2021年10月31日

NUARL N10 Plus使用感 (3)

新しく購入したNUARLの完全ワイヤレスイヤホン「NUARL N10 Plus」。昨日は一日外出していたので、実際に外での使用感を試してみました。

昨日は新幹線移動があったので、新幹線車内での使用。例によって、耳に装着するときにイヤーパッドが少し大きくてちょっと苦労します。それでも、少しは慣れてきたのか何とか装着完了し、走り出した新幹線車内で音楽再生をして見ました。最初にビックリしたのは、購入直後と比べて音質がかなり良くなったこと。実は、エージングを兼ねて装着せずに音楽再生を何時間かしながら放置していたので、少し音が柔らかくなった印象があります。 それと、やはり装着したときの密着度が上がっているので、全体的に音の迫力というか厚みが増した印象があります。以前使用して居たNT01AXと比べて、高音域・低音域ともに伸びた印象がありますが、個人的にはもう少し低音域に厚みが欲しいところ。

iPhone8に操作用のアプリを入れていたので、これを使いながら幾つか機能確認。まずはノイズキャンセリング機能を試してみました。ノイキャンをかけない状態でも、新幹線車内での使用は全く問題無い状態ですが、ノイキャンを使用すると走行時の風切り音というか「ゴーーーー」という音が確かに軽減されます。ただし、完全には消えない。また、少なくとも新幹線車内であれば、ノイキャンを実行して音が消えても使用しなくてもそんなに音質的には困るほどの違いは生まれません。個人的には、無くても問題無いのでテストした後は、ノイキャンは切りましたが。それよりも、アプリとワイヤレスイヤホンの通信というか連携が遅くて、アプリで設定変更しても数秒しないと適用されない。最初は「あれ、操作間違った?」と戸惑う場合も。また、アプリの画面が一画面に収まらないので、下の方の設定はスクロールダウンして表示させるんですが、表示して数秒後に設定値(1 or 0)が反映されます。これもアプリのデザインの問題なのか、ちょっとダサいと感じる動作。正直このアプリのデザインや完成度はかなり不満です。

この時、iPhone8で音楽を聴きながら、パソコンを開いて資料作りをして居たのですが、マルチコネクトの設定をしていたので、パソコンとも接続していて、これに気がつかなくてiPhone8での使用を終了したのに、ワイヤレスイヤホンの接続が終了せずにちょっとビックリしました。パソコンをシャットダウンをして、回りにBluetoothの接続先がなくなって初めて「Disconnected」とイヤホンからの接続が切れて「あれ???」状態でした。このあたりの使い勝手も、ちょっと期待と違っていて今後運用での工夫が必要そう。一番の目的である、音質面では今の所不満は無いのですが、以前と比べて大きく重くなったので、その点は疑問かも。互換性のある小さめのイヤーパッドを探してみるつもりですが、正直音楽再生専用のN6 Proの方が良かったかなとちょっと後悔も感じたトライアルでした。そうそう、まだ耳に装着したままで移動するには不安を感じるので、新幹線車内で使用しただけで、後の移動中はケースに保管したままでした。このあたり、早急に何とか対策しないと。(続く...)

選択肢不足

永江一石氏のコラムで、ちょっと面白い視点だなと感心したもの。現在の小選挙区制は、基本1選挙区から一人の国会議員を選出するものだけれど、その為に大体1つの政党から一人の候補者が立候補するのが精一杯で、となると正当的には応援したくても、その候補者に対しては疑問が有る場合に投票先に困るという話。そりゃそうだよね、誰か一人を選べ、というのは中々難しい。100%その人に同意できる、支持出来るという人材は、選挙で無くても先ず見つからないものだし。

今回の衆議院選挙で、静岡県の選挙区は人口分配して8区有ります。ですから、各選挙区から一人ずつ合計8人の議員(プラス、比例での当選議員)が誕生するわけです。浜松市も、7区と8区二箇所に分かれていて、となると同じ浜松市内に住んでいても、別の日とを選ばないといけない。同じ政党の候補者同士でも、あっちの人の方が良いなと思うこともあるかもしれない。私が子どもの頃は、確か静岡県の選挙区は東部・中部・西部の3区画くらいで、それぞれ2人とか3人とか当選者があって、言ってみれば競争で順位を競うみたいな感じで、子供心に運動会気分だったような気がします。当時の静岡県は「保守王国」と呼ばれていて、大対自民党の候補者が当選して、最後の一枠で野党候補との争いで勝ったり負けたりみたいな感じだったかな。だから、同じ自民党の候補者でも競り合いが厳しかったように思います。

それが今のような状態になり、結果的にはその人を選ぶのでは無く、何となく所属政党を見て入れるような感じに最近はなってきたのかな。ただ、その人の人柄は信用できるけれど所属している政党は信用できないとか、その逆の場合も有るだろうし、そう言う意味では選挙という「選択行為」なのに、肝心の選択肢が少ないと言うか、全く自分の興味外の場合も多いでしょうね。だから、東京とか大阪とか、大都市圏ならば複数候補者での丁々発止の競争も生まれるんだろうけど、浜松市の場合なんて例えば候補者二人なんていう選挙区もありますからね。まだ、無投票当選で無いだけでも良いのだろうけど、それでも候補者が良すぎて選択に迷うならまだしも、どっちも不満でババ抜き状態だから目も当てられない。

選挙の時には「一票の格差」が毎回問題になるけれど、それと同じ位「候補者の格差」問題も考えないといけないのでは。「いゃ、候補者に不満があるなら、自分が立候補するとか、自分が支持したい人を担ぎ出せば」という話も有るかもしれないけれど、泡沫候補ならいざ知らずやはりちゃんとした人というのは一朝一夕では生まれてこない。昔のことだから何となく良かった印象だけが残るのかもしれないけれど、例えば二人の候補者が同じ政党から立候補すると、一人はベテラン、もう一人は若手という組合せが多くて、「師弟制度」とは言わないけれど、そんな感じでその地区の政治が継承されていった気がします。だから、それなりに安定していたし、安心も出来たのかもしれない。小選挙区制度の場合、All or Nothingで落選した候補者の票が丸々死に票になるという批判も聞いたことがありますが、政治家の資質が問われている今、選挙区制度の修正というのも1つの対策になるのかもしれない。

戻る人手

昨日はとある事情から都内川崎方面に朝から出かけていた(笑)んですが、かなり人手が戻ってきていることを実感する一日でもありました。まずは浜松駅からちょっとビックリしたのは、土曜日の朝とはいえ、結構人手が出ていたこと。しかも、家族連れとかグループとか、明らかにレジャー目的と思われる格好・様子の人が多くて、これはこれまでの非常事態宣言の反動なのかなぁと感じます。

それは、乗換のために品川駅で新幹線を降りて在来線に移動するときにも同様で、この時はお昼少し前位の時刻でしたが、コロナ禍以前の週末の七割くらい人手が戻った感じ。勿論、以前の品川駅だと、平日のラッシュ時とか週末の混雑時等は、人とぶつかりながら移動しないといけないような混雑具合ですから、それと比べたらまだましな方ですが、それでもコロナ禍の陽性者が最大だった頃と比較すると、「人手が戻ったなぁ」と感じます。品川駅から川崎駅まで東海道線で移動しましたが、その車両も混雑していましたからねぇ。で、川崎駅に着いたら、こちらも人手で駅の改札前はごった返していました。駅前のアーケードにも人出が多くて、こちらは以前の週末の様子とそんなに変わらない気もします。

夕方、再び川崎駅から品川駅に移動しましたが、やはり人手の混雑具合は変わらず、帰って昼間よりも増えている印象。川崎駅の東口側には、地上と駅通路を結ぶエスカレーターが設置されていますが、特に上りのエスカレーター前には順番待ちの長い行列が出来ていて、これも感染拡大時には見られなかった光景。帰りは京浜東北線で品川駅まで移動しましたが、こちらも座席は一杯で吊革につかまる人でほぼ車内は埋まっている状態。さらに品川駅に到着すると、駅構内の混雑具合は昼間よりも大きくなっていて、駅ナカの飲食店やお弁当などを販売しているお店には、行列が出来ていてビックリしました。これまでだと、混雑していても待ち行列までは出来ていることは無かったと思いますからね。

そして、夜浜松に戻ってきたんですが、何やら駅前が騒がしい。北口側をいつも利用していて、ここには駅ビルを出たところにちょっとした広場があって、時々イベント等も開催されているんですが、どうもハロウィンで若い人達が集まって居るみたい。流石に仮装して騒いでいるところまでは行かなかったけれど、駅前は結構な人出でビックリしました。幾らコロナ禍が終息しつつある状態とはいえ、これだとまた一週間後、二週間後に陽性者数が増えなきゃ良いけれどと少し不安になる一方、ちょっと安心もしている事があります。それはこの一日外を出歩いていて何百人位の人とすれ違ったはずなんですが、その中でマスクを着用していなかったのは品川駅ですれ違った20代位の男性一人しか見なかったこと。日本の感染縮小の理由は、色々言われているけれど、なんだかんだ言ってもやっぱり基本的な事をちゃんと守っていることが最大の理由じゃ無いかと再認識しました。こういう状態が続くのであれば、人手が更に増えていっても、何とかなるかなとちょっと希望も感じた一日でした。

2021年10月30日

NISAに課税

既に発言した江田憲司代表代行本人や立憲民主党の枝野代表らが訂正しているけれど、BSフジの番組の中で発言された「NISAにも課税」問題。 

枝野氏は「制作集2021」の中でNISAやつみたてNISA等の拡充をすると言っていると言うけれど、それならそれで政党幹部が自党の政策集の内容すらちゃんと理解していなかったことになるわけで、それはそれで問題なのでは。

スタートした時から少しずつ拡大されているNISAやつみたてNISAで、私も利用してい金融サービスの中でNISAを適用しています。個人的には、もっと枠を広げて欲しいけれど、例えば年収額に応じてNISAの枠を決めるとか言うならまだしも、高所得者に対しての増税を言った直後に「NISAも?」「そうです」と言っていたんじゃ、NISAも対象と言っている事に間違いない。

たまたま江田氏が勘違いしただけ、という話も有るけれど、でも一応経済担当なんでしょ? NISAだって、最近始まった仕組みでも無いし、あれだけ「貧困層対策を」と言っている訳にはお粗末な認識程度と言わざるを得ない。例えばNISAの枠は広げる(最大1000万迄とか)けれど、年収に応じて、例えば1億以上なら100万迄は無税で、その後+100万円毎に+1%ずつ増加しつつ課税するけれど、年収1000万円以下なら500万円まで無税で後は+1%課税、年収500万円以下なら全額無税でそこで得た利子も1000万円超えても無税、とか。これなら、「富裕層から徴収した税制を、低所得層に還元する」という言い方も出来るんじゃないの。勿論、そうなれば単にNISAだけの話ではなく、全体の税収とか課税負担などの度合いも見ないといけないので、制度設計としては入念に検証しないといけないけれど、大体のイメージとしてはありだと思う。少なくとも、公平な分配とか言っているのであれば、そう言う事を直ぐに引き出せるネタの引き出しくらいはちゃんと用意しいるべぎたと思いますね。それが無いと言うのは、つまり真剣に考えていないということ。旧民主党時代の「ガソリン税撤廃」も、結局はトリガー条件みたいなものを作ってなし崩しに、さらに東日本大震災の復興税のためにそれも停止しているわけで、少なくとも税制に関してこの人達の言う事は信用できないし。

軽石被害


小笠原諸島の海底火山の噴火で大量の軽石が吹き出し、それが、軽石だから海に浮かんで海流に流されて、沖縄に襲来している状態。位置関係から、沖縄本島の東側への影響が多きのだろうけど、この影響で港が閉鎖されて、漁船の出漁は勿論、沖縄と離島などを結ぶ船便も停止していて、周辺への影響も大きなものに。

報道では、港をふさいだ灰色の軽石を、パワーショベルですくい上げて処理している様子が流れていましたが、見ていて減っている感じが無い。ポンプで海水毎吸い込んで、陸上でフィルターみたいなものを通して軽石を漉して、海水は海へ、軽石はそこでパワーショベルなどで移動するみたいな仕組みはどうだろうか。トラックの荷台に設置して、港を移動しながら処理出来るようにしたら良いような気もするけれど。

あの軽石って、いつかは海に沈むんだろうか。浮いたままだと、黒潮に乗って九州から四国そして東海地方と今後影響が出てきる事も有るんでしょうね。「軽石」と言えども、そうやって流れているうちに互いにぶつかりあって砕けて小さくなり、そのうちに内部の気泡部分も無くなるか減って海中に沈んでいくのだろうけど、まだまだ時間は掛かりそう。パワーショベルで海岸に堆積させた軽石の山を見て「あれを砕いて砂状にして海岸に撒けば」と思ったけれど、元々が火山灰だろうから色はグレーだし、粉砕するにしても相当摩耗させないと角が立って危険だろうし、処分には困りそうですね。思いつくのは、精々土壌改良で水はけの悪い土地に埋めるくらいだろうか。

沖縄は、国内では一番訪れている場所だけに、早く以前の状態に戻って欲しいですよね。折角コロナ禍も落ち着いて来て、非常事態宣言も解除されて、これから目玉の観光需要が戻ってくる事が期待されているところだったのに、飛んだ災難。来週は3日の文化の日の祝日に、23日もお休み(勤労感謝の日)があって、観光需要が高くなることが期待されるだけに、何とか来月中旬くらいまでには回復して欲しいですよね。

2021年10月29日

断捨離Ver.1.2 - 書棚整理 (8)

人生初の断捨離を何とか完了し、リモートワーク用のデスク周りの整理や、さらにマイナーアップデートとして「断捨離Ver.1.1」 まで更新済み。今回は「断捨離Ver.1.2」として、大量の文庫本、ノベル本の整理をする事に。自慢するわけじゃ無いけれど(笑)、子どもの頃から本好きで学校の図書館だけで無く市立図書館からも小学生の頃から貸し出しサービスを利用していたし、お年玉はその後の書籍購入に充てるなどしていた幼少期。ただ、そうやって読む種類は、なんと言ってもまずSF(キャプテンフューチャーシリーズとか、レンズマンシリーズとか、銀河帝国の興亡とか、昔からハード系が好きだったなあ)、そして推理小説(これは、後にテクノスリラー系に変わるんですが)、さらには食べ物関係の随筆とか。さらに、嵩張るし値段の高いハードカバー系は殆ど購入せずに、新書、文庫本、ノベル本という小型のものが殆ど。で、今回の断捨離を始めるときには、今回廃棄した大きな衣装ケースに三箱分位の分量がありました。

最初は折角だから、文庫本新書用の奥行きの狭い本棚を購入するつもりだったんですが、なんせ分量が多いので横幅が広いものか、高さのあるものにしないと収まらなさそう。「どれくらいのサイズの本棚が必要か」それを確認しないと、必要なサイズも分からないのですが、廃棄する衣装ケースから取りだして、段ボール箱数個に入れ替えた書籍を数え直すのも大変。暫く考えて思いついたのは、たまたま本のサイズが大体同じ位なので、段ボール箱の中には並べて入れてあります。大体3列を2段に重ねて、その上に箱一杯になるまで平積みで入れてあります。そこで、その上の部分は取りだして、並んでいる部分に注目すれば、その並んでいる長さを測って、そこに列の数を掛け合わせれば、書籍を並べる棚の長さが分かります。平積み部分もそんなに量的には多くないので、同様に並べてみて長さに換算すれば、全体でどれくらいか把握出来るので、その長さを書棚幅で割れば、「横幅何cm×何段の書棚が必要」というのは大体算出出来そう。入れている段ボール箱は、一つ一つサイズが違うし、入れ方も縦方向に入れてある場合、横方向の場合とバラバラなので、一つ一つ長さを測りつつ全体を計算して見たら、「851cm」と出ました。となると、横幅90cmの書棚でも、10段は必要になってしまいます。一段当たりの高さは、文庫本なら16cm弱でノベル本だと18cm弱。これに棚の厚みが加わるので、20cmとすると書棚全体では200cm(2m)以上の高さが必要になります。床から天井までは230cm位あるので、それは問題無いのですが、かなり高さが出てしまうので万一の場合がちょっと心配。色々考えて、半分くらいの書籍は既に既読なので、奥行き30cm位の棚に既読の本は奥に未読本は手前にと、2列か3列で並べて置けば、奥行きは広がるけれど必要な段数を減らすことが出来ます。ただし、その分棚当たりの重量が増えるので、それなりに強度も必要。で、また悩みます。

実は今回の断捨離で捨てるものばかりでは無く新規に購入したものがあって、それが小物を整理して置いておく木製のラックでした。最初は、断捨離してスペースが出来るホームエレクターにまとめて置くつもりでしたが、床置きのものとか多かった関係で、予想以上にホームエレクターに空きスペースが出来ない。さらに、奥行きが45cmあるので、整理して入れて置く箱とかケースの収まりも悪い。そこで目を付けたのが、たまたま自宅近くのカインズで見つけた木製のオープンラックで、後から棚を増やすことも出来るもの。奥行きが30cmなので、文庫本を最大3列並べることが出来ます。しかも、横棚だけ一枚単位で別売しているので、ラックを2セット購入すれば、その間に棚を渡してラック3つ分として使うことも出来る賢い設計。高さが120cm位のものなら、5段分取れるます。今回は、幅45cm、高さ120cmのラックを2台購入して、その間に追加購入した横棚を渡して、縦3列の棚にすることに。全体の横幅は45cm×2(両端のラック部分)+41cm(中央の棚追加部分)=131cmとなり、設置予定の場所の幅が133cmなのでほぼピッタリ。最初は、始めに購入した60cm幅の棚×2にしようと思ったんですが、一段当たりの重量(1枚当たり10kgまで)考えて1つ狭い45cmの製品にして見ました。で、3列全部を書籍棚にすると余ってしまうので、2列は書籍、残り1列は書籍を置ける部分と、別の場所に置いているクリーナーとかゴミ袋とかの雑貨入れの場所にすることにしました。で、肝心な収納容量ですが、棚の内側部分の幅が41cmなので、

41cm×3列×5段×2列=1,230cm

となり、想定している「851cm」に対して十分な余裕がありそうです。 1段に前後2列で並べても「820cm」となるので、一番下の段を3列にして読み終わった物を集約し、それよりも上の段はシリーズ物とか、未読のものを表に、既読のものを後ろにと2列配置すれば、実用的にも良さそうです。

と言う事で、カインズに行き、45cm×120cm×30cmの木製ラックを2台と、追加の横棚9個を購入。この追加した横棚ですが、同じ高さ(位置)で左右の棚を留められるように、2枚接続用の長いビスも付属していて、よく考えられていてちょっと感心しました。お昼前に購入して、昼食後から組み立て開始。本当はサンドペーパーをかけてクリアーくらい塗りたかったんですが、時間的余裕が無いので、それはまた後でやることに。先ずは棚を組み立てて、出来るだけ直角が出るように注意しながら組み上げて固定します。設置したときに一番奥になる右側の1列は、下の2段をカインズの物入れに詰め込んで整理完了。その上2段は文庫本を並べる用として準備しましたが、今回は使わなかったのでまた後で有効利用方法を考える事にします。それ以外の中央・左側の2列に関しては、段ボール箱から文庫本・ノベル本を取りだして、取りあえずどんどん並べていきます。本当は、既読・未読、シリーズ毎、作者毎と整理して並べたかったのですが、それをやっているとこの日中には作業が終わりそうも無いので、臨時保管場所の段ボール箱から出す事を優先。昼から作業を始めて、何とか夕方暗くなる前には移動完了しました。結果的に、41cmの棚に全体で22.5列くらい本が並んだので、41cm×22.5列=922.5cmと8%位の誤差でした。実はこれには理由があって、段ボール箱に入れていた時のように、もう少し詰めて並べれば、多分900cm位までは縮められるのですが、それが出来ないのはこの棚の構造のため。

棚の一番奥の列と一番手前の列は、左右に棚の縦板があるのでそれで並べた本が外に倒れないように押さえられるのですが、2列目まん中の列はその部分が空いているので、並べたときにそのままだと外に倒れてしまいます。ブックエンドを使うことを考えましたが、その間隔の幅が18cm程あり結構大きなものが必要なのですが、その分ブックエンドの高さも高くなり20cm程の高さの棚にぴったりのものは難しそうです。薄い板とかアルミ板を挟むことも考えましたが、それも枚数が多いだけにコストも手間も掛かりそう。で閃いたのが、縦板には3cm間隔で横棚固定用の穴が空いているので、これを利用して横バーを入れて外に倒れないようにする事に。丁度家庭菜園で使う硬質の針金が幾つか手元にあったので、これを穴の間隔(約20cm)+2cm位の長さに切り、両端を1cmずつ直角に曲げて「コの字」状に加工。これを本の並ぶ内側から水平に穴に差して、外に倒れないような横バーが出来ました。手元にあった分の針金だと、各段1箇所ずつ位しか設置できなかったのですが、上下2箇所で支えると確実なので、また後日購入してきて、各段2箇所で固定出来るようにしようと思います。今後は、時間のある時に本の並びを整理して、未読分は直ぐに読めるように分類しないと。まぁ、取りあえず「断捨離Ver.1.2」は完了ということで。(続く...)

Facebook2Meta

Facebookが社名を「Meta」に変更。それに伴い、自社製品のVRヘッドセット「Oculus Quest」を「Meta Quest」に変更するなど、世界的に浸透しているブランド名にも影響する事に。とは言っても、"Facebook"サービスが"Meta"に変更されるわけでは無く、"Facebook"は"Facebook"としてそのまま継続されるようで、変更されるのはあくまで「社名」としての"Facebook"。 

企業にとって、浸透した社名とかブランド名を変更することはかなりの大英断なわけで、下手をするとそれまでの知名度を一気に失って、逆効果になる場合も。ただ、Facebookのようにここまで有名になれば、仮にどんな名称にしても世間の方が新しい名前に追いついてくるんだろうなあ。それは羨ましい(笑)。

今回の"Meta"は、"Metaverse"に注力するそうで、その「メタバース(Metaverse)」は、SFに登場した仮想世界の名称。最近では、VR/AR/MRも珍しいものでは無くなってきたから、それも大きな理由なんだろうなぁ。今後は、アプリとテクノロジーを融合した新しい企業ブランドを目指すらしいけれど、コミュニケーションや情報共有の機会や媒体が、どんどんそう言う方向に変わっていくんでしょうね。

ところで、"GAFA" (Google-Apple-Facebook-Amazon)はどうするんだろうか。まぁ、サービスとしてのFacebookは残るから、GoogleがAlphabetに変わってもそのままだったか、変わらないとは思うけれど、本当は"AAMA" (Alphabet-Apple-Meta-Amazon)か。そのままだと"AAMA" (アーマ)になるけれど、英語風表記だと"A3M" (=AAAM)になるのかな。こっちの方が格好いいぞ(マテ)。並びを変えて"MAAA"(マーァ)だと、一寸間が抜けた感じがするなぁ...

BONVOY Status Extended

Marriott BONVOYからDMが届き、現在のBONVOY Statusが2023年2月まで延長されるというお知らせ。2021年は、プロモーションが色々あって、何だかんだでBONVOY Titaniumに既に到達しているので、自分にとっては余り意味は無いのですが、まぁ何も無いよりは良いか。先日、Hilton HONORの延長のお知らせがあったので、BONVOYも追随するかなぁと期待していたら、予想通りでした。

さらに、Suite Night Awardsが、さらに6ヶ月延長されるというので、私もずっと延長された5枚分サーツがあるんですが、正直なところ使う機会は無いなぁ... 基本一人での利用ですから、そんなに広い部屋にして貰っても仕方ないし。スイートと言えば、サーツでは無いのですが、以前SPGのTitaniumだった時に、弟が出張していたタイのバンコクに遊びに行った事があります。現地のSheratonに宿泊したんですが、その時に通常のアップグレードでスイートにアップグレードしてくれたんですよね。で、ホテルに来た弟がそのまま部屋まで付いてきて、しかもウェルカムドリンクでバトラーさんが飲み物のサーブを弟の分までしてくれたので、「兄貴、何か悪い事でもやっているのか」と疑われたので、ステートはもう沢山です(笑)。

それ以外に、ポイントの有効期限の延長とか、ポイントでの宿泊でよりフレキシブルに必要ポイント数が変わるとか、まだまだ旅行業界が厳しい状況が伺えます。個人的には、来年はこれまでに近い形で個人旅行も出来るようになる事を期待しているんですが、また新しい株が生まれて感染拡大とかしたらどうなるんだろうか。それでも、その時にはワクチン接種済みの人が殆どになるだろうから、これまでのように爆発的に感染拡大する事はないと期待しているのですか。まぁ、昨年の期待も見事に外れたので、今回もそんなに甘くないかなぁ。でも、そろそろ何とかして欲しいですよね。

BONVOYは、年内にあと何回か宿泊する予定があるんですが、それ以外のチェーンは今の所予定無し。今年はHiltonも一回も利用していないので、一回位は何処かで利用したいと思うけれど、Hiltonは国内だとそんなにロケーションも無いし、ちょっと使いづらいのが難点。その点BONVOYは、SPGとMarriottが統合されたこともあって、国内でもロケーションが増えて使い勝手が良くなったのと対照的。アメリカに旅行すればそんなことも無いんですが、もう一寸国内での使い勝手が良くなってくれると嬉しいのですが。まぁ、その分BONVOYに貢ぐことにします。

2021年10月28日

もう忘れられたマスク騒動

会計検査院の調査で、昨年政府の要求で準備された布マスク8000万枚余りが、未使用のまま保管されていたというニュース。一部メディアは、「アベノマスクも含む」という言い方をしていて、それは間違いでは無いのだけれど、8000万枚余りのうち、介護施設や保育所などへの配布用が7800万枚余りで、全世帯向けに配布した布マスク(こちらが、所謂「アベノマスク」)が400万枚余り在庫していると言う内訳なので、主体は前者じゃないの。それが1/20でしか無い全世帯配布用のマスクを見出しに使用するのは、何か意図があるとしか思えない。実際、NHKの記事では「アベノマスク」という言葉は登場しないのに対して、朝日新聞毎日新聞の記事では、無料部分の最初に持ってきている当たり、悪意に近いものすら感じてしまう(笑)。

多分この人達はもう都合良く忘れているんだろうけど、昨年の初め頃、中国からの不織布マスクが入ってこず、また材料不足もあって国内製造もままならない状況の時、兎に角まずは医療関係機関に優先的に不織布マスクを配布するために、それ以外の施設や個人に対しては取りあえずの繋ぎとして布マスクを製造して配布したもの。その為には、製造会社を新規に見つけなければならず、その条件として政府が全量買取を確約したから、新規業者の参入も出来たし、短期間で必要量の確保も出来た。そして、全戸にマスク配布を政府自らが実行したことで、それまで転売目的で在庫され高値状態だったマスクが、一斉に市中に放出されて価格も下がったことは事実。8000万枚近い介護施設向けマスクは、初期の頃に指摘された汚れや虫混入製品の代替用等かもしれませんが、じゃぁもう不要だからと廃棄すればそれもまた批判するだろうし。

会計検査院としては、その目的や理由は別にして、在庫や資産調査するのが仕事だから、そこは問題無い。指摘された内容だって、不要なら廃棄や転用を意見しているわけで、そこに何らかの不正行為があったわけじゃ無い。大体、今回の報告の詳細を見ようと会計検査院のページを見てみましたが、令和3年度分には見つからず、ただ今回の件以外にも色々な支出が検証されて、その内容に関して指摘されていることは理解出来ます。で、よくよく見たら朝日新聞の無料部分の最後に「調査結果は今年11月に公表…」と書いてあって、正式発表はこれからなんだと分かる話。それを、この時期にわざわざ掲載する理由は何だろうか。勿論、金額の大小だけで判断するのでは無く、その内容に関しても検証する必要があるわけで、そう言う意味では今回の布マスクの準備と配布に関しては、言ってみれば特別給付金の物納みたいなものなので、兎に角全国民必要な組織に迅速にマスク配布することが最大の目的で、その為のコストとか効率は二の次三の次だった事案。だから、「アベノマスク」と色眼鏡で見ること自体が間違っている気がする。

所で、この報道について、上記の3メデイアの公開時期を見てみると、記事中のタイムスタンプで比較しただけですが、一番早いのが朝日新聞の「2021年10月27日10時20分」。次がNHKの「2021年10月27日18時53分」。最後が毎日新聞の「2021年10月28日」と一日遅れ。想像するに、何らかの方法で朝日新聞が最初にこのニュースソースを得て記事にし、その後追いでNHK、毎日新聞と続いた、と言うようにも見えます。で、やっぱりこの情報を最初入手したであろう朝日新聞が、何か意図があってわざわざこう言う内容の記事を掲載したように見えるなぁ。だって、11月に公表される話を、わざわざそこだけ取りだして今伝える理由が分からない。唯一関係ありそうなのは、数日後に迫ってきている選挙だけですからね。良い事も悪い事も、選挙に影響するような報道は、この時期避けるべき何じゃ無いのか? それをわざわざ「アベノマスク」と見出しにまで付けて公開するのは、やっぱり何か裏の意図があるようにしか感じないなぁ。まぁ、それがいつものメディアのやり方ですけどね。

ルール無用のメディアと議員

一時盛り上がったけれど、流石に拙いと思ったのか下火になったかと思っていた「Dappi氏名誉毀損問題」。 このタイミングで、デイリー新潮が再び取り上げているんですが、

かくて、使われたネット回線のプロバイダーが判明。次いでその業者を相手に同様の申し立てを行い、ようやく「Dappi」の正体が割れた。関係者が言う。

と、本来当事者にのみ開示されている発信者情報が第三者の、しかも無関係なメディアに向けて小西議員側から開示されていることを認めている。これ、法律違反なのでは。

あくまで推測ですが、デイリー新潮側としては、既に複数の新聞メディアで報道されており、しかも党の国会議員の間でも情報が共有されて、その回地先住所にある法人を直接訪れている議員もいる。彼らは、「それら一般情報を参照しました」と言えば、自分達の罪にはならないと考えているんじゃ無いだろうか。確かに、一番の問題点は本来公開不可である発信者情報を請求して受け取った小西議員から流出して居る、と言う点で、それって今回の「名誉毀損」以上の問題じゃ無いだろうか。特に「国会議員」という公の地位にいて、最も法律遵守に関して敏感な立場のはずなのに、自分達の都合の良いように利用する行為は、それだけで議員辞職に値する行為だと思うのだけれど。

今回の件に関しては、元々の名誉毀損に関しての裁判は12月に初公判があるらしいので、その件に関しては粛々と進めれば良いけれど、問題はこの「漏洩問題」ですよね。個人的には、この件で被害に遭ったと思う、開示された法人とか、さらにそこから自宅まで特定された人達は、不法行為で小西議員等を訴えるべきだとは思うけれど、逆にこれ以上注目を集めたくないという事で、このまま泣き寝入りしちゃうんだろうなぁ。裁判となれば、金銭的な問題も大きいだろうし、さらに有ること無いこと周りから攻撃されて、良い事は何も無い訳ですしね。

恐いのは、そう言う事を見越して、今後自分に何か不利なことがあれば、それが事実だろうと走でなかろうと、裁判をちらつかせて相手の発言を封じることが出来てしまうこと。より力の大きいもの、より影響力の大きいものが有利な社会って、この人達が否定していて変えなければと言っている世界のはずなんだけれど、その自分達が真逆のことをやっているから、彼らの言っていることは今でも信用できない。さらに、そこに荷担している「メディア」という名前の「アジテーター」みたいな存在とか。今はネットワークの情報共有があるから、まだそう言う情報の検証だったり、発言も出来るのだけれど、これが20年とか30年位前だったら、そのまま流されて知らないうちに世界が変わってしまっていたでしょうね。いずれにしても、こうやって選挙前のこのタイミングで再び火に油を注ぐ(デイリー新潮の記事の中には、新規の情報は何も無いわけですから)という行為も、実は何らかの意図があるんじゃ無いかと勘ぐってしまう。本当の「パンドラの箱」は、そういうメディアの体質だと思う。

Unity in Diversity

日本共産党の機関紙(?)「しんぶん赤旗」が、10月24日の一面で「多様性の統一で新しい政権を」という見出しの記事を掲載し、ネットではちょっとした話題に。「『多様性』を言いながら『統一』を主張するのは矛盾では」というのがその内容なんですが、確かに矛盾した言い方。

ちょっと調べてみると、どうもこれは「Unity in diversity」という言葉を訳したものらしいけれど、そのコンセプト自体は西暦1200年前後くらいまで遡るらしい。その後、1938年にバハイ教(Baháʼí Faith)の「卓越した原則」として使用回されて、近年に至るらしい。日本では、こんな記事を見つけて、そこで使用されている「多様性の中の繋がり」というのが、個人的には「多様性の統一」とか「多様性の中の統一」という訳語よりは、より日本語としてしっくりくる気がします。この記事の中で、

「多様性」(Diverisity)が尊重されるべきである一方で、「みんな違ってみんな良い」で終わらせてしまうのではなく、多様性が尊重される中でも同時に「結束」(Unity)することの価値を謳うこの言葉は、グローバル化が進展し、様々な価値観や意見が衝突し合う今日における平和を考える上で、大きな鍵を握っていると思う。

という言葉は、「なるほどなぁ」と思わずうなってしまいました。私なんかも、「多様性」に関しては抵抗ない方だと思うけれど、「みんな違ってみんな良い」止まりで、そこから「さらに将来の多様化」みたいな所までは、中々頭が回らない。例えば、多様性を「色」だと考えてみると良く理解出来る気がします。元々「赤」と「青」しか無かった所に、「緑」とか「黄色」とか、色々な色が登場してくるのが「多様性」。それを「統一(=混ぜる)」してしまうと、黒色にしかならない。でも、色々な色を色々なバランスで色々と組合せ見れば、どんどん新しい色が生まれてくる、みたいな感じでしょうか。 

以前も書いたけれど、この手の話ってどうしても「過去を否定して、新しい基準のみ認める」みたいな「All or Nothing」「1 or 0」という結論を要求してくるんですよね。でも、世の中そんなにスッパリ二択で解決出来るほど単純じゃ無いし、いきなり言われても社会の大きな慣性がついているものを、急に方向転換することは勿論、止めたり無くすことは出来ない。だから、個人がそう言う意見を持つことは自由だと思うけれど、仮にも公な政党を代表するような組織体がこういうことを言うのは、実は本音が垣間見えたのか、余り言葉の意味には熱心では無いのか、単なるミスなのか分からないけれど、でも「あんまり真面目に考えていないんじゃないの」と感じる事は確か。

もう一つよく分からないのが「多様性の統一」がなんで「新しい政権」に結びつくのか、ということ。多分「Unity in diversityを尊重している我々に政権委譲を」という意味何だろうけど、"Unity in diversity"も重要な社会要素だけれど、それが全てでも無い。と言うか、今選挙に候補者を立てている政党、あるいは立候補している1000人余りの立候補者の中で、「多様性」を否定している政党・人はいるのだろうか。個人的に、多様性の振り幅に違いはあるだろうけど、公に否定している組織・人はいないはず。となると、「多様性」そのものが選挙での争点になる事は内容に思うのですが。「多様性」の中の個別の課題として、例えば「夫婦別姓問題」とか「同性婚問題」とか具体的に挙げるなら分かるけれど、それら全部をまとめてひとくくりにして「多様性の問題」としてしまうのも、一寸乱暴な話だと思うし。「多様性」故に、その内容は多種多様に分類されて、しかもその規準・既定も多種多様なんだろうから、有る程度絞らないと話も噛み合わないと思うんですよね。そう言う意味でも「多様性の統一」という言葉は、世の中に逆行する以前に、多様性を否定している言葉でしか無いんですよね。それを分かっていっているのだろうか。そういう所があるから、信用できないんだよなぁ、この人達は。

2021年10月27日

一見共産党? 立憲共産党?

立憲民主党と共産党の選挙協力や閣外協力に関して、「立憲共産党」 と呼ばれることを嫌う立憲民主党。「市民連合」なる団体を中心に、立憲民主党、共産党、社民党、れいわ維新の会が共闘することに同意しているわけで、その中でも立憲民主党と共産党は、選挙区調整なども含めて一番結びつきが深い事も事実。

こちらの記事では、麻生太郎氏の選挙応援演説での「立憲共産党」発言を不服としているみたいですが、私自身も今年の4月に投稿した記事で既に「立憲共産党」と書いているから、この時点で既にそれなりに使われていた言葉だと思うんですよね。半年前には、それなりに通用していた呼称を、今になって否定するのはちょっと違うんじゃ無いだろうか。多分、4月の時点ではそんなに投票行動に対して影響するとは考えずに、逆に「野党統一」「野党協力」を印象づける言葉として、彼らも「立憲共産党」と呼ばれることを有る程度容認していて、それで「立憲民主党」や「共産党」が浸透することを良しと思っていたんじゃ無いだろうか。それが、選挙が近づき思いのほか共産党・共産主義への風当たりが強いことが分かり、最大支援団体の連合からも三行半を突きつけられるような状態になったので、慌てて否定に走り出したような気がします。それだけ、後先考えずに行動している証拠でもあると思うけれど。

少し前の記事だったかコラムで、共産党が自らの立候補者を取り下げて立憲民主党との共闘に熱心なのは、当選確率の低い候補を取り下げることで、自分達の金銭的人的負担が軽減されるという理由が大きいからと説明されていて、なるほどなと納得したことも。共産党は、それこそ自民党への対抗なのか、ほぼ全ての選挙区に立候補者を立てるようなことをやっていて、だから立候補者の人数は数百人いるのに、実際に当選するのは10数名というような、凄く非効率的な選挙をずっとやってきましたからね。経済的にも下降している現在では、そう言う「金の力で押し切る」ような選挙戦はもうできないし、支持者層の高齢化などもあって、立候補者の選択にも困るような状況になりつつ有るんじゃ無いだろうか。そう言われてみれば、共産党ってその心情主義主張に凝り固まった印象の人が多いけれど、その分千三つくらいで至極真っ当な事も発言するんですが、最近の候補者とかって反れすらも無い人材を多く目にするからなあ。

立憲民主党側が幾ら隠そうとしても、一報の共産党は「政権交代を我々の手で」みたいな感じで盛んに吹聴しているわけだから、説得力は無い。不思議なのは、仮に立憲民主党が議席を確保して政権交代したとしても、そこに共産党が入れば今言っている「閣外協力」は嘘になるし、関わらなかったら何のために自分達の票を分けて他党の議員を当選させているのか、その説明が付かない。結局は、表で言っていることと、実際にやっている事が違っているという事を自ら証明していることにならないだろうか。後者の場合、それって有権者を騙していることにもなるだろうから、そもそも政党としての存在価値がない。前者の場合は、今の自公政権のように正々堂々と連立を組むなら良いけれど、その場合はまさに麻生氏が指摘しているように根幹となる部分で両党の主張は反しているわけで、それが出来ないのに「連立内閣」なんて言う話は有り得ない。村山自社さ連立政権の時には、社民党は否定していた自衛隊を飲んだわけだし、逆に沖縄の普天間移設に関しては、閣僚入りしていた社民党の福島瑞穂大臣が閣議決定に反対して罷免された結局は連立を離脱したわけだし、それがまた繰り返される気がする。結局は、社会をどうしようという目的では無く、自分達が政権につきたいだけでその為には手段を選ばないという状況にしか見えないんですよね。案外数年後には、本当に「立憲共産党」が誕生しているかも。

ご結婚会見 (2)

昨日開催された、ご結婚会見。その会見の様子は、直接はその場面を見たわけでは無く、その様子を伝えるニュース等や、今朝放送されている会見の様子を見た範囲ですが、文書で質問に解答された内容を聞いてその内容を一言でまとめると、「貴方たちには散々迷惑を受けた、今日からはもうほっといてくれ」じゃ無いかなぁ、まぁ言葉はもっと丁寧にするとしても、意訳すれば「もうほっといてくれ」と言う縁切り宣言だった気がします。

大体、質問は5つと言われていたのに、一つの質問に幾つも質問事項が、しかも異なる内容のものも含まれていて、別に今回の会見だけじゃ無くて、色々な場面でも同様の様子を見るけれど、ああいう所からして「あぁ、メディアは信用できないな」と私などは感じてしまう。その質問と回答の前文が掲載されていますが()、特に日本雑誌協会からの質問に関しては、最初から「誤情報拡散」と言われてしまい、メディアとしての存在意義が問われる状況になっているけれど、そう言う事は自らの報道では一切伝えられないですしね。

似たような会見は、タレントさんや芸能人の場合にもあって、その時もタレントさん側が一方的に発言して質問は受けないけれど、発言終了後は一斉に取材記者が手を上げるなり声を出すなりして「〇〇さん!」とか言っている間に、タレントさんが退席する、みたいなシーンが普通でしたが、今回は流石にそう言う事をやるわけにも行かず、一方的にお二人の発言を聞かされる形に。それはそれで、これまで散々裏付けも無く報道してきたメディアに対しての、細やかな抵抗というかリベンジの様にも見えました。まぁ、それ位のことをする権利はあると思うなぁ。

昨日の時点で「一般人」になられた眞子様と、元々そうであった小室圭氏は、暫く都内のマンションに滞在して渡航準備をする予定なんですが、今日以降の取材活動はですから中止されなきゃいけない。でも、多分ワイドショーなんかは、昨日の会見の様子を中心に、そこから「アーでも無い、コーでも無い」という話で今の生活の状況とか、今後の渡米スケジュールとか、まぁ勝手にプライベートを公開するような事を続けるんでしょうね。そして「複雑性PTSDが心配です」みたいなことをさらっと言ってのけるんでしょうね。まぁ、一般のケースとは異なる事はそうなんだけれど、だからと言ってゴシップやプライベードを弄んで良いというわけじゃ決して無いはず。昨日の会見は、そう言うものに対しての痛烈な皮肉だった気がします。

NUARL NT01AXをN10 Plusに更新 (2)

完全ワイヤレスイヤホンの更新作業。先週土曜日に、トレードアップの手続きをしてそれまで使用していたNUARL NT01AXを送付したんですが、月曜日のお昼にはその受取の完了の連絡と、準備でき次第交換品のNUARL N10 Plusを発送する旨の連絡が来ました。 で、その月曜日の夕方には「NUARL N10 Plus、発送しました」の連絡が来て、火曜日のお昼前にはクロネコさんが運んできてくれました。

中を開けて見ると、取説にチャージャーを兼ねたケース。中には左右のイヤホンが入っていて、左側にはUSBケーブル等のアクセサリーが入っていました。

開けて先ずビックリしたのは、ケースの大きさ。以前のNT01AXのケースと比べると3倍近くあります。そのケースですが、充電用の端子がType-CになっていたのはGood Point。以前はType-B Microだったので、ケーブル接続する時に上下をあちゃあちゃしながら接続して居ましたが、今後はそう言う煩わしさが無くなるのは大きな改善。また、イヤホン本体に先ず付けるイヤーループは、耳のひだに引っかける角が有るものと無いもの二種類が入っていました。以前のNT01AXは、角が付いているものしか有りませんでしたが、余り役立っているように感じなかったので、最初の角の無いバージョンで試したんですが、後で書くように耳に装着したときに不安定なので、まずは少しでも引っかかるように角有り版に交換しました。イヤーピースは、4種類同梱されていましたが、一番小さなものでも自分の耳の穴には大きすぎて、最初は手を離すとイヤホンがぽろっと落下してしまいました。かなりぎゅっと押し込めば、何とか固定されましたが、これは暫くは一寸恐くて外では使えないなぁという印象。

早速iPhone8とペアリングをして音楽再生をして見ましたが、装着具合が十分でないからでしょうか、低音が響かず全体的にスカスカした感じ。かなり「ギュッ」とイヤホンを耳に押し込んで密閉度を高めたら、かなり音質は改善されましたが、正直以前のNT01AXと比べてまだまだという印象。暫くエージングをして慣らしてみて、後は早着方法をもう少し工夫する必要が有りそうです。その後、仕事で使用しているオフィスPCともペアリングをして、iPhone8とオフィスPCでマルチリンク出来る事を確認しましたが、どれくらい利用する機会があるかは一寸今の所不明です。その後、iPhone8にiOS用のアプリをダウンロードして利用して見ましたが、設定が反映されるまでに1秒位のタイムラグがあり、それが使いづらい。イコライジングも3種類位しか無くて、これもちょっと残念。ノイズキャンセリング等も試してみましたが、まだちゃんと早着できていないためか、今ひとつその機能や性能を実感するところまではいきませんでした。

先ずは、自分の耳に馴染ませて、ちゃんと耳に固定して利用出来るようにしないといけないので、これから自宅でも早着して耳慣れさせようかと思っていますが、イヤーピースでもっと薄いものが無いか探してみようかな。今のままでは、本体も大きく重くなったワイヤレスイヤホンが、直ぐに耳から落ちて紛失しそうで恐いです。(続く...)

2021年10月26日

新庄監督?!

最初は、どこかそんな与太話が出てきたのか完全に冗談だと思っていたんですが、どうも元プロ野球選手の新庄剛志氏が日本ハムの次期監督に就任するというのは本当らしい。退任する栗山英樹監督も、確か最初に監督就任したときには、現役引退後解説者として活動していて現場経験無しで監督就任したと思うので、それと同様と言えばそうなんだけれど、でも正直なところ「新庄選手で大丈夫なんだろうか」というのが率直な気持ち。

 記事によれば、新庄氏の野球に対しての理解度等は評価する人も多いらしいけれど、仮に監督としての能力に問題が無いのであれば、その知名度や人気度は今でもそれなりにある人物だから、日本ハムの人気が盛り返す可能性は大きいし、そこで成績も伴うようであれば、さらに好循環。新スタジアムに移動したときに、この新庄監督の下リーグ優勝、日本一とかまでいけたとしたら、かなり話題になることは確実ですよね。

そう言えば、少し前にテレビ番組の「ぐるナイ」の「ゴチになります」にゲストで出演していて、その時に今後の活動みたいな話題になったときに、「やりたいことがある、年末くらいまでにははっきりするかも」というような発言をして居て、隣に座っていた矢部ちゃんから突っ込まれていた場面があったと記憶して居るんですが、あの時の話はこの件だったのか。そうすると、結構早い段階から日本ハム球団としては新庄氏にアプローチを掛けていたと言う事になりますよね。

新庄氏だけでなく、侍ジャパンを率いて東京オリンピックで金メダルを獲得した、稲葉篤紀氏がGMにも就任するという事で、オフシーズンの話題は日本ハムが今の所トップじゃないだろうか。ただ、稲葉氏は「真面目一辺倒」みたいな印象が強いのに対して、監督の新庄氏は「トリックスター」的要素しか感じないキャラクターで、それで上手く折り合っていけるんだろうか。それと、新庄氏をトップとして、その下に入るスタッフの人事も気になるところですよね。巨人の原監督が、現役引退後「タレント」と呼ばれる方が合っていた元木大介氏を起用して、見事に期待を裏切ってビックリしたけれど、それみたいな話が生まれてくるんだろうか。どう言う人材が集まるのか、それも気になるところ。今日あたし他くらいには、そろそろ今年のリーグチャンピオンが決まり、これからクライマックスシリーズに向けて話題が移るタイミングだけれど、もしかしたらその期間も「新庄日本ハム」が話題を席巻するのかも。しかし、意外な人材登用だなぁ...

[2021年10月29日18:30追記] 「北海道日本ハムファイターズ新庄剛志新監督」が正式決定に。良くも悪くも注目される人だけに、来シーズンは成績とは関係無く大変でしょうね。気になるのはスタッフなんですが、どう言う人選をするのだろうか。興味津々ですね。

ご結婚会見

今日予定されている、秋篠宮家の眞子様の結婚会見。当初の予定では、小室圭氏とともに会見に臨み、結婚の報告だけで無く記者団からの質疑応答にも答えると報道されていて、個人的には「複雑性PTSD」と言われていたのに、大丈夫かいな」と感じていましたが、やっぱりという感じですね。

報道によれば、当初は質疑に対応する予定だったけれど、事前に通告を受けた質問内容で疑問を生ずる内容のものがあったと言う事で、結婚会見自体の中止も含めて直前で再検討されたらしい。ただ、多分眞子様としても、疑惑を残したまま結婚して渡米することは良しと考えなかったんでしょうね、会見自体は開催して自分達の主張はしっかりと記録に残したいという気持ちなんでしょうね。ただ、複雑性PTSDの状況がどれだけ深刻なのか分からないし、仮に不本意な質問は出されなかったとしても、そこはそんなことはお構いなしの記者団にすれば、直接の質問は無くてもいろいろとプレッシャーは生まれてくるだろうし。

今日の会見に関しては、自分達から伝えたい事柄に関しては発言し、予め貰っていた五つの質問に関しては、文章での回答を渡して退席する、という予定らしい。それならば、複雑性PTSDの事も考慮して、オンラインでの会見で良いんじゃ無いかと思うのだけれど、もしかすると、直接会見はするけれど質問は受け付けず自分達の発言だけをして終わるというのは、メディアに対しての細やかな抵抗なのかもしれない。それはそれで、その気持ちは分かる気がするし、これまでの一連のメディア報道を見てきた範囲では、それ位やっても許されていい気はしますね。

眞子様の「複雑性PTSD」告知後も、メディアの報道は収まらず、逆にそのPTSDをネタにさらに盛り上がるような雰囲気も感じられました。その原因の多くが、自分達の報道に寄るものと思うのに、それに対しての反省は口先だけで、そんなことはお構いなしに報道を続けている。芸能人やタレントさん以上に、生まれた瞬間から現在にいたるまで、ずっと衆目の前に晒される存在だったことだけでもストレスになると考えられるのに、そこに詳細は分からないけれど、ゴシップまがいな報道や勝手に憶測報道が連日続いているわけですからね。年齢・世代的なものを考えれば、普通にSNSとかネットにも馴染みがあるだろうし、嫌でもそう言うものからの情報に触れてしまうこともあるだろうし。そんな小さなお気持ちは持っておられないかもしれないけれど、個人的にはメディアに対しての最後の細やかなしっぺ返し、のようにも感じる今回の対応です。

キャスティング by Chrome Browser

一応デジタル業界の末端で仕事をしている身なので、それなりに関連する技術とかサービスには詳しいつもりでいたんですが、「灯台下暗し」あるいは「紺屋の白袴」状態というか、そう言う驕りを痛感しました。 

今シーズン、国内アメリカンフットボールの試合のうち、最上位のX1 Superとその下のX1 Areaの全試合に関しては、有償配信サービスが提供されています。その配信内容や技術的なもの、あるいは試合のレベルなど、色々賛否はあるものの、自分的にはそう言う取組は評価したいと思うし、悪い部分や足りない部分はどんどん改善していってもらえれば良いんじゃ無いかと思っています。で、その配信サービスなんですが、ブラウザーで特定のURLにアクセスして、提供されているID/PWでログインをして視聴する形。解像度(高・中・低)に不満はあるものの、まぁ何とか許容範囲かなと言うレベル。最初は、デスクトップ機にウインドー(Chrome Borwser)を開いて、そこで見ていたんですが、他のアプリとか立ち上げると隠れたりしてどうも使い勝手が悪い。そこで、サブ機というか日頃は遊んでいるDuet君(Chromebook)を専用の端末にしてみたらどうだろうかと思いついて実際に使ってみたところ、再生には全く問題無く、しかも専用端末みたいなにるから使い勝手も良い。LCD画面サイズが11インチと小ぶりなんですが、元々の解像度もそんな高くないのでそれ位が丁度良い感じ。

で、配信は見逃しサービスがあるので、昨日ライブで見られなかった試合を見ていたとき。この時には、デスクトップ機のChrome Browserを起動して、そこに表示させてみていたんですが、なにかの拍子にツールバーのブルダウンメニューを開いたときに「キャスト」という項目があることに気が付きました。「あれ、何だろう」と思ってそこをクリックして見ると、同じ宅内ネットワークに繋がっている4KテレビとHDDレコーダーが表示されます。そこで思い出しました、「あぁ、Chromecastだ」と。そこで、ブラウザーで試合を表示させている状態で「キャスト」からテレビを選択すると、その映像がテレビで再生され出します。配信サービスは「高解像度」にはなっているけれど、多分解像度的にはHD位かなぁ。方やテレビは4Kなので、かなり乖離して居るんですが、テレビ側のコンバートが優秀なのか、そんなに違和感はありません。実は、これまでPCやChromebookで視聴して居たとき、音量不足も不満の一つでしたが、テレビにはYAMAHAのサウンドバーを繋いでいるので、音量不足はこれでかなり解決出来ます。テレビは40インチなので、同じ映像でも迫力も感じますし。

今の4Kテレビ前のテレビも、一応ネットワーク接続機能はあったけれど、YouTubeが映るわけでも無く全く利用していませんでした。そう言えば、今の4Kテレビを購入した時かなぁ、YouTubeをPC側で再生していて、それを4Kテレビに転送した事をやってみた記憶が朧気にあります。でも、テレビ側でYouTubeに直接アクセスして検索も出来るし、自分のアカウントで登録しているチャンネルも観ることが出来るから、キャスティングする利便性を感じなくて、それっきりだったように思います。同様に、Amazon Primeとか、4Kテレビ側から直接アクセス出来るものを、わざわざPC側からキャスティングする意味は余り無いかもしれないけれど、例えばYouTubeでもコンテンツの検索などはPC側でやる方が圧倒的に効率的だし、使い方次第では便利そう。というか、テレビ側に組み込まれていないコンテンツでも、ブラウザー表示できるなら投影出来るのであれば、今回の様に利便性はアップしそう。試しに、HDDレコーダーにキャスティングしたら録画出来るか試してみましたが、有償の配信サービスはHDDレコーダーの選択が出来なくなっていたので、やはりその辺りのコンテンツマネージメントはちゃんとやられている様子。まぁ、当然ですよね。「Chromecast」なんて、結構以前に登場しているサービスで、それってChromecastデバイスを使って利用するものだと変な固定観念がありましたが、Chrome Browserがあればこんなことが出来るのだと、ちょっと目から鱗状態でした。いゃいゃ、日頃アンテナを広く張っているつもりですが、ちゃんと足下の状況も随時確認しないと駄目ですね。反省です。

2021年10月25日

静岡補選

この週末に行われた、参議院議員静岡・山口補選は、山口は自民党系候補が当選し、静岡は無所属(立憲民主党・国民民主党推薦)候補が当選し、今朝のニュースでは「与党、1勝1敗」的見出しが躍っていました。保守王国であり、阿部元総理の地元の山口で、自民党系議員が負けることは無いだろうから、世間の目は静岡に注目していたみたいですが、65万票vs60万票位の得票で与党系候補が次点となったわけです。

「野党共闘」の成果と言えばそうだと思うけれど、元々立憲民主党と国民民主党は一つの政党だったわけで、そう言う意味では静岡県での与党と野党の勢力って、大体半々くらいですから、今回の結果にそんなに不思議は無い。でも、メディアのニュースを見ていると「岸田総理が2回も応援に入るが落選」とか「野党共闘の効果が」とか、ちょっとはしゃいでいる印象も受けます。

「野党共闘」で、多分多くの人が危惧しているのは、基本的考えが大きく異なる共産党と共闘するという事で、「立憲共産党」と言われる状況になる事じゃ無いのだろうか。だからこそ、元は同じの国民民主党は離れているわけだし、逆にそこに入ろうとしているのは、社民党だったりれいわ新選組だったりという「あの政党」ばかりだし。以前自民党が社民党を取り込んで、連立政権を樹立した事から、仮に立憲民主党が政権与党となったら、共産党も閣内に入るのかと言われると、「閣外協力」と言う。でも、とうの共産党はやる気満々ですよね、これまでの発言を聞いていると。立憲民主党側は、共産党アレルギー払拭のために「共産党色」を出さないように選挙でも対応して居るみたいだけれど、それでよく共産党が怒らないのか不思議。ある意味、票だけ貰ってコケにされているわけですからね。

「野党共闘」とはいえ、組合せには何パターンか有るわけで、全てが得票で効果的かどうかは実際に来週になってみないと分からない。ただ、他党の議員を当選させるために便宜を図ったのに、その議員が当選した自分達の為に仕事をしてくれないとしたら、その政党支持者は納得出来るだろうか。自民党と公明党の連立だって、公明党支持者は自民党支持者が当選すれば自分達の意見が通りやすくなるという「利益」があるから指示したり応援したりするんだろうし。それぞれが、それぞれの政党の名の下に選挙戦を戦い、その結果当選した議員の数で勝負するために連立なり共闘するのならまだ理解出来るのだけれど、異なる政党のために選挙協力する「だけ」というのが、本当に政党政治の為になるのか個人的には良く分からない。それって単に票の貸し借りをしているだけで、立場が変わった贈賄みたいなもんじゃないかという気がする。それに、日頃「一票の重さ」が裁判にもなるけれど、その一票を文字通り政治的な理由で勝手にやり取りすることに対しては、一票に文句を言っている人達は不満は無いのだろうか。 「政党政治」というからにも、政党の名の下に選挙だったり議論が行われるべきだと思うのに、その名前を隠したままこっそりと政治が進むというのは、ある意味「国民を騙す行為」にも近い気がするんだけれど、どうだろうか。

アサヒとアサヒ

昨日開催された、X1 Areaの第五節の試合。ここまで全勝出来ていた、東の「アサヒビール シルバースター」と西の「アサヒ飲料 チャレンジャーズ」が、どちらも勝利して全勝をキープ。全6節のリーグ戦で5戦5勝となり、12チーム中上位4チームに今シーズン与えられる、X1 Superへの昇格が確定。奇しくも東西の「アサヒ」が同時に昇格を決めた日でした。

どちらのアサヒも、以前は日本一にもなった事のある「古豪」なんですが、2000年代に入ってからは他チームの成長に追いつけない部分も見え始めて、2018年のシーズンでは、翌年から始まる現行のX1 Super/X1 Areaの振分で上位に残れず2019年からA1 Area所属に。2019年のリーグ戦ではどちらもX1 Areaを勝ち抜き、1位のチームだけが臨める入替戦出場を掛けて直接対決。結果、34-31でアサヒビールがアサヒ飲料を破り入替戦に臨みますが、アサヒビールはノジマ相模原ライズに敗れて昇格ならずというシーズンでした。昨年は新型コロナウイルスの影響で昇格降格無しのシーズンでしたから、今年のリーグ戦は尚更でしょうね。しかも、2019年は1チームが昇格できるかどうかと言う非常に狭き門でしたが、今回は入替戦無しで4チームが自動昇格すると拡大されていますから。

ここまでの両チームの試合は、幾つかはビデオで見ていて、かなり昔の印象と違うチームになったなぁと感じます。特にアサヒビールは、昔は平均年齢が高いどちらかというと「ベテランが中心のチーム」という印象でした。反れでも、そのベテランが大学や社会人でのオールジャパンクラスがゴロゴロしていたので、強いのは強かったけれど、やはり時代の波に乗れない部分はあったように思います。アサヒ飲料も、西はパナソニックに続く二番目のポジションだったけれど、エレコム神戸がめきめきと力を付けてきて、2018年シーズンは逆転されてしまい悔しい結果に。今シーズン昇格するだろう4チームのうち、この二チームは「確定」と事前から言われていましたから、まぁ順当でしょうね。

残る席は2枠で、可能性が残っているのは、ディアーズフットボールクラブ、イコールワン福岡サンズ、電通キャタピラーズ、警視庁イーグルスの4チーム。電通とイコールワン福岡は次節直接対決するので、その勝者は昇格出来ますが、敗れた場合は他チームの結果待ち。残り2枠を、ディアーズ、サンズ、キャタピラーズの3チームが狙うことになるのかなあ。実力的には、ディアーズとサンズの可能性が高いと思うのですが、最後まで分からない接戦が続きます。接戦が続くX1 Areaの試合が、今年は面白いと言われていますけれど、確かに昇格争いもあって目が離せない試合も多いですよね。普通上位・下位の昇格・降格は1とか2チームの場合が多いけれど、案外4チーム位ががらっと入れ替わるのも有りかもしれない。まぁ、そこに当たるチームに取っては大変でとんでもない話になるだろうけど。

2021年10月24日

排他的選挙

世の中的には、来週末の投票に向けてこの週末は一番選挙戦で盛り上がるときなんでしょうけど、静岡県では今日が参議院補欠選挙の投票日なので、二週続けて選挙がある状態(確か、山口だったかな、それちらも補選があったはず)。当然、メディアやネット等では選挙関係の情報が増えているわけで、その中には各候補の主張だったり、支援している人達の声もあります。

そんな中で気になるのが、特に野党関係者・支持者と思われる人達が「〇〇党の××候補を落選させよう」という、所謂「落選運動」の発言や運動(ハッシュタグとか)をしている事。同時に行われる最高裁裁判官の国民審査は、最高裁裁判官として不適格と思われる人に投票するから、これはある意味「落選投票」と言って良いと思うけれど、本来の衆議院選挙は「国会議員として送り出したい人を選ぶ」選挙なのだから、「落選運動」という考え方自体が変だと思う。それならば、自らが応援する・支援する候補をいかに当選ラインにまで挙げるのか、それを考えなきゃいけないはずなのに。あるいは、これが昔の中選挙区とか大選挙区制で、1選挙区から複数人の当選議員が出るのであれば、まだ分からない事はない。例えば3人区で6人が立候補していて、複数名が当落線上の3~4位争いをしているのであれば、まぁ「〇〇候補はこう言う駄目なことをした」とか「××候補は過去にこう言う発言をして居る」という、所謂「ネガティブキャンペーン」が産まれるのも分からないでも無い。でも、今の選挙は1区1人の小選挙区制がベースになっているわけだから、誰を落とすのかでは自分にメリットは生まれないよけで、この人を当選させるという考えが無いと駄目。

結局自分の好まない立候補者を落選させるという考え方は、自分の欲することしか認めない、物事を排他的にしか考えていない証拠なんじゃ無いだろうか。「排他主義」って、確かによろしくないことをどんどん消していって、最後に残るものが「至高の、最高の、究極のもの」であれば良いけれど、過去そんなことが生まれたことは無い訳で、結局はその「排除するもの」を決める人達に取って好ましいものが残るだけで、それ以外の人にとっては不便だったり不満な構成になるだけ。ある意味、独裁とか支配という世界が、そう言う排他的考えのゴールだと私は思うのですが。だから選挙での応援だって「〇〇候補はこう言う主張をしているが、(自分達が応援する)××候補は、こうこうこういう考えとアイデアがあり、より多くの人が利益を得られる」という内容ならば、「それなら××候補に一票」と思う人も出るだろうし。

こう言う考え方とか行動って、選挙だけで無く例えば多様性に関しての話にも多い気がする。「今は〇〇だけれど、本来は××するべき」みたいな事が出てくると、「〇〇は駄目で、××だけが認められる」という話にすり替わっている事が多い気がします。勿論、〇〇の内容にも寄るけれど、それなりに世の中で根付いている事柄を、一気に変えることは実際には難しいわけで、それこそ犯罪でも無い限りはその〇〇にもそれなりに意味も有るだろうし。だからこそ「今は〇〇だけれど、今後は××も含める・認めるべき」という考え方が「多様性」の「多様」になるはず。結局、排他的な考え方が、昔からの「差別」とか「虐め」という問題の元凶だったはずなのに、あえてそれを要求する人達がいることが、しかも選挙という一番相応しくない状況の中で、堂々とその主張が公開されて中にはそれを認めるそれなりの地位の人が居ることが、個人的には凄く不思議。そう言う意味では、日頃綺麗事を言っている人の素顔が垣間見ることが出来る事も、選挙をする大きな意味の一つなのかもしれない。

木製ナイフ


ナイフやフォークなどのカトラリーと言えば、金属製が定番なんですが、ステンレス製ナイフの3倍切れる木製ナイフが出来るという衝撃的な記事。木材の骨格をなすセルロースは残して、その隙間に存在するリグニンを除去して水分をセルロースが吸収しないように加工することで、セルロース本来の強度が生かされるという仕組みらしい。

木材なので使い捨て食器の用途が想定されるけれど、金属よりも強いとなると使い捨てるのでは無く、金属食器同様洗って何度でも利用できるから、使い捨ては勿体ない。それでも、防水処理が経年変化で劣化すれば内部に水分が浸透して強度も下がるだろうから、金属食器よりは寿命は短いのかもしれない。でも、金属食器にしても、ちゃんと手入れをしないと錆びて直ぐに使えなくなることもあるから、実はそんなに変わらないかもしれない。

所で、この方法で作ったナイフとかって、空港のX線検査機で発見できるんだろうか。木製で内部はセルロースを防水処理しているだけだから、多分薄らと見えるかもしれないけれど、「ナイフ」と認識出来る程度かどうかは不明。そのまま機内に持ち込んでハイジャックの動議にされる可能性も、無いとは言えない。それでも、今でもプラスチックとかセラミックなど、X線では認識が難しいだろうものも存在するわけだから、何らかの対策はして居るんだろうけど。

ナイフだけで無く、例えば釘に加工して使用する事も可能で、金属釘と比較して錆びない点が利点と記事には書かれているんですが、金属釘は錆びることで打ち込まれた木材の中で固定されるという事も有るので、あながち錆びることが悪いわけじゃ無い。それよりも、大きなサイズの木材にも応用可能なんだろうか。例えば木材建築にこの技術を利用したら、今だと3階建て位が限界の木造建築が5階建てになるとか、2階建て建築でも同程度の強度を得るために、もっと少ない材料で可能になるとか、そちらへの応用が出来るといろいろと面白いかもしれない。自動車のボディーに利用したりとか。今でも金属と木材を組み合わせたものがあると思いますが、大体は金属部分が基盤になって、木製部分は装飾目的で組み合わせることが多いと思います。でも、この技術が使えたら、木材も基礎部分として利用しつつ全体のデザインが可能になるから、自由度はさらに広がりそう。航空業界への影響が個人的には心配ですが、技術としては日本にもメリットがありそうな面白い内容じゃ無いかと思いますね。

2021年10月23日

UA Leg#6: HND-OKA/-HND

暫くぶりのUA MP 1Kフライト。新規陽性者数は、毎日減少傾向が続き、一週間前に同じ曜日と比べて40~30%位減少がずっと続いています。以前と比べて、安心感は増しているものの、そういう時にこそこれまで以上の対応やの引き締めをしないと直ぐに戻ってしまうわけで、油断しないように気持ちを引き締めながら自宅を出ました。

フライトがいつもより一本遅いスケジュールなので、多少は余裕が生まれてはいるんですが、自宅から浜松駅に移動する路線バスが10月1日から減便されてしまい、そんなに変わらないタイミングでの移動となりました。新幹線の車内も、乗換の品川駅構内も、まだまだ以前のような混雑具合ではなく、移動するのに楽なのは良いのですが。これから、年末に掛けて徐々に人手も戻ってくるんでしょうね。そんなことを思いながら羽田空港に到着。平日の朝ですが、以前なら京急の改札口のあるB1Fから出発ロビーのある2Fまで一気に登るエスカレーターは埋まっている状態で乗り口にも長い待ち行列が出来ていたものでしたが、現状はまだスカスカの状態。航空需要の回復には、まだまだ時間が掛かりそうです。そんなことを思いながら、エスカレーターを降りると左手に曲がり、保安検査場Bを抜けて制限エリアに入りました。

1) HND 10:45 - OKA 13:35 (NH469)

出発ゲートは2タミまん中の60番ゲート。ゲート前はガラガラで、大丈夫かなと毎回思うんですが、それなりに乗客はいるんですよね。皆さん、出発時刻ぎりぎりにやってくるんだろうなぁ。そんなことを思っていると、10:20から事前改札が始まり、直ぐにグループ1からの搭乗が始まりました。これもいつもこの搭乗の光景を見ていて思うんですが、幼児連れの家族とか高齢者の方とか、多分飛行機に乗り慣れていないので、事前改札の事を知らない人が多いんじゃ無いか、と。だから、グループ搭乗が始まると、そう言う人達が結構ゲート前に並ぶんですが、もう少しGSさんも周知した方がいいかも。

定刻前にドアクローズとなり、定刻時にプッシュバック開始。そうそう、このフライトでも、離発着時には手荷物(パソコン等を入れたブリーフケース)を、頭上の荷物入れに入れろと、私やその他の人にもCAさんから指示がありました。あれって、そう言う人とそうで無い人と違いがあるんだけれど、どちらが正しいのか。というか、運航ルールであるなら統一しないと不味いんじゃ無いかと毎回思いますね。

あと、同じ並びですが、反対側に座っていた同年代くらいの男性がいらっしゃったんですが、どうも事前に毛布? クッション? をリクエストしていたらしいのですが、それが現場に通っていなかったのかCAさんが何か言うと、「事前リクエストしているじゃないか」と声高に怒り出す事態に。慌ててCAさんも取りなして確認して、その後大きめのバッグを持ってきて、その人のシートに敷き始めたんですがあれは何なんだろうか。例えば腰が悪いからクッションを追加したいとか、それなりに理由があって事前リクエストしているとしたら、それはANA側の連絡不行き届きだと思うけれど、とは言っても機内で声高にクレームするのもどうかと思うなぁ。それが理由なのかどうかは分かりませんが、その後降機するまで上げ膳据え膳の対応でしたが、CAさんも大変だなぁとそちらの方に同情してしまいました。

定刻よりも少し早めに沖縄本島にアプローチ開始。北側から直接第2滑走路のRW18Rに着陸した後、32番ゲートに入ったのが定刻よりも5分位早めのタイミングでした。この日、浜松も都内も気温は低めで、私も長袖のシャツにブルゾンを着て出かけていましたが、沖縄はまだ「夏」の気候。半袖シャツやTシャツが相応しい状態では、幾ら長袖シャツの腕をまくっても、全く涼しさを感じません。そんな中、一旦空港を出ていつものように所用を済ませに出かけました。

2) OKA 15:40 - HND 18:15 (NH470)

空港に戻り、最初保安検査場Cを使ったんですが、ここには自動チェックイン確認端末が無くて「QRコードの印刷された搭乗券を出してください」と言われてしまいます。あれ、スマホのANAアプリから幾つかレイヤーを辿ると表示されるんですが、結構面倒。ですから、検査場Bに移動してこちらはスマホを端末にタッチするSkipで無事に入場出来ました。検査場C近くのゲートって、ANAはあんまり使わないから端末も置いてないのだろうか。それはそれで不親切な気もするけれど。

出発ゲートは35番ゲートで、今回も15:15から事前改札が始まりますが、直ぐにグループ1の搭乗開始。グループ6と最後のグループでしたが、直ぐに順番が回ってきてあっと言う間に機内に入ります。余り乗客はいなかったのか、定刻の10分位前にはドアクローズとなり、暫くしてプッシュバックも開始。着陸したのがRW18Rだったので、離陸もRW18Lかと思ったら、タキシングが始まると反対側RW36Rに移動し始めます。実は、搭乗開始前に凄い雨模様となったんですが、15分もするとそれも上がり、直ぐに日も出るような天候に。結構天候がこの日は変わっていたようで、その影響かなとも想像しながら離陸しました。

この日は疲れていたのか、離陸するくらいからうつらうつらし始めていて、ふと目が覚めて気がついたら、離陸してから1時間位経過していました。目を覚ましたのを見つけたCAさんが、食事や飲み物を聞きに来ますが、中途半端な時間対でもあったので断り、この後夕方に予定されていた電話会議用の資料を整理して時間を潰しました。そうそう、このフライトでは私も隣席の男性も、ビジネスバッグを離陸時に膝の上に乗せていましたが、CAさんは何も言いませんでしたね。

空港周辺の気流が不安定だからと、少し早めに着陸態勢に入る四点鐘が鳴らされてシートを戻し、鞄は膝の上に(笑)。伊豆半島の南側から北向きに進路を変えると、房総半島には乗らずに横須賀との間の東京湾入口を北上します。その後木更津あたりで左に旋回をして、A滑走路のRW34Lに着陸したのは、定刻よりも30分の早着となる17:45頃でした。追い風が強かったのだろうか。その後誘導路を移動して、58番ゲートに入ったのが17:55分位でした。実は、18:30から電話会議が予定されていて、結構ぎりぎりと覚悟していたんですが、随分余裕が出来たので空港内をあちこち歩き回って、余りアナウンスが入らない静かめの場所に移動。何とか電話会議にも間に合いました。その後、横浜の宿泊先のホテルに移動して今回のフライトも無事終了しました。(続く...)

NUARL NT01AXをN10 Plusに更新 (1)

やっぱり我慢できませんでした(笑)。一瞬、何処かで紛失したかと思い、悲しみのズンドコに落ち込んでしたワイヤレスイヤホンですが、結局ポチッとしてしまいました。前回今回同様アップグレード(NUARLでは「トレードアップ」と言うらしい)で、2年前に更新したNUARL NT01AXから、どの程度使えるか不明ながらも、マルチペアリングに対応しているNUARL N10 Plusに更新することにしました。 

以前一度経験しているので、全体の流れは理解していたんですが、肝心のトレードアップの申込ページが見つからない。メーカーサイトの説明では、オンラインショッピングのページにあるらしいのですが、幾ら探しても最初見つかりませんでした。実は、メーカーのオンラインショッピングのECサイトは、Yahoo、楽天、Amazonの3箇所にあるんですが、私は一番利用するAmazonのメーカーサイトにアクセスしていました。で、後で分かったんですが、Amazonには「トレードアップ」のページが無い。Yahoo楽天にはあるんですよ、これが。他のサイトには「Support」というタブがあり、ここにトレードアップの項目が登録されているんですが、何故かAmazonのサイトには「Support」が無いんです。散々迷った時間を返してくれぇ... で、楽天嫌いな私は、やっぱりそんなに好きでは無いYahooから申し込むことに。結果的に、これが良かったんですけどね。

やっと見つけたYahooのトレードアップのページの中から、今回の対象機種であるN10 Pro/N10 Plusのページをクリック。ここで最大50%割引のクーポンが表示されたので一瞬喜んだんですが「50%割引(最大1500円)」という事なので、10,000万円のクーポンは8,500円に。それでも、元の値段が2万円位の賞品ですから、かなりお得感を感じます。で、購入のボタンを押す前に、このクーポンが「受注生産」と表示されているので「???」となります。説明を見ると、交換対象の商品(今回はNUARL N10 Plus-PB)が準備出来ると、クーポンを発行して交換プロセスが始まるらしい。どの位時間が掛かるか不明でしたが、まぁ一月も二月も掛かる訳じゃ無いし、先に今のNT01AXを送るわけでも無いので、それまではこれまで同様利用することも可能。で、ポチッとしたところで、最初の手続きは完了。まぁ、クーポンは来週になってから届くかなと思っていたら、2時間もしないうちに申込完了の確認メールと、トレードアップ用の申込用紙が送られてきました(笑)。

予想よりも早い手続きに、こちらの準備の方が追いつかない。確か以前仕事で使っていた、DVDとか送付する内部にプチプチが付いている封筒が残っていたはずなので、それに入れて送付しようと思ったら、先日来の「断捨離」でものがあちこちに移動しているので保管して居る場所が分からず、折角整理した箱やら紙袋やらを一つ一つ確かめないと。やっとプチプチ入り封筒と、念のため返送するNUARLのケースを包むプチプチを取り出し、簡単に梱包をして無事発送品の準備が出来ました。で、郵送だとわざわざ本局まで行くのも面倒なので、丁度クロネコメンバーズでもあるのでスマホから送るサービスを利用することに。これ、スマホから送付先とか決済方法とか登録すると、送付用のQRコードが送られてきて、それを指定したコンビニなどに持ち込めば、わざわざ住所などをその場で記載しなくても送付出来るというサービス。コンビニ側で送り状を印刷してくれるので、それを受け取って送付品に貼り付けて渡すだけなので、以前も利用した事がありますが便利。今日の午後にでも持ち込んで送るつもりですす。それで週明け月曜日に先方に届いて、上手くすれば来週中には新しいワイヤレスイヤホンが手元に届くかも。そうなると、一寸今のワイヤレスイヤホンにも愛着が沸いてきてしますますね。実は梱包する前に少し音楽を聴いていたんですが、改めて聴いてみると、やっぱりこのワイヤレスイヤホン、音質は良いなと再認識します。低音部分がもう少しあると言うこと無いけれど、私が好きな女性ボーカルの声なんかも綺麗に聞こえるし。新しい物は、もっと音質も良いし、スマホアプリでイコライジングみたいな事も出来るみたいなので、ちょっと楽しみです。(続く...)

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

4ヶ月振り以上となるBONVOY系17滞在目(30泊目+25泊+23泊+10泊)は、横浜のシェラトン。チェックインしたのが19:00過ぎでしたが、館内のレストランやバーのラストオーダーが20:00までだったので、外に出て夕食にしようか、館内でぎりぎりでも入ろうか少し躊躇。結局、以前よく利用していた館内のバーが、久しぶりに開いていたので、久しぶりにご挨拶せねばと向かうことにしました。

久しぶりに何人かの顔馴染みのスタッフさんと会い、向こうもこちらの顔を覚えていてくれたようで、そこは一安心(笑)。20:00がアルコール類のラストオーダーで、21:00にはクローズということなので、まずは夕食兼お摘まみで食事を何点かオーダーし、アルコール類はいつものように白ワインから始めました。その後、白ワインをお代わりするところでラストオーダーとなったので、そんなに長居するつもりも無かったので一緒にウイスキーのロックをダブルで一緒にお願いしました。「トリプルで無くて良いですか?」とバーテンダーさんに冗談半分で聞かれましたが、流石にそれは飲み過ぎと丁寧にお断りしました。

部屋に戻って、最近アルコールを飲んでいないせいか暫くウトウトしてしまい、目が覚めたら22:00過ぎ。慌てて仕事のメール確認やら、歯磨きやらして就寝しましたが、トリプルにしなくて良かったとしみじみ思いました(笑)。25日から、都内の営業制限も無くなるみたいで、そうなると周辺自治体もどんどん制限解除になるだろうけど、もう少しの辛抱ですね。ただ、それが感染拡大を広げないことを祈りたいけれど。既に国民の7割近くが2回の接種を終えて、来月からは医療関係者に3回目の接種が始まりますが、さて今年の冬はどう乗り切れるのか。何とか、年が明けたら自由に移動や海外旅行が出来るようになって欲しいですね。久しぶりのホテル滞在で、しみじみ感じました。

2021年10月22日

カレーパンブーム


ITmediaの記事から、カレーパンブームの何故。様々な種類の惣菜パンが販売されている中で、多分トップ3に入るであろうくらいの人気がある「カレーパン」。私も好きな惣菜パンの一つだけれど、今では何処に行っても売っているものになってきたので、逆に好き嫌いがはっきりして大きくなってきたような気もします。

カレーパンは、パン生地の中にカレーの具材を包み込んで、それを上げて作るのが以前からの調理方法でしたが、最近では多分写真の物がそうだと思うけれど、油で揚げずに焼いて作るものも登場しています。年齢の関係か、油で揚げたかレーパンが、ちょっと胃にも垂れ気味になっていて(苦笑)、写真のように焼き上げたカレーパンが美味しく感じる一方、焼き方とかパン生地によっては、水分が飛んでしまってパンの部分がパサパサに成っていることもあって、このあたり好き嫌いや好みが分かれるところでしょうか。揚げた物はくどいし、焼いた物はパサパサしていると感じる年齢になってしまい、もしかするとカレーパンから遠ざかっていくのかなぁ...

ご飯にかけて食べる「カレー」の場合は、ご飯とカレールーを混ぜて食べるんですが、カレーパンの場合は餡として入れる必要が有るからか、パン生地と餡のカレーがご飯のように混ざることは無くて、口の中には別々に入ってきます。ご飯のカレーでも、私はお皿の上で有る程度混ぜ合わせてから食べる派なんですが、中にはご飯とカレールーを混ぜずに半々くらいの感じでスプーンですくって、それを口の中で口中調味して楽しむ人も多いでしょう。カレーパンは、そういう人には違和感無くて良いかもしれませんね。私は、どちらかというとナンで食べるように、カレーをパン生地に浸した様な感じで食べたいのですが、そう言うものって今の所出会ったことがありません。かといってナンが好きかというと、あれもまた好き好きがあるわけで、ナンではなくパンでカレーを食べたいのですが(笑)。材料はどちらも小麦粉だから違いは無いだろうと言われそうだけれど、焼き方違いでしょうか、個人的には違う気がするなぁ。自宅でレトルトカレーを食べるときに、たまたまご飯が無くて代わりに食パンとかあれば、パンをトーストしてそれをレトルトカレーに浸して食べるのが、実はちょっと好きだったりします。何となく「猫まんまが好き」というのと似た背徳感を感じる(笑)。

記事の中では、焼きそばパンとの比較が出てきますが、その場でパンの中にカレーをよそってくれるような「カレーパン」って無いだろうか。チョココロネの渦巻き状のパンに、チョコクリームの代わりにカレールーを入れるなんてどうだろうか。シチューパンのシチューの代わりにカレーを入れるバージョンなんて、既にありそうですけどね。 カレー好きな日本人は多いし、こう言うアレンジする事も大好きな日本人なので、今後もいろいろと改良されたカレーパンが登場する事は確か。ただ、「揚げなくて、でもしっとりしたカレーパン」を、高齢者向けに開発してくれないだろうか。

コロナ後もテレワーク

コロナ収束後もテレワークを希望するかどうか、という調査で、 「希望する」が83%に昇ったという記事。弊社も、どうしてもオフィスでの作業が必要な部署・業務以外は、基本テレワークにシフトするように御触れが出ていて、その為のルール作りも進んでいます。例えば、これまでの固定されたオフィスを止めて、フロアーの半分くらいをフリーアドレスにして、スペースを有効活用したり、テレワーク中心の社員は交通費(定期代)の支給を出社日数に応じて、これまでのように定期代分全額支給から、個別精算にしたりとか、状況を見ながら対策を考えたり準備を進めています。

まぁ、私なんかもう15年以上テレワーク状態なので「やっと時代が俺に追いついてきたぜ(マテ)」状態なんですが、その自分から見ても、会社としてテレワーク中心の施策に移行するというよりは、これまでのオフィスワークとこれからのテレワークを上手くミックスさせて、より効率的かつ最適な仕組みにしようとする雰囲気が感じられて、我田引水じゃないけれど良い会社じゃ無いかとポイントは高いです。IT関係で、比較的テレワーク化しやすい業務や職種が多かったり、それに必要なインフラとしても既にビジネスの一部として存在していたりと、有利な点が以前から有ったことも大きいと思うけれど、外資系企業の癖に妙に日本の企業っぽい部分もある職場なので、それが上手い具合に転がった気がします。最も、自分が仕事で話をしたりしているアメリカのエンジニアやマネージャーなんか、もう何年も前からそんな状態でしたから、やっと日本も追いついたというのが正直なところだけれど。

テレワークを長年やってみて感じるのは、自分の生活の中にこの「テレワーク」という要素をどう溶け込ませていくのか、と言う部分が、成功するか失敗するかの大きな分かれ目だという事。私もテレワークを始めた頃は、兎に角「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」と自宅でもしっかり分離することを優先して、当時はちょっとした事情から2LKのマンションに一人で住んでいましたが、一部屋を「仕事部屋」にして、PCとか作業用の道具類以外は持ち込まない「完全隔離仕事部屋」みたいな物を作りました。これは、開発の仕事なので外部に漏れたらいけない機密情報も多かったこともあって、それもあって万一の場合にもセキュリティバイオレーションだけは言われないようにしないと、という事も有ったんですよね。当時は、今ほどペーパーレス化されていなかったし、ファイルの共用にしてもまだまだ不十分だったから、仕様書とかマニュアルとか印刷媒体が殆どでしたし。ただ、それで2年間位やってみましたが、正直疲れました。氏事とプライベートを分離することは、一見メリハリが付くように見えるんですが、会社に行っているわけでは無いから、空くまで自分の気持ちの中で「分離」しているだけなんですよね。あと、仕事の相手がアメリカや欧州だったりするので、会話するだけでも日本の早朝とか深夜帯が多くて、昼間は日本のチームと何回かやり取りしたら、それでその日の仕事が終わる場合も。そこで浜松に戻ってきたときには、仕事vsプライベートの様に意識せずに、普段の生活の中で仕事するというか、まぁ9-5の勤務形態を止めることを先ず最初の一歩にしないと、リモートワークは成り立たないなと言うことを自ら経験したわけです。

少し前にジャーナリストの佐々木俊尚さんも「ワークライフバランスではなく、「ワークライフインテグレーション」という事を話されていて、あぁやっぱりそうだよねと激しく同意。立場的には、佐々木氏のようなフリーランスの場合と会社勤務のリモートワークでは、仕事のやり方とか振られ方とかが違うので、まったく同じとは言えないけれどかなり類似した「勤務形態」というか「生活形態」と言った方が良いんじゃ無いかと思います。ただ、何度も書いているけれど「評価」の点ではオフィスワークの方が楽なわけで、リモートワークとかフリーランスの立場の様に「成果主義」「結果主義」みたいな評価をしてくれる会社なら、リモートワークも導入しやすいしやりやすい。それって、ワークライフバランスだと、生活か仕事かどちらをトルカみたいな感じになってしまいがちなんですが、ワークライフインテグレーションだと、生活が良くならなければ仕事も出来ないし、仕事が上手く行くという事は生活も充実してくる、という傾向があるんじゃ無いだろうか。実際自分も15年以上リモートワークをやってみて一番感じるのは、会社で仕事が調子よく進んで余裕が出来ると、直ぐに別の仕事を突っ込まれるけれど、リモートワークだとそこで興味の有ること、新しい事を習得する時間が生まれるんですよね。勿論会社でもそう言う機会を与えてくれるけれど、機械的に与えられても効率は良くないわけで、やはり自分が欲しているときに欲している物に手が届くという環境は、リモートワークでの最大のメリットの一つだと思います。で、リモートワーク化出来るところはそれを進めて、それによって余裕が出来た社会インフラはどうしても既存のシステムを維持しなければいけない業種に集約すれば、社会全体として効率化も進むわけだし。コロナ禍後というのは、色々な部分で日本社会のシステムが変わると思うけれど、ビジネスにおいてもそうなるのか、あるいは結構数年で以前の状態に戻ってしまうのか、ある意味日本の将来が掛かっているような気がします。

完全ワイヤレスイヤホン

最近あったちょっとしたドタバタと幾つかの気付き。 私は数年前からワイヤレスイヤホン(NUARL NT01AX)を利用しているんですが、先日出かけるときに持ち出そうと思ったら、これが見つからない。バッテリーチャージャーを兼ねた2cm×4cm×3cm位の小さなケースなので、確かに何処かに紛れ込んでしまうと中々見つけず来物なんですが、幾ら探しても出てきません。最後に利用したのは、先週末に出かけたときのはずで、その時は結局持ち出しはしたけれど利用せずにそのまま鞄の中に入れっぱなしだったと記憶しています。デモ、その鞄の中を幾ら探しても見つからない。日頃使用している鞄とかトートバッグは、2~3種類位しか無いので、念のためそれら全ての中身やポケットの中を探しても見つかりません。最後は、部屋中探してみても結局見つかりません。多分、先週出かけたときに外で鞄の中身を出し入れしたので、その時に何かの弾みで転がり出て、気がつかずにそのまま紛失したんだろうなぁと言うのが、その時結論でした。

自分の責任とはいえ、ずっと利用していた物が無くなるのは悔しいのですが、さらにワイヤレスイヤホンの利便性を知ってしまうと、中々手元にある有線イヤホンで我慢するというのも難しい。無くしたのは惜しいのだけれど、もう2年以上も使用しているので、買い換えるのも良いかなと思い、ヨドバシとかAmazonのサイトで検索してみました。先ず最初に驚いたのは、最近のこの手のイヤホン(左右の耳にそれぞれデバイスを挿入するタイプ)って「完全ワイヤレスイヤホン」って言うようになっているんですね、知りませんでした。左右のデバイスをコード等で接続して、首掛けタイプのワイヤレスイヤホンも今ではメジャーなので、それと対比することもあってこう言う言い方が出てきたんでしょうけど、「へぇ~」と思わず唸ってしまいました。で、そんなキーワードを入れながら検索してみると、まず目にとまったのがSONYの「WF-1000XM4」という製品。最近出た製品で、ノイズキャンセリングタイプの完全ワイヤレスイヤホン(長い-笑)として、音質も含めてかなり評価が高い製品。ただ、個人的にはSONY製と言う事が引っかかります。それ以外にもBOSEとかPanasonicとか、最近の製品を眺めていたら、「そういゃ、この検索候補には出てこないけれど、NUARLって今どうなっているのか」と気になりました。一般的には殆ど聞かないメーカーですが、個人的にはかなり音質が良くて気に入っているメーカーで、しかも旧製品と交換する形でリストプライスの半額くらいで上位モデルに買い換え出来るサービス等もあったので、中々良心的なメーカーだなと個人的にポイントの高い会社でした。で、"NUARL"で検索してみたら、ちゃんとまだ健在(失礼!)でしかも幾つか新製品も登場していました。

その中で、NUARL N10 ProN10 Plusと二つのハイエンド製品があって、何が違うのかと思ったら一番の違いはN10 PlusがBluetoothのマルチポイントに対応している製品だという事。Bluetoothは、親機(例えば、スマホやPC)と子機(例えばワイヤレスイヤホンやマウス)を、最初にペアリングをして登録しないと使えない仕様。一度ペアリングすれば、次からは直ぐに使えるようになるんですが、困るのはこのペアリングが最初の頃は一対一でしか出来なかったこと。例えば複数のパソコンでBluetoothマウスを使おうと思っても、利用出来るのはペアリングした1台だけで、別のパソコンで使用したければ、ペアリングを解除して、新しいパソコンと別途ペアリングしないと使えない。感嘆に切り替えて使用できないので、結構面倒なんですよね。流石にそれでは余りに不便という事で、Bluetoothデバイスの普及とともに「マルチペアリング」が出来るようになり、これで一つのマウスを複数のパソコンに登録して利用出来るようになりました。ただし、使えるのは一度に一台で、単に毎回ペアリングする必要が無くなった、と言うだけ。例えば、一つのワイヤレスイヤホンを、自宅ではパソコンで使用して、仕事場ではスマホ(iPhone)で使用するなら良いけれど、自宅で両方で切り替えて使用したいなんて言う場合にはまだまだ面倒。特に、最近のリモートワークで、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いていたときに、リモート会議が始まってしまうと、そのパソコン用の別のイヤホンと付け替えるとか、どうも使い勝手か悪い状態になります。そこで「マルチポイント」対応ならば、スマホで音楽を聴きつつ、リモート会議が始まったらZoomを起動したパソコンにも接続して、そちらでも利用出来る様になるので、今の状態にはピッタリな機能になります。

そんなこんなで、心はNUARL N10 Plus購入に95%まで心は決まったんですが、その時パソコンモニターの上あたりにたまたま視線が移動したら、その後ろの棚にあれだけ探しても見つからなかったワイヤレスイヤホンの黒いケースがちょこんと乗っかっていることに気がつきました。いゃ、散々その場所の周りも見たし、何ならその横にある箱も手に取って中身を確認したし、なんでその時に気がつかなかったのか、訳が分からないけれど、でもちゃんとそこに有るんですよね。で、思い出しました。先週帰宅したときに、またあちこち探さなくても良いように、わざわざ目に付く場所にそのケースを置いたことを orz 歳のせいとはいえ、あぁ情けないと1時間位反省しました(嘘)。まぁ、無くしたと思ったものが出てきたわけだし、そうなるとあえて新しい物を購入する意味も無いなぁと、また心変わりしたんですが、この製品と交換する形で大体2万円位のN10 Plusが半額くらいで購入出来るのなら、「それも有りかな」と心はかなり揺れています(笑)。無くしたと思った物も出てきたし、最近のワイヤレスイヤホンの動向も知ることが出来たし、新製品を安く購入出来るかもしれないし、個人的にはあれだけ騒いでドタバタした元はとれたかなと思っているので、結果オーライですね。この週末にかけて、買い換えるかどうするか悩むことになりそうです。

2021年10月21日

凝らないお弁当


最初に、このローソンストアー100で販売された「ウインナー弁当」を見たとき、思わず笑ってしまったけれど、よくよく考えたらこれってある意味「握っていないお握り」と思えば、十分な存在感もあるし量も十分だし、だからこそ今回本家のローソンでも発売されるようになったんでしょうね。言ってみれば、インディーズデビューしたミュージシャンがメジャーデビューしたようなもの(えっ?)

考えてみたら、お握りもそうだけれど、自分が子どもの頃の「お弁当」と言えば「のり弁」が定番でしたからね。今お弁当屋さんで「のり弁」を買うと、アジフライとかちくわ上げとか、3~4種類位のおかずがご飯の上に乗っているけれど、自分の頃の「本家のり弁」は、お弁当箱に入れたご飯の上に、醤油を付けた焼き海苔を敷き詰めた物。場合によっては、梅干しが入る事もあったし、少し豪華になると、ご飯を半分くらい入れて焼き海苔を敷き詰めて、そのうえにまたご飯を入れて一番上にまた焼き海苔を置く「二段式ミルフィーユ」版。さらに豪華になると、ご飯と焼き海苔の間に、おかかを敷き詰めたりしたなぁ。だから、「のり弁」と言えば、上から見ると焼き海苔の「黒一色」で、そこに梅干しの赤色がはいっているのが精々。今の「のり弁」はのり弁と言いつつも、「のり弁2021」とか「のり弁Ver.2.0」みたいな物だと思っています。

話は少しづれますが、その最近ののり弁の定番おかずとも言える「ちくわの磯辺揚げ」って、妙に美味しくて常習性があるというかヤミツキになるおかずの一つじゃないかと個人的には思っているのですが(笑)。揚げ物だから、作るのはちょっと面倒なんだけれど、何故か肴のすり身と油野相性が良い。でも、よくよく考えたら、練り物で揚げる物はごぼう天とかげそ天とかあるわけで、あの派生と思えば相性の良さは不思議じゃないですよね。で、昔ながらののり弁にあのちくわの磯辺揚げがひとつあると、凄くリッチな気分に満たされるわけです。結局、お弁当ってそう言う単純な物で良いんじゃ無いかと思いますね。特に、お昼とかにサクッと食べる物は。

アメリカのランチボックスなんて、お昼はパンにピーナッツバター塗っただけとか、クラッカーとチーズとか、もっと神父だったりしますし、それでランチ(お昼)は十分と思っている節も。最も、お昼以外の時には、ドーナツだったりケーキだったり、あるいはベイビーキャロットだったりと、やたらと間食が多いから、朝と夜以外はあってないようなものかもしれないけれど。その点、日本の場合は最近でこそファストフードやお惣菜が幾らでもあるから余り時間に縛られることは無くなりましたが、「朝・昼・晩」とう三回の食事機会というのは結構厳密だったように思います。少なくとも、自分くらいの世代だとそうやって育てられた気がする。今回のソーセージ弁当なんかだと、最近のリッチなお弁当とか、キャラ弁のように「お弁当手を掛けて何ぼ」みたいな雰囲気が続いていたので、逆に新鮮なのかもしれない。勿論、食べるからにはそれなりに美味しくないと困るけれど、ウインナー炒めというのは、そう言う意味では手軽でかなり高得点が期待出来る優良品と言えますよね。これもやっぱり「シンプルイズベスト」の好例なのかも。

揚げ足取りで揚げ足を取られる

まぁ、スポーツ新聞の記事だけれど、それなりに定評のある東スポ(笑)の記事から、早速機能の阿蘇山噴火を政権批判に結びつける立憲民主党の蓮舫議員。いゃいゃ「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という例えがあるけれど、まさにそれ二だよなぁ、この言い方は。きっとこの人は、先週までの夏のような暑さも「岸田内閣が悪い」、雨が降っても「岸田内閣の責任」、急に冷え込みが厳しくなれば「岸田内閣の怠慢」とか言い出すんじゃないだろうか(マテ)。

まぁ、来年の夏の参議院議員としての任期切れでの引退を言っている人を大臣に指名することとか、高齢(77歳)を疑問視することはそれなりに一理あるとは思うけれど、

この人(二之湯氏)は総務関係の仕事をしてきて、天災や防災の仕事をやったことがない。

という批判はどうだろう。そんなことを言ったら、防衛大臣は自衛隊出身者しかなれないのか? 厚生労働大臣は労組出身者でも保健関係の仕事をしていないと成れないのか、とか幾らでも文句は出てきてしまう。個人的には、「総務関係」という言葉から、それなりに色々な利害関係者をまとめる調整能力は有るんじゃないかと想像するので、それならば非常時とか防災時など、緊急時に混乱しているような場合での調整役としてはそれなりに期待出来るのでは、と思うのだけれど。大臣は、その分野の医系兼なり知識があれば良い事もあるだろうけど、それが逆に自分の意見を無理強いさせて、現場や専門家のより好ましい意見を封殺する可能性もあるわけで、その最たる悪例が福島第一原発事故当時の菅直人元総理だったと思うのだけれど。

総理大臣を始め、各省庁の大臣や責任者の仕事というのは、下から上がってきた物事を決定する(正式承認する)事と、その責任を負うことだと思うんですよね。勿論、自分の考えや思いを実現したいという時もあるだろうけど、それだってその組織体の中で揉まれて評価されて、担当部門がちゃんと承認しないと実現は出来ない訳で、それを無理に通せば必ず何か問題が発生するだろうし。いつもその例を出して申し訳ないけれど、この人が中心になっていた「事業仕分け」だって、彼女は自分が仕分けた事業の全ての専門家だったわけじゃ無いと思うのだけれど。 

仮に自分が彼女の立場で、何か岸田政権に文句を言いたいと思ったら、先ず最初に言うべき事は北朝鮮のミサイル発射の時に、岸田首相も松野官房長官も不在だったことに対して、機器管理の甘さじゃないかと思うんですけどね。勿論、そう言うケースも想定して、次席車として官房副長官が待機していたわけで、それはそれで問題無いと思うけれど、効果を狙うなら悪いけれど名前も分からない防災大臣ではなく、岸田首相だったり松野官房長官という「大物」じゃないだろう。たまたま攻撃しやすいから出したんだろうけど、そういう所も筋が悪いというか、行き当たりばったりというか。野党の仕事として、与党の問題点を指摘して批判する事は重要だと思うけれど、それならそれで野党側だって反論されて耐えられるだけの実績なり行動なりが必要だと思うけれど、結局はいつもブーメランで終わってしまうところに、この人達の甘さというか世離れした印象を毎回感じるところです。

新機内安全ビデオ


ANAが、機内で放送する機内安全ビデオの内容を、11月から刷新するというニュース。現在の機内安全ビデオは、歌舞伎をモチーフに安全行動の案内をするバージョンですが、あれって2018年の12月から放送していたんだ。そう言えば、あの頃って航空会社によっていろいろなバージョンの機内安全ビデオがありましたよねぇ。 UAもよく分からないバージョンを作っていたし。

あの「歌舞伎バージョン」、国際線での公開開始は2019年1月1日からとなっているので、実質的に国際線で海外の乗客の目にとまったのは1年一寸くらいですか。あれ見て、まぁ機内安全の案内というのは、アフレコもあるから理解されるとは思うけれど、歌舞伎とかその歌舞伎世界の決まり事みたいな事って、どれだけ理解されていたのか個人的には疑問。特にCAさん役で黒子(実際には、白子だったり青子だったりしていますが-笑)が登場するけれど、あれって本来は「その場に居るけれど、本当は居ない設定」のはず。そう言う意味で、CAさん役というのは矛盾しているよなぁと、観るといつも感じてました(笑)。それと、普通席の座席が並んでいるんですが、あのシートピッチ、ファーストクラスよりも広くないか? 勿論、演出の都合なんでしょうけど、あんなに足下広くないよなぁ、といつも心の中で文句を言いながら観ていました(笑)。

そう言えば、空港に到着して降機の時には、あのビデオ撮影の舞台裏みたいなメイキング映像が流れますが、最近見たものはANAの社員さんと、葉加瀬太郎氏が演奏するバージョンに変わっていました。あれも、今回のビデオ更新の前触れだったのかと勝手に思っていますが。まぁ、本来なら運転免許更新時の安全講習時のビデオみたいに、全員が中止して理解しないといけない内容ですから、歌舞伎バージョンとかより注目してもらえるような工夫をする事は良いと思います。ただ、余りに馴染みの無い登場人物やデザインだと、逆に注目を集められないかもしれませんよね。今回の歌舞伎バージョンにしても、日本人なら歌舞伎役者とか分かるだろうけど、海外の人から見たら「なんでこんなメーキャップしているんだ」くらいにしか思われないかもしれない。歌舞伎役者よりは、「相撲レスラー」とか「侍ソルジャー」、あるいは「忍者」とかの方が、まだ海外向けには知名度もあり注目度も高まるかもしれない。

あのビデオで説明されている内容のうち、酸素マスクの装着が必要な場面にはもしかしたら遭遇する可能があるかもしれませんね。流石に緊急着陸して、緊急脱出スライドを利用するような事象には遭遇したくないのですが。あのスライドを利用する時には、手荷物は持たずに、またハイヒール等スライドを傷つけるような履き物も脱ぐようにガイドされますが、実際どれくらいの人がそのルールを守るんでしょうか。ニュース等の映像を見ると、結構みんな機内手荷物を持ち出して、キャリーケース位のものを担いで滑り降りてくる人も観られるけれど。新しいバージョンでは、そんなに奇を衒ったものでは無さそうですが、逆に興味を引かなくなる可能性も。例えば、機内Wi-Fiに接続した時には、最初の1回目には短縮版の機内安全のビデオを観ないとアクセス出来ないようにするとかどうだろうか。あるいは、離陸前に安全ビデオを自分のスマホで再生した人には、マイルとかポイントを進呈するとか。そう言うインセンティブも必要かも。勿論、万一の場合に備えて、と言う事が一番重要なんですが。

2021年10月20日

Google Pixel 6/6 Pro


Googleから、新しいスマホの「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」が正式に発表。 Pixel 6を、と思っていたんですが、5Gのミリ波サポートが6 Proだけと言うのでちょっと心が揺らぐ。でも、価格はどちらも予想以上にお高めで、それもちょっとガッカリ。さらにガッカリなのが、今の所キャリアーからはソフトバンクとKDDIだけで、docomoは入っていないみたい。うーみゅ...

今のスマホ(Xpeira 5)がおかえしプログラムの対象で、その期限がこの12月? 来年1月? なので、その時に新機種に乗り換える予定なんですが、それまでにPixel 6ってdocomoから発売されるのだろうか。もし発売されないとなると、今の機種の後継機であるXperia 5 IIIかなぁ... でもなぁ、SONYはもういいかなぁ... 

まぁ、データ通信の方はiPhoneもあるし、特にこちらに拘ることは無いので、廉価モデルでFeliCaだけでも使えれば十分なんですが、槍はそこはエンジニアの端くれとして最新モデルに興味も有るし(笑)。来月くらいまで様子を見て、どの機種に変更するか決めよう。

[2021年10月20日追記] Pixel 6シリーズって、Google Photoの無制限容量の対象外なんだぁ... じゃぁ、購入する大きな理由が一つ消えるじゃん。あーぁ...


2021年10月19日

「野党共闘」と「市民連合」

DIAMOND Onlineに掲載された、立命館大学・上久保誠人教授のコラムから、「野党共闘」の稚拙さについて。 「野党共闘」と言いながらも、基本的な主義主張が異なる、立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新選組の妥協の産物で、しかもそれをまとめたのが「市民連合」という不明な団体。

「市民連合」で検索すると、「あぁ、なるほどね」と思ってしまう団体だけれど、確か「野党共通政策」にはサインをしているのは四党だけで、市民連合としては関わっていないんですよね。自分達が提案し、それを実現することを要求しているのに、自分達は表に出ないような行動っていうのは、それだけで先ず胡散臭い。で、調べてみると、その中に登場する人達のこれまで言動も、自分的には「あぁ...」と言うものばかり。

個人的には「市民〇〇」という名称は、基本信用しないことにして居ます。勿論、浜松市内の何かの団体で「(浜松市)市民〇〇連合」みたいな団体は理解出来るけれど、全国的な組織とかなのに「市民〇〇」という事には凄く違和感を感じます。まだ「国民〇〇」なら理解出来るんですが。多分、英語で言うことの"Citizen"とか"Civic"みたいな所から、日本語で「市民」と言うようになったんだろうけど、私は馴染まない言葉だと思うなあ。「市民〇〇」とか「~市民の会」みたいな名称って、本当そう言う人達が好んで付けたがるからなぁ。

後半部分で書かれている、2009年当時の旧民主党政権誕生に至るまでの10数年に関しては、自民党中心の政治が限界であったことは確かだけれど、確かにその当時の民主党の主張として耳を傾けるべき内容もあったことは事実。ただ、政権を取るまでの態度・行動と、政権を取ってからの行動・態度ががらっと変わってしまい、正直政権獲得後の当時の民主党政権や民主党議員は「浮かれていた」と言うのが一番あっていたと思う。最初の野党連合的政権だった、細川政権の時にもそう言う「浮かれ感」みたいなものを感じたけれど、それ以上だったんじゃないでしょうか。今回の選挙前には、立憲民主党の支援団体だった連合が与党支持に傾いたり、その中心だったトヨタ労組が組織議員の立候補を取り止めて自民党支援に回るとか、「野党共闘」する事で支持母体離れを起こしている状態。それでも、労組とかは、まだその内容や組織体が分かるから良いけれど、「市民連合」という曖昧模糊とした存在が共闘の中心に居るって言う状況は、何処にいるか分からない領主に操られている「悪の組織ショッカー」みたいな構図が、つい頭に浮かんできてしまいます。その得体の知れない存在感が、一番の政治不信につながり、投票回避に繋がる気がするんだけれど、彼らはそう言う危機感は無いんでしょうね。自公政権が良いとは思わないし、色々問題があることも確かだけれど、結局は反れに対抗する十分な資質を感じる対抗馬=野党が無い以上は、それしか残らない選択肢であることも事実。今回選挙の結果はまだ分からないけれど、場合によっては立憲民主党が分裂して、より実践的で期待感があるような新党が独立しないだろうか。


信用されない言葉

今日告示される衆議院選挙を前に、昨日は日本記者クラブ主催の党首討論会が開かれたわけですが、その様子を伝える記事。 私もその映像全部を見たわけでは無いし、細切れの映像やこう言う記事などからの情報しか見聞きしていませんが、ざっくりとした感想としては、野党の多くの主張は迎合的なバラマキ・給付金とか、一時的な減税みたいな話が中心で、耳障りは良いけれど、「で、その後はどうするの」と言う部分が例によって不鮮明。それが、どうしてもあの旧民主党政権時代を彷彿させるわけです。

公明党も含めて、一斉に給付金を言い出したわけですが、それって昨年に一律10万円を配布した直後から、2回目、3回目の給付が、1回目と異なり限定したとしても必要と言われ続けていて、結局未だに実現していない話。個人的に胡散臭く感じるのは、なんで「10万円」なのという事。まぁ、金額は多いことに越したことはないし、逆に1万円とか2万円程度では本当に困っている人にとっても焼け石に水だろうし。個人的に不満というか政府のやる気の無さを感じるのが、一度は全国民に10万円を配って、その仕組み(スキーム)が出来たのだから、それを再利用して少しずつでも再給付するとかすれば良かったのにと思うこと。まぁ、もしかしたら前回の仕組みはあの時一回限りという約束だったのかもしれない(政府が個人の口座情報を保持する事の回避)けれど、それならそれでマイナンバーカードを利用した、マイナポイント配布にすれば、マイナンバーカード普及の切っ掛けにもなるだろうし。そのポイントに有効期限を付けるというのは良いアイデアだと思う。期限内に使用するために、経済活動に回る可能性も高くなるだろうし、ポイントなので実際にお金は政府から出るわけでも無いから、やりやすい気がするんですけどね。その分、そのポイント給付を、各四半期毎に行うとかどうだろうか。

もう一つ引っかかるのは、特に野党は「再配分」とか「再分配」という言葉を使う事。社会基盤の仕組みとして、豊かな人からその一部を回収して、困っているひとに分配することは重要な社会システムの一つだと思うし、実際現在もそう言う仕組みで動いているものも多い。だからと言って、豊かな人や企業から無尽蔵に搾り取って言い訳でも無いと思うし、彼らだって努力した結果で得たものも多いはず。自民党の岸田氏は「成長と分配」という言い方をしたみたいですが、やはり今有るものを分けるだけでは直ぐに限界が見えるわけで、パイを広げつつより多くの分配を目指すことが重要だと思う。だから「分配」とか「配分」とだけ言う事は、言い方は悪いかもしれないけれど「等しくより貧しく均衡する」だけだと思う。それよりも、今富める人の収益が増えても良いから、それを上回る還元をしていくほうが、底辺を持ち上げるという意味では効果的だし望ましい気がします。そうで無いと、一回限りの配分で終わっちゃうだろうし。そう言う持続性と言う事もちゃんと考えた上でデザインしないと、画にも描けない餅で終わると思う。

討論会の中で、今回の「政権交代」を謳い、立候補した240人の議員全員当選すれば衆議院の過半数が取れて単独政権が可能と言ってしまった枝野氏は、橋本五郎氏にこんな突っ込みを受けるんですが「世論調査ではなく投票行動」と反論。でも、旧民主党政権誕生時には、自民党と民主党は、それぞれ20%台前半の支持率で拮抗し、無党派層は40%位あったはず。その無党派層が旧民主党になびいたからあの結果になったわけです。でも、現時点では自民党支持率が40%台なのに対して、立憲民主党は10%前後。無党派層も20~30%位で、仮に全部が立憲民主党に流れたとして、やっと五分五分になるかという状態。他の政党もまだ不安なので、何となく野党第一党でいるけれど、今回の共産党との閣外協力は大きな博打だと思う。事前の選挙予測では、自民党が20議席前後減らす一方、立憲民主党や共産党は微増で、多くのは維新の会に流れて躍進するというものが多いみたいですが、野党の中から一つ選ぶとなると、やっぱり消去法でそうなるかなぁ。結局最近の選挙、投票って、「ここに入れたい」「この人を当選させたい」というポジティブな動機じゃなくて、「ここは嫌、ここも駄目」という消去方で候補を落として、最後に残ったところに仕方なく入れる、みたいなネガティブな動機付けで成立している気がします。だから、与党にしても野党にしても、何を言っても信用されない状態がずっと続きそうな気がする。

エキノコックス (2)

先日取り上げた「エキノコックスの知多半島定着」に関して、注意する必要は有るけれど必要以上にパニックになる必要は無いし、冷静な対応が一番重要という内容。 

一番発生頻度の高い北海道でも、年間の症例は20例程度なので予算措置が付きにくいというのは、理由は分かるけれどちょっと残念な話ですよね。症例数は一つの目安ではあるけれど、一旦感染爆発したらその後の手当は膨大なものになるだろうし、人に対しての影響も深刻なわけなので、やはり上流工程の感染源に対して対策が重要。とは言っても、北海道中のキタキツネや野ねずみを駆除するわけにも行かず、結局は人間の側からそう言うリスクから距離を取るしか無いですよね。

エキノコックスを媒介する「犬」なんですが、以前も書いたけれど「野良犬」とか「野犬」って、最近本当に見なくなりました。と言うか、昔は防犯目的もあってだと思うけれど、殆どの家の玄関口に犬小屋があって、番犬の一匹や二匹くらいは飼っていたものだけれど、最近はそう言う光景を見なくなりました。犬も、最近では室内飼いが中心になってきたから、まず外に出すことは殆ど無くなりましたよね。外に出ても、ドッグランとか昔と比べてかなり限定されつつあるし。本当に、田舎の方とか自然豊かな地域で生活していないと、飼い犬が宿主になる可能性も蹴っているかもしれない。でも、ゼロでは無いので注意は必要。

最後の方に書かれている、今回の報道などで興味半分でわざわざ感染が想定されている地域に出入りする人が増えるのが、一番のリスクかもしれない。いつものマスコミ批判をしたいわけじゃ無いけれど(笑)、鳥インフルエンザ等の時にも、マスコミの車両が感染地域に出入りして、それが感染飛び火の原因になった、と言う事は以前も言われていたと記憶しています。最近だと、無責任なYouTuberとかSNSの為にわざわざ現地に出向く人間も多いだろうし。感染対策教育が徹底されてい北海道ではそう言う事は無いのだろうけど、そう言う意識すら無い知多半島とか北海道以外の地域では、もっと危険度を徹底しないと。でも、よくよく考えたら記事に書かれている予防対策って、まぁまぁ一般常識の類でもあるわけで、結局は「常識」みたいなものをちゃんと身につけているかどうか何でしょうね。それが一番のリスクなのかもしれない。

2021年10月18日

ネット同時配信でテレビが終わる

元テレビデイレクター氏のYouTubeチャンネルで配信されていた、「ネット同時配信でテレビが終わる理由」。まぁ、元現場の人間らしくて話されていることはごもっともなんですが、個人的に結構重要な要素ででも動画で説明されていなかったことに、YouTubeの動画とテレビ番組の番組での「コンテンツの長さ(再生時間)」に触れられていなかった事がちょっと残念。

私も、すでにテレビ番組よりはネット配信の方が6:4で比重は増えているんですが、その影響なのか、YouTubeでも15分から20分を超えるコンテンツだと「長いなぁ~」と思うようになってしまいました(笑)。勿論、そのコンテンツの内容にも寄るんですが、大体10分を超えるコンテンツだと、面白くないと途中で離脱することが多くなりましたね。5分位だと、余り興味の無い内容だったり、面白くなくても「取りあえず最後まで見てみるか」という気持ちが残るんですが、5分を超えて「あーつまらない」と感じると、直ぐに終了してしまう。テレビでも、ザッピングが反れに相当すると思うのですが、テレビの場合は民放で多くて5局、NHKを入れても最大7局=7チャンネルでのザッピングだけれど、YouTubeなら登録しているチャンネル数以外にも、検索すれば幾らでもコンテンツは出てきま素からね。つまらない番組を30分間見続けるよりは、より面白いコンテンツを5分おき10分おきにどんどん切り替えていく方が、個人的には楽しいし有意義だと感じるのでは。

それと、YouTubeの場合、気に入ったコンテンツが有れば、その場で過去の内容から順番に見直すことも、シリーズ物でも続けてずっと見ることも可能な訳で、そこがテレビ番組のネット配信とは一寸違うかも。テレビの連続ものでも、テレビ局各局のネットサービスではまとめて見ることは可能ですが、まだまだYouTubeの気軽さ手軽さには追いついていないのでは。ネットコンテンツの最大の強みである、オンデマンド機能と反れに合わせたコンテンツデザインという意味では、それとは対極にあるテレビコンテンツをそのままネットに持ち込んでも受け入れられないと言う点には同意。ただ、ネットに合うように加工して提供したら、そこにはまだまだ可能性はあると思いますよ。

例えば、NFLの中継は大体3時間位掛かるんですが、NFLでは毎回全ての試合を15分位のハイライト映像にまとめて、それを見ればその試合の「美味しいところ」全て体験することが出来るようにしています。NFL 30チームで、毎週15~14試合あるわけですが、それをライブや中継で観るのはしんどいけれど、15分ハイライトなら可能。あるいは、「沸騰ワード10」の中の「伝説の家政婦志麻さん」の所だけ切り出してシリーズ化全部見せてくれるとか、「有吉ゼミ」の「八王子リフォーム」だけ切り出すとか。ただ、最近はCMまたぎの編集をして居るので、その部分も調整しないと妙に回りくどいままになるから、その辺りは調整は必要かも。逆に、今のテレビ放送は30分とか60分が標準だけれど、YouTubeみたいに10分番組×3本で30分とか、15分×2本で30分とか、そう言う構成があってもいいんじゃ無い。アニメとか、そう言う構成になっている場合がありますよね、30分の枠に3話分入っているとか。まぁ、動画で言われているように、単にテレビのコンテンツをネットに流すだけでは何も解決しないことは事実。そう言う意味で、NHKがネット配信するからそちらでも受診料を言っていることは、ふざけているとしか思えないのだけれど、先ずはそう言う認識の所から改めて行かないと、直ぐにテレビなるコンテンツが消えることだけは確かだと思う。

英国の憂鬱

感染拡大が続く英国に対して、休息に感染が終息しつつある日本のその理由が分からないと言っている英国のガーディアン紙記事を紹介するCOURRIER Japan。元記事は東京駐在員による一週間位前の記事なんですね。 「あれ、英国も再拡大したけれど、そんなに酷かったっけ?」と思って、幾つかの新型コロナウイスル関連のデータサイトを見てみると、結構厳しい状況なんですね。主要国では、アメリカ、イギリス、フランスが酷くて、後は南半球のアルゼンチンとブラジルもまだまだ先が見えないような状況の様子。

日本で感染拡大が、特に先月中旬くらいから休息に縮小している理由に関しては、中々「これ」という説明が見つからないけれど、やはりワクチン接種の浸透具合が大きいんじゃ無いかというのが個人的印象。そろそろ、2回目接種済みの人数が全人口の7割に届こうとしているわけで、それって対象年齢に当てはめたら8割近くという数値でしょう。となると、これまで主流だった一般感染は無くなり、家庭内感染がメインとなれば、感染自体は続くとしてもクラスターが出来ると言う事は減るだろうし、となると陽性者数も減少してくることも何となく納得出来ます。

データを見ていて改めて感じるのは、アジア圏での減少傾向が著しいこと。元々、アジア系には「ファクターXがある」とか「BCG株説」とか色々あったわけですが、中々これという説明が出来ないまま。しかも、今流行の主流のδ株は、そのアジア系にも猛威をふるったわけで、それが休息に衰退しているというのは何か矛盾している印象も。TLでは、δ株は猛威をふるって感染拡大を招いたけれど、それ故に新しい変異株の侵入や発生が抑えられて、結果的にδ株の耐性が出来れば、δ株だけだから終息する、みたいな説明がありましたが、反れもなるほどと思うけれど、それだけでも無いだろうしなぁ。ただ、ここ一つくらいでしょうか、その前までは毎日「デルタ株」と連呼していたワイドショー等でも殆ど言う事も亡くなったし、一体どうなっているのか不思議だったところ。

衆議院選挙に関連して、一部野党は政府のコロナ対策の不備を追及しようとしているけれど、まぁ100点満点とは言えないまでも、個人的には80点位から90点位は上げてもよい位じゃ無いかと思いますよ。最大の功績は、全国民に対して接種可能な分のワクチンを早々に確保し、さらに次のブースターショット用のワクチンも確保している事。国内製造のワクチンや、国内メーカー開発ワクチンも、初期には間に合わなかったけれど、来年には登場してくると予想されて、そうなると国内で対策が回るようになるから、さらにリスク低減が可能になります。逆に最大の戦犯は、まずはメディアの無責任な報道や誤報・虚報の類。さらには、一部野党を中心に感情的な理由、非科学的な理由で必要な対策を遅延させてきたことだと思う。それに対して、色々不満や不備はあったけれど、国民の殆どが感染対策として三密回避やマスク・手洗い等の基本行動を遵守してきたことが、やっぱり最大の要因じゃ無いだろうか。それが日本人の美徳なのか、修正なのか、あるいは事なかれ主義なのか迄は分からないけれど、でも全体としてみたら今回のコロナ禍での暗黙の協力みたいなものが一番大きかった気がします。それは、単にワクチンに対しての抵抗が少ないとか、そう言う単純な話とはまた違った次元での話のような気がします。だからこそ、その部分をこれからも生かして行かないとなと思うわけです。

ANA Pocket

ANAが始める「ANA Pocket」。似たようなアプリやサービスは、以前からあったと思うけれど、ANAはどう言うビジネスモデルを描いているのだろうか。だって、飛行機の移動って何百キロ移動しても座ったままだから、全然歩数は増えないぞ(笑)。まぁ、冗談はさておき、本当に地上移動した分に対して、フライト移動した分も某かの重み付けをしてマイル換算で、例えばそのマイルの〇〇%を一歩70cmで割って計算する、みたいなサービスも追加してくれないだろうか。

ぱっと思いつくのは、外出する動機付けにすることで、自社やスポンサー企業の商品を売り込む機会になる事でしょうね。あと、利用者の行動履歴を集めて、観光地の傾向とかとか平日と週末の移動傾向の違いとか、まぁそう言うビッグデータ系の利用はあるでしょうね。ANAとしては、SKYコインに変換させることで、エアチケット購入に対しての動機付けにもなるだろうし。すっかり「巣ごもり需要」中心になってしまった今のコロナ禍、今後の生活様式の中で、外に出て貰うという動機付けを作るとともに、健康とか生活習慣という部分は、実際にどれだけ効果があるかは不明だけれど、社会的な意義としても遡及できる部分だろうし。

このサービスに限らないのですが、色々なサービスが登場するのは良いけれど、それらが既存のサービスの延長とか拡張ならまだしも、全く別の独立したものとして扱われることがあるので、それは勘弁して欲しい。今回のサービスも、AMC会員向けには特典があるみたいですが、そう言う仕組みとか、あるいはこのアプリ内で何か購入行動が出来るのであれば、例えばSFCカードを登録してそれを利用して支払をしたら、ポイントとかマイルが+何%アップするとか、そう言う囲い込みがあると一寸気持ちも変わってきて、「それなら、このアプリを入れて一寸利用してみようか」と思う人も多いのでは。そうそう、「陸マイラー」三にとっては、まさに願ったり叶ったりでは(笑)。飛行機で飛ばずに、地上を移動しているだけでマイルが溜まるわけですから、正真正銘の「陸マイラー」に成れます。


ところで、このANA Pocketのページを見ていて、「何か仕事で使う、プロジェクトキックオフのパッケージみたいだなぁ」と感じたんですが、それを革新したのがこの部分。「さまざまなユースケースを想定して」って、一般向けの表現じゃ無いだろう、と小1時間。ここは「さまざまな利用機会を想定して」とかと言い換えるべき何じゃ無いだろうか。まぁ、小見出しで「features」とか書いている時点で、もし私が決定者だったら「差し戻し」するけれど。そう言う意味では、「features 03」に書かれている「ウェルビーイングな移動をサポート」という言い方も、引っかかるなあ(笑)。まぁ、そこを「安全・安心な移動をサポート」とか「快適な移動をサポート」とか普通の言葉に置き換えてしまうと、インパクトが無くなるのは分かるんですけど、何か薄っぺらさを感じてしまうのは、自分が歳を取ってきたから?! 

2021年10月17日

編集権って都合の良い切り貼り

Dappi氏の件を、TBS系列の「報道特集」が取り上げたらしい。どうせあの番組のことだから、バイアスの掛かった話にするんだろうなぁと思ったら、TLに流れてくる情報ではその通りだったらしい。と言うか、裁判(訴訟?)のために開示させたはずの発信者情報を、堂々とテレビで内容を公開して良いのか > 某国会議員 

「都合の良い切り貼り」みたいな事を言っていても、大体テレビの報道自体が「都合良く切り貼りしたもの」じゃ無いですか。いゃ、例えば1時間の話の内容を30秒で伝えなきゃいけない、となればそりゃぁ何処を残すかは大変な問題で、それ故に本来の意味・意図のごく一部しか伝わらない事も有るだろう。でも、「白」と言っていることを、恰も「黒」と視聴者が感じるような伝え方をしてきたのが、メディアのこれまでのやり方だったんじゃ無いだろうか。特にごく一部メディアの政権に対しての報道は、「公正中立」とは程遠いものが少なくないと思う。

改めてDappi氏のこれまでのツイートを見ても、とてもネット工作と思われるような特別なものは無いし、時には自民党批判だってやっている。中には、意図的なのかたまたまなのか、切り貼りの仕方が恣意的にかんじるものもあるけれど、その多くは国会中継だったりするから、疑問を感じたら公開されているオリジナル映像を見れば良いだけ。それを恣意的に加工しているように伝えるのはどうなんだろうか。それを言い出したら、容疑者の声とかを変に声色を着けてアフレコしたり、おどろおどろしいBGMを付けて放送しているメディアは許されるのか。また、開示された相手が「法人」だったから組織的行為だとか、閣僚経験者からWeb政策の経費が支払われていたとか、いゃいゃ、立憲民主党はWeb制作を外部委託しないのか? 訴訟のために対象者にだけ開示された情報が、いつの間にか公にされてしかもそこから得られた断片情報を勝手に拡大解釈して疑惑を捏造しているだけじゃ無いか。

昔から有った話なんだろうけど、近年ネットが一般化してきて、ある意味可視化が進んできたから、理不尽な行為もそのやり口も公になって批判の対象になってきたことは良いことだと思う。でも、その背景にレガシーメディアが付いていたりするから、その影響力はまだまだ大きいわけで、その目的は何だろうと邪推しか生まれない。例えば、自分達の立場が脅かされることを嫌っての対策(妨害工作)という理由も浮かぶんだけれど、残念ながらまだまだレガシーメディアの影響力の方が大きく、それは有り得ない。でも、実はそのレガシーメディアのビジネス対象である「読者」「視聴者」がネットに流れてそちらの情報を是とする傾向が気に食わないのだろうなぁ。影響は小さくても、自分達のプライドが傷つけられているから気に食わない、というような雰囲気を個人的には感じる今日この頃(笑)。ビジネス的な話なら、例えば裁判とか交渉とか手段はあるけれど、面子の話となるとそんなものは無いから、相手をこき下ろすなり叩き潰すしか無いわけで、そう考えると一部メディアの行動とか行為というものが、すんなり腑に落ちる気がする。

第五波終焉

新型コロナウイルスの新規感染者数は、ここの所ずっと減少傾向が続いていて、第三波、第四波の頃よりも改善。ほぼ一年くらい前の第二波後位の状態にまで戻ってきましたが、まだまだ安心出来ないし油断したら直ぐに揺り戻しが来ることは、これまで何度も経験していること。 それでも、懸念された9月下旬のシルバーウィーク、10月1日の宣言解除後の人流増加を受けて、その影響が出るであろう先週くらいまでの状況でこうですから、かなり落ち着いて来ていることは慥かと言って良いんじゃ無いだろうか。

確固たる理由は分からないけれど、やはりワクチン接種の効果が大きいんじゃ無いでしょうか。一回目では、既に全国民の8割近く、2回目接種完了でも7割近くまで進んでいる状態で、所謂「集団免疫」の効果が出ている気がします。ワクチン接種しても、抗体数は直ぐに減少すると言われるけれど、反れでも打たない場合と比べて何倍もの抗体が残るわけですから、それだけでも発症予防効果や重症化を防ぐ効果もあるだろうし。勿論ワクチンだけに頼れるわけでも無いし、今回感染力の強いデルタ株が一気に感染拡大をしたように、新しい変異株が登場する可能性だって無いわけじゃ無い。となると、三回目のワクチン接種や、場合によっては今年も年末・年始の移動制限みたいなものも必要になるかもしれない。

一方で、「with コロナ生活様式」を確立するために、実証実験としての試みも始まっているわけで、そこで有る程度観客数や入場者数を緩めても、感染拡大しないことが確認されたら、今度は経済対策としてそちらを進める必要も有りますしね。昨日も、とある用事のために都内に出たんですが、新幹線は土曜日という事も有ってか往路(東京行き)は結構混雑していました。下車した品川駅の混雑具合も、コロナ禍前の状態と比べるとまだまだ寂しいけれど、かなり人手が戻ってきている様子は伺えます。品川駅から川崎駅に移動してみると、川崎駅は以前のような混雑具合でビックリしたほど。時間の号などもあって、都内では飲食店とか入る余裕は無かったのですが、賑やかさはかなり戻ってきている感じで、もしかしたらこれからの10日、2週間後の様子が重要になるかも。その頃って、11月3日の文化の日の祝日もあるので、それで移動が発生して感染拡大なんて言うことにならなきゃ良いけれど。

今は衆議院選挙が始まり、政府としても動きにくさは有るかもしれないけれど、やはり途切れること無く対応するためにも、第五波の反省点を明確にして、来る第六波に向けての準備をしないといけませんよね。特に、第五波では医療体制の崩壊に近い状態にまで追い込まれたわけだから、その部分の対策をしておかないと次の時に大きな批判が生まれることは確実。今回は、抗体カクテル療法とか新しい「武器」も出てきているので、第五波と同程度の感染拡大となっても少しは余裕があるのかもしれないけれど、自宅待機の問題とか解決されたわけじゃ無いので、そう言う連絡網なり手厚い支援体制の準備はしないと。一方で、個人単位で出来る事は全く変わりないわけで、三密回避とマスク・手洗いの徹底で、かなりリスクも減らせるはず。「変わらないこと」と「変えなきゃいけない事」を、今だからこそ明確にして新型コロナウイルスを、一日も早く普通のインフルエンザ、あるいはそれ以下のリスクのものにしたいですね。

2021年10月16日

Hilton HONORS 2022

数日前にHiltonからDMが来た、2022年度の会員資格獲得条件の緩和策。出来れば来年度もHHORNORS Diamondを維持したいと考えているので、この緩和策はウェルカムなんですが、ちょっと悩むのはそのステータス維持目的で更新した、Hilton Amex Premium Cardとの棲み分け。

カードで、1月から12月迄の間に200万円以上決済すれば、翌年度のDiamondステータスが付与されるんですが、その為にはそれだけカードを使わなきゃいけない。今年から初めて見て、3月の終わりから現時点までで日常利用カードとして支払を集約してみて、7ヶ月弱位の利用で140万円位の決済なので、まぁ来年はこの調子で利用していけば無理なく達成出来ます。これが、コスト(利用金額)は一番かかるけれど、一番簡単な方法。

一方で、来年度は本来会員ステータス取得に必要な要件(宿泊日数、滞在日数、ベースポイント(US$1=10ポイント換算))が、通常の70%に緩和されるので、多少楽になるという状態でもあります。例えばベースポイントで達成仕様とすると、お高めの部屋に宿泊して食事も部屋漬けにして行けば、10滞在くらいで何とか到達しそう。ただし、ここの所円安が進行していて、ちょっと前はUS$1=104円とか105円とかだったのが、昨日はUS$1=114円まで下がっていてビックリ。となると、84,000ベースポイント(BP)だとUS$8,400ですから、場合によってはベースポイント対象外の税金・サービス料等含めなくても100万円位利用しないと到達出来ない。21滞在を目標にすると、1滞在2万円として42万円、3万円でも63万円と、コスト的には有利ですが、宿泊する理由(予定)が無いと、その分余計な消費(=コスト)になってしまう。BONVOYの方でも50泊目指さないといけないので、21滞在(=21泊)さらに追加するのは中々厳しい。BONVOYだって、今年はいろいろ優遇措置(キャンペーン)が有ったから助かりましたけど、来年そのままだと大変。個人的には、年初くらいにキャンペーンしてくれないかなぁと願っていますが(笑)。

結局は、優遇措置を利用するよりは、Hilton Amex Premium Cardを年間通して利用するほうが、楽だし変に宿泊予定とか入れなくても良いし、一番効率が良いのかなぁ。一時、BONVOY宿泊時にこのカードを利用すれば、一石二鳥じゃんと思ったんですが、流石にそれは恥ずかしいし(笑)。オンライン決済だけで済むなら使っても良いけれど、フロントとかで出す必要があるとなると、ちょっと躊躇しますよねぇ。そこまで図太くないので。とは言っても、今年途中からですが、ANAやUAのチケット購入はこのAmexに付けて少しでも利用額を増やすようにしていたし、来年は新幹線のエクスプレス予約のカードにこれを指定して、新幹線利用代金も上乗せすれば、それだけ1/3位は十分下駄が履けそう。場合によっては、それとエアチケットだけで200万円クリアーできますからね。条件が半分まで緩和されたら、ちょっと考えるけれど(笑)。来年は、多分今年よりは社会状況はマシになると思っていて、今年よりは宿泊機会や移動機会も多いと思っていますが、さてどうだろうか。

エキノコックス

北海道のキタキツネが媒介する寄生虫として有名な「エキノコックス」が、愛知県の知多半島で定着したという記事。自宅では、犬猫の類は飼っていないので直接的な影響は無いけれど、それでも直ぐ隣りの愛知県がこういう状態になっているという事は、ちょっと脅威。

不思議なのは、北海道からいきなり飛び地で知多半島に入ったんだろうか。 例えば、カーフェリーとか輸送船などで、北海道から名古屋港に入ってきた船などが媒介したという話だろうか。このあたり、北海道からいきなり本州のまん中で「定着」というのが、素人ながら解せない話。しかし、現実的に知多半島で定着しているなら、近隣地域として注意することは必要。

最近、デイキャンプとかソロキャンプとかがブームですが、山キャンプでの醍醐味は、清流の直ぐ横にテントを張って、自然の中で過ごすことだと思いますが、そう言う場合つい川の水を飲んでしまうことも。それが今後は、多分厳禁になり、少なくとも煮沸するか、通常ならば飲料水も持参して使用するようにしないと、思わぬリスクを抱えてしまうことになりそうですね。山菜や野菜、さらには果物なんかでも、そのまま食べるとリスクがあるという事で、もう「必ず洗ってから食べる」「自然になっているものには手を出さない」という覚悟が必要な時代なのかなぁ。よく、裏山へ山菜採りに、という話は聞きますが、まぁ山菜の場合は着けたり調理したりと必ず加工する過程が加わるから、まだリスクは小さいのだろうけど。

最近では余り聞かなくなりましたが、私の子ども頃は野良犬というか野犬が結構家の周りにもいて、時々噛まれて狂犬病になる、みたいな話も子供心に記憶しています。流石に最近では、少なくとも自宅回りでは宅地開発された事も有って、野良犬の姿も見なくなったけれど(野良猫は逆に増えている気がする)、それでも恐いことは確か。野ねずみを媒介にすると記事には書かれていますが、猫だってねずみは食べるわけで、野良猫を媒介にすることは無いのだろうか。野良猫を捕獲しようとして、あるいは突然引っかかれたり噛みつかれて、それが原因でエキノコックスに寄生されるとか。いずれにしても、この件はかなり深刻な状況で、専門家の人達は一斉に警鐘を鳴らしているようなんですが、一般に対しての報道は殆ど聞かない。もっと注意しないと。

A380 3号機


書類上は受取済みだったけれど、ずっと製造地のフランス・トゥールーズに留め置かれていたANA A380の3号機が、やっと成田に飛んでくるという記事。世界的なコロナ禍のために航空需要特に観光渡航が実質ゼロになってしまい、観光路線であるホノルル線は壊滅状態ですから、仕方ないとは言え随分長かったなぁ。ただ、3号機が成田に到着しても、暫くはホノルル線も現状維持だろうし、原稿の1号機2号機のように、最初は遊覧飛行で飛ぶしかないような気がする。

ここの所新型コロナウイルス陽性者数は、前週の同一曜日の半数がずっと続いていて、かなり落ち着いて来た印象を受けるんですが、再拡大の不安から中々制限解除というわけに行かない。ワクチンパスポートの話も出てきているけれど、日本入国時の隔離期間が14日から10日になるだけで、現実的には仕事以外での渡航はまだまだ先の印象。欧州等は、既にかなりオープンにしている地域もあって、それら地域の状況を見ると日本と変わらないか日本の方が状況は落ち着いていると思うのですが、何故か日本からの渡航も日本に戻る時もまだ厳しいまま。海外から変異株が持ち込まれるという意識が強いからなんでしょうけど、まだまだ厳しい状況が続きそう。

 元々は、一日二便のデイリーフライトをどちらもA380機材で回すための3機体制だったわけで、そのホノルル線が現在事実上運休状態ではそこまでの需用は無い。もしかしたら年末年始には飛ぶかもしれないけれど、それも入国条件が緩和されてからでしょうし、中々厳しそう。11月からとか12月からと言われているワクチンパスポートでどれだけ緩和されて、かつ受け入れ国側もどれくらい譲歩してくれるかですよね。一時、日本からの入国条件は結構緩和されたと思ったんですが、何故か第五波が落ち着き始めたらまた以前のように厳しくなってしまったし。個人的には、あれってメディアの報道による影響が最大の理由じゃ無いかと思っているのですが。

いずれにしても、年内の海外旅行はもとより、来年も第一四半期(1月~3月)は厳しいだろうなぁと思っています。ですから、今の状況が続き年末年始に予想されている第六波も今回ほどで無くて個人旅行も可能になるのは、来年のG.W.前位じゃないだろうか。来年は、本当に久しぶりにハワイもそうだけれど本土の方にも行きたいですね。時期的に、まだNFLは始まっていないから、やっぱりMLBの大谷選手観戦が主目的になるかな。今の所、NRT-HNLをANAのA380にして、NHL-XXX(アメリカ国内)移動はUA便で取ることで、UA MP 1KのUA便4区画利用を最初に達成して、後は最悪今年のようにANA便利用でPQDが埋まるようにしておきたいなぁ。鬼に笑われそうですが(笑)。

2021年10月15日

誤報を事実にメディアロンダリング

「国会議員しか知らない情報を、一般人(アカウント)が事前に公開した」と大々的に報じて「自民党の裏工作」みたいな伝え方をしているBussFeed紙が、こっそりと「事前に」を削除していた問題。以下略ちゃんのまとめが、いつものように分かりやすいけれど、本当この一言で内容は大きく変わるし、伝えられている意味も全く違う話になるのに、それに対しての釈明も説明も無い。まぁ、なんと言ってもBussFeedですからね、で終わってしまう話だけれど、その影響は大きい訳です、今の状況では。 

[2021年10月15日12:00追記] よくよく見てみると「事前」以外にも一寸姑息な雰囲気を感じる部分が。修正前の文章は「関係者向けの国会資料を事前に公開したり、」ですが、修正後は「関係者向けの国会資料を投稿したり、」と「事前」が削除されたことだけで無く、その行為が「公開」から「投稿」に変わっている。これって、投稿したことが問題であると錯誤させる意図もあるんじゃ無いだろうか。元々はtwitter上での話なので、「公開=投稿」なんですが、そう言う事を知らない人であったり、twitter以外の媒体でこの話を聞いた場合、何か関係者向けの資料を無断でtwitterに投稿した不正行為をしたんだ、みたいな誤解を誘導しそう。単に時系列関係の修正であれば「事前に」を削除だけすればいいわけです。でも「公開」を「投稿」に変更したのは、結局其れ以前に福島議員が「公開した情報」が存在しているから、それを「再度公開」したことは何の問題も無い。でも「投稿」と書くことで、Dappi氏の行為に何か疑義が存在するような意図が感じられるように雰囲気作りをしている気がするなぁ。BussFeedは何故語句まで変更したのか、ちゃんと説明するべきじゃ無いだろうか。

ところで、修正された文章にしてもおかしいわけで、文章をそのまま読むと「国会情報を公開したことが悪い」と読めます。でも、Dappi紙が公開したタイムテーブルの情報は、その前に社民党の福島瑞穂議員がみずから後悔していたものと同一で、それを単に再掲載しただけ、と見えます。となると、国会情報を公開した福島議員に問題があると言う事にならないのだろうか。と言うか、自分の質問時間を公開するのならまだしも、オリジナルの予定票をそのまま公開する事って良いのだろうか。それって多分国会の公式な書類だろうし、となると公開とか共有とか、いろいろ制限とか発生しないのだろうか。会社でも、社員向け、社内向け資料っていうのは、社内では自由に共有してもいいけれど、社外への公開は不可というものが結構有ると思うのだけれど。いずれにしても、元の福島議員の投稿が15:30頃で、Dappi氏の投稿が約四時間後の19:40頃なのだから、仮にDappi氏が本当に何らかの方法で質問予定を事前に入手していたとしても、公開タイミングは少なくとも福島氏が公開した後なんだから、これを「事前に」という事の方が無理があります。

結局「事前漏洩」という部分が問題だったはずが、「ネットの自民党支持者」が「自民党とビジネス履歴のある会社」の人間で怪しい。という、本来の話とは違った点に論点がいつの間にか移動している。意図的なのか、偶然なのか分からないけれど、野党側の話っていつもこう。週刊誌とかネット情報を鵜呑みにして裏付け取らずに騒ぎ出すけれど、直ぐにそれが否定されると次のネタに移動して、それが今度は主戦にして、たまたまそれが当たるとずっとそれをを理由に議論を続けているけれど、本当に時間の無駄だと思う。過去、似たような事例(例えば「永田メール事件」とか)で、散々騒いで最後は自滅して終わるパターンが繰り返されているけれど、それで少しは自浄作用が生まれて改善するならまだしも、全く成長すること無く逆に質が悪くなっている気がする。それって、自分達の形勢が不利だと分かっているから、小さな切掛でも騒がざるを得ないのかもしれないけれど、国民からしたら迷惑千万。さらに迷惑なのは、そこに荷担する一部メディアがいることで、ある意味彼らも同罪と言って良い気がしますねぇ。こう言う誤報とか虚報とか報じても、メディアにしても野党にしても謝罪や訂正をすること無く、素知らぬ顔でいるけれど、今度の場合は選挙があるからそれでちゃんと審判して欲しいけれど、メディアが絡んでいる限りそう言う事は無いだろうし。

大体今回の騒動だって、元々は「名誉毀損された」と小西・杉尾両議員が開示請求をしてそれが認められたけれど、その「名誉毀損」のツイートは第三者(ジャーナリストの門田氏)の記事を引用しただけのものなので、本当なら門田氏に対して名誉毀損請求するべき。で、開示された住所が、いつの間にか関係第三者が知っていて、そこから会社特定をしたり、あまつさえメディアが今回の様に報じる騒ぎに。開示されるのは当事者に対してだけだから、それが漏洩した・させた事の方が重いんじゃ無いかと思うのに、ネットで指摘されてもそれについては誰も触れない、しかも、それが既成事実としてどんどんエスカレートして行っていることの方が「重大な危機」だと思うのに。ここまで騒いだ、BussFeesとか朝日新聞、東京新聞は結局我関せずで騒ぐだけ騒いで終わるんだろうけど、本当に「報道加害者」だなと改めて感じますね。で、彼らはまた情報をメディアロンダリングして、「非の無いところに煙を立てる」伊達下無く、「非の無いところに放火して回る」事を続けるんだろうな。本当メディアに対しても、虚報・誤報を出す度にイエローカードを突きつけて、それが累積したらレッドカードで退場(=一定期間の営業・活動停止)位のペナルティーを科すべきだと思う。「報道の自由」は尊重されるべきだと思うけれど、その報道の信頼性が低ければそれはもはや「報道」では無く「デマ」であるしそれはメディアにとっての「製品不良」でしょう。さらに、その姿勢に改善が認められないのであれば、「悪質」であるとして対策を要求するべきで、それが改善されないのであれば「営業停止」が有っても良いと思う。殆どの会社やビジネスは、そう言う仕組みで回っているのですから。大体、「軽減税率」という優遇措置を受けているにもかかわらず、こう言うことをやっているというのは、同じ税金を払っている国民に対しての詐欺行為だと思う。記事の中での主張に左右や違いがあっても構わないけれど、虚報や誤報を「事実」として報道する事は、もはや犯罪行為だと思う。

提灯会食


ITmediaの記事から、星野リゾートの日本旅館「星のや東京」で、マスク内での会食が出来る「東京・提灯会食」を紹介する記事。 申し訳ないけれど、最初見たときに思わず笑ってしまいました。いゃいゃ、「提灯」って。提灯は手元を照らすもので、中に入るものじゃないだろうと、突っ込み所満載。

浅草寺の大提灯でしたっけ、その下で写真を撮るのがある意味観光した時のお作法的なものでしたが、それに近い気がする。と言うか、一年くらい前にフランスだったか、海外でもこう言う透明なブースに入っての食事とかの記事が流れてきた記憶があります。アイデアとしては、それと同じなんだけれど、単なる透明なブースではなく、日本伝統の「提灯」をモチーフにしたところが、斬新で新しいのだろうけど、でもなあ... 申し訳ないけれど、私はこれって企画倒れだと思う。

素朴な疑問として、提灯の下の部分がここまで下がっていると、料理やお酒をサーブする時に邪魔にならないのだろうか。一番端の人はまだしも、まん中のひとなんか右側からも左側からも提灯が迫っていて、後ろから手が届かない気がする。それとも、サーブする時には提灯がするするすると上に上がってスペースが空くんだろうか。それはそれで、何か邪魔な気がするなぁ。大体、この手のパーティションは、感染拡大防止をしているように見えて、実はウイルスが閉鎖空間に滞留してしまい逆に感染機会を拡大するという話も有ったと思います。何度も提灯を上げ下げすることで、逆に感染者がいたとすると、そのウイルスを含む空気が回りに広がりそうな気がする。ですから、パーティションよりも空調でより頻繁に空気の入れ換えをする方が効果的という話も有ったはず。個人的にも、焼き肉屋さんにあるような頭上に換気の吸い込み口があってどんどん室内換気がされる方が、リスクは下がる気がしますけどねぇ。

あと、この写真を見て何処かで見たことがあるなぁと思ったんですが、スタートレックの転送装置で転送されるシーンがこんな感じじゃ無かったかと。頭上から転送ビームの丸い輪っかが降りてきて、それが段々と体を覆って転送される。その転送ビームが降りてくるシーンがこんな感じじゃなかったかと(笑)。まぁ、そんなことは無いと思うけれど、もしこの会食にお誘い抱いたら、丁寧にお断りするでしょうね、自分なら。大体落ち着いて食事も出来ないだろうし。

docomoの回線障害

昨日発生したdocomo回線の障害。夕方の発生だったので、その頃には自宅に居て外に出ることの無かった自分には影響は無かったのですが、これが外に出ていたときに発生したと思うと、かなり困りますよね。今朝のニュースでも、Suicaチャージが出来なくて改札を通過出来なかったとか、連絡を取るために減ってきた公衆電話の前にスマホを持った人の行列が出来たとか、中々大変な状態だったらしい。 

原因は「ネットワーク工事の切り戻しに伴う信号量増大によるネットワーク輻輳」との事だけれど、うーん普通はトラフィックが集中しないようにルート設定とかしつつ、負荷分散させて戻して行くと思うのだけれど、その予想以上にデータが集中したという事なんだろうか。あるいは、元々のトラフィック見積が甘かったのか。いずれにしても、平日の昼間の時間帯にする作業なんだから、何があっても通常サービスへの影響が無いように対策するはずだと思うんですけどね。

今回トラブルが、別に頻繁に発生するわけでは無いけれど、一寸悩む種となったのが近々に予定しているスマホの切替。今は、docomoとUQ Mobileそれぞれで利用していますが、UQ Mobileをdocomoに戻す(主な理由は、MNPで割安になるから)予定なんですが、そうすると今回の様な場合の時のリスク分散が出来なくて、全滅するリスクが逆に増えてしまう。集中・集約することで、効率化されて便利になる反面、基盤が一つになってしまうと、その基盤と一蓮托生になるリスクをどうするかも重要になってきます。

docomoだけじゃ無くて、AmazonとかGoogleとか世界的規模でサービスをしているインフラでもトラブルが発生して、影響の代償はあるけれどやはり困ることも。100%のサービスをユーザーとしては期待しているわけですが、物理的な要素がその中に含まれている以上は、何らかの理由で100%は有り得ないわけです。でも、その1%? 0.1%? 0.01%? 確率は分からないけれど、「万一、万万が一」の時に備えるにしても、そのコストとリスクは天秤に掛けないと、全く無意味なものになってしまいますからね。考えてみたら、今のスマホ2台持ちは、その前に利用していたdocomoの携帯向けサービスの「2-in-1」を利用して、プライベート用と仕事用二つの電話番号を利用していたことが発端。実は今回買い換えを予定しているiPhone 13の場合、eSIMを利用して2つのSIMを1台で利用することも可能なので、端末もiPhone13に集約しようかとも考えていましたが、それはさらにリスク増加させる要因になりそうだなぁ。幸か不幸かiPhone13は部品供給不足から、次の販売は11月に入ってからになっているので、暫くゆっくり検討することにします。

2021年10月14日

圧迫政治

とうとう一般紙にも掲載されるようになった、立憲民主党の小西洋之、杉尾秀哉両議員によるtwitterアカウント「Dappi」への名誉毀損による訴訟。 今の所この件を掲載しているのは、産経新聞朝日新聞東京新聞位みたいですが、短く事実だけを伝えている産経新聞に対して、朝日新聞東京新聞はかなり詳しく伝えている。でも、その「詳しい」という事と「正確さ」「事実」という事は等価ではなく、それだけこの件に反応するのは、これらメディアも何かそうする理由が有るんじゃないかと勘ぐってしまうほど。

この件、提訴した側に取って決して有利な話じゃないと思うし、場合によっては議員生命が絶たれるような重大な要素も含んでいると思うのですが、そういう所をちゃんと考えているのだろうか。まず接続情報の開示請求するのは良いとしても、本来当事者内での開示情報のはずが、何故か第三者がその内容を知っていて別の国会議員が「契約元」言われる会社の玄関写真を投稿して入りする。その会社の案内で、自民党のWebページ作成が実績として掲載されていたので、自民党がネット工作のために利用していると言う、ある意味「荒唐無稽」な話をしだして、それをメディアまで(多分何の裏付けも取らずに)掲載して、恰も事実のように伝えている。選挙も絡んで、自民党攻撃に使えるとなると、何でも利用使用という風にしか感じられないここ数日の動向なんですよね。

Dappi氏のtwitterは、「自民党」と言うよりは、メインは維新の会その中でも足立康史議員に対しての応援が中心だった気がします。さらに言えば、立憲民主党に所属していること自体が謎と言われる松原仁議員に対しても、好意的な書込が多かった。内容に関しては、メディアや議員のツイート等をコメント付でリツイートしたり、国会中継の映像を切り出して掲載したりが殆どで、中には勘違い、誤解もあったけれど、基本的にはそう言う自分のコメントを付けてのリツイートが主だったように思います。傾向としては所謂「保守系」だから、自民党と被る部分も多いけれど、自民党の対応を批判する事もあり、とても彼らの工作員等とは言えない内容だし、それを言うのならもっと怪しいアカウントは野党系に一杯あるわけだし。Dappi氏は、朝日新聞や東京新聞に対しても厳しい(皮肉な?)批判的なツイートも多かったので、それもあってのこの二紙の対応なのかなぁと言う気もします。

肝心の「名誉毀損」と言われるツイートにしても、ジャーナリストの門田隆将氏の新聞コラムを引用しているだけで、実はDappi氏がその様に発言しているわけじゃない。また、関連性は別にして、小西・杉尾両議員が財務省に押しかけた日(2018年3月6日)の翌日に赤木俊夫氏が自殺したことは時系列的には正しい(*1)わけで、決して虚偽の内容を掲載しているわけじゃ無い。だから、この件が事実に反すると言うのであれば、彼らは門田氏を訴えるべきなのにそれはしない。さらに、自殺した赤木氏のメモには、野党対策のために改竄を要求されたことが書かれていて、決して元々の争点であった安倍元総理夫妻の関与隠匿の為で無いことは、赤木メモ自体が明らかにしている話。それを未だに「モリカケサクラ」と呪文のように呟いている野党やメディアの方が「名誉毀損」であり「虚偽報道」をしていると思う。今回この件について国会で質問した森祐子議員も、過去民間人である原英史氏の個人情報を公開した前科があるけれど、結局はそのまま有耶無耶になっている。今回の件を「名誉毀損」と言うのであれば、彼女の行為だって正されるべきだと思う。幾ら国会議員には免責事項があるとはいえ、最近のこう言う傾向は目に余る状態から、どんどん常道を逸している状態になってきていると感じますね。選挙を目前にして、色々なことが起こっていて、野党の一番の目玉「野党共闘」にしても早くもほころびが出始めているけれど、その内容を見聞きするに、結局は「圧力で言うことを聞かせる」ようにも感じます。日頃の政権批判の内容や様子を見ても、その意見の空虚さと反比例して、余りに高圧的な物言いや態度にビックリするけれど、結局は自分達の言うことを聞け、聞けぬならどけ、と言うような圧力的な政治姿勢しか感じないなぁ。

[(*1) 2021年10月15日追記] 今回提訴した小西・杉尾両議員が財務省に押しかけた日は2018年3月6日だけれど、その前日2018年3月5日には野党の議員達近畿財務局へ突撃訪問しているんですよね。小西・杉尾両議員の財務省押しかけよりも自分の職場に押しかけられたこちらの方が、より直接的に圧力を感じたんじゃ無いだろうか。こちらの記事によれば、実際に改竄支持があったのは2017年の2月26日~4月13日で、2017年7月にうつ病を発症して休職。その後、この野党押しかけ報道は、各メディアが大きく取り上げていたし、当時は赤木氏の立場や存在は知られていなかった(確か病気休職という話も自殺後に出てきた話だと思う)わけで、知らなかったとはいえ野党の勝手な行動がメディアのハレーションも手伝って、より酷い圧力になった可能性は小さくない気がする。直接の因果関係を証明することは厳しいと思うけれど、自分の行為を悔いて休職するまでの立場の人間が、その自分の行為に対して連日メディアで報道されて嫌でも耳に入ってくる状態で、平安にしていられるとは思えないですし。だから、Dappi氏(=門田氏)の指摘はある意味間違っていて、「小西・杉尾両議員の行動も含めた、当時の野党の行動全てが原因」と言うべきと感じますね。

困った時の硬貨頼み

昨日身内のグループで紹介したところ、思わぬ反響となったツイート。先日の都内での電車停止の時に、お子さんが帰宅困難となったときの話で、そこからの発見や考察をまとめたもの。凄く参考になるし、こういうのが本当に「生きた情報」だなぁと深く感じます。

主に小学生の子供達の対策なので、自分に即波及するものでは無いのだけれど、その中でも万一の場合に備えて、親御さんが硬貨を何種類か取り混ぜて、合計1,000円分持たせていたというのは凄く含蓄に富んだ話で、思わず「これ、自分もマネしないと」と早速自分の小銭入れの中身を確認しました(笑)。何度もここに書いているように、私は完全に「電子マネー派」で、日頃の買い物は電子マネーかクレジットカード。現金を使う機会は、馴染みのお店で対応していない場所の時と、後はたまにタクシーを利用した時に、余りクレジットカードや電子マネーになれていなさそうなドライバーさんだと現金を使う場合もあるけれど。後は、最近は殆どが対応しているけれど、以前は自動販売機が現金飲みという場合が多くて、それように200~300円位を鞄の何処かに入れていたことはありましたね。最近では、クレジットカードを二つ折りの財布に入れているので、そこに紙幣を何枚か入れてはいますが、先ず使う機会は無い。硬貨に至っては、小銭入れに入れているけれど、財布と一緒に持ち出すことは余り無いですね。本当、紙幣に関しては、まぁまだ使う機会はそれなりにあるけれど、硬貨に関しては利用先として自動販売機くらいしかないし、お釣りとしてそれなりに溜まってくるしで、結構困る場合も。硬貨を消費するために、コンビニで買い物をしたときにその時だけは現金で支払ったこともあったなあ。 

一連のスレッドの中で凄いと思ったのが、このお母さんがお子さんに効果を持たせていた事なんですが、その内容も賢くて、500円玉×1枚、100円玉×3枚、50円玉×2枚、10円玉×10枚、合計1,000円という内訳。これなら、10円から1,000円までの買い物で、お釣り無く支払うことが出来ます。ただ、最初「でも、10円玉10個は多いよなぁ。50円玉3個と10円玉5個でも等価じゃない」と思ったんですが、買い物機会が1回だけならそれでも良いけれど、もし2回買い物する場合「50円玉1個+10円玉5個」の組合せが二組出来るので、2回の買い物にも少なくとも端数が揃って、一番お釣りとしてもらえそうな100円玉に揃えられるというメリットがありますよね。また、改めて「なるほど」と感心したのが、停電になれば既存のインフラも止まるから、電子マネーやクレジットカード決済も停止。現金なら利用出来るだろうけど、例えば少額の買い物をしても手元に1万円札しかなかったらお釣りが出ないかもしれない。その場合、例えば売る側としても、まずは「釣り銭無し」の人を優先して販売して、それで小銭が貯まったらお釣りが渡せる人を次に対応するかもしれないしなぁ。そう考えると、紙幣に関しても、1万円札1枚、5千円札1枚、千円札5枚、というのが取りあえずベスト組合せだろうか。1万円札1枚は、もしかしたら5千円札2枚にしたほうが、実際には有効率が高くなりそうな気もしますね。例えばタクシー代で、職場から自宅まで幾ら掛かるか、と言うのが全体の合計金額の目安になりそう。それによって、5千円、千円札だけの組合せで間に合うだろうし、念のために1万円札を2枚とか3枚とか増やすことも必要かも。

ツイートに登場する小学生達は、多分高学年なんだろうなぁと思うのですが、自分達でまとまって対策を考えるという行動に出たことも素晴らしいですよね。読んだ雰囲気では、塾仲間とか日頃から付き合いのあるグループらしいけれど、それならそれで纏まりやすいだろうし、互いに意見を言えるような間柄であろうし、そう言う「チーム」があるという事も隠れた重要姓かもしれない。今回は友達のお母さんと連絡がついて、車で迎えに来て貰ったことが最終的な解決策になったようですが、チームとして可能なことと、個人として対策しなきゃいけないことは、全く内容も難易度も違ってきますからね。個人的には、電子マネーに依存した生活であっても、万一の場合のプランB、プランC的バックアップとして、現金の所持、それも硬貨も含めた準備というものを再認識したことが大きいですね。そして、こう言う「価値ある気付き」みたいなものが、普通にタイムラインに流れてきて、新しい発見だったり自分自身の見直しみたいな事が出来る幸せというか、付加価値の高さが、やっぱりネットワーク時代の恩恵の最たるものだと思います。こう言う瞬時に知識や経験の共有化が出来る事が、ネットの利点ですよね。でも、逆の意味や情報も瞬時に共有拡散されるのもネットの機能なわけで、そういう部分をちゃんと認識して理解して使い分けることが出来る「ネットリテラシー」が、今の時代重要だなと改めて感じたスレッドでした。

2021年10月13日

格付けビジネス

毎年物議を醸し出すニュースの一つ、「都道府県魅力度ランキング(地域ブランド調査2021)」なるもの。 我らが静岡県は一つ順位を下げて15位ですが、まあ上位と言って良い順位で悪くは無いと思います。

上位、責めて半分より上のランクなら、まぁ多少の不満はあっても文句は無いと思うけれど、下位、それもワースト10とか5に入ってしまうと、そりゃぁ確固たる理由があるなら別だけれど、雰囲気で決まるこの手のランキング調査に関しては不満続出となるでしょう。案の定44位にランクダウンした群馬県の山本知事が「法的措置も含めた検討」と中々過激な発言も。何処の自治体も厳しい経済状態が続く中、好印象をもたらす内容ならウェルカムだけれど、印象を下げるような結果にはやはり一言言いたくなるのが人情。しかも、今回だけで無く、確かこの手の調査が始まってから、特に北関東の人気は決して高くない状態が続いていますからね。それを逆手に取って、茨城県のように自虐逆みたいな扱いをするのも、ある意味一つの手だとは思うけれど。

「魅力度ランキング」と銘打っているからには、一つはそこに住んでいる人達の気持ち、もう一つはその地域以外の人からみた気持ち、少なくとも二つの要素は必ずあると思うんですよね。その中で、外からは魅力不足と思われているけれど、中の人には住み心地が良い地域、とか、外からは羨ましく見られるけれど中の人は窮屈で退屈している地域、みたいところも有るんじゃ無いだろうか。個人的には「あそこ」と思うところはあるけれど、ちゃんとした根拠が有るわけでは無いので発言は控えますが、個人的には静岡県は多分後者の「外から見るとそんなに魅力的には映らないけれど、中の人から見ると居心地が良い土地」なんじゃ無いかと。静岡県には、富士山を筆頭に色々観光資源はあるけれど、東京圏や名古屋圏、さらには大阪圏からも近い事もあり、それほど観光客が押し寄せるという土地じゃ無い。どちらかというと、東京-中京圏の間にある「通過県」なんですよね、東名高速にしても新幹線にしても。その富士山にしても、半分は山梨県のものですし、時々「静岡県には富士山と箱根があるし」と言われるけれど、「箱根」は神奈川県ですからねぇ(笑)。

例えば、「観光立県」を謳っているのに、魅力度が無いと評価されたなら、それは検討するべき指標としてそれなりに付加価値があると言えます。ランキングを見ると、1位の北海道に2位の京都府、3位の沖縄県と、その目的は達せられている気がします。市町村魅力度ランキングも発表されていて、そのランキングを見るとやはり有名観光地として知られている市町村が並んでいて、しかも都道府県ランキングとは一致していないことからも、この調査の見方には注意する必要が有るように感じますね。この手の調査結果を利用して、そこからのビジネス機会が新たに生まれることもあるわけで、この調査がそう言う目的と言うわけでは無いけれど、そんなにかっかしないで、それよりも都道府県民の意識調査を首長は重視するべきだと思うなぁ。来てくれるお客様も大事だけれど、一番大事なのはそこに住んで日々の生活を送っている人達なんですからね。

空気感を利用する

佐々木俊尚氏のnoteから、「本当の敵は『反権力』ではなく『反空気』」と言う話。 有料記事ではあるんですが、いつものように無料公開部分が多くて、且つその中で一応の結論までまとめられているので、非常に良心的かつ内容が読み応えがあるもの。内容は、戦前から戦中・戦後と歴史が流れて、戦後「反権力」というものが生まれて拡大したけれど、実はそんなものは実際には無くて、周りの空気に流されるあるいは空気を読む事が大きな流れを作ったので、本来ならば「反空気」というものが生まれるべきだったと言うような内容。私は自分自身戦後の時間が経過してからの産まれているので、当時の様子は学校の教育とか自分で読んだ書籍くらいしか知らないけれど、それでも「うんうん」と何となく頷けるのは、結構戦後にもそう言う傾向を経験して記憶しているから。

悪まで個人的印象だけれど、戦後の経済成長の頃からバブル絶頂期の頃って、文字通り「経済戦争」と言われていたけれど、同じような雰囲気が合ったんじゃ無いだろうか。当時は「過熱した経済拡大に警鐘を鳴らす」事は殆ど中区、代わりに「Japan as No.1」とか「時価総額でアメリカを追い越す」とか、凄く景気の良い話しが幾らでも生まれていた時期。「ノーキョー(農協)」と呼ばれた、海外への団体旅行で日本人が退去して、消費者・購買者として歓迎されながらも、その光景は笑いの種にもなったし、日本企業が海外企業や土地建物を買収していったのも、この頃。その当時の言葉で言えば「イケイケドンドン」状態で、それって日露戦争とか日清戦争と勝ち進んで、世界の中の欧米列強に並ぶ初のアジア国家みたいな陶酔感を感じていた、先の大戦前の雰囲気に近いんじゃ無いだろうか、と感じてしまう。

佐々木氏の今回のnoteでは「権力」というより大きなものに対してのテーマなので、私が感じているようなより身近な事例とはまた異なるかもしれませんが、何処の国にもそう言う空気感はあると思うし、似たような状況のような気もします。ただ、例えばアメリカの場合は、戦争前・中でも「反権力」的意見は比較的出ていたと思うし、戦後に関しても「反権力」の立場は取りつつも「自分達もこんなミスをした」的な反省というか振り返りはちゃんとしている気がします。そう言う意味では、日本よりは空気感に流されない土壌があると思うものの、でも「反○〇」系の話って結構出所はアメリカあたりが多い気もするので、良くも悪くも「玉石混交」なんだろうな。日本のように「勝ち馬に乗る」的な雪崩的な状況が無いだけでも良い気はするけれど、それでも集団に群れようとするのは、人間の動物としての本能に近いのかもしれない。

それでも、SNSで自由に自用方発信出来る今ならば、そう言う小さな言葉でも広げることが出来るし、離れたもの同士でも集まって大きな力になることが出来る時代なんですが、結局SNSも「空気」に流されるのはどうなんだろうか。特に、SNSの時代になってからは「反権力」的思考の人達の方が、見た目の勢力は大きくなっている気がしますよね。それと、日本人の場合は「善か悪か」とか「一か八か」とか、「0 or 1」的思考を好むような気がしていて、有る程度の妥協点を探るとか、落とし所を探ると言う事を嫌う性格のような気がします。そう言う部分が「権力」に対するのは「反権力」しか許さない「空気」を生み出して、それしか認めない社会になっていったのでは無いだろうか。グリコの飲料水「カフェオーレ」のTV-CMで、「白黒付けないカフェオーレ」という台詞があるんですが、あれは凄く秀逸だと思うし、あれって優柔不断な日本人を表すとともに、逆に白黒付けたがる日本人の潔癖性というかそういう部分も暗に批判している気がしていて、凄く深い言葉だと今でも感心しています。色々と考えが浮かんで納得することが続いて行く、佐々木氏の名コラムじゃないかと思います。

HDDの替え時

暫く前に頻発した、みずほ銀行のトラブルですが、そのシステム障害はハードディスク(HDD)の経年劣化などが 原因だったと報じる記事。まぁ、HDD障害なんて一番ありそうな原因で、それ自体は仕方ないと思うのだけれど、納得いかないのがHDD(と言うか、多分NAS)が6年経っていても交換されずに劣化にも気がつかなかったという点。

銀行で使用しているような大規模かつ厳しい条件での使用ですから、24時間365日ずっと回りっぱなしだろうから、本来なら3年位で交換しないといけないような気もします。その場合も、HDDを一つ一つ交換するというよりは、NAS毎順番に入れ替えるんじゃ無いだろうか。勿論、最近のHDDはS.M.A.R.T.情報を見て、事前に危なそうなHDDが見つかると警告されて、その場合は多分RAIDを組んで居るだろうから、それをホットスワップしてリビルドして行くとは思うんですが、そのS.M.A.R.T.も実際には一寸信用できなくて(※あくまで経験に基づく個人的感想です)、昨日まで問題無かったものが突然トラブルで壊れる場合が殆どのような気がしますが。

今回、HDDが6年間交換されていなくてHDD障害がトラブル発生の原因になったと書かれているんですが、これもよく分からないのが「6年間」という期間。普通は固定資産の関係もあって、5年位で機種交換すると思うのですが、大手だと違うのだろうか。私も以前から仕事で使っているサーバーとNASの管理をしているけれど、基本3年目には次期機種への更新リクエストを出して、減価償却する5年目に置き換わるように毎回苦労しているのですが。サーバー機器だと、確かベースの保守契約も5年とか4年じゃなかったかな。まぁ、大手だから別途保守契約を結んで、通常よりは長期間の利用契約を結ぶのかもしれないけれど。短い記事なので、全てを説明しているわけでは無いけれど、それでも記事を読むと6年前に更新したシステムを作りっぱなしで終わって、それをずっと黙って使い続けて今回のトラブルになったような印象を受けます。それって、構築した側にしても利用者側にしても、デメリットしか無い印象しか生まないと思うのだけれど。

金融庁の監査が入って、システム関係の一挙手一投足が監視されるようになってしまったみずほ銀行ですが、どう言う形で復活してくるのだろうか。トラブル発生直後の記事では、システム構築後6割とか7割位担当者が異動してしまって、どうもまともに運用管理出来る状態では無いような話も出ていましたが、そこから再度チームを準備するにしても、直ぐに人材は集まらないだろうし、大体それまでの経緯とか理解している人が担当しないと、さらにトラブルを誘発する可能性も出てしまうだろうし、本当自分のメインバンクだけに気になります。やはり地元の雄、静岡銀行に鞍替えしようかなぁ... ただ、その為のエネルギーが大変なんですよね。毎回悩むところです。そう言う、預金者の不安感を是非くみ取っていただいて、早くちゃんとしたサービス提供が出来て安心して利用出来る状態に戻って欲しい。