2022年6月22日

日本の入国制限解除はいつ?

IATAから「日本の入国規制は厳しすぎる」と言われてしまった日本政府。まぁ、個人的には以前のように自由に海外渡航を早くしたいから、是非入国規制の更なる緩和、少なくとも日本入国前の陰性証明準備をなくして欲しい。でも、日本人全般の感覚というか印象として「海外から変異株が持ち込まれたら」という、暗黙の懸念みたいな物もまだ消えていないだろうし、その折り合いを何処で付けるかでしょうね。多分「撤廃に賛成・反対」と聞かれれば、多くの人が「賛成」と言うだろうけど、再び感染拡大したり新たな変異株が発券されたりすると、「早期に緩和したから」と一転して批判するだろうし。

「海外では」とか「欧米では」と引き合いに出されるけれど、あれって一時期の爆発的感染拡大重症化状態よりも良くなってきているので、「それ位のレベルならばリスクとして受け入れよう」というトレードオフを受け入れているからなんだと思います。で、その「受け入れているリスク」レベルは、今の日本よりも高いんですよね。そう言う意味では、リスクが低い日本が未だに慎重というのは、海外から見たら変なのかもしれない。ただ、日本人の性格から言うと、やはり陽性者数がまだ以前よりも多いうちは不安は残るし、後一番の理由はこれまで散々煽ってきたメデイアや自称専門家の後遺症も有るんじゃないかと。 

少し前までは、少しずつだけれど新規陽性者数も減り、重症者数も減ってきていて、私も一寸楽観的な印象を持っていましたが、ここ数日は少しだけれど新規陽性者数が増加しているし、実効再生産数も1.0に戻りつつある様子。静岡県の新規陽性者数も、一時期は1000人越えでどうなるかと思ったけれど、ここ数日では100人を着るところまで落ち着いて来て、ちょっと安心していたんですよね。でも、全国的にはまたじわりと増えているような様子に見えて、それが再び上昇して第七波になると困る。タイミングも、もう少しすると梅雨が明けて夏の旅行シーズン、夏休みやお盆の時期になり、人が集中する時期になりますし。個人的に危惧しているのは、最近じわりと増えてきているタイミングが、都民割とか地方割り等振興策が使われ出した頃位の影響が、今で始めている気がするから。これがそんなに広がらずに、暫くしてまた沈静化の傾向が出てくれれば、海外からの入国緩和の話も進むと期待したいところ。

ちょっと勘ぐった話になるけれど、このIATAの発言を援護射撃というか利用して、7月からは入国者数をさらに倍増するとか、3回以上のワクチン接種者は事前の陽性証明書不要とか、屋外ではマスク不要、室内でのマスク着用はその管理者の指示に従う(実質的にマスク不要?!)とかにするんじゃ無いかと。多分日本人の性格からすると、「マスクを何時、どの場所で外すか」というのが、結構大きな問題というか課題になりそうな気がします。元々マスク着用に抵抗の無い環境だし、「外しても大丈夫」と言われても、半分くらいの人は暫く様子見状態じゃ無いだろうか。で、真夏の酷暑を理由に段々とマスク着用が減っていき、夏休みが終わる頃には再び新規陽性者数や重症者数が大きく拡大して居なければ、そのまま消えていくでしょうね。でも、冬になったら、また復活してくると思う。全く個人的な我が儘ですが、このIATAの発言を是非日本としても前向きにとらえて、秋冬の旅行計画を立てられるようにして欲しいなぁ。でも、参議院選挙が終わるまでは、政府も落ち着かないか...

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