2019年7月11日

民主党だった民主党じゃ無い政党

安倍総理が街頭演説で言ったという「民主党の枝野さん」問題(えっ?)。例によって、以下略ちゃんが完膚なきまでにまとめて居る(笑)。私も曖昧に記憶しているしか無かったけれど、民主党が下野して人気が下降していたとき、当時の「水殿小池人気」にあやかり、選挙で生き残るために「希望の党」に政党ロンダリングしようとしたのに、「排除」された人達が「立憲民主党」という傘の下に逃げ込んだだけ。だから、以下略ちゃんも書いているように、政党名は「立憲民主党」だけれど、略称は「民主党」にしたのは、その方が評価は悪いにしても当時の支持層からは馴染みもあるし支援も得られやすいだろうという思惑だったはず。

その後、希望の党が一気に凋落して、政党ロンダリングで生き残った「旧民主党」勢が再び集まったのが、今の「国民民主党」な訳で、まぁ政党の履歴という意味ではこちらが旧民主党系の流れを持っているだろうし、政党助成金もこちらに移っていたはずだから、今回こちらが「民主党」という略称を使うのも納得出来る。でも、立憲の方の民主党としては面白くないのかも。

で、問題なのは、そう言う加古のいきさつを削除して消して無かったものにしようという事。それってさぁ、彼らが散々指摘して批判してきた「公文書の保管」問題と一緒では。別に、今の立憲民主党が更生議員が旧民主党中心でも、政党的には0から作った新党だろうが、別にそれはいいんですよ。問題なのは、過去の発言を都合良く変更したり無かったりする態度が、政治家として政党として信用信頼できないという事。言ってみれば、彼らに対しての「モリカケ問題」であり、「公文書問題」であるわけで、それに対して知らんぷりというか都合良く取り繕うところが信用されない最大の理由でしょうね。

先週くらいの選挙予報では、厳しい野党の中でも立憲民主党は前回の倍位の議席を獲得する予想らしいけれど、本当かなぁ。何か、候補者の中ではデマと煽りで一部に人気のある人が含まれていたり、編に凝り固まった考えの人が居たりと、まぁ衆議院選挙よりもユニークな候補者が出てくる参議院選挙ではあるけれど、それにしても今回はちょっと酷い感じるなぁ。解散が無く、当選すれば一期六年の議員生活が保障されるが故に「良識の府」としてその存在感を出したい参議院なんだろうけど、結局選挙で票を集めてしまえば、逆にどんなに酷い人間でも六年間は議員として存在しているわけで、その当たりは一寸納得出来ない。勿論罷免精度とかあるんだろうけど、中々そういうものを使う機会も無いだろうし。いずれにしても、どちらにとっても揚げ足取り、言葉尻の言い合いをしている暇があれば、先ずはどれだけ経済が良くなるのか、その話をまずはして欲しいですよね。

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