2020年3月10日

株価急落

昨日の日経平均は、2万円台を一気に割り込んで終値は1万9千円台まで1000円以上の下洛。さらに困るのは、円の対ドル為替が、US$1=108円台から一日で一気にUS$1=101円台まで円高に振れてしまう状態に。株価の1000円を超える下落も困るけれど、為替が一日で7円も動くのはもっと大変じゃ無いだろうか。米国の昨日は、NY株式市場が2,000ドルも下落して、一時サーキットブレーカーが発動していたりしますから、今日の日本の相場もそれに合わせてさらに落ちそう。

株価下落とともに、円安に振れるならまだ良いのだけれど、株価が下がるのに円高になるという事は、米国の下落よりも日本の影響の方が大きくなっているわけですよね? 来週USへ行く予定の自分にとっては、円高はある意味有利なんだけれど、多少なりとも株とか持っている身としては、やはり日経平均とかNYダウの下落は痛い。このあたりを底値にして、何とかまた上昇機運を見せて欲しいのだけれど。

さらに言えば、原油価格の急落は株式以上なのかも。ちょっと前までは、確か1バレル=US$50台だったと思うのだけれど、それがUS$40台になって「を、サーチャージ下がるかな」とかお気楽なことを考えていたら、昨日の時点では1バレル=US$27台まで一気に下がってしまいビックリ。良くも悪くも世界経済はオイルマネーにリンクして居るわけだから、この影響は大きいんじゃ無いだろうか。単に原油価格が下がってコストが下がって、と言うわけには行かないだろうなぁ。

今日の相場では、一気にUS$1=90円台まで落ちるのかなぁ... 10年程前のリーマンショック時には、US$1=70円台まで円高になって、日本経済は瀕死状態になったけれど、何となくそれを彷彿させるような雰囲気。ただ、新型コロナウィルス関連で明るい話が出てくれば、一気に反発して取り戻すような気もするんですが、それは楽観的すぎるのか。リーマンショックの時には、中国が財政出動をして世界経済を下支えしたけれど、今回はその中国が震源となる新型コロナウィルスが原因の一つだから、まずは中国復活が認識されないと経済も復活しない。まだ暫くは影響が続きそうですよね。まぁ、こんな状態が一年も二年も続く訳じゃ無いだろうから、余り焦らず耐えるのが一番かも。ただ、そう言う余裕も無い人も多いだろうから、そう言う人達に対しての保証や手当をある意味「大盤振る舞い」でも良いから対応することで、困る人も救えるしもしかしたらそれが経済に対しての刺激になるかもしれない。

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