結構あちこちで話題になっている、北海道のとある方の話。昨日の日付で追記されていますが、日本にもこんな諺がありますよね。「旅の恥はかき捨て」というのが。まさに、それじゃ無いかなと。1970年代とか80年代には「ノーキョー」というのが、欧米での日本人団体旅行者を指す言葉だったりもしましたね。決して、良い意味では無かった。まぁ、それから年月が過ぎて日本人観光客は今では世界でもトップクラスの評価を受けるようなレベルにはなりましたが、それでも人によっては変な武勇伝をSNSに書いている人は多くいますよね。
ただ、リンク先のブログに書かれている話が一寸質が悪いと思うのは、地元の人の親切心につけ込んで無理を強いていること。例えば現地と日本の風習の違いから失敗したとか行き違いが生まれたなら、まだ理解出来るけれど、最初から自分の我が儘を通すために人の善意を利用する、しかもそれを誇り拡散する、というのはある意味犯罪に近い気がします。
政府の方針として、2020年のオリンピックを睨んで年間の海外からの旅行者数2000万人という目標を掲げていますが、単に沢山の人が日本を訪れて日本の文化を楽しむだけで無く、それに伴って好むと好まざるとに関わらず、こういう摩擦も増えていくのは確か。そこでは言うべき事は言って、一までも甘い顔は出来ないと言う事を相手にも分からせないといけませんね。変に排斥したりするんじゃ無くて、ルールを守らせるということ。「おもてなし」というのは、けっしてその人の我が儘を100%聞くと言うことでは無く、それによって生じる他の人への「おもてなし」への影響も考慮しなくちゃいけませんからね。
とは言っても、あの国とかあの国の連中なら、とつい想像してしまうのは、散々そういう光景をUSとかで見たせい? (笑)
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