2021年10月29日

断捨離Ver.1.2 - 書棚整理 (8)

人生初の断捨離を何とか完了し、リモートワーク用のデスク周りの整理や、さらにマイナーアップデートとして「断捨離Ver.1.1」 まで更新済み。今回は「断捨離Ver.1.2」として、大量の文庫本、ノベル本の整理をする事に。自慢するわけじゃ無いけれど(笑)、子どもの頃から本好きで学校の図書館だけで無く市立図書館からも小学生の頃から貸し出しサービスを利用していたし、お年玉はその後の書籍購入に充てるなどしていた幼少期。ただ、そうやって読む種類は、なんと言ってもまずSF(キャプテンフューチャーシリーズとか、レンズマンシリーズとか、銀河帝国の興亡とか、昔からハード系が好きだったなあ)、そして推理小説(これは、後にテクノスリラー系に変わるんですが)、さらには食べ物関係の随筆とか。さらに、嵩張るし値段の高いハードカバー系は殆ど購入せずに、新書、文庫本、ノベル本という小型のものが殆ど。で、今回の断捨離を始めるときには、今回廃棄した大きな衣装ケースに三箱分位の分量がありました。

最初は折角だから、文庫本新書用の奥行きの狭い本棚を購入するつもりだったんですが、なんせ分量が多いので横幅が広いものか、高さのあるものにしないと収まらなさそう。「どれくらいのサイズの本棚が必要か」それを確認しないと、必要なサイズも分からないのですが、廃棄する衣装ケースから取りだして、段ボール箱数個に入れ替えた書籍を数え直すのも大変。暫く考えて思いついたのは、たまたま本のサイズが大体同じ位なので、段ボール箱の中には並べて入れてあります。大体3列を2段に重ねて、その上に箱一杯になるまで平積みで入れてあります。そこで、その上の部分は取りだして、並んでいる部分に注目すれば、その並んでいる長さを測って、そこに列の数を掛け合わせれば、書籍を並べる棚の長さが分かります。平積み部分もそんなに量的には多くないので、同様に並べてみて長さに換算すれば、全体でどれくらいか把握出来るので、その長さを書棚幅で割れば、「横幅何cm×何段の書棚が必要」というのは大体算出出来そう。入れている段ボール箱は、一つ一つサイズが違うし、入れ方も縦方向に入れてある場合、横方向の場合とバラバラなので、一つ一つ長さを測りつつ全体を計算して見たら、「851cm」と出ました。となると、横幅90cmの書棚でも、10段は必要になってしまいます。一段当たりの高さは、文庫本なら16cm弱でノベル本だと18cm弱。これに棚の厚みが加わるので、20cmとすると書棚全体では200cm(2m)以上の高さが必要になります。床から天井までは230cm位あるので、それは問題無いのですが、かなり高さが出てしまうので万一の場合がちょっと心配。色々考えて、半分くらいの書籍は既に既読なので、奥行き30cm位の棚に既読の本は奥に未読本は手前にと、2列か3列で並べて置けば、奥行きは広がるけれど必要な段数を減らすことが出来ます。ただし、その分棚当たりの重量が増えるので、それなりに強度も必要。で、また悩みます。

実は今回の断捨離で捨てるものばかりでは無く新規に購入したものがあって、それが小物を整理して置いておく木製のラックでした。最初は、断捨離してスペースが出来るホームエレクターにまとめて置くつもりでしたが、床置きのものとか多かった関係で、予想以上にホームエレクターに空きスペースが出来ない。さらに、奥行きが45cmあるので、整理して入れて置く箱とかケースの収まりも悪い。そこで目を付けたのが、たまたま自宅近くのカインズで見つけた木製のオープンラックで、後から棚を増やすことも出来るもの。奥行きが30cmなので、文庫本を最大3列並べることが出来ます。しかも、横棚だけ一枚単位で別売しているので、ラックを2セット購入すれば、その間に棚を渡してラック3つ分として使うことも出来る賢い設計。高さが120cm位のものなら、5段分取れるます。今回は、幅45cm、高さ120cmのラックを2台購入して、その間に追加購入した横棚を渡して、縦3列の棚にすることに。全体の横幅は45cm×2(両端のラック部分)+41cm(中央の棚追加部分)=131cmとなり、設置予定の場所の幅が133cmなのでほぼピッタリ。最初は、始めに購入した60cm幅の棚×2にしようと思ったんですが、一段当たりの重量(1枚当たり10kgまで)考えて1つ狭い45cmの製品にして見ました。で、3列全部を書籍棚にすると余ってしまうので、2列は書籍、残り1列は書籍を置ける部分と、別の場所に置いているクリーナーとかゴミ袋とかの雑貨入れの場所にすることにしました。で、肝心な収納容量ですが、棚の内側部分の幅が41cmなので、

41cm×3列×5段×2列=1,230cm

となり、想定している「851cm」に対して十分な余裕がありそうです。 1段に前後2列で並べても「820cm」となるので、一番下の段を3列にして読み終わった物を集約し、それよりも上の段はシリーズ物とか、未読のものを表に、既読のものを後ろにと2列配置すれば、実用的にも良さそうです。

と言う事で、カインズに行き、45cm×120cm×30cmの木製ラックを2台と、追加の横棚9個を購入。この追加した横棚ですが、同じ高さ(位置)で左右の棚を留められるように、2枚接続用の長いビスも付属していて、よく考えられていてちょっと感心しました。お昼前に購入して、昼食後から組み立て開始。本当はサンドペーパーをかけてクリアーくらい塗りたかったんですが、時間的余裕が無いので、それはまた後でやることに。先ずは棚を組み立てて、出来るだけ直角が出るように注意しながら組み上げて固定します。設置したときに一番奥になる右側の1列は、下の2段をカインズの物入れに詰め込んで整理完了。その上2段は文庫本を並べる用として準備しましたが、今回は使わなかったのでまた後で有効利用方法を考える事にします。それ以外の中央・左側の2列に関しては、段ボール箱から文庫本・ノベル本を取りだして、取りあえずどんどん並べていきます。本当は、既読・未読、シリーズ毎、作者毎と整理して並べたかったのですが、それをやっているとこの日中には作業が終わりそうも無いので、臨時保管場所の段ボール箱から出す事を優先。昼から作業を始めて、何とか夕方暗くなる前には移動完了しました。結果的に、41cmの棚に全体で22.5列くらい本が並んだので、41cm×22.5列=922.5cmと8%位の誤差でした。実はこれには理由があって、段ボール箱に入れていた時のように、もう少し詰めて並べれば、多分900cm位までは縮められるのですが、それが出来ないのはこの棚の構造のため。

棚の一番奥の列と一番手前の列は、左右に棚の縦板があるのでそれで並べた本が外に倒れないように押さえられるのですが、2列目まん中の列はその部分が空いているので、並べたときにそのままだと外に倒れてしまいます。ブックエンドを使うことを考えましたが、その間隔の幅が18cm程あり結構大きなものが必要なのですが、その分ブックエンドの高さも高くなり20cm程の高さの棚にぴったりのものは難しそうです。薄い板とかアルミ板を挟むことも考えましたが、それも枚数が多いだけにコストも手間も掛かりそう。で閃いたのが、縦板には3cm間隔で横棚固定用の穴が空いているので、これを利用して横バーを入れて外に倒れないようにする事に。丁度家庭菜園で使う硬質の針金が幾つか手元にあったので、これを穴の間隔(約20cm)+2cm位の長さに切り、両端を1cmずつ直角に曲げて「コの字」状に加工。これを本の並ぶ内側から水平に穴に差して、外に倒れないような横バーが出来ました。手元にあった分の針金だと、各段1箇所ずつ位しか設置できなかったのですが、上下2箇所で支えると確実なので、また後日購入してきて、各段2箇所で固定出来るようにしようと思います。今後は、時間のある時に本の並びを整理して、未読分は直ぐに読めるように分類しないと。まぁ、取りあえず「断捨離Ver.1.2」は完了ということで。(続く...)

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