2022年11月14日

NRT-GUM/-NRT (Pass 1) (8) - 帰国

さて、今回の旅行も早くも帰国日の「弾丸トラベラー」(古いなぁ)モード。UAの帰国便が、以前よく利用していた早朝のフライトではなく、お昼過ぎの12:55発なので朝もゆっくり出来ます。かなりぐっすりと眠ることが出来、目が覚めると丁度6:00頃。シャワーを浴びて、7:00過ぎに1Fのビュッフェに朝食を摂りに出かけました。その後、荷物を整理して(と言っても殆ど着替え位で何も無いけど)から、メールチェック等して時間を潰します。空港へのシャトルが10:35ロビー集合だったので、チェックアウトが混雑することも想定して、10:10頃に降りていきましたが、一人精算中の人がいて、その後直ぐに対応して貰えました。クレジットカードを出したんですが、ポイント宿泊だったので「All finished.」と言われてカードを返されて終わり。今回はホテル内レストランでの食事もなかったので、結局ホテルで使ったお金は0と言う申し訳ない結果に。来月来た時には、何処かで食事をしないと。

空港へのシャトルは少し早く10:30頃にドライバーさんがロビーに現れてピックアップしてもらいました。その後、隣りのアウトリガーかな、ここで若い日本人カップルをピックアップしてから空港に向かいます。空港に到着すると、HISのジャンパーを着た係員がいて、UAのカウンターまで案内してくれるんですが、いゃもうオンラインチェックインしているし... 

空港は予想以上に閑散としていました。どうもお昼頃の出発は、余り無いみたいですね。そのまま一つ上の出発階に移動して、出国のTSA係員がパスポートチェックをして、セキュリティの通過となります。ここで、私の前に中年男女のグループが並んでいたんですが、これがちょっとすっとぼけと言うか、私の前の男性(私より少し若いくらいかな)が、海外旅行初めてなのか、英語が分からないから仕方ないのですが、TSA係員の言う事が理解出来ないみたい。グアムのセキュリティも、インラインスクリーニングになったようで、パソコン等外に出さなくてもそのままバッグごとスキャンして貰えます。でも、靴を脱いでトレーに入れないといけないので、係員が「Shoes off!」というのだけれど、この男性氏「Yes, my shoes.」とか言って埒があかない。見てられなくて後ろから、「靴を脱いで、このトレーに置いて」と言って、やっとヘラヘラしながら靴を脱ぎます。で、TSA係員が「ポケットの中に何か入っていないか」と言うと、「むにゃむにゃ(聞き取れない)」と言って、OKOKと言いながらX線検査機に向かいます。検査機の前で別の係員が「ベルトしているか」と身振りを交えながら言うと「えー、ベルト取るのか」と言いながらまた一悶着。何とかX線検査機を通過し、私も続いて通過したところ、私の荷物の前に流された彼の荷物は、係員の検査用レーンに分岐して流されます。どうも、鞄の中にお茶のペットボトルが入っていたらしく、それが引っかかった様ですが、「小さいから問題無いと思ったんだよ」とか連れの人に言っているし。もうね、後ろから後頭部思いっきり叩いてやりたくなりました。

そんなプチトラブルの後、帰国便はターミナルの外れの19番ゲート発。UAのラウンジはまだ閉鎖されたままなので、ゲート近くに行き搭乗開始を待ちます。12:15搭乗開始予定でしたが、少し前にまずミリタリーの皆さんの搭乗が開始。ここで30~40人位の人達がずらっとゲート前に並びちょっと圧倒されます。同時にお手伝いが必要な人が二組ほど乗り込み、ミリタリーの人達も殆ど通過したところで、GSのコールが掛かると、どっと7~8人位が並んで再びビックリ。この路線でそんなにいるの? で、直ぐに1Kもコールされましたが、1KよりGSの方が多かったぞ。

そうそう、機内に入り座っている時に、普通席の乗客が乗り込んできて通路を後ろに進んでいくんですが、若い日本人女性の二人組が入ってきた時、前が詰まっているので私の横辺りで止まります。で二人の会話が「前の席(=ビジネスシート)位広いと良いなぁ」「横幅は欲しいよね」「でも、この前の席、古くさくない?」(私、心の中で爆笑)。おーい、UA、機材更新してくれぇ~~。そんなこんなで搭乗完了すると、ドアクローズは定刻の15分位前で、数分後にはプッシュバック開始。その後滑走路に移動し始めましたが、ターミナルとは反対側のRW06Rに向かい、そのまま離陸したのが丁度定刻位でした。

機内では、食事をいただいた後はうつらうつらして過ごすだけ。定刻よりも結構早めに到着しそうですが、風の関係か房総半島の海側からアプローチしながら一旦空港を通り過ぎ、左旋回をしてからB滑走路のRW16Lに着陸しました。この後、くねくねした誘導路を通って35番ゲートに入ったのが定刻よりも20分位早い15:35頃でした。着陸した瞬間に、スマホ(iPhone 13 Pro)の機内モードを解除。Visit Japan Webにアクセスして、既に登録している入国時検疫と税関申告の画面のうち、先に参照される検疫完了画面を出しておきます。ドアが開いて、外に出ると、通路には橙色のビブスを着用した人が大勢並んでいて、さらにテープで動線が区切られています。入国検査場へ歩いて行く途中で係員に一旦止められて、検疫の電子申請をして居るか確認されます。ここで青色の完了画面を見せると、ファストトラック側のレーンに誘導され、そのままずっと特に質問や検査無しで入国審査場まで進むことが出来ました。そうで無い隣のレーンには、途中にPCR検査のブースとかあり、こちらに入ると大変そうです。入国審査場の外国人用ブースはコロナ禍以前のような行列でしたが、日本人用の顔認証の端末は待つこと無く利用可能で、直ぐに通過。しかし次の税関検査で嵌まりました。

バゲッジクレームのフロアに降りると、降りた手前側がこれまでの書類での税関審査用ブースで、その奥にデジタル税関検査の端末が置かれていて、その手前には長い待ち行列が出来ています。私はデジタル税関端末の方に行ったんですが、どうもサービス率が悪くて長い待ち行列が出来ています。結論から言うと、通常の検査の方が数倍早く通過出来ました。次回からは、紙の書類も用意しておいて、早そうなブース側に並んだ方か良いでしょうね。デジタル端末側には、結構外国人の人がQRコードを表示したスマホを持ちながら、多分30人位並んでいたかな。端末は8台位あったんですが、端末毎に並ぶのでは無く、その手前で1列で待たされて、空いた端末に順番に移動して手続きする方式。で、その端末での一人当たりの操作時間が長い。10分以上待ってやっと自分の番が来ましたが(この時、隣りの書類ベースの税関ブースでは手続きが完了して、もう誰も並んでいない)、結構手間が掛かります。

  1. 顔写真を撮影するので、マスクを取って端末の前に立つ
  2. パスポートの顔写真のあるページをスキャンさせる
  3. 続いてスマホ(あるいは印刷した)登録済みのQRコードをスキャンさせる
  4. 申請内容が画面に表示されるので、内容を確認する
    ※これが3ページくらいあり、結構面倒。
  5. 問題無ければ青色画面が表示され、係員の検査が必要ならば黄色の画面表示になるので、端末の先のそれぞれの色のゲートにそのまま進む(ここで混乱している訪日外国人多数)
  6. 青色ならばそのまま通過出来るんですが、ここでも顔の撮影をして本人確認するので、マスクは外したまま通過するように指示されます
  7. で、顔認証されたらゲートが開いて日本に入国完了となります
何度でも書きますが、特に申告する物が無ければ、事前に税関申告書類を用意しておいて、当日の混雑の様子を見て利用するブースを決めるのがベスト。今日の感じでは、10人位の待ち行列ならば、圧倒的に有人のこれまでのブースの方が早いです。考えてみたら、税関用紙を渡してパスポートを確認して、普通はそれで「OK」ですと30秒位で通過出来ますからね。デジタルブースは、パスポートのスキャンにQRコードのスキャンに、申告内容の画面確認と手順が幾つもあります。待ち行列が一列二列位なら良いけれど、今回はジグザグに五列位の長さがあり、しかも皆さん大きなスーツケースを持った海外からの人達なので、一人一人の時間が長い。便利なようで不便な機能というか、動線デザインが不味いんじゃ無いかというのが個人的感想でした。(続く...)

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