以前も書いたように、内蔵のnVidiaでは調子が悪いので、本体のInteビデオに接続して使用していた、4Kモニター。内蔵ビデオだからか、表示は良いのだけれど、スクロールがちょっともっさりしていたり、表示色が一寸薄いと言うか厚みが無かったり、使い出すと色々とプチ不満が。で、昨日、パソコンの電源を落として、そろそろ寝ようかという時間に、ふと「もしかしたら、今ビデオポートをnVidiaに付けたら、治ってるんじゃ無い?」と根拠無く閃きが浮かんできました。そこで、一度電源を落としてポートを繋げ直し、再び起動。ちょっとワクワクしながら画面を見てみると... やっぱり以前と状況は同じです。「やっぱり...」と落胆してまたビデオポートを元に戻そうとしたんですが、ここで二回目の閃きが。
Windowsのデスクトップを右クリックしてnVidiaのコントロールパネルを表示。最初に「解像度の変更」ページが表示されます。ここで画面の下側「3.次の設定を適用します。」の項目に目が行きます。この時、「NVIDIAのカラー設定を使用」が選択されていたんですが、これを何気なく「デフォルトのカラー設定を使用」に変更して「適用」ボタンをクリック。一瞬画面がブラックアウトとして、画面が再び表示されると、何か以前と比べてクッキリした感じ。で、黄色い影とか滲みとか、解決されています! 「やったね!」と心の中で歓喜しつつ、ここで三回目の閃きが。
この状態で、もう一度「NVIDIAのカラー設定を使用」に戻したらどうなるんだろうか。そこで、再度そちらを選択して「適用」をクリックすると、ブラックアウトの後画面が表示されても、以前のような問題は発生せず、クッキリスッキリした画面のまま。念のため、システムを一度再起動してみますが、再起動後も以前のような表示の問題は発生せず、快適に使用出来ます。Intelの内蔵ビデオも、悪くは無いのですが、専用ビデオアダプターのnVidiaと比べると、やはり表示速度というか、特にスクロールした時のキビキビ感とかはnVidiaの方が優れていますし、発色もnVidiaの方が深みがあるというか厚みがある印象。本当、これまでの苦労は何なんだったんだろうかという気分です。
あくまで想像ですが、普通は新規のモニターが接続されれば、そのH/Wに合わせてアダプター側の設定値も自動的に変更されるのが、今回4Kモニターを新規に接続しても、H/Wの一部がちゃんとリセットされなかったのではないかと。それを、一度カラー設定(Color Profile)を変更してリセットされて、モニター本来のプロファイルが適用されて、問題解決したのかなぁ、と。もしかしたら、Windows側の問題なのかもしれないけれど。いずれにしても、今回何故か閃きのお陰でディスプレー問題が解決出来ました。
その4Kモニターですが、以前はディスプレーの表示倍率を125%にしてましたが、アプリによっては凄く使いづらい状態に。そこで、こちらも試行錯誤の末に、現在では、
- 倍率はオリジナルの100%に戻す
- 解像度もオリジナルの3840×2160のまま
- ただし、システムのフォントサイズを、デフォルトの9ptから11ptに拡大
- Chromeのフォントサイズを「14pt」に設定
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