2022年12月19日

何故「猫型」で「犬型」がいないのか

ちょっと「目から鱗」だと思った、イオンモールでの猫型ロボットの活用方法についての記事。私はファミレスにももう何年も行ったことがないで、実際に配膳に利用されている場面すら見たことが無いけれど、その猫型ロボットがモール内を自走している様子って言うのもちょっと想像が付かない。 

記事によれば、ファミレス等で運ぶ料理の代わりに、モール内店舗のチラシなどを搭載して移動し、利用者が気軽にチラシを入手出来たり、液晶パネルを利用してデジタルサイネージ目的で走行したりさせているらしい。「デジタルサイネージ」という意味では、自宅近くのイオンモールにもモール内のあちこちにデジタルサイネージ用の大きな液晶パネルが設置されていて、色々なイベント情報とか表示しているけれど、こう言う使い方も良いかも。移動している場所によって、表示する内容を変更したりすれば、より効果的な告知が出来るだろうし。

素朴な疑問として、何故「猫型ロボット」で「犬型ロボット」では無いのだろうか。サイズ的には、大型犬くらいのサイズはあるんだから「犬型ロボット」と読んでも好い気がするんだけれど。実際顔の表示は何とでもなるだろうし、耳の位置だって猫と犬でそんなに違わないだろうし。逆に、目的の席に料理を運んで戻ってくる動作って、猫よりは犬の方が合っている気がするんだけれど。勝手な個人的想像ですが、AIBOとか先に文字通り犬の形状に近い「犬型ロボット」が登場してしまったから、今回の配膳ロボットを「犬型」とは言いづらいのだろうか。あるいは、軍用の「犬型ロボット」が有名になりすぎて、イメージ的に悪いという判断もあったかも。

この派生で、胴体部分に縞模様を書いた「シマウマ型ロボット」とか、黄色く塗装をして「キリン型ロボット」とか、外装をちょっと帰るだけで色々なバリエーションが出来そう。モール内での広報目的で使用するならば、そういう風に外装にちょっと拘ってみても良いかもしれない。象さんとかキリンさんとかライオンさんとか、子供受けしそうな筐体だと宣伝効果も上がるんじゃ無いだろうか。ファミレスでの利用だと、衛生面も考えないといけないし、料理の取り扱いやすさも必要だろうから、シンプルなデザインが望ましいだろうけど、こう言う目的に利用するのであれば色々変更出来そう。と言うか、ロボット何だから外装パーツを変更していくのが普通だろうし(マテ)。所で、こう言う案内ロボットの先駆者と言えばペッパー君何ですが、最近は本当に見なくなりましたね。最近でその存在が確認出来たのは、羽田空港の第二ターミナルでしたが、確か先日行った時にはもう居なかった気がします。時代にマッチしていなかったという事なんだろうけど、やはり日本人の場合「人型ロボット」ってアニメの影響からか要求値が高いですからね。それよりは、こう言う動物系ロボットだと色々潰しが効くし、なんと言っても「猫型」「犬型」と言えば何でも許されるのも日本社会だし(マテ)。自宅近くのイオンモールにも登場してくれないだろうか。

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