毎度おなじみ「金曜日の新幹線」シリーズ。今週も、いろいろと整理や対応が必要なため、新幹線で横浜のオフィスへ通勤。ここの所、同じような事を毎週書いているけれど、浜松駅は勿論、新幹線車内もガラガラ。東海道新幹線の座席数は、一般的な構成だと、一列が「2席+3席」で5席で、それが1番から20番まであるから一両に100席ある計算。機能は家を出るときにシートマップで見てみたら、埋まっている座席は26席しか無くて、「をぃをぃ」と思いながら出発しました。
浜松駅で乗車すると、この時点で埋まっている座席は20席も無いんじゃないかと言うくらいガラガラ。流石に静岡駅から乗車してくる人も多いのですが、静岡駅手前でシートマップを表示してみたら、その時点でも30席ちょっとが埋まっているだけで、そうすると乗車率は30%程度? 航空会社は、国内も海外も減便や運休で座席供給を絞って、何とか生き延びようと必死ですが、新幹線もご多分に漏れず春ダイヤに切り替わって増便するところ、3.5%位のぞみ号が間引かれるらしい。個人的には、1時間に一本しか無いひかり号やこだま号を運休されると非常に困るんですが、取りあえず現状ひかり・こだま号は通常通りらしい。
そんなガラガラの新幹線車内ですが、一寸気がついたことが。それは、社内が静かだという事。勿論、乗車している人の数が少ないから当たり前なんですが、実は咳やくしゃみを移動中一度も耳にしませんでした。多分、危なそうな人は外に出ずにリモートワークとか休んでいる人が多いからだと思いますが、それにしても「働き蜂」とも揶揄される日本人として、これは結構画期的な事なんじゃ無いかと。その後、在来線の横浜線に乗り継ぎましたが、こちらも咳やくしゃみをする人はほとんどいない状態。この時は、新横浜駅で結構乗り込んできて、社内もそこそこ混雑していましたが、こちらもいつもと比べると静かな車内です。
決して新型コロナウィルスを安易に考えるわけでは無いけれど、印象としてはインフルエンザと比較しても、そんなに感染力が強いとは思わないし、重篤になる可能性も異常に高いわけでは無い。勿論、年齢や持病の有無によっては危険度は大きく変わりますが、それはどんな病気でも同じ訳で、たまたま今回の場合は今の所治療方法が対処療法しか無いのと、世界的に流行しているために大げさなくらいの対応を取っているわけで、一人一人からすれば、うがい、手洗い、異常を感じたら外に出ないというような基本的な事で十分対応可能なことは、これまでの経緯を見れば明らか。一斉休校とかイベント自粛とか、払っている犠牲も大きいのですが、それで慌てることも無く、文字通り粛々と日々の生活を続けている日本人って、まだそんなに捨てたもんじゃないかなと改めて感じる車内の静けさでした。これなら、夜明けももう直ぐなんじゃ無いだろうか。
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