2019年7月24日

「太郎」違い

富士宮市の参議院選挙集計で、間違って「山田太郎」候補の票が「山本太郎」候補に加算されてしまった事件。結局確認の結果、山田太郎氏: 515票、山本太郎氏: 1453票と訂正され、選挙結果にも影響しないことが確認されたけれど、これ同じような事が全国で発生している可能性はありますよね。と言って、今から全てを確認することは難しいけれど、攻めてそれぞれ候補の得票率くらいを比較して、余りに違う場合は検証するように為ては動だろうか。今回の場合も、山田太郎氏の得票数が「0」と言う事で、実際に投票した人から疑問が出て再検証に繋がったもの。

よほどのことが無い限り、選挙結果は変わらないだろうけど、それでも選挙システムの根幹に関わる部分の話だけに、何らかの対策が必要なのでは。選挙後には、よく「一票の格差」ということで違憲裁判が提起されるけれど、こういう「候補者数の集計間違い」に関しての回避策対策を要求するような訴訟を、誰か提起してくれないだろうか。

実際問題、間違いやすい名前という事情は理解出来る。「山本太郎」と「山田太郎」と一文字違い。しかも日本の投票用紙は「起票式」だから、各人のクセとか文字の形によっては「本」と「田」が判別しづらい場合も有るだろうし。一番確実なのは、マークシート方式なんだろうけど、全国区の場合は何百人も候補がいる中から一人選ぶ訳で、これはとても耐えられないだろうし。ただ、投票者が「山田」と「山本」を間違えた、判別が難しい字を書いた、というのであれば、それは投票者側の理由だからそれはある意味仕方がないこと。でも、今回は、その後選挙管理委員会が「山田太郎」票と判断した物を、どう言う理由か「山本太郎」票として処理してしまったわけで、その原因が単純に人間の勘違いなら別の視点からの判定なり処理を入れないと、今後も同様の事案が発生する可能性はあるでしょうね。

それこそ、わざと似たような名称にするとか、勘違いしやすい政党名にするとか、まぁ悪い事を考えれば幾らでもアイデアは出てくるだろうけど。でも、よくよく考えてみたら、SNSとかで「あれ、自分は少なくとも投票したけれど」という発言が無ければ、今回の件も気が付かれずに1453対0票で終わっていた話なわけで、SNSがどれだけ社会の中に無意識うちに組み込まれているのか実感する事例の1つと言って良いかも。選挙活動にしても、選挙後にしても、これまでのやり方方法ではない仕組みがどんどん生まれてきていることを実感しますよね。

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