2014年5月3日

VAIO株式会社

SONYのPC部門の分社化に伴い、その行き先が気になっていたのですが、その物ズバリ「VAIO株式会社」として7月1日からスタートすることに。直球その物ズバリのネーミングで、シンプルで分かりやすくて良いんじゃ無いでしょうか。ただ、SONYとして最後のVAIOモデルが、バッテリー問題でトラブっているのが残念だけど。

最初にSONYがVAIOを発売したとき、それまでのパソコンパソコンしていた他社のノートブックやデスクトップPCと違って、凄くスタイリッシュなインパクトがあり、「おぉ、WindowsのAppleだ」と感激したんですが、世の中の競争は厳しいですよねぇ。正直なところ、機能的な部分では何処のメーカーも「Wintel」なわけで違いは無い中、SONYは自社技術のFeliCaを入れたり、結構頑張っていたと思うけれど、ちょっと時流に乗りきれなかったというか、「流れ」を作る事が出来ませんでしたね。

世界的には、Lenovo、HP、DELLが、「数は力」と徹底的なコストダウンと市場占有競争を繰り広げていて、SONYだけでなく、例えばAcerのNetbookなんて、結構面白いカテゴリたーだと思ったけれど、ちょっとタイミング的に早すぎましたね。今ならChromebookの対抗馬として、Ultrabookよりも軽量薄型のモデルなら受けそうな気がするんだけど。

いずれにしても、競争無きところに良品は生まれないわけで、VAIOというブランドを守るだけで無く、これぞVAIOという新しいノートブックPC、タブレット製品を生み出して欲しいなぁ。携帯電話のXperiaだって、SONY→SONY-Ericsson→SONYと復活してきた前例があるわけですからね。個人的には、タブレットベースの本体に超薄型軽量のキーボードカバーを付けた、スタイリッシュなモバイルデバイスを期待しています(笑)。

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