2015年7月31日

妹の意見

韓国の朴大統領の妹、朴槿令氏が、日本滞在中と韓国へ帰国してからも述べたという意見。日本人からすれば、至極もっともなまっとうな意見だけれど、韓国では100%受け入れられない意見だろうなぁ。今の朴大統領は、記事にもあるように、大統領就任後は癒着を嫌って親族を政権中枢から遠ざけているそうですが、それでも実の妹の意見という事で、どう言う反応があるのだろうか。

私はこの記事を読むまで走りませんでしたが、この方はこれまでも同様の発言・立場を表明しているんですね。多分韓国国内での意見は、握りつぶされて日本には余り聞こえてこなかったのかもしれないけれど、日本寄りだからという意味では無く、冷静に判断しての意見という意味でありがたいなと思います。複雑な歴史の中での話しである以上、0か1か何て簡単に明確に切り分けられるわけでは無く、どうしても曖昧な部分、グレーな部分は残ります。ただ、そこを白黒付けるためにリソースをさくよりは、その分をより良い現在から未来への投資にする方が、意味もあるだろうし、その時代に生きた人にとっても納得できる結果になるのでは無いだろうか。

韓国だって、太平洋戦争当時の話しなのか、朝鮮戦争当時の話なのか、あるいはベトナム戦争当時の話しなのか、聞いていてもよく分からない話しを理由に難癖付けるのはそろそろ止めて、いい加減に自らも終止符を打つくらいの覚悟を決めて欲しいけれど、結局は韓国というよりも周りに居る圧力団体の目的が、本当に謝罪や賠償目的ではなく、日本を出しにする事である限りは、何をやってもゴールは動いて解決する事は無いんでしょうね。

日本人でも、日本人が悪い、韓国が正しいという人は居るわけで、双方からそういう人の代表を集めて、まず歴史背景と事実は何だったのか、その中でどう言う状況が生まれてどうなったのか、そしてそれらを踏まえて今何が出来るのか、冷静に話しをして欲しいところだけれど、どうしたって向こう側の立場の人は熱くなるだけなんだろうなぁ。結局は、蒸し返してお終いなんだろうというところに、日本としての徒労感しか残らないことの繰り返しなんでしょうね。

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