大阪で発生した准看護師殺人事件ですが、個人的に興味を引いたのは、犯人と推測される日系ブラジル人の女性が、被害者名義のパスポートを作成して海外(上海)へ出国していたということ。新規申請ナノ加工新那加によっても必要書類が変わりますが、問題なのはパスポート受け取り時に必要な身分証明の書類。本人では無いので免許証のような写真付き証明書は使えないはずですが、それ以外の書類で普通に持っていそうなのは健康保険証位。それ以外の書類だと、結構特殊な場合だと思うんだけど。
まだ発見されていないマレーシア機の事件の時も、盗難パスポートが利用されていましたが、パスポートの作成って難しそうで結構抜け道がありそう。で、その作成したパスポートはその人の人物証明として最強の証明書になるんですが、その存在証明が曖昧と言う事は凄く矛盾していますよね。日本の場合戸籍制度がかなりしっかりしているから、それを前提に構築されているんだろうけど、社会の仕組み変化に対応出来ていないという事なんでしょうか。ただ、その戸籍制度ベースの認証システムに変わる認証方法っていうのが無いんですよね。
大きなシステムなので直ぐに変革するのは難しいのかもしれないけれど、一寸対策が必要な気がします。例えばパスポート取得時の確認方法を厳密化するとしても、その為の確認書類、例えば運転免許証の取得方法も厳密にしないと、そこから偽造したら簡単にパスポートも偽造取得できるわけですからね。なんか完全にイタチごっこになっている感じですね。
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