2019年7月11日

不買運動

韓国で始まっている、日本製品の不買運動。今回が初めてでは無く、加古にも何度も繰り返されてきたことだけれど、正直そんなに大きな影響が出るとは考えられず、国民性も含めて「ポーズを取る」事で訴えるだけなんでしょうね。実際、こう言う騒動を伝えるメディアなんかの場合、取材に使うカメラは多分殆どがニコンかキヤノンだろうし、放送局のカメラや設備にしても、多分多くはSONYとかパナソニック製じゃないかな。と言うか、今の韓国で食べられている食品や食料にしても、結構多くのものが日本由来な訳で、それを言い出したら彼らはベルものが無くなっちゃうんじゃ無いのか。学校に餓えられている木が日本由来だからと伐採すると言いながら、そういう所には突っ込まないのも、彼ら国民性のなせる技だよなぁ。

今回の優遇国扱いから通常国への変更に関して、私も最初勘違いしたんですが、別に輸出禁止にしたわけじゃ無い。必要な手続きをとれば輸出はこれまで同様可能だけれど、繁雑な手続きを信頼して免除していた立場を外しただけ。マイルで言えば、最上位のDiamondメンバーだったのが、昨年度のマイルが足りなくて通常会員になるだけの話。その待遇に関しても、これまで3年近くいろいろと韓国に対して要求してきたものの、一向に反応が無く、また韓国政府が水際で止めたのだろうけれど、密輸案件などもずっと続いているし、要するに危険な状況にあるのにちゃんとした対応が取られているかどうか不明だから、元の審査基準に戻したと言うだけの話。それが不満であるなら、韓国が「自分達はこれこれこう言う具合に厳格に対応している」ということを証明すれば良いだけの話し。

所がそれを、感情論に転化しようとしているのが韓国側の反応だし、日本の一部メディアもそれに乗っかっている感じ。なんだかわかりやすい反応と言えばそうなんだけれど、今の所あくまで可能性だけれど、その本からの素材が北朝鮮に渡って核兵器製造に使われたかもしれないとか、イランに渡ってウラン濃縮に利用されたかもしれないとか、そう言う話が出てきているのに一向にそれを釈明することすらしないことに、不安というか不信感が高まっているのが現状ですよね。

優遇国扱い、所謂「ホワイトリスト」に、アジアでは韓国だけが登録されていて、実はEU等のリストには韓国は含まれていない。つまり、彼ら規準ではまだまだ不十分であるのに、日本が掲載していたのは、ある程度日本の責任も含めて韓国を優遇していたから、世界も納得していた部分もあるはず。だから、韓国としては少なくとも日本に対しては誠実に答えないといけないはずなのに、疑問が生まれても対応しないのでは、日本としても自らの責任を取れなくなるわけで、今回の措置は仕方のないこと。一部には、所謂徴用工問題等の報復措置という話もあるし、選挙向けのアドバルーンという話もあるけれど、それは残念ながらそうだともそうで無いとも言えないでしょうね。大体今回の対応は「制裁措置(=輸出禁止)」では無いし、日本の企業にも影響する話であるいじょう、国内受けも良くない部分もあるだろうし。まぁ、ウンザリしていた多くの日本人が、また少し増えるだけなのかもしれない。

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