2014年7月9日

NRT-MCO-ORD-NRT (7) - 何とかOrlando到着

ORDでのイミグレ混雑で、ORD-MCO便の出発ゲートに到着したのは搭乗開始時刻を過ぎていた頃でした。でも、到着便が遅れていたため、搭乗開始もゲートクローズも予定よりは15分遅れ。予め分かっていれば、途中走ったりしなかったのにと、一寸不満気味のまま最終目的地であるOrlando目指して離陸です。

今回国内線で搭乗したのはUA B737-800Wという、多分自分は初めての機体。驚いたのは、国内線Firstの座席にパーソナルモニターが着いていること。自分で記憶する限りでは、USの国内線でパーソナルモニターが着いている機体に搭乗したのは初めてかもしれない。以前、旧COのフライト(BOS-IAH)で利用した時にも、もしかしたら搭載されていたかもしれませんが、記憶に残っていないので。DirectTVのソフトを選択出来るので、結構楽しめます。画面サイズは8インチくらいの小さめですし、コントローラーがアームレストに組み込まれていて操作がしにくい等、使い勝手は良くないけれど、でも結構画期的な気がします。ただ、天候が悪かったせいか、DirecTVの番組はブロックノイズ出まくりで、これで有料番組を見せられたら起こるだろうなという状態でしたが。2時間ちょっとのフライトでしたけど、フットボール関係の番組もあったので、時差ぼけで寝ることも亡く楽しめました。そうそう、この機内でのミールは、シュリンプサラダとチキンラップの2択でしたが、どちらにもトマトのスープが付いていて、これがなかなか美味しい味付けでした。チキンラップなのに、パンも付いてくるので、このパンは白ワインのアテとしてスープに浸して完食しました。選択したチキンラップは、いつものチキンラップで、コリアンダーが入っていたから、中身のチキンミートだけほじくり出して、緑色の物体はナイフでそぎ落として、それでも残るコリアンダーの匂いを我慢しながらの食事。結局半分くらいこちらは残してしまいましたが、それでも小食の自分には十分な量でした。後から提供される、チョコチップクッキーなんて、見るのも嫌なくらいに(笑)。

出発前に調べたOrlandoの天候は、ずっとサンダーストーム有りの予報で、その通り機体が降下し始めると窓の外も暗くなり、大きくは揺れないけれど小刻みに揺れが続くのがちょっと嫌でした。それでも雨の中ほぼ定刻に空港に到着。やっと着いたと思ったのですが、この後にまたトラブル。Orlando名物のシャトルで到着したコンコースからメインターミナルに移動し、バゲッジクレームで荷物が出てくるのを待つのですが、これがなかなか出てこない。雨だし少し遅れるかなと思ったものの、10分過ぎても、20分過ぎてもベルトはぴくりとも動かない。先に到着している隣のUAのベルト周りでも大人数がずっと待機中で、もしかしたら何かシステムトラブルなのか、あるいは独立記念日の休みで作業員が少ないのか。結局40分以上待たされてからやっと荷物が出てきました。

やっと出てきた荷物を引き釣り、一つ下のフロアーにあるMEAR'Sのブースで予約してあったホテルへのシャトルサービスのチケットを印刷し、指示されたB29という場所に行くと、そこには紙に手書きで「Check-in At Podium」と書かれたポスターが貼られています。Podiumって、オーケストラの指揮台の意味ですが、そこから指揮所みたいな意味もあります。周りを見回すと、少し離れたところに配車をするカウンターがあったので、ここに行ってチケットを出したところ、車が来たら知らせるからと、手のひらよりも大きいWi-Fiのページャーを渡されました。もう一寸大きければ、円盤投げの円盤じゃん(笑)。5分位して、シャトルが1台来たんですが、これは別方面らしくてページャーは反応無し。その後少しして、少し小型のシャトルが来ると、LEDが点灯してビープ音が鳴り、さらに本体が振動して知らせてくれました。まぁ、これだけ大きくて、これだけ賑やかに知らせてくれれば、見過ごすことは無いだろうなと逆に感心したりして。

もう一組の親子連れと一緒に、やっと空港を出発。先にこの親子が宿泊する、HiltonはHiltonでもDisney Downtown近くのLake Buena Vistaに停車。その後、さらに少し走り今回の宿泊先である、Hilton Orlando Bonnet Creekに到着したのは、22:00過ぎでした。館内のバーとかラウンジはまだ開いている様子だったけれど、流石に食欲よりは疲れの方が大きかったのでシャワーを浴びて荷物を整理して、メール等の確認をして日付が変わる頃にベッドに入り到着初日は終わりました。

ところで、今回の移動で印象深かったのが「IT化」について。仕事柄そういう方面には敏感な訳ですが、ORDのゲート前の情報端末は、以前は天井からつるした液晶テレビでしたが、今回はデジタルサイネージュの端末みたいなものに変わっていました。また、ORDでもMCOでも、機内から出ると車いすの係員が待機していますが、これが全員同じ8インチ位のタブレットに名前を表示して待っています。これは、ORDで税関を抜けて外に出たときも半数くらいの人が、似たようなタブレット端末で名前を表示していてびっくり。これ、出迎えの対象者氏名や予定が端末に送られて、ピックアップしたらその旨フィードバックされるんだろうな。これなら、氏名の間違いも無いだろうし、ゲートチェンジとかにも素早く対応出来るだろうし。ある意味、タクシーなんかの配車システムの応用かもしれませんね。最近では、色々な場所でタブレットを応用したサービスを見かけますが、これなんか地味なんだけど面白い取組だなと感心しました。(続く...)

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