週刊誌が新しい「ネタ」を提供すると、それを根拠にまた国会で騒ぎ出す特定野党。MCが何か一言言うと、それに反応してワイワイガヤガヤ騒ぎ出す、テレビのひな壇芸人みたいな物で、個人的には「ひな壇議員」の称号(?)を与えたいくらい。
その週刊誌は、森友学園問題に関係した財務相近畿財務局職員の自殺に関しての記事で、残された奥さんが個人の手記を公開して、関係者の責任を問う物だけれど、不幸なこととお悔やみ申し上げるけれど、本当に責任を問いたいのであれば、やはり採番に訴えるしか無いのでは。どう言う理由で週刊誌に取り上げられたのかも分からないけれど、言い方は悪いけれど雑誌側は販売部数が伸びればいいわけで、決して味方にはなってくれないと思う。逆に、色々な思惑を持った第三者が集まって、言いように利用されてお終いだと思う。個人の遺産相続問題って、身内であってもいろいろとドロドロした悲劇が起こることが多いけれど、これもある意味そう言う類の話と似ているんじゃ無いだろうか。
当時の調査でも、当時の佐川局長が国会で言質を取られないようにある意味過剰反応をして文書の修正を要求したことで、その下の組織が結果的に文書を改竄したことは確か確認されていて、その責任も問われたはず。そう言うことが自殺の大きな原因になったことは確かだろうけど、そう言う状況を作り出した責任は野党にもあるわけで、客観的に事実を評価するのでは無く、最初に疑問ありき、最初に総理の責任ありきで話を作っていくから、どうしてもバイアスが掛かった話しか進まないし、それによって関係者を呼びつけて「何とか調査チーム」とかで追求して行くことも、大きなストレスに成ったはず。当時の追求している映像は今でも残っているけれど、最初から相手を非難することだけを目的にしているとしか思えない。翌刑事捜査の密室尋問が問題になるけれど、あの様子と同じじゃ無いかといつも感じます。
で、野党はあれを「成功体験」と思っているのか、また週刊誌を根拠にこんなことをやり始めている。新型コロナウィルスの影響で、明日のお金が無くて困っている人が沢山生まれてきているのに、そんなことそっちのけ。だから、政党支持率も下がるし、批判も日に日に大きくなっていき、ますます自分達の周りには極々一部の支持者しか残らなくなっていく。言ってみれば「裸の王様」状態になっているんだけれど、それを良しと思っているんだろうか。大体、先の参議院選挙前は、消費税増税反対と言っていたのに、選挙が終わると言わなくなったり、この経済危機の時こそ大胆な経済政策を提案して存在感を見せるべきなのに、それよりは既に使い古された「モリカケ」を再登板させるセンスの無さ。ひな壇芸人は、多数の中でも何とかその番組の中で「爪痕」を残そうと頑張っているけれど、彼ら議員達は「傷跡」を残すことに専念しているんじゃ無いか。毎度の事ながら、そうとしか感じられない。
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