MRJから「スペースジェット」に名称変更し、さらにはライバルメーカーで会ったボバルディアから、競合機種のCRJ事業の買収をするなど、これまでになく積極的な三菱航空機が、いよいよスペースジェット(M90)の量産を開始したという記事。米国で行っている型式証明取得のフライトも順調に進んでいるんでしょうね・再三再四延期した納期延期も、やっと2020年中のデリバリーという約束は守られそう? 何だかんだあっても、受注数も400機近くあるわけで、仮に月産10機としても、年間で120機。今の受注数を完遂するにもさらに3年以上かかるわけで、大変だぁ。
航空機産業は、名古屋地区の主産業になりつつあるけれど、結構浜松にも下請けとか孫請けなどで関係する企業が多いそうで、となると是非とも三菱さんには頑張って欲しいけれど、これで少しは浜松の経済も上向くのだろうか。今回の量産は、最初に開発している90席クラスのMRJ-90、現M90ですが、主戦場のアメリカ市場で販売するには、座席数を減らした、旧70席クラスのMRJ-70、現M100が重要。一応先日の会見では2023年頃を目処にということは言ったらしいけれど、それで間に合うんだろうか。単に胴を詰めて短くするだけじゃ駄目なんだろうけど。素朴な疑問として、今のM90の期待に、座席だけ減らして売るのは駄目なんだろうか(笑)。まぁ、燃費とか維持費の問題で、その座席数にあったサイズにする方が経済的なんだろうけど。
来年予定通りに納入されて、ファーストカスタマーのANAが商用運行を始めたら、一度くらいは搭乗してみたいけれど、流石に暫くは恐いかも(笑)。名古屋という事で、セントレアにある「FLIGHT OF DREAMS」に、初号機をそのうち収蔵してくれないだろうか。あっ、博物館協賛スポンサーのBoeingが嫌がるかな(マテ)。
0 件のコメント:
コメントを投稿