米国トランプ大統領が発表した、英国を除く欧州から米国への入国を、13日金曜日から30日間禁止する渡航制限。発表時何は、物質輸入も禁止対象と発言したけれど、後ほどこれは訂正して、人の移動を禁止する措置を実行する様子。正直、ここに日本も入るんじゃないかと不安でしたが、取りあえずそれは回避できた様子。まだ来週の出発は何とか実現出来そう。
一方で、NBAで陽性反応の選手が発生し、一旦シーズンを中断すると発表。今シーズン中のスポーツと言えば、NBAとNHLで、どちらも室内スポーツなのでリスク度合いは同じかも。そう言う意味では、今年から始まったXFLも場合に寄ったら同じリスクがあるでしょうね。観客への感染という意味では、屋外スポーツのXFLはリスクは低いけれど、選手同士はロッカールームを使うだろうし、「密室感染」という意味では、NBA、NHL、XFL、余り試合環境には関係無いだろうし。日本でも大相撲をいも開催しているけれど、関取に感染者が出たら即中止と言う事ですしね。
閑話休題、欧州からのフライトを全面禁止というのは、やはり大きな決断なんですが、別の時に何故中国について二番目に感染者数が多いイタリアからの入国を日本も禁止しないのかという話が出たときに納得の理由がTLに流れていました。つまり、イタリアはEU加盟国なので、EU域内(シェンゲン協定)のどこからでも、例えばドイツとかフランスとかから出入国出来るので、「イタリアからの入国禁止」という事は出来ない。また、パスポートが「イタリア」だからと言って、イタリア在住というわけでも内だろうから、国籍でも判別できない。結局は、EU全体か否かで判断するしか無いんですよね。だからUKは今回外れたわけで、このあたり、ボーダーレスになる事は良いのだけれど、こういう時に困ることもある訳かと再認識。ただ、EUと米国の往来となると、日本とアジア諸国以上に頻繁で大規模だろうから、本当に30日の間禁止して仕事になるんだろうか。
今の日本の状況もそうだと思うんですが、問題は「いつ、どの様に戻すか」という事なんですよね。例えば、今二週間の潜伏期間を想定しているから、二週間新たな感染者が発生しなければ「沈静化した」と判断して再開しても、必ず二週間とは限らないから、その後再発したらまた禁止するのか、ある程度コントロールできると判断してそのまま様子見にするのか。どちらになっても批判は生まれそう。個人的には、重篤な状態の人の数がほぼ無くなり、対応出来る病院にも余裕(半分くらいベッドが空くとか)が生まれ始めたら、注意を払いつつ再開するのが一番現実的じゃ無いかと思うんですよね。特に、感染者数の多い、北海道、東京、愛知、大阪が沈静化してこないと、その目論見というか目安も出てこないだろうし。さらに、そこに経済対策も絡めないといけないから、確かにリーマンショック級の状態なのは確か。その対策を早く出して欲しいのに、昨日も関係無い森法相の発言が気に入らないと審議拒否。今の日本には色々問題があるけれど、ああいう特定野党がいなくなれば、もっと住みよい日本になる事だけは確かだと今回も確信しました。
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