いよいよ春一番の一戦。昨年、破れたとは言え、上位チームと僅差の接戦を繰り広げ、シーズン最後の試合では番狂わせとも言える大勝での勝利で締めくくり、チームとしては波に乗った状態で今年に繋がっている、はず。その分、昨年以上に研究されていることは確かだし、予想外のことをやってくるだけの力は十分ある相手だけに、接戦で勝てる確率よりは、予想外の大敗に終わる確率の方が正直高いかも。「良い試合」で終わっちゃぁ駄目なんですよね。どんなに泥臭くても、どんなにみっともなくても、兎に角1点差でいいから相手をリードして終わること。それだけなんですよね。
オフェンスのプラスは、グランドアタックの力が増強されたこと。ルーキーながら、生きの良いカットバックの上手いランナーが入ってきたことで、攻撃の幅が広がっていることが今のうちの武器。逆にマイナス面が、オフェンスの一番の武器であるパスオフェンスの中で、レシーバー陣の能力がまだまだQBに追いついていないこと。QBとWRの「あ、うん」の呼吸以前に、キャッチミスやらルートミスやら、まだまだ基本的な部分で力不足を露呈しているのが未熟。厳しい言い方を承知で言えば、折角のオフェンス力を自ら減じている状態。この試合で、一人で良いから開花して欲しいところです。
ディフェンスのプラスは、DL真ん中に力とスピードのある選手が入り、守備の厚みが増したこと。どちらかというと、相手のRBもディフェンスの様子を見ながらルート選択してくることが多いので、真ん中が閉じれば横に展開せざるを得ず、その分両サイドやセカンダリーが対応出来る時間が稼げる、はず。そこを抜くだけの技術が相手にあるから現実は厳しい。マイナス点は、相手のスキルあるRB/WRに、まだまだ対応出来るレベルには無い事でしょうか。さらに、相手は技術的に優れたQBが3人いて、攻撃にバリエーションが生まれそう。例年、この時期は調整期間と割り切っている相手が、今年は前の試合から結構本気モードで調子を上げているだけに、いつも以上に気が抜けない試合になることは確か。もしかしたら、シーズンインしたリーグ戦よりも白熱した試合になるかも。いゃ、そうしない当地に勝機は生まれないでしょうね。
何かを変えたい。何かを生み出したい。その一歩にしたい。
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