2020年3月19日

その猿にも及ばない野党議員

昔は、この人って、もう一寸まともな議員だと思っていたんですが、何だかなぁ。身内の席での言い方とはいえ、同じ事を与党が言えば「なんちゃら調査チーム」とか直ぐに作って、メディアを読んで、何チャラ追求委員会とか、マスコミ目線で写真を撮らせてやってる感だけ演出するだろうに。

仮に相手を猿に擬えるとしても、その茶化している「猿」にもう7年? 8年? 選挙で負け続けているわけですよね。さらに政党支持率でも50%前後を維持されていて、政党支持率ではじり貧な自分達は、その「猿」いかな訳で、幾ら交替させろと言ったところで、より悪い物に変えるような人はいないだろうし。もっと別の言い方をすれば、自分よりも大きな子供に、何をやっても勝てない小さな子供が、最後の負け惜しみで「あいつは〇〇だから」と陰口をたたいているようにも見えて、みっともない。最近元厚労省官僚としてコメンテーターとしてテレビに登場している元議員の豊田真由子氏は、秘書を「この禿げぇ~」と罵声して、それだけの責任では無いけれど結局選挙で落選して政界から離れたけれど、似たような事だよなぁ。議員なら、政策で勝負するべきで、相手の様子を取り上げて言う事は何の意味も無い。

与党党首、総理大臣という立場から、より厳しい意見や批判を受けなければならない立場というのは理解出来るけれど、「厳しい意見・批判」≓「罵声・侮蔑」では無いはず。それが許されるなら、例えば国会を勝手に休む議員を「税金泥棒」とか言っても許されてしまう。国会での見苦しい野次と何ら変わりないわけで、ああいうことを「許される」と思って続けているから、こう言う事も平気で言うようになるんでしょうね。別に、テレビで政治ドラマを見ているわけじゃ無いのだから、何か「戦っている」感を出して演出しようみたいな姑息さすら感じてしまう。討論するなら、相手の揚げ足取りとか言葉尻を捉えての些細無い言い合いじゃ無くて、問題点を指摘して相手の回答を引き出すような、丁々発止菜やり取りを期待するわけです。でも、今の与党も野党も、そんなことをやるつもりは無く、何となく審議時間を費やして、後は官僚が準備した法案をよろしく、みたいな馴れ合いに近いものすら感じてしまう。

以前の不倫騒動で「モナ男」と揶揄された細野豪志議員が、ここの所覚醒したように前向きに、しかも有意義な活動見せていて、個人的には「安倍総理の次の次くらいなら、総理大臣候補にしても良いんじゃ無い」くらいにポイントが上がっているんですが、ああいう化け方をするなら国民のためになるわけで、以前どういうことを言っていたのか、以前どう言う政党に所属していたのか、そう言うものを一気に不問に付して、今とこれからに対しての期待値が高まるわけです。その野党は、森友問題でまた週刊誌記事から、「森友問題再検証チーム」を立ち上げるとか言っているんですが、あの人達、最初の検証チームの活動結果は何だったの? 以前の同じ検証チームの結論は何で、その結果どうしたわけ? 「再検証チーム」と言うからには、前回の検証チームは結論を出しているわけですよね? でも、そんな話は聞いたことが無い。証拠が出たから、これこれのアクションをしたと言う話もとんと聞かない。結局「やりました」という格好だけで終わっているから、こう言う足下を見られるような名前を付けちゃうんですよね。そう言う考えが浅いところは、「猿以下」じゃない(マテ)。

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