北海道のキタキツネが媒介する寄生虫として有名な「エキノコックス」が、愛知県の知多半島で定着したという記事。自宅では、犬猫の類は飼っていないので直接的な影響は無いけれど、それでも直ぐ隣りの愛知県がこういう状態になっているという事は、ちょっと脅威。
不思議なのは、北海道からいきなり飛び地で知多半島に入ったんだろうか。 例えば、カーフェリーとか輸送船などで、北海道から名古屋港に入ってきた船などが媒介したという話だろうか。このあたり、北海道からいきなり本州のまん中で「定着」というのが、素人ながら解せない話。しかし、現実的に知多半島で定着しているなら、近隣地域として注意することは必要。
最近、デイキャンプとかソロキャンプとかがブームですが、山キャンプでの醍醐味は、清流の直ぐ横にテントを張って、自然の中で過ごすことだと思いますが、そう言う場合つい川の水を飲んでしまうことも。それが今後は、多分厳禁になり、少なくとも煮沸するか、通常ならば飲料水も持参して使用するようにしないと、思わぬリスクを抱えてしまうことになりそうですね。山菜や野菜、さらには果物なんかでも、そのまま食べるとリスクがあるという事で、もう「必ず洗ってから食べる」「自然になっているものには手を出さない」という覚悟が必要な時代なのかなぁ。よく、裏山へ山菜採りに、という話は聞きますが、まぁ山菜の場合は着けたり調理したりと必ず加工する過程が加わるから、まだリスクは小さいのだろうけど。
最近では余り聞かなくなりましたが、私の子ども頃は野良犬というか野犬が結構家の周りにもいて、時々噛まれて狂犬病になる、みたいな話も子供心に記憶しています。流石に最近では、少なくとも自宅回りでは宅地開発された事も有って、野良犬の姿も見なくなったけれど(野良猫は逆に増えている気がする)、それでも恐いことは確か。野ねずみを媒介にすると記事には書かれていますが、猫だってねずみは食べるわけで、野良猫を媒介にすることは無いのだろうか。野良猫を捕獲しようとして、あるいは突然引っかかれたり噛みつかれて、それが原因でエキノコックスに寄生されるとか。いずれにしても、この件はかなり深刻な状況で、専門家の人達は一斉に警鐘を鳴らしているようなんですが、一般に対しての報道は殆ど聞かない。もっと注意しないと。
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