毎日新聞が、こんな記事(?)アンケート(?)オピニオン(?)を掲載。「反省が十分・不十分」以前に「反省していない」というツッコミはさておき、反省した・しない、と言う事が重要なのではなく、そう言う反省や経験に基づいて、より良い成果を生み出しているのかという事が重要なのでは。
勿論、何が悪かった、何が足りなかった、しかしこれは頑張ったという事すらちゃんとやっていないことが問題だけれど、そう言うことすら見えてこないのが一番の問題では。自分達の拙かったこと足りなかったことを糧にして、そこからより良い対策なりアイデアを出せば、それは回りは「反省している」と思うだろうし、そうでは無く同じような事を繰り返していれば「反省していない」と感じるだろうし。それは、言葉として言った・言わないのではなく、行為や態度として「見せているかどうか」なんですよね。
一番顕著なのは、国民にとってはまずは経済問題、さらには社会保障とか医療関係が切実な問題なのに、そんなことは二の次三の次で、桜だなんだと時間を浪費している。政権与党を取ったときには、「ガソリン税撤回」とか「消えた年金の復活」とか、まさに生活に直結した政策を上げて、それで国民の支持を得て与党に座ることが出来たはず。でも、結局はガソリン税は残ったままだし、年金は戻らないことも多かったし、さらに輪を掛けて沖縄問題は解決の糸口をなくしてより混乱させたままだし、震災は異例だったけれどその対応は後手後手だったし、だから与党から直ぐさま転落した。
そんな「大きな経験」をしたはずなのに、次の選挙では当選することが優先されて、当時の小池知事の提灯持ち見たいな事をやって失敗。一時は「立憲主義」が受け入れられたけれど、結局それ以上でも無くて自分達中心の行動しかやらないから、元々の支持層からも見放されてくる。労働者の政党のはずが、その労働者のための政策提言なりは与党からで来るだけで、野党側からは単に「安倍を倒せ」という話ばかり。いゃ、安倍総理が引退して、例えば自民党の誰がなったら納得するの? あるいは、自分達の誰が先頭に立てば良くなると思っているの? そんなこと、誰も期待していないから、未だに与党の後塵を拝するばかりか、ますます衰退しているわけですし。「十分・不十分」以前の問題という事に気がつかないと。
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