2022年12月14日

NISA改訂

個人投資家対象の優遇税制「NISA」の非課税限度額や期間変更などの改革がされそうと言うニュース。実は私も老後のために(笑)投資に回しているお金があり、そのシステム(ロボット型)の一部にNISAが組み込まれているので、投資枠や期間が延長されるのはありがたい。NISAが始まった時には、最大100万円までで「使えないなぁ」と思っていたんですが、 最近はいろいろな種類が有るみたいで、正直これから使おうとしたら頭が回らないかも。自動的に組み込まれて居る方が、細かな操作や突発的な活用は出来ないかもしれないけれど、自分はずぼらな性格もあるから「適当にやっておいて」の方が性に合っている(笑)。

経済がなかなか動かないのは、長い間低成長が続きデフレもあり消費が固定化してしまったことが一番の原因だと思うのですが、それがこのコロナ禍の反動で旅行需要が少し活性化してきたので、少し上向きになっていくかもしれない。一方で将来的な不安は何時でも感じるわけで、将来に向けて貯蓄から投資へという流れは、まぁ正しいんだろうなあ。私の会社の先輩のある人は、結構若い頃から投資関係に熱心で、結構後から聞いたらバブルが弾けた後にマンション投資とか株式投資とか色々始めたらしくて、定年で退職する時にはそこそこの資産形成に成功していた様子。なら私もとその時一瞬思ったんですが、いゃいゃ20年以上の投資期間があるから良くも悪くも資産も成長するわけで、今からマネして1年2年でどうなる物でも無いと言う事は直ぐに理解。それでも、何もやらないよりはマシだろうと、多少は調べたりして少しずつ投資してきましたが、それがここ最近結構成長してくれていて、是非このまま進んで欲しいと思っているところ。

私はずぼらな性格なので、ロボット型の投資システムを利用していて、これは基本米ドル株や資産等主に新興国や海外投資中心。ですから、ちょっと前の円高の時にはなかなか利益が出なかったんですが、最近の円安で一気に見かけ上の利益は膨らんでいて、つい欲が出て「利益確定しようか」と心が疼くことも(笑)。でも、確かに円換算だとそれなりに増えているんですが、元のドル換算だと赤字の部分もあって、この辺りがもう少し解消しないと、トータルには「利益が出た」とは言えない気がしています。今は円安もUS$1=136円位まで下がってきているけれど、それでも2~3年前の頃はUS$1=110円位でしたから、まだまだ円安状態の感じですし。

若い頃は「一生懸命働いて、それでお金が貰える」という事を信じていましたから、結構がむしゃらに仕事もしたし、そういうもんだと思っていたけれど、実際の仕事もそうだけれど、「手を抜く」というと言葉が悪いけれど、力の入れ具合の強弱というか、何でもかんでも全力というのは、自己満足度は高くなるかもしれないけれど、全体の効率という意味ではそんなに良い物では無い。また、そう言う場合に限って、問題が残ったままの場合も有る。ちょっと一服した時に、「あっ、あれはおかしい」と気がつくことも結構あるもんなんですよね。お金にしても、貯める一方では何のための貯蓄か分からないわけで、それを何かバケーションに使うとか、勉強に投資するとか、そう言う目的があって初めて生きたお金になるはず。貯蓄と投資は、そう言う意味では自分からみるとちょっと似ているけれど、少なくとも投資だと実際に企業に対しての支援になるわけだから、多少なりとも経済に貢献する度合いは貯蓄よりは大きいだろうし、自分的にもそういう部分に興味を持つことは悪い事じゃ無いと思う。そこから、社会とか経済の流れ風向きみたいなものも感じられるし。釣りをして居る時に、糸をたらして当たりを待つ期間というか、投資をしているから円高がとか円安がとか興味が生まれるわけですし、世界情勢がとか話題も広がっていくわけですし。そう言う意味では、投資の利益は物理的なリターンだけれど、それに関わる情報領域の拡大という部分は、某CMじゃないけれど「プライスレス」な利益だと思う。それに新しいNISAが少しでも貢献してくれれば、それもまた嬉しい。と言うわけで、ちょっと期待しつつ決定を待っているところです。

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