2019年7月30日

進化している書留郵便

昨日、一寸送る物があったのでお昼過ぎに自宅近くの郵便局に行って、簡易書留で発送したんですが、その時にその手続きの進化を実体験してビックリ。物は、両手を並べたくらいのサイズのクッション封筒に入れたもので、念のため窓口で「簡易書留でお願いします」と指定しました。「書留」の場合、配達履歴を残して万一の場合内容物の保証をしてくれるサービスな訳ですが、この手続きが予想以上に進化していてビックリしました。

通常郵便局窓口で「簡易書留お願いします」と言うと、「こちらに住所を書いてください」と以前なら用紙を渡されたんですが、今回はそんなことは言わないで職員さんが淡々とサイズを測ったり重さを量ったりしています。で、管理用のバーコードのシールを印刷して封筒に貼ると、そのハンディースキャナーを少し持ち上げて封筒全体を素客するような動作をします。その後、今度は封筒をひっくり返して裏側に書かれた私の「送り元の住所・氏名」をスキャンしているような動作をして、暫くするとレシートが戻ってきました。それを見てビックリ。やはり先ほどのハンディスキャーでやっていたのは、封筒の表・裏面のスキャンだったようで、通常の幅のレシートに、それぞれの住所や宛先名が印刷されて、それ自体が以前の手書きの用紙の代わりになっている物でした。

ハンディスキャナーは、赤色のレーザー光線みたいな物が出ていたんですが、あれで封筒面はスキャン出来ないだろうから、多分横にCCDカメラが内蔵されていて、それで読み込んでいるんでしょうね。もしかしたら、宛先面がはっきり認識出来るように、赤色のレーザー光線はコントラストなどを強調する機能を果たしているのかもしれない。いずれにしても、自分で書いた物が、そのままスキャンされてレシートに印刷されて、それがエビデンスとして渡されるわけで、これは凄い進化だなぁと感心しました。郵便局って、余り利用する機会がないのですが、知らない間に凄く進化している印象を受けました。

宅配便の場合は、ドライバーさんはハンディスキャナーと印刷用に端末を持ち歩いて、それこそ支払は電子マネーからクレジットカードまだ対応しているし、配送票だってその場でスキャンして登録しているし、所謂「機械化・電子化」されていることは体験してよく知っていますが、郵便局というか日本郵便も、国内最大手の流通業者としては否応なしに機械化・電子化を避けられないという事なんでしょうね。それでも、以前から昔ながらのサービスにはちょっと不満があったんですが、今回書留が進化していることにはビックリ。個人的には、「切手」を何とかして欲しいなぁ。例えば、日本郵便のサイトで切手代を払ってQRコードを生成して、それを印刷して手紙とか葉書に貼ったら切手と同じようになるとかやってくれないだろうか。たまに郵便物を出すときに、困るんですよね、切手を買いに郵便局へ行ったりするのが。さらにQRコードなので、切手代不足なら後から追加でチャージしてもらってもいいし。さらなる進化を期待したいなぁ(笑)。

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