2019年7月31日

メルカリアントラーズ

Jリーグの強豪・古豪の鹿島アントラーズの経営権を、親会社の日本製鉄からメルカリが買収し、新しい鹿島アントラーズのオーナーになるという記事。実は、旧に発生した話ではなく、一昨年くらいからメルカリは鹿島のスポンサー契約もしていて、サッカー好きの間では結構以前から噂はあった話のよう。

これがプロ野球の世界だと、親会社が変わるとチーム名も「メルカリアントラーズ」みたいに変わるんでしょうけど、Jリーグはそう言うシステムではなく、「地域名+ニックネーム」のままだから、今後もフランチャイズが動かない限り「鹿島アントラーズ」のまま。そう言う意味では、親会社的にはやや旨味に欠けるんだろうけど、応援するファンとしてはずっと同じチーム名のままの方が、愛着は残りますよね。

私のようにJリーグやサッカーに詳しくない人間でも、Jリーグのチーム名を上げろと言われて、地元のジュビロ磐田と清水エスパルスを除けば、多分その次とかあるいはまたその次くらいには必ず出てくるであろうくらい有名なチームだし、実力も兼ね備えたチーム。しかも、ホームのカシマスタジアムって、こう言っては失礼だけれど場所的に凄い場所にあるわけで、事実上試合当日に増発される高速バスを利用しないと、多分行き着けないような場所。スタジアムのある鹿嶋市で何度か夏合宿をしたことがあるので、カシマスタジアムも含めてあの辺りは多少は知っているけれど、普通の場合も電車を利用してもアクセス可能だけれど、1時間に1本有るかないかというような状態だし、駅から他の施設に移動するにもタクシーが無いと無理。何とか、1時間に一本くらいの割合である、鹿島神宮行きの高速バスを利用するのが一番ですが、あれでよくあんな場所に何万人も収容出来るスタジアムがあるなぁと以前から不思議だったんですが。

中には、自分の利益のために買収して、それを高値で売り抜けることが目的のオーナーもいるかもしれないけれど、より経営や倶楽部の運動方針を広めて改革していく目的なら、どんどん新しい血を入れることはいいんじゃ無いだろうか。勿論、中には失敗してそのまま廃部というケースも最悪有るかもしれない。それでも、何もやらなくて終わるよりは少しはましな気がする。これでチームが強くなり、また天皇杯とかその他メジャーな大会で勝ち抜けるチームになれば、ファンも満足するだろうし。まぁ、そう言う意味では、アントラーズも気になるけれど、降格争いをしているジュビロの方が今は心配かも。

HND-ORD-DCA/IAD-NRT (2) - アップグレード確定

まだ先の話ですが、11月に予定しているNFL観戦旅行。往路は、HND-ORD-DCAの経路でHND-ORDはANA便。復路はダイレクトにIAD-NRTで、こちらもANA便。となれば、アップグレードポイントを利用して、アップグレードせざるを得ない(えっ?)。復路のIAD-NRTは、予約時に「空席有り」で直ぐに確定したんですが、往路の国際線部分HND-ORDは「空席待ち」の状態。まぁ、まだ時間はあるしDiamondだし、大丈夫でしょうとアップグレードを掛けておきました。

実はシートマップを見てみると、直ぐに確定した復路のIAD-NRTでは1Aの座席だけが指定不可で、残り7席は空席の状態。1Aは、上級顧客用にブロックしているので、多分この時点では予約者はゼロで、アップグレード用の座席分(多分1席でしょうね)が直ぐに確定したと思われます。待たされた往路のHND-ORDのシートマップの状態は、予約直後の状態は、1Aは同じようにブロックされていますが、このフライトではその隣りの1D/1Gの中央隣同士の座席が既に埋まっています。その為か、こちらは直ぐには確定せずに確定待ちの状態になりました。

で、待つこと一月余り。ANAから「アップグレードの申し込みを承りました」とメールが届き、無事にアップグレード確定。早速予約画面からシートマップを見てみると、1Aと1Kが指定不可になっていました。最初に予約されていた、1D/1Gの予約がキャンセルか変更されたんでしょうね。1Kは別の人か、もしかしたら特典チケットなのかもしれない。いずれにしても、早々にアップグレードが確定してくれて何よりです。早速自分の座席を予約して、これでフライトに関しては準備完了です。

AMCの場合、結構効率よくありがたくアップグレードポイントを活用させて貰って、快適なフライトを経験させて貰っているんですが、UAのアップグレード(GPU: Global Premium Upgrade)はもう何年も使う機会がない。UAが国際線からGlobal First Classが無くなりPolaris Classに統合されてしまい、クラス自体が消滅しているから仕方ないのですが。それでも、UAのGPUやマイルを使って、他のスタアラメンバーの予約をアップグレード出来るんですが、直前にならないと申請出来ないので、失敗したときが恐いし(笑)。

これでフライトの準備は完了し、ホテルも取りあえず手配済み。残るはNFLのチケットですが、悩むのは今の時期に手配するか、シーズン始まってから使用可という事。シーズン後だと、チームの成績次第で価格がかなり上下するんですよね。安くなると言う事は成績が悪いわけで、観戦に行く興味が半減、高くなると言う事は面白い試合で、これも悩ましい。さてどうしようか... (続く...)

2019年7月30日

NUARL NT01をNT01AXに更新 (1)

一年一寸前に購入した、Bluetoothのワイヤレスイヤホン。まぁ、細かなところで不満はあるものの、やはり「ワイヤレス」の手軽さ軽快さは代え難い物。しかも、以前のBluetoothイヤホンは、結構音切れとか音飛びがあったんですが、このNUARL NT01はBluetooth 5.0(iPhone8も5.0)と言う事も有るのかかなり安定していて、殆ど音切れ・音飛びを体験することはありません。ただ、一年以上使っていると、流石に色々劣化というかトラブルも出てきて、一つはバッテリーの持ちが短くなってきたこと。それも、右側のイヤホンに対して左側のイヤホンの消耗が激しいのか、左側が先に放電して使えなくなることが増えてきました。もう一つは、イヤホンを充電器兼用のケースにいれて持ち運んでいるとき、本来は本体機能はOFFになっているはずなんですが、何か動作しているのか充電器がどんどん放電していく。最初は騙し騙ししようしていたんですが、そろそろ寿命かなという雰囲気も感じて買い換えを考えたほど。

そんな時に、AmazonのPrime Dayがあって、丁度手頃なBluetoothイヤホンが出ていたので一度は購入したものの、全体の流通が追いついていないのか配送日がどんどん遅れていったので、結局キャンセルしたんですよね。そんなことのあった後、そのNT01のイヤーパッドの掃除と交換などをしていたとき、「あっ、これも補充しないと」とNUARLのサイトをアクセスしたのが今回の始まり。実は、AmazonとかYodobashiのサイトを探しても見つからなかったので、本家のNUARLのサイトに行ったんですが、ここで気になる「商品」を見つけてしました。今自分が使用している「NT01」シリーズには、色の違いで3種類あるんですが、この製品の上位機「NT01AX」が発売されています。お値段的にも結構するんですが、NT01のユーザー向けに、1万円でNT01AXにアップグレード出来るサービスが掲載されています。NT01AXは、定価で2万円弱ですが、実売価格だと1万6千円から1万3千円くらいで販売されています。今持っているNT01との交換になりますが、どのみち新しいイヤホンを購入したNT01は使わなくなるわけで、手元から無くなることは問題無し。しかも、手続きをして現行品を送れば、結構直ぐに新しいNT01AXが送られてくるみたいなので、何となく「買いだな」と直感して、直ぐさまアップグレードサービスを申し込んでしまいました。

申し込んだのは、月曜日の朝。その後午前遅めくらいに販売会社から返信があり、「このメールを印刷して署名して、一緒に現行品を返送してください」と手続きが書かれています。手元にクッション封筒があったので、そこに一年一寸お世話になったNT01-BMを入れて、メールのハードコピーも入れて、お昼過ぎに近くの郵便局へ行き発送してきました。いゃ、最初はコンビニから宅配便で送る予定でしたが、あまりにパッケージが小さいので、これなら宅配便よりは郵送でいいやと思ったからで、まぁそのお陰で郵便局の進化を一つ経験できたから良かったんですが。

早ければ、今週中くらいには新しいイヤホンが届くかなぁ... 来週中に届けば、その週末に予定しているSydney行きにも持って行けるし、それが一番のパターンですね。さてどうなるか。(続く...)

N国党

今回の参議院選挙で話題を集めた政党の一つである「NHKから国民を守る党(N国党)」。参議院選挙で当選した、党首の立花孝志氏が、北方領土の件で維新の会を離党した丸山穂高衆議院議員を取り込み、国会議員が二人となり、さらにあと三人かき集めて、5名以上の政党に拡大して、国会での発言力拡大を狙うという話。まぁ、数が物を言う舞台であるわけだから、こう言う方法は正しい手法と言って良いのでは。まぁ、誰がどことくっつかと言う話もあるけれど、「議員になって終わり」よりも、手段はともかく何か活動して発言力を高めることは悪いことじゃ無い。

ところで、N国党の主張はただ一つ「NHKのスクランブル化=有料化」な訳で、これは個人的に支持したい話。良く公共放送はうんたらと言うんだけれど、問答無用で受信料を取る今の仕組みは、そりゃぁテレビ放送とか始まった時代はNHKが全国津々浦々に設備を拡大して、全国民に等しく放送事業を届ける必要が有ったから、その時はまだ納得出来る。でも、民報だけで無く、BS/CSにインターネットと様々な情報経路が生まれて利用されている時代に、既存の権力を維持するために「放送法」を縦に、いつまで受信料を取ることが正当化されていることは疑問です。大体、年間7000億円も集まってくるわけで、それって言い方は悪いけれど民法のように営業努力無しのお金。しかも、本体は「公共放送」と言いながらも、色々と子会社が存在して、そちらでは一般的なビジネスをやっている。受信料から作成したソフトを元手にして、です。なら、それを受信者に還元しろよと言うのは、何度も行ってきている話。

それに、今のNHKって公共性の報道とか緊急時の放送と言うけれど、それに関係無い番組が多くなっているのも事実。だから、朝の6:00から9:00とか、お昼の11:30から12:30とか、夜は18:00から20:00とか、そう言う時間帯はノンスクランブルでニュースとか色々な公共的な番組を流して、それ以外はスクランブル放送にすれば良いだけの話し。今の地デジにしても、BS/CSにしても、スクランブル・ノンスクランブルは直ぐにできるわけだから(実際Wowwowなんかやっているわけだし)、やらないのはNHKがごねているだけだと思う。あるいは、多数のチャンネルを持つNHKなんだから、総合チャンネルは半分くらいスクランブルにするけれど、教育チャンネルは民放や一般に開放して、放送料をとればいいんじゃない。あのチャンネルで今提供している教育関係の番組は、ネット配信した方が視聴者も嬉しいだろうし、今のライフスタイルにマッチしていると思うし。同様に、BSにしてもチャンネルを開放して、そこからあがる貸出料を受信料に補填すれば、受信料を徴収するよりも逆に還元するくらいの値段なるかもしれない。

よく分からないのは、「NHKは受信料に支えられている公共放送」と言うけれど、じゃぁ民放は公共放送では無いと認めているんでしょうね。となると、民放に対しての放送免許って、もっと厳しくするべきだと思うし、NHKに関しても、もっと資産を民間に戻して、スリム化するべきだと思う。民放どころか、NHKだって最近では変な番組を一杯作って平気で放送しているわけですからね。公共放送というのは、過去の遺物でしかないような気がします。個人的には、民放だってスクランブル化して、見たい物だけ見るペイパービュー方式でも良いと思う。「放送」というメディアシステムが、もう時代遅れになってきていると思う。

進化している書留郵便

昨日、一寸送る物があったのでお昼過ぎに自宅近くの郵便局に行って、簡易書留で発送したんですが、その時にその手続きの進化を実体験してビックリ。物は、両手を並べたくらいのサイズのクッション封筒に入れたもので、念のため窓口で「簡易書留でお願いします」と指定しました。「書留」の場合、配達履歴を残して万一の場合内容物の保証をしてくれるサービスな訳ですが、この手続きが予想以上に進化していてビックリしました。

通常郵便局窓口で「簡易書留お願いします」と言うと、「こちらに住所を書いてください」と以前なら用紙を渡されたんですが、今回はそんなことは言わないで職員さんが淡々とサイズを測ったり重さを量ったりしています。で、管理用のバーコードのシールを印刷して封筒に貼ると、そのハンディースキャナーを少し持ち上げて封筒全体を素客するような動作をします。その後、今度は封筒をひっくり返して裏側に書かれた私の「送り元の住所・氏名」をスキャンしているような動作をして、暫くするとレシートが戻ってきました。それを見てビックリ。やはり先ほどのハンディスキャーでやっていたのは、封筒の表・裏面のスキャンだったようで、通常の幅のレシートに、それぞれの住所や宛先名が印刷されて、それ自体が以前の手書きの用紙の代わりになっている物でした。

ハンディスキャナーは、赤色のレーザー光線みたいな物が出ていたんですが、あれで封筒面はスキャン出来ないだろうから、多分横にCCDカメラが内蔵されていて、それで読み込んでいるんでしょうね。もしかしたら、宛先面がはっきり認識出来るように、赤色のレーザー光線はコントラストなどを強調する機能を果たしているのかもしれない。いずれにしても、自分で書いた物が、そのままスキャンされてレシートに印刷されて、それがエビデンスとして渡されるわけで、これは凄い進化だなぁと感心しました。郵便局って、余り利用する機会がないのですが、知らない間に凄く進化している印象を受けました。

宅配便の場合は、ドライバーさんはハンディスキャナーと印刷用に端末を持ち歩いて、それこそ支払は電子マネーからクレジットカードまだ対応しているし、配送票だってその場でスキャンして登録しているし、所謂「機械化・電子化」されていることは体験してよく知っていますが、郵便局というか日本郵便も、国内最大手の流通業者としては否応なしに機械化・電子化を避けられないという事なんでしょうね。それでも、以前から昔ながらのサービスにはちょっと不満があったんですが、今回書留が進化していることにはビックリ。個人的には、「切手」を何とかして欲しいなぁ。例えば、日本郵便のサイトで切手代を払ってQRコードを生成して、それを印刷して手紙とか葉書に貼ったら切手と同じようになるとかやってくれないだろうか。たまに郵便物を出すときに、困るんですよね、切手を買いに郵便局へ行ったりするのが。さらにQRコードなので、切手代不足なら後から追加でチャージしてもらってもいいし。さらなる進化を期待したいなぁ(笑)。

2019年7月29日

東京2020の間の予定

今回のSingapore旅行中ふと思ったんですが、来年の今頃は、丁度東京2020のオリンピックが開催されていて、多分都内は大騒ぎ状態。今年も含めて、毎年の例だと、この時期もせっせとホテルやマイルの修行滞在・フライトをしているわけですが、来年はフライトはともかく、都内のホテルは取れないでしょうねぇ... いゃ、場所とかブランドに拘らなければ何とかなるのかもしれないけれど、やはり大人の事情でBONVOY系とかHilton系を優先したいけれど、多分無理でしょうねぇ。金に糸目を付けないならば可能だろうけど、そんな余裕は無いし。

とはいえ、この一月何もしないで過ごすわけにもいかず、今ざっくりと考えているのは地方を責めようかという事(笑)。例えば、名古屋のセントレアとか、大阪関西方面なら通常くらいの混雑度で予約が取れるんじゃないだろうか。まぁ、この時期1000万人くらいの訪日客が予想されているので、それでも例年以上に混雑するんでしょうね。

となるなら、いっその事この期間は海外に出てしまえばと言う考えも。例えば一つくらいアメリカに行って、ディズニーとか色々回るのはどうだろうか。向こうのホテルなら、US$100以下で泊まれるBONVOY系のチェーンもあるし、以前仕事でそう言う滞在を何度もしてきたから特に不安も無いし。キッチン付のホテルもあるから、そこに仮に一月滞在すれば、年間目標の50滞在のうち30滞在があっと言う間に達成出来ます。まぁ、そうするにしても、その間日本をルスにするわけで、いろいろ大変なことは大変ですから、一月無理ですよね。長くて2週間。1週間も出られたら御の字か。

外に出るにしても、フライトの予約も大変。東京オリンピック期間は、曜日やタイミングに関係なく、引っ切りなしに外から日本へ、日本から外へ人の移動が生まれるだろうから、やはりチケットが一番のネックになりそう。そろそろ来年の予約も入れられるタイミングなので、一寸様子を探ってみようかと思っています。東京2020が無ければ、まだまだそんな先のことを考える必要はないんですが、仕方ないですよね。

NRT-SIN/-HND (5) - 帰国日

毎度毎度の弾丸ツアーは、今回も早くも帰国日。前日早めにベッドに入り、ゆっくり寝られたのが、目が覚めたら朝の6:00を過ぎていました。早めにラウンジで朝食を取り、8:00位にチェックアウトをするつもりでいたので、一寸慌てて起床してシャワーを浴びて、予定よりも遅くなりましたがラウンジ軽くお腹に入れて、チェックアウトの準備をしました。

ホテルからは、ホテル直結のSMRTを利用して、前日の移動と同じく空港へ向かいます。空港に到着したのは、丁度9:00頃で出発まで2時間位。早速、ANAのカウンターへ行き、ボーディングパスを貰って、直ぐさま出国審査のゲートを抜けて、T2真ん中当たりの3FにあるSQのSilverKris First Class Loungeに入ります。搭乗開始が、11:00の出発に対して10:30から。ゲートは比較的近くのE3。ゲート前でセキュリティチェックがあるので、10:20頃にラウンジを出ることにして、それまで軽食を摘まみながら、ワインを炭酸で割ってスプリッツァーにしてちびちび飲みながら時間を潰しました。

ラウンジを予定通りに出てE3ゲートに向かうと、もう結構中には人が待機しており、私がセキュリティチェックを抜けたときには、そろそろ事前改札が始まろうかというタイミング。で、この事前改札希望者が無くて、直ぐにAMC Diamond向けの優先搭乗開始となり、わらわらと人がゲート前に集まって10名位でしょうか機内に乗り込みます。10:30少し過ぎくらい始まった搭乗も、この日は乗客が少なかったのか、10:50にはドアクローズ。数分後にはプッシュバックが始まると、時計回りに回答してトーイングカーが離れると、知事用スタッフのお手振りに見送られながら、ターミナル横のRW20Cに向かいます。で、滑走路は市に到着すると、直ぐに離陸開始。定刻11:00よりも前にSingaporeを飛び立ち、一路羽田に向かい始めます。

機長アナウンスで、幾つか大きな積乱雲を回り込んで回避するので何度か揺れるという事でしたが、そんなに大きな揺れも無く、逆にそんな状態でもフライトタイムは6時間40分となっていて、往路同様復路も結構早い感じです。私も、食事を頂きながら、今回は馬頭楽眠ることも無く、映画やビデオを見ているうちに、気が付いたら台湾の東側を通過して沖縄に近づいているころで、そこから映画をもう一本途中早送りで飛ばしつつ何と雄着陸態勢までには見終わることが出来ました(笑)。

出発も早ければ、途中もそんなに向かい風が厳しくなかったのか、到着時刻の1時間くらい前には、もうすぐ着陸準備に入るのでお手洗いは今のうちにというアナウンスが流れ、ほどなくしてシートベルト着用のサインが点灯します。多少順番待ちの時間調整なのか、房総半島から少し内陸部に大きく回り込むように一旦空港から遠ざかりますが、ほどなく機首を西向けると、一気に羽田空港に向かい始めます。どこに降りるのかと思ったら、B滑走路のRW22を目指すようで、丁度左側窓際席座っていた私からは、D滑走路の特徴的な姿が左手奥に見えながら、無事にB滑走路に着陸したのが18:30頃。ここから、国際線ターミナル(T3)の111番ゲートに向かって移動し、ゲートインしたのが18:40頃でした。

ゲートを出た直ぐ右手が入国審査時用への入口で、一人二人の待ち行列で顔認証ゲートを抜けると、税関もほぼ待ち時間無しで抜けて外へ出たのが、18:50頃でしょうか。ここから京急で品川に出て新幹線で帰宅するのですが、本来は19:10到着を想定して20:00台の新幹線を予約していました。あと10分早ければ、壱時間前の新幹線に切り替えられたんですが、一寸厳しい。で、その浮いた時間を利用して、一度3Fの出発階にあがってから、その上にレストラン街に入り、軽く夕食を食べてから、のんびりと品川へ向かいました。予め予約していた新幹線ひかり号には、余裕で間に合いました。日曜日ということで、混雑するかなと思いましたが、ラッキーなことに私の横はずっと空席で、ちょっと大きめのショルダーバッグを運んでいたので助かりました。

今回は、UA MP 1KへのPQM付けが目的なので、13,000PQM余りが追加され、やっと半分の5万PQMを超えて62,000PQM余りになりました。まだまだ1Kは遠いぞ。()

2019年7月28日

Marriott Singapore Tang Plaza Hotel

BONVOY系29滞在目(34泊目)は、Singaporeでは初の滞在となるMarriott Singapore Tang Plaza Hotel。Orchard Streetには何度も通っていて、その端っこというか髙島屋などのある側とは通りを挟んだ反対側にMarriottが有るのは知っていましたが、なかなか泊まる機会がなく、Singaporeに通い出して10年振り(?)位でやっと機会が。ただ、外観が古いビルのような感じで、一寸不安はあったのですが。

深夜過ぎに空港に到着して、タクシーで20分程で到着。チェックインした時に、「このホテルは初めてか」とスタッフが聞くので「そうだ」と答えると、「じゃぁ、レイトチェックアウトも無いからExecutive Suiteにアップグレードしてあげる」といきなりの五段階昇格くらいのアップグレード(笑)。流石に気が引けて、"It's too much!"と言ったら"No problem."と笑っていたけれど。

アサインされた部屋は、Jr. Suite位の構成で、通常の部屋を二つ繋げて一つにした構成。ですから、本来の入口と線対称の位置にも入口があり、こちらはロックされていましたが。有りがたかったのは、部屋の中のコンセントが汎用タイプ(BF)の3極口だったので、手持のパソコンのACアダプター(US用3ピン)を変換アダプター無しで利用出来たこと位でしょうか。室内は、多分一二回リノベーションしているのでしょうが、特に水回りが古さを隠せず、水栓の閉まり具合が甘かったり、使い勝手が悪いのは何とかして欲しいところです。

27Fにラウンジがあり、到着翌日の朝とカクテルタイム、出発当日の朝に利用しました。このホテルの建物は六角形の形をしていて、その中心にエレベーターホールがありますが、その回りを囲むように部屋が16部屋分囲んでいるデザイン。その半分くらいを占めたようなラウンジの配置で、横に細長い形。その片方に、ミールとかバーカウンターがあるので、反対側に席を確保してしまうと、いちいち移動していくのが結構大変です。横浜シェラトンのラウンジを、さらに横に倍以上伸ばしたような感じでしょうか。朝はBTOのオムレツとかありましたが、全体的にWestinとかSheratonと比べるとやや見劣りする感じですねぇ。夜は、18:00頃にラウンジに行ったんですが、ほぼ満員で雰囲気的に××。で、一度1Fのオープンカフェで少しアルコールと軽食を取ったらほぼ満腹状態になり、オードブルタイムが終わる直前(19:20頃)に再訪しましたが、この時点でも満席に近い状態。まぁ、もう飲んで食べてきたので、コーヒーと氷だけ確保して部屋に戻りましたが、ここのラウンジは、なかなかタフそうです。で、翌日の帰国に向けて早々に休みました。

正直なところ、アクセスやロケーションは最高なんですが、ホテル内のクオリティという意味では、ちょっと落ちるかなという印象。今回は初めてのお試しという意味合いもありましたが、同じ値段だったら、ここよりもSheratonを、あるいはWestinにするでしょうね。ただ、訪問目的が「Orchard中心にショッピング」というのであれば、ベストロケーションなんですが。

実際、ホテルからこの周辺の殆どのお店には、地下通路などを通じて移動出来ますから、悪天候の時でも困らない。また、SMRTで移動出来るので、この周辺だけで無く遠くの観光地や施設も含めて、天候に関係無く移動出来るメリットは大きいと思います。あと、このホテルが入っている"Tang Plaza"というビル自体がショッピングセンターみたいな物なので、簡単なお土産物は勿論、地下には小さいながらもフードコートみたいな場所もあって、簡単な食事なら困りません。今までSingapore滞在で利用していたホテルは、大なり小なりアクセスに難がありましたが、ここはその点に関しては満点と言っても良いくらいの場所だと思います。だからこそ、もう少し設備が改善されていればと残念ですが。

NRT-SIN/-HND (4) - Jewel@Changi Airport

Singapore二日目=実質初日で最終日(笑)。前日深夜過ぎにホテルに入り、ベッドに入ったのが遅かったので、目が覚めたのは7時過ぎ。ぐっすり眠れた分、ちょっと悪かった体調も大分回復してきたように感じます。シャワーを浴びてから、自分としては遅めですが、8時半頃に27Fのラウンジで軽く朝食を取り、その後色々準備をしてから、10:30頃にホテルを出て、この日の目的地である"Jewel Changi Airport"に向かいました。と言ってもこれ、翌日空港に向かうのと全く同じ道程な訳で、OrchardからNorth-South LineでCity Hallまで移動し、ここで空港方面へ向かうEast-West Lineに乗換。Tanah Merahで、空港方面行きの支線へと乗り換えます。

空港駅からは、T2側、T3側、どちらからでも通路で徒歩移動出来ますが、T2からの方が少し近いみたい。改札を出ると、SkyTrain等の案内と並んで"Jewel"という案内板があるので、迷わずに歩いて行けます。今回はT2の改札の方が近かったので、T2側から施設に向かいました。

T2の建物から外に出ると、外が見えるスカイウォークになっていて、左側にはT3に直結している以前の定宿Crowne Plaza Hotelが見え、その先には着陸した宇宙船みたいなJewelの建物が見えます。SMRTを降りて10分も歩けばこの建物の3F部分の入口に到着します。T3側から来ると、反対側に同じように入口があり、そちら側から入場出来るようになっているようです。後は、今回アクセスしたのと反対側にT1があり、T1とJewelは直結しているのが、T2/T3からT1へのSkytrainを利用してアクセスルする事も可能。ただ、Skytrainの乗り場までの移動を考えると、どちらも余り変わりない気がします。因みに、T2とT3を接続しているSkytrainは、このJewelの中を貫通して中の瀧(巨大排水?)の横を通過するので、これだけでも乗ってみるのも良いかもしれません。

で、中に入って正面を見て、多分最初に度肝を抜かれるだろうというのが、施設中央の天井から流れ落ちる「瀧(?)」。説明では"HSBC Rain Vortex"となっていて、仕組みはMarina Bay Sandsのモールにあるのと同じですが、サイズが段違い。しかも、ずっと上から水が流れ落ちています。この中は5層になっていますが、各フロアーから流れられるし、展望専用の場所などもあり、いゃぁこれだけで画になる商売になります。直ぐ横を、T2/T3を繋ぐSkytrainが走りますが、用も無いのに何度か乗りたい気分(笑).

内部は、1Fから5Fまであって、1Fから3Fまでは、雑貨や衣類に軽食などのお店が混在している感じ。ユニクロは、もう海外でもお馴染みですが、東急ハンズが入っていて一寸ビックリしました。4Fはレストランが中心で映像系のイベント施設なんかもありましたね。5Fは、天蓋の真下に森林が広がる感じで、アスレチック施設や森林探索みたいなコース(これは資生堂がスポンサーしているみたい)に、オープンエアっぽい感じのレストランが並んでいます。ここ、昼間は暑いけれど、夜なんか最高じゃ無いだろうか。あるいは、逆に雨の日だと天候関係無く楽しめるから良いですよね。

ここは単体の施設というよりはT1の拡張部分みたいなので、T1から入国して外に出ると直ぐにここJewelに入ります。ですから、航空会社のチェックインカウンターもあるし、ホテル等もあるので、結構利用者は大きなスーツケースを転がしながらの人が多い感じですね。ただ、夜遅い出発なら、夕方ここに来て買い物とか食事をして十分に時間を潰せるのでいいんじゃ無いかと。ANAはT2ですが、JALだとT1だからJAL利用者には凄く便利なんじゃないかと。ただ、T1側のFast Check-inコーナーにある、自動荷物預入機のEarly Check-inコーナにはANAの表示もあったので、ここに来て荷物とかチェックインして身軽になってから、時間を潰すのも良いかも。

一応施設しては24時間オープンしていて、最初はレストラン等も24時間営業だったらしいのですが、やはり深夜になると客足もばったり途絶えるので、最近では午前00:00までとか、深夜01:00までとか、店舗によってばらつきがあるみたいです。まぁ、それは仕方ないと思う。それでも、T2やT3のレストラン街で時間を潰すよりも、ちょっと足を伸ばしてここに来ている方が、ずっといいんじゃ無いかと思いますね。しかし、こんな大きな施設で、ここまで空間を贅沢に使った施設を準備するというのは、本当凄いなぁと思います。日本じゃ一寸考えられないけれど、Singaporeだって土地は狭くて高いだろうし、結局は付加価値を上げてどうやって基幹設備を維持していくかという発想なんでしょうね。

久しぶりに結構感激してしまい、予想以上にJewelに長居をしてしまいましたが、再び来たときと同じ経路でOrchardに戻り、今度はこのあたりのデパートやSCを眺めて買い物をして、そのままホテルに夕方戻ってきました。この後、ラウンジ軽く摘まんでいたら、昼間の疲れかもう食事をするのも面倒になり、そのまま部屋に戻って翌日の帰国準備をして早めに就寝しました。(続く...)

2019年7月27日

困ったときほど騒ぎ出す

先日の発言は、スポーツ施設の代表者で、まぁまだ許せる(いゃ、許せないけれど)とはいえ、今度は韓国与党の議員が、福島に対しての根も葉もない発言。その福島を理由に、東京2020ボイコットだと声高に発言したようだけれど、結局は先の「ホワイト国除外」を「経済制裁」と捉えて、その理由を所謂徴用工問題等に対しての「報復処置」と勝手に解釈して、それを解除するためにどんどん話を大きくしているだけ。でも、今回は「制裁」」とか「規制」じゃなくて「管理」の度合いを変更しただけて、それはこれまでの優遇国扱いから一般国扱いに戻しただけの話。それが不満なら、韓国がちゃんと自分達は問題無く管理している証拠を示せば良いのに、「我々は正しい」と言うだけで何も出してこない。まぁ、何時もの対応ですよね。自分達に不利なことなら、何も具体的な事は示さずに話題そらしてどんどん他者を巻き込んで話を大きくして、元々の問題点を希釈化していくことは。

韓国内では、これまで以上に日本製品のボイコットが始まっているようですが、現実問題表に見える製品だけでなく、例えばSamsungのスマホの部品も日本製は入っているだろうし、大対それを製造するラインの機械だって日本製が無いと出来ないものも多い。少なくとも、韓国の多くの製造業は、戦後日本の企業からの技術供与などを受けて今の形になっているわけだから、それすらも無かったことにするんだろうか。まぁ、そう言う昔の話は別にしても、今でもあるパクリ商品とか日本国内から勝手に持ち出して栽培している果実や野菜等も、今後は厳しく対応すればいいんじゃ無いだろうか。

と言うか、ソウルの空き地になっている「日本大使館前のデモ」は、まぁ何も無いところでの茶番だと思うけれど、釜山領事館への侵入事件はもっと抗議して良いのでは。報道では、館内にある図書館を利用する振りをして内部に入り、抗議活動をしたらしいけれど、となるとそう言う入館サービスも停止して、領事館機能も制限するとか、目に見える対応が必要なのでは。

今回の日本は、これまでと違って簡単には折れないでしょうし、目的を果たすまでは力を強めることはあっても緩めることは無い事を祈っています。多分、これまで我慢してきたけれど、今回は堪忍袋の緒が切れた、状態なんでしょうね。我慢している間の日本人は大人しく見えるけれど、一旦切れた日本人は恐いという事を、ちゃんと韓国に示す良い機会じゃ無いだろうか。勿論、暴力は駄目。ルールに則り、正々堂々と相手の不備や間違いを指摘していくことが重要。これまでは、それを途中で妥協してなぁなぁで終わらせたから、いつまでたっても繰り返していたわけだけれど、今回は徹底的に結論が出るまでやるんじゃ無いかと思うし、やるべきだと思うなぁ。韓国が大騒ぎしているのは、それだけ彼らが困っている後ろめたいと思っている証拠だと思うし。

NRT-SIN/-HND (3) - 病み上がりでの出発

久しぶりの国際線利用となるSingapore行き。前回三日前は何のトラブルも無かったのに、その翌日から風というかインフルエンザというか、節々が痛くなり食欲が無くなり熱も出て、あら大変。水曜日は本当、ベッドに横になりながら仕事をしたような感じで、「こりゃぁ、金曜日からのフライトは無理かなぁ」とすら思ったくらい。それでも木曜日になると熱は下がりましたが、元々扁桃腺が弱くてその為喉の痛みが取れない。で、金曜日に会社に行くわけですが、取りあえず会社まで出られるなら、そのまま一寸遠出しても大丈夫だろうという、何とも乱暴な言い訳を作って旅行の荷物とともに出かけました。

何時ものように新幹線で横浜のオフィスに行きますが、この日は午後半休をとって成田へ向かう予定。午前中は、毎週びっちりミーティングが入っているので、今回はお昼を食べずにその後仕事を片付けて、13:30過ぎにオフィスを出て成田へ向かいます。

横浜駅発13:59のN'EXで成田へ向かいましたが、時間帯の関係なのか、結構乗車率が高く、かつ外人さんの割合が高い感じ。で、私の後ろの席に品川駅から乗車してきたアメリカ人と思われる男性二人組が座ったんですが、そのうちの一人のコロンの匂いがきつくて、アレルギー反応というか、花粉症みたいな水っぽい鼻水がだらだら出てきてしまう状態に。ハンカチで鼻を押さえてなんとか凌ぎましたが、いゃぁ大変でした。まぁ、個人の嗜好、好みの問題ではあるけれど、この「匂い」に関しては、タバコだろうと香水だろうと、是非周りへの影響も考えて欲しいところ。そのせいなのか、ちょっとまた熱っぽくなり、最後の30分位はウトウトしながらの乗車でしたが、それが逆に良かったのか、成田に到着したときには少し楽になりました。

少し早めに成田に到着したので、TSUTAYAで機内で読む本を物色して、その後は優先保安検査場を抜けたんですが、一般用の保安検査場が工事中のためか、AMC Diamondだけでなく、AMCメンバーに開放していました。で、出国審査場では、手前の自動化ゲートを最初利用したんですが、指紋が読めないのか駄目。仕方がないので、長蛇の列の外国人用審査ブースを回り込んで、真ん中にある顔認証ゲートを抜けて無事出国しました。この顔認証ゲートのブース、手前側にも配置して欲しいぞ。

特にやることもないので、この日の搭乗ゲート58Aに近い5サテのラウンジにそそくさと移動します。丁度夕方の出発のタイミングなのか、中は結構混雑していましたが、1時間もすると空いてきてちょっとリラックス。仕事のメールを片付けて暫く待ったりしていました。

搭乗開始時刻は17:45でゲートはT1陸の孤島の58A。と言う事で早めにラウンジを出てゲートに到着したんですが、ここで「準日に時間が掛かっており17:45開始を18:00に変更」のアナウンス。ところが18:00になると「混雑のため管制からの指示で18:10に変更」と再び遅延。それでも、18:10頃事前改札が始まり、続いて優先搭乗となり無事に機内に入る事が出来ました。

ドアクローズは18:30頃ですが、離陸許可が出ずに志葉欄ゲートで待機。やっと動き出したのは、18:50位になってから。ここから、えらく遠回りするような経路で、A滑走路のRW16Rに向かい、離陸したのは19:15頃でした。それでも、台風の影響で追い風が強いのか、フライトタイムは5時間59分と、NRT-SIN路線では始めて5時間台の表記を見ました(笑)。因みに、この機体は最近導入されたばかりのB787-10。だから少し早いのだろうか(マテ)。

何時ものように軽く食事を頂き、でも体調もそんなに芳しくないのでアルコールはほどほどにして、ウトウトしながら時間を潰していると、結構あっと言う間にもう着陸態勢です。以前だと空港を回り込んで、南側からアプローチしていましたが、今回はそのままダイレクトにRW20Rに着陸。ただ、到着ゲートがT2のE5だったので、そのままT3の端まで滑走してT2側に回り込み、また同じくらいの距離を戻ってくるような、タキシングに時間が掛かる状態。でも、あれだけ出発が遅延したのに、到着時刻は定刻よりも10分近くの早着でした。

既に深夜0時は過ぎているからか、T2ターミナルも静かで、T2の入国審査場もガラガラ。前回は、指紋が読み取れなくて横のブースに行かされましたが、今回は事前に両方の親指をジーンズで擦って指紋が目立つようにした結果でしょうか、無事に認識されて直ぐに入国となりました。この後、税関のゲートを出て左に向かい、タクシーを拾ってホテルにチェックインしたのは、深夜の01:00頃でした。取りあえず、荷物を片付けて、歯磨きし、汗を流して、直ぐにベッドに入り翌日に備えます。(続く...)

変化した客層

毎度おなじみ「金曜日の新幹線シリーズ」。多くの学校は今週から夏休みに入ったようで、朝何時ものように自宅近くのバス停からバスに乗ろうとしたら、その何時も利用しているバスが「開校日のみ運行」のバスで、丁度7月26日から8月25日まで「休校日扱いで運行無し」ということに気がつき、一寸慌てました。運良く、5分後に来るバスがあって、問題無く新幹線には間に合ったのですが、「そうかぁ、夏休みかぁ」とちょっとノスタルジーに浸った瞬間でした。

その新幹線も、夏休みに入り早速家族両校とかグループ旅行の予定を入れているのか、そう言うグループが増えていて、何時もより混雑しています。そう言う人達は、必ず大きめのスーツケースとかキャリーバッグを引いているから尚更混雑度合いはいつも以上に感じます。浜松を出たときは、私の隣は空席でしたが、静岡駅でドッと乗り込んでくると、まとめて席が取れなかったんでしょうね、グループで乗車してきてバラバラに座る人がいて、そのうちの一人が私の空席を埋めて、車内も満席状態になりました。何時もは殆ど聞こえない子供の声が響くのも、この時期のある意味風物詩かもしれない。

新横浜で横浜線に乗り換えるときも、ホームはそう言った家族連れも多いのですが、何故か一人なのにキャリーバッグを引いて歩いている、高齢の方が目立ったのは何故だろうか。帰省? たまたま? 何時も見ない、謎の光景でした。その後横浜に来ても、駅構内の雰囲気は何時もと明らかに違っていて、逆にこちらが金曜日ではなく週末に間違えて出社してしまった? と勘違いしそうな雰囲気でした。

これから一月はこんな感じになるんでしょうね。特に8月の中旬にはお盆の時期になり、また人出は多くなりそう。そうそう、来年は東京2020でこの時期はさらに人出が増えると予想されているけれど、交通網は大丈夫なんだろうか。一寸不安が心配になりますよねぇ...

2019年7月26日

派遣は悪か

毎度の事ながら、永江一石氏のコラムから、派遣は悪なのかという話。この「派遣 vs. 正社員」の話にかかわらず、どうしてもこう言う種類の話って、善と悪みたいな二極対立みたいな構図にしたがりますよね。確かに、その方が分かりやすいし単純なんだろうけど、その分凄く極端な話になってしまい、非現実的な話にすら聞こえてしまう。勿論、それ以上に酷い場合も有るのだろうけど、それはそれとして個別に対応するなりする話のような気がする。

私の会社や組織にも、派遣だったり委託社員だったり、いろいろな種類のエンジニアが働いていて、何年かして契約更新の時に正社員への転籍などを尋ねる場合もありますが、結構皆さん派遣のままの方を好まれる気がする。自分なりに思うのは、エンジニア系、理系ということで、自分の興味の有る分野や範囲の仕事には集中したいけれど、それ以外の仕事や会社関係の行事には距離を置きたい、と言うのが一番大きな理由じゃ無いだろうか。実は、自分もその一人(笑)。だから、世間のニュース等に流れてくる「派遣 vs 正社員」のニュース等を聞いていると、何時もこれは文系の職種の話じゃないだろうかと感じています。

「派遣」と言っても、それはその雇用している会社から見たら、その会社自身が雇用していないから「派遣」な訳で、実際は人材派遣会社に所属している「正社員」のはず。最近多い、マッチングサイトなどを利用して直接アルバイト契約とか結べば別だろうけど、本来は派遣会社が派遣先の雇用状態を見ていて、不味いところがあればクレームしなきゃ行けないわけで、それが出来ていないとすれば雇用側もそうだけれど人材派遣会社側にも問題があるということ。だから、「派遣の問題」ではなく、「人材派遣会社に所属する正社員の問題」になるんじゃないのかといつも思います。まぁ、派遣元としても契約を切られないよう我慢する事もあるかもしれないけれど、結局そういう派遣先って長続きしないし、ちゃんとした派遣先なら派遣元も大事にするものだし。

日本の昔の雇用形態では、終身雇用・年功序列が当たり前でしたし、だからこそ「会社員=正社員」という図式が成立していたのでしょう。今の派遣に近いケースだと、臨時工とか季節工みたいな人が当てはまるのかもしれないけれど、ピーク時のリソースマネージメント的役割をしていたわけで、それは今の派遣リソースの使い方と同じ。ただ、最近ではその派遣リソースをコストダウン目的で使おうとするから、一寸ややこしいことになっているのだと思う。でも、昔からの終身雇用・年功序列が崩壊している今、仕事のスタイルとして、e-workとか副業などという形態も普通に認められる時代なんだから、「派遣」という形態が中心になっても良いと思うんですよね。「正社員=人材中心雇用」というのは、その人のリソースを全て会社が確保することだから、実は無駄な時間も多く引き受けなきゃ行けない。「派遣=能力中心雇用」だと、必要な時に必要なリソースを会社側も確保できるし、人材側も有効に自分のリソースを売り込める。そう言うプラスの部分をもっと広げていけば、自然と今言われているようなマイナスの部分は解消されていく気がする。まぁ、問題なのは永江氏も書いているように、一部の人達が自分達の都合の良いように解釈して吹聴していることなんですが、それって本当に真面目に働きたい人にとって迷惑なだけなんですよね。

NEC PC 40周年

日本のスタンダードパソコンだった「NEC PC」誕生から40周年のイベント開催の記事。40年前というと、1979年の8月5日にPC-8001が誕生という事? となると、名古屋の河合塾に留学していた時期だよなぁ(笑)。あの頃は、工業高校の友人を通じて、ワンボードマイコンとか弄っていて、「パソコン(当時はマイコンかな)」というと、TandyのTRS-80とかCommodoreのPET 2001とかAppleのApple][の広告写真を、当時のPC系無線系雑誌でみて「凄いなぁ」と思っていた頃。

この1979年って、SONYが初代WALKMANを発売した年でもあるんですよね。やはり浪人中に同じ寮にいた友人がWALKMANを勝ったので、何度も使わせて貰った記憶があります。そう言う意味では、この「1979年」というのは、今の時代に通じる「一寸未来のでバイス」が生まれた年と言っても良いのかも。

大学に入ると、PC-6001が図書館に配備されていて、あの使いづらいキーボードを弄ったけれど、我慢ならず電算室のホストをもっぱら使用していたので、実は社会人になるまでパソコンは触れたことは無かったりします。社会人になっても、パソコン開発に関わるようになったのは、入社して4年目くらいからだったから、結構奥手(?)ではあったけれど、まさかそのパソコンで30年以上ご飯を食べることになるとは思わなかった(笑)。

当時のPC-8001は、多分猪間時代のデバイスだとスマートウォッチ、あるいは電卓にすら劣るくらいの性能だと思うんですが、凄く未来を感じる「装置」でしたねぇ。当時は、Windowsどころか、DOSすらない時代で、先ず本体を起動させると、BASICが起動して、そこからコマンドを打ち込んでCP/Mを読み込ませて使っていたように思います。読み込み先も、フロッピーじゃ無くてカセットテープだったり(笑)。画面だって、グラフィックじゃ無くてテキストベースのCGIで、そのテキストフォントもフォントROMに入っているデータだったから、サイズも形も固定したものだったし。当然、感じは勿論カタカナだってないから、全てアルファベットと数字と英記号だけの世界。それでも、結構色々なことが出来たよなぁ。

NEC PCは、再生機には日本のパソコン市場の七割八割を占めていたけれど、その時から20年位過ぎているけれど、今ではパソコンの重要度は今でもあるけれど、スマホとかタブレットに地位を奪われつつあるような時代。次の10年、20年で、NEC PCだけでなく、日本のパソコンメーカー、世界のパソコンメーカー、一体どうなっているのだろうか。

情けに訴える

れいわ新撰組の山本太郎代表が、今回当選した二人が厚生労働委員会に参加出来るように、自公に席を譲って欲しいとtweetしている。twitterでやることかという批判に対して、いや正式な手続きもした上で可視化のためにtwitterでも発言しているんだという擁護の意見もあるらしいけれど、それなら「一つ譲っていただけないでしょうか」ではなく、「斯く斯く然々でお願いしている件、了承されるようにご支援をお願いします」とか言うなら分かるんだけれど、やっぱり文面だけ見ていると、twitter上だけで言っているようにしか見えない。これって、山本氏側に取っては、成功すれば功績だし、駄目なら自公批判になる、しかもどちらの結果になっても世間には「自分はこれだけ努力した」という、雰囲気は伝わる。つまり、最悪のケースでもプラスのリターンがあるわけで、まぁこう言う事に段々と長けてきている気がする。さらに言えば、お願いする方の立場は少なくとも当選した二人の議員であって、落選した山本氏じゃ無いはず。幾ら政党の代表とは言え、議員でない一般人が立法に関与できることになってしまう。いゃ二人を代弁しているとなれば、そんな状態で国会運営に参加出来るのと言うやぶ蛇になりそう。

で、本来なら、共闘している共産党とか立憲民主党当たりに先ずお願いするのが筋なんじゃないの。身内の席数は減らさずに、相手に情けを掛けて貰いたいというのは、一寸調子が良すぎるというか図々しいというか。国会内の各委員会の参加者数は、国会のルールで所属議員数で決まると決められているわけだから、何か会派を作るとかそう言う方法だってあるはず。それをいきなり掟破りのこう言う方法を取るというのは、本当にその委員会に参加したいという根本の意図・目的とは違う物があるように感じるなぁ。

それに、今回当選したお二人とも重度の障害があり、どれだけ通常の国会での作業に耐えられるか分からない。さらに、厚生労働委員会は、厚生行政や労働行政に関わる多種多様な課題や計画に関して話し合いをする場であるわけだから、実は重度障害者に対しての議題なり話題は、そんなに多くないんじゃないだろうか。仮に10%がその分野の話だとすると、残り90%の時間は彼らはどうするんだろうか。あるいは、本会議等長時間拘束される場合も有るわけです。途中退出する事も出来たと思うけれど、それはそれで国会軽視と言われても仕方ないし。仮に野党が、以前のような牛歩戦術、長時間の趣旨説明とかをこのお二人の前でやった場合、彼らの支持者はどう思うんだろうか。今回、このお二人は「特定枠」で立候補し、正直山本太郎氏の力で当選させられたと言って良いような状態。何か、それって選挙とか議会を歪めていないか?

色々な背景や状況を持った人が、色々な職業にチャレンジする事は良いことだと思うし、そういうところから何か新しい物が始まることも事実。ただし、それが本人だけの範囲で納まっているなら何かあってもその人の責任で終わるけれど、今回のように国会議員ということは「国民の代表者の一人」な訳で、それなりの知識なり経験なりが要求される物。「何とか議員」と揶揄されるのも、そう言う資質に欠けていたからな訳で、それは経験とか知識とかもそうだけれど、やはり体力とかも含まれると思うんですよね。そう言う意味で、今回の当選は、新しい課題を投げかけたことは事実だけれど、果たしてその設問・課題内容が適切なものであったのか、という疑念は未だに残ります。また、そう言うことも含めて、山本太郎氏はお二人に対しての責任も負う覚悟があるのか、そう言う疑問も生まれてきますねぇ。

2019年7月25日

スポーツに私情を持ち込む

スポーツの世界というのは、本来個人対個人、チーム対チームが、それぞれの力を出し切って記録や勝負をする物で、そこには有る意味俗世間の柵みたいな物は無いはずなんだけれど、久しぶりに読んでいて不愉快になった、韓国のスポーツ記事。色々ツッコミどころは満載なんだけれど、
東京オリンピックで日本にはホーム利点があるはずで、私たちには審判判定の不利さもあると見ている。
確かに、地元開催という事では、地元の応援の方が厚くなるだろうし、環境とか条件は地元チームが有利と見られるのは仕方ないと思う。しかし、だから審判判定も地元になびくと言う事を考えるのは、彼らの国民性なのか正確なのか。国際大会の場合は、各国の審判が出来るだけ公平に審判できるように分散して担当するはずで、そう言う意味ではどこで開催されようと地元の利という物はほとんど無いはず。それこそ、よほど何か理由があってその国に忖度するとか、袖の下を貰っているとか言うことならばあり得るけれど。何となく、自分達がこうだから相手もこうだろうという意識が透けて見えるなぁ。

もう一つが、福島産の食材について。
日本政府は最近、原発事故による放射能汚染地域の福島産食材を五輪選手団の献立に活用するという意思を示した。韓国だけでなく、オリンピック参加国にとってはあまり喜ばしくないニュースであることは明らかだ。
確かに線量が高い地域もまだ存在するけれど、普通に生活していて普通に農作物を作っている場所は、日本の多の場所と同じか低いくらいの状態だし、大体日本の中で一番厳しくある意味唯一検査をしている福島の農作物が一番安全なことは確か。場所によっては日本の倍近い放射線量のある韓国とか、色々ルール無視をしているあの国の人達からは言われたくない台詞だよなぁ。 と言うか、そんなに心配なら来なきゃ良いのにと思ってしまう(笑)。

私も仕事を中心にあの国の人達との付き合いもそれなりにあって、彼らはごく普通の常識も節度もある人達なんだけれど、こう言う事を言うのも彼らも結構嫌っています。ただ、周りの空気というか雰囲気というか状況が、反対できない。なぜなら、力のある人や偉い人がああいうことを言うから、基本身分社会というか年功序列社会の彼方では、なかなか反対できない空気感があるような気がしますね。やはり、それは歴史的経緯から来ているのか、中国なんかも同じような空気を感じることが以前有りました。まぁ、中国の場合は強力な権限を持った共産党が抑えているからだけれど、国民としては出来るだけ摩擦を起こさず、自分の周りの平和を維持するという思いはどちらの国も同じなのかも。それが良い悪いではなく、そう言う状況で生きていくしか無いんでしょうね。ただ、だからと言って日本が何度も何度も譲歩する必要はない訳で、今の時代言うべき事は言って主張することが大事。そうすることで、彼方の国も変わっていくかもしれない。何千年、何万年かかるかもしれないけれど...

デュアルディスプレー

モバイルPCは、その可搬性故に色々犠牲にしていることがありますが、その一つがディスプレーのサイズと解像度。最近のデスクトップでは、4Kディスプレーも普通になってきましたが、モバイル環境ではまだまだの状態。大体、4Kの解像度を、モバイルPCで最大でも17インチとかに収めるのに無理がある気がするけれど。

で、可動性に優れた外付けのデュアルディスプレーは、目的によっては便利な物。私も以前、USB接続のXGAサイズ(12")の外付けディスプレーを使用していたことがありました。表示エリアが広がるのは確かに便利なんですが、本体と外付けディスプレーで、解像度やDPI、さらには画面の位置(高さ)が揃っていないと凄く使いづらいんですよね。特に、本体と外付けディスプレーで解像度が違うと、並べた二つの画面上をカーソル移動するときに、解像度の高い画面から低い画面に移動するときに、引っかかってしまう(解像度が足りない部分は、画面をまたげない)のが結構ストレス。また、この製品は12インチですが、モバイルPCが14インチ画面だと、やはり表示サイズが異なり、これも結構なストレスに。だから理想は、同じ解像度、同じ画面サイズで、同じ高さで表示出来る外付けディスプレーがあると嬉しいのですが。ただ、そうやって一度揃った物が準備出来たとしても、本体側を更新すると、以前の外付けディスプレーも一緒に交換しないと行けなくなるかもしれないし、なかなか大変なんですよね。

実は、個人的に思っているのは、こう言うデュアルディスプレーよりは、小さな高解像度(例えば4K)プロジェクターを接続して、そちらだけで作業した方が効率は良いんじゃ無いかと以前から思っています。メール確認とか、簡単な作業はモバイルPCの画面で十分で、色々なファイルとか沢山同時に開く場合は、プロジェクターに切り替える、と。ただ、プロジェクターを投影できる場所(壁)とか無いと駄目なので、このアイデアも没なんだろうけど。将来的には、折り畳んだ新聞紙を広げるような感じで展開出来る「紙みたいなディスプレー」が出来ると完璧なんでしょうけどね。Samsungとか作らないかなと思うけれど、あっ日本から規制を受けている最中でそれどころじゃ無いか...

iOS 12.4

iOS 12.4の配布が始まっているという記事。自分のiPhone8を見てみたら、確かにダウンロード待機になっていた。今回の目玉は、これまではiTunesにデータを保存しておき、iPhoneを更新するときはそれを転送してリカバリーしたのだけれど、このOSからはP2PでWi-Fi経由て直接データ転送出来るらしい。暫く前に、iTunesの廃止を謳ったので、その対策なんだろうけど、例えば古いiPhoneが壊れたので新しいiPhoneを購入した場合、どうするんだろうか。

iPhoneを複数台平行利用する場合がそんなにあるとは思わないけれど、データ同期とかに利用出来たら良いかも。今でも、iCloud経由なら可能なんだろうけど。余り熱心なiPhoneユーザーでは無いので、そんなに機能とか使い込んでいるわけでは無いけれど、一寸したときに感じる不便や不満を、何かの時に解決してくれると嬉しいのですが。まあ、そう言う意味ではAppleの方がMicrosoftよりはましなのか(マテ)。

仕事柄、やはりデータのバックアップと、何かあったときのリカバリーという機能を一番重要視するわけで、そう言う意味ではiTunesを利用したバックアップ/リストアの機能というのは、よく出来ていると感心していたんですが、今後どうなるんだろうか。iTunesが無くなっても、ローカル(=PC)にバックアップ出来るなら良いんですよね。iCloudの場合は、どうしてもミニマムで、その後のリストア作業も必要になるけれど、ローカルバックアップなら、そのままどんと戻して完了ですから。

今後のAppleは、MacOS、iPad OS、iOSと3つの基盤を管理更新していくんだけれど、大丈夫なんだろうか。まぁ、MacOSとそれ以外の2つは明らかに違うけれど、iPad OSとiOSは、Windowsで言えばProfessionalとHomeの違いくらいだろうと勝手に想像しているんですが(笑)。今は仕事の関係でWindowsパソコンが必須なんですが、完全にプライベートモードになったら、iPadにシフトするのも良いかなと思っています。ただ、私はもう30年以上もキーボード入力に慣れているので、QWERTYキーボードは必須。その点iPadにはちょっと躊躇してしまう。外付けキーボードはありますが、打ち心地というか、使い勝手の点で今ひとつですし。ところで、Appleは「iOS 13」シリーズは出すんだろうか。(マテ)

2019年7月24日

「太郎」違い

富士宮市の参議院選挙集計で、間違って「山田太郎」候補の票が「山本太郎」候補に加算されてしまった事件。結局確認の結果、山田太郎氏: 515票、山本太郎氏: 1453票と訂正され、選挙結果にも影響しないことが確認されたけれど、これ同じような事が全国で発生している可能性はありますよね。と言って、今から全てを確認することは難しいけれど、攻めてそれぞれ候補の得票率くらいを比較して、余りに違う場合は検証するように為ては動だろうか。今回の場合も、山田太郎氏の得票数が「0」と言う事で、実際に投票した人から疑問が出て再検証に繋がったもの。

よほどのことが無い限り、選挙結果は変わらないだろうけど、それでも選挙システムの根幹に関わる部分の話だけに、何らかの対策が必要なのでは。選挙後には、よく「一票の格差」ということで違憲裁判が提起されるけれど、こういう「候補者数の集計間違い」に関しての回避策対策を要求するような訴訟を、誰か提起してくれないだろうか。

実際問題、間違いやすい名前という事情は理解出来る。「山本太郎」と「山田太郎」と一文字違い。しかも日本の投票用紙は「起票式」だから、各人のクセとか文字の形によっては「本」と「田」が判別しづらい場合も有るだろうし。一番確実なのは、マークシート方式なんだろうけど、全国区の場合は何百人も候補がいる中から一人選ぶ訳で、これはとても耐えられないだろうし。ただ、投票者が「山田」と「山本」を間違えた、判別が難しい字を書いた、というのであれば、それは投票者側の理由だからそれはある意味仕方がないこと。でも、今回は、その後選挙管理委員会が「山田太郎」票と判断した物を、どう言う理由か「山本太郎」票として処理してしまったわけで、その原因が単純に人間の勘違いなら別の視点からの判定なり処理を入れないと、今後も同様の事案が発生する可能性はあるでしょうね。

それこそ、わざと似たような名称にするとか、勘違いしやすい政党名にするとか、まぁ悪い事を考えれば幾らでもアイデアは出てくるだろうけど。でも、よくよく考えてみたら、SNSとかで「あれ、自分は少なくとも投票したけれど」という発言が無ければ、今回の件も気が付かれずに1453対0票で終わっていた話なわけで、SNSがどれだけ社会の中に無意識うちに組み込まれているのか実感する事例の1つと言って良いかも。選挙活動にしても、選挙後にしても、これまでのやり方方法ではない仕組みがどんどん生まれてきていることを実感しますよね。

充電端子が剥がれる

もう4年以上使っている、AndroidスマホのSONY Xperia Z3 Compact。1年目一寸の時に一度内蔵バッテリーの交換を為ていて、以後は特に不具合も無く使用していたんですが、昨日自宅の充電台から持ち上げたら、充電端子が外れしまいビックリ。

Xperial Z3 Compactは、側面に充電用端子が出ていて、この黒い陸上トラック部分の両端が電極端子(ボゴピン)で、その間に磁石が入っています。これを充電器に置くと、充電器側の磁石と互いに吸着して、それぞれのボゴピン同士がそれで接触して通電し充電が始まる仕組み。ところが、昨日このXperial Z3 Compactを充電器から持ち上げたら、この黒い部分が磁石でくっついたままで外れてしまった。接触面を見ると、黒い部分は両面テープで接着しているみたいで、経年変化で接着力が弱まってきている様子。

外れた端子の反対側(=内部側)は、ボゴピンの端子が伸びているだけで、どうも本体内部の電極と接触為て通電しているみたい。慌てて元のように戻してぎゅっと押し込んでみて、恐る恐る充電台に戻したら、ちゃんと充電状態になったのでほっとしましたが、一寸今後不安と心配を抱えながらの運用は厳しそう。

もう4年過ぎているので、結構前から買い換えを考えていましたが、なかなか「これ」という製品が登場しなくて先延ばししてきた物。希望は、小型軽量でFeliCaとNFCが利用出来ればいいのですが、最近のスマホは大型化していてそれが購入を留まっている最大の理由。二世代くらい前のXperia XZ2 Comapctは、以前からいいなぁと思っていましたが、今現在dストアでは「在庫無し」で一寸判断が遅かった。1つだけ在庫有りが「ピンク」なんですよねぇ... ちょっと悩む(笑)。

今心を一寸引かれているのは、富士通のarrows Be3。必要最小限の機能でお値段も安いし。Xperia Aceも一応候補なんですが、レビューのポイントが低いのが気になるし。あと、GoogleのPixel 3aも候補なんですが、FeliCaの互換性というか、サポート範囲がどれだけなのか今調査中。基本的には今使っているサービスは全部可能なはずなんですが、時々あるんですよね、サポート外みたいな事が。その点、日本メーカーものならそんなことは無いので安心して購入出来るんだけれど。今週末は出かける予定があり余裕が無いので、まずは騙し騙し使いながら、来週くらいにどうするか決める予定。まぁ、4年前の機種だし、そろそろ更新時期でもあるし、半分くらいは諦めています(笑)。

2019年7月23日

NRT-GUM/-NRT (1) - 久しぶりのGuam

UA MP 1K修行は、取りあえず半分近くまで来たけれど、まだまだゴールは遠い。さらにUA MP 1Kの場合は、獲得マイル(PQM)とは別に、4区画は最低UA便で飛ばないと行けない。本当は、先のハワイ行きでUS国内線フライトを利用して4セグメントを達成する予定でしたが、幸か不幸かスケジュールが上手く整わず、今の所3セグメント止まり。11月に予定しているNFL観戦旅行では、ちゃんとUA線利用が入るので達成する予定ではいますが、11月なので色々な事情から飛べない可能性も生まれてしまいます。あと、微妙にPQMが足りないという事情もあり、丁度9月に安いレートが出ていたGuam行きを実行することに。

Guamに行くのは久しぶりだなと思ったら、丁度2年振りの再訪になる様子。まぁ、小さな島なので特に何をやるという事でも無いのですが、ただただのんびり出来ればそれで良し、です。肝心のスケジュールは、金曜日に何時ものように横浜のオフィスに出社した後、少し早めに退社して成田へ移動。一日3便あるUAのGuam行きですが、一番遅い21:00台発のフライトで向かいます。現地到着は、時差もあり深夜の02:00近くですが、これはまぁ仕方ない。そのままホテルに移動して、翌日一日は多分買い物に精を出し、三日目は朝一のフライトで成田に戻るという、何時ものような弾丸ツアー状態です。近場で実質的に時差は無いし、しかも金曜日の夜に出て日曜日の朝一に戻れるので、週末のショートトリップとしては一番かな。数年前だと、ビジネスクラスでも4~5万円台でチケットがあったのに、今では8万円台が中心ですからね。ちょっと痛い。

宿泊ホテルですが、基本BONVOY優先なので、何時ものSheratonを予約することに。ちょっと遠いのだけれど、どのみち島内移動はバス利用ですし、夜とか外に出歩くことがないならば、場所は余り関係無いですし。本当は、もう少し中心街にあるWestinに今回は挑戦してみたかったんですが、こちらはレートがやや強気なので今回も断念。まぁ、そのうち機会があれば、ですが。Singapore行きとこのGuam行きが達成出来れば、4セグメント以上のフライトを達成し残るUA MP 1K達成条件はPQMの獲得だけになるので、何とかゴールが見えてきます。それでも、ここまででやっと7万PQM弱なので、一番手軽なHND-OKA (3,936PQM)で埋めるとすると、8往復くらいしないと駄目で、それはそれでなかなか大変ですが。

あと、この時期台風が心配な時期で、天候だけは何ともしがたい。それも、日本国内の場合もあるし、Guamの場合もあるわけで、これだけは本当に天に頼むしか無いし、何とかして欲しいところ。それまでお行儀良くしていくしかないのですが... (笑)。なんやかんやで、7月にSingapore8月にSydney、9月にこのGuam、10月は予定ないけれど、11月はNFLで、12月はまたSingaporeへ以降かと思っているので、ほぼ毎月何処かに飛ぶモードになります。体調とパスポートだけはしっかり管理しよう。(続く...)

NRT-SIN/-HND (2) - 出発三日前

夏休みのフライト、第一弾のSingapore行きまであと三日。今回のSingapore行きは、Ua MP 1K 2020の為の、結構重要なPQM獲得フライトで、このフライトで獲得予定の13,238PQMが追加されると、UA MP 1Kもやっと折返しの5万PQMを超えることになります。AMCと違って、UA MPの方はまだまだ道のりは長いけれど、このSingapore行きの後に予定しているNRT-GUM往復を飛べば、もう一つの獲得条件4セグメント以上のUAフライト利用が満足出来るので、後は国内線修行でも何とかなるかなという状態に(笑)。

で、三日前というのになかなか緊張感はない。一番の理由は、今日本は夏で向こうも夏なので、衣類の準備を特にシーズンが反転しているとかで色々考える必要がないこと。何時も国内で来ているものを、そのまま三日分詰め込んで行けば良いだけ。後は、パソコンとかその周辺装置とか、何時も利用しているもので殆どパッケージ化されているから、それを鞄に詰めるだけ。多分、前日木曜日にわちゃわちゃ準備すれば十分間に合います。

金曜日は、午前中にミーティングがあるから全休は取れなかったんですが、午後からの半休取得を為ているので、お昼をゆっくり食べたら会社からのんびりと成田へ移動。フライト出発時刻は18:00過ぎなので、午後の15:00過ぎくらいに成田に到着すればいいから、横浜当たりなら14:00頃にN'EXを捕まえれば十分間に合います。久しぶりに、ANAのラウンジで待ったりもしたいので、もう少し早めに会社を出るかもしれませんが。

今回もノープランのSingapore行きですが、年末12月のクリスマス前に今年4回目の訪問をするかもしれないので、今回はその下調べという意味合いもあるかも。と言っても、大体有名なところは回りきっているので、目新しいところは特に無いかなと思うんですが、最近Changi Airportに大きなショッピングモールが出来たらしいので、今回はそれを狙ってみるつもり。それならそれで、空港直結のCrowne Plazaに宿を撮れば良かったかなとも今は思っていますが、まぁBONVOYのステイカウント優先なので仕方ありませ。丁度、お中元の季節にもなるので、そのお土産というかお使い物も一寸探してこようかとも思っています。日本も暑くなるけれど、向こうも暑いので、体力だけは奪われないようにしないと。(続く...)

豪雨

昨日、夕食を食べ終わってからでしょうか、雨が突然強くなったり雷が鳴ったりと不安定な天候状態になり、そのうちに21:00頃位かなぁ、災害メールが何通もスマホに届くようになり、さらに落雷の音が酷くなり、結局深夜零時を回るくらいまで、そんな状態で寝付けない。テレビの速報では、何度も浜松市や掛川市などに避難勧告が出たとか、さらには豪雨で河川の水量が上がり、新幹線が二時間くらい運航停止していたりと、かなり厳しい状態だったみたいですね。

浜松市内は、一時1時間当たりの雨量が110mmを超えたと言う事で、ほぼ全市内に避難勧告が出ていましたが、私も含めてどれだけの人がそのままだったのか。地域によっては、かなり危険だったと思うけれど、私の自宅の周りには大きな河川も無いし、回りは住宅も多いけれど半分近くは田圃や畑だし。ただ、自宅回りの排水口の掃除を随分やっていないので、結構落ち葉とか中で詰まっていたりしているかもしれない。以前、雨樋が詰まって結構大変な思いをしたけれど、今回の様なときにそうならないように掃除をしないと行けない。でも、これがなかなか大変で、所謂便利屋さんを頼もうかなぁと外の激しい雨音を聞きながら感じましたねぇ。

今の所、浜松市内での大きな被害は無かったようですが、夜も結構遅くなってから新幹線は止まっていたので、あの後帰宅する人などは大変だったでしょうねぇ。私も、10年以上新幹線通勤を為ているけれど、何度かは今回の様に雨で途中停車状態になり、自宅になかなかたどり着けなかったことがあります。運良く、駅に停車中に止まると、それでも外に出たり出来るし、売店で飲み物なども購入出来るからまだ良いのですが、駅と駅の間に停車するとか、既に待避線が一杯でホーム側に止まれず、本線(通過する線路)に停車してしまうと悲惨。

昨日の雨の名残で、窓の外に掛けてある葦簀には、まだ大きな雨粒が沢山残っていますが、外では青空が広がりだし蝉の声が五月蠅いくらい。今年の梅雨は長かったけれど、やっとこれで終わるかなぁ。雨が上がり、晴天が続くようになったら、先ずは庭の雑草除去を為て、さらに車の洗車もしないと。暑い中、色々仕事が待っているのは辛いかも。

2019年7月22日

Driving Sunday

先週納車された、新しいマイカー"Lexus UX Version C"。昨日日曜日、時間が取れたので少し長めのドライブをすることに。と言っても、高速道路を行ったり来たりするだけなんですが(笑)。まだまだ多種多様なパネル操作に慣れず、またシートポジションやバックミラーの位置なども試行錯誤中なので、実地で検証することも目的にしました。

まずは自宅から浜松ICに移動して、浜松から静岡空港のある相良牧之原ICまで、約30分位のドライブ。一般道でもそうですが、高速道路での安定性は格段。以前にも書いたように、静粛性も抜群なので車内オーディオ(iPhone8)での音楽再生も自然に聞こえます。前回、オーディオが物足りないと書いたけれど、音量を上げると音像もはっきりして良い音に。車内環境が音楽試聴に特化しているわけではないので、ある程度ボリュームを出さないと厳しいみたい。出来れば、小音量でも聞きやすいシステムにして欲しいところですが。

今回の購入の切っ掛けになった安全装置ですが、BSM (ブラインドサイドモニター)は、確かに後方からの接近車を警告してくれて便利なんですが、だんだん慣れてくると注意力が低下してその存在が消えてしまいそう。これ、使い方をちゃんと習得というか、体に叩き込まないといけませんね。高速道路の場合、相手も高速で移動しているので、BSMが点灯するかしないうちにちゃんと視認できるから、あまり必要性は感じませんでしたが、一般道路では特に車線変更の時には便利かも。あと、レーンの逸脱防止装置も、ちゃんと車線変更時と逸脱時の判断ルーティンが入っているようで、これはこれで便利そう。

ちょっと困ったのは、Auto Light-ON/OFF。以前のHarrierは手動操作だったのでON/OFFは意図的に行っていましたが、今回自動点灯・消灯モードで運転してみて、今どっちなのか判断出来ないのが不便かな。インパネにアイコンくらい表示しても良いと思うのだけれど。まだ自分が知らないだけなのかもしれませんが、機能満載の割りには、必要な動作を知らせる情報量が少ない気がする。ハンドルの所に、操作用にリモコンキーがあって、それを操作すれば色々出来るんだけれど、運転中にそんなに集中するのも危険だしなぁ。もう一寸カスタマイズ出来るか、何か工夫が欲しいところ。そうそう、今回プロジェクター機能を入れて、運転席前のフランとガラスに速度などが表示されるんですが、これは便利。目線を移動せずに速度などが確認出来、さらに制限速度などの標識も認識して注意喚起してくれるので、運転する方も慎重になった気がする。私自身、そんなにスピードを出したり、競り合うような運転もしない方ですが、それでも時に一寸荒くなったりすることもありますが、この機能を見ているとそんな気持ちを抑えることが出来そうな気がする。

帰りは、相良牧之原から浜松を通り越して、三ヶ日JCから新東名に入り、新東名の浜松・浜北ICから自宅に戻る「遠回り」でしたが、その間も非常に運転状態は安定していて快適。途中数回、前が詰まったりして一寸急な車線変更などをしましたが、その時の安定性も抜群で、水平なまま横移動しているような印象。このあたり、20年間の進化は凄いですよね。それと、今回高速道路を利用してかなり燃費良く走ったんですが、15km/l位はでている。まだ乗り始めなので、距離が伸びればもっと良くなるはずですが、17~18km/l位は確実にいきそうで、以前のHarrierが8km/lが精々だったことを考えると、やはりこちらも雲泥の差。まぁ、Harrierがノーマルガソリン、Lexusはハイオクの違いはあるけれど、燃料費的にはかなりの改善と言って良いのでは。これは嬉しい話です。来月には1ヶ月点検がありますが、精々もっとじっくり使い込んでいきたいですね。

謝罪会見

一昨日行われた、宮迫博之氏と田村亮氏の会見。個人的には、内容よりも何よりも、田村亮さんの焦燥感が凄すぎて、体調とか精神状態とか、それが一番に心配になるくらい。確かご家族がいるはずだから、最悪のことは無いのかもしれないけれど、それにしても一寸これほどのやつれ具合というのは殆ど見た記憶がないくらい。彼らの最初の行動・発言に罪があることは事実だけれど、その後のジレンマというか不安感は相当な物だったんでしょうね。

この会見を受けて、翌日の「ワイドナショー」が急遽内容が差し替わり、生放送で松本人志氏と東野幸治氏が意見を述べる内容に変わったけれど、まぁ途中から笑いのネタを混ぜてはいるけれど、松本氏としてはなまじ昔のマネージャーでよく知っている人間だけに、手続きの不味さ判断の不味さが許せないんだろうなぁ。それで、自分一人がやけどするなら自業自得だけれど、自分は隠れていて、多少の非はあったとしても被害者でもあるタレントを放置していたわけですから。

想像するに、吉本側としては、最初にタレントからお金は貰っていないと報告を受けて、その方向でメディアや関係者と調整したのに、いきなり「実は貰っていました」と卓袱台返しされて、今更引くに引けないという事で「静観」という一番まずい手を選択してしまったんでしょうね。これが、タレント一人の話ならまだしも、あれだけ大勢のタレントが関係していた話で、それがそのまま表に出ずに消えていくと考える方がおかしいと思うけれど。お金を受け取っていたと宮迫氏らが話をしたときに、直ぐにそれを発表して対策していれば、変な話だけれど責任はタレント側にあって、会社も被害者でしたみたいな話に出来なくもなった訳で、そう言う意味では吉本は企業としての選択肢を誤りましたよね。今日、社長が会見するとの事だけれど、どう言う落とし所を持ってくるのだろうか。

ワイドナショーでは、松本氏が企業内企業みたいな形で「松本興行」事業部を作り、そこで難あり・トラブル芸人を集めて面倒を見ると言うようアイデアを出していたけれど、個人的には面白いし良いアイデアだと思う。明石家さんま氏も同じような事を言っていたらしいけれど、以前もかいたけれど芸人が罪を償うのはやはりさらに芸を磨いて、マイナスをプラスに出来るくらいの魅力を作る事のはず。直ぐにテレビなどのメディアに登場するのは無理だろうけど、芸の基本である舞台中心に活動して、そこから以前のような表舞台に繋げていくのが一番良い気がする。で、今回の件で分かった、「吉本興業」という企業が、所属タレントとの契約すら無かったみたいなところ、労基法的には許されるんだろうか。そっちの方が気になるなぁ...

選挙サンデー

参議院選挙の投票が終わり、自公与党で改選議席の家過半数を超える71議席を獲得。まずは与党としての信任は得たものの、憲法改正発議に必要な2/3(164議席)には、維新の16議席を追加しても7議席ほど足らず、無所属などからある程度取り込むとしても、かなり厳しい印象。まぁ、今回の選挙に関しては、結果的に与党は前回3年前の選挙と同じくらいの議席を獲得したわけだから、そう言う意味では「成功した」と言って良いんでしょうね。しかも、向かい風になる10%の消費税とか、いろいろマイナス要因がある中でこの結果ですから。

意外だったのは、立憲民主党が改選前の議席のほぼ倍増を獲得した事だけれど、やはり3年前の選挙で15議席獲得していて、今回は17議席だから、そう言う意味でも今回の選挙でほぼ定常状態になったと言う事なんだろうなぁ。6年前の選挙は、民主党政権から安倍政権に移行して1年ほどの状態で、まだ政権交代の余熱が残っていた時だから、あの時位の議席確保となると、消費税廃止、財政投融資増加、〇〇無償化と、もっと政策を並べても厳しいかも。

ちょっと意外だったのは、愛媛県の結果で、無所属の野党系議員が与党系議員を8万票余りの差で破って当選しているけれど、地元の人達はあの加計学園で散々迷惑をかけた野党に対しての憤りというか不満は無いのだろうか。この当選した野党系議員さんは、統一候補という事では無く、本来の意味での「無所属」らしいから、地元では余り野党的色が付いていないのかもしれないけれど、それならそれであの騒動の時にはどうしていたのか、一寸聞いてみたい。

で、山本太郎氏のれいわ新撰組は、比例で2議席を確保。しかも、その二人は難病で自力で移動も出来ない状態。で、肝心の山本氏は名簿3位で今回は落選。政党ではない「政治団体」なので、今後国会でどう言う行動活動するのか不明だけれど、何か釈然としない。以前、車いすの八代英太氏が初当選したとき、国会内の設備が色々改善されたので、今回もそう言う方向に進むのは良いことだと思うけれど、幾らそう言う支援が出来たとしても、ご本人達の体力とか気力という点で大丈夫か不安が残りますよね。何人も被選挙の権利はあるけれど、やはり何らかの条件を設けないと行けない場合もあるわけで、そう言う点で個人的には疑問が残る今回の山本氏の「戦略」なのか「戦術」なのか... 自分は落選したけれど、団体の代表として皆が納得出来る行動を彼がちゃんと実行するのか、それはしっかり見ていかないといけないだろうなあ。

2019年7月21日

Amazon Prime Dayをキャンセル

先日開催された、AmazonのPrime Day。私も、ちょっと気になるのがあったから購入したんですが、その後キャンセル。理由は、配送が余りに遅くなったから。勿論、一気に注文が集中するこのイベントですから、何時ものように翌日配送なんて期待していません。16日に購入為たときに、一番早い配送日が19日からだったんですが、19日20日と不在で荷物を受け取れないので、21日の日曜日にしたんですね。この時点では十分余裕があるという判断。

で、昨日、日曜日の配送して衣時間帯に用事が入ってしまったので、月曜日に変更しようかと思ってAmazonのアカウントに入ると、配達日の変更が出来ない。しかも、商品の状況を見たら、まだ発送すらされていなくて、配達予定日は水曜日の24日とかになっている。まだ発送すらしていなくて、水曜日という設定も怪しい。

勿論、大量のオーダーが入って、準備していた商品が品切れになり新たに発注しているのかもしれないし、事情があるのは分かるけれど、こちらも使いタイミングがあって、それに対して余裕を見て注文しているのに、何の連絡もなくズルズルと遅れていくのも嫌だし不愉快だなと言う事で、その場でキャンセルしました。タイミングというのも、物を買う重要な要素だと思うんですよね。だから、個人的には便利だと思うけれど、どうもこういったオンライン購入って、今ひとつ真剣になれない。勿論、店頭に無くてもAmazonになら有る、というのは良くある話で、それはそれで便利なんだけれど、だからこそこういうように期待が裏切られると落胆も大きいわけで、これは功罪あるなぁと思います。

日本では、日用品の補充に使われるという事で、そう言う使い方なら良いんでしょうね。あるいは、自分で購入するには嵩張るもの重い物大きな物なんかも、この時によく注文されるみたいですが、その分末端の配送担当者は大変でしょうね。次回のPrime Dayには、何か購入するんだろうか。今度は、タイミングは気にしない物を候補に挙げておこう。

3人目の9秒台

意外な選手がと言ったら失礼かもしれないけれど、ロンドンの大会で小池祐貴選手が日本人3人目となる9秒98を記録したという記事。この記事を見るまで、知らない選手でしたが、400mリレーのメンバーだったり、色々な大会でもサニブラウン選手や桐生選手と競り合うくらいの実力のある選手なんですね。

陸上の場合、誰が一人が大きな記録を出すと、それに刺激されてなのか何なのか、続けて記録が出始めるのは結構ある話。その最初の記録を出すのが大変なんですが、やはりライバル心なのかなぁ。でも、これでどんどん記録が更新されていくんじゃないだろうか。元陸上部としては嬉しい限り。9秒98とか.96当たりが普通に出始めると、次は9秒89当たりを誰が出すかが次の目標かな。

「コロンブスの卵」の逸話は、簡単にできることでもそれを最初に見つけて実行する人の偉大さが忘れられることだけれど、そう言うトリガーみたいな事なのかな。そう言う意味では、最初に10秒を切った桐生選手の功績は大きいなぁ。調べてみたら、今の日本記録保持者はサニブラウン選手(9秒97/2019年6月7日)で、最初の9秒台桐生選手は2017年9月9月で、2年かかっている。それが、サニブラウン選手から小池選手は一月半くらいで出たわけですからね。さらに、9秒台の前は伊東浩司選手が1998年12月13日の10秒00出して、20年掛けての9秒台ですからねぇ。

これで、来年のオリンピックの100m走やリレーが楽しみになってきた。

AMC Leg#13: HND-ITM/-HND

AMC Diamondメンバーのフライトは、8万PPを超えたところで一旦保留中で、残りは来月のSydney行きで10万PPを超えて完了の予定。ただ、それで飛ぶのを終わりにしてしまうと、今年の後半は殆ど飛ぶ機会がなくなり、非常に退屈なことになりそう。で、取りあえずSKYコイン変換用にAMCのマイルを貯めるのと、それなら12万PPまで伸ばして、来年のアップグレードポイントを+10ポイントしようかと思い始めていました。

そんな時に、たまたまHND-ITMのプレミアムクラス往復が残っていて、気分転換で乗ってみましょうと特に理由無く入れたのがこの予約。何とも無駄なフライトですが、この後のフライトを蓄積しても1000PP位足りないので、その補充ということでぶらり空の旅をすることにしました。

1) HND 11:00 - ITM 12:05 (NH021)

前日は会社で送別会&歓迎会があって、そのままホテルにチェックイン。そんなに飲んだわけでは無いので、朝もいつも通りに目が醒めて、09:00頃にチェックアウトしたんですが、丁度品川行きのシャトルバスが出たところで、10分以上も待つのもだるいので、そのままホテルから品川駅まで徒歩で移動。京急品川駅から空港特急で羽田空港へ向かいました。

久しぶりのANA Suite Loungeに入り、暫く待ったりと時間を潰します。搭乗ゲートはラウンジを出たすぐ前64番ゲートで、ゲート前に来たときには既にグループ1の優先搭乗が始まっていました。そのまま列に並んで機内に入ると、久しぶりのプレミアムシートに、ちょっと懐かしい感じ(笑)。搭乗がスムースだったのか、ドアクローズが定刻5分位前でプッシュバック開始も定刻少し過ぎくらい。機体が反転すると、D滑走路のRW05を目指してタキシングが始まります。RW05から離陸したのは、11:15位で、ここから約50分のフライトになります。

伊丹空港到着が、丁度お昼時で空港で食事が出来ない事も想定して、久しぶりに機内食を頂きます。サービス出来る時間は、多分20分位しかないので、幕の内弁当形式のスタイルのものが、ご飯とお味噌汁と一緒にサービスされます。でも、飲み物がなかなか出てこず、殆ど食べ終わってから出てきました。それを飲み干したところで、早くも機体は降下開始となり、あたふたとミールを回収にCAさんが忙しく動き回ります。この羽田-伊丹は、UAのマイル補填のために最近利用するんですが、HND-OKA線に慣れてしまうと、あっけないというか勿体ないというか、普通席で十分ですね。

伊丹空港のRW32Lに着陸したのは、丁度12:00位。そこから右にターンをして10番ゲートへゲートインしたのがほぼ定刻丁度の12:05頃でした。一旦外に出て、レストラン街を見てみましたが、予想通りどこも満員で、また機内食を食べてそんなにお腹も減っていないので、そのまま直ぐに保安検査場を抜けて、伊丹空港のANA Suite Loungeへ移動しました。

2) ITM 14:00 - HND 15:15 (NH028)

ラウンジは6割くらいの入りでしょうか。奥の方のソファーエリアが空いていたので、そこに席を確保してメールチェック等で時間を潰しました。

空港のレストランを利用しなかったので、2時間近く空いていて、そのうちに小腹が空いてきたので、ラウンジのお握りなどを頂き、14:00発の20分位前になったので、ラウンジを出てゲートに向かいました。

使用ゲートはラウンジから一番近い10番ゲート。丁度事前改札が終わったくらいで、ゲートに到着したら丁度グループ1の搭乗開始でした。で、ゲートを抜けてボーディングブリッジに入ると、先に入場した優先搭乗の人達が先で止まっています。まだ機体のドアを開けていないのに、改札を始めたみたい。時々あるんですよね、こうやってボーディングブリッジで待たされるケースが。

で、直ぐに中に入れると思ったんですが、5分達、10分過ぎても動かない。最初は「機内整備のため」と言っていたのが、20分位過ぎると「燃料補給のため」と説明が変わり、そこからさらに10分単位で伸びていきます。私の前に並んでいた男性は、ラウンジでも一緒だったんですが、AMCの常連さんなのか、この状況を見て知り合いの職員さんかAMCの知り合いらしき人に電話をして、今伊丹で斯く斯く然々の状況だけれど、ちゃんと理由を説明しないと駄目だよ、見たいな事を話しているのが聞こえます。さらには、何か切れたサラリーマン風の男性がGSさんに食ってかかっていたりしてかなり殺伐した雰囲気に。狭いボーディングブリッジの中は、換気もされていなくて蒸し暑くて、こりゃぁ怒りたくなる気持ちも分かります。途中から、トイレや椅子のある場所に行く人は、一度ボーディングチケットを戻して出てくれというアナウンスもあり、また我慢できない人は、この後の15:00発のNH030への振替をリクエストする人も。

私は、1時間くらいの遅延なら全く問題無いのですが、どうも周りから漏れ伝わる話をまとめると、どうも燃料バルブにトラブルがあり、それを交換するのに時間が掛かると言う話から、次にバルブに問題があり、通常の燃料補給の方法とは別の方法で給油しているので時間が掛かるという話に変化します。をぃをぃ、燃料バルブって大丈夫かよと思いつつ、14:40頃に「15:00頃の搭乗開始を予定しています」というアナウンスがあったんですが、何か様子を見ているとどうもそれもデコミットされそうだし、仮に1時間遅れ位で飛んでも、何か験が悪いよなぁと感じて、スパッとフライトをキャンセルして新幹線で移動する事にしました。直ぐさまボディアムに行き、キャンセル手続きをお願いして、再び外に出てからリムジンバスで新大阪駅に移動。そこから、何時もとは逆方向の新幹線に乗って浜松に戻ってきました。

新幹線の車内で、「NH028便はどうなったんだろう」と思い運航状況で確認したら、15:05にゲートアウトして、16:08に羽田にゲートインしています。と言う事は、あそこで短気を起こさずにもう5分位我慢していたら、無事に搭乗開始となり、品川からの新幹線は一つ二つ遅い物にする必要が出たかもしれないけれど、予定通り移動出来たようです。うーん、いかんなぁ、短気は損気。まぁ、片道だけのフライトでも、残りのフライトを完了すれば12万PPには到達するので問題無いんですが、自分の状況判断として正しかったのか、性急だったのか。いずれにしても、結果的にはどちらであっても同じだったわけだから、結果オーライということで気にしないことにします(笑)。(続く...)

2019年7月20日

野次と妨害

明日投票を控えた参議院選挙は、今日が最後の追い込み最後の演説チャンス。そんな中で、遊説中の候補者の演説を野次などで妨害する行為が発生し、北海道などでは警備の警察官がその当事者を誘導(別の場所へ移動させる)する事例が発生すると、メディアや野党は一斉に「自由の侵害、政権への忖度」みたいな事を言い出すけれど、逆に自分達が同じ様な場面になっても同じ事を言えるのだろうか。大対こう言う人達は、日頃は「対話で解決を」とか言っているくせに、いざとなると力で止めようとしている矛盾があるわけで、なんとも言葉が出てこない。

そもそも「野次(ヤジ)」という行為自体、ルール違反というか非正規な物で、本来はするべきでは無いもの。それでも、その場の雰囲気とか様子で受け流されることもあるけれど、それって認められたからでは無く、無駄な争点を増やしたくないから無視しているだけ。仕事でもプレゼンをよくするけれど、説明不足な点や間違ったところをその場で指摘してくれるならまだしも、前の説明もよく聞かずに重複した事を質問してきたり、理解していないのに単に思いつきで話を中断して尋ねたり、最悪なのは延々と持論を展開したりと、その場の目的や意図を理解していないこと。ヤジっていうのは、そう言うもの以下の行為ですよね。

さらに言えば、選挙活動やそれに関しての遊説活動と藺生は、法律で認められた行為なわけだから、それを妨害する行為は当然法律違反。その行為の境界線を引くのは難しいけれど、他の参加者が奇異に感じる不快に感じるような行為であれば、先ずはその行為者を誘導なり隔離して、摩擦を起こすことを防ぐべきだし、それでも拡大するなら明確に排除することも必要なのでは。それに対抗して、数で圧倒することも考えているみたいだけれど、それはもう暴力行為だよなぁ。特に最近では、SNSで拡散してあっと言う間に人も集まり、その中には単に騒ぎたいだけの人もいるから始末に悪い。

今日の遊説期間最後には、各党の党首なり代表者が最後のお願いで大規模な遊説をするだろうけど、その中で以前も有った秋葉原でのような事が今回も起きるかもしれない。彼らなりに主義主張があり、それを通すのが世の中をよくする行為という思いは理解するとしても、その有利さ有効さを主張して支援者を増やすのでは無く、対抗する相手を見下して引き倒すことで自分達が生き残るという、負の対策しかしないことが問題ですよね。多くの野党がそう言う態度しか取らないから、消去法で与党に一票を入れるわけで、なんでそんな単純なことに気が付かないのだろうか。個人的には全く賛成できないけれど、山本太郎氏の政党がそれなりに人気を集めているのも、少なくとも彼の主張が具体的かつ前向きな部分があるからで、その点が既存政党との大きな違い。でも、彼の今回の行動とか見ていると、どうしても以前オウム真理教が政治に進出した時の様子を彷彿させるのが不安なんですが。だから、結局は与党に入れるしか無くなったのが、今回の選挙の裏側なんだろうか。

脳インターフェース

民間宇宙船のスペースXや、電気自動車のテスラで有名な、イーロン・マスク氏が、「BMI (Brain Machine Interface/脳マシンインターフェース)を開発して、2020年末には臨床試験を行うという記事。大脳皮質に微細な電極を埋込、心霊細胞の活動電位を読み出して外部情報を生成するとの事なんですが、どの程度の情報量を収集して利用出来るんだろうか。記事によれば、スマートフォンで1分間に40ワードの入力出来るスピードが目標とのことですが、これはかなり早いスピードでは。

英語の場合、アルファベットと幾つかの英記号を認識すれば良いから、単純に40種類くらいのパターン認識が出来れば、単語を組み立てて文章にする事は可能でしょう。でも、日本語の場合は平仮名だけで50文字近く。それが漢字になって、またアルファベットなども使うことを考えると、さらにハードルは高そう。ただ、技術の革新スピードはどんどん加速するから、直ぐに会話程度はリアルタイムに出来るくらいにはなるんじゃ無いだろうか。

今回は、脳内の情報を外部に取り出す話だけれど、その逆も同様に可能でしょう。有る事柄を認識するパターンを、この電極で刺激して逆注入すれば良いわけだから。いゃ、勿論そんな簡単に一言で済まされる技術じゃ無いだろうけど、でも多分ロジック的には間違っていないはず。となると、疑似体験みたいな事も出来るだろうし、場合によっては「記憶」として脳に書込恰も経験したことのような状態に無意識に設定する事も可能になるかも。

あるいは、この装置がワイヤレスで接続して、他人と会話せずに意思疎通することも可能になるかも。それこそ「テレパシー」の世界が誕生するの可能性もあるなぁ... ワイヤレスとなると、しっかり暗号化しないと、突然外部から大量のデータを注入されて障害を負わされるとか(DoS攻撃だぁ...)。多くの人に恩恵をもたらす技術ではあるけれど、それがまた新しい課題や問題を生む源泉にもなるのは仕方が無い事ではあるけれど、それらのメリットとリスクをどう按配してメリットの部分を増やしていくのかが、技術とか科学の使命のような気もします。

Sheraton Miyako Hotel Tokyo

BONVOY系28滞在(32泊目)は、久しぶりのシェラトン東京。この日は、夕方に派遣社員の方の交代があり、その送別会&歓迎会があったため、本当は横浜に宿泊したかったんですが、生憎手頃なレートが無くこちらを予約することに。

会場が桜木町だったので、どの様に移動しようか悩みましたが、京浜東北で品川にでで、そこから山手線で目黒に移動すると、丁度ホテルのシャトルバスに間に合うのでその様に移動。チェックインしたのは、21:30過ぎでした。で、カードキーを貰ったんですが、何度入れても反応しない。少し時間をおいて試しても駄目。これは間違っているなと言う事で、再びフロントに戻って確認すると、カードキーホルダーに書かれた変番号は「39」でしたが、実際の部屋番号は「29」というちょんぼ。正しい部屋で試すと、今度は問題無く中に入る事が出来ました。

少し飲み足りない、食べ足りなかったので、ロビーラウンジで地ビールとお摘まみを頼んだんですが、この地ビール、ストロベリー風味というよりもストロベリーの味がして二口くらい飲んでGive-up。となると、お摘まみも食べる気が失せてしまい、殆ど手を付けずに部屋に戻ってきました。何か、間が悪いというか、どうもタイミングが良くない夜でした。翌日は、夕方の用事の前に余裕があるので、羽田-伊丹の久しぶりのフライト。お昼前の余裕有る出発なので、ゆっくりと朝食をラウンジで頂き、ホテルのシャトルバスで品川まで移動。そこから京急で空港に移動しました。まだまだゴールは遠い...

2019年7月19日

非実在〇〇

ITmedia、杉山淳一氏のコラムから「非実在高齢者という幻想」という話。勿論、100%そんなことを言う人はいないという意味ではなく、現実にはそう言う利用者もあるだろうけど、実際に声を上げるのは恰もそういう人を代弁しているような思い込みの人が殆どという話し。有るサービスがあり、利用者が全くないのなら、そのサービスを廃止しても困る人はいないだろうけど、それにしても数年後にそのサービスを利用したいと思い出す人が現れるかもしれない。ただ、そんなことを考えていたら、永遠にサービスなり機能は停止できないわけで、有る境界線で判断をして線引きをしないと行けない。その時に、こう言う「困った代弁者」が表れるんですよね。

このコラムを読んでいて思いだしたのは、関東のJRや私鉄が表示している「多言語表示」。「多言語」と言いつつも、実際は日本語、英語、韓国語、中国語(簡体語)で、そこに繁体語が入る事もあるけれど、基本この四言語。特に、韓国や中国からの旅行者が劇的に増えているから、それらの言語が選択されるんでしょうけど、本当に弱者救済を考えるなら、アラビア語とかロシア語とか、もっとマイナーな言語(※日本人にとって馴染みのないと言う意味)をサポートしないといけないのでは。でも、それを言い出したら、そう言うマイナー言語は幾らでも出てくる。逆に、中国とか韓国の場合は、確かに自国の言葉で案内されれば助かるだろうけど、中国ならある程度の日本の漢字も判断出来るし、韓国なら英語も出来るだろうし。何度も書いているけれど、複数言語の表示が駅などで入れ替わるから、肝心の日本人の自分が判断出来る時間がガクッと減ってしまい、こちらが困ることに。

例えば、年間4000万人の訪日観光客が日本に来るとして、一日当たり10万人が入国するわけです。で、一度入国して10日滞在すると想定すれば、毎日約100万人の訪日観光客が日本中に滞在することになります。この数は、日本の人口を1億2千万人すれば0.8%位。首都圏にその半分以上が滞在して、JRや私鉄を利用すると想定しても、全体の0.5%位の割合になるわけで、その為に残りの99%以上の利用客が不便を感じることが良いのだろうか。これだって、多分「非現実訪日客」的な発言者がいて、「日本語が読めない」とかいう話から出てきたと思うのですが、そりゃぁ利便性という意味では母国語で案内がある方が便利なのは確か。でも、それを言ったら日本語表示のある海外の場所なんて本当に限られているわけで、それはハワイのように日本人が多ければ優遇されるけれど、日本人が多くてもNew Yorkで日本語表示が有ることはほとんど無い。そう言う現実的な判断を、日本でもするべきだと思うなぁ。

困っているのに声を上げられない、上げる方法が分からない、上げる力が無い人の代わりに、必要な事を主張する提起する提案することは良いと思うんですよね。でも、最近はSNSのせいもあるのか、「声を上げることが正しい」という考えが蔓延している気がする。例え代弁者であっても、それを提起したらその人も含めての責任になるのだけれど、でもその責任はとらないわけで、そのうちに何が問題で何が必要なのか、そんな本来の視点が無くなって、上げることの是非が論争の的になったりして、どんどん横道に逸れていく。そういう「世間の声」というものに、もっと厳しい目を向けて判断するようにしないと、何かどんどん変な利権や権利だけが生まれて蓄積されていく気がする。それって「非現実利権」とでも言えば良いのだろうか。でも、それで迷惑するのは現実なんですよね。

覚えの無い宿泊記録 (3)

覚えのない宿泊料チャージで、BONVOYの担当者からホテル担当者に連絡が回り、ホテル担当者からメールが届きました。で、内容を見ると、今回2泊したうちの、1泊がポイントでの宿泊で、もう1泊が有償宿泊だったんですが、そのポイント宿泊のサーツ(Certification)が届かないので、現金でチャージをした、というもの。

で、予約時に確認のために返信された予約内容を見てみましたが、ちゃんと1日目ポイント(50,000ポイント)、二日目は有償で、1日目のポイントを払い出すだけのポイント残高も残っています。ただ、確かに通常のポイント予約だと、暫くして「あなたの要求は承認されました」みたいなメールが飛んできて、それでポイント宿泊が確定するような手続きでしたが、今回はその確認メールが届いていないことも事実。ただ、これまでの場合は、ポイント一泊とか二泊とか、全部をポイントで宿泊するパターンでは問題無かったのですが、今回の様に1つの予約にポイントと有償が混在している場合は例外だったのでしょうか。でも、これもBONVOYのシステムで、確かCash & Pointsで予約したら、こうなったように記憶しているんですが、となればシステム側の問題のような気もするなぁ...

別にポイント宿泊でなきゃ困ると言うわけでもないので、確認の返事をくれたホテルの担当者には、「理由は理解した。これ以上の手続きは面倒なので、今回の追加のチャージは受け入れます。ただ、ちゃんとポイント宿泊の予約は実行しているので、その内容に関してはメールが日本語でも有るので日本のBONVOY担当者に確認する」というような返事を戻しておきました。まぁ、実際再度問合せするのも面倒なのでどうするかは未定ですが、もし次回ポイントで予約するときに、似たような状況になったら聞いてみようかなと思っています。

まぁ、こちらに手落ちがあったとは思えないし、多分にBONVOYのシステムの問題のような気もするけれど、これも統合の影響なのか、それともたまたまタイミングの問題なのかよく分からない。でも、それならそれで一言言うくらいの配慮が欲しいけれど、毎日毎日何千何万という顧客対応しなきゃ行けないので、そこまで手が回らないのかもしれないけれど。まぁ、それなりの時間でそれなりにまともな対応(返信)が来ただけでも、良しとしないと行けないのかも。

Welcome, UX

12年間連れ添った(笑)愛車「Harrier」を手放してから約1ヶ月、やっと発注していた新車が納車されました。

今回購入したのは、昨年末に発売されたLexusのUX200 (Version C)。最初は同じHarrierの最近のモデルが候補だったんですが、もう少し小型で取り回しが簡単そうな車種で、何よりも安全装置やサービス重視で選択すると、結局価格的にもHarrierの新車とLexusでそんなに変わらないし、内容的にはLexusの方が充実しているので、結構あっさりと決定しました。Lexusのハイブリッド車は、今4~5ヶ月待ですが、ガソリン車でも結局発注から納車まで2ヶ月かかってやっと手元に届きました。

まだ数日しか乗車していませんが、先ず驚いたのが車内の静かなこと。ガソリン車なので動いているときは必ずエンジンが回っているんですが、全く気にならない。停止時からアクセルを踏んで加速するときも凄く静か。以前のHarrierは論外ですが、代車で乗車していたVitzも、Harrierと比較したらかなり静かでしたが、それとも比較にならないくらい静か。また、加速や減速もスムースで、非常に感激しました。困るのが最新式の電装系の装備で、今の所マニュアルと首っ引きでアイコンと動作と操作と機能を頭に詰め込んでいます。色々便利そうなんだけれど、理解して慣れて使いこなすまでは何ヶ月かかるだろうか... 以前のHarrierの操作系が「そろばん」レベルとすれば、代車のVitzがスマホレベルで、このUXはガチガチにマクロを組んだExcelを使わされている感じです(笑)。

一寸期待外れだったのは、オーディオシステム。スピーカーが確か8個位車内に配置されているんですが、余り音像がはっきりせずに、しかも高音の迫力が不足気味に感じるし、ちょっと困った感じに聞こえる。実はオプションのマークレビンソンモデルにも少し引かれたんですが、まぁ車内で移動中に聞く程度でそこまで追求しなくてもと標準セットのままだったんですが、一寸ガッカリ。もう少しいい音がするかと期待したんだけれど。それでも、Bluetooth経由でiPhoneとか繋げることが出来るし、以前と比べれば格段の差ではありますけれど。一寸笑ってしまったのは、接続デバイスに「Miracast」があったこと。をぃをぃ、最近見ないと思ったらこんな所にいたのか(笑)。使う人、いるんだろうか。納車時の説明の時に思わず笑ってしまったら、説明していた女性スタッフさんに怪訝な顔で見られたけれど、やはり変な人と思われたのかも。

ちょっと困ったのは、以前のHarrierにしても、SUVで車高が高く、運転時の目線も高かったのですが、今回のUXは普通のセダンくらいの目線に下がり、さらにフロントウィンドウが小さい分、さらに座席を下げて座ると丁度良いくらいの感じなんですよね。座席位置を記憶させて、自動的に乗車時にセットされる機能がありますが、それを何度も今の所微調整しつつ、自分の位置版良いポジションを探索中です。かなり座席位置を下げて、ハンドルのチルトも下げてやると、視界が広がって、かつフロントパネルの表示もハンドルの間を通して見やすくなるので、そんな感じで先ずは一度確定させたいところです。その為にも、今週末から今月一杯くらいは、少し遠出もして運転慣れしようかと思っていますが、よくよく考えたら今週末も来週末も、飛ぶ予定が入っていた... まずは、平日に少しずつでも運転して慣れていかないと。来月には、1ヶ月点検があり「出来たら、1,000km位乗ってください。」と言われたけれど、とても無理だな。100kmも行けば良いところかも。まずは、慣らし運転の慣らしからスタートです。

2019年7月18日

しゅくだいやる気ペン

コクヨが、またまた面白い製品を開発。鉛筆に装着して、その「書かれている時間」を計測して、それを「やる気」としてスマホで管理見える化出来る「しゅくだいやる気ペン」もの。ペン本体でもLEDの色でどれだけ「やる気」が溜まったか分かるけれど、スマホと連動して履歴も含めて見えるのが、子供にとっては面白いでしょうね。

過去、似たような機能のペンは存在したけれど、ボールペンだったり、特殊用途(タブレット用とか)であったりとか、使える現場が制限されていたりして、しかも価格も高かったし、システムの一部という場合もあったけれど、こう言う後付けの装置、それも子供が使う「鉛筆」をターゲットにしたのは流石じゃ無いかと。

理想を言えば、もう少しスマートな、可能なら鉛筆きゃつぷ位のサイズだと良いけれど、それも時間の問題かなぁ。逆に、子供がユーザーという事を考えると、余り目立たないようなデザインでは無く、これくらいのサイズで、誇張感のあるデザインの方が受けるかもしれませんね。分野は全然違うけれど、「物を作る」エンジニアという観点では、ちょっと悔しい印象の製品ですよね(笑)。

VR整備訓練

JALがVR (Virtual Reality/仮想現実)を利用して、整備士の訓練教材を公開したという記事。仕事で、VRとかAR(Augmented Reality/拡張現実)とかMR(Mixed Reality/複合現実)とか、所謂「なんちゃら現実」系も関わるので、多少は興味も有りますが、ただ写真にもある表示用のゴーグルの違和感に、私はどうしても慣れない。

見た目では無く、実際に早着すると、その「装着感」で「あぁ、なんちゃら現実の世界にいる」という意識が無意識に湧いてきてしまい、どうしても没入できないというか。理想を言えば、普通メガネくらいになれば良いけれど、最低でも水中眼鏡くらいかなぁ。ただ、映像を投影する距離を稼がないと行けないから、現状ではこれくらいのサイズが限界なのかも。あと、回りの景色を隠さないと行けないから、やはり今のように目の周りを完全に覆い隠して投影するスタイルは仕方ないのだろうけど、装置の重さとか装着感や早着したときのバランスみたいな物は、もっと頑張って欲しいなぁ。

一方で「見える部分」の精度や品質は、まだまだじゃ無いかと。特に、VRの場合はCGで作成した映像を画面に表示するわけだから、その出来で没入感も違ってくるだろうし。さらに私はゲーム系ソフトをやらないから、どうしてもこういういかにもCGという画面を見るとしらけてしまう(笑)。ただ、自分も昔は保守関係のマニュアル開発などをしていたけれど、実はそう言うマニュアルの場合、いかに正確な情報を提供するかとともに、無駄な情報は排除して必要十分な情報に厳選することも大切。例えば装置のボタンの場所を示す場合、写真で「ここ」と見せるよりは、グラフィックで図を作成して、そこで必要な部分とそれを認識するために必要な部分のみを強調したほうが分かりやすかったりします。そう言う意味では、編にリアルな画面よりは、これくらいの「必要十分」な品質くらいの方が、分かりやすいのかもしれない。

ところで、記事の中でちょっと衝撃的だったのは、実際に使用して居る機材が減っていくと、保守する機械も減り、結果的に作業品質にも影響するから、こう言うシステムが必要だし有効という話。これ、どんな場所にもある話で、一番身近なのは時代の流れとともに伝統文化とか伝承技術が失われていく話で、これは技術とか科学の世界でも同じ。自分の世代で言えば、SW開発で過去の例えばFortranとかCobolとかAssembler等で書かれたコードメンテナンスが、どんどん出来なくなっていくのに、それらに依存したシステムはまだまだ残っているとか。最近だと、ほぼAll-in-Oneのノートブックパソコンが主流なので、デスクトップ機の内部増設出来ないみたいな話もあり、ちょっとショック。Wi-Fiが普通になれば、Ethernetケーブルの繋ぎ方も忘れられるだろうし。自分達の方が、VRの中でしか存在しないような世界が、どんどん近づいている気がする。

2019年7月17日

勝手な誤解

またまた、以下略ちゃんが取り上げている、メディアと野党の共闘(?)の話題。私も、最初この記事を読んだときに「?」となったけれど、確かに決めたのは書かれているように小泉政権と麻生政権。多分推測するに、実際に支給開始されたのが彼ら民主党政権時代だから、「自分達の手柄」と思っているのかも。

同様に、最近は余り取り上げないけれど「年金2000万円問題」だって、元々は年金記録の不備から適切な年金が支給されていないことを「消えた年金問題」と吹聴し、そこから自分達が解決すると政権を取ったのに、結局は何も出来ずに終わり、その時の責任者が今年金の話をしているのだから笑えてしまう。そうやって、自分達の都合の良いことは勝手に誤解し、都合の悪いことは忘れるから、未だに指示が得られないというか限定されているんだろうな。

一昔、二昔前なら、こう言う以前の発言なり履歴を調べようと思ったら、膨大な量の印刷物を集めて読み込むしか無かったけれど、今ではオンラインで情報は収集出来るし、検索機能もあるからキーワードを入れれば簡単に目的の資料に到達することも可能。つまり、以前なら疑問を感じても疑問は疑問としてそのまま消えていくだけだったのが、今では一寸したことでもその場で確認することが出来、疑問を解決することも出来るし、さらに新たな疑問を生むこともある。だから、正しいことを言っていれば問題無いけれど、間違ったことを言っていたら直ぐに指摘されるけれど、それを良しとしない人がまだまだ多いのが問題なのでは。

仕事でも、過去に発生した問題を記録して再発防止する事は良くある手続きだけれど、どうしても人や組織が変わると忘れられてしまい、何年かするとまた同じ問題が繰り替える。で、そう言う場合には過去の履歴が調べられて「なんで当時決めたことを守らない」みたいな話になり、昔の経験則をさらに上回るような「確認事項」が増えていき、結果どんどんやるべき事やらなきゃいけないことが雪だるま式に増えていく。で、最後はそう言う余計なことをやるだけで終わってしまい、肝心な製品の作り込みとか創造みたいなところが不足して競争力をうしなっていく、と(苦笑)。政治だって、その時その時で判断していくしか無いし、それによって将来良い結果も悪い結果も生むもの。一番重要なのは、過去の失敗から反省してどれだけ将来の利益になる事を考えるか、行動するか、何だけれど、反省すらせずに好き勝手なことしか言わないからどうしようも無い。

で、政治も問題なんだけれど、それをちゃんと指摘しないメディアが、今は一番の罪人なんじゃないだろうか。今回の記事にしても、そのまま鵜呑みで掲載するからおかしいわけで、本来なら背景を調べて、そこで援護射撃したいなら「実施は民主党政権から」とか書けば、それは嘘では無い。と言うか、本来なら「という発言をしたが、決定したのは小泉、麻生政権下で、実際に配給開始が始まったのは民主党政権になってからだ」と書けば、事実なんだろうけど。意図的なのかたまたまなのか、読者を誤解させたままにしているメディアは、メディアではなくアドバ(Advertisement=広告)と名乗る方が適切なのでは。

世にも不思議なCBC

参議院議員立候補者の和田正宗氏に対しての暴行事象をツイートとして一旦は謝罪したCBCですが、その言い訳の酷さに批判が集中して、流石に不味いと思ったのか正式なリリースを出して、今度は和田氏の名前を出して謝罪し、今後の対策についても説明しているけれど、いつものように、以下略ちゃんのまとめの最後が肝な訳で、「情報」を商材としてビジネスをしている企業体が、その情報の発信機能の1つが意図せずに乗っ取り受けて、でもその原因が分からないというのは、自動車メーカーが事故を起こしても原因が分からない、食品メーカーが食中毒を発生させてもその原因が分からない、と同じかそれ以上の問題のはずなんですよね。

しかも今回は、その問題の書込が外部からなのか内部からなのか不明だし、しかも今の所会社内の関係者は心当たりがないと言う「ミステリー」状態(笑)。そんなもの、そのアカウントの履歴を見て、当該書込の当事者を特定して、その人の履歴を確認すれば済むだけの話。あと、このCBCのアカウント、過去にも一寸難ありのツイートとかしていたらしいけれど、今見てみると記事へのリンクくらいしか残っていなくて、今回の件があって慌てて整理したんだろうか。となると、社内的にはもう理由なり原因は特定できていて、火消しに走っているのかもしれない。

もっと言えば、これってその特定者が社内の人間であれば、報道機関としての倫理が問われる重要な問題だし、外部の人間だとすると、今度は報道機関としての尊厳が問われる話になるのでは。極端な話、今回の書込のように、記事を差し替えて違う内容を報道することも可能になるかもしれない。一寸前に発生した、本来クリーンなはずの食品に異物や菌が混入しているトラブルと同じですよね。情報にノイズが載っているだけで無く、意図的に異なる意図の情報が注入されたわけだから。だから、本当なら、一度ライン(=編集)を止めて徹底的に内部洗浄(=関係者の確認か場合によっては人員の変更)をして、問題無いことを確認するべき。

まぁ、個人的には、このCBCの公式アカウントを担当している、多分複数の担当者のうち、とある一人が自分のアカウントに書き込むつもりで間違って公式アカウントに書き込んでしまった、と言うのが事実じゃ無いかと思うけれど、間違ってそれを認められないのだろうなぁ。仮にそうならそれで、ちゃんと事実を説明して「メディア人として反省して事実の報道に対しての再検証をします」とか言えば、少なくともトラブル発生は問題だけれど、メディアとしての矜持は最低限守られたと言えるのだけれど、最初から「不明だ、知らない、うちは関係無い」と、知らぬ存ぜぬで押し通して自然消滅を狙っているんだろうけど、今の時代SNSがあるから一気に拡散するし、いつでも確認出来るし、さらに言えばネットの名言「消せば増える」で増殖するし、いずれにしても初動を間違え、今も迷走しているCBC、というかメディア界隈という気がする。

2019年7月16日

ANA新ビジネスクラスシート

先日発表されたANAのファーストクラス・ビジネスクラスの新シート。その詳細記事が掲載されているんですが(ファーストクラスビジネスクラス)、やはり利用頻度が高くなり遭遇度が高そうなビジネスクラスのシート記事。私の知り合いなんかも気にしていたのが、今回から後ろ向きの席が生まれたこと。UA利用者だと、もう随分昔から慣れている「後ろ向きシート」ですが、日系では初めてなのかな。私も最初の頃は多少座席位置が悪くても前向きのシートを選んでいましたが、一度くらい試してみようかとある時後ろ向きシートを選択。実際に太平洋路線で試してみました。

まずは機内に入って座ってみると、座るまでは「あぁ、後ろ向きだぁ」と分かるんですが、座ると視線も遮られるので気にならない。逆に、そのうちに後ろ向きであることを忘れるくらい。他の座席を見てみても、前向きのシートに座っても、反対側の人が逆向きに見えるわけで、見え方での違いも無いし。

一番後ろ向き感を感じるのは、移動しているときですが、それでもプッシュバック時やタキシング中は、そんなにスピードを出していないからか余り違和感を感じません。ただ、途中で停止するようなときにブレーキがかかると、ふわっと前に倒れるような感じは受けて一寸ビックリするけれど。同じように、離陸するときも段々加速してそのうちに機種が上がるから、どうしても体が前に倒れるような感じになるのが唯一の違和感かも。これは着陸時も同じで、前向きだとぐっと後ろに押されていて着陸した瞬間にぽんと前に体が放り出されるような感じを受けますが、後ろ向きの場合だとずっと前に落ちるよう感じが続いて着陸するとどんと背もたれに押しつけられるような感じで、そのあたりどれだけ慣れるかどうかで好き嫌いが分かれそう。

あと、機内シートの配置図を見ていて気がつきましたが、窓際の座席は全て後ろ向きなんですね。また、中央の二列席も、隣同士がくっついてるベンチシートタイプの座席も後ろ向き。このあたりは、窓際で前向きとか、隣り合わせで前向きだと、直ぐに埋まってしまうだろうからある程度分散するようにわざとそう言う配置にしたんだろうなぁ。もし、この新機材を利用する機会があれば、まずは窓際の後ろ向きを最初に試してみようかと、取りあえずそう言う予定だけ今は入れておきます(笑)。

2019年7月15日

CBCの投稿ミス

CBC(中部日本放送)のtwitterアカウントが、参議院議員選挙活動中の自民党・和田正宗氏に対しての暴行行為と思われる件をツイートした事に対して、「売名行為」とツイートしてしまった件。まぁ、普通はこのCBC公式担当者が別の(多分個人アカウント)アカウントと間違えて、公式のIDで書き込んでしまったのだと思うけれど、CBC側は書込に関しては謝罪するものの、その原因に関しては社内のアクセス権のある報道局員の投稿形跡は無く原因不明みたいな事を言っている。それって、アカウント乗っ取りの可能性があるわけで、それってメディア企業としてこの一言だけで済む話なんだろうか。

タイミングが良いというか悪いというか、CBCの親会社は中日新聞社で、その中日新聞社は東京新聞の親会社で、その東京新聞の「名物(?)記者」の望月衣塑子氏が出した「新聞記者」という小説(えっ? ノンフィクション?)をベースに撮影された同名の映画が後悔されたばかり。その映画の中では、「内閣調査庁」が、ネットゲリラよろしくネット操作する場面が描かれていて、政府批判のような場面があるらしいのですが、まさにそれを地で行く行為と逆に持ち上げられて(弄ばれて?)いる。私は映画も小説も読んでいないから無いように関してはコメント出来ないけれど、でも映画批評などの記事で、そのネットゲリラみたいなシーンの話を聞いて想像したのが、よく言われる中国の「五毛党」の話でしたが、それと同じ事をCBC(や、他のメディアも?)やっていたのかもと言う話。まぁ、何となく想像は出来ますよね。相手を批判するときに、ちゃんと相手を調べて適正な反論ならそれなり理解出来るけれど、何か荒唐無稽な話みたいな話って、結局自分がやっていること関係していることで知っているからそう言う想像力が発揮されるんじゃ無いかな。

実は少し前には、やはり参議院議員選挙に立候補している立憲民主党の「おしどりマコ」候補が、以前後援会などで発言していた内容に関しての記事に対しての記事が朝日新聞に掲載されると、おしどりマコ候補側が朝日新聞にクレームし、朝日新聞はそれを削除してしまう。これって二重のミスですよね。まずメディアとして掲載前にちゃんとレビューできていなかったとも問えるし、さらに一度掲載したものをクレームされるとあっさり削除してしまう。でも、これって場合によっては無視するケースも多々あるわけで、その対応の差が明確に分かれている気がするのは気のせいか(笑)。

「メディア」っていうのは、既に権力組織になっているわけで、本来なら中立公明正大で無ければならない存在。それが、多少左右にぶれるのは仕方ないとしても、余りにあからさまになってきているのが、ここ最近ネットの発達とともに、その行為の裏側や背景も分かる始めたから。色々な理由で情報量を減らして伝えなければならない事情は理解するにしても、生情報と比較して余りにフィルターを使いすぎた情報は、事実を180度ねじ曲げる無いようになることもしばしば。180度は大げさとしても、仮に30度40度位の違いでも、かなり本来の意味や意図とは異なる情報が流布されるわけで、そう言う意味では「三権分立」のように、第四の権力を律する存在が必要なのでは。今回のCBCの件だって、社内調査で問題は有りませんでした、で幕引きされたら、結局CBCはそう言う会社なのねで終わりだと思うし、それは会社にとっても大きな不利益のはずなんだけれど。

覚えの無い宿泊記録 (2)

クレジットカードに、宿泊したことの無いチャージがされていた件、昨日BONVOYのTitan Member Deskから返信があり、

  1. 現在予想を超える問い合わせを頂いており、回答が遅れたことのお詫び
    ※多分、最初に質問メールを送って、この返信が遅れたことなんでしょうね。想像するに、アメリカの独立記念日の宿泊の後処理でてんやわんやなのかも
  2. ホテルから5営業日以内(つまり、来週中?)に返信する
旨のメールが来ました。今回は、日本語のサイトから送ったので、日本の担当者がメール無いに記載された会員番号から会員レベルが分かるから、そこからTitanメンバーデスク(日本担当者)に回ったんでしょうね。

今の所自分には心当たりがないので変換されることを願うばかりですが、仮にこちらの勘違い・ミスでチャージが正当なものであっても、それならそれで更新したBIO位送って欲しいし。さて、どうなるか。

2019年7月13日

隣人の腕

久しぶりの「金曜日の新幹線シリーズ」。連休前の金曜日なので、朝の上りの新幹線も指定席がほぼ満席状態でしたが、帰りの下りはそれ以上。翌日からお盆の楊子があるため、いつもよりも2本ほど早い新幹線に当日変更したんですが、2列席側は殆ど埋まっていて、3列席の通路側をなんとか押さえました。

新横浜から乗車すると、社内はほぼ満席状態。予想通り、3列席の奥2席も埋まっていて、まぁ通路側なのでそのまま座ろうとしたら最初の問題。臨席(中央の席)に座っている同年齢くらいの男性が足下に鞄を置いているんですが、1/3位こちら側にはみ出している。こちらも、鞄とお盆用の手土産の紙袋を持っているので、「失礼」と言いながら足で具ぐぐっと相手側にそのはみ出た鞄を押し込みつつ、こちらの荷物を置くスペースを足下に確保したんですが、それでもまだこちら側にはみ出ていて。

座ってから、駅の売店で購入した夕食代わりのお握りを食べ始めたんですが、こちらの左手が相手の右手に当たる当たる。一番奥の窓際の席に座っている男性がパソコンを使用しているので、中央席の男性は反対側、つまりこちら側に体を寄せて何か雑誌を見ているんですね。だから、当初相手の右手も肘掛けを超えてこちらにはみ出している。故知は別に相手側に手がはみ出しているわけじゃ無いけれど、普通に両手でお握りを持って食べているだけで、相手の右腕を掠ったりするわけです。向こうがこちら側に斜めに座っているからそうなるので、真っ直ぐに座り直せば良いのに、この野郎男性、腕が擦れたり軽く触れる度に横目でこちらを睨んでくる。実は、最初にこちらはイヤホンをしているので、気が付かない振りをしてゆっくりお握りを頂きました。

で、そんな丁々発止の戦いをしている最中に車内鑑札の車掌さんが回ってくると、私の横で止まります。ハンディターミナルを確認すると、一番窓際の男性に「座席が違う、一つ前の席」と案内をします。で、奥からこの男性が出て前の席に座り直すと、窓際席が空いたので、やっとこの中央席の男性は反対側左側に体を倒して、こちらと干渉することが回避できました。ただ、三島駅で停車すると、その奥の席の乗客が乗ってきて、再び中央席の男性は体をこちらに寄せようとしてきたんですが、そのうちに眠ってしまいその後のバトルは発生すること無く浜松まで無事に到着。やはり混雑時の座席は、2列席側に取るべきだったと反省。3列席だと、人気のない真ん中席が空席の場合もあるんですが、やはりこう言うケースがあるから避けるべきだよなぁ。これも1つの"Lesson Learned"ですね。

まずはリセット

いつも持ち歩いて使用しているiPhone8。そんなに酷使するわけではないので、一日に一回充電すれば間に合うし、場合によっては二日に一回くらいの充電でも問題無く使えるくらい。iPhone8は無線充電(Qi)をサポートしているので、本体購入時に一緒に購入したBelkinのQi充電器を使っています。自分の作業用デスクの前に、Xperia用の充電スタンドと並べてQi用の充電装置が置いてあり、そこに「ぽん」と置くだけ充電は、確かに便利です。

で、昨晩仕事から夜自宅に戻ってきたときには、ちょっといつも以上にiPhone8を使用していたので、残量が40%を切るくらい。いつものように一晩Qiに置いておけば、翌朝には満充電になるだろうと本体を置いたんですが、充電中を示す緑色のLEDが光らない。置く位置や向きを変えてみても駄目。ケーブルが緩んでいるのか確認して見ましたが、特にそんな様子も見られない。じゃぁ本体の問題化と、Lightningケーブルを接続してUSB端子に接続してみると、これならちゃんと充電されます。となると、BelkinのQi充電器のトラブルか、iPhone8の受電気部分の問題なのか。

暫く考えてから、先ずはこういう時の最初のステップ、iPhoneをリセット(コールドブート)してみることに。スマホは勿論、パソコンでも、ずっとサスペナンド・レジュームで使用していると、どうしても「ゴミが溜まり(※あくまで個人の感想です-笑)」、動作が不安定になるもの。ハードウェアの障害は余り考えられないので、取りあえず本体をリセットして様子を見ることにしました。右側の電源ボタンを長押しして、電源アイコンを左から右にスライドしiPhone8本体の電源を落とします。ここでゆっくりと1から10迄カウントをしてから、再び右側の電源ボタンを押してコールドブートします。ほどなくPINコード入力画面になり、コードを入れて初期画面が表示されます。で、心の中で「南無三」と祈りながら、iPhone8をQi充電器に置くと... 見事に緑色LEDが点灯し、画面の電池アイコンの右側に充電中を示す雷アイコンも表示されます。

改めて、iPhone8の設定を確認しても、Qi充電をON/OFFするような設定は無く、またQi充電器側も本体のON/OFFスイッチすらなく、常に電磁誘導をしている状態。理由は不明ながらも、iPhone8側が何らかの理由でQi充電の回路が閉じたままになっていた様子。Googleで調べてみたら、同様の現象が発生している人が結構多くいらっしゃるみたいで、Qi充電器を買い換えても駄目で本体リセットで直ったと言う書込が結構見つかりました。表には見えないけれど、QiのON/OFFスイッチが内部にはあって、それが何かの拍子にOFFにされるんだろうか。まぁ、ハードウェアリセットで回復するから、Appleは「それで直ります」で終わりなんだろうけど。それでも、Windowsよりはまだましかな(マテ)。

必要は発明の母

GoogleのAI技術を利用して、日本古文の崩し字を現在の文字に変換するAIツールを開発したという記事。携わったのは、「情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター」という、偉い長い名称の研究施設の、「タリン・カラーヌワット氏」という女性研究者。お名前と見た目で、東南アジア、タイ当たりのご出身かなと思うけれど、日本人ではなく海外の研究者がこう言う物を開発するというのが興味深い。

日本人にも馴染みが無い子分の崩し字ではあるけれど、それでも日本の文化であるし研究成果も多く蓄積されているだろうから、日本人研究者ならまだそれなりに資料にアクセス出来るんでしょうけど、海外の研究者だからこそ、そういう恩恵も少なく、こう言うツール開発を考えたのかなと思います。

逆の立場で、日本人が海外の伝統文化とか技術を学んだり研究しようとすると、どうしても日本人気質でがむしゃらに努力することをしがちだけれど、良い意味でこう言う「簡便さを目指す」事で効率をアップする思考というのは、余り日本人には見られない気がしますね。どうしても日本人だと、こう言う事は「手を抜く」と考えがちだけれど、そうじゃなくて必要なところに集中してリソースを配分すると言う事なんですよね。

勿論単純な話では無いだろうけど、文字のパターンを認識して、それを現代の平仮名無いし漢字に変換するわけだから、使用している文字数もそんなに多くないだろうし、学習すれば直ぐに効果がでてきそうな気がする。記事にも書かれているけれど、色々な形で古文書のデータを保存しても、そのうちにその内容が理解出来ない時代が来る可能性もあるわけで、そんな中でこう言う技術は重要だなぁと感じますね。ただ、日本語の場合単に文字を変換するだけでは無く、そこに当て字みたいな物とか、あえて違う言葉を置くみたいな事も多いと思うので、そういう部分の学習というか補完も必要じゃ無いかという気がする。将来的には、そういう部分も含めて「翻訳」出来るAIに成長すると面白いでしょうね。

2019年7月12日

ANA 新国際線シート

ANAが、約10年振りに国際線のシートを刷新するというアナウンス。ファーストクラスは、A380に導入したものと同じタイプなのかな。ただ、モニターが40インチの4Kモニター(A380は32インチワイド)というのが凄い。

で、一番気になるのはビジネスクラスのシート。ANAが10年前に導入したスタッガードシート(互い違い)は止めて、UAのように、前向き・後ろ向きを組み合わせたデザイン。特に、最大幅は現行のシートの約2倍と言う事だけれど、足下は三角形にすぼんでいるから、寝返りとか打つのはどうだろうか。

この新シート、B777-300ERの現行212席モデルを更新して、12機が新シートに変わって行くみたいですが、先ずはロンドン線から。12機あれば、時々は北米線に回ると思うのだけれど、どこだろうか。やはりJFK線かなぁ... IAD線とかもメインのルートだと思うし。11月には、HND-ORDとIAD-NRTのフライトを利用する予定で、HND-ORDはアップグレード待ち、IAD-NRTはアップグレード確定しているので、どちらかはこの新シート機に当たりたいなぁ...

ここ最近のANAの利用では、B787系が多かったのですが、それでもたまにB777系を利用すると、ちょっとシート装備の古さが気になっていたところ。B787系はサイズの問題もあるから、今のデザインのシートがそのまま使われるんだろうけど(そうで無くても、B777に入っているシートよりもコンパクトになっているし)、B777-300ERに関しては早めに更新して欲しいけれど。でも、212席タイプのみの改修なんでしょうね。となると、北米線は当分今のままの気がするなぁ。うーん、新シートの基材に乗りたいが為に、ロンドンへ用も無いのに飛んでみようかしら(笑)。

はやぶさ2

人工クレーターから噴出した地下物質も含むサンプル採取のために、二回目の着陸を目指した「はやぶさ2」。各種データから推測するに、予定通りに着陸をして、サンプル採取も成功した様子。一回目の着陸時のデータも含めて、全てが分かるのは来年末に地球に帰還してからだけれど、前任の「はやぶさ」の時同様、それまでの一年一寸のドキドキワクワクは、宇宙好き、SF好き、科学好きには堪らない時間だろうなぁ(笑)。今回、二回の着陸で採取出来たサンプルの量は、前回と比べても相当なものだろうから、帰還してから関係者は嬉しい悲鳴でしょうね。

1つ思ったのは、「はやぶさ2」が着陸する前に、小型のモニター衛星みたいなものを切り離して、それが上空から「はやぶさ2」のアプローチからなにからをモニターして、再度上昇してきたら再びドッキングしてデータを保管する、何て言う事は出来ないのだろうか。スラスターとか、移動用の装備を付けると複雑かつ大変になるだろうから、どういう風にコントロールするかは大きな課題だけれど、やはり「絵」が欲しいですよね、実際に着陸しているときの。今回、クレーターを人工的作るために、弾丸を撃ち込む子衛星を搭載していたんですが、あれって弾丸を撃ち込んだら、そのまま廃棄されるんだろうか。可能なら、カメラを組み込んで撮影だけやって、データはローカルに子衛星から「はやぶさ2」に転送して、データは保存する、何て言うことは出来ないだろうか。親衛星内のデータ量も必要だろうけど、何か既存の記述を上手く組み合わせて実現して欲しいなぁ。「はやぶさ2」の船外に超小型カメラを付けるだけでも良いのだけれど。と思ったら、JAXAから船外カメラの写真が公開されていた。

「はやぶさ2」が来年無事に帰還したら、次のミッションは何なんだろうか。日本も、時期は分からないけれど月への有人ミッションとかも発表しているし、今後のミッションが楽しみだけれど、個人的に思うのは親切な宇宙人が現れて、ワープ航法とか人工重力などの技術供与をしてくれて、一気にスタートレックみたいな世界が広がらないかという事なんだけれど、それはやはり叶わぬ夢なんでしょうねぇ... 今の化学燃料での移動技術は、どうしてもコストと技術的な限界が見えているわけで、それをブレークスルーする「何か」が必要なんだけれど、あと100年とか200年位じゃまだ生まれないだろうなぁ。と言うか、今の物理学をひっくり返す新しい理論が必要なわけで、それって100年200年どころか、1000年1万年たっても変わらないような気がする。

一気にワープ航法は無理としても、何らかの方法で光速に近くまで飛翔速度を上げる技術が必要と考えると、まずは衝突時の衝撃を回避するような、人工的なバリアーというか回避システムが必要でしょうね。あと、速度が上がればその分減速するにも時間が掛かるわけで、となると急制動・急加速出来るようなシステムが必要。それは当然内部の人間にも影響するから、そう言うか即変化に対応出来るような、言ってみれば人工重力みたいな仕組みが必要になるでしょう。それらの技術を実現するには、単純に考えて非常に大きな電力が必要になりそう。となると、巨大な発電設備が必要に成るんですが、その時の燃料が石油とか石炭というわけには行かない。原子力、それも核融合よりも高エネルギーが生まれるような新しい技術が必要だろうなぁ。半分夢想的に考えていくと、結構今の技術の延長線上にありそうだけれど、山登りは最後の数mがキツいように、それらの技術革新も最後の最後が難しいんでしょうね。自分が生きている間に、どれか1つで良いから、何かブレークスルーをするところを見てみたいものです。

7/11@OKA

日本国内で、唯一7/11の店舗が無かった沖縄に、那覇市を中心に14店舗が昨日オープン。全国放送でも取り上げられるくらいのビッグニュースなんだろうか(笑)。記事によれば、今回開店した14店舗を足がかりに、5年間で250店舗にまで出店を増やす予定との事。この店舗数は、沖縄でトップ店舗数を誇るファミマの325店には及ばないものの、ローソンの233店は上回るので、これらライバルチェーンもこの5年間でさらに店舗数を増やして迎え撃つことになるんでしょうね。

正直、10年とか20年位前だと、7/11と他のコンビニ店の差は、色々な意味でかなりあったけれど、最近では7/11、ファミマ、ローソンのTop 3に関しては、そんなに差があるとは感じなくなります。実際、私の自宅の周りでも、7/11よりはローソンの方が多いくらいで、最近ファミマが侵食している印象。十数年前に自宅に戻ってきたときには、一番近いコンビニがファミマでしたが、自宅から徒歩で10分以上も掛かるほどの立地。その後、そこよりも先にサークルKとかローソンとか開店するんですが、ずっと「コンビニ難民」状態でしたが、何年かして自宅から徒歩3分位の所に7/11が開店。この時は大いに喜んだんですが、4年位して突然閉店してしまい、再びコンビニ難民に。で、去年に以前の7/11のあった場所の近くにローソンが新規開店し、今はコンビニ難民から少し救われているんですが、このローソン1店舗だけというのが一寸厳しい。

コンビニ利用で一番多いのは、やはりサンドイッチとかお弁当などの食料品購入だと思うんですが、これって周辺でまとめて協力工場で製造して配送するから、その協力工場の質が悪いと系列店が全滅することに。実は、自宅近くのTop 3のコンビニで時々利用しますが、どこも今ひとつ。以前都内とかに住んでいたときにはそんなでも無かったんですが、やはり浜松当たりの協力工場では、まだまだ力不足なのかなぁと言う気がしています。そう言う意味では、今回の沖縄7/11開店にしても、14店舗程度の規模では協力工場も直ぐには見つからず、何処かに間借りすることになるんだろうか。こう言う場合のOEM製造って、結構力のある1つの工場でライバル店同士賄うという事も有るだろうし。

最近24時間営業が問題になっているコンビニなんですが、個人的印象ではあるけれど沖縄って結構宵っ張りの印象があるので、24時間営業は外せないでしょうね。特に、飲んだ最後の〆はラーメンじゃ無くてステーキという話も聞き、深夜過ぎからステーキ食べに出かけるくらいの土地柄なので、どこのチェーンにとっても24時間営業は必須でしょうね。いずれにしても、今は7/11という知名度と人気で賑わっているけれど、先攻する特にファミマは虎視眈々と迎え撃つことを狙っているかも。外国人観光客需用も含めて、どう言うパイの取り合いになるのか、結構激戦区になりそうな予感がします。

2019年7月11日

覚えの無い宿泊記録

昨日、クレジットカードの明細を確認していたとき、メインカードのVISAカードの明細に、身に覚えの無い支払記録があり「えっ?」と。内容は、5月に宿泊したHawaiiのSheraton Waikiki Hotel名のチャージなんですが、5月下旬の日付けで5月に宿泊した時のチャージの下に、6月始めにも宿泊したようにチャージが入っています。勿論、Sheraton Waikikiに宿泊したのは、5月の甥っ子の結婚式の時だけで、この時に貰っているホテルの明細(BIO)の内容と、この5月下旬分の金額は一致しているので、これは問題無い。

問題なのは6月諸人の日付けでまたチャージされているホテル名の部分で、考えられるのは、例えばホテル内レストランを利用して、その分がチャージされていなかったから後付けされてくること。でも、今回はホテル内の利用は無かったし、別途チャージされる心当たりも無い。一番考えられるのは、クレジットカード番号が間違って別の人のチャージが付けられたのかもと言う事。

いずれにしても、一寸納得いかないので、BONVOY宛にメールフォームからこの二回のチャージのうち、二回目のチャージ理由は何なのか声明して欲しいとクレームを送っておいたけれど、さて対応はいかに。以前もヒルトンで、自分のカードに他人の明細がチャージされてきたことがあり、クレームしたら向こうで間違いだったことを認めて精算(払戻)してくれたことがありますが、さて今回はどうなんだろうか。

民主党だった民主党じゃ無い政党

安倍総理が街頭演説で言ったという「民主党の枝野さん」問題(えっ?)。例によって、以下略ちゃんが完膚なきまでにまとめて居る(笑)。私も曖昧に記憶しているしか無かったけれど、民主党が下野して人気が下降していたとき、当時の「水殿小池人気」にあやかり、選挙で生き残るために「希望の党」に政党ロンダリングしようとしたのに、「排除」された人達が「立憲民主党」という傘の下に逃げ込んだだけ。だから、以下略ちゃんも書いているように、政党名は「立憲民主党」だけれど、略称は「民主党」にしたのは、その方が評価は悪いにしても当時の支持層からは馴染みもあるし支援も得られやすいだろうという思惑だったはず。

その後、希望の党が一気に凋落して、政党ロンダリングで生き残った「旧民主党」勢が再び集まったのが、今の「国民民主党」な訳で、まぁ政党の履歴という意味ではこちらが旧民主党系の流れを持っているだろうし、政党助成金もこちらに移っていたはずだから、今回こちらが「民主党」という略称を使うのも納得出来る。でも、立憲の方の民主党としては面白くないのかも。

で、問題なのは、そう言う加古のいきさつを削除して消して無かったものにしようという事。それってさぁ、彼らが散々指摘して批判してきた「公文書の保管」問題と一緒では。別に、今の立憲民主党が更生議員が旧民主党中心でも、政党的には0から作った新党だろうが、別にそれはいいんですよ。問題なのは、過去の発言を都合良く変更したり無かったりする態度が、政治家として政党として信用信頼できないという事。言ってみれば、彼らに対しての「モリカケ問題」であり、「公文書問題」であるわけで、それに対して知らんぷりというか都合良く取り繕うところが信用されない最大の理由でしょうね。

先週くらいの選挙予報では、厳しい野党の中でも立憲民主党は前回の倍位の議席を獲得する予想らしいけれど、本当かなぁ。何か、候補者の中ではデマと煽りで一部に人気のある人が含まれていたり、編に凝り固まった考えの人が居たりと、まぁ衆議院選挙よりもユニークな候補者が出てくる参議院選挙ではあるけれど、それにしても今回はちょっと酷い感じるなぁ。解散が無く、当選すれば一期六年の議員生活が保障されるが故に「良識の府」としてその存在感を出したい参議院なんだろうけど、結局選挙で票を集めてしまえば、逆にどんなに酷い人間でも六年間は議員として存在しているわけで、その当たりは一寸納得出来ない。勿論罷免精度とかあるんだろうけど、中々そういうものを使う機会も無いだろうし。いずれにしても、どちらにとっても揚げ足取り、言葉尻の言い合いをしている暇があれば、先ずはどれだけ経済が良くなるのか、その話をまずはして欲しいですよね。

不買運動

韓国で始まっている、日本製品の不買運動。今回が初めてでは無く、加古にも何度も繰り返されてきたことだけれど、正直そんなに大きな影響が出るとは考えられず、国民性も含めて「ポーズを取る」事で訴えるだけなんでしょうね。実際、こう言う騒動を伝えるメディアなんかの場合、取材に使うカメラは多分殆どがニコンかキヤノンだろうし、放送局のカメラや設備にしても、多分多くはSONYとかパナソニック製じゃないかな。と言うか、今の韓国で食べられている食品や食料にしても、結構多くのものが日本由来な訳で、それを言い出したら彼らはベルものが無くなっちゃうんじゃ無いのか。学校に餓えられている木が日本由来だからと伐採すると言いながら、そういう所には突っ込まないのも、彼ら国民性のなせる技だよなぁ。

今回の優遇国扱いから通常国への変更に関して、私も最初勘違いしたんですが、別に輸出禁止にしたわけじゃ無い。必要な手続きをとれば輸出はこれまで同様可能だけれど、繁雑な手続きを信頼して免除していた立場を外しただけ。マイルで言えば、最上位のDiamondメンバーだったのが、昨年度のマイルが足りなくて通常会員になるだけの話。その待遇に関しても、これまで3年近くいろいろと韓国に対して要求してきたものの、一向に反応が無く、また韓国政府が水際で止めたのだろうけれど、密輸案件などもずっと続いているし、要するに危険な状況にあるのにちゃんとした対応が取られているかどうか不明だから、元の審査基準に戻したと言うだけの話。それが不満であるなら、韓国が「自分達はこれこれこう言う具合に厳格に対応している」ということを証明すれば良いだけの話し。

所がそれを、感情論に転化しようとしているのが韓国側の反応だし、日本の一部メディアもそれに乗っかっている感じ。なんだかわかりやすい反応と言えばそうなんだけれど、今の所あくまで可能性だけれど、その本からの素材が北朝鮮に渡って核兵器製造に使われたかもしれないとか、イランに渡ってウラン濃縮に利用されたかもしれないとか、そう言う話が出てきているのに一向にそれを釈明することすらしないことに、不安というか不信感が高まっているのが現状ですよね。

優遇国扱い、所謂「ホワイトリスト」に、アジアでは韓国だけが登録されていて、実はEU等のリストには韓国は含まれていない。つまり、彼ら規準ではまだまだ不十分であるのに、日本が掲載していたのは、ある程度日本の責任も含めて韓国を優遇していたから、世界も納得していた部分もあるはず。だから、韓国としては少なくとも日本に対しては誠実に答えないといけないはずなのに、疑問が生まれても対応しないのでは、日本としても自らの責任を取れなくなるわけで、今回の措置は仕方のないこと。一部には、所謂徴用工問題等の報復措置という話もあるし、選挙向けのアドバルーンという話もあるけれど、それは残念ながらそうだともそうで無いとも言えないでしょうね。大体今回の対応は「制裁措置(=輸出禁止)」では無いし、日本の企業にも影響する話であるいじょう、国内受けも良くない部分もあるだろうし。まぁ、ウンザリしていた多くの日本人が、また少し増えるだけなのかもしれない。

2019年7月10日

QRコードは良いけれど

永江一石氏のコラムから、QRコード決済vs電子マネー決済の話。コラムに書かれているように、利用者側の簡便性や信頼性では電子マネー(FeliCa)に軍配は上がるけれど、店舗側の負担を考えるとQRコード決済の方が有利。だから、永江氏の説明には100%同意するものの、対策は色々あると思うんですよね。

例えば電源問題。電子マネー系は専用の端末が必要なんだけれど、昔は電子マネー毎に端末が必要だったのが、今では共通端末で可能に。さらに言えば、(自分では出来ないけれど)スマホに入っているFeliCaを利用して、スマホを端末代わりにするのも可能なのでは。そうなれば、今のQRコード決済程度の設備で同様の事が可能になると思うんですが。あと、店舗側に端末不要という場合は、店頭に自分のQRコードを表示して、それをお客がスキャンして金額を入力して支払うシステム。この時、店舗側は支払い済みのスマホを見て(視認)確認するだけだから、悪い事をしようと思えば何でも出来てしまう。

例えば同様の画面を生成するアプリも可能だろうし、簡単にやるなら実際に支払をした画面をキャプチャーしておいて、それを再利用してもいいだろうし。混雑時なんか、いちいち内容を確認する暇も手揉まないだろうから、凄くリスクがあると思うんですけどね。そう言う意味では、基本的に店舗側は顧客側から支払情報を貰って、それを店舗側で認証して決済完了する、という流れ出ないと困ると思う。少なくとも、顧客が提示したQRコードを視認するだけでは無く、それこそスマホのカメラで読み取らせて正しいのか正しくないのか判定するくらいのことはやった方が良いと思う。それこそ、それもスマホに専用アプリを入れて、顧客にQRコード決済画面をスマホにかざして確認させれば良いだけで、お店側の負担も無いはず。

コラムの後半は、方法は別にして電子決済にすることで、販売記録が自動的に残り、税収に繋がると言う話で、これは源泉徴収されてきた自分のようなサラリーマンなら、是非進めて欲しい。それで税収がアップして、税金が下がるなら万々歳ですし。最終的に、そう言う透明性に綱がゲルのが、QRコードも含めた電子決済の話のはずで、さらにその先にはマイナンバーと紐付けて、それこそリアルタイムに税金計算までしてくれたら、確定申告に悩む人の多くが救われるんじゃ無いだろうか。今はQRコード決済の方が一歩進んで、店舗側にメリットが多いわけですが、電子マネー組もいつまでも手数料ビジネスを続けるのでは無く、別の方策を考えて手数料0とは言わないが、引き下げるとともに、デバイス等のコスト負担もするとかして拡販していかないと、多分楽なQRコード決済に店舗側を奪われるのでは。それは個人的には困るので、もっと頑張って欲しいのですが。QRコード決済が乱立している今こそ、電子マネー決済組のステップアップのチャンスと思うんですよね。

ジャニー喜多川氏逝く

先月、くも膜下出血で緊急入院したジャニー喜多川氏が、昨日午後無くなったというニュース。ジャニーズにも、個々のタレントさんにも、殆ど興味は無いけれど、一代でここまでの芸能事務所というか芸能システムを作り上げた実績は凄いと思う。言ってみれば「男性版・宝塚」みたいなものを作り上げたわけですからね(怒られるかな?)。現場が好きで、新しいアイドルをどんどん生み出すことが生きがいだったから、87歳という高齢でも現場に出て、多分最後はかなり無理していたように思うんですが、ある意味本人にとっては本望だったのかもしれない。

喜多川氏も87歳と高齢と言って良い年齢ですが、姉の藤島メリー氏は92歳だっけ、さらに高齢。そんな年齢でも、若い人達とその分野の最前線での仕事が出来ることは、本当に「冥利に尽き」という事なんだろうけど、やはりそこは周りがもう少し気を遣わないといけない気もするなぁ。今後は、その藤島メリー氏の娘であるシュリー氏が経営面を、昨年タレントを引退して、子会社の社長に就任した滝沢秀明氏が育成やプロデュースを担うようですが、余りに大きな存在だった喜多川氏の影響がどうなるか。

勿論、何百人(?)というタレントを抱えて、日本の芸能界だけで無くメディア等にも影響力が強い(強すぎる?)事務所だけに、喜多川氏一人で全て回していたわけでは無いだろうし、それなりにシステムとして社内にちゃんとしたものがあるから、今のジャニーズがあるわけで、そう言う意味では直ぐに何かあると言う事は無いでしょう。でも、喜多川氏の「感性」みたいなものが、どの様に継承されるのかあるいは変化するのか、その当たりが今後どうなるんだろう。大きな組織であればあるほど、暫くはそれまでの慣性で以前と同じように動くものだけれど、核というか中心が無くなると、段々と変心してきてぶれとか揺れが生まれて、それがどんどん拡大して最後は分裂してしまうもの。早く喜多川氏にかわる「核」が生まれるか、持株会社じゃ無いけれど、目的別に分社化して小回りが利くような感じになった方が良いんじゃ無いだろうか。

いろいろな意味で、芸能界とかエンタメ業界が揺れている昨今だけれど、また1つ大きな影響が生まれそう...

朝日新聞の誤報

国による熊本地裁でのハンセン病控訴断念に関して、「国は控訴」と誤報を配信し、さらには紙媒体では一面に印刷して配送してしまった朝日新聞。Web媒体はその後修正され、その記事を引用したYahooニュース等も訂正記事を出したけれど、印刷した前日の新聞紙を回収するわけにも行かず、結果こう言う訂正記事を出したわけですが、何か朝日新聞がふくれっ面で言い訳しているようで、逆に不快。

まず、理由はどうあれメディア企業として致命的な「誤報」を配信したわけだから、その謝罪が最初に来るのが道理なのでは。でも、「政権幹部を含む複数の関係者の取材を踏まえものでしたが」と言い訳から入り、説明に移るわけで、一言くらいは「誤報を配信するというメディアとして致命的な間違いをお詫びします。」と最初に言うべきでは。その謝罪は、最後になってやっと、
私たちの取材は十分ではありませんでした。参院選が行われている最中に重要な政策決定をめぐって誤った記事を出し、読者や関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありません。
 と書いているけれど、この文章こそ最初に来るべきものでは無いだろうか。

で、本文では自分達の取材対象が政府や政権の中枢であったことや、そこからの取材では控訴という方向性を感じたから記事にしたみたいな言い訳を書いているけれど、1つの情報を得たら、普通は別の角度から裏取りをするとか、あえて反対側の意見を調べるとか、そう言うことをやった上での誤報という風には理解出来ない。読む限りでは、自分達が「こうなる」という方向性に沿った情報が、中枢から出てきたから、それを信用して報道した、みたいな言い方をしているけれど、それって今回だけの話しじゃ無くて、これまでの多くの朝日新聞の報道スタイルですよね。自分達に都合が良い情報は取り上げて、都合が悪ければ取り上げないならまだしも、歪曲して理解されるような伝え方すらするという、メディアというよりは「宣伝機関」みたいな集団。そんな一端が、この「お詫び記事」にも感じられる気がする。

さらに、最後には、
今後はより一層入念に事実を積み重ね、正確な報道を心がけて参ります。
と結んでいるけれど、「入念に実績を積み重ね」って何? 今回は10人に取材したけれど、次からは20人にします、みたいな意味に感じられるけれど、それじゃぁ何も解決しないでしょ。今回の原因を、例えばソフトのテストケースに例えれば、Good Caseだけを準備してテストをして「OK」と判断してしまうようなものじゃ無いかと。さらに、Bad Caseであったり、例外処理みたいなTest Caseを含めて検証して、それで問題無ければ初めて正式リリースするのが、普通のこと。単に、Test Caseを倍にすればBug(=誤報)が半減するかと言えば、それは無いわけで、そう言う意味で「あぁ、この人達は何も分かっていないな」という感想しか生まれない、訂正言い訳記事でした。 

2019年7月9日

CoCo壱@インド

カレーチェーンの「CoCo壱番屋(ココイチ)」が、カレーの本場インド進出を決めたというニュース。ニュース等では、あのココイチが本場のインドに殴り込み、みたいな結構大きな扱いの見えたんですが、この話って随分前にガイアの夜明けでも扱っていたし、ちょっと探してみたら去年10月にこんな記事も出ている。多分ガイアの夜明けの番組も、この頃だったんじゃ無いだろうか。確か、その前にも「インド進出を狙っている」みたいな感じで同番組で取り扱われたこともあったような記憶もあるし。多分、正式に店舗も決まって、開店時期も決定したから、正式に発表したんでしょうね。

ココイチのカレーって、所謂日本風のカレーでどちらかというと欧風カレーで、インドカレーとは見た目も様子も違う。私は、インド系カレーって食べたことがないので何とも言えないのですが、スパイシーさとかトッピングなんかが結構違うんじゃ無いだろうか。あと、日本でカレーというと、牛とか豚とかチキンとか「肉」が入るのが結構普通の感じだけれど、インドカレーを見ていると、どちらかというと野菜中心のカレーが殆どの感じ。唯一例外がチキンカレー位なんじゃ無いだろうか。

ガイアの夜明けの中で、インドの会社の社食に臨時に出店して、ココイチカレーを試して貰うシーンがあったんですが、そんなに悪い反応では無かった印象。ただし、自分達の知っている馴染みのあるカレーとは異なるので、先ず手に取って試してみるまでの壁が高そうな印象でしたね。あと、ココイチの場合は、自分の込みのトッピングや辛さの指定などのカスタマイズが1つの売り物だと思うんですが、そう言うことが多分無さそうな今のインドのカレー事情とどれだけ馴染んで浸透していけるのか。強いて言えば、日本食や日本の食材が韓国に伝わって「韓国化」されて、それが日本に戻ってきて日本人に受ける、みたいな循環が生まれると良いのですが。

私はインドへは行ったことが無いので分かりませんが、得な句とも東南アジア諸地域には、ココイチだけでなく日本のチェーン店が進出していて、それなりに現地に馴染んでいて、旅行者にとっても嬉しい状況が生まれているけれど、インドもココイチがそう言う突破口の1つになるんだろうか。それが切っ掛けで、日本の食事・食材がインドに渡って向こうで受け入れられるとともに、フレンチが日本の影響を受けて進化ししたような感じで、インド料理が日本風の要素を取り入れてさらに魅力を増すという事になれば嬉しい限り。さて、ココイチの挑戦はどうなるか。

置き配

Amazonが、荷物の受け取り客不在の時には指定場所に荷物を「置いて配達」するサービスを始めるという記事。場合によっては便利そうだなと思いつつも、どうせ家みたいな田舎は関係無いなと思ったら、静岡県では唯一浜松市が対象地域になっていてビックリ。

家の場合は、大概の場合時間指定でほぼ必ず受け取れる時間帯を指定するから、まず受け取れない場合は無いんですが、時々トイレに入っていたりして気が付かない場合も有るわけで、そう言う場合は不在票を見つけて慌てることも。まぁ、注文した「もの」にも寄るけれど、自宅にそのまま置いて貰えれば、楽なことは確か。勿論、一週間くらい居ない間におかれても困るわけで、例えばどうしてもその日に受け取りたいけれど、時間帯が不定の場合等は便利そう。

これ、一軒家みたいな家なら良さそうだけれど、マンションなんかの集合住宅で、並んだドアの前に置かれても困るだろうなぁ。というか、不在だと館内に入ることも出来ないだろうけど、管理人とか受付が代わりに受け取ってくれるかどうかは、そのマンションのルール次第だし。アメリカだと、もう随分前から玄関に置きっぱなしの配送をしていて、しかもどう言う扱い方をしているのか、外箱が敗れていたり壊れていたりすることも日常茶飯事。あの頃のサービスと比べるとまだましなんだろうけど、どれだけ日本で普及するか様子見ですね。

2019年7月8日

謹慎処分

芸能人・タレントの闇営業問題で、ザブングルがしばらくの謹慎処分の期間を設けて8月末に復帰する予定というニュース。それはその事務所なりの判断だから良いと思うけれど、その謹慎期間中に「社会福祉などの奉仕活動をして反省と謝罪をする」みたいな書き方にちょっと引っかかります。いゃ、社会貢献は良いことだし、奉仕活動も大切なことだと思うけれど、何かそう言うことをやることが「罰ゲーム」みたいな扱い・言い方になっているのが凄く気になる。今、そう言う活動を一生懸命にやっている人達は、何か反省するためにやっているのか? そう言う活動をすることで、何か禊ぎになるのか? 何か、本末転倒とは違う、大きな見当違いをしている気がする。

勿論、何かトラブルを生んだりペナルティーを犯して、その埋め合わせとして困っている人を助けるのは良いことだけれど、判で押したようにそう言うことを「禊ぎ」として利用するのは正しいことなんだろうか。それに、それまでにそう言う経験があるならまだしも、何も知らない素人が一週間とか二週間で十分なスキルを獲得出来るとは思えないし、そう言う腰掛けで来られても、受け入れる方も大変じゃ無いだろうか。ある意味、大学生の企業インターンなどを経験しているとよく分かるけれど、学生側は自分のやりたいこと、興味の有ることを経験してみたいだろうけど、企業側は人手の足りないところの助っ人とか、逆に忙しいに相手をしなくちゃならないオーバーヘッドにもなる場合も有るわけで、なかなか上手くマッチング出来ないのが現実じゃ無いだろうか。今回も、そう言うミスマッチの事例の気がする。

例えば、彼らはお笑い芸人、タレントさん何だから、その本来の仕事で禊ぎをさせるべきでは。例えば、毎日朝の9:00から20:00まで舞台公演を続けさせるとか、自分達の舞台での入場料から半分を寄付するとか、その寄付額も例えば目標に届かなかったらバイトして稼がせるとか、そういうのが本当の意味での禊ぎになるんじゃ無いだろうか。そうやって、芸人としての腕や技術も磨かれるし、本来よりも厳しいスケジュールをこなすことが、ある意味ペナルティーにもなるだろうし、それこそ、例えば入場者が1000人以上の舞台を一週間続けられたら禊ぎ終了にするとか、そうやって自分も必死にネタを考えて回りも支えて、それこそもうそれ以外のことを考える余裕も無くさせるのが一番の更生方法じゃ無いだろうか。

今回の問題点は2つあって、1つは知ってか知らずかは別にして反社会的勢力と接点があったと言う事と、もう一つは所属事務所を通さずに直接営業をして金品の授受を受けたことで、これは契約とか税制上の問題がある。後者に関しては契約の問題だから、それは当事者同士で話をすれば良いだけの話しで、問題は前者。知っていた、知らなかった、それは本人しか分からない話だけれど、こちらはやはり何らかの説明と反省を示すしか無いんじゃ無いかと。その現れとして、芸人なんだから、タレントなんだから、自分の本来の仕事舞台で、誰もが納得出来る結果を出せ、と要求するのか、一番正統的で一番厳しい「罰」になる気がするなぁ。

2019年7月7日

情報漏洩

7payの事件、新聞報道などを見ていると、どうも事前に7payの情報を知っていて、スタートに合わせて日本に入国して一気に荒稼ぎしたように感じるんですが、それって7payの情報が事前に漏洩していたってこと? 同時期にスタートしたFamipayでは同様の事件が発生していないわけで、スタートして使ってみて脆弱性に気が付いて犯行に及んだ、と言う風には感じられない。やはり、何かの切っ掛けで脆弱性に気が付いて、そこで犯行を計画したように感じられるのは、犯罪小説とかの読み過ぎだろうか(笑)。

事件後の関係者の記者会見で、社長が二段階承認を知らなかったとか、いろいろ「なんで?」という事柄も出てくるけれど、まぁ社長としてそこまで知っていなくてもという気はするけれど、事前にレクチャーする人すら居なかったのだろうか。なんかそう言う様子を見ていると、今回の7payのシステム、外部に丸投げして作ったんじゃ無いかと感じられるくらいお粗末な雰囲気がするなぁ。

電子マネー自体も色々規格やサービスが乱立していて、パイの奪い合い状態になっているけれど、QRコード決済はそれに輪を掛けて激しい感じ。やはりそれって、企業側にしても店舗側にしても、導入コストが安いという事に尽きるんでしょうね。で、少しでも早くマスを押さえたいから、ポイント還元とか無料でお握りとか、本末転倒な話が先攻している気がする。いゃ、そんなことやっている余裕があるなら、少しでもシステムの信頼性向上を、と小一時間。

中国ではQRコード決済が常識化しているけれど、あれだってAlipayとWeChat Payという、生活に根付いたEC/チャットサービスの延長だから急拡大したわけで、そう言う意味では、日本ではLINE PayとかメルPay位が対応するんだろうけど、規模的には全然足らない。そんな時に、戦国状態というか乱立しているようでは、何かそのまま共倒れになりそう。FeliCa系も含めて、ブランド名は残しつつもプラットフォームは共通化して、例えば「〇〇マークがあれば、QRコード決済これとこれとこれとこれが共通して利用可能」みたいな仕組みにならないと、一過性のブームで終わりそうな気がする。交通系のSuicaが、他の交通系カードをまとめたような感じで。まぁ、今回の場合は、其れ以前も以前の問題なわけで、7/11としては痛いミスを付けてしまったなぁ...

タピオカ人気

自宅近くのイオンモール、イオンスーパー部分は朝の08:00から営業開始ですが、それ以外の店舗は09:00から営業開始。土曜日で混雑するから、9:00少し前に行って買い物をして一寸モール内を歩いていたら、凄い行列を発見。ざっとみて、100人位は優に並んでいます。そのお目当ては、以前焼き菓子みたいなスイーツのお店が入っていた場所に新規に開店した、タピオカのお店らしい。実は一週間くらい前にも、この前を通りかかり、当時はまだ養生されていて開店準備中でしたが、「今更、タピオカのお店かぁ」と思っていたんですが、浜松ではまだまだタピオカ人気、健在のようですね(笑)。

私自身甘い飲み物は飲まないし、タピオカに限らず、中に異物が入っているようなものも好きじゃ無いので、これまでもこれからも飲むことは無いと思うけれど、其れ以前にあのタピオカ、透明なグラスから見える様子が、どう見ても蛙の卵状態で、子供の頃に良く田圃横の用水路などで見たイメージしか浮かんでこない。多分、最近の人って、蛙の卵なんて見たこと無いだろうから抵抗感が無いんでしょうけど、私なんか子供の頃に散々見た口だから、どうしても印象が悪いんですよね。

浜松みたいな地方都市でも、一応歓楽街というか市の中心地である駅周辺なら既にタピオカ屋さんも出来ているんだろうか。まぁ、このイオンモールがある場所は、浜松市の郊外ではあるけれど、周辺にアパートや団地もあるから、タピオカ世代というか若い購買層も多いのだろうけど、でもなぁ、タピオカブームも、多分年内、良くて一年くらいだと思うぞ。地方出店も良いけれど、次の一手を考えないとあっと言う間にブームは終わりそう。タピオカが入っているだけでは、もう付加価値は感じられない時期になってきているんですよね。

タピオカと並行して、かき氷もブームで、最近のもので感じるは氷にかけるソースが進化していること。以前だと、精々果物を載せる程度だったものが、ジャムのようなソースや、抹茶とかこれまで考えられなかったようなものもソースとして生まれている。さらに、氷を工夫してジュース氷で作るかき氷や、ふわふわの食感を売り物にするなど、昔のかき氷とはひと味もふた味も違う。そんな進化変化をタピオカも見せられるだろうか。例えば、タピオカってグミみたいなものだと思うんですが、人造イクラみたいな製法で中にジュースが入った粒を作って入れるとか、ストローで吸い出すんじゃ無くて、もっと大きな粒にしてスプーン方のストローで食べながら飲むとか。でも、どうしても蛙の卵にしか見えないのがなぁ... (笑)

用を足している間に再起動

表示計の問題のため、先日1903から1809に戻した自宅のデスクトップ機。昨日も使用中に「更新があります、再起動しますか」みたいなブルーの画面が出たので「今はしない」を選択して回避したんですが、その日の夜、トイレに行っている間に勝手に再起動して、更新インストールを始めている(怒)。いゃ、色々な目的で定期的にOSの更新をかけるのは、それは良いですよね。問題無い。でも、一度更新して「問題がある」とユーザーが感じて戻したんだから、少なくともその行動は尊重しろよ。具体的には、ちゃんとユーザーの同意を得られてから更新するべきだと思うぞ。

この再起動、さて夜も遅いしそろそろ寝ましょうか、というタイミングで発生したものだから堪らない。なかなか更新が終わらないんですよね。結局更新が完了してシステムが再起動するまで、20分近くかかった。もう寝ようと思っていたのに、こう言うコトするから嫌われるんだよ、あの会社は(マテ)。しかも、覚悟はしていたけれど、1809から1903に変わったので、これまでログインしていた情報や認証情報も全部解除されているので、また一つ一つ設定しないといけない。もうさ、ユーザーに嫌がらせをしているとしか思えないよ、本当に。

例えば、私はAdobeのサブスクリプション契約をしているんですが、更新後(あるいはダウングレード後)初めて起動すると、「別の場所で使用されています」と表示されて、更新前のこのデスクトップ機も含めて「使用中」と表示されて、更新後のこのデスクトップ機が「未承認」みたいに表示される。OSのバージョンアップなんて、これから頻繁に発生するわけだから、もっと違うもの、システムIDとかそういうものでAdobeも管理して欲しいと思うけれど、多分OSのデータ構造も変わっているんだろうか。

このOS更新、それ以外にも色々初期化してくれて、例えばシステムフォントもデフォルトの遊フォントに戻るし、エクスプローラー設定も、クイックアクセスが初期化されて、目障りな「Desktop」とか「ビデオ」とかのショートカットも復活する。それ以外にも、色々初期化してくれているんだろうけど、もう探して戻す気力もなくなってしまいました(笑)。また、ダウングレードしても同じ事の繰り返しになるだろうから、もう諦めてこのまま1903を使い続けるつもりですけれど、何だかなぁ、もう一寸ユーザーフレンドリーな仕組みとフローにしてくれよと、某社に恨み辛みを小一時間くらい... あぁ、梅雨空以上にうっとうしい朝になりました。

2019年7月6日

量産開始

MRJから「スペースジェット」に名称変更し、さらにはライバルメーカーで会ったボバルディアから、競合機種のCRJ事業の買収をするなど、これまでになく積極的な三菱航空機が、いよいよスペースジェット(M90)の量産を開始したという記事。米国で行っている型式証明取得のフライトも順調に進んでいるんでしょうね・再三再四延期した納期延期も、やっと2020年中のデリバリーという約束は守られそう? 何だかんだあっても、受注数も400機近くあるわけで、仮に月産10機としても、年間で120機。今の受注数を完遂するにもさらに3年以上かかるわけで、大変だぁ。

航空機産業は、名古屋地区の主産業になりつつあるけれど、結構浜松にも下請けとか孫請けなどで関係する企業が多いそうで、となると是非とも三菱さんには頑張って欲しいけれど、これで少しは浜松の経済も上向くのだろうか。今回の量産は、最初に開発している90席クラスのMRJ-90、現M90ですが、主戦場のアメリカ市場で販売するには、座席数を減らした、旧70席クラスのMRJ-70、現M100が重要。一応先日の会見では2023年頃を目処にということは言ったらしいけれど、それで間に合うんだろうか。単に胴を詰めて短くするだけじゃ駄目なんだろうけど。素朴な疑問として、今のM90の期待に、座席だけ減らして売るのは駄目なんだろうか(笑)。まぁ、燃費とか維持費の問題で、その座席数にあったサイズにする方が経済的なんだろうけど。

来年予定通りに納入されて、ファーストカスタマーのANAが商用運行を始めたら、一度くらいは搭乗してみたいけれど、流石に暫くは恐いかも(笑)。名古屋という事で、セントレアにある「FLIGHT OF DREAMS」に、初号機をそのうち収蔵してくれないだろうか。あっ、博物館協賛スポンサーのBoeingが嫌がるかな(マテ)。

選挙

参議院選挙が公示されて、21日の投票日に向けて各候補の熾烈な選挙戦が続くわけですが、今回はなかなか悩ましい。一番の理由は、消費税増税。経済的な事を考えれば、かつ最近の景気動向で税収がバブル期を超えてきていることも含めて考えると、この時期に必ず景気が下落する増税をする必要性があるのかという事。増税するよりも、もっと経済活動が回るように公的支出を増やして行く方が、リターンも大きいと思うのに、何故か景気にブレーキを掛けることを目指している、与党の自公。

それに対して、野党は増税反対を言うのは良いのだけれど、それなら何で国会中にそう言う話をして、与党の増税策が無意味で駄目なのか主張すれば良いのに、解散が恐いからなのか何も言わずに国会も終了して、解散が無くなってから言い出す卑怯さ。まぁ、元々はその野党の多くが決めたことだから、安易に引き下げることが出来ないのかもしれないけれど、それにしても国民のことよりも自党の方が大切という身勝手さはいかにも「あの野党」達。

本来なら、自公には入れないで、反対する野党に投票するのだけれど、その野党側も信用できないし、結局は以前の行動を振り返ると、「やらない」と言いつつも自分達が政権につけば、その前の政権と同じく「必要」と180度ひっくり返すことは、前回経験済み。それに今回は「統一候補」とかいって、本来の所属政党は隠して「野党連合」みたいな候補を立てているけれど、仮にその人が当選したら、その元の政党に戻るんだろうから、結局は選挙対策のご都合主義。そんなことをやっているようじゃ、さらに信用できないわけだし。

結局は、今回の選挙もさらに投票率が下がり、その結果組織票がある与党と一部野党が有利になって、結果的に前回と変わらないような結果になるんだろうか。今朝の地元紙・静岡新聞に、「自公、改選過半数の勢い、野党伸び悩み」と見出しが出ていてビックリ。前々回の選挙では、民主党政権から自公政権に戻って、一気に経済が回復した余勢を駆って、自公が124議席のうち77議席を獲得して大躍進したんですが、今回もそれに近い数まで行きそうというのが新聞の今の予想。うーん、70議席に届くかなぁ。所謂無党派層のうち、これまで野党に流れていた票が、どれだけ自公に流れるかが勝負だろうけど、うーん、結局割合的には以前と同じ半々くらいだろうか。3年前の選挙では、流石に6年前の自公大勝の反動で獲得議席は減ったけれど、今回はそれよりは増えるのか、あるいは6年前を再現するのか、まだまだ選挙戦は序盤。

2019年7月5日

テレワーク時代

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、東京2020も睨んだテレワーク時代到来に関して。日本でもトップクラスの「テレワーカー」を自認する(爆!)自分としては、正直テレワークが何でも解決出来るわけでは無いと思う半面、使い方次第で「働き方の変革」は大いに可能だと思う。

「作業効率」「作業環境」だけ見れば、職場の方が整備されているのは当然で、職場で無ければ出来ない作業や仕事も多い。その中で、じゃぁ職場から離れても可能な作業は何か、職場に本来いるべき9-5以外の時間帯でも可能な作業は何か、そう言う視点で自分の仕事を見直してみて、それらが例えば一日の半分以上あるようなら、テレワークをしてみるのもいいんじゃ無いかと思いますね。例えば、企画系の作業とか、PM系の作業などは、多少手続きとかやり方を工夫してみれば、結構テレワークに向く内容だと思うし、ソフト開発(デザイン、コーディング)にしても、かなり有効なんじゃないかと思います。ただ、前者の企画系の仕事だと自宅のパソコンの性能はそんなに要求されないけれど、後者のソフト開発だとそれなりの性能は必要だし、場合によってはテストマシンだって必要になるので、セキュリティとかも検討しないといけなくなる。その当たりの按配をどうするかは、自分一人では決められないし実現出来ないので、やはりチームや組織の理解と協力が無いとなかなか難しいことも事実。

テレワークを始めて最初に感じたのは、会社から離れてテレワークしているのに、作業時間は会社に合わせないといけないこと。私の場合は、アメリカとの電話会議とか、そういう事情もあったので最初から仕事の時間帯が分散していたりしましたが、一方で会社では殆どの同僚が9-5で仕事をしているので、そちらの対応もしないといけない。向こうは向こうの時間帯で問合せしてきても、こちらは色々な事情からテレワークをしていて、それは物理的に作業場所が違うだけで無く、作業時間帯も異なると言う部分がなかなか理解して貰えない大変さはありましたね。例えば女性のエンジニアがテレワークする場合、家事の時間帯とか育児の時間帯で昼間は作業出来ない時間帯もあるだろうし、私のように昼間よりも早朝とか深夜の方に作業が集中する場合は、昼間は家族の面倒とか色々な作業をしたいわけで、そういう時間の摺り合わせが一番大変かもしれない。

就業時間を固定しない「フレックス勤務」が始まったときに、コアタイムと呼ばれる、必ず会社にいないと行けない時間帯があり、最初の頃は9-5の固定勤務時間のうち10-4とか、殆どコアタイムが全体を占めているような状態があり、フレックスの自由度が乏しかったけれど、そのうちに段々とコアタイムも短縮されて、最近ではテレワークなどもあるからコアタイム無しの場合も有るでしょうね。コアタイムの目的が、チームでの情報共有時間でしたが、最近では社内SNSとかクラウドデータでそれが代替できるわけですし、まぁ週に一度くらいは情報共有と認識統一のために電話会議くらいは必要なんだろうけど。誰も彼もがテレワークをしたいわけでは無いだろうし、テレワークをしたから良いことばかりでも無いけれど、可能であれば自分の仕事の見方を変えてみるのも面白いだろうし、多少大変になっても新しい事をやってみることは、決して無駄にはならないと思う。また、テレワークという切り口で、自分の仕事の新しい分野開発してみるとか、色々可能性発掘の機会にもなるんじゃ無いだろうか。ただ、日頃会社で仕事をしているときに比べて、より結果が求められるし、結果でしか評価されなくなるので、その点厳しい面も多いと思うけれど。ただ、やる気があれば、凄く便利というか可能性のある働き方だと思う。ですから、個人的にはもっと広がって欲しいのですが。

新国立競技場

新国立競技場が報道陣に公開されて、9割方完成して後は陸上のトラック整備などと言うニュース。ラグビーのW杯には間に合わなかったけれど、来年の東京2020には間に合い、正直よかったなぁという気持ちと、デモこれだけこじれた原因は何なんだというやや憤慨する気持ちも。

で、残る陸上用トラックなんですが、東京2020終了後はこれを撤去して球技戦用のスタジアムにするという話だったのが、どうもトラックは残して利用することになりそうという記事。元陸上部員として納得いかないのは、音楽イベントなどで使用する際に芝生では強度が足りないので、陸上トラックを残すという話なんだけれど、何だよその理由は。それに、陸上トラックを残すという事は、国際的な陸上競技大会なども開催することになるだろうけど、その場合の懸案だった補助トラックはどうするんだろうか。東京2020の間は、確か近くに臨時の補助トラックを準備するはずなんだけれど、それをそのまま残すとかしないと、開催可能な陸上競技イベントも限定されると思うけれど。

新スタジアム建設まで時間が無くて、十分に検討する時間も無かったのかもしれないけれど、何か中途半端な状態だなぁ。サッカーとかラグビーから見れば、確かに周りをぐるっと取り囲む陸上のトラックは邪魔だろうし、一方で陸上競技場を別に作ったとしても、フィールドは投擲競技などで必要だから残るし、そこは球技でも共有できるわけだから、出来るだけ最適化するべきだと思うんだけれど。新国立競技場だけでなく、東京2020以降は秩父宮ラグビー場、神宮球場とシフトしながらの建て替え工事が始まるわけで、その一環として何とかなら無いものだろうか。中学、高校時代、短距離走者として、当時の国立競技場で走るのが夢だった一選手としては、これから何十年もシンボルとして利用出来活用できる「競技場」をちゃんと残して欲しいと思うけれど。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

BONVOY系27滞在(31泊目)は、何時もの横浜シェラトン。一寸所用があり、何時もの金曜日の横浜出社の前日、木曜日の夜に前泊。この日は九州の豪雨の影響がこちらにも届いていて、浜松は朝から豪雨。それでもお昼過ぎくらいから落ち着き始めて、午後自宅を出ることは薄日も差すくらいの天候に。ただ、移動中の空模様はどんよりしていましたが。

何時ものように夕方26Fのラウンジでチェックインしようと上がると、入口近くには米国の星条旗が飾られている。中にもミニ国旗がおかれていたりして、「あぁ、そういゃ今日はアメリカの独立記念日だった」と思い出した次第。で、私の前にアメリカ人ご夫婦がチェックインをしていて、手続きをしていた日系の旦那さんが「アメリカでは花火が上がって...」とスタッフさんに話をしていたので、つい「デモ、こんな天気じゃ花火も映えないですよね」と口を挟むと、私の横で待っていた奥様が「日本でも花火は上がるの?」と聞かれてしまい、「いゃ、上がらないで。でも、8月になると夏祭りがあちこちで開催されるから、その時には沢山上がるんですが」なんて言う話に膨らんでしまいました(汗)。

部屋に戻り、実は新幹線の中で小腹が空いたので一寸食べてきて、余りお腹がすいていないので、3Fのバーで軽く飲み食いしてから、まだ20:00前でラウンジのカクテルタイムだったので、ちょっと寄ってさらに一杯。酔い覚ましのコーヒーを貰って部屋に戻り、久しぶりにぐっすりと早めに休むことが出来ました。ただ、何時もなら目覚めの朝は土曜日で休みだけれど、今回はこれから一日仕事が... 気が重い(マテ)。