2014年5月31日

注目の一戦

いよいよ春一番の一戦。昨年、破れたとは言え、上位チームと僅差の接戦を繰り広げ、シーズン最後の試合では番狂わせとも言える大勝での勝利で締めくくり、チームとしては波に乗った状態で今年に繋がっている、はず。その分、昨年以上に研究されていることは確かだし、予想外のことをやってくるだけの力は十分ある相手だけに、接戦で勝てる確率よりは、予想外の大敗に終わる確率の方が正直高いかも。「良い試合」で終わっちゃぁ駄目なんですよね。どんなに泥臭くても、どんなにみっともなくても、兎に角1点差でいいから相手をリードして終わること。それだけなんですよね。

オフェンスのプラスは、グランドアタックの力が増強されたこと。ルーキーながら、生きの良いカットバックの上手いランナーが入ってきたことで、攻撃の幅が広がっていることが今のうちの武器。逆にマイナス面が、オフェンスの一番の武器であるパスオフェンスの中で、レシーバー陣の能力がまだまだQBに追いついていないこと。QBとWRの「あ、うん」の呼吸以前に、キャッチミスやらルートミスやら、まだまだ基本的な部分で力不足を露呈しているのが未熟。厳しい言い方を承知で言えば、折角のオフェンス力を自ら減じている状態。この試合で、一人で良いから開花して欲しいところです。

ディフェンスのプラスは、DL真ん中に力とスピードのある選手が入り、守備の厚みが増したこと。どちらかというと、相手のRBもディフェンスの様子を見ながらルート選択してくることが多いので、真ん中が閉じれば横に展開せざるを得ず、その分両サイドやセカンダリーが対応出来る時間が稼げる、はず。そこを抜くだけの技術が相手にあるから現実は厳しい。マイナス点は、相手のスキルあるRB/WRに、まだまだ対応出来るレベルには無い事でしょうか。さらに、相手は技術的に優れたQBが3人いて、攻撃にバリエーションが生まれそう。例年、この時期は調整期間と割り切っている相手が、今年は前の試合から結構本気モードで調子を上げているだけに、いつも以上に気が抜けない試合になることは確か。もしかしたら、シーズンインしたリーグ戦よりも白熱した試合になるかも。いゃ、そうしない当地に勝機は生まれないでしょうね。

何かを変えたい。何かを生み出したい。その一歩にしたい。

SAMURAI JAL

いよいよ始まるブラジルでのサッカーW杯。日本代表チームも、事前合宿地のTampaへ先日出発しましたが、その時に利用したのがJALのチャーター便。出発時の写真を見ると、B787みたいですね。長距離飛行が可能なB787だけど、タンパまで直行でいけるのか疑問が沸きましたが、成田からタンパまでは約12,000kmで、B787の航続距離が14,000km位だから、まだまだ大丈夫そう。乗客も選手、スタッフ、関係者で100名程度だろうし、遠征で荷物が増えているとは言え、通常のフライトと比べたらまだ軽いだろうから、大丈夫そう。Orlando直行便なんてやってくれないだろうか。JALのサイトに、チャーター便のページがあったんですが、結構遠くまで行ってるんですね。流石に南米ブエノスアイレス便は、途中給油したんだろうけど、Tampaどころか、Miami(MIA)とかFort Lauderdale(FLL)とかまでなら無給油で直行できそう。

機内では決勝進出を願って、「勝つ、三度」→「カツサンド」がでたそうな。報道を聞いていると、メインディッシュで出されたような印象を受けるけれど、流石に中間の軽食で出されたんですよね(笑)。フライト時間は13時間との事なので、お腹も空くだろうし。

そんな験担ぎになるのかどうなのか分からないけれど、Tampaに到着して放水アーチの歓迎を受けた時、主翼がその消防車と接触したとのこと。翼端の航空灯が破損したみたいだけど、大丈夫なのか、帰国便は。ブラジルへの移動まで、このままTampaにステイしているのか、一度成田に戻って再びTampaまで来るのか分からないけれど、JALさんもとんだ災難だな。ちょっと心配なのは、現地での修理。AAって、まだB787デリバリーされてないですよね、確か。成田から整備員が行くんだろうか。あるいは、Boeingが派遣するんだろうか。結構、JFKとかORDからANAの技術員が飛んだりして(笑)。あっ、JALはBOSに飛ばしているから、そこから来れば良いのか。

時差の関係で日本では厳しい時間帯での放送になりそうだし、現地では競技場の建設がまだ完了していないなど、前回の南アフリカ大会以上に厳しい大会になりそうだけど、是非頑張って欲しいですね。帰りのフライトは、流石に無給油での直行は無理だろうけど、優勝? 決勝進出位まで言ったら、ゆっくりフロリダで静養してから戻ってきても良いかも(笑)。

自動入国審査@ORD

海外旅行をする時、最初の関門である入国審査の長い列に並ぶことが結構苦痛。タイミングよく到着便の間に入れれば、数分で入国できる場合も有るけれど、複数のフライトが集中したような時とか、アジアの某国とか某国からの乗客なんかとかち合ってしまうと、カオス状態になることも。日本の出入国では、自動化ゲートが使えますが、海外でも似たようなシステムは存在しています。ただ、基本的に自国民、あるいは長期滞在者に限定されているもの。で、こんな記事を見つけて、「おっ、USのGlobal Entryを日本人にも開放するのか?」と最初喜んだんですが、そうじゃないんですね。空港でのチェックイン端末(KIOSK)みたいな端末で、自分で入国情報の申請や指紋・顔写真撮影をして、最後に印刷されたエビデンスを係員がチェックするもの。O'Hare Airportのサイトにはこの自動化入国審査(Automated Passport Control/APC)の説明が掲載されていますが、すでに米国、カナダ国民とESTAに参加している32カ国(日本も含む)の旅行者も利用可能と書かれています。Airindiaのサイトには、このKioskの使い方を説明したPDFがあるんですが、インドってESTAの対象外では?

ChicagoのO'Hare Airportは、UAのHubでもありますし、その点UA MPで米国国内移動をするには便利なんだけど、入国時の審査時間が、最悪な場合には平気で1時間とかそれ以上になる場合があります。まぁ、この空港に限った話では無いけれど、こういうサービスが使えるとなると少しよさげですね。そう言えば、先日Guamへ行った時、入国審査のブースが「ESTA有り」と「ESTA無し」で分かれていました。ESTA有りのブースは、並んでいる人も少なく直ぐに自分の番になり、質問らしい質問をされることも無く、直ぐにパスポートをスキャンして、指紋と顔写真を撮影して終わり。この部分が、このAPCに置き換わるわけですね。

一年くらい前から、このAPCがスタートしているんですね。シカゴは何度か通過していたり滞在していたりしますが、入国するのは仕事でしょっちゅう来ていた時以来だから20年振りくらい。2時間の接続時間なので、少しでも早く通過したいので、7月の旅行で試してみたいと思っています。その後、8月にBostonに行く時もORD経由だからなぁ。

2014年5月30日

Chromecastの戦略

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Chromecastが再定義する(?) TVの復権について。Chromecastだけだと、単にHDMIとWi-Fiを組み合わせたアダプターに過ぎないけれど、それとリンクするスマホやタブレットと共に考えると、TVに対しての多機能リモコン化ツールと言うのはなるほどと納得。自分は、YouTubeにしてもニコ動にしてもそれ程熱心に見る方では無いので、今は技術的な興味しか無いけれど、今後クラウド化がどんどん進んでいくと、クラウド上のデータは全てChromecast経由で表示させることが可能になるから、今のタブレットやスマホで画面が小さいという悩みは改善させるのかも。

パソコン利用だとWi-Diと言う技術が有るけれど、あれはあくまで自分のPCの画面を表示させるだけのミラーリング機能なので、このChromecastとはちょっと違う。でも、クラウド上に自分の仮想PC環境を構築してあれば、その仮想PCの画面をChromecastで手元のTV画面に表示させることも可能になるわけで、そうすると本当にスマホとChromecast一つで何処でも仕事が出来るようになるかも。

一寸疑問なのは、ChromecastはWi-Fi経由でクラウド上のデータにアクセスするから、どこかにAPが無いと行けない。自宅のリビングなんかならWi-Fi APを設置すれば良いけれど、例えば出先なんかだとどうするのだろうか。一つ思いつくのは、コントローラーがスマやタブレットなんだから、そのデバイスにテザリングさせてChromecastはデータを取得させればいいのかな。LTE対応のスマホかタブレットとこのChromecastがあれば、HDMI対応のTVのある場所なら何処でもTVでプレゼンが出来る、メール編集が出来る、文章作成が出来る、なんて言うのは楽しそう(いゃ、何処でも仕事が出来るから楽しくないけれど)。

例えば、デジタルサイネージュの表示なんかも、これを使えば簡単にしかも場所によってバラエティーを付けたりすることも可能かも。さらには、センサーとその情報からURLを選択するようなプログラムを作れば、時間帯や通る人の様子で最適な広告が表示されるようにするのも簡単そう。個人商店みたいなところで、店頭デモに使うなんて言うのもありかもしれない。HDMIのモニターがあれば良いわけだから、テレビでなくてもいいんですよね。結構応用範囲が広いかも。やっぱり一つオモチャ代わりに買ってみようか...

NRT-MCO-ORD-NRT (2) - オーランドの宿

一月余りに近づいて来たオーランド=WDW(Walt Disney World)旅行。そろそろ宿も決めないといけない時期になってきました。順番は逆になるのだけれど、復路はChicagoでストップオーバーするのと、最後のORD-EWR-NRTの旅程でORD発が朝の06:53と早いフライトなので、ここは空港直結のHilton O'Hareに問答無用で決定。前日Orlandoからの移動では、お昼過ぎくらいに到着するので、ホテルに荷物を置いてからダウンタウンへ買い物に出ても十分な時間帯。と、ここまではほとんど迷うこと無く決定したんですが、問題はOrlandoでの宿。

いろいろなテーマパークやイベントの集まっているOrlandoだけに、ホテルも沢山集まっていますが、広い地域にも分散しているので、目的に応じてベストな選択はなかなか難しい。自分は、WDWに絞っているので、当然WDWにアクセスの良い場所が最優先。勿論、オフィシャルホテルとか準オフィシャルホテルもあるけれど、そういうところはオフシーズンのこの時期でもそこそこのお値段。ただ、そのさらに周辺地域のホテルを探すと、そのオフシーズンの恩恵がでていて、かなりリーズナブルな価格が出ています。WDWから遠い場所だと、Tax込みでUS$100位から、WDWへのホテルシャトルバスがあるような所だと、Tax込みでUS$150~$200位から。3泊する予定なので、この差は結構大きいです。

SPG系で良さそうなのが、Sheraton Lake Buena Vista Resort。ここ、Tax込みでUS$150位からのレートですが、SPGのポイントだと、3,000ポイントで泊まれます。一番良く使っている横浜のSheratonが、1泊10,000ポイントなので、かなり破格な感じ。もう一つ、Hilton系だと、Hilton Orlando Bonnet Creekが、Tax込みでUS$150一寸くらいと、こちらもリーゾナブルなプライスでとれます。そこから少し離れていますが、Embassy Suites Orlando Lake Buena Vistaだと、さらにUS$20~$30位安いレートなんですが、Hiltonの直ぐ近くにWaldrof Astoria Orlandoがあるから、レストランは充実していそう。あっ、そうすると上着とかスラックス持っていかないといけない? うーん、それは面倒だなぁ。

それ以外のブランドでも見ていますが、やはりオフシーズンだけにレートは低めで、何処を選んでも良さそう。ちょっと今仕事が忙しくて旅行予定を練る余裕が無いんですが、もう少ししたらOrlandoの宿も決めないと。空港とホテル間の移動は、多分現地のシャトルサービスを予約する予定なので、余り気にしなくて良いし、今回は一度Chicagoに移動するから、その時のフライトは11:00頃発なので、朝も結構余裕があるのが助かります。ですから、あとはWDWにアクセスしやすい場所を選べば良いだけなんですよね。

そう言う意味では、5年前に宿泊したHilton Orlando Lake Buena Vistaは、Disney Resortの中に有り、しかもDowntown Disneyと交差点を挟んで反対側というベストなロケーション。金額的にも、Bonnet Creekと変わらないので、こちらでも良いんですが、5年前の印象がちょっと良いものではなかったのでどうしようか迷っています。最近の評価を調べてみて、Hilton系ならどちらかにと思っています。Bonnet Creekの評価が、思いの外高いんですよね。だからちょっと捨てがたい気がしています。(http://binbun.blogspot.jp/2014/06/nrt-mco-ord-nrt-3.html)

2014年5月28日

Chromecast in Japan

去年、Nexus7と一緒に発表されたChromecastが、やっと日本にも登場。US価格が$35だったので、日本での販売価格4,200円(税抜き?)はちょっと高い感じ。これが面白いのは、HDMI端子に接続すると、Wi-Fiでネットワークとコントロール用の端末と接続され、端末から再生したい映像のURLが転送されると、後はこのChromecastが自分でデータを取得しながら再生してくれるというもの。端末からのデータを再生するわけじゃ無いので、端末も占有されることも無いし、だからこそこれだけ小型でこの価格でできるんだろうなと再認識。

これ、YouTubeとかニコ動に登録されているソフト再生を想定しているんでしょうけど、例えば自分のパソコン内にある動画とかも、そのロケーションを投げれば同様に再生されるようなことも出来ないだろうか。臨時にそのファイルを共有可能に設定して、共有してChromecastがアクセスできるようにし、再生が終了したら共有を終了しておくとか。自宅内サーバーをセットアップして、そこからアクセス出来るようにすれば今のままでも可能だと思うけれど、そこまでやるのは面倒だし。

実はネット動画の再生機能だけ見れば、最近のテレビではほとんどネットワーク接続出来るようになっているし、大体有料テレビ(CS)も、ネット配信で対応しているくらいですからね。だから、ネット動画を見るだけ今のテレビで十分だけど、結局歳精査できるまでの手間というか手順が大幅に簡略化できることが、このChromecastの最大のメリットなんでしょうね。なんせ、パソコンなりタブレットで気になる動画を見つけたら、そのURLを転送してあげるだけだから。テレビで同じような事をやろうとしたら、面倒なリモコンのキーボードを操作して、そのURLを探して表示させないといけないし。

日本で流行るかどうか一寸分からないけれど、一年前と比較してもコンセプトとしては面白いなと感心します。ただ、サイズ的にはもう少し小型化出来たらなと思うのと、値段的にも2,980円位にならないだろうか(笑)。世界的に売れているなら、コストダウンされても良いと思うし。新しいNexusとか登場したら、オマケとして付属してくれないだろうか(笑)。

天津航空、静岡へ

昨日の川勝知事定例会見で急に発表された、中国・天津航空の静岡空港へのチャーター便運用の話。週五日間(月、火、水、金、土)で、本日28日から5ヶ月間のチャーター運用と言う話。週五日のチャーターって、チャーターなのか(笑)。なんか、いきなりな話で、知事のサイトにもその内容がまだアップされていない位、未だに「本当?」という印象。使用機材は、A320で180人のインバウンドチャーターになるよう。天津を午後にでて、静岡に夕方到着。一時間程度のターンアラウンドで、静岡を離陸して、天津には夜の22:00頃到着と言うスケジュールらしい。ツアーのチャーターと言う事で、中国国内からの参加者を地方から集めて、日本にも目一杯滞在して帰国と言う感じですね。

で、このチャーター便の記事を検索していたら、やはり天津航空が天津と那覇を6月1日から週二便のチャーターで1年間の計画で結ぶという記事もヒット。「へぇー、天津航空、頑張るね」と思ったんですが、よく考えたら静岡へのチャーター便が無い時に沖縄へ飛ぶスケジュールのようですね。また、沖縄は一年間と長く取っているのは、やはり天津市も寒い土地なので、日本の冬の時期は需要が減るという判断なんでしょうか。でも、天津とかあの辺りの冬の寒さに比べたら、静岡はまだ暖かいと思うんだけど。

中国の表玄関、北京首都国際空港は慢性的な混雑で不評なだけに、天津空港を使うと言うのは良い選択肢かも。北京市内への移動も簡単だし、そこから中国国内各地への移動もできますし。もっとも、個人的には利用したいとは思わないけれど。天津航空は、この28日のフライトが日本初就航と言う事で、静岡県もこの初便には空港でイベントを開催するみたいですが、兎に角今は空港を活性化することが最大の課題だから、何とか定期便かさらには就航先の拡大に繋げて欲しいところです。

国内の空港のうち、静岡空港の特徴として国際線の利用者数が突出しているんですよね。昨年度の利用者数だと、総数では46万人余りで、国内84空港中真ん中の40位。ところが国際線利用者数は17万3千人余りと、岡山空港に続いて国内10位。上位の空港は、成田、関空、羽田、中部、福岡、新千歳、那覇、広島、岡山で、9位の岡山空港は約18.4万人で、10位の静岡空港とは約17.3万人と一万人の開き。ただ、今回の天津空港の就航で、凄く単純計算で一回150人の利用者が、週5便で5ヶ月(20週間)と計算すると1万5000人の増加になるので、もしかしたら岡山空港と入れ替わるかも。

ちょっと驚いたのは、名古屋飛行場(小牧)の利用者数が約60万人弱で国内36位なんですが、運航しているのが事実上FDA 1社である事を考えると、結構凄いなと。FDAが拠点を名古屋に移すこともそう遠くないかも。ただ、半分近くを占める東北路線は復興支援と言う名目で認められている物ですし、国の方針としてはセントレアへ集約する方針は変わらないだろうから、今後はどうなるんでしょうか。あと、静岡空港と同時期に開港して、同じようにお荷物と言われた茨城空港が、約39万人と静岡空港に続いて41位と健闘。ここは国内線はスカイマーク、国際線は春秋航空の2社体制で運用されていますが、健闘している方じゃ無いだろうか。最も、スカイマークがいつまで運航するのか個人的には疑問だけど...

楽観はできないけれど、重要なインフラとして空港を維持活用するためにも、こういう努力は継続して欲しいな。ただ、地元利用者としては、場所の移動でできないから我慢するとして、もう少し使い勝手の良いスケジュールで魅力ある行き先が開拓されないと難しいかな。

2014年5月27日

TDRのプロジェクションマッピング

今朝のCX系列めざましテレビでは、TDRのプロジェクションマッピングの特集を結構長く流していました。元々そう言う投影用に準備されているわけでは無いシンデレラ城をスクリーンにして映像投射するというのは、なかなか冒険だと思うけれど、画面で観る限りでは結構綺麗で、これは機材の発展も大きいんだろうな。で、見ていた特集が終わり、しばらくしするとUSJのハリーポッターのテーマパークのCMが流れてきていて、これは東西でテーマパーク間の競争激化の予感。7月にはWDWに行くけれど、その時にそれ以上の刺激があると嬉しいんですが、多分フロリダの真夏の高温に先にやられそうですね。

で、プロジェクションマッピングって、以前は平らなビルの壁面とか、結構スクリーン側の建物に依存していたし、映像の輝度もそんなに明瞭じゃ無かったけれど、最近見る物はかなり綺麗ではっきりしていて、輝度もアップ指定から多少のスクリーン面の凸凹も気にならない感じ。準備に時間が掛かりそうだけど、位置決め操作なんかも今はレーザーとかで簡単にできるだろうし、新しい広告やプロモーション手段としてなかなか面白いなと思い出しました。一昔前だと、例えば新宿アルタの大画面なんかでしていたようなことが、夜間とかには限られるけれど、何処でも自由にできるというのは、結構付加価値が高い気がします。人々の目が、スマホとかタブレットの小さな画面に向きがちな今、視界全てを覆うようなだ規模な画面表示っていうのは、凄く魅力的だと思う。

そんなに差は無い

昨晩、先月開催された川崎富士見球技場こけら落としの試合、German-Japan BowlIIの様子が放送されていました。最終的に点差は38-0と日本の圧勝で終わったんですが、前半は14-0とまぁまぁの内容。3Qは一進一退というか、どちらも攻め手に欠けて得点はAll JapanのFGでの3点のみ。で、4Qに入り、体力が落ちてきたのか、日本のインターセプトやターンオーバーを切っ掛けに3TDを日本が奪い21得点と、ここで半数以上の得点が入り、最終結果38-0という内容でした。

正直、ドイツチームは準備不足の印象も強く、特にプレーコールの連携の不味さとか、QBとRB/WRがちょっとちぐはぐな感じだったけれど、それが無ければ結構強い印象でしたね。日本のディフェンスも、タックルミスはあったし、正直38-0の試合というよりは、3Qまでの17-0という点差の方が実力差を正しく表していると思った内容でした。日本のフットボールの神髄である、相手のサイズとパワーに打ち勝つ、スピードと確実さが物足りなかった印象。

勿論、若手中心とは言え日本のトッププレーヤーを集めたチームだけに、随所に好プレーはあったんですが、ヨーロッパのチームには通用しても、アメリカ、カナダ、後は場合によってはメキシコあたりと中ると厳しいかなという印象でした。勿論、来年のワールドカップ出場時には、ここに計家豊富なベテラン選手や、今回招集されなかったけれど実力のある選手も加わり、さらにチーム力もアップするとは思うけれど、この試合結果だけで判断するのは不安だなと見終わってからの印象でした。参加した選手、コーチは勿論、それを支えるそれぞれのチームの努力は称えられるべきだとは思うけれど、もう一寸緊張感があった方が良かったかなと言う感じですね。一年後までには、そのレベルまで研ぎ澄まされることを祈って。

パスポート偽造

大阪で発生した准看護師殺人事件ですが、個人的に興味を引いたのは、犯人と推測される日系ブラジル人の女性が、被害者名義のパスポートを作成して海外(上海)へ出国していたということ。新規申請ナノ加工新那加によっても必要書類が変わりますが、問題なのはパスポート受け取り時に必要な身分証明の書類。本人では無いので免許証のような写真付き証明書は使えないはずですが、それ以外の書類で普通に持っていそうなのは健康保険証位。それ以外の書類だと、結構特殊な場合だと思うんだけど。

まだ発見されていないマレーシア機の事件の時も、盗難パスポートが利用されていましたが、パスポートの作成って難しそうで結構抜け道がありそう。で、その作成したパスポートはその人の人物証明として最強の証明書になるんですが、その存在証明が曖昧と言う事は凄く矛盾していますよね。日本の場合戸籍制度がかなりしっかりしているから、それを前提に構築されているんだろうけど、社会の仕組み変化に対応出来ていないという事なんでしょうか。ただ、その戸籍制度ベースの認証システムに変わる認証方法っていうのが無いんですよね。

大きなシステムなので直ぐに変革するのは難しいのかもしれないけれど、一寸対策が必要な気がします。例えばパスポート取得時の確認方法を厳密化するとしても、その為の確認書類、例えば運転免許証の取得方法も厳密にしないと、そこから偽造したら簡単にパスポートも偽造取得できるわけですからね。なんか完全にイタチごっこになっている感じですね。

2014年5月26日

ビジネスモデルの功罪

昨晩発生したAKB握手会での事件。AKBのメンバー二人と男性スタッフ一人の計三人が怪我を負わせられて、入院手術したと言うことで、一体どんなことが起こったのか最初は不思議でした。で、そのうちに報道では「殺人未遂で男性が逮捕」と言いだし、「殺人未遂」って一体何をしたのかと、ますます疑問が。その前に放送された怪我の内容では、右手に切り傷と指を骨折したという話だったので、刃物で切りつけてきて咄嗟に防御創で右手に怪我をしたのかと思っていたので、傷害罪かなと思っていたら「殺人未遂」と言うからには、それなり殺意をその場で見せたと言う事でしょうか。

AKBビジネスモデルには、賛否色々あるし、個人的にも興味は無いけれど、「会いに行けるアイドル」というコンセプトは「有り」だなと思っています。どんな商売でも、一寸値段は張るけれど誰もが欲しがるような価値や機能がある「手の届かないもの」が、「手の届くところ」に降りてきてくれたら、そりゃぁ誰でも欲しくなりますからね。日本の高品質製品というのは、そう言うような「値段相応」のものを、工夫で安く連れるようにして「付加価値を総体的に上げ」てきたものが半分、安い製品何だけど、工夫で機能や品質をアップさせて「絶対的価値を上げ」てきたの二種類があると思うのですが、AKBビジネスモデルは前者の典型。ここのアイドルを身近にさせると共に、そのアイドル候補生を大量生産して数でも史上を抑える戦略だと個人的には思っています。だから、そう言う大量乱造に近いことに不快感を持つ人もおいと思うのだけれど。でも、それを上回るファンが存在するから、批判はあるけれどビジネスとしては成功しているんですよね。それはそれで見習うべき事も多いと思いますよ。ファミレスだって、ビジネスモデル的には近いものだし。

今の報道では、凶器は50cmくらいののこぎり(?)と言われているけれど、何でそんなものが直前まで持ち込むことが出来たのだろうか。今回は荷物検査が無かったり、セキュリティとして甘い部分もあったみたいですが、一寸運用側が軽率だった気もします。暫くはこういうイベントは中止せざるを得ないだろうけど、何時までも中止していては元々のビジネスモデルのコンセプトが死んでしまいますから、いつかは再開して同様に大量動員できるような仕組みを再開しないといけない。今後は、何かトラブルが発生したら即座にそのイベントを中止するような全体責任的な厳罰化と共に、穴の空いた透明な壁からファンは手だけ入れて握手できる程度のガードが必要になってくるかも。なんか、アメリカの映画とかドラマで見るような、刑務所なんかの面会シーンみたいですね。

USのNFLの試合とか行くと、最近では入り口で金属探知機の検査はありますし、持ち物制限もあります。一寸趣旨は違うけれど、美術館なんかだと荷物やコートの類は入り口で預けるのが普通。どの様な仕組みにするかは一概には言えないけれど、今後は入り口で荷物や上着は必ず預けるようになり、金属探知機を通過してからでないと入場出来ないような仕組みになるかも。持ち込んで良いのは、カメラかスマホだけ、とか。あるいは、握手券があっても、さらに抽選で人数制限するとか。ファンは不満かもしれないけれど、運用側としてはますますプレミアム度がアップして、ビジネスモデル的には美味しいのかもしれませんね。

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Tower

先週金曜日に、翌日の所要のために宿泊。週末の金曜日ということと、大きなコンベンションが開催されていたためか、かなり混雑した状況。翌日の朝のビュッフェも、外国の人達で結構一杯でした。

これでSPG系14滞在目。2014年もまだ半分に届かないのに、かなり快調なペースです。今の予定では、少なくとも6月に1滞在、7月に2~3滞在する予定なので、多分今年もSPG Platinum達成も射程距離に入ってきました。

Hilton系も、これまで4滞在完了で、年内の予約済み分で5滞在あるので、こちらも多分大丈夫でしょう。昨年と比べると余裕があるので、今年は少しHyattかInterConti系を攻めようかと思うくらいの余裕も。それよりも、UA MPで貰っているMarriottのGoldを一度どこかで体験しないと。昨年もそう思って、結局一度もMarriott系は無かったんですよね。今年も有休が残りそうだから、どこかで弾丸旅行を組んで無理にでも宿泊してみようかと妄想中...

Yokohama Bay Sheraton Hotel & Towers

少し前の木曜日に新入社員研修の社内講師の仕事が入ったため、翌日金曜日も仕事で出社する必要が有るので、珍しく木曜日に宿泊。珍しい曜日だったせいか、室内の写真も撮影していない orz まぁ、こんな時もあるだろう...

取りあえず、宿泊記録のみ、と言う事で。

2014年5月25日

言葉知らずな作家

「文字」と「言葉」の違いはあるのかもしれないけれど、「作家」という文章で仕事をしているんだから、言い方くらいは考えろよ、と小一時間。言っていることが正しい正しくないとか、話している内容が良いとか悪いとかとは別に、伝え方が受け入れられなければ、どんなことも伝わらないでしょうね。

ところで、バヌアツもナウルも英国連邦加盟国だから、自国軍こそ持たないものの、何かあればイギリス軍、あるいは直近のオーストラリア軍が防衛するんじゃないのか? それに、確かに国としての経済活動は破綻しているのかもしれないけれど、地勢的な重要性とか考えれば「貧乏だから泥棒も入らない」ということは無いんじゃ無いだろうか。そう言う意味でも、発言は軽率だったなと思います。

頂けない老紳士

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」今週は、土曜日に用事があったため、復路は東京からの帰宅。時間の余裕があったのと浜松での用事の時間調整のため、東京から浜松までこだま号で戻ることに。で、この日は自由席車両の一部が指定席車両に変更されていたりして、結構混雑している雰囲気だったのでEX-ICのポイントを使ってグリーン車に乗って帰ることにしました。

結構暑い日の午後、こだま号の車内販売は無いので、東京駅で飲み物を購入して乗車。グリーン車の一番後の席窓際が今回の席でした。品川駅に停車すると、70歳代位のスーツ姿の老紳士が乗車し、通路を挟んで私の反対側に座ろうとしています。で、鞄を窓際の席に置くと、前の座席をどうも回転させようとします。ちょっと顰蹙だったのは、この老紳士最初に乗車してきたんですが、通路を塞ぐような形で座席を回転させようとするので、後から乗車してきた人が前に進めません。その人達を通してからやれば良いのに... 結局座席が回転してこの老紳士が内側に移動したので、溜まっていた待ち行列も解消されたんですが... で、座席を回転させるなら連れの人が乗ってくるのかと思ったら、どうもこの老紳士一人だけ。前の座席を回転させて、広く座りたいと言う事らしいんですよね。元々広いスペースのグリーン車なんだから、そこまでしなくても良いと思うんだけど。

こういう場合、靴を脱いで前の座席に足をオットマン代わりに乗せたりしますが、そうでは無く単に自分の前を広く取りたかっただけらしいのだけれど。この老紳士、静岡で下車する時、その時にはちゃんと前の座席を戻したのに、自分が座っていた座席のリクラインは倒したままで降りていきました。うーん、なんかちぐはぐな老紳士でした。まあ、グリーン車はガラガラだったから、空いている座席を同利用しようと自由だろという事なんだろうけど、それでもマナーと言うものがあるんじゃ無いのと言いたい気分の車内でした。

2014年5月24日

山の日

2年後の2016年から、8月11日が「山の日」として新しい国民の祝日になるという報道。7月の第三月曜日「海の日」への大綱化と最初思いましたが、もう50年近く前からそう言う要望は出ていたようですね。ただ、なんで8月11日?と言う疑問はありますけど。これは、祝日の無い月に祝日を作ると言う事で、6月か8月かと言うことになったけれど、これ以上休みが増えるのは困るという業界(?)からの意見もあり、お盆と重なる8月11日に決まったという話が。それじゃぁ、意味ないじゃんと小一時間(笑)。「海の日」「山の日」とできたら、次は「湖の日」とか「草原の日」とか「竹林の日」とか(マテ

正直「お米の日」とか「お味噌の日」とかなんていうのがあってもいいんじゃないだろうか。

閑話休題。こうやって国民の祝日が増えていくことは仕事をしている人間としては嬉しいけれど、例えばUSだと会社毎に会社が設定した休日なんていうのがあるし、全国的な祝日でも地域によっては休みにならないこともあるんですよね。日本でも、地域祝日なんて言うのを設けたらどうだろうか。公立学校なんかだと、市政記念日とか休みになりますが、年間2日とか3日位、その地域で制定した祝日が有っても良いんじゃ無いだろうか。国民の祝日や週末と組み合わせて飛び石連休みたいな形にすれば、その間の平日に有休を取得して休む人も増えれば、それも望ましいだろうし。

休みが増える事は良いけれど、それだけ労働時間が減っていくのも事実。時間単位で給料を貰うのか、成果物で評価されてお金をもらうのか、これからのことを考えると、どんどん後者の方向性に国内産業は進まざるを得ないでしょう。コストが重要な労働集約型の産業は、今後はどんどん海外に出て行くしか無いでしょうから。「休みが増える」というのは良い事だけど、それはイコール「仕事の質」をもっと向上させないと生き残れないという厳しさも要求しているということを理解しないと。

フットボールの普及 (2)

再び47News、プロカメラマン・小座野容斉氏のコラムから。コラムの中では、Xリーグ内チームの状況を示しつつ、勝ち組だけが残るのでは無く、NFLのように機会均衡策等を取り入れて裾野を広げていく努力の必要性を書かれています。NFLとXリーグを比較するのはちょっと無理があると思いつつ、その主張されるところは同意できる部分も多くあります。ただ個人的には、NFLよりはUSのカレッジフットボールをお手本にベンチマークしたらどうだろうと思うんですよね。

一つ目は、NFLはドラフト制度があり、前年度の成績下位チームから優先権が与えられるわけですが、そう言う仕組みは今のXリーグには無い事。チームや個人の伝を頼ってのリクルーティング中心のXリーグは、やはりカレッジフットボールが近い気がします。

二つ目は、オーナー制度で運営されるNFLに対して、自ら試合やイベントでビジネスモデルを構築するカレッジフットボールの方が、やはり今のXリーグ事情に近いのでは無いかということ。とは言っても、日本の大学スポーツと比べても一桁二桁くらい異なる規模のスポーツビジネスを回しているUSカレッジと日本のXリーグでは、さらにもう一桁位違いがあるわけで、そのまま真似すればいいというわけでもないですけどね。

三つ目としては、フットボールだけに特化したNFLとは事なり、カレッジスポーツではその大学のスポーツチーム全体をマネージしているから。さらに、大学というのはその土地のランドマークの一つでもあるので、フランチャイズ的な意味合いも強いと思います。大学では無いけれど、その地域で相互協力できるスポーツ団体同士まとまり、例えば備品購入とか運営サポートとかイベント共催とか、これまで以上に注目度が上がるんじゃ無いだろうか。

一番重要なことは、コラムの最後でも触れられているけれど「チームの存在する地域に溶け込む」事でしょうね。USのメジャースポーツや欧州のサッカーなど、フランチャイズ制と言う物を上手く使っているなと感じます。マイナス点としては、どうしても大都市に集中しがちなのかもしれないけれど、幸か不幸か日本のスポーツ団体の規模はそこまで大きくないから、人口何百万人なんていう規模の都市でなくても活動可能でしょう。逆にそれくらいの規模でないと、複数の団体が協力して、スポーツ振興とか健康増進みたいな活動をやろうとしても手が回りませんしね。

それと、同じ地域に存在する大学チームとの連携ももっと考えた方が良いんじゃ無いだろうか。大学一部の学校であれば、支援体制も整っているだろうけど、一部でも回のチーム(BIG 8)や2部以下の学校では、コーチも学生コーチが精々とか、練習方法とか、いろいろ足りない物も多いはず。そう言う大学への支援を通じて、Xリーグのチームもリクルートのパスが見つかったり、あるいは人材発掘にも繋がるだろうし。今でも熱心な大学やXリーグチームは相互に交流しているかもしれないけれど、少なくとも春のシーズン中とか夏の間などは、何か交流するような機会を作れないだろうか。いろいろ課題はあるとは思うけれど、大学の底上げができれば、その分Xリーグの底上げにも繋がるわけですし。勿論、さらにその先を見て、高校生チームとの協力、タッチフットやフラッグフットチームとの協業も長い目で続けないといけませんけどね。

2014年5月23日

プロ野球拡大

昨日、フットボール普及には底辺拡大が急務みたいな話を書いたんですが、アベノミクス政策の一つにプロ野球球団の拡大(12球団→16球団)が出てくるとは思いませんでした。しかも、その新球団のフランチャイズには、静岡も想定されているなんて(後は、北信越(多分新潟だな)、四国、沖縄)かなり意外でした。まぁ、確かに最近はオープン戦だけで無く、シーズンの試合なんかも草薙球場に誘致して開催しているけれど、フランチャイズとして本拠地を構えるだけの熱意はあるだろうか。野球もサッカーも、確かに昔から静岡県は盛んだけども、そこまでの熱意は無いような気がする。

日本の場合、野球は、それこそ小学生からのリトルリーグに始まり、一番盛り上がる高校野球があるから、日本の多くの年に野球場はあるので、拡大しやすいスポーツの一つであることは確か。でも、現在の12球団の中にも、親会社からの補助があっても経営が厳しいわけで、そう簡単には増やせないと思うなぁ。確かに、広島とか中日(名古屋)とか阪神(大阪)とか福岡のように、地域に根付いて熱心なファンが多いところもあるけれど。でも、考えてみたら、最近人気を盛り返している球団って、都市部から地方の中核都市に打って出て地元のファン層を開拓したところがほとんどですよね。ホークス、ファイターズ、マリーンズ、イーグルスと。そう考えると、それなりの規模の都市であれば、何とかなるのかな。

フランチャイズ制が浸透しているUSの場合だと、メジャースポーツ(MLB、NFL、NBA、NHL)の本拠地を誘致するのが、その都市のステータスにもなるわけで、メジャーが無理ならマイナーでもいいと、さらに小さな都市はMLBならメジャー参加の3A/2A/1Aのチームも「おらがチーム」として大切にしています。日本にもそういう感じのエコシステムができると良いんだけど。日本での野球は、プロ野球を頂点に、社会人野球があり、高校野球がありと、それぞれ色々なピラミッドが乱立している感じで、ちょっとUS的な運営は厳しいでしょうね。逆に、Jリーグのサッカーの方が、近い感じがします。

問題なのは、以前のようにスポンサー企業がつくかどうか分からない点。地元の有名企業なりは最初はお金を出してくれるかもしれないけれど、それを継続して貰うためには試合に勝たなきゃいけないわけで、それが新興チームとしては最大の課題。楽天も最初は苦労していたけれど、やっぱり徐々に上位に上がってきて早い時期に優勝できたのは大きいですよね。個人的には、国がプロ野球の球団数にまで口を出すのはどうかと思うけれど、もしプロ野球、あるいはJリーグなどの今メジャーなスポーツをさらに全国に拡大させるのであれば、単純にそう言うビジネスを展開させるだけで無く、是非したは子供達から上は高齢者まで含めて、生涯スポーツ振興・体力維持みたいな政策を作って、医療費の削減にも繋げて欲しい。例えば、試合数が多いだろう野球とかサッカーと組み合わせて、会場に足を運ぶだけでも健康維持になるだろうし、会場でのストレッチ教室とか、あるいは地元のコンビニなんかとタイアップして、健康的なお弁当を提供した栄養管理とか。現在企業スポーツのチームは、企業からの支援だけで無く、地元と密着して色々な支援を得られるように工夫をしているけれど、そう言うことを全国に展開して行くのであれば、国が球団を増やすことを考えるのも意味があるのかなと思います。

ANAの予約番号

UAで溜まっているマイルを使って、ANA便の特典チケットを時々予約します。この時、UAの予約画面に表示される予約番号(6桁の英数字)を使ってANA便も含めたフライトスケジュールの確認はできますが、ANA便の座席指定はUAのサイト画面からはできません。で、以前たまたま見つけたんですが、出発直近になるとANAの予約番号がメールで送られてきて、これを使うとANAのサイトから予約データにアクセスできて、ここでは座席の変更や、チェックインはANAのカウンターで行うので、ANA側の乗客データ入力などができます。UAのサイトで予約した時には、ANAにもデータがいっているだろうから、その時点でANA側の予約番号も確定しているはず。だから、もっと速く予約番号をくれれば良いのにといつも思います。旧COと合併する前の旧UAのシステムだと、確か直ぐにANAの予約番号が表示されたように記憶しているんですが。

で、暫く前に発見したんですが、iPhone4sに入れているUAのアプリで予約情報を表示させると、「Additional Information」に、そのANAの予約番号が表示されるんですよね。先日、UAの新路線HND-SFOの特典チケットを予約した時、暫くしてその予約がiPhoneのアプリに反映されてきたので、そのAdditional Informationを除くと、"B"で始まる予約番号が表示されました。その番号でANAの国際線予約検索画面に入ると、自分の予約が表示され、座席指定やその他の個人情報(パスポート番号や滞在先情報等)も設定できます。

もう一つ最近経験したのが、やはりANAの予約をUAのマイルでした時なんですが、今度は国内線の場合。予約後暫くしてANAの予約番号が表示されたのですが、ANAの国内線予約検索画面から入力しても弾かれてしまいます。タイミングの問題かと思い、時間をおいて試してみても駄目。座席は既にアサインされているので、それはそれでいいんですが、やはり自分で座席を探してみたいもの。ところが、何度繰り返しても弾かれてしまいます。しばらくして、表示されている予約番号が"B"ではじまる6桁の英数字何ですが、これって国際線の予約時と同じようなフォーマットだよなぁと思いつきました。そこでダメ元で、ANAの国際線画面に行き、国際線の予約検索に国内線特典チケットの予約番号と氏名を入力したら、不思議なことに国内線の予約スケジュール画面が表示されました。

何でそんな風になっているのか分からないけれど、UAからの予約だから国際線の方のデータに分類されているんでしょうか。ただ、予約画面は開いたけれど、肝心の座席指定のオプションは表示されなくて座席指定の変更などは画面上ではできなかったのですが。各社のシステム独自のフォーマットやルールはあるんでしょうけど、このあたりもう少し透過的に色々と利用出来るようにしてくれたら嬉しいのですが。

もっとも、其れ以前の問題として、旧UAのサイトに比べて旧COのサイトベースになっている現UAのサイトは、レスポンスも遅いし、凄く使いづらい。昨日たまたまUAのサイトにアクセスしたら、Webの使い勝手のアンケートリクエストが表示されたので、思いっきり使い勝手の悪さ、以前と比べての駄目さ加減をコメントしておきました。現UAになって機内サービスとか旧COの良いところも取り込まれたけれど、サイトの使いが伝とか悪いところは何とかして欲しいですよね。

2014年5月22日

フットボールの普及

47Newsサイトのフットボール関係コラムでの、カメラマン小座野氏の記事。春の試合で、新興チームと上位チームで大差の試合が続き、その為ファンからはより接戦となる上位チーム同士でのリーグ戦を望む声があるなか、あえてそのスポーツの規模の維持・拡大を訴える内容。そのスポーツの競技人口を減らさないためにも、受け皿となるチーム数の維持は必要だし、また企業・有志からのサポートを得るためにも、日本のトップリーグ・トップクラスの中で活動しているという「箔」も必要だから。

小座野氏はこの中では副次的な理由に上げられているけれど、新興チームがまだまだ未熟な戦力と技術で戦いながら、リクルーティングやシステムを作り上げていくことは大切だと思うんですよね。勿論、全てのチームが成長できるわけでは無く、そこから挫折して落ちていくチームも多いわけで、そこには厳しい競争が存在します。ただ、そう言う競争に勝ち残り、さらに勝ち上がらないと上には行けないことも事実で、それは産みの苦しみとして乗り越えていくのは、そのチームの義務だと思います。

方や、コラムにも書かれているように、競技人口数というのは重要な「力」なわけで、その為には子供から大人まで、その競技に親しみを持って貰うことが重要。また、特に小学生くらいの子供達に、フットボールに馴染んで貰って、高校から大学時代にフルスタイルのフットボールチームへ入部する糸口を作っていくことはさらに大切なことで、川崎市が「アメフトの聖地」という取組をして貰っていることはとっても重要。最近では、フラッグフットが学校教育の中に取り入れられたりしていますが、野球とかサッカーとか、あるいはバレーとかバスケットなんかを見ると、もっと手軽にそれらの競技のエッセンスに触れられる機会があることが重要だと感じます。例えば野球ならキャッチポール、サッカーならリフティングとかボールの受け渡し、バレーならボール回しとかだろうし、バスケットなら3-on-3のようなもの。昔から思っているのは、フットボールの練習でQB-WRがやるスケルトンを、バスケットの3-on-3みたいな感じの遊びにできないかということ。QBはフリーのパサーにして、DB vs WRの2-2位の対戦をするようなゲーム。要するにパスを奪い合うな感じですよね。タックルは無し。DBはリフレクトするかインターセプトするのみ。WRは勿論キャッチしないと駄目。

さらにいうと、やはり実力伯仲の試合を春の時期であっても沢山みたいという欲求もあります。今開催されているパールボウルは、予選ブロックリーグで2試合、その後ブロックの同順位同士の対戦が1試合有り、トーナメント進出チーム2チームはさらに決勝戦を戦います。最大で4試合、それ以外は3試合開催されますが、これをどのチームも4試合、できれば5試合位春も開催してくれないだろうか。チームの育成計画とかあるから、春はじっくりと基礎練習に臨みたいと言うところもあるでしょう。以前は、複数のチームで共同でグランドを借りて、複数の試合を開催したりしたことがあったと思うんですが、公式戦で無くても練習試合でもいいから公開して、少しでもファンへの露出度を増やせないだろうか。さらに理想をいえば、そう言う試合であっても何らかのストリーミングサービスはするようにして、ライブは無理でも後から視聴できるようにできると、二次、三次的なファンの拡大に繋がると思うんだけど。勿論、直ぐに何倍何十倍の拡大なんて無理です。それこそ、今日は二人、明日は三人、みたいな少しずつの積み重ねを地道にやるしか無いわけで、そう言う努力も今で着ていないことが最大の問題点でしょうね。

自分に何ができるか、偉そうなことは言えないけれど、少しでも興味を持って貰えるような事を今年も少しずつだけどしていかないといけませんね。


自家撞着

アジアの安全はアジアで」といってる本人が自家撞着。しかも、その会議の名前が「アジア信頼醸成措置会議(CICA)」って、もう滑らない話にでも出したいくらいのネタ。自ら緊張関係を作り出しているのに、それをすり替えて自らは正義の味方的な立場を主張するなんて、何か小説の題材になりそうなくらい。この会議に出席している、ロシアとか韓国あたりは仕方ないとしても、インドとかイランとかどう考えているんだろうか。

少し前の記事で、このCICAの背景に一寸触れられていますが、もともとはカザフスタンが対象したものなんですね。何となく、軒下を借りて母屋を乗っ取った、みたいな感じ。これまでだと、ある意味ロシアが重し役というかある程度の影響力が期待できたけれど、ウクライナ問題で西側と対立する立場になり、逆に中国を容認するような形で西側へ嫌がらせをする立場になってしまったので、ますます頭が痛い。

これまでの「アメリカ」というスーパーパワーの存在が期待出来なくなりつつある世界で、どうしたら暴走を止められるのか、難しい問題ですよね。

2014年5月21日

匿名と実名

「美味しんぼ」騒動での火中の一人、福島大准教授・荒木田氏は、自分の発言掲載を断っていたという記事。雑誌なんかのインタビュー記事でも、1時間2時間話をしても、文字として掲載されるのは本当のごくごく一部のみ。しかも、前後の流れは関係無く、その記者のいいように言葉を拾われることも結構あるんですよね。私も業界系の雑誌にインタビューを受けて掲載されたことがあるけれど、結構評判の悪い(ベクトル掛かっている)ところとのインタビューだと、広報担当者が同席するとかいわれたことがあるし、普通は雑誌掲載前に原稿を送ってくれたりするんだけど、某社のインタビュー記事の場合は、客観性を維持するために一切の事前レビュー無し(!)という所もあったし。

で、この准教授への取材は2年前のことなんですね。2年前は震災1年後で、まだ色々混乱していた時期なので、今よりも放射能だとかの影響に対してセンシティブだった時代。そういうときに、否定的な傾向の意見が出るのも仕方が無いのだけれど、あれから2年が経過して、それなりに対策をして除洗も進んでいる「今」この発言を持ってきたら、それはかなりバイアスが掛かった意見と取られても仕方ないでしょうね。ご本人の意見として、今でも同じなのか、あるいは少し別の傾向に進んでいるのかも分からないし。

この漫画自体はフィクションではあるけれど、ノンフィクション的な内容提示をしつつ、しかも実名実在組織名を出して意見(コメント)を書いている以上、それって「これは真実ですよ」と強調していることと同じ。でも、それってごくごく一部のことをそこだけピックアップしているだけだから、その真意と言うか背景までも含めて正しい情報として伝搬するかというと、結局今のように周りにノイズをまき散らしてみんなが迷惑しているだけ。で、原作者にしても出版社にしても、元々の予定通りこの作品は不定期連載みたいな感じで最近は掲載されているので、言うだけ言って黙りを決め込むわけで、言い方は悪いけれど炎上ビジネスと思うとかなり成功したと言えるかも。

もともとは「食の問題」を取り上げる漫画だったわけで、それなら福島や東北のお米や農作物、あるいは水産物がどの様に現状なのか、どの様にして検査して出荷されているのか、どう言う対策が施されていて、どういうことがまだ足りないのか、そう言うことをちゃんと伝えるべきなのに、何故か放射能障害みたいな事を取り上げてしまうっていうのは、何となく原作者の意図的な誘導を感じてしまう。そういう部分に、個人的には嫌悪感みたいなものを感じるわけです。

姑息な方法かもしれないけれど、架空の殉教時を登場させて同じ事を言わせるなら、まだフィクションの物語で福島の現状を憂えるという良いわけもなり立つと思うけれど、実名で話をさせたら、それはその本人の意見・主張としてちゃんと整合性のあるものにしないと。理由は分からないけれど、本人が自分の意見を否定しているような内容を「真実」といって掲載されても、説得力はないですよね。

Surface Pro 3

Microsoftが発表した第三世代Windows Tablet「Surface Pro 3」。10インチから12インチとサイズも一回り大きくなったけど、それに合わせてアスペクト比も解像度も大きく変更され、「3」といっているけれど「Surface Pro New」とか言った方がいいかも。

こういう、本体(Tablet部分)+着脱可能な薄型キーボードと言うスタイルが、個人的には今後トレンドになるんだろうと思っているんですが、その時に困るのが画面(Tablet)のチルト操作。このSurface Pro 3では、本体背面のキックスタンドが改良されて、傾斜角度もかなり自由に選択できるようになったけれど、このキックスタンドは後にスペースが必要な分使いづらそう。例えば自分がよく使う新幹線のテーブルに奥場合、確実に後のキックスタンド部分はテーブル面からはみ出しそう。

もう一つ気になるのが解像度。12インチサイズに、今使っている14インチのThinkPad X1 Carbonの2倍以上のドットが詰まるわけで、これ老眼の自分には辛そう... 写真に表示されているExcelにしても、大量の情報表示はありがいたけれど、これを移動中の揺れる車内とかで見ていたら、画面酔いしそう。写真などの画像データは高精細な機能が欲しいし、でも文字とかテキスト表示に関してはある程度のサイズで読みやすさが欲しい。問題なのは、それらが混在した状態でも、それぞれの良さが損なわれること無く共存できるかどうかで、Windowsが苦手なところだったんですが、Windows8.1とか次の世代あたりで対応しないと。

でもやっぱり気になるのがiPad/MacとWindows Tablet/PCの思想の違い。iPadは別にMacOSを乗せ用なんて思ってないんですよね。だから、高解像度になってもiOSとしてその環境に最適な操作性や機能提供している。けれど、Windows Tabletは、昔懐かしいWindows CEとかWindows Mobileなんていうものはもう影も形も無くなり、デスクトップ環境のWindowsをこの小型デバイスに詰め込もうとしているのが、随分と窮屈さを感じてしまいます。上の写真を見ていても、それだったらヒンジを付けて最初からクラムシェル型の薄型ノートブックにしてくれた方がよっぽど嬉しいかも。

今Windows Tablet製品って、このSurface以外にも色々登場しているけれど、なんか方向性がそれで良いのかと思うような気がしています。

2014年5月20日

エンスト?

最近、色々な技術のエコカーが登場していて、その中でも交差点で停車したりする時にエンジンを止めてガソリン節約する「アイドリングストップ」があります。確かに、停車中はエンジン止めていても良いわけだけど、発車する時には当然ながらエンジンを再起動しないといけません。その時は「ぶるるるん」とエンジンが掛かる音がするわけですが、これがどうしても子供の頃によく見た、信号待ちの間にエンジンが停止してしまい慌ててセルモーターを回してエンジンを再稼働する時の音にそっくり。同じ事をやっているわけだから当然なんだけど(笑)。昔はエンジンの性能やガソリンの質が悪かったから、止まっていてアイドリングしていると、突然「ストン」とエンジンが停止する事は結構あったんですよね。で、丁度信号が変わる時に良く止まります。多分、信号が変わるぞとアクセルを踏み込む時に、トルクがかわったりとかして停止してしまうんじゃ無いかと思うけれど。さらに悪いことに、そんなエンジンだから、なかなか掛からない。何度も「シュルルン、シュルルン」とセルモーターを回しても、肝心のエンジンが動かない。勿論、今のアイドリングストップ技術ではそんなことは無いけれど、仮に一発で掛かるとしても、やはり止まっていた車が急にエンジンを掛けると、どうしても「エンスト?」と思ってしまう。

ハイブリッド車だと、普通は停止状態からスタートする時は電気モーターで発進するので、音も無く動き出して、これはこれでちょっと気持ち悪いけれど、エンストっぽい現象よりはましか。

矛盾した主張

民主党・枝野氏の、さいたま市での発言内容について。最初の疑問としては、日本の自衛隊は集団的自衛権を付与されることで「世界の警察」を目指すのか、ということ。「世界の警察」といえば、アメリカの軍隊の事だと思うのだけれど、あれだけの規模にする予定も予算も自衛隊には無いだろうし、大体その「世界の警察」のアメリカにしても「志願制」なんですよね。なんで

世界の警察をやるような軍隊をつくるには、志願制では困難というのが世界の常識だ。」

と言えるのか不思議。アメリカ規模の軍隊というと、後はロシアに中国位だと思うんだけど、中国も志願制ですよね。ロシアは徴兵制だけれど志願制への移行を考えていると聞くし、一寸調べてみると先進国と言われているような国々ではほとんど全て志願制で、どちらかというと中進国とか国家規模が小さめの国の方が徴兵制を取っていますよね。

よく言われることだけど、日本の戦国時代の戦いのような「人vs人」の戦いなら、数の勝負で勝敗も決まるだろうけど、近代戦のように「近代兵器の戦い」となると、人の数という「量」よりも、その人のスキルという「質」で差が出るわけで、闇雲に頭数だけ揃えれば良いなんていうもんじゃないのは、軍隊以前に会社とか組織だってそうです。多分に思うのは、この人達の頭の中は、第二次大戦中の「赤紙」から成長していないんじゃ無いか、と。あるいは、真偽は別にして、世間の関心と賛意を得ようと、意図的に誘導しているのか、とも勘ぐってしまう。

例えば、コンピューターの誕生は、大砲の弾道計算のためであったし、今や生活に欠かせないGPSだって、もともとは軍事情報です。三菱のエアコンの「ムーブアイ」だって、ミサイルの赤外線シーカーから来ているわけですからね。そんな風に、軍事研究から民間技術にスピンオフしてきたものも沢山あります。最近ではUAV(無人機)が良く話題になるけれど、最近の戦いっていうのは機械化・無人化競争でもあるんですよね。勿論、100%人間が要らないわけでは無いけれど、実は必要スキルは変わってきています。最近の映画「エンダーのゲーム」じゃ無いけれど、シミュレーションゲームとかの達人の方が、最近では望まれるのかも。

軍事評論家でも無い自分がこの程度の事が分かるのに、責任ある政治家が旧態依然の理解や知識でこれからのことを左右するというのは、そっちの方が凄く危険な気がする。

2014年5月19日

WAONの追撃

今、様々な電子マネーが利用可能ですが、イオン系の電子マネーWAONが4000万枚も発行されているとは知りませんでした。電子マネーの雄、Suicaが4700万枚発行なので、今年中とか来年には逆転するかも。自宅近くのイオン系モールでは、WAONは勿論、Suica、iD、QuickPay等が利用できますが(Edyは無い-笑)、私は基本的にiD(クレジットヒストリー作成のため)を使っています。でも、イオンのスーパーが入っていて積極的にWAON展開していることと、モール内に出点している店舗の一部では、WAONのみ取り扱いというお店があったりしますから、利用者の比率としてはWAONが一番なんでしょうね。確か、このモールができた当初は、電子マネーとしてのWAONはまだ誕生していなくて、SuicaとかiDでの決済がほとんどでした。それが7/11がNanacoを開発したのに刺激されてか、イオンもWAONを開発して、一気に普及させましたね。そう言えば、7/11のNanacoはどのくらいの発行枚数なんだろうか。最初の頃は7/11ではNanacoのみ利用可能で、他の電子マネーは使えませんでしたが、今はどれでもOKになっていますからね。コンビニの場合は不特定多数の人が利用するから、決済手段として選択肢を準備しないといけないけれど、スーパーのように定期的に固定層が利用する場合は、特定の決済手段でポイントなどの特典を付加する方が有利なのかな。

基本的に「勝ち馬に乗る」性格なので(笑)、WAONが優勢なら自宅近くにも利用出来る場所があるから切替も考えたいんですが、唯一WAONの欠点は「交通機関で使えない」こと。今の自分の電子マネー利用を考えると、買い物半分に乗り物(都内近郊のJR/私鉄)半分という具合。買い物はWAON、運賃はSuicaという棲み分けもありますが、電子マネーにしても繁雑になるので余り色々使いたくなく、できれば一つに集約できた方が便利なんですよね。

買い物系では、SuicaとiDとEdyを現在使っていますが、本当はiDで全部決済出来るのが理想。ただ、iDよりもSuicaの方が圧倒的に店舗数が多いので悩ましいところです。Edyは、当時自宅近くのコンビニが7/11で、ここで決済できるように使い始めたんですが(当時は、NanacoとEdyのみ利用可能だった)、ANAのSkip!搭乗券がEdyを使っていたので、結局その為に今は残しているようなものです。Skip!も、今はQRコードで対応出来るので、Edyが必須と言う事も無いですし。今は、Edyの利用理由は、AMCに紐付けしてマイルをこつこつ貯めるくらいですねぇ。Edyが「楽天Edy」になったこともあり、できれば切りたいのだけれど(笑)、すっぱり切れないのが悩ましいところです。Edyはチャージ上限がSuicaの倍以上あるので、ちょっとしたものを購入する時に助かることはありますが、それだけで継続理由にはちょっと弱いし。

ところで、携帯・スマホで「不要な機能」のトップに電子マネーがあってちょっとショックだったんですが、それに対して電子マネーカードの発行数はかなりのものです。結局みなさん、それぞれのカードを持ち歩いて、それでタッチして支払いをしているんでしょうね。うーん、カードが1枚ならそれも分かるけれど、複数枚を持ち歩くなら、携帯・スマホに取り込んだ「モバイル電子マネー」が一番便利だと思うけれど。そのうち、今の硬貨・紙幣も「電子マネー化」されるんだろうか。あっ、それってビットコイン?! (笑)

2014年5月18日

インチキのインチキ

このニュース。「インチキ」が「インチキ」というのは、「嘘つき」が「あれは嘘だ」と言っているようなものだから、きっと正しいことなんだろうな、とつい延髄反射してしまう(笑)。

au TORQUE

auの2014夏モデルとして発表された、京セラのタフネス携帯「TORQUE」。これ、いいかもしれない(笑)。自分にとって必要不可欠な、おサイフケータイ機能内蔵、逆に不要なワンセグ・フルセグは省略されていて、Wi-FiとテザリングもOK。ただSIMフリー機として提供されている現行機のスペックをみると解像度(480×800)が足りないかなぁ。

MILクラスのタフネス度が必要か言われるかもしれないけれど、標準的な防水・防滴・耐衝撃性能と、このMILクラスの間のものが無い以上、個人的にはより堅牢な方になびきますよね。

2-in-1のBナンバーをauにMNPして、この機種をさぶきとして使う、というのはありかも。ちょっと気になる機種です。後は、お値段かな。今の機種で9万円前後と、高級機ですからね。

2014年5月17日

あの国のメンタリティ

事故から一月近く過ぎても報道が耐えることの無い韓国でのフェリー沈没事故。悲惨な事故の犠牲者が一日も早く見つかることを祈ると共に、その周りの様子は正直なところあの国の人達の国民性を良く表しているなという感じも。特に、その手順なタイミングに不手際があったとは言え、一国の代表者である大統領の謝させ嫌対応に対して、何度もクレームして繰り返させる様子は、日本に対しての態度とそっくり。今も過去の謝罪だ慰安婦もんだいだと色々両国間で話し合いが模さされているけれど、結局はあの国は「ゴールを動かす国」だから、そこで一度妥協できたとしても、また何かのタイミングで「けしからん」という話が生まれてきて、謝罪と補償を要求する、と言う話にループするんだろうな。

勿論、全ての人がそう言う考えだと言うつもりは無いけれど、声が大きい人が正義と言うこともあるから、結局は仮に少数の人の違憲であっても声が大きい物が「正義」になり、それ故に大多数の人の意見として外には出てくるんですよね。近隣、遠く、問わず友好関係を維持することは大切だけど、韓国と中国に関しては、政治は政治として厳密に経済とは区別して、毅然と対応しないと、結局日本が我慢して終わりというこれまでの繰り返しになるだけでしょうね。

ベトナムと中国は、昔は社会主義国同士と言う事でベトナム戦争を共に戦って勝利したりという友好国同士だけれど、今では一触即発の状態になっています。国の規模やそれ去年軍事力だけみれば、圧倒的に中国が優勢ですが、それを許さないのがベトナム民族としての意地なんでしょうか。力での解決は避けるべきだと思うけれど、それを背景にした交渉力は持たないといけないと感じます。今は、ベトナム、フィリピンにシフトしているけれど、何らかの形で結着したら、今度は本格的に日本(尖閣諸島)に軸足を向けてくるんじゃ無いだろうか。その時に、日本は毅然とした対応できるのか、不安ですね。今話題の「集団的自衛権」とは別の、国としての存在意義の問題だと思いますから。

シーズン開幕

いよいよ本日から2014シーズンがスタート。試合スケジュールの都合で、一番遅い登場(真打ち、か? 笑)。心配した天候は、晴天で会場の川崎は少し暑くなりそう。14:00キックオフですから、一番暑い時間帯での試合になりますので、自分もそうだけど選手はもっと大変かも。

相手は今年昇格したばかりの新興チーム。先に試合を済ませて、昨年のチャンピオンチームに文字通り凹凹にされてしまい、ちょっと選手の怪我とモチベーションが心配。でも、秋にはそう言う試合を続け無いと行けないわけですから、気持ちを切り替えて試合に臨んで欲しいですよね。

失礼を承知ながら、試合に勝つのは当然。問題はその中身。それが何処まで高められるか。今年初の撮影だから、自分も気持ちを入れてシャッター押さないと。

2014年5月15日

docomo 2014夏モデル

auに続き、docomoからも2014夏モデルが発表されました。VoLTEが最大の目玉かなと言うくらいで、後はそれ程代わり映えしない印象。まぁ、出してくるメーカーも、国内は富士通、SONY、シャープの3社だし、海外メーカーは韓国のSamsungとLGEと、お決まりのメンバーですからね。

この夏には、iPhone6の登場も噂されていますが、こちらはどうなるんだろうか。現在使用中の2-in-1の二つの電話番号はキープしつつ、データ通信とFeliCaは必須で必要と言う条件をいれて方程式を作ると、Aナンバーは今のままFOMA携帯でお安く使いつつ、BナンバーはMNPしてiPhone6あたりに変更するのが一番便利なのかな。こっちは今使っているSIMフリーのiPhone4sでも困らないので、SIMだけMNPして音声通話付の物にすれば、実は事足りると言う事もあるので悩ましい。今使っているFOMAの携帯が、結構年数を経てきているので、実はこれも買い換えたいという希望があります。そうなると、いつも結論は一緒でAナンバーでXiに機種変更して、Bナンバーはb-mobileあたりのMNP可能な音声通話SIMに切り替えて、今のiPhone4sで使い続けか、iPhone6のSIMフリー機が登場したら、そっちに4sから乗り換える、というのが一番かも。

そうそう、若者と10年以上の利用者には手厚く、その間にいる中間層には冷たいdocomoですが、あと1年我慢したら自分も10年目になるのかな。今のところ取りあえず我慢できないほどの不便さが無いのであれば、それまで待つと言う選択肢もありますよね。その頃なら、Xiで全国ほぼ津々浦々カバーされて、今の3G(FOMA)の音声通信を使わなくても、全国何処でもVoLTEで音声通話でカバーされて、だから契約もデータ通信だけで少しお安くなる、なんていうことは無いだろうか。また暫く、そう言う甘い夢を見つつの時間が流れそう...

「美味しんぼ」と「プロメテウスの罠」

収束するどころか、どんどん広がりを見せそうな「美味しんぼ」の鼻血問題。色々な意見があるなか、朝日新聞の連載コラム「プロメテウスの罠」の中の表現はどうなんだという意見もあります。例えばここでは窪田順正氏が取り上げているけれど、朝日新聞の方が表現はもっと深刻だったわけですよね。ただ、同じような内容であっても、その記述なり文章が登場したタイミングも考えないと、一概に悪い・良いとは言えないんですよね。

今「プロメテウスの罠」を読み返せば、内容として、情報として、記述として、「これは変だろう」という部分は多々あると思います。例えば、今回の「鼻血」についても、今の「美味しんぼ」以上に不適切な表記はあるんですよね。ただ、当時は、科学的におかしいと思っても、震災直後と言うタイミングではなかなかそれを指摘する勇気が無かっただろうと言うこと。さらに、震災直後のストレスや混乱もあって、そう言う理由から体調不良や鼻血をおうこともあったでしょう。だから、放射能などの原発由来の理由では無かったかもしれないけれど、現象としては当時は「正しい」こともあったのではないかと。そこが、当時の「プロメテウスの罠」と、今の「美味しんぼ」の差だと思うんですよね。

とは言っても、「プロメテウスの罠」はドキュメンタリーというかノンフィクションなわけだから、どこかでレビューをして、今だから確認できること、今は間違いと特定できること歯ちゃんとフォローして欲しい。でも、そう言うことは絶対と言って良いほどやりませんからね、メディアなるものは。「嘘」とまでは言わないが、思い込みとか自分達が正しいと思うことを先ず結論において、それを補強する形の現象を集めて一つの「ストーリー」を作るというのは、よく考えたらこの新聞社、前科がありますからね。慰安婦問題にしても、間違った報道を指摘されても、その肝心なことはうやむやにして、議論の方向性を変えることで自分達の過去の活動を正当化しようとするところなんか、どこかの国が余所の国でやっていることと同じじゃ無いかと、小一時間(笑)

そのうち誰かが検証記事でもある「『プロメテウスの罠』の罠」みたいな記事を書いてくれないだろうか。そこで重要な事は、時間の経過と共に、情報の価値や方向性が変わると言うことを明らかにして、それが良い・悪いでは無く、どうしてそう言う理解になったのか、その理由と、それが当時の評価として適切なのかと言う事を明らかにすべきですよね。「鼻血問題」にしても、震災直後の状況を考えれば、その原因は多々あれど実際に多くの人が経験したことでしょう。だから、それはそれで正しい。ただ、じゃぁ同じことが今現在も起こっているのか、あるいは本当に放射能由来の何か病気や症状が今も続いているのか、そういう部分は正さないといけません。

たまたま発表したタイミングが良かった(事故直後)のと、大手メディアのドキュメンタリーという後ろ盾があったから、非難どころか賞まで取る作品もあるし、タイミングが悪くてしかも「漫画」という誰でも突っ込みやすい媒体が故に、炎上する作品もあります。さらに言うと、SNSを中心に騒ぎに乗りやすい個人も多くいるのも確か。某かの「批評」をするのであれば、それは表現や方法論は問われないだろうけど、単に鬱憤晴らしのために「非難する流れに乗るだけ」っていうのは、もうちょっと情報リテラシーを学ばないと駄目でしょうね。まぁ、ある意味「躾け」の話にもなるんだろうけど。USでの某国の傍若無人な行動もそうだけど、「情報」という観点で見ると、発信量の多さと信号強度の強さが、成否を確定するっていうことがよく分かります。そうなると、躾の良し悪しだけじゃ無くて、ちゃんと自分の意見を通す「狡猾さ」みたいな物も必要なわけで、その点に関して言うと「美味しんぼ」も「プロメテウスの罠」も、それぞれどちらも満足している点は素晴らしいと言って良いのだろうか。

「情報」というものは、含まれる内容だけで無く、それが発信された「時期」も含めての「品質」なんだと実感しますね。

SEIKO DOLCEのベルト換装

先日、常使い用の腕時計として購入したSEIKO DOLCE 2台一つはクロコダイルベルトで、は虫類系(ワニ、蛇)は好みで無い。もう一つはメタルベルトで、これもこれから汗をかく時期には良いのだけれど、結構熱くなったりして、これも困りもの。そこで、革ベルトを購入して交換しました。

交換後の、元のベルトと比較の図。今回購入した革ベルトは、先に交換したASTRONのベルトと同じ、MORELLATO社の"GRAFIC"というカーフベルト。時計に合わせてお手軽なラインのベルトで、でも結構しっかりしています。本当は、バネ棒部分がEasy Clickになっている物が良かったのですが、この時計はどちらもベルト幅(Eサイズ)が19mmで、どうも奇数サイズの物には無いみたい。

そこで、自分でバネ棒を弄って交換したんですが、最初は慣れなくて苦労したものの、2回目、3回目と何度かやっているうちにコツが掴めて簡単に換装できるようになりました。
今回は、ベルト穴が使っているうちにへたってくるのが嫌なので、尾錠部分もやはりMORELLATO社の"Bridge"というDバックルに交換しました。

これを選んだ理由は、茶ベルト用の金色と、黒ベルト用の銀色、どちらのカラーも揃っていたことと、お値段的にも安かったから。こんな感じで観音開きに開閉して使います。もともとクロコダイルベルトについていたSEIKOのベルトには、プッシュ式のDバックルが付属していましたが、それとは異なるデザイン。で、換装してから使ってみて感じたんですが、この観音開きのDバックル、失敗したかも...
このDバックル、両方から折りたたむと、中央の四角い穴の部分に爪が有り、そこにパチンとはまって固定する方式。これが、最初凄く硬くて外せないくらいで、ちょっと焦りました。Dバックルだけだと硬くて大変ですが、ベルトを付けると、テコの原理で少しコツも分かってきました。でも、プッシュ式のベルトと比べると、付ける時も外す時も面倒です。しかも、物理的に爪で引っかかるだけなので、折れることは無いとしても、何度も使っているうちにかみ合わせが甘くなってきそう。同じ観音開きでも、こちらのプッシュ式の物にすれば良かったと激しく後悔。お値段も少し安いし...
最近購入した、ASTRONとDOLCE、すべてオリジナルのベルトを交換してしまいました。ASTRONも、夏用にシリコンのベルトを購入済みなので、そのうち交換する予定。また、夏にでる予定の新しい薄くなったASTRONも購入しようかと画策中なので、そっちはまた別の種類のベルトにしようかなど、と。

あと、3年ほど前に購入したGrand Seikoの腕時計も金属ベルトなので、これももう少しして電池交換をしたら、革ベルトに交換する予定でいます。流石にGSなので、ベルトももう少し高級なCamille Fournetあたりにしないと可哀想だけど。

腕時計だけで無く、ベルトにも嵌まりつつある自分が怖くなってきた(笑)。

2014年5月14日

4Kモニター

Lenovo Japanが発表した、4K (3840×2160)28型液晶モニター。すでにDELLが同様の製品を発売していて、結構人気みたいだけど、これもそれに匹敵する位の価格と性能みたい。ランドスケープ固定でなく、ポートレートにもなるので、それを2台横に並べたら、4320×3840なんていう、とんでもない解像度になるんだけど、4Kモニター二台をドライブできるビデオアダプターってあるんだろうか。

今自宅では21インチの1600×1200のモニター2台を並べて使っているんですが、解像度的にもサイズ的にも、この4Kモニターの方が優っていますね。でも、DPIが大きくなるから、老眼の目には厳しくなるかな。

今のデスクトップが、そろそろ4年? 5年? 位になるので、買い換えたいなと思っています。一つは、USB3.0が常用できる環境が欲しいこと。二つ目には、今のデスクトップ機をサーバーみたいにして、常に使うフロントエンドのマシンは、小型で使い勝手の良いものにしたいこと、三つ目には個人的には好きでは無いけれど、今後のことを考えるとWindows8.1環境にも慣れないといけないかな、ということ。夏頃にはシステムの更新をしているかも(笑)。

2014年5月13日

山火事

福岡で発生した山火事事件。火元は、自宅裏庭で行ったBBQで使った炭を「山に捨てた」からとのこと。ちょっと安易すぎるというか、常識を疑う行為。炭とか、さらには木の場合でも、単に水を掛けただけでは消火しなくて、中でくすぶっていることはよくある話。後からまた使う場合には「炭消し壺」に入れて、酸素を遮断して消火させたり、もう使わない場合は地面に穴を掘って水を入れてから使い終わった炭を入れて、土を被せてからさらに水を掛けておくのが常識のはず。少なくとも、そのまま放置しておくのは、放火するのと同じような事。

炭などでなくても、布団も怖くて、寝たばこなんかで布団に火がついて、水を掛けて消えたと思っていたも、中に火種が残っていて再び火事になることがあります。一旦消したと思った布団を庭先に出しておくと、そこから再び火が出て周りに延焼することも。うちは、以前自宅でガスとか練炭とかの燃料類を扱っていたので、こういう火種になる物について凄く五月蠅く注意されていました。子供の頃は火鉢なんかもあって、普通に炭とか火をおこしていたので、火消し壺とかも馴染みがあったし。

BBQなんかしても、昔は自宅で火をおこしたりすることも有り、扱い方にある程度慣れがあったと思うけれど、最近はガスとか電気で調理するだけで、本当に火をおこす機会って、こういうイベントの時だけですよね。だから、火の消し方もそうだし、火の付け方も知らない人が多い。着火剤を山盛りにして火を付けて大火事になったりとか。時代の流れではあるけれど、もしかしたら炭火でBBQする場合には免許取得する必要が生まれたりして。

鉛筆を削るどころか、鉛筆すら無くなりつつある現代、鉛筆をナイフで削ることができない子供や大人が増えているように、これから火のつかいかたを知らない子供や大人が増えているんだろうなぁ。人類の誕生と文明の発達は、人類の祖先が火を手に入れたからという話があるけれど、その日を手放す時が何時か来るのか。

UA HND-SFO

UAのHND-SFO線が、10月28日から始まると言う記事。HND-SFOが28日からなので、SFO-HNDは26日の出発(27日22:05到着、日付が変わった28日00:05に初便)となります。3月30日から180日以内の運航開始が要求されていたので、9月とか8月とか、夏のシーズン位からスタートするのかなと思っていたけれど、10月の終わり、Halloweenの直前からって、大丈夫か? それに、これ、180日以上空いているけれど、それは当局とネゴしたということなんだろうか。で、スケジュールはほぼ予想通りで、やっぱり日本到着時刻が遅いのが難点。
UA876 : HND 00:05 - SFO 17:15 (-1 day)
UA875 : SFO 18:35 - HND 22:05 (+1 day)
※11月2日のDST終了後はSFOの到着・出発時刻が1時間繰り上がる

で、物は試しとUAのサイトでHND-SFOで検索したら、驚いた事にもうシステムに反映されていて、ちゃんと予約が取れます。さらに、期待しないで特典チケットで探してみたら、これも取れます。11月の初めの頃は、金曜日夜(土曜日の00:05)の出発でも、グローバルファーストのセーバー特典も取れます。後は、年末年始もまだ空いているようです。復路は、やはり羽田到着が22:00頃というのが嫌われているのか、こちらはそれ以上にグローバルファーストのセーバー特典が空いている感じです。

そんなことをしているから、つい49ersの試合に合わせて、幾つか予約をいれてしまいました(爆!)。秋の予定がまだ決まっていないので、もしかしたら全部後からキャンセルになるかもしれないけれど、取りあえず取れる時に入れておこうかと。実際に予定を立ててみると、やっぱり羽田帰国が22:00というのが使い勝手が悪いですね。都内近郊在住なら、そのまま帰宅できるだろうけど、もう新幹線が終わった頃に帰国してもなぁ... だから、帰国便はSFO-NRTとか入れてみましたが、このHND-SFOの運航開始に合わせてNRT-SFOは1便減便されるので、特典チケットが無い orz これはこれで、困りますね。SFO-NRTではなく、SFO-LAX-NRTとか狙わないといけないかも。

もともとAAが運用していた路線で、結局利用客が振るわず撤退した路線。UAとしても、何処まで本気なんでしょうねぇ。正直なところ、やっぱり昼間の時間帯が開放されたら、そっちに行くんだろうなぁ、北米線は。可能ならば、NRT-SFOを1便減便するんじゃなくて、SFO-NRTを日本時間の午後くらいに到着するようにして、そこからHNDにフェリーして、HND-SFOの深夜便にする、なんてできないのだろうか(笑)。期待しないで取りあえず入れた予約ですけど、できればちゃんと消費して使いたいですね。

2014年5月12日

カレッジワールドカップ

日本時間の本日深夜に開催された、カレッジワールドカップの決勝戦、日本vsメキシコは、6-14で惜しくもメキシコに敗れて準優勝。これまで、シニアのワールドカップでは、メキシコに接戦ながらもずっと勝利してきていたので、ちょっと残念。やはり体格差かなぁ、敗因は。日本の技術とスピードは世界一だと思うけれど、やはりパワーと言う要素は大きいですからね。

結果には満足できないだろうけど、堂々と日本に戻ってきて、そしてそれぞれの学校やチームで、また気持ちも新たに頑張って欲しいですね。

フィクションとノンフィクション

昨日たまたま見ていた朝の番組での、ダウンタウン・まっちゃんの発言。私はこの発言を聞いた時に、凄く違和感を感じたわけで、その理由はなんだと考えて直ぐに思い浮かんだのが「フィクション」と「ノンフィクション」の境界線。「美味しんぼ」という作品自体は「フィクション」の話(架空の新聞社の架空の登場人物達の物語だから)なので、そう言う意味では彼の発言は正しいと思うんですよね。でも、今回も含めて、この話の中には「現実=リアリティ=ノンフィクション」のシーンが度々登場するわけです。つまり、フィクションの形態とったノンフィクション物語、みたいな感じ。

勿論、ノンフィクションとは言え、話の内容全てが架空の話では無いわけで、そこは虚実織り交ぜてストーリーを作る事で、物語に深みが出てきたり、リアリティが生まれたり、読者を引きつける魅力が生まれてくるんですよね。ただ、それはその作品の世界観なり背景世界の中に現実と同じような話が含まれていると言う事で、それは作品の背景世界という「フィクション」の一要素と同じなんですよね。

ところが今回の場合は、原作者氏が2年間も取材をして、その取材結果に基づく話であると明言しているわけで、名言はしていないけれど「ノンフィクション=事実」と言うことを言っているわけですよね。ちょっと汚いなと思うのは、決して「事実である」とは言わないで「取材した内容」とか言う言い方をしていて、しかもその内容発表に関しては「美味しんぼ」というノンフィクションの舞台でお困っているわけですよね。読者にしたら、「あぁ、現実の世界ではこうなっているんだ」という誤解を生むような、お膳立てをしている、という風に感じるわけです。

先日無くなった、山崎豊子氏は「社会派作家・社会派小説」として、現実に起こった事件や事故を題材に、多くの有名な小説を書いています。それらは、「ノンフィクション小説」であるのだけれど、「社会派」という冠がつくと、読者は現実の事件・事故にマッピングして、その書かれていることが「事実」と誤解するんですよね。勿論、正しい事や真実と同じ事が書かれているかもしれないけれど、「小説」という形態になった途端に、そこには演出や装飾、さらには創作が入るわけで、それは「ノンフィクション」ではない、と。でも、世間のメディアは「社会派小説」として、あたかもそこに書かれている内容が、登場人物の名称や肩書きは違っても、実は現実のあの人がこの人で、その人がこの人で、という誘導を生むんですよね。

「物語」というのは、仮にSFのような荒唐無稽な内容であっても、「現実」と思わせる仕込みが重要なんですよね。SFなら、いかにもありそうな現実と架空の技術を積み重ねて構築したりとか、推理小説だと実際の交通機関を利用してトリックを作ったりとか。今回の場合は、鼻血の件で医者に「放射能との関連性は無い」という場面を出しつつ、元双葉町町長に「鼻血が止まらない、同じ様な人が沢山いる」という場面も出している。読者にどちらが正しいのか判断させたいのなら、それぞれ客観的なデータを明示するべきだし、どうも今後の展開を見ると後者の意見の流れに誘導使用としている雰囲気もあるし。フィクションであるならそう言えば、そこに書かれていることはフィクションなのだからどんな話にしても文句は言われないし、まっちゃんの意見も正論だと思うけれど、それを言わずにあたかも真実のような雰囲気で話を進めることに、個人的には抵抗を感じるわけです。

2014年5月10日

3Dプリンター

3Dプリンターで銃を製作した大学職員が逮捕されましたけど、悩ましい問題ですよね。これで3Dプリンターの使用自体が禁止されてしまうと、創造的な活動も閉じられてしまうわけだし、かといって性能が上がってきた3Dプリンターを野放しにすると、拳銃だけで無くその他の危険物や武器の製作も試みる人間が登場するだろうし。

カラープリンターの性能が上がってきて、紙幣を簡単にコピー出来るようになったとき、プリンター側に紙幣などの認識機能を入れて、複製できないような仕組みが入りましたが、3Dプリンターの場合パーツごとに製作して組み立てるから、その小さな部品が最終的に何になるのかは判断出来ないのが厳しいですよね。

結局は、それを使う人の心に鍵をかけるしか無いんだけど、それが一番難しい。しかも、今回の様な武器とか作ってしまうとそれで命を落とすこともあるかもしれないわけで、そうなると取り返しのつかないことですからね。ふと思ったのが、スタートレックのレプリケーターではどうしていたのだろうか。あれはあれで、紙幣のカラーコピーと同じで、丸ごと複製するものだから、リミットを掛けることも可能なんだろうけど、パーツ単位で複製させて組み立てるとなるとスクリーニングは厳しいでしょうか。

新しい技術が登場すると、それに応じて新しい問題や課題が生まれてくるのは仕方ないことで、それを解決していかないと、便利で安全な社会も生まれないのも事実。今回の逮捕劇が、やけに後方っぽく見えるのは、もしかしたらそう言う意図もあるのかもと思ってしまいます。そうやって恣意的に利用されることは好みでは無いけれど、それも一つの方法・対策であることは事実ですよね。とは言っても、3Dプリンターが登場して、こういうことになるのは分かっていたわけで、ちょっと対応が後手に回っているかなという気もします。

上から目線

中国の序列四位の偉い人が、こういうことを言ったみたいだけど、随分上から目線な発言。「係争関係を認めても良いけれど、それって『中国が日本の領土に対して侵略行為をしている』という係争関係だからね」と言ってやれば良いのに。

日本も、「中国がウイグル族に対する弾圧をやめ、チベット問題で話し合いをすれば、日本も話し合いに応じる」とか言い返せばいいのに(絶対無理だな-笑)。

さらには、南シナ海のベトナム、フィリピンとの領海騒動では、こんな上から目線発言をしているし。みずから「大国」と言っちゃう国が「大国」だったため知ってないと思うんだけど。中国は「大国」は大国でも「尊大な国」の大国だなぁ。

GW明け

毎度お馴染み「金曜日の新幹線シリーズ」。G.W.明けの金曜日の新幹線通勤でしたが、G.W.明けに有休を取得して連休にした方が多かったのか、往路の朝の浜松駅でも、復路の新横浜駅でも、スーツケースやキャリーバッグを持った色々な年代のグループに遭遇しました。

朝の浜松駅では、事前にシートマップをチェックしたら、隣の席が埋まっています。移動しようかと思ったけれど、何処も同じだからと諦めて乗車。浜松駅では隣の席はまだ空席のままだったので、「静岡から?」と思ったんですが、静岡でも隣の席は埋まらず、そのまま新横浜まで空席のまま。直前で予約を変更したんでしょうか。ちょっとラッキー。

新横浜からも、金曜日の夜ということもあり指定席も混雑しています。私の隣席も、東京か品川から乗車しただろう若い男性が既に座っていて、しかも間のアームレストを侵略してこっちに腕ははみ出ているし、足下もだらしなく足を広げているから、こっちの足にぶつかってくるし、ちょっと最低なヤツ(笑)。

浜松駅で下車すると、いつも見慣れた通勤客風の人よりも、やはりスーツケースやキャリーバッグを持った人の方が多くて、いつもと一寸違う風景でした。中には、スタアラのゴールド会員が荷物に付けるオレンジのタグを付けた人がいたんですが、自分も本当はこのG.W.明けにシンガポールに行っていたんだよな、仕事のトラブルさえ無ければと悔やむこと悔やむこと。できれば、どこかでリカバリーしたいところですが、暫くは忙しそうだし。ちょっと羨ましい光景でした。

2014年5月9日

グローバルスタンダードとは

PCWatch山田祥平氏のコラムから、昨日のauの新製品発表会からの話。今回のauの新機種の話題は色々ある物の、その最大の話題の一つがWiMAX2+対応。コラムにも書かれているように、「WiMAX2+」と聞くとUQのローカルサービスのように感じてしまうけれど、「TD-LTE互換」と言われれば、「なるほど」と納得出来ます。

もう一つは、コラムの最後にも書かれている、FeliCaを意識しなくなったauという話。私にとって「携帯」とは、「おサイフ(電子マネー)」であり、「ボーディングパス(UA/ANA)」であり、「メンバーカード(ヨドバシ, etc..)」でありと、一番利用している機能。でも、以前携帯の多機能の話から要らない機能をアンケートしたら、電子マネーがトップだったんですよね。あれはちょっとショックでした。SONYがXperiaを作る限り場、「NFC(FeliCa対応)」機種は残るとは思うけれど、いつかSONY以外では「NFC(FeliCa非対応)」モデルが標準になるのだろうか。それまでには、国内のFeliCa端末がNFC対応して欲しいと思うけれど。

ここに来て、SONY、SHARP、Fujitsu、京セラと、国内携帯メーカーも少し息を吹き返した印象がありますが、逆にこれまでの国内専用機能を少しずつ落としてダイエットして、グローバルスタンダード化してきた証しなのかも。ちょっと寂しいですね。

メディア戦術

47Newsに掲載されている、フットボール関係のコラムコーナーから、スポーツ関係記者として有名な丹生さんのコラム。関東にしても、関西にしても、フットボールにおいては学生(学連)の組織が一番しっかりしていると思ったけれど、このコラムにあるような話だとしたら、かなりガッカリですね。一般観客に対しての対応ならまだ分かるけれど、その競技なりチームを宣伝してくれる立場のメディアに対して、対応しないというのは一寸考えられません。

選手交代が自由に毎回行われるフットボールで、「スターティングメンバー表」って余り意味が無いと思うけれど、その試合に出場予定の選手をリストアップした「メンバー表」はフットボール観戦では必須。個人的には、番号、氏名、ポジション、身長・体重、そして出身大学・チームの情報があれば十分です。今のグッドプレーをしたのは、誰なんだ、ということをボールデッドと次のプレーまでの間に反芻できるのって、フットボールの魅力の一つだと思いますし。でも、それなら各チームが準備するイヤーブック/プログラムがあれば十分と言われるかもしれないけれど、春の試合はコラムでも書かれているようにまだメンバーが確定していないので普通は作る余裕は無いし、秋になっても、故障とかその他の事情でその試合に実際に出場している選手と違いがあったり番号が変わっていたりしますから、その試合についてのリアルタイムな情報は必須。今の時代、メンバー表だってExcelとかデータであるはずだから、それをPDFにしてもHTMLにしても、さくっとどこかのサイトに試合直前に掲載してくれないだろうか。

実は、各チームが作成するイヤーブック/プログラムは、中に入れる広告料金が重要な活動資金になるので、これはこれで充実させて、出来るだけ多くの人に配布する必要があります。だから、こちらには写真や盛りだくさんのデータを入れた、保存価値のある情報源にし、それとは別に正確さとリアルタイムを追求した、その試合直前の情報はネットに掲載する、と言う二面作戦が観客にとっては一番嬉しいんじゃ無いかと思います。昔はネットにデータをアップするというのは、PCを持ち運んだり、ネット接続出来る場所にいったりと面倒だったけれど、今はWAN接続したタブレット一つあれば済む話ですからね。

もう一つ考えないといけないのは、現代では新聞社とか雑誌社とか放送局とか、既存のメディアと同様に、SNS等のプライベートメディアの存在も無視できないと言うこと。熱心に贔屓のチームや好きなスポーツの情報発信を詳しく継続的に実行している人は数多くいるわけで、そう言う人達にも必要最低限の情報が届くようにするのも、「現在のメディア戦術」と言って良いのでは。当然そう言う人達は、各チームのイヤーブックは購入済みなんですよね。でも、当日の番号変更なんて言うのは分からないかもしれない。あるいは、もしかしたら同姓同名の選手と勘違いしていたかもしれない。まだイヤーブック/プログラムのある秋シーズンはまだ良いとして、情報が少なく、また新人選手や移籍選手の多い春の今だからこそフレキシブルに情報発信しなきゃいけないんじゃないだろうか。最近では、Twitter/FBやYouTube等でリアルタイムに情報を流したり、試合の様子を流したりするチームもあるけれど、チームとして対応するだけで無く、そのスポーツ界・リーグの共通認識としては対応するだけでも、ファン獲得に繋がる気がします。

SEIKO DOLCE購入

年初にSEIKOのASTRONを購入し、腕時計に目覚めつつあります(笑)。ASTRONは、元々のメタルブレスから革ベルトに変更したんですが、これでさらに自分好みになり、今では外に出かけるときにはいつも腕に装着するくらいに。ただ、ASTRONが結構「重装備」なデザインなので、もう少しシンプルなデザインの時計も欲しいし、常使い出来るような腕時計も欲しいなと、物欲がふつふつと。そんなわけで、最近は量販店のサイトとか、時計メーカーのサイトを時間のある時には見るようになってしまいました。

で、先週末にヨドバシカメラのサイトでいつものように腕時計ウォッチをしていたら、SEIKOから先月発売されたDOLCEの新製品に目がとまりました。

一つは、見た目はASTRONに似ているけれど一回り小ぶりなDOLCEのSADA013というもの。ASTRONは気に入っているんですが、やはり一寸大型なので少し扱いに困る時が有り、そんなときでも常用できるカジュアルな腕時計が欲しいと思っていました。このDOLCEは、ソーラーの電波時計で、クォーツ程薄くないけれど、今のASTRONに比べると十分に薄くて軽そう。メタルブレスもシンプルな革ベルトに変更すれば、さらに軽快な雰囲気になりそうなサイズです。一つ問題なのは、ASTRONの大きなサイズを見慣れていると言うこともあるんだろうけど、このサイズだと曜日の針とかGMTの表示等が小さくて見づらい。やはり老眼には老眼用に少し大きめの時計がいいかなと痛感しました。

さらにもう一つは、ちょっとドレッシーなスーツ・ネクタイで出かける時にさりげなくおしゃれな感じのものが欲しくて、これも先月でたモデルの一つDOLCE SADZ128が気に入って購入。こちらは革ベルトなんですが、好きでは無いワニ皮のベルトなので、これも直ぐに交換する予定。ただ、こちらはDバックルになっていて、初めて使ったんですが、これは便利で良いですね。皮もストレスが掛からないし。実は、昔成人式の前に両親からお祝いで貰った時計が、同じくDOLCEの角形の金メッキの時計で、このSACM154というものがよく似ています。何度も修理したり、ケース交換をしたりして15年位使ったんですが、流石にもう新しい時計を買った方が安いからと20年くらい前に廃棄してしまったけれど、凄く愛着のある時計でした。だから、最初は角形のSACM154を購入しようと思ったんですが、クオーツで電池交換が面倒かなと思い、こちらもソーラー電波時計のSADZ128に今回してみました。

別にSEIKOマニアというわけでは無いけれど、高校入学のお祝いに初めて買ってもらった時計も、成人式の時の時計も、その後社会人になり自分で購入した時計も、何となくSEIKOの時計が続いているので、一番馴染みがある分安心出来る気がします。性能的には、CITIZENとかCASIOでも問題無いと思いますけど。

今回購入した二つの腕時計と、以前購入したGSの腕時計、この三つが偶然ですがベルト幅が19mmと共通であることに今回気がつきました。それなら、革ベルトをそれぞれで交換して使えるので、近いうちに何パターンか購入して、いろいろと試してみようかと思っています。これは嬉しい誤算でした。ASTRONは24mmなので、なかなか物が無いんですよね(笑)。

2014年5月8日

優先順位

もともときな臭かった南シナ海での、中国と、ベトナム・フィリピンとの領海係争。中国側が一歩踏み出したように見えます。で、日本とも敵対的とも言うような態度をとり続けてきた中国は、ここに来て日中友好議員連盟の訪問団との会見を受け入れたり、自民党議員団と会談したりと、軟化したような態度を見せてきてたりします。単純に中国が日本に対しての方針転換をしたというよりは、流石に二面作戦は大変なので、先ずは組みやすい(?)南シナ海にリソースを集中させて、日本に対しては甘い餌をちらつかせて保留させておく、と思うのは考えすぎ?

力の差を考えれば、もし衝突となれば中国が有利なのは確かなんですが、逆に中国としてはそう言う様子を日本に見せて、軍事衝突には消極的な日本に一歩下がらせると言う事も考えているのかも。いずれにしても、南シナ海の話と防寒せずに、中国の海洋進出政策の一つとして、次は尖閣諸島、沖縄、と思っていないといけないかも。

大容量バックアップメディア

仕事においても個人のパソコン利用においても、データのバックアップというのは大きな問題の一つで、個人的にはBlu-rayにバックアップしつつ、アクセス頻度の高いデータはNASやリムーバブルHDDにデータを置いていたりします。無制限クラウドストレージのBitcasaが登場したとき、その安い料金(最初はUS$9.99/月、年間US$99だった)にも引かれて使い出したんですが、ちょっと色々制限が有ったり、暫くして料金が10倍にアップしたりと、使い勝手がさらに悪くなってしまいました。今Bitcaseに手持ちのデータをほぼアップし終わり、これから重複データとか不要なデータを整理してから、もう一度ローカルに保存し直す予定ですが、そのデータ総量が20TB位。ちょっとリムーバブルメディアに保存しようと言う気持ちになるデータサイズじゃ無いですよね。

大容量データバックアップというと、磁気テープが昔から使われていて、実際仕事では一部磁気テープを使っているんですが、基本的にシーケンシャルデータでしか保存できない事と、スピードが遅いのが難点。あと、容量的にもちょっと物足りない。そんな中、富士フイルムやSONYは既存製品の何十倍もの容量を持つ磁気テープを開発しているという記事。100TBもの容量があれば、今の自分の環境も問題無くバックアップ出来るけれど、データコピーにどれだけ時間が掛かるんだろうか。色々優先順位はあるけれど、データの保存スピード(磁気テープへの書込速度)は最重要な要素の一つ。そのあたりは、テープ本体よりもテープ書込装置の性能次第だと思いますが、バランス良く製品開発されることを期待したいですね。

ただ、欲を言えば今のHDD位のスピードとアクセス性があって、でも容量は100TB、200TBなんていう、リムーバブルメディアが欲しいなぁ(笑)。

1兆円超えたなら...

Softbankの14年3月期の営業利益が1兆円を超え、純利益でもdocomoを抜いて業界トップになったという記事。そんなに儲かっているなら、もっと料金安くしろよと小一時間... 来年度では、営業利益だけで1兆円を目指すと言っているから、尚更ですよね。

個人的には余り好きな会社(社長?-笑)では無いし、手法・方法的にも好みじゃ無い部分もあるけれど、それでもこれだけ会社規模を拡大して、ビジネスも延ばしている点は見習わないと。営業益1兆円超え企業は、NTT、トヨタに続いて日本で3社目との事ですが、NTT、トヨタと比較して脆弱な印象を受けるのは何故だろう。それと、言い方を変えれば1兆円の営業益を出している企業が、日本には3社しか無いわけですよね。多分他の国だと、そう言う企業ってもっと多いんじゃ無いだろうか。大きければ良い、儲かれば良いとは言わないけれど、でもその業界なり国なりをリードする大企業が複数あることが、やはりその国の経済活動の活性化に繋がる気もします。危機が何度も叫ばれながらも、財閥系企業が国を支えている(?)韓国とかは、ちょっと行きすぎの感じはするけれど、世界第三位の経済大国としては、もう少し大きな企業が有っても良いような気もしますね。

会社としては好きでは無いけれど(マテ)、これも日本の経済復興の兆しと喜ぶべきか。

2014年5月7日

名創優品(MINISO/メイソウ) (2)

少し前にここにも書いた、中国の怪しい日本語ショップ「名創優品」。何故か昨日の「特ダネ」で特集されていて、再び話題になっているみたいだけど、既に日本語サイトは閉鎖されています。で、創設者という「三宅順也」なる人物、てっきり架空の人物だと思ったら、番組の中でコンタクトしてちゃんと受け答えしているのにはビックリ。一応本人も認識してこういうコンセプトのお店を中国で作ったみたいだけど、どう言う関係か分からないけれど受け答えもちょっと怪しい。

この三宅氏の背景がどう言う物か分からないけれど、好意的に考えれば日本で成功している量販店・雑貨店のコンセプトを上手くいいとこ取りして、それを中国で実現した(コーディネートした?)とは言えるでしょう。ただ、日本ではビジネスをしていないのに日本の企業のような事を言っていたり、中国国内で製造されている製品をあたかも日本製のようにして販売していたり、怪しげな日本語を表記したりと、電話では三宅氏が一人でやっているので手が回っていないと言うことを言っていたけれど、結構組織的な印象も受けます。

日本でも話題になっているから、当然中国にもフィードバックされて中国の人も事実はどうなのか知ることになるんだろうけど、さてどうなることやら。結構お金をかけて店舗展開しているみたいに感じるので、簡単に「やーめた」という事にはならない気もするけれど、そう言う点中国の人はドライですからね。損切りになると思ったら、ぱっと手を引くのも早いし。

ただ、前回も書いたけれど、これを単なる模倣と笑うのは簡単だけど、彼らが自らこういうコンセプトを理解して、製品開発とか製品展開のKnow-Howを取得してきたら、ちょっと怖いのも事実。日本的な「高品質なおもてなし」の付加価値を持ちながら、コストはぐっと抑えられるわけですから。中国の、いわゆる「100円ショップ」のどこかが、このKnow-Howをさらに発展させたら、結構怖い存在になると思う。

多言語サポートの不便さ

中日新聞に掲載された、多言語案内に消極的なJR東海への批判。個人的にはJR東海に賛成で、危険・禁止・注意喚起等の掲示については、多言語対応すべきだと思うけれど、一般的な案内や指示掲示等は、日本語と英語で十分だと思う。

その最大の理由は、海外からの観光客や訪問者が年々増えているのかもしれないけれど、そう言う案内や指示を利用するほとんどは日本人なわけです。写真したの名鉄の案内のように、日本語が他の言語と同じ程度のサイズで掲示されては、肝心な日本人が困ってしまいます。それに、言語数が増えれば、それだけ文字のサイズも小さくなって読みにくくなるわけだし。大多数のユーザーの利便性を何処まで犠牲にしてまで、他の言語に対応するかですよね。

最大の観光客市場である、中国や韓国に対応すべきという意見もあるかもしれないけれど、例えば中国と台湾では文字種が異なりますし、観光客数ということでは、これからはタイとか中東とか、また別の言語を使う地域からの訪日も期待出来ます。その場合、それらの文字種も追加するのだろうか。

私が思うのは、今の時代、オンラインで対応すれば良いじゃ無いか、ということ。100%の解決策では無いけれど、日本に入国した時にほとんどの人がJRの外国人用パスを購入するけれど、ここにSIMカードとWi-Fi等のアクセス券も付けて、そのカードを使用していると自動的に現在位置や経路が表示されるアプリが無料で利用出来るようにすれば良いじゃ無いだろうか。あるいは、そんな子としなくても、ARを利用して国内の交通機関の掲示をカメラで撮影すると、自動的に翻訳するようなサービスだって良いわけです。問題なのは、日本語の地名なり呼称を、どう英訳するかじゃないかと。最近でも、ローマ字表記を英語表記に切り替えているけれど、ああ言うことを統一しないと、単にローマ字で読み方を書いてあるだけじゃ意味ないわけですし。

もう一つは「アイコン」の利用促進ですよね。トイレとか出入り口等以外にも、例えば電車のマークに各会社固有のマークを合わせるとか、案内や窓口のアイコンを共通化して掲示するとか、日本ではこのアイコンがこういう意味と言う情報を作ってしまえば、後はどの国から来た人かも関係無くなりますし。まぁ、宗教的な事は配慮しないといけないけれど、「案内」という意味では「アイコン」をもっと利用するべきじゃ無いだろうか。

だから、単に掲示や看板に色々な言語で記載するというのは、一件親切なように見えて、実は余計に混乱させる要因になるんじゃ無いかと思いますね。

2014年5月6日

NRT-MCO-ORD-NRT (1) - 夏のオーランド

別のBoston旅行記を書き始めて、まだこっちの旅行記をスタートしていなかったことに気がつき慌ててアップ。こちらは、今年の1月に既に予約を入れていたもの。3月からUAの特典チケットが改悪されるというので、1月2月はUAの検索機能をフル回転させて、色々なチケット発券をしたんですが、その中には特典チケットだけで無く、PQM獲得のために通常のチケット発券も。この頃は、まだ春の試合予定が決まらず、5月とか6月の予定が入れられない状態。7月に入れば、取りあえず試合関係の予定は無いはずなので、ちょっと自分の記念も兼ねて7月の始めに出かけることに。

毎回の事ながら、「出来るだけ遠く(PQM獲得)、安く、楽な接続で移動出来る」という矛盾を解かないといけません。もっとも、優先順位は、PQM、安く、なので結果的にはそれ程悩まずに確定することも。今回は何処に行こうか先ず悩んだんですが、一年ぶりにDisney Worldへ行くことに。理由は、真夏だから空いているだろう、と(笑)。あと、以前購入したチケットがまだ残っているので、これも早めに使い切りたいから。方針が決まったので、UAのサイトで検索を実高してみます。

この時は、まだ1月の始め頃だったからでしょうか、当然ながら半年先のフライトなので座席は十分空いています。それと、ちょっと予想外だったのが、アップグレード枠(Rクラス)も結構残っていて、発券して直ぐにアップグレードをかければその場で確定しそう。1月と言う事は、丁度UA MPの更新時期で、今年分のGPU/RPUもたっぷり口座に残っているので、これらのアップグレード権を利用して旅程を確定することにしました。

まずNRT-MCOで検索すると、幾つかルートが表示されるんですが、やはり北米大陸の東の外れなので到着時刻が遅い物ばかり。その中でも、NRT-ORD-MCOのルートが一番早く夕方19:30頃到着します。でも、ORDでの接続時間が1時間30分位しか無い。普通なら、接続時間が短すぎるとして選択しないんですが、この時は何故か「何とかなるだろ」とこのルートで確定してしまいます。結果的にこれが後で良い結果になるんですが。次に、Orlandoからの帰国便。往路同様、MCOから日本に戻るためにどこかのゲートウェイで日本行きに接続するとなると、かなり早朝のフライトでMCOを出ないといけません。そこで、前日にどこかに移動しておいて、そこから接続の良いフライトで戻ることに。で、何処に戻るかなんですが、日本への直行便もあるしと言う事で、往路同様シカゴに前日移動して翌日日本に戻ることにしました。ところが、ORD-NRTで検索したら、直行便が候補に出てこず、ORD-EWR-NRTが出てくるんですよね。これ、ORD出発が7:00と早いけれど、NRT到着は13:55と早く着くメリットも。あんまり前日にORDに移動した意味が無いなと思ったけれど、PQMも獲得出来るしいいか、と(笑)。

それぞれアップグレード枠が空いていることを確認してから、NRT-ORD-MCO/-ORD/-EWR-NRTをBクラスで発券。10分程してシステム上に反映されましたが、国内線部分のORD-MCO/MCO-ORD/ORD-EWRは無償アップグレードが確定して国内線ファーストにアップグレード済み。残りのNRT-ORD/EWR-NRTは、この時貰ったばかりのGPUでアップグレードをかけました。こちらも直ぐにアップグレード確定し、何とか全行程のアップグレード作業が完了しました。これで一安心。

その後一月位して、確認のため予定を見ていたら、幾つかのフライトでスケジュール変更が入っていました。その中で、往路のORD-MCOの時刻が30分程遅いフライトに変更されていて、結果的にシカゴでの接続時間が1時間30分から2時間に伸びたので、これでシカゴでの入国リスクが少し減りました。こちらも、予定通りに旅行できることを祈るばかりです。(続く...)

NRT-BOS-SFO-NRT (1) - 懲りずにまた予約

仕事の都合で泣く泣くキャンセルした、シンガポール旅行。で、意に反してキャンセルしたから、さらに「どこかに飛びたい病」がぶり返すわけで、スケジュールと行き先を見比べながら、妄想を膨らますことに。丁度、8月のNFL Pre-season Gameで、今シーズンからオープンするSF 49ersの新スタジアム、Levi's Stadiumでのこけら落としの試合(8月17日)を見に行きたいと思いつつ、まだ予定を組んでいなかったので、これを試しに旅程を組むことに。

本当は、この夏からでも始まるだろう、HND-SFOのUA便にトライしてみたかったけれど、まだシステムに反映されていないので、NRT-SFOで検索してみますが、UA便、ANA便含めて問題無く予約は出来そう。ただ、折角USに行くのに、単純往復だけじゃなぁという悪いクセがむくむくと。それと、Levi's Stadiumは、Santa Claraにありますが、最寄り空港はサンノゼ空港(SJC)。ここにはANAがNRT-SJCを毎日飛ばしています。取りあえず復路の帰国便は、SFO-NRTかSJC-NRTにしようと仮確定。

メインは17日のBroncos@49ersな訳なので、その後にどこか行くか、その前にどこかに寄ってからSFOに来るか。こういう場合、普通私の場合、先にどこかに寄ってから最後に目的地に行くパターンになるんですよね。何でというわけも無いけれど、何となく最後にメインのアクティビティを持ってくるのが楽なような気がして。そうすると、日本からまず一度東海岸の遠いところに飛んでマイルを稼ぎ、その後北米大陸を横断してSFOに来るというパターン。そこで問題になるのが「どこに行くか」ということ。日本からのエントリーポイントとして、ORD, NYC, IAD, を想定して、そこからの乗り継ぎが楽で遠い場所は無いかと探します。

実は、この一月一寸前に、Orlandoに行く予定を今立てていて、南の方はまず候補から外します。次に、New YorkにMLBでも見に行こうかと思ったんですが、丁度この8月の中旬ではYankeesは遠征に出ていて地元開催は無し。IADあたりが一番楽だけど、ここって特に見る物も無いし。で、馴染みのディスティネーションを思い出していると、そういゃBostonに最近行ってないなと気がつきます。記録を遡ってみると、2年前に行ったのが最後みたい。試しに、NRT-BOSで検索をかけてみると、チケットはあることはあるけれど、到着がちょっと遅いんですよね。IADで1時間20分位の乗り継ぎ便で、夕方に到着するフライトがあったけれど、それってちょっとリスキーだしなぁ。午後から夕方位の時間帯で、丁度良い接続便が無いのが、Bostonの難点。

で、最終的に決めた旅程が、まずはNRT-ORD-BOSで現地に夜の22:00頃到着。その後、BOS-SFOと移動して、試合を見てからSFO-NRTで帰国というルート。国際線部分は、UA便とANA便選択可能だったんですが、結果的にどちらもANA便を選択。本当はライフタイムマイルの為にもUA便で通したかったんですが、7月の旅行はUA便で通しているので、こっちはANA便の方が気分転換になるかなという理由も(笑)。

この旅行を完了すると、来年度のUA MP 1K獲得まで残り1500PQM程になるので、また何処か国内線でマイルを獲得して、ひとまず1Kクリアーしようかとも画策中。さて、どうなることやら... (続く...)

2014年5月5日

功罪


  • DEERS (C2) 65 - 0 BULLS (C5)
  • RISE (E2)  45 - 6 CREATORS (E5)
  • FRONTIERS (E1) 93 - 0 HURRICANES(E6)
  • SEAGULLS (C1) 111 - 0 CRANES(C6)

G.W.に入り、今年も始まったパールボウル予選ブロック。初戦は前年上位チームと下位チームとの対戦が組まれるんですが、今年はこれまで以上に大差がついた印象です。特に、前年の地区チャンピオンと、前年最下位・入替戦昇格チームとの対戦は、予想以上の大差がつきました。勿論、どのチームも真剣に試合に臨み、真面目に勝つためにプレーしたとは思うけれど、以前と比べてチーム間の力の差が生まれてしまったなと言う印象です。

一般的には、力差がありすぎる試合に批判の声も多いけれど、個人的には高望みかもしれないけれど、強いところと試合をして何とか勝つ工夫をしていかないと、チーム力はなかなか向上しないのも事実。凄く小さな一歩かもしれないけれど、どうしたらダウンを更新出来るのか、どうしたらプレーを出せるのか、どうしたら得点出来るのか、どうしたら相手の攻撃を抑えてパントに追い込めるのか、そう言うことを何度も経験して挑戦することで強くなるのも事実だと思います。ただ、そう言うことを考えるにしても、一寸最近の状況では力の差がありすぎるのかなという気もします。

以前はチーム数を多くて、実力のある選手も分散していたのが、チーム数の減少と共に、有名なチーム、魅力あるチーム、と選手が集中していき、それがさらに拍車が掛かるようになってチーム間格差が広がっていったことも事実だとは思います。ただ、一方でリクルーティングやチーム作りに時間と力を注いで強くなっているチームもあるわけで、そこは単純に強いチームが安閑としている訳では無いことも自覚しないと。

本当ならば、5年とか10年とかいう時間をかけてじっくりチーム作りをしたいところ何でしょうけど、周りとしては2年とか3年とかで結果を要求しますから、チーム作りにしてもジレンマが生まれます。即効薬は無いし特効薬も無い状態だけど、工夫と努力は絶対裏切らないわけですから、それを上手く利用して秋には成長を見せて欲しいですよね。それが次への第一歩になるわけですから。

HND-SIN (2) - また断念...

G.W.最後のイベントとして楽しみにしていたシンガポール旅行。ところが、マーフィーの法則よろしく、G.W.中に仕事でトラブル発生し、休日出勤しても解決出来ず、どうしてもG.W.開けから対応しないといけないため、予定はキャンセル。今年に入って3回目の旅程キャンセルですけど、多いなぁ。これまで予定を立ててキャンセルした事って、ここに記録を付け始めた2008年からの6年くらいの間に4回ですからね。年に一回あるかないか。それが今年は、ここまでの半年弱の間に3回も出てしまうのは、何か巡り合わせが悪いのだろうか。

今回は羽田の新国際線ターミナルが利用出来るはずだったので、なおのこと残念。まだ仕事の目処がついていないけれど、どこかでまたチケットを取って行ってみたいですね。今回のHND-SINのチケットは、マイルによる特典チケット。UAの特典チケットチャートが改悪される前、1月に発券したものなのでお得にいけるはずだったんですが... 思い気持ちを抱えながら、トラブル解決しないと。()

2014年5月3日

VAIO株式会社

SONYのPC部門の分社化に伴い、その行き先が気になっていたのですが、その物ズバリ「VAIO株式会社」として7月1日からスタートすることに。直球その物ズバリのネーミングで、シンプルで分かりやすくて良いんじゃ無いでしょうか。ただ、SONYとして最後のVAIOモデルが、バッテリー問題でトラブっているのが残念だけど。

最初にSONYがVAIOを発売したとき、それまでのパソコンパソコンしていた他社のノートブックやデスクトップPCと違って、凄くスタイリッシュなインパクトがあり、「おぉ、WindowsのAppleだ」と感激したんですが、世の中の競争は厳しいですよねぇ。正直なところ、機能的な部分では何処のメーカーも「Wintel」なわけで違いは無い中、SONYは自社技術のFeliCaを入れたり、結構頑張っていたと思うけれど、ちょっと時流に乗りきれなかったというか、「流れ」を作る事が出来ませんでしたね。

世界的には、Lenovo、HP、DELLが、「数は力」と徹底的なコストダウンと市場占有競争を繰り広げていて、SONYだけでなく、例えばAcerのNetbookなんて、結構面白いカテゴリたーだと思ったけれど、ちょっとタイミング的に早すぎましたね。今ならChromebookの対抗馬として、Ultrabookよりも軽量薄型のモデルなら受けそうな気がするんだけど。

いずれにしても、競争無きところに良品は生まれないわけで、VAIOというブランドを守るだけで無く、これぞVAIOという新しいノートブックPC、タブレット製品を生み出して欲しいなぁ。携帯電話のXperiaだって、SONY→SONY-Ericsson→SONYと復活してきた前例があるわけですからね。個人的には、タブレットベースの本体に超薄型軽量のキーボードカバーを付けた、スタイリッシュなモバイルデバイスを期待しています(笑)。

Wi-Fi レピーター

NTT西日本の会員制サービス(Club NTT-West)では、使用料金に応じてポイントが毎月貯まります。この手のポイントプログラムって、交換できる品物がそんなに欲しいと思うものも無くて、先月で切れるポイントもどうしようかと悩んでいました。

まず一つは、先日使い始めたNTT-SPOTの利用料金に充当できるもの。2 ID使っているけれど、1ユーザーがポイントで振り返ることが出来るのは1IDのみ。実は、最初の12ヶ月は無料利用期間のキャンペーンをやっているので、その後にしようかと思ったんですが、今申し込んでも適用は無料利用期間終了後とのことなので、1ID分申し込みました。まぁ、月200円で利用出来るので安い物なんだけど。

二つ目は、Wi-Fiのレピーター。自宅では、作業場的な離れにNTT西日本のフレッツ光を引いてあり、ここから母屋でもWi-Fiが使えるように窓際にWi-Fiルーターを設置してあります。距離的には10mも無いのですが、壁やらサッシを挟むので、母屋のリビング内の場所によっても、結構信号強度が変わります。時々弟の家族が来たりしたときには、母屋でWi-Fiを使うのですが、その時にやれ電波が弱いとか、奥に行くと届かないとか文句を言うので、以前からレピーターを設置用と思っていたところなので丁度良かった。

三つ目は、iTunesギフト。1000ポイント単位で交換できるので、期限切れポイントが残り960ポイントとなったので、これで切りよく綺麗に期限切れポイントを使い切ることが出来ました。

これだけでなく、クレジットカード等でもポイント交換制度があって、色々な商品と交換できるサービスは普通にありますが、正直なところ欲しい物は高いし、交換可能な範囲の物はどうでも良いものばかり。かといって折角貯まったポイントを捨てるのも勿体ないので、結局は他のポイントサービスとか航空会社のマイルに交換するばかり。そんな状況の中で、今回のWi-Fiレピーターはポイント的にも必要静的にも、ほとんど初めてくらいニーズにあったものでした。毎回こういう風になれば良いのに(笑)。

2014年5月2日

エダマメ (Edamame)

産経新聞の記事から、Googleで昨年検索された和食キーワードで「枝豆(Edamame)」が第二位になったと言う記事。一位が「寿司」、三位以下が、ラーメン、刺身、天ぷら、という有名な和食が並ぶ中でちょっと意外な感じがする順位。ただ、ここ数年くらいでしょうか、日米間の飛行機特にUAに乗っていると、普通に枝豆が出てくるんですよね。成田空港のUnited Clubにも、スナックの一つとして枝豆が山盛りで出てきて、これが結構な人気です。

私がプライベートであちこち行きだしたのは2007年からですが、その頃UAに搭乗して機内食を食べるとき、前菜として出されるお皿には、必ず枝豆が乗っていて、初めて見たときには「外国人に、この食べ方分かるのか」と心配になったくらい。実際、中の豆を出して食べることが分からず、そのまま房ごと食べる人もいたし。何度かそう言う光景を見ているうちに、皆さん起用に食べるようになり、さらにUnited Clubのスナックで大量に出されているのを見たときにはびっくり。しかも、その大量の枝豆が出されると、直ぐに競争のように取り分けられて、あっと言う間に無くなる様子にもビックリ。あの塩味が良いのだろうか。

記事の中の解説では、健康食として世界的に注目されている大豆だからと最後に解説しているけれど、確かに豆腐等を中心に日本の健康食の材料と言う事はあるだろうけど、でも何が"Edamame"の魅力なのかちょっと不思議です。まぁ、豆類は健康にも良いし、塩分だけ気をつければお酒の肴にしても、スナック代わりにしても良いだろうし。和食の魅力の一つとしては「枝豆でビール」っていうのも、これから輸出されたりして。

一つ不思議なのは、アメリカとか欧州の料理で、一度口の中に入れたものを外に出して残すと言うものが記憶に無いんですよね。まぁ、枝豆も房ごと口に入れるわけでは無く、房の合わせ目から豆を出して食べるからまだ良いのかもしれないけれど。「醤油」や「豆腐」は、和食として海外でも定着しているし、一般的なスーパーなんかでも普通に購入出来るようになったけれど、「枝豆」も冷凍食品として輸出したら動だろうか。あるいは、海外でも大豆栽培ってそんなに難しくないと思うから、そこから現地産の「枝豆」なんていうのもいいかも。良い大豆が出来れば、美味しい豆腐も出来るだろうし、醤油だって出来るだろうし。なんか、大豆のエコサイクルが出来そうな予感。

地域スポーツ団という選択肢

パールボウルに登場した、LIXILディアーズの記事。個人競技スポーツを除いて、団体競技のチームを企業がスポンサーする、いわゆる「企業スポーツ/企業チーム」というものは、昨今の厳しい経済活動状況から一昔前と比べて壊滅的な状態と言って良いでしょう。Jリーグにいち早く移行したサッカーはまだましな方で、バスケットボールやバレーボールなんかは、昔と比べるとチームの存在方式はかなり変わってきています。

そんな厳しい状況の中で、スポーツ競技団体が生き残っていくためには、やはり地域の中でファンを作る、地域に密着した活動をすることで存在認識して貰う、というのが唯一の選択肢のような気がします。ただし、それは言うはやすし。まず、野球やサッカーなどの様に知名度の高いスポーツは最初のハードルは低いわけですが、フットボール等の馴染みの無いスポーツは、先ずそのスポーツを知って貰うことから始めないといけません。ところが、フットボールの場合は、春の試合もあわせても、年間10試合程度しかありませんから、知名度アップと言う点では圧倒的に不利です。

最近でこそ、フラッグフット等が学校の体育素材に取り入れられて少しずつ馴染みのあるスポーツになりつつありますが、いわゆる「タックルフットボール」だけで無く、もっと広い意味での「フットボールのシステム」という塊で、普及活動をすることで、本来の激しいタックルスポーツだけでなく、もっと簡単で分かりやすいフラッグフットボールとか、7人制とかアリーナフットボールのような、縮小サイズだけで迫力のあるゲーム、さらにはチアリーディングやコーチングの戦略作成等リクリエーションとかビジネスにも繋がる様な素材等も含めて、全部を活用して露出度を高めていく事が重要だと思います。

さらに言えば、そう言うことをフットボールという一つのスポーツの枠の中でマネージするのではなく、その地域を拠点とする色々なスポーツのチームが協力して実行することが大切。そうすることで、地域の人が参加出来る機会は圧倒的に増えるでしょうし、スポーツの種類を上手く組み合わせれば一年間を通して常に何らかの活動が可能になります。また、スポーツによって得手不得手もあるでしょうから、そういう部分を補完していくことも可能になるでしょう。極端な話、今日本では毎年どこかの都道府県で「国体」を開催していますが、47年に一回盛り上がるよりは、その分の費用を都道府県毎の競技人口等で分散して配布して、地域スポーツ活性化のために使った方がよっぽど有意義じゃないかと思うわけです。

2014年5月1日

声は力、金も力

米国での韓国系市民による慰安婦像設置に対して撤去を求めていた在米日本人達の原告側代理弁護人が、「強い圧力」を受けて辞任したという記事。アメリカは「自由の国、平等の国」と言われるけれど、でもその中でも力の差や貧富の差は存在しているし、それによって自由や平等が曲げられることも当然あります。特に選挙絡みだと、こういうこともありうるんでしょうね。日本だと弁護士会とかが「不当圧力」とか言って抗議もするんだろうけど、アメリカではそう言うことは身内からも言わないのだろうか。

慰安婦像問題も重要だけど、圧力で言論を封じると言う行為はもっと問題だと思うんだが。

System/360 50周年

IBMのメインフレーム「System/360」が誕生してから、50周年。記事にも書かれているように、世界初の「汎用コンピューター」なんですよね、このメインフレームは。それまでのコンピューターは、多少のプログラミング機能もあったけれど、基本的に使用目的に合わせて設計・製造されていたもの。そこに目的ごとにプログラムをロードして自由に切り替えて利用できる「汎用コンピューター」というマーケットを作ったのが、この「S/360」。記事にも書かれているように、技術的にも現在のコンピューターの基本となっている技術が、この頃に発明されて実用化されているんですよね。サイズや速度や機能は大きく変わったけれど、基本的な部分は変わっていないのは凄いと思いますね。

1990年代には「メインフレームは終わった、IBMは終わった」と言われたものだけど、結局メインフレームはまだ残っているし、IBMも残っている。それって、技術的なことは別にして、メインフレーム自身がその利用目的とか機能において変化してきたからだと思うし、IBMにしても大胆な組織改革をして変化することで生き残る術を見つけてきたからで、その点は元々は肉秤機械から始まったこの会社にしては当然のことなのかも。

50年後のコンピューターって、どんな方になっているのか、どんな形で身の回りに存在しているのか、出来る事ならその様子を見てみたいと思います。

自動運転技術


Googleが開発中の自動運転による市街地走行の実験。アメリといえども、場所によっては結構運転が荒い場所、ほとんど車の姿を見ないような場所等、いろいろありますが、動画を見ていると結構使い物になりそうな雰囲気。方やドイツのメルセデスベンツも、100kmの自動運転を実現しています。

「自動運転」というのは、車にかける「夢」の一つだったわけですが、もう手の届くところにあると言ってもいいんじゃないでしょうか。自動運転に繋がる技術の先駆けとしては、スバルの「アイサイト」が記憶にあるんですが、最初にレガシィに搭載されたのが2008年。そこから6年でここまで技術が発達したというのは、ちょっと凄いなと思います。勿論、こちらが知らない間に、裏ではずっと技術開発が進められていたとは思うけれど。

Googleやメルセデス等、海外のメーカーはほぼ実用段階と言って良い技術を公開しているんですが、それに対抗する日本メーカーの技術ってどうなんでしょう。正直、一歩先を進まれている印象。日本の場合、市街地での実証実験に高い壁がありそうで、そのフィールドプルーフが出来ないと実用化には遠いかも。それと、Googleにしてもメルセデスにしても、「左ハンドル、右側通行」なんですよね。「右ハンドル、左側通行」の日本に、これらの技術を取り込む事は、どれだけ大変なんだろうか。単に、「右」とか「左」とかフラグを立てれば切り替わる、という話でも無いので、これらの技術が日本に入ってくるのは、また大変なのかも。新たな、自動車摩擦が生まれるのだろうか。でも、その場合は英連邦も同じ「右ハンドル、左側通行」だから、なんとかするだろう >Google & メルセデス

今は、75歳以上で運転免許証更新をすると、紅葉マークを付けなきゃいけないけれど、将来的には自動運転車利用なら免許更新可能、なんていう時代になるかも。