元ドリフターズメンバーで、日本のコメディアンとして著名だった志村けん氏が、新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなったというニュース。私の世代から言うと、実はドリフターズとしては志村さんの前、荒井注さん時代の方が個人的には印象がやはり強いんですよね。まぁ、中学生の終わり位に、荒井さんが脱退して、その代わりに志村さんが入る事になったんだけれど、やはり違和感はあるわけで、そんな間に高校卒業して、予備校、大学時代は、テレビの無い生活でしたから、「8時だよ~」を見るのも年に数回になり、ちょっと興味が薄れていってしまったなぁ。
それまでのドリフターズのお笑いの中心は、なんと言っても加藤茶さんだっけれど、自分の記憶では「東村山音頭」あたりから、二人の掛け合いというか、一つネタが増えた感じで人気が再燃したような気もします。懐かしくなって、昔のメンバーのことなどWikiで見てみたら、荒井注さんが亡くなったのが71歳(2000年)、いかりや長介さんが72歳(2004年)と、今回の志村さん(70歳)とそんなに違わなかったんだなぁ。これはちょっと以外でした。残ったメンバーの年齢は、加藤茶さんが77歳、仲本工事さんが78歳、高木ブーさんが87歳と、やはりそれなりに高齢なんだけれど、それを考えてもやっぱり70歳というのは、まだまだ働き盛り現役ですよねえ。
タバコとお酒が好きで毎晩飲み歩いていた、と言うような話はよく聞くから、肺炎が重篤化して死にいたると言われている今回の新型コロナウィルスでは、やはりその影響も無視できないかもしれませんね。時々チャンネルを切り替えているときに、志村さんの「馬鹿殿」とか「志村動物園」が目に入る時があるんですが、最近ちらっと見ただけでも「衰えたなぁ」という印象を受けていたんですよね。ちょっと前には、志村動物園で園長交代かみたいな新聞記事みたいなものも出ていたけれど、体力的にも年齢とは別に厳しい状況にあったのかもしれない。
志村さんのような著名人だろうと、名も無き人間だろうと、誰もがいつかは眠りにつくわけで、こればっかりはどうしようも無い。それでも、お通夜の席、初七日の席、四十九日の時、親族が集まってその人の思い出を語るように、これから志村さんの番組も何度も放送されるんでしょうね。テレビのワイドショーの話では、既に録画詰みで近日中に放送予定の番組に関しては、遺族の意向としてそのまま放送されることを望んでいるそうですが、元気な姿を見て笑って送ってあげるのが、芸人としての彼に対しての最大最高の供養だと思う。合掌。
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