ITmediaの記事から、Hilton Worldwideが2016年末までに、宿泊客が自分のスマホでチェックイン/アウト、ルームキー、部屋の空調調整等出来るようにするという記事。私も大手5チェーン(SPG、Hilton、Hyatt、InterContinental、Marriott)のアプリをiPhoneに入れていますが、SPGとかHyattはチェックイン出来た気がします。それをさらに進めるという事ですね。でも、I/Fはどうするんだろうか。NFCを使うのか? あるいは、Wi-FiとかBluetoothを使うのか。2016年頃には、多分今以上にNFCは普及しているけれど、それでもスマホへの搭載率はそんなに高くないでしょうね。となると、一番ありそうなのは、Wi-FiのMac Addressとスマホの個体識別番号を組み合わせてそれを個別の登録番号にでもして、その情報をもったWi-Fi経由のアクセスを、顧客からのリクエストとして処理するんだろうか。
で、同様のサービスは英国のホテルでも提供されるんですね。スマホじゃ無いけれど、室内のテレビモニターでチェックアウト処理とか、サービスリクエストが出来るホテルが多いけれど、今後はスマホやタブレットがホテルステイの必需品になりそう。
個人的には、FSPの上級会員向けサービスや情報提供が、どの様にこのスマホアプリに組み込まれるのか興味が有ります。例えばスマホ経由で部屋の選択をして、そのままチェックイン出来ると記事には書かれているけれど、アップグレード処理とかどうなるんだろうか。また、上級会員向けには、そのホテルで提供される特典の選択や、ラウンジ情報とかの提供もして欲しいですよね。フロントを経由せずにホテルに入り出ることも可能になるわけだから、本来フロントで提供されていた情報は網羅して欲しいですね。
ふと心配なのは、これらのサービス提供がWi-Fi経由なら良いけれど、電話回線(3G/4G/LTE)経由でとなると、海外旅行の時には現地のSIM利用が必須になるのか。国内キャリアーのローミングサービスだと、逆に割高になったりして。それは困るなぁ。
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