意外な選手がと言ったら失礼かもしれないけれど、ロンドンの大会で小池祐貴選手が日本人3人目となる9秒98を記録したという記事。この記事を見るまで、知らない選手でしたが、400mリレーのメンバーだったり、色々な大会でもサニブラウン選手や桐生選手と競り合うくらいの実力のある選手なんですね。
陸上の場合、誰が一人が大きな記録を出すと、それに刺激されてなのか何なのか、続けて記録が出始めるのは結構ある話。その最初の記録を出すのが大変なんですが、やはりライバル心なのかなぁ。でも、これでどんどん記録が更新されていくんじゃないだろうか。元陸上部としては嬉しい限り。9秒98とか.96当たりが普通に出始めると、次は9秒89当たりを誰が出すかが次の目標かな。
「コロンブスの卵」の逸話は、簡単にできることでもそれを最初に見つけて実行する人の偉大さが忘れられることだけれど、そう言うトリガーみたいな事なのかな。そう言う意味では、最初に10秒を切った桐生選手の功績は大きいなぁ。調べてみたら、今の日本記録保持者はサニブラウン選手(9秒97/2019年6月7日)で、最初の9秒台桐生選手は2017年9月9月で、2年かかっている。それが、サニブラウン選手から小池選手は一月半くらいで出たわけですからね。さらに、9秒台の前は伊東浩司選手が1998年12月13日の10秒00出して、20年掛けての9秒台ですからねぇ。
これで、来年のオリンピックの100m走やリレーが楽しみになってきた。
0 件のコメント:
コメントを投稿