日本のスタンダードパソコンだった「NEC PC」誕生から40周年のイベント開催の記事。40年前というと、1979年の8月5日にPC-8001が誕生という事? となると、名古屋の河合塾に留学していた時期だよなぁ(笑)。あの頃は、工業高校の友人を通じて、ワンボードマイコンとか弄っていて、「パソコン(当時はマイコンかな)」というと、TandyのTRS-80とかCommodoreのPET 2001とかAppleのApple][の広告写真を、当時のPC系無線系雑誌でみて「凄いなぁ」と思っていた頃。
この1979年って、SONYが初代WALKMANを発売した年でもあるんですよね。やはり浪人中に同じ寮にいた友人がWALKMANを勝ったので、何度も使わせて貰った記憶があります。そう言う意味では、この「1979年」というのは、今の時代に通じる「一寸未来のでバイス」が生まれた年と言っても良いのかも。
大学に入ると、PC-6001が図書館に配備されていて、あの使いづらいキーボードを弄ったけれど、我慢ならず電算室のホストをもっぱら使用していたので、実は社会人になるまでパソコンは触れたことは無かったりします。社会人になっても、パソコン開発に関わるようになったのは、入社して4年目くらいからだったから、結構奥手(?)ではあったけれど、まさかそのパソコンで30年以上ご飯を食べることになるとは思わなかった(笑)。
当時のPC-8001は、多分猪間時代のデバイスだとスマートウォッチ、あるいは電卓にすら劣るくらいの性能だと思うんですが、凄く未来を感じる「装置」でしたねぇ。当時は、Windowsどころか、DOSすらない時代で、先ず本体を起動させると、BASICが起動して、そこからコマンドを打ち込んでCP/Mを読み込ませて使っていたように思います。読み込み先も、フロッピーじゃ無くてカセットテープだったり(笑)。画面だって、グラフィックじゃ無くてテキストベースのCGIで、そのテキストフォントもフォントROMに入っているデータだったから、サイズも形も固定したものだったし。当然、感じは勿論カタカナだってないから、全てアルファベットと数字と英記号だけの世界。それでも、結構色々なことが出来たよなぁ。
NEC PCは、再生機には日本のパソコン市場の七割八割を占めていたけれど、その時から20年位過ぎているけれど、今ではパソコンの重要度は今でもあるけれど、スマホとかタブレットに地位を奪われつつあるような時代。次の10年、20年で、NEC PCだけでなく、日本のパソコンメーカー、世界のパソコンメーカー、一体どうなっているのだろうか。
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