2019年7月9日

CoCo壱@インド

カレーチェーンの「CoCo壱番屋(ココイチ)」が、カレーの本場インド進出を決めたというニュース。ニュース等では、あのココイチが本場のインドに殴り込み、みたいな結構大きな扱いの見えたんですが、この話って随分前にガイアの夜明けでも扱っていたし、ちょっと探してみたら去年10月にこんな記事も出ている。多分ガイアの夜明けの番組も、この頃だったんじゃ無いだろうか。確か、その前にも「インド進出を狙っている」みたいな感じで同番組で取り扱われたこともあったような記憶もあるし。多分、正式に店舗も決まって、開店時期も決定したから、正式に発表したんでしょうね。

ココイチのカレーって、所謂日本風のカレーでどちらかというと欧風カレーで、インドカレーとは見た目も様子も違う。私は、インド系カレーって食べたことがないので何とも言えないのですが、スパイシーさとかトッピングなんかが結構違うんじゃ無いだろうか。あと、日本でカレーというと、牛とか豚とかチキンとか「肉」が入るのが結構普通の感じだけれど、インドカレーを見ていると、どちらかというと野菜中心のカレーが殆どの感じ。唯一例外がチキンカレー位なんじゃ無いだろうか。

ガイアの夜明けの中で、インドの会社の社食に臨時に出店して、ココイチカレーを試して貰うシーンがあったんですが、そんなに悪い反応では無かった印象。ただし、自分達の知っている馴染みのあるカレーとは異なるので、先ず手に取って試してみるまでの壁が高そうな印象でしたね。あと、ココイチの場合は、自分の込みのトッピングや辛さの指定などのカスタマイズが1つの売り物だと思うんですが、そう言うことが多分無さそうな今のインドのカレー事情とどれだけ馴染んで浸透していけるのか。強いて言えば、日本食や日本の食材が韓国に伝わって「韓国化」されて、それが日本に戻ってきて日本人に受ける、みたいな循環が生まれると良いのですが。

私はインドへは行ったことが無いので分かりませんが、得な句とも東南アジア諸地域には、ココイチだけでなく日本のチェーン店が進出していて、それなりに現地に馴染んでいて、旅行者にとっても嬉しい状況が生まれているけれど、インドもココイチがそう言う突破口の1つになるんだろうか。それが切っ掛けで、日本の食事・食材がインドに渡って向こうで受け入れられるとともに、フレンチが日本の影響を受けて進化ししたような感じで、インド料理が日本風の要素を取り入れてさらに魅力を増すという事になれば嬉しい限り。さて、ココイチの挑戦はどうなるか。

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