2021年9月23日

デバイスの扱いは難しい (6-1: 断捨離番外編)

着々と進む「私的断捨離 Project」。初回バージョンの「断捨離Ver.1.0」を無事リリース(?)し、現在はVer.1.1に向けての作業が始まっているのですが、そこに新たな問題が二つ発生。急遽パッチをリリースする事になりました(笑)。

  1. 発熱問題
    Ver.1.0で機器の移動をした時、これまで購入したタイミングで空いている場所に設置していたので、結構バラバラに配置されていました。そこで、今回はこのモニターの背面の棚に集約することに。モニターの左側にUSB 3.0のRAID NASが2台(15TBと20TBをRAID-5運用)あり、右側にはデスクトップPC (ThinkCentre M720t)と、USB 3.0外付けBlu-rayドライブを纏めています。さらにモニタ上部の棚の下側(赤矢印の起点部分)には、8ポートのGb Hubを設置して、有線ネットワーク(デスクトップ、ノートブックPC、プリンター)を集約。個人的にはコンパクトに纏められて、この時点では結構満足していました。

    ところが暫く使用して見ると、結構発熱しているのか廃熱処理が上手く言っていないのか、モニターの後ろに熱が溜まっている状態に。実は使用しているのはホームエレクターのワイヤーラックなのですが、モニター上の棚に関しては、下にパソコンとかOAタップとか周辺装置を置いているので、上から何か下に落ちてショートしたりするのが嫌なので、オプションのプラスチックの板を敷いています。ですから、本来上に逃げるべき熱が溜まりやすくなっている事は事実。ただし、装置間のスペースは取っていますし、ファンで排気される空気が横に逃げるように背面は余裕を取っています。で、各装置の発熱具合とか見てみたんですが、PC本体とか周辺装置よりも、棚に下側に磁石で貼り付けているGb Hubが一番発熱していることを発見。電源内蔵型の装置なので、その部分が発熱するのは分かるんですが、日頃仕事で同様の装置を使用して居るときには、そんなことは気にしたこと無いし、改めて結構な発熱体なんだと認識しました。それに偶然ですが、設置している棚の上側がプラスチック板で塞がれてエアフローが上に逃げられないのも逆効果だった見たいです。

    そこで対策として、写真の赤線で示したように、Gb Hubを下の段から風通しの良い上の段に移動する事に。この時はまだ箱の整理が終わっていなくてごちゃごちゃしていたんですが、現在は下の写真のようにスッキリしているので、Hubの発熱問題はかなり改善されたと思います。
  2. Bluetoothの接続問題
    以前からBluetoothキーボードを使用していて、今回も使っているのですが、移動してから暫くすると、何かキー入力がふにゃふにゃした感じというか、入力出来ない状態になることが。特にカーソル移動をすると、一定方向に向けて移動しているのに、まるで酔っ払ったように加速したり減速したり、移動方向が反れたりと使い物にならない。で、Google先生に色々聞いてみたところ、周辺機器メーカーのLogicoolのサポートページに、そのものズバリの事例が。

    それまでは、PC背面の内蔵USBコネクターのうち、キーボード用の「Port 8」にBluetoothレシーバーを挿入して、それ以外のポートにはSUB Blu-rayドライブとか外付けUSB 3.0 HDDドックのケーブルを接続していましたが、通常は電源を入れることは殆ど無く、だから余り影響を感じなかったかも。それが今回移動した事を切掛に、RAID NASを2台接続して、さらにこれまでのデバイスも接続して、電源を入れていたので、一気に問題現象が表面化したのかも。早速USB Type-Aの延長ケーブルを購入して、写真では目の前に垂れていますが、その後ホームエレクターのポールにダイポールアンテナのように仮止めしています。今の所、以前のような周辺装置(=USB 3.0デバイス)を使用可能状態にしても、キーボード入力が酔っ払ったような不安定な状態になることは無くて調子は良いようです。ただし、以前から有った、尿力しているアプリが自動保存とかで入力が保留状態になると、キー入力が一時的に止まるのは仕方ないとしても、それが少し長いとBluetooth接続が切れてしまい、キーボードの電源をOFF/ONして再接続させないといけない問題は治っていません。Windows側のドライバーをもう少し賢くすれば解決出来そうな気もするんだけれどなあ... 

    仮にBluetoothキーボードが、この対策をしても不調ならば、この延長ケーブルに別のUSBキーボードを繋げれば問題無いので、そこは割り切って使うことにしました。ただ、やっぱりケーブルレスのキーボードは便利なわけで、もし今のBluetoothキーボードが駄目なら、昨年発売されたBluetoothと無線接続に二刀流が使える新しいTrackPoint Keyboardに乗り換えるかもしれません。

    しかし、私も一応アマチュア無線の免許を持っているし、この手の電波絡みの話も多少は知っているけれど、まさかここでも「アンテナは、より高く、より大きく、そして回りの障害物を避ける」という事が当てはまるとは思いませんでした。
日頃無意識に使っている、ある意味使い慣れたデバイス達なんですが、使い方とか環境が変わると、色々知らない問題も生まれて来ものですね。まさに人柱様々です。(続く...)

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