2019年7月16日

ANA新ビジネスクラスシート

先日発表されたANAのファーストクラス・ビジネスクラスの新シート。その詳細記事が掲載されているんですが(ファーストクラスビジネスクラス)、やはり利用頻度が高くなり遭遇度が高そうなビジネスクラスのシート記事。私の知り合いなんかも気にしていたのが、今回から後ろ向きの席が生まれたこと。UA利用者だと、もう随分昔から慣れている「後ろ向きシート」ですが、日系では初めてなのかな。私も最初の頃は多少座席位置が悪くても前向きのシートを選んでいましたが、一度くらい試してみようかとある時後ろ向きシートを選択。実際に太平洋路線で試してみました。

まずは機内に入って座ってみると、座るまでは「あぁ、後ろ向きだぁ」と分かるんですが、座ると視線も遮られるので気にならない。逆に、そのうちに後ろ向きであることを忘れるくらい。他の座席を見てみても、前向きのシートに座っても、反対側の人が逆向きに見えるわけで、見え方での違いも無いし。

一番後ろ向き感を感じるのは、移動しているときですが、それでもプッシュバック時やタキシング中は、そんなにスピードを出していないからか余り違和感を感じません。ただ、途中で停止するようなときにブレーキがかかると、ふわっと前に倒れるような感じは受けて一寸ビックリするけれど。同じように、離陸するときも段々加速してそのうちに機種が上がるから、どうしても体が前に倒れるような感じになるのが唯一の違和感かも。これは着陸時も同じで、前向きだとぐっと後ろに押されていて着陸した瞬間にぽんと前に体が放り出されるような感じを受けますが、後ろ向きの場合だとずっと前に落ちるよう感じが続いて着陸するとどんと背もたれに押しつけられるような感じで、そのあたりどれだけ慣れるかどうかで好き嫌いが分かれそう。

あと、機内シートの配置図を見ていて気がつきましたが、窓際の座席は全て後ろ向きなんですね。また、中央の二列席も、隣同士がくっついてるベンチシートタイプの座席も後ろ向き。このあたりは、窓際で前向きとか、隣り合わせで前向きだと、直ぐに埋まってしまうだろうからある程度分散するようにわざとそう言う配置にしたんだろうなぁ。もし、この新機材を利用する機会があれば、まずは窓際の後ろ向きを最初に試してみようかと、取りあえずそう言う予定だけ今は入れておきます(笑)。

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