何か、「枝野氏、大丈夫か?」と心配になる発言。 昔、何でも欲しがる「クレクレタコラ」っていう番組があったけれど、まさに「クレクレエダノ」と言われても仕方ないようなこう言う発言が、ここの所何度も続きますね。
野党が与党政権を目指して日々活動するのは当然のことだけれど、その活動の対象は「国民の生活向上」とか「平和維持」とか「経済活動の活性化」とか、そう言う社会全般に対してのはず。ところが最近の彼や、立憲民主党の発言を見ると、とにかく自分達を中心にしろ、自分達に政権を持たせろ、俺たちにやらせないから日本は駄目なんだ、みたいな、どこからそんな自身が出てくるのか不思議な状況。
一番不思議なのは、「政権を渡せ」という言い方。10年以上前に、旧民主党が当時の自民党から政権を奪取したのは、仮にも国民の支持を得て選挙で自民党など与党議員を破ったからなわけで、その後の実績は別にしてもちゃんとルールに従って、議員を増やして行ったからこそ。中には、ガソリン税とか消えた年金対策とか、結局は大風呂敷を広げて、広げたままで終わった物も多いけれど、それでも美辞麗句と知りつつも当時の国民の多数が支持したから、選挙でも勝てたわけで、少なくともそう言う努力と実績は会った事は確か(自民党のオウンゴールも多かったけれど)。でも、現在の政権を狙う立憲民主党は、何かというと「政権を渡せ」ばかり。何故、選挙で勝って奪うと言わないのだろうか。それは、もう政党支持率に如実に表れているわけで、旧民主党時代は自民党と並んで20%位の支持率を得ていたから選挙に持ち込んで勝負も出来たけれど、今の自民党は30~40%位の支持率がそれでもあるのに対して、立憲民主党は数%と10倍近い差がある。そんな中で選挙をしても、勝てないばかりか、下手をすれば所属議員数がさらに減る可能性も大きい。
共産党との共闘が行きすぎいていて「立憲共産党」とも揶揄されるくらいだけれど、考えてみたら自民党も社民党と連立政権を作って、当時の村山富市社民党党首を総理大臣にしたくらいだから、そんなに変な話では無いと思うけれど、でも村山政権は阪神淡路大震災の対応の不味さもあり終わったし、結局その時に容認した自衛隊問題で社民党はどんどん分裂していったことを考えると、連立も一つの方法とは言えやはり相手を考える必要があるわけで、余り良いアイデアとは言えないでしょうね。特に、共産党との連立は、自民党が公明党との連立を切れないなと同じで、特に感安定した票が欲しいと言うだけの理由だから。それでも、公明党はそれなりに自民党に対してのブレーキ役的存在にもなる場合も有るからまだ良いけれど、立憲民主党と共産党も含む野党統一政権が仮に誕生したら、共産党はブレーキ役所か時限爆弾になりそう。東日本大震災当時は、不甲斐ない当時の菅(かん)総理に変わって、それこそ寝る間も惜しんで対応し、ネットからは「枝野、寝ろ」と言われたけれど、今も同じ言葉が掛けられるんだろうなあ。意味的には180度違うだろうけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿