2019年7月25日

デュアルディスプレー

モバイルPCは、その可搬性故に色々犠牲にしていることがありますが、その一つがディスプレーのサイズと解像度。最近のデスクトップでは、4Kディスプレーも普通になってきましたが、モバイル環境ではまだまだの状態。大体、4Kの解像度を、モバイルPCで最大でも17インチとかに収めるのに無理がある気がするけれど。

で、可動性に優れた外付けのデュアルディスプレーは、目的によっては便利な物。私も以前、USB接続のXGAサイズ(12")の外付けディスプレーを使用していたことがありました。表示エリアが広がるのは確かに便利なんですが、本体と外付けディスプレーで、解像度やDPI、さらには画面の位置(高さ)が揃っていないと凄く使いづらいんですよね。特に、本体と外付けディスプレーで解像度が違うと、並べた二つの画面上をカーソル移動するときに、解像度の高い画面から低い画面に移動するときに、引っかかってしまう(解像度が足りない部分は、画面をまたげない)のが結構ストレス。また、この製品は12インチですが、モバイルPCが14インチ画面だと、やはり表示サイズが異なり、これも結構なストレスに。だから理想は、同じ解像度、同じ画面サイズで、同じ高さで表示出来る外付けディスプレーがあると嬉しいのですが。ただ、そうやって一度揃った物が準備出来たとしても、本体側を更新すると、以前の外付けディスプレーも一緒に交換しないと行けなくなるかもしれないし、なかなか大変なんですよね。

実は、個人的に思っているのは、こう言うデュアルディスプレーよりは、小さな高解像度(例えば4K)プロジェクターを接続して、そちらだけで作業した方が効率は良いんじゃ無いかと以前から思っています。メール確認とか、簡単な作業はモバイルPCの画面で十分で、色々なファイルとか沢山同時に開く場合は、プロジェクターに切り替える、と。ただ、プロジェクターを投影できる場所(壁)とか無いと駄目なので、このアイデアも没なんだろうけど。将来的には、折り畳んだ新聞紙を広げるような感じで展開出来る「紙みたいなディスプレー」が出来ると完璧なんでしょうけどね。Samsungとか作らないかなと思うけれど、あっ日本から規制を受けている最中でそれどころじゃ無いか...

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