催していました。
最近出来た絶叫マシーンの"Hollywood Tower"に向かうストリート。ここは1940年代位の雰囲気がある、軽食コーナーもある場所。で、以前はHollywood Towerまでだったのが、その手前を左におれたところに新しい建物が。入り口に"AEROSMITH"と書かれている。そう、あのロックバンドのエアロスミスをモチーフにしたコーナーらしい。「へぇ、こんな物出来たんだ」と感心しつつ、その後もぶらぶらと園内を散策。

ここ6年くらいの間に3回程WDWには来ていますが、結構知らなかった新しいコーナーとか建物が出来ていてびっくり。一方で昔からあるものが消えていたりして、それはそれで悲しい思いも。まぁ、常に進化し続けるのがDisneyの魅力ではあるので仕方ないんですけどね。

このSTAR WARSのコーナーも、30年近く前に来たときには無かった物の、その後追加された場所。DisneyになんでSTAR WARSと不思議なんだけど。ただ、その拡張の歪みもあって、このSTAR WARSの右手奥にはSan Franciscoの町並みを再現した書き割りがありますが、その裏側が見えてしまうんですよね。鉄骨構造に看板みたいな物が付けられている裏側が。これは正直興ざめです。興ざめと言えば、その直ぐ横にレース場みたいなものがあって、時短簡体によっては凄いマシンのドリフト音とか聞こえますが、昔ならそんな風に展示物同士が被るようなことは絶対無かったはず。TDRのように限られた敷地に拡張するなら仕方ないんですが、これだけ広大に敷地があるんだから、もう少し配慮しても良いと思うだけど。勿論、人が歩いて回るテーマパークだから、余りに広すぎても困るわけですが、とは言っても一つ一つの展示コーナーがちょっと密集しすぎかなと言う印象ですね。Backstage Tourのように、あえて裏側を見せるものもあるけれど、それとは違う訳ですからね。少し整理して拡張した方が良いんじゃ無いかな、ここも。

12:30にホテルからPremium Outlet (Vineland Avenue)行きのシャトルが出ますから、そこから逆算すると11:15に出るパスでホテルに戻らないと間に合いません。本当はもっとゆっくりしたいんですが、予約を入れてしまったので仕方なく、一度ホテルへ戻ります。(続く...)

2014年7月11日

NRT-MCO-ORD-NRT (9) - WDW 1日目 EPCOT

お昼少し過ぎた頃までMagic Kingdomにいましたが、少し天気が悪くなりそうだったので、少しでも雨宿りできそうな場所と言う事で、EPCOTに移動することにしました。来たときとは逆に、再びフェリーでTransportation Center(TC)に戻りますが、この頃から空にはだんだん黒い雲が増えてきました。

TCに到着したら、今度はモノレールでEPCOTに向かいます。WDWのテーマパークは、それぞれ結構距離を置いて作られているので、Magic Kingdomでは雨が降りそうだったのに、EPCOTに到着すると再び晴れ間が戻ってきてちょっと安心しました。ただ、この時はまだ良かったんですが、空を見るとだんだん黒い雲が大きくなっていく感じです。
EPCOTに来て気がついたんですが、WDWでサービスされている無料のWi-Fiにアクセス出来ません。電波は掴めるんだけど、その後表示れるだろう認証画面が出てきません。US AT&TのPrepaid SIMを入れているのでネットアクセスは出来るんですが、50MB/$5とデータ容量的にもそれ程リッチではないので、出来れば園内ではDisneyのWi-Fiを使いたかったのですが、何故か出来ない。iPhone4sをリブートしたり、設定を削除したりしてみても駄目。暫く色々試してみましたが諦めました。

で、そうこうしている間にとうとう雨が降ってきました。フロリダは、夏は"Shower"と読んでいる、日本で言うにわか雨みたいな物が何度か降るんですが、凄いのは本当にバケツをひっくり返したような雨。運転しているとき等前が見えなくなるくらい。それと比べると、この時の雨は「ちょっと強めの大粒の雨」くらいの感じ。15分位、このEPCOTのシンボル地球玉の下で雨宿りをして、雨も止んできたので園内を回ることにしました。

サッカーW杯開催中と言う事で、園内にはこんなオブジェも。こういうところも、Disneyは上手いなぁと感心します。

ここで写真等撮っていたら、アジア系(台湾かな?)の男性から、写真を撮ってくれとお願いされました。高齢のお婆さんとその息子夫婦(?)に孫の男の子、あと親戚(?)と思われ瑠女性など8人のグループで、どうやらシャッターを押して欲しいと人に頼もうとして、丁度同じアジア系の私が通りかかったので声を掛けたみたい。

渡されたのはGALAXYのスマホ。カバーを付けているので、そのカバーが倒れないように手で押さえようとするとレンズを隠してしまうので、暫く持ち方に苦労しましたが、何とか撮影してあげることが出来ました。そしたら、この男性の奥さんと思われる女性が「何枚か撮って貰えば」とか言っているので、さらにもう数枚撮影して上げました。
この後反時計回りにワールドマーケットをぶらぶらと回り出したんですが、丁度真ん中へん、日本館のところまで来たところで、再び雨が強くなってきました。さらに不味いことに雷の音も。この時、五重塔の下で、和太鼓のパフォーマンスをやっていたんですが、その和太鼓の音に混じって、雷の音もだんだん大きくなっていく感じ。

また暫くしたら止むだろうと、三越のお店で雨宿りをしていたんですが、今回はだんだん雨足は強くなるものの、止む気配は無し。さらに、雷の音がだんだん大きくなるので、こりゃ駄目だなと諦めました。丁度30分位でホテルに戻るバスがEPCOTからでる予定なので、この日はこのままホテルに戻ることにしました。

しかし、EPCOTのゲートとは真反対の一番奥の日本館から戻るのは大変でした。持参していた折りたたみ傘を出して歩き出しましたが、直ぐにずぶ濡れに。折角かったポンチョを出そうかとも思ったんですが、既に濡れているし蒸し暑さは変わらないので、そのまま傘だけで歩きましたが、なんせ距離があるから大変。それに、雷の光ってから落雷の音がするまでの時間もだんだん短くなってきていて、出来るだけ建物や木の近くを通るようにして、途中からは駆け足みたいな感じでバス停に向かいました。

ずぶ濡れ状態でホテルに戻り、まずはシャワーを浴びて体を暖めてから着替えてやっと一息。夕方からはDowntown Disneyに行こうかと思ってましたが、とてもそんな天気ではありません。今日はホテルで夕食を食べて終わりだなと諦め、それまで少し横になって休むつもりが、目が覚めたらもう真夜中近く。バーはまだ開いていたけれど、なんだか面倒になって、そのまま寝てしまい、WDW 1日は終了しました。(続く...)

2014年7月10日

動くガンダム

自分達の世代にとって、リアルガンダムが登場したときにはある種の感慨を感じたものですが、それが実現すると今度はどうしても「これ、動かないか」とも欲が出るもの。出、本当に動かさそうというプロジェクトが始まるという記事。実際には、元のデザインを踏襲しないといけないから、かなり難しい気がしますね。全体のバランスとか、可動部分の作り方とか。先に歩かせることを念頭にして作るなら、今の技術なら簡単なんだろうけど。でも、実物大で動いたら、凄いだろうなぁ。どこかの国なんかは、「日本の秘密兵器がついにベールを脱いだ、軍国主義反対」とか言い出すんじゃ無いだろうか(マテ)。

ガンダムでなくても、パトレイバーでもいいなぁ。サイズ的にはこっちの方が作りやすいんじゃ無いだろうか。で、そのまま福島第一の処理作業に使えるような機体にまで成長したりして。夢だけは、持ち続けたいですよね。

NRT-MCO-ORD-NRT (8) - WDW 1日目 Magic Kingdom

Orlando 1日目。ホテルからのシャトルバスは、朝の8:00の始発から、30分毎にMagic Kingdom (Transportation Center)行きが、EPCOT、Animal Kingdom、Hollywood Studioへは1時間に1本、それ以外に午後にDowntown Diskey行きが不定期に走っています。感心したのは、一番遅いMagic Kingdomのシャトルは深夜の01:00頃まであること。WDWへのアクセスしやすさが、そのホテルの人気にも大きく関係すると思うので、このあたりの競争も激しいんでしょうね。

この日は少しゆっくりしていたら9:30のシャトルを逃してしまったので、10:00のシャトルでまずはMagic Kingdomに行くことに。シャトルバスはTransportation Center迄なので、ここからフェリーに乗船して対岸のMagic Kingdomのゲートに到着しました。

ここで、私の持っているチケットは6年前に購入した6日分チケット。裏に磁気ストライプの着いた紙製のカード何ですが、何年か前からICカードに変わっています。去年来たときには、まだ使えましたが、流石に今年は入り口のスタッフが別のスタッフを読んで、Information CenterみたいなところでICカードに変更してくれました。スタッフの人は、iPadに周辺装置を付けた端末を左手に装着しているんですが、この中にICカードリーダーも入っているようで、そこに当てて変更したICカードを確認して5分程で処理は完了です。これでやっと肩身の狭い思いから抜けられる(笑)。と思ったのもつかの間、実はDisneyはさらに進歩したサービスを導入してました。MagicBandと読んでいる、RFIDを組み込んだ腕時計型の物で、これに自分の入カードを登録すると、そのMagicBandで入園できます。さらにアカウント登録すると、園内での買い物がこれ一つでOKという電子マネーにもなるし、オフィシャルホテルではルームキーにもなるそうな。これについては、いろいろ感じることがあったので、それは番外編で。

正直Magic Kingdomには余り興味は無かったのですが、園内を1周しているRailwayにでも乗ろうと中央駅の2Fに上がったところ、丁度パレードが始まりました。図らずも、一番良い特等席で見ることが出来て、これはラッキーかも。もうずっとTDRには行っていませんが、TDRの場合何時間も前から場所取りをするんですよね? 今回は10分位前からバラバラと人が集まりだし、それ程混雑せずに見ることが出たので、やはり日本とは違うのでしょうか。

さて、機関車に乗車したらちょっと不愉快な事に。私の後に中華系らしき親子連れが座り、私の前にその母親らしき女性が座ったんですが、動き出すと後を振り返って、後ろの席に座っている家族の写真を撮りだしたんですね。1枚2枚位なら我慢もするけれど、何か中国語で良いながら、しかも動いている最中に席を左右に移動してアングルを変えてバシャバシャ撮影している。次の駅から、南米から来たと思われるグループが私の横や前の席に座ったんですが、それでも人と人の間にカメラを差し出して撮影している。もうちょっとマナーというか常識を考えてろよと、心の中で小一時間(笑)。

うざったいので、次の駅で下車して、久しぶりにMagic Kingdomをぶらぶらと散策しました。日本人にとっては、TDL時代から馴染みあるテーマパーク何ですが、やはりWDWもいろいろと改修していたりしていて、感心します。

特に感じるのは、時折ストリートに現れて演奏するミュージシャンのグループ。見た目は何の変哲も無い感じなんだけど、素人の私が聞いても「上手いなぁ」と感じる技術を持った人がパフォーマンスしているんですよね。こういうところにも手を抜かないところが、ディズニーの真骨頂ではないだろうか。

心配していた天気も、朝から快晴で、ラッキーと思っていたんですが、お昼近くになると時折ぱらぱらと雨が落ちてきます。ちょっと雨宿りできるような場所のあるパークに移動した方が良いかなと思い、今度はEPCOTに移動することにしました。(続く...)

2014年7月9日

Hilton Orlando Bonnet Creek

以前は、Disney Downtown近くのHilton Orlando Lake Buena Vistaに宿泊しましたが、当時の印象が余りよくなかったこともあり、今回は趣を変えてこちらのホテルに宿泊。ただ、空港からホテルに移動するシャトルで同乗した親子がLake Buena Vistaの方のホテルで降りたのですが、ちらっと見えたロビーの様子が以前と比べてリニューアルされて綺麗になった感じ。それなら、Downtonw Disneyにも近いし、こちらにすれば良かったかなと一寸後悔しました。

場所的には、車かシャトルかタクシーで無いとアクセス出来ない不便な場所ですが、その分自然が一杯というか静かでいいかも。隣にWaldorf Astoria Orlandoがあり、施設やレストランを共有できるのはメリットかも。今回予約した時に、Custom  Upgradeの項目に、+US$50でWaldorf Astoriaの部屋へアップグレードという項目が出たときにはちょっと驚きました。金額的には魅力的だったけれど、分不相応ということもあり静かに「戻る」ボタンをクリックしたけれど(笑)。

ホテルはそこそこ大きく、リゾート地のホテルなので、部屋の内容はそれ相応ですが、まぁ一般的なHiltonのレベル。ただ、ちょっと設備的に古い部分も見られるので、リノベーションは必要かなという感じ。前回宿泊したLake Buena Vista(当時は別の名称でしたが)のその当時よりはましですが。Disneyのテーマバークや、Downtown Disneyが深夜超えても開いているので、その時間帯までシャトルサービスがあったり、ホテルのバーが開いているのは感心しました。あと、そこそこ大きな「流れるプール」もあるので、親子連れなんかには良いかも。だから、館内を歩いていると大きな浮き輪を持った子供とか家族連れをよく見かけます。ちょっと不思議なのは、ホテルから帰るときに車に荷物を積み込むわけですが、その時にもその浮き輪を膨らましたまま積み込むのは何故なんだろうか。嵩張るし邪魔になるだけで、空気を抜けば楽なのにと思うのですが、何組もの親子連れが、二つも三つも膨らましたままの浮き輪を、車のトランクに押し込んでいる光景を見かけました。不思議です。

今回はオフシーズンの夏という事で、一泊US$110という格安レートで宿泊出来ましたが、これがオンシーズンになると何倍にも跳ね上がるわけで、こういう時に上手く利用するのが良しという感じでしょうか。

NRT-MCO-ORD-NRT (7) - 何とかOrlando到着

ORDでのイミグレ混雑で、ORD-MCO便の出発ゲートに到着したのは搭乗開始時刻を過ぎていた頃でした。でも、到着便が遅れていたため、搭乗開始もゲートクローズも予定よりは15分遅れ。予め分かっていれば、途中走ったりしなかったのにと、一寸不満気味のまま最終目的地であるOrlando目指して離陸です。

今回国内線で搭乗したのはUA B737-800Wという、多分自分は初めての機体。驚いたのは、国内線Firstの座席にパーソナルモニターが着いていること。自分で記憶する限りでは、USの国内線でパーソナルモニターが着いている機体に搭乗したのは初めてかもしれない。以前、旧COのフライト(BOS-IAH)で利用した時にも、もしかしたら搭載されていたかもしれませんが、記憶に残っていないので。DirectTVのソフトを選択出来るので、結構楽しめます。画面サイズは8インチくらいの小さめですし、コントローラーがアームレストに組み込まれていて操作がしにくい等、使い勝手は良くないけれど、でも結構画期的な気がします。ただ、天候が悪かったせいか、DirecTVの番組はブロックノイズ出まくりで、これで有料番組を見せられたら起こるだろうなという状態でしたが。2時間ちょっとのフライトでしたけど、フットボール関係の番組もあったので、時差ぼけで寝ることも亡く楽しめました。そうそう、この機内でのミールは、シュリンプサラダとチキンラップの2択でしたが、どちらにもトマトのスープが付いていて、これがなかなか美味しい味付けでした。チキンラップなのに、パンも付いてくるので、このパンは白ワインのアテとしてスープに浸して完食しました。選択したチキンラップは、いつものチキンラップで、コリアンダーが入っていたから、中身のチキンミートだけほじくり出して、緑色の物体はナイフでそぎ落として、それでも残るコリアンダーの匂いを我慢しながらの食事。結局半分くらいこちらは残してしまいましたが、それでも小食の自分には十分な量でした。後から提供される、チョコチップクッキーなんて、見るのも嫌なくらいに(笑)。

出発前に調べたOrlandoの天候は、ずっとサンダーストーム有りの予報で、その通り機体が降下し始めると窓の外も暗くなり、大きくは揺れないけれど小刻みに揺れが続くのがちょっと嫌でした。それでも雨の中ほぼ定刻に空港に到着。やっと着いたと思ったのですが、この後にまたトラブル。Orlando名物のシャトルで到着したコンコースからメインターミナルに移動し、バゲッジクレームで荷物が出てくるのを待つのですが、これがなかなか出てこない。雨だし少し遅れるかなと思ったものの、10分過ぎても、20分過ぎてもベルトはぴくりとも動かない。先に到着している隣のUAのベルト周りでも大人数がずっと待機中で、もしかしたら何かシステムトラブルなのか、あるいは独立記念日の休みで作業員が少ないのか。結局40分以上待たされてからやっと荷物が出てきました。

やっと出てきた荷物を引き釣り、一つ下のフロアーにあるMEAR'Sのブースで予約してあったホテルへのシャトルサービスのチケットを印刷し、指示されたB29という場所に行くと、そこには紙に手書きで「Check-in At Podium」と書かれたポスターが貼られています。Podiumって、オーケストラの指揮台の意味ですが、そこから指揮所みたいな意味もあります。周りを見回すと、少し離れたところに配車をするカウンターがあったので、ここに行ってチケットを出したところ、車が来たら知らせるからと、手のひらよりも大きいWi-Fiのページャーを渡されました。もう一寸大きければ、円盤投げの円盤じゃん(笑)。5分位して、シャトルが1台来たんですが、これは別方面らしくてページャーは反応無し。その後少しして、少し小型のシャトルが来ると、LEDが点灯してビープ音が鳴り、さらに本体が振動して知らせてくれました。まぁ、これだけ大きくて、これだけ賑やかに知らせてくれれば、見過ごすことは無いだろうなと逆に感心したりして。

もう一組の親子連れと一緒に、やっと空港を出発。先にこの親子が宿泊する、HiltonはHiltonでもDisney Downtown近くのLake Buena Vistaに停車。その後、さらに少し走り今回の宿泊先である、Hilton Orlando Bonnet Creekに到着したのは、22:00過ぎでした。館内のバーとかラウンジはまだ開いている様子だったけれど、流石に食欲よりは疲れの方が大きかったのでシャワーを浴びて荷物を整理して、メール等の確認をして日付が変わる頃にベッドに入り到着初日は終わりました。

ところで、今回の移動で印象深かったのが「IT化」について。仕事柄そういう方面には敏感な訳ですが、ORDのゲート前の情報端末は、以前は天井からつるした液晶テレビでしたが、今回はデジタルサイネージュの端末みたいなものに変わっていました。また、ORDでもMCOでも、機内から出ると車いすの係員が待機していますが、これが全員同じ8インチ位のタブレットに名前を表示して待っています。これは、ORDで税関を抜けて外に出たときも半数くらいの人が、似たようなタブレット端末で名前を表示していてびっくり。これ、出迎えの対象者氏名や予定が端末に送られて、ピックアップしたらその旨フィードバックされるんだろうな。これなら、氏名の間違いも無いだろうし、ゲートチェンジとかにも素早く対応出来るだろうし。ある意味、タクシーなんかの配車システムの応用かもしれませんね。最近では、色々な場所でタブレットを応用したサービスを見かけますが、これなんか地味なんだけど面白い取組だなと感心しました。(続く...)

2014年7月8日

NRT-MCO-ORD-NRT (6) - ORDでのイミグレ通過

成田空港を離陸して30分位過ぎ、水平飛行に入ったところで機長からのアナウンス。この日は上空も気流が悪いらしく、気流の安定しない場所を通過するのでシートベルトは忘れずにとのこと。その為さらに暫くは、シートベルトサインが消えないまま、最初のドリンクサービスがいつものように始まります。

ここ最近はシャンパンとオレンジジュース両方を貰って、途中からミモザにしたりしますが、この日は炭酸系は何となく遠慮して最初から白ワインでスタート。ローストナッツが、少し湿気ったような感じだったのが残念でした。食事のサービスが始まると、以前は別々に提供されていた、前菜(大概はお寿司と枝豆)とサラダが一緒にサーブされてきました。まぁ、これはこれで摘まみにするにはいいかも。で、ちょっとびっくりしたのが、メインの選択。ポークチョップ、チキン、和食は以前と同じですが、魚料理は和風の味噌のソースとメニューに書いてあります。怖い物見たさに、この魚をリクエストしました。出てきた物は、これまでの魚のグリルに白いソースが掛かった物。付け合わせが、ちょっとスパイシーな丸い焼きお握りみたいなものと、空心菜を炒めた物。この白いソースが、西京味噌でも入れているのか、甘みが強いソースでしたけど、悪くは無かったです。付け合わせのライスとか空心菜も、味付けが濃かったけれど、これも悪くなかったです。量的に多くて半分くらい残しましたが、骨付きで食べきれないポークチョップや、パサパサのチキンと比べたら、和食かこれか、と言う選択肢にはなれそうです。

既にお腹が一杯なので、この後のチーズとアイスクリームは断り、暫く映画(キャプテンアメリカとロボコップ)を見て時間調整をして、日本時間で21:00頃になったところでシートをフラットにして到着直前までコールドスリープに入ります(笑)。フラットシートの機材には、ANA/TG/SQ/旧CO/等の航空会社での体験がありますが、今のところ旧UAのフラットシートが一番体に馴染んで寝やすい印象。その為、途中2回ほど隣の席の女性が外に出るときに私の足を蹴飛ばして目が覚めたことを除けば、きっちり到着2時間前までぐっすり寝ることが出来ました。ただ、眠りが浅かったのか、何か変な夢を見たような記憶が...

到着前のミールも、オムレツ、シリアルに和食の設定があるのはびっくり。旧COのEWR-NRTに搭乗した時にも、2回目の食事選択で和食が有り、結構内容が良かったので一瞬これを選ぼうかと思ったんですが、それ程食欲があるわけでもなかったので無難な(慣れた)オムレツにしました。到着前のミールにも和食が提供されるようになったことは、日本人乗客としては前向きにとらえたいですね。本当、旧COの和食の内容は、味付け良かったし盛りつけも綺麗で、凄く感心した記憶があります。今の新UAは実質旧COなわけだから、あのレベルのミールをもう一度再現して欲しいなぁ。そうしたら、文字通り「肴」としてリクエストしますから(笑)。

オヘア空港周辺も天候不良で揺れましたが、ほぼ定刻通りに到着。次が難関の入国審査です。乗り継ぎ時間が2時間でORD通過というのは、私の経験上結構リスキーなわけで、その予想が半分当たりました。ORD国際戦ターミナルの右側コンコース一番端にゲートインして長い距離を中央部分の入国審査場へ。途中、機内持ち込みだけの乗客用の「1STEP」という入国審査ブースが有り、こっちにすれば良かったと一寸悔やむことに。その先の入国審査ブースが並ぶ場所に行き、ESTA登録者用のKIOSKを使う予定が、TSAの係員に誘導されて普通のブースの方に行かされます。ところが10分位したら、こっちの審査ブースは閉じるから反対側のブースへ移動しろと言われて、左側のコンコース用の入国審査ブースに移動させられます。ここでもどう言う誘導をしているのか分からないけれど、後から来た乗客がどんどん開いているブースに誘導させられたり、でもこっちはずっと長い待ち行列の中で辛抱していたりといつものORDの状況です。不思議なのは、何で入国審査の手続きにあんなに時間が掛かるのか。一人に5分以上掛かる場合モアって、なかなか待ち行列が前進しません。1時間近く待って、やっと自分の番になり、滞在期間、同行者の有無を聞かれただけで、直ぐに指紋のスキャンと顔写真の撮影で完了。多分1分掛からずに通過しました。何なんだろう、このギャップ。とはいえ、接続時間がありませんから、直ぐに荷物をピックアップして税関審査を通り、その先のUAのカウンターでバッグをリチェックイン。ここから、空港内接続のSkytrainに乗って、国際戦ターミナルから反対側終点の第一ターミナルへ移動です。

助かったのは、UA MPの1Kなので「TSA Pre✔」の対象者であったこと。誰も居ないTSA Pre✔のスキャンを抜けて、出発ゲートに到着した時には搭乗開始時刻を少し過ぎた頃でしたが、ゲート前の椅子には乗客と思われる人達が座ったまま。ゲートを見るとと、中から出てくる人が続いているので、到着したばかりだと分かります。実は、入国審査で待っているときとかUAのiPhoneアプリで乗り継ぎ便のフライト状況を確認していましたが、遅延情報は無かったので結構焦っていました。結果的には15分遅れ位になり、乗り継ぎできましたが、もう少し早く分かると精神的にも助かるのですが。もしかしたら、ゲートが開かずに待機していてゲートインが遅れたのかもしれませんけど。次回フライト予定のNRT-ORD-BOSでは、乗り継ぎに4時間あるから問題無いけれど、やっぱりORDで一般的な2時間の接続をするときには、機内持ち込みだけの「1STEP」を利用するのがベターですね。今回ESTA登録者用KIOSKが何故か利用出来なかったけれど、こちらの方も効率よく流れていたとは言えず、結構混雑していました。それでも、一時間は掛からなかったとは思いますが。事前に、日本人も利用してとか告知していたのに、ちょっと不親切な誘導だったなという印象です。(続く...)

2014年7月7日

NRT-MCO-ORD-NRT (5) - まずはシカゴへ向けて出発

ホテルを出たところで、お隣のヨドバシカメラ横浜店に寄り道。実は、事前に調べてOrlandoの天候があまり良く無さそうなので、小型の折り畳み傘は持参したんですが、念のため雨用ポンチョも持っていこうと朝閃いたので、ヨドバシのトレッキング用品コーナーに寄ってみました。成田空港でも、透明な500円位のポンチョを売っているんですが、これビニール製なので直ぐに蒸れてしまうため、こういう厚いときには不向きです。ですから、ゴアテックス製みたいな、少しでも内部の湿気を逃がしてくれる物が良いかと思ったのです。探してみると、上は6,000円位から下は2,000円位までありましたが、まぁ使わないかもしれないので2,000円台の手頃なヤツにしました。その後、髙島屋に寄ってお昼のお弁当を調達してから、横浜駅からN'EXで成田空港を目指します。

成田到着が13:30頃でお昼までの出発便が出た頃だからでしょうか、第一ターミナル4Fのチェックインカウンターは比較的空いていました。とは言っても、地下の駅から4Fまで上がり、中央ビルから南ターミナル端のJAL ABCまで歩いて行き、予め送っておいたキャリーバッグを受け取るのは、ちょっと大変。しかも、キャリーバッグを受け取ってから再び戻ってこないといけませんからね。受け取ってから、中身の入替を少ししてから、UAのチェックインカウンターに向かいます。ここも空いていて、直ぐに手続きは完了。特に買う物も無いので、セキュリティチェックに向かいましたが、ここも待ち行列無しで直ぐに通過。拍子抜けするくらいです。でも、3Fの出国審査場に入ると、開いているブースが少ないこともありますが、ブースのある側とは反対側の壁まで列が伸びている状態。時間が無いわけでは無いけれど、この長さの行列で待たされるのは溜まらないなと思い、直ぐに今回は自動化ゲートを利用することに決定。こちらは誰も利用していなくて、即端末のあるブースに入り、パスポートをスキャンして、左右の登録した指の指紋をスキャンして、物の数十秒で制限エリア側のゲートが開きました。確かに、待ち行列が長いときには便利ですよね。

この日の出発ゲートは35番ゲート。丁度United Clubと4サテのANA Loungeの中間なので、迷わずANA Loungeへ移動。いゃ、印刷したいものがあったという理由もありましたから。2Fの入り口でボーディングパスをスキャンしたら、何も言わないので「あれっ?」っと思って離れたら、直ぐに担当した女性スタッフが後から追いかけてきて、「お客さま、UA便のご搭乗案内はいたしませんので。」といういつもの呪文を唱えてくれました(笑)。

いつもは、入って左側奥の電源ある場所を確保するんですが、この時は少し仕事が残っているので、反対側バーカウンター奥のビジネスエリアに移動して、机を確保しました。こっちは、余り知られていないのか、結構空いているんですよね。ただ難点なのは、隣に喫煙室があるので、ドアが開くとタバコの臭いが漂ってくること。これだけは何とかして欲しいですよね。

いつものように、ビール→ワイン→ウィスキーと順番に頂き、ほろ酔い気分になったところで、搭乗開始時刻が近くなってきたのでゲートに向かいました。この日のB747は、SFOから飛んできた機体が、今度はORDへ戻るというスケジュール。UAのサイトでは、その機体のフライト履歴が確認できるので、それを眺めているだけでも結構楽しめます。搭乗開始は定刻通りで、BusinessFirstは満席。私の横は、中国系と思われる女性で、通路を挟んだ反対側にも中国系と思われる夫婦が搭乗。で、この夫婦、荷物を棚に入れて座ると同時にシートを水平にし出して、アイマスクをして寝始めました。直ぐに戻さなきゃいけなくなるのに、大胆だなぁ。疲れて寝たいのかもしれないけれど、それならそれで直ぐに戻せるくらいのリクライニングにしておけば良いのに。

そんな夫婦も、ゲートクローズをしてタクシングが始まると、予想通り起こされてシートを直させられました。ただ、出発便待ちが発生したのか、暫く誘導路で待機のような状態になり、結局成田空港を離陸したのは、ゲートを離れてから30分位してからでした。天気も悪かったので、暫くは気流の状態が悪いと事前に機長からアナウンスがあったんですが、確かに細かい振動の中に時々大きな揺れるような状態が続く中、機体は上昇を続けて水平飛行に入ります。(続く...)

2014年7月6日

告げ口報道

朝日新聞お得意の「告げ口記事」。

もともと、反日感情を抱く人が少なくない国だ。太平洋戦争中、オランダの植民地だったインドネシア日本軍が占領。捕虜を強制労働に駆り出したほか、オランダ系の民間人を抑留したり、慰安婦にしたりした歴史がある。

と、さらりと書いているけれど、日本のインドネシア侵攻以前にはオランダが植民地支配していたことに対して、このメディアをどう言う考えなんだろうか。そして、敗戦後、再びオランダがインドネシアを植民地化をめざし、それに反発したインドネシア人達が独立を勝ち取った努力に対して、このメディアはオランダに対してどの様な意識なり見解をもっているのだろうか。

欧米の列強諸国に植民地支配されていた東南アジア諸国が日本の支配下に移り、さらに日本の敗戦後もそれぞれが厳しい戦いを続けて最終的に今の国家に繋がったことを考えると、当時の日本のお陰とは言わないけれど、日本も欧米列強も五十歩百歩みたいなもの。実際問題として、全ての問題が解決しているわけでは無いけれど、東南アジアでは当時の日本の行動、特に敗戦後も現地に残り独立戦争を指示した旧日本兵には尊敬すら表されていることを考えれば、「よかった」とはいわないけれど戦後60年という時間を考えれば、歴史の記録ではあるけれど今現在だから同行拘ることでは無いようにも思います。

Wikiを見ると、オランダとの戦後補償の説明が書かれていますが、後半に記載されているオランダと植民地化していたインドネシアとの補償の話は、朝日新聞的にはどう思っているんでしょうね。日本が韓国に対して補償した内容と比べると、180度異なる対応だったと私は思うんだけど。こういう部分も含めて、総合的に是ならば支持すれば良いし、そうで無ければそういう負の部分もちゃんと報道すべきだけど、そんなことは微塵も考えないメディアだからなぁ。

このメディアだけで無く、恣意的な報道をするメディアは数あれど、インターネットを核にした情報共有社会の現在、必ずオリジナルデータとフィルターが通されたデータの比較はされるわけで、その中でどう言うバイアスが掛かったも一目瞭然になる時代。最近では、このメディアが報道活動をすればするほど、このメディアの価値が減じていく気がします。

2014年7月5日

KIHACHI 横浜高島屋店

たまには外に出て食事をしようとホテルから外に出たものの、雨は上がっていたけれどそのうちまた振りそうだったので(傘は持ってこなかったので)、濡れずに移動出来る範囲である程度お店を知っている、髙島屋8Fのレストラン街へ。金曜日の夜19:00過ぎでしたが、多くのお店が待たずに入れそう。1周ぐるっと回って、ちょっとワインが飲みたい気分だったのと、以前からちょっと気になっていたKIHACHIへ。ただ、お店に入ってから気がついたんですが、ここ「無国籍料理」なんていうことを看板で謳っている。自分のささやかな経験から言うと、「無国籍〇×」とか「創作△□」なんていう事を表に出しているお店で、本当に美味しかったお店は過去ありません。ここもそうかなと思いつつも、でも熊谷さんの一応お店だしなと取りあえず様子を見ることに。

料理はどうしようか悩んだんですが、前菜三品、魚、肉、デザートの"Speciality"と一番上のコースが、結構リーズナブルなお値段(8,000円台)だったのと、色々試せそうなのでこれを注文。飲み物は、期待に反してグラスで飲める物が赤・白2種類くらいしかなくて、これは残念でした。

前菜三品の一品目は、ツブ貝と空豆のココット煮みたいなもの。これはそこそこ美味しかったけれど、付け合わせのフォカッチャを焼いた物にまぶされたチリパウダーみたいなものが一寸残念でした。二品目は鰹の叩でしたが、二切れ入っていた鰹の叩きが少し生臭くて駄目。「叩き」と言っているけれど、鰹の漬けみたいな感じでしたね。半分以上残したので、お皿を下げるときにスタッフの方から「お口にあいませんでしたか」と言われてしまいました。何も言わずに下げていく某レストランのスタッフよりはちゃんとしています(笑)。三品目は、フォアグラのソテー。マッシュポテトの上にフォアグラが乗っているのは良いのだけれど、ソースとしてブルーベリーとバルサミコのソースが甘すぎて駄目。フォアグラはふかふかしてまずまずでしたが、ソースと、その下のポテトはほとんど残したので、これもちょっとスタッフの方は残念そうに下げて行かれました。

メインの魚は、白身のをカリッと焼いて、それをトマトベースのソースの上に置いた物。焼き具合は良かったんですが、魚のやはり生臭さが残っていて、残念。下のトマトソースの味が少し濃いめだったので、混ぜて食べると生臭みが何とか消えてこれはほぼ完食しました。ただ、魚の下にはクスクスがあったんですが、これ食べにくいですよね。ソースだけでは原点だけど、魚のマイナスと合わさって何とかプラスになった、という感じでしょうか。

メイン二品目の肉は、ステーキを切り分けた物。焼き方とか聞かれなかったけれど、一応ミディアム位だったのでまぁ合格。付け合わせのソースが、いぶりがっことか日本の食材を細かく刻んで混ぜ合わせた物で、これはこれで有りだと思うんですが、ご飯に合いそうな味。それにしょっぱい。肉の量に比べて、この付け合わせがたっぷりと添えられていたけれど、ご飯が無いならそんなに要らない(笑)。だから、これもほとんど残す結果に。

最後のデザートは4種類から選択出来るのですが、デザートを食べない私はこれはキャンセルしようかと思ったんですが、アイスクリームなら何とかなるかなと、2種類のアイスクリームを組み合わせた物をお願いしました。一つはバニラ風味の普通の物でしたが、もう一つが何だろう何かの果汁入りのもので、これはちょっと苦手でした。結局半分くらい残して終了。デザートを下げるときに、多分マネージャーらしきフロアースタッフの方が「お口に会わずに申し訳ありません。お詫びにワインがお好きなようなので、あちらで別にサービスさせていただきます」と言っていただきました。先日の某レストラン(笑)と事なり、こういうところはちゃんとしていますね。勿論、はなから食べられない物なら別ですが、こういうコースの場合は得手不得手もあるので、こちらの責任もありますからね。丁寧に辞退して食事を終わりました。

決して悪いお店では無いけれど、場所柄価格帯を維持するために、食材の品質と量(ボリューム)を絞ってなんとかコストを下げているのかな、という印象。まぁ、仕方ないですよね。でも、駅の反対側、そごう10Fのレストラン街のお店と比べると、もう少し頑張らないとお客さんが向こうへ行ってしまいそう。いずれにしても、やっぱり「無国籍なんちゃら」というお店は、やっぱり今ひとつ物足りないですね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

土曜日からのUS旅行に備えて、事後と終わりの金曜日の夜に宿泊。今年17滞在目で、来年のSPG Platinum獲得の25滞在に向けて、第三コーナーを回って第四コーナーに入りかけた、ところでしょうか。

夕食はどうしようか悩んだんですが、心配していた雨も上がっていたので少し出かけることに。ただ、余り周りのお店に詳しくないので、結局駅前の髙島屋8Fのレストラン街をぶらぶらして、以前から一度入ってみようと思っていたKIHACHIへ。丁度ワインを飲みたい気分でもあったので。ただ「無国籍料理」と書かれていたことに一抹の不安があったんですが、半分当たってしまいました。でも、対応も丁寧で、流石KIHACHIとは思いました。

その後ホテルに戻り、ホテルのバーでもう少し飲んだ後就寝。お昼前のN'EXで成田に向かうので、ゆっくり寝られるのが一番の贅沢かも。

NRT-MCO-ORD-NRT (4) - 出発の朝

いよいよ出発当日の朝。US本土への旅行は、3月のN.Y.旅行以来。成田空港を利用するのは4月のGuam旅行以来。本当は5月のG.W.にもSingaporeへ行く予定だったのが、このGuam旅行移行から仕事がドタバタし始めてどうにもならなくなり、やっと6月も後半に入ってから余裕が出来てきて何とか出発出来そうです。今回の旅程は、NRT-ORD-MCO/-ORD/-ERW-NRTというもの。この旅程はいつも余ってしまうGPUを何とか有効消費しようと、今年の1月に入れたもの。その頃は仕事の状況とか分かりませんから、結構えいやっで予定を組んだのですが、何とか帳尻が合いそうで助かりました。なんと言っても、4月以来出かけていないので、いい加減フラストレーションも溜まってきているし(笑)。

夏の旅行は服装も軽装でいけるので、キャリーバッグの中身も比較的少なくて済みますが、それでも前日にキャリーバッグやらを持って朝のラッシュ時に電車を利用する気にはなれません。そういう人も結構見かけますが、周りへの迷惑というよりは荷物を持って移動するのが大変なので、今回も事前にキャリーバッグを空港へ宅配しておくことに。今回は着替えと機内持ち込みできない洗面用具類等だけで結構スペースに余裕があります。だから、普段はまず持っていかない、海水パンツとかホテルでトレーニングするようなランニングパンツとスウェットなんかも入れてしまいました。多分使わないだろうなぁ。そんな感じで、先週末にはもうキャリーバッグはパッキング完了。余りに早く準備出来てしまったので、発送する木曜日までに毎日一日一回明けて中身を確認するくらい。で、木曜日のお昼前に無事に宅配業者さんにピックアップして貰いました。

今週の前半は、網梅雨明けというような暑い日が続いていたんですが、木曜日位から再び雨模様に。今朝もしとしと雨が降っていますが、仕事が終わって前泊しているホテルから駅までは地下街で濡れずにいけますから、イコール空港まで傘不要でOK。心配なのは、この時期のOrlando(Florida)はShower(にわか雨)の季節で、突然30分位バケツをひっくり返したような雨が降ってきます。折り畳み傘ですが、その時用に必要なので日本の天気如何に関わらず持参する予定だったのでこれは問題無し。それ以外に、やはり天候が心配なので、雨合羽もこれから空港へ行く途中に調達していく予定です。屋外型のテーマパークで悪天候っていうのが一番悲惨なので、何とか天気だけは持って欲しいのですが。

US滞在中の天候も心配ですが、来週帰国予定日の木曜日前後に台風が来るかもという予報が出ているんですよね。フライトキャンセルだけは避けたいなぁ。いつもの旅行だと、旅先の天気が気になるわけですが、今回は帰国時の日本の天候が一番の心配になりそうです。

ところで、出発24時間前になると、いつもUAからオンラインチェックインのメールが飛んでくるんですが、今回はそれがなかなか来ません。夕食を食べて寝る前にメールを調べても来ていないので、念のためにUAのサイトにログインしたらチェックインで出来るようになっていました。別に焦る必要は無いんだけど、取りあえずいつも通りにチェックインをして座席を確定しておきました。シートマップを見ると、GlobalFirst以外はほぼ満席状態。機内ではどうせワインを飲んで爆睡するだけなので良いけれど、兎に角トラブル無くOrlandoへ到着したいだけですね。もう暫くしたら、ホテルをチェックアウトして出発です。(続く...)

2014年7月4日

冷却期間

中韓首脳会談が行われて、例によって日本非難の大合唱なわけですが、これだけ自ら騒ぎ立てて、じゃぁ日本との会談をしなくちゃならないときに、彼らはどうするんだろうか。その時になって、何も言わずにニコニコ会談する訳にもいかないだろうし、当然そこではそれまで以上に厳しい事を言わないと、国内的にも立場が無いわけで、それならそれでさっさと一度会って言いたいことを言ってしまう方が、立場的にも内容的にも意味があると思うんだけど。

子供の頃、いじめっ子とか気にくわない人がいると、本人には聞こえないように影でこそこそ言ったりしたもんですが、最初の頃こそは友人達も「そうだよねぇ」と聞いてくれるけれど、何度も繰り返していくうちに面倒になり、「直接言えば」とか言ってくれるうちは良いけれど、だんだんと今度は自分が阻害されていく羽目になるのが常。中国は、幸か不幸かその経済力や購買力でなかなか世界から非難されることも無いかもしれないけれど、韓国なんかはそれ程の力があるわけでも無いわけで、一歩間違うとブーメランで戻ってきそう。特に、今ウォン高で国内経済が厳しくなっているときだけに、いつまでも外に向かって虚勢を張るだけで国内が治まるとは思えないんだけど。

付き合いにくいご近所さん同様、そっと無視してあげると言うのが一番の対応策かも。

スマホの売り方

毎度お馴染み、PCWatch山田祥平氏のコラムから、SIMフリー化も含めたキャリアーのスマホの売り方について。確かに、スマホを「送受信機」と思えば、どの周波数帯をサポートしているかというが一番重要な話で、HAMをやっている自分にとってはそう考えれば一番分かりやすいこと。とは言っても、一般のユーザーにしてみれば、LTEのバンド何々がサポートされているなんて言われても分からないわけで、SIMフリー化されようがされまいが「私は○○のスマホユーザー」という括りで判断するしかないでしょうね。将来的にSIMの中に電話番号から固有識別情報から全てのデータが書き込まれて、今のMNPのような電話番号だけが移動するのでは無く、そのSIM毎他社の携帯に挿入すれば、そのまま以前の状態が再現される(異なるのは、スマホが使用するバンドだけ)という事になれば、今回の様なSIMフリー化も大きな意味を持つと思うけれど。

気になるのは、やはり海外に持ち出したときにどうかと言う事ですよね。でも、少し前までは技術的なことも有り、一度にサポート出来るバンド帯やバンド数も限定されていたけれど、今はほとんどのバンドをサポート出来るようなチップがありますから、携帯・スマホメーカーにしても、何処の地域・国用のモデルと言う作りわけをしなくて済む分スケールメリットが出ます。精々、H/W的には可能でも、その地域・国の認証を何処まで取るか(スケジュールと費用次第)で、日本ではサポートする・しないという話になるだけでしょうね。

SIMフリー化というのは、言ってみればSIMと言うコアデータの使い方の問題だと思うんですが、もう一つ、そのSIMのサイズというか物理形状の話がコラムでは出てこないけれど、現在3種類あるSIMのサイズ(標準、マイクロ、ナノ)も一般人からすると分かりにくい話です。将来的には、スマホのサイズ的なものもあり、またAppleが先行したということでナノサイズがスタンダードになるのかもしれないけれど、これだって技術の進歩によってはもっと異なる形状が標準になるかもしれない。そうなると、SIMフリー化してもグローバルで使えなくなる可能性もあるわけで、そういう部分だって気になります。技術的にそんなに難しくないと思うけれど、スマホの中にセキュアなメモリー領域を準備して、そこに今のSIMデータやその他データを保存しておくって出来ないのだろうか。スマホを変える場合には、クラウドのセキュア領域に一度アップして、それを次のスマホにダウンロードすると、そちらのスマホがアクティベーションできるようにとか。携帯キャリアーは、そのクラウドの管理とセキュアなデータアップロード・ダウンロード手段の提供をすることで、現在のSIMベースでの管理と同じ事が出来れば良いと思うんですよね。言ってみれば「ソフトSIMカード」みたいな。今現在、FeliCaやNFCを使って、クレジットカードの代替サービスをしているんだから、もう少し工夫すれば出来ない事は無いと思うんだけど。そうすれば、SIMカードの資源浪費も防げるし。さらに、そのソフトSIMのデータを複製して、電話番号だけ異なるようにして、自分のスマホを複数台持てるように出来れば、利用環境は同じで電話番号だけ異なる端末が使えるわけで、それは今の2-in-1の代用手段になるんじゃないだろうか。

昔は、海外旅行に出かけるとなると、国内専用の機器がそのままでは使えないので、思い変圧器を持参したりしましたが、今ではほとんどの機器がユニバーサル電源になっているから、コンセントの形状さえ対応出来れば、そのままハイボルでもローボルでも、電圧の切替とか意識しなくても使えるようになっています。周波数の問題は、電圧の話よりも複雑で大変だけど、暫くしたらそんな風になるんじゃ無いだろうか。それよりも問題なのは、国際ローミングでしょうね。今でも国番号も含めれば国際的に唯一の電話番号になるわけだから、世界中で気にせず使えるようなサービスを構築して欲しい。VoIPベースの通話なら既に実現しているわけですからね。SIMフリー化というのは、数多ある前進すべき事柄の中の小さな一つであり、もっと大局的に「グローバルコミュニケーション」という視点で、これからのサービスを考え欲しいですよね。2020年の東京オリンピックって、その為の試金石になると思う。

情報リテラシーというもの

Business Media誠の連載記事から、窪田順生氏による、メディアによる憲法九条アレルギーについての記事。最初から興味深い話が続きますが、3ページ目に以前から自分が気になっていた事柄にタイしての情報が記載されていました。以前から、神のご神託、万物絶対真理みたいな扱いで「憲法九条は平和の礎」みたいな事が言われます。確かに、そこに書かれている理念は素晴らしいと思うけれど、それと共に「日本だけの話なの」という疑問がありました。何処の国だって、大小の違いはあっても、憲法の中で「侵略するぞ」とは書かないだろうし「平和を望む」という事くらいは何処でもかくだろうし。ただ、日本のように紛争解決手段としての交戦権の放棄まで記載しているのは、確か南太平洋かどこかの島嶼国家で書いているだけと以前聞いたことがあります。窪田氏の記事に寄れば、イタリアとアゼルバイジャンの憲法には「国際紛争解決手段としての戦争放棄」と書かれているそうで、内容的には日本とほぼ同じですよね。でも、どちらの国も日本のように厳しく自国の軍隊(自衛隊-?)を海外に出兵することを律しているかと言えば、やはり記事にも書かれているように決してそんなことはありません。

憲法が、例えばプログラミングの条件文のように全ての事象を網羅しているわけでは無く(それでも、どんなに完璧と思ったプログラムにも例外処理は発生するわけで)、いわゆる「道筋」なり「方針」が記載されているわけで、それにどれだけ沿うか、あるいはどれだけ例外を認めるかというのは、その時その時の状況で判断するしかありません。今回の集団的自衛権の閣議決定にしても、これまでの方針から少し角度を変えた議論をしましょうという、入り口の向きを決めただけなのに、幾つかのマスコミでは「戦争が始まる」みたいな論調を一斉に開始していて、マスメディアとして恥ずかしくないのかと小一時間。例えば、前述したような日本と同じような憲法下にあるような国とか、あるいは平和項目のある160近い国々で、その憲法解釈を変更したために、好戦的な国になったようなケースって、どれだけあるんだろうか。まぁ160カ国もあれば、中には独裁的な国もあるだろうし、もしかしたら隣のあの国とかあの国にもそう言う項目があるのかも。

メディアもそうだけれど、「平和」とか「反戦」とか「友好」とかいう事を、ことさら声高に主張する人に鍵って、その行っていることが胡散臭くて信用できないのは何故だろうか。記事にも登場する、TBSのあの朝の番組でも、テレビ朝日の夜のあの番組でも、最初にMCの顔が画面に映るだけで「あぁ、こういうことを言いたいんだな」というのが直ぐに分かり、その後の内容を見なくてもよい位(笑)。勿論、全ての人が同じ考えや首長を持つ必要無いし、そんなことは現実の世界で絶対に有り得ない事だから、それぞれが独自の考えを主張するのは問題有りません。でも、例えば情報収集の欠如から間違った認識で話をするとか、誤情報を信用して自分の主張を組み立てるというのは、結果的に結論は間違いかもしれないけれど、手続きとしては正しいんですよね。ただ、間違いに気がついたら、訂正情報を受け取らないといけないし、そこから導き出された結論が自分と異なる物であっても、それを覆すだけの情報が無いのであれば、それは「正解」として受け入れる余裕は必要。そう言うことを繰り返して経験なり知識なりを積み重ねることで、情報リテラシーなるものは構築されるわけですから。でも、記事にも書かれているような、先ずは最初に「結論」があって、それを論理付けするために、都合の良い情報をつまみ食いしたり場合によっては加工したり捏造したりすることを、何の疑いも無く続けていることの方が、今回の集団的自衛権の異なりも恐ろしい話です。過去、メディアはそうやって大衆を扇動して戦争への道を後押ししたわけだし、本来情報のフィルターになるべきメディアが、情報の発信器になっていることが、今の社会における最大の問題の一つじゃ無いかと感じるわけです。

2014年7月3日

運転免許証更新

今年は5年に1回の自動車運転免許証更新の時。7月生まれの自分は6月から8月までの二ヶ月間の間に更新する必要がありますが、6月はいろいろ忙しくて時間がとれず、昨日午後半休を取って運転免許センターへ更新に行ってきました。静岡県の場合は、東部・中部・西部の運転免許センターと、西部運転免許センターに隣接する浜北警察署を除く警察署での更新が可能なんですが、自宅からだと警察署へのアクセスがそれ程便利では無いので、前回に続いて西部運転免許センターへ行ってきました。

自宅から車で15分位。午後は13:00からの受付開始でしたが、10分過ぎ位に到着。混雑しているかなと思ったんですが、狙い通り週の中頃の午後だったので、予想よりは空いていました。先ずは1Fの受付で、更新のお知らせの手紙と免許証を提示して必要書類を受け取り記入。次に視力検査を受けたんですが、最近一寸目の調子が悪くて以前ほど視力が得られない感じで不安でしたが、何とかここは根性でパス。次に更新手続きの受付を済ませて、さらに更新料と寄付(安全協会費用)を払い、今度は2Fに移動します。ここで書類を確認して、写真撮影。昔は自分で写真を持参したりしましたが、最近は便利ですよね。私は一応ゴールド免許なので、事前に準備が必要な書類も無いのですごく楽。で、写真撮影の後は、免許証が作成されるまで約30分の安全講習受講です。昔は、30分単位で区切られて受講させられたので、既に講習が始まっていると別室で待たされたりしたんですが、最近は違うんですね。既に講義が始まっている教室に途中からでも入れて、ビデオを見て、30分過ぎたら名前を呼ばれて新しい免許証を受け取り終了です。

運転免許センターだと、それ以外の申請や受講者も多いので混雑している印象があったんですが、警察署の場合は設備が限定されるから、人手は多いけれど規模も設備も大きい運転免許センターでの更新の方が効率的かもしれませんね。私が免許を取得したのは、大学生最後の年に就職前に取ったんですが、暫くは国内では運転しないペーパードライバーに。その後海外出張が続くようになり、USでは毎回レンタカーを借りて運転していたので、左ハンドルの方が慣れてしまうと言うちぐはぐな状況に。車を買ったのは5年ほど前に実家に戻ってきてからで、その時が丁度前回の切替直前の頃でしたね。こちらに来て、免許証の住所変更の裏書きをして貰い、それから数ヶ月後に更新があったんですが、丁度静岡県でもIC免許証の発行が始まったときでした。パスワードを二つ設定してくださいと言われて面くらい、幸いなとに使うことは無かったんだけど、今回も使うことが無いことを祈るばかりです。IC免許証になり、データが免許証のICチップに入っているから、更新情報なんかは楽ですね。住所変更が無いかぎり、そのままデータ転送で済むから。

今年は、HAMの免許更新があったり、パスポートの更新があったり、この運転免許証の更新もあり、これで更新シリーズは終わりのはず。次はまた5年後(パスポートは今回10年にしたから別だけど)ですね。それまで、無事故無違反でゴールドが続きますように...

議員の矜持

不明朗な政務調査費の使用が指摘された、兵庫県議の野々村議員。その釈明会見の様子が放送されたんですが、その余りの様子に、もう呆れることを通り越して笑ってしまいました。その様子を見て思い出したのが、船場吉兆での食品偽装問題での釈明会見の様子。そう、「嘘っぽいなぁ」という印象。いゃ、その場にいたわけでも無く、テレビの映像だけの印象だから間違っているかもしれないけれど、本当に号泣しているのならもっと感情が発露されるように思うんだけど、映像を観ている限りではその様子が画一的というか、何か素人とが芝居をしているような感じなんですよね。言っちゃ悪いけれど「嘘泣き」っぽい雰囲気。結局「釈明会見」と言いつつも、何も釈明されなかったわけで、金額の多寡に関わらず使途不明な政務調査費に関してはきっちり追求して欲しいんですけど、多分同じような事をやっている(※あくまで想像)お仲間達からの追求は曖昧のまま終わるんだろうなあ。

この件とは異なるけれど、例の東京都議会でのセクハラ野次を受けた側の塩村議員。当初は酷い仕打ちを受けたか弱い女性議員みたいな印象だったけれど、表舞台に出てしまうと探られたくないような過去の行いなんかも今の世の中直ぐに分かってしまうわけで、バラエティー番組での発言とか、その後の仕事での逆に虐待指定単じゃ無いみたいな話とか、いろいろ発掘されてしまいました。そして最近では、どうも本人の事務所が実在しないんじゃ無いかという話。その前にも、事務所費用の未払いを追求されて、それは賃貸契約を結んでいないから問題ないという事を言ったみたいだけど、それならそれで寄付行為になるから政治資金規正法に抵触しないのか? 悲劇のヒロインとして一躍注目が集まり、それを利用してセクハラに対して戦うヒロインになり知名度を上げようとしたのかもしれないけれど、ちょっと引き際を見誤ったというか、予想以上に叩かれて予想以上に埃が出てきた感じ。

この二人の議員に限らないけれど、地方議員だろうと国会議員だろうと、代表者として選出された以上は一般人以上に厳しい公共性や潔白さが要求されるべきだと思うんですよね。特にお金関係の話については、この二人の例を見ると一般常識から見ても「甘い」。例えば我々が普通の仕事で、一年間の半分を日帰り出張しました、領収書や(証拠となる)報告書はありません、とか、事務所は善意で借りていただけで賃貸契約はありません、とか言って、確定申告とか出したら必ず何か言われます。それなのに、議員の活動費とか選挙関係だとなんかあやふやな感じでいつも終わるのは何故。

いろいろな考えや背景を持った人が議員となって地方行政や国政を運営してくれるのは、多様性獲得のためにも望ましいとは思うけれど、それでもある程度の公共性とか誠実さみたいなものを尺度として組み込んで欲しいし、仮に当選後何か有った場合には厳しく追及して納得のいく説明が無い場合には辞職強制も出来るような仕組みを入れた方が良いんじゃ無いだろうか。「議員」というのは、特権階級ではないけれど普通以上に透明性が要求される「特殊階級」ではあると思う。

WirelessGate w/ LTE

WirelessGateがアナウンスした、Wi-Fi+LTEサービスのSIM。確か、WirelessGateがサービスを始めて間もない頃に、偶然ヨドバシカメラで知って契約して、以来便利に使っていたんですが、最近は実はほとんど使っていません。理由は、利用出来るホットスポットが、最近ではマクドナルド店内のサービスだけになってきているから。新幹線のN700系社内や駅構内等のスポットもあるんですが、それ以外で使える場所というと、最近ではマクドナルドばかり。さらに、ユーザーが集中しているからなのか、繋がらないことや繋がっても凄く遅かったり断線したりと、事実上使えない状態。さらに、NTT西日本のフレッツ光サービスのオプションでNTT-SPOTのサービスを使い始めたので、使い勝手はこちらの方が良くて、最近ではPCでもiPhoneでも使うのはNTT-SPOTばかり。こちらは2IDを取得しているので、それぞれ別のIDをセットして便利に使える、と言う事もあるんですけどね。だから、WirelessGateは解約しようと以前から思っているんですが、価格の安さ(390円)もあって、NTT-SPOTを使い始めてからもバックアップとして持ち続けているんですが...

やはり、携帯をスマホへ以降して、LTEで使えるデバイスを調達した方が便利かなぁ。

最近ではMVNOを中心に、いろいろなセカンドソースサービスが登場していますが、Wi-FiサービスキャリアーがLTEに進出してくるのは珍しいですよね。でも「Wi-Fiが主でLTEが従」というのは違うと思うけどなぁ...

2014年7月2日

新エアアジア・ジャパン

正式に発表された、新エアアジア・ジャパンのお披露目の様子。事前の記事通り、楽天が資本参加するのは驚かなかったけれど、化粧品メーカーのノエビアとか、スポーツ用品のアルペンとかが参加するのにはびっくり。アルペンは、亜熱帯地域の東南アジアの顧客を、日本のスキーリゾートへ送り込むことで、自社製品の売り込みが出来るかなと思うから、まぁまだ分かるけれど、ノエビアは何だろうか。やはり世界各地で評価の高い日本の化粧品ビジネスを、観光客のお土産という方法でアジアに展開したいのだろうか。LCCで旅行費用が浮いた分、お土産代に回すと想定すると、化粧品関係はトップに入る品物ですからね。

海外からの来訪者数がやっと1,000万人の大台を超えたところとはいえ、注目度としては世界的にも高い日本の観光資源は有望だろうし、渡航費やビザなどの諸問題が解決されれば、特に移動時間がそれ程長くないアジアやオセアニアからのインバウンドは期待大かも。また、日本からのアウトバウンドも、LCCに対しての抵抗感が無くなりつつあるので、有望と言えるのかもしれません。

「首都圏空港」と言うには語弊があるかもしれないけれど、是非静岡空港も就航先の一つとして選択してくれないだろうか。出入国の拠点空港としては弱いかもしれないけれど、インバウンド・アウトバウンド、いずれかのゲート空港としては、手軽で良いんじゃ無いだろうか。特にアジア方面からだと羽田、成田よりも近いし。ただ、最初の拠点がセントレアだと言う事だと、その近場の空港をあえて開拓することは無いだろうから、厳しそうですね。茨城空港なんかは、東北方面にも便利だし、そのまま都内に出るにしても可能だし、静岡空港と同時期に開港して「お荷物」と揶揄されたけれど、結構ちゃんとビジネスが伸びている気がする。

新エアアジア・ジャパン以外のLCCも含めて、個人的に利用する機会は今後も含めてほとんど無いと思うけれど、ただ日本の航空ビジネスとか、もっと広い意味で言えば日本の経済活動活性化のためにも、是非気軽に手軽に利用出来るLCCのような高速遠距離移動手段は普及して欲しい。日本には、勿論世界に誇る新幹線網があるけれど、それだけでカバー出来ない地域もこの狭い国土の中にはまだ沢山あるし、新幹線ほどの大量輸送は必要無いけれど、飛行機なら、と言う場所も日本の地方空港所在地にはあるんじゃ無かろうか。新幹線網を日本の背骨と思うならば、LCC等も含めた航空網は動脈屋静脈のような幹線移動システム網であるし、高速道路などの道路網が神経網として、日本を支えていくというのが、ある意味理想型じゃ無いかな。それで、人や物の動きが活発になれば、それって経済活動も上がって行く印だし。

かなり荒っぽい言い方だけど、同じ事をやっているだけでは成長も無いし生き残りも出来ない訳で、何かを変える切っ掛けを作るなり、新しいビジネス分野に乗り出すアクションがどうしても必要。ある意味、新陳代謝とでも言うべきものを、停滞しているからこそ考えて行動しないと。LCCも、その要素の一つに十分なれると思います。

役割分散

番外編ですが、PCWatch、山田祥平氏のGoogle I/Oでのコラム。後半に書かれている、

ここで分かるのは、Android Wearは、時計をAndroidスマートフォンにしようという試みではなく、通知表示専用のセカンドディスプレイとして機能させようとしているということだ。

という意見は全く同感で、先にLGEとかが出した腕時計型のデバイスが失敗したのは、あのサイズに既存のスマホ的機能を詰め込もうとしたことだと思っています。やっぱり「物」には最適なサイズ、必要最小・最大なサイズ、ってあると思うんですよね。画面データを表示する情報端末と考えると、やっぱり4インチでも小さいと感じるし、5インチ前後の画面サイズが適当では無いかと。勿論、単にディスプレーのサイズだけが意味あるのでは無く、その解像度にも依存するので、将来的には皿にサイズアップするかもしれない。逆に解像度を落とせば物理サイズが小さくなっても良いわけで、その方向性に腕時計デバイスがあると思います。

「腕時計」という先行物が既に広く世の中に普及している以上、それを置き換えないとその「場所」は貰えないわけで、それは可能だと思います。デザインを別にすれば、掲示機能や時計機能、さらにはGPSとかいうものは、すでに情報端末系腕時計デバイスはカバーしていますからね。でも、やっぱり既存の腕時計の立場を置き換えるのは難しいでしょう。一つは、それらの機能提供と別に、装飾品としての存在価値も大きい現在の腕時計を置き換えるのは当分無理でしょう。だから、個人的には今の腕時計を置き換えるのでは無く、腕時計に付加する・追加する様なデザインだと受け入れられるんじゃ無いかと。時計ベルトに付ける形、Dバックルの部分に入れ込む、ベルト自体に内蔵する、色々方法はあると思うけれど、時計本体の付加価値はそのままで、その中に潜り込むみたいな感じでないと、なかなかこういうデバイスって普及しないと思う。

例えば自分の場合だと、左手にこれまでの腕時計を装着し、右手にはこの手の情報端末を装着、というスタイルは「有り」だと思います。その場合には、右手の情報端末はわざわざ腕時計型のデザインをしている意味は無いわけで、薄型のブレスレット型でも良いし、その方が長袖のシャツとかスーツを来ているときには邪魔にならなくていいかも。余り大きなブレスレット状のデバイスだと違和感を感じるかもしれないけれど。あるいは、指輪の形にして、親指以外の4本の指に装着。それぞれにセンサー機能や情報伝達機能を持たせても良いかも。あるいは、補聴器のようなデザインで、耳にかけて使うようにしても良いかも。そうなると、眼鏡との合体も可能か。振動して伝える、音で伝える、簡単なメッセージを表示する、大体出力系はそんなものですよね。情報の内容によって、振動の種類や数を変えたり、音の場合だと、そのままテキストスピーチでメールの差出人とかタイトルだけ読み上げても良いわけだし。

日本人の好みから言うと、一つで何でも出来て何処にでも持ち運ぶことが出来る、っていうのが良いんだろうけど、「機能性分散」みたいなデザインを入れ込んでいくと、スマホならタブレットをコアにしたTPOに応じて増減できるような「合体端末」みたいなものが出来そう。物理的に結合しなくても、BluetoothなりNFCなりで「情報的に結合」していればいいわけだから。ただその場合、バッテリーをどうするか問題が有るけれど、小型になればそれだけ消費電力も経るだろうから、それは余り考えなくてもいいかも。個人的にも興味の沸くエリアです。