今年の夏に開催予定の、東京2020に関して、今の所日本は「予定通り開催」という前提を崩していないけれど、どうも状況が変わりつつある感じ。開催地の日本ですら、まだ「自粛解除」とか「感染終了」とは宣言するにはほど遠い状態。それでも、今の状態が進めば、日本の場合は早ければ4月中にはある程度の「安全宣言」は出るかもしれないし、5月になればかなり安定した状態にはなるだろうけど、日本以外の国・地域の選手はまだそんな状態にはならないことは明らか。真だ腺主専攻が大和邸内種目もあるわけで、仮にそう言うプロセスを省略して選手を決めても、準備期間が短すぎ過ぎるでしょうね。特に極東の日本での大会だけに、アジア以外の国の選手はある程度早めに日本に入ってコンディション調整が必要に成るだろうけど、となると出来れば6月中、最短でも7月の初めには訪日しないといけないけれど、それを考えると今状態では厳しそう。
既に種目別の団体では、今夏の開催を中止あるいは延期することを要請していますが、中止は日本としても飲めない話だろうし、既に2024年のパリ大会、2028年のロサンゼルス大会までは決定しているから、仮に再度開催をするにしても2032年以降。IOCとしても、「中止しない」事は言っているけれど、「延期」の可能性を探る一ヶ月に成りそうな予感。「延期」となると、まずは秋に移動する案が一つだけれど、そうなるとアメリカはNBA/NFLとぶつかるから難色を示しそう。欧州もサッカーがあるし、南半球はラグビーシーズンが始まるのかな。ただ、それなら来年の夏となると、それはそれで既に今年の東京2020のために変更して移動した大会もあるので調整が難しい。だから、仮に移動するとなると2022年となるのが一番確率が高そう。この年には北京での冬季オリンピックも開催されるので、「フルオリンピックイヤー」として盛り上がりにも期待出来る可能性はあるけれど。
仮に秋に移動した場合、多分既に決定している日本の代表選手はそのまま尊重されるんだろうけど、来年以降に延期となった場合は、再潜行も必要になるでしょうね。そうなると、選考会のスケジュールも機目治さないといけないわけで、国内的にも影響は大きい。ただ、仮に2022年まで益されれば、豊洲市場移転騒ぎで頓挫した道路整備などが間に合う可能性も出てくる半面、選手村など東京2020以降に再利用を予定していた施設が2年間空かないことになり、その影響が逆に発生してしまう。実際選手村の再利用で提供されるマンションの契約をしている人が、それを見越して今の住居の契約をしているので、その延長をするべきなのか、予定通りに入居できるのか、東京2020以外への影響も色々ありますよね。
勿論、色々こんなんはあっても予定通りに東京2020が開催されることが一番望ましいのだけれど、今の状況を見ていると、今月中に終息宣言が出ない限りは多分無理そう。でも世界的には、4月一杯まで渡航・移動停止宣言をしているから、終息宣言はどんなに早くても4月の終わりか5月に入ってから。そこから、再度代表選手が準備をするとしても、かなり遅れは否めない。中には、代表辞退する選手も出てくるかもしれませんね。色々大人の事情で、日本から延期とか中止と言う事は言えないので、そう言う場合はIOCから言わせないといけない。新型コロナウィルスという自然の理由だけで無く、そう言う大人の事情も絡みに絡んで、直ぐに解決しそうも無いことだけは確かですよね。まぁ、優先順位としては、まずは新型コロナウィルス対策なんだけれど。
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