2022年6月17日

マスクの外し方、たたみ方

ここ最近外を出歩いているときに見かけて一寸気になっているのが、「マスクを顎の下にずらしている人」。屋外でのマスク着用も緩和されて、まだそんなでは無いけれどマスクなしで外を歩く人の姿も見られるようになりました。一方で、駅中とか空港とかだと、殆どの人はマスク着用をして移動しており、この辺りの律儀さというかそんなものが日本人らしいと思うし、それが日本の感染症対策の一番の肝じゃないかという気も。

で、その「マスクを顎の下にずらす」様子なんですが、まず見た目的に行けてない。マスクが顎の下に丸まっているから、何か子ども(幼児)が前掛けをして居るみたいに私は見えるんですよね。それで一瞬「クスッ」と笑ってしまう。で、こういう人は、本当はマスクを外したいのだけれど、回りの「マスク警察」が面倒だから何か言われたら顎の下から引き出して口元を覆いやすいように、こう言う外し方をしてるんでしょうね。でも、その時って、ウイルスが付着しているかもしれないマスクの外側に触れてマスクの上げ下げをするわけだから、リスクとしては大きくなりそうな気がします。 外すなら外して、マスクケースとかに入れて持ち歩けば、外すにしても付けるにしてもスマートな感じがするんですけどね。多分、平面上に伸ばしてマスクケースに入れると、スマホよりも大きくなるからカバンとかに入れなきゃいけない手間が嫌がられるんだろうなぁ。私が持っているマスクの中には、二つ折りした形で密封ケースに入れられた物があるんですが、あれだとサイズはマスクを広げた半分の大きさになるので、ポケットとかに入れるにしても楽そう。

完全に「マスク着用は個人の自由」という事になればそんなことを気にしたり悩むことは無いんでしょうけど、今の所マスク着用が必要な室内の場合と、周りの状況でマスク無しが奨励される室外の場合が混在するから、多くの人はマスクを付けたり外したりの手間に悩まされることに。以前のように一律マスク着用のほうが、楽と言えば楽なんですよね。でも、この夏、梅雨明けくらいからは、多分「外では無し、中では有り」みたいな様式が多くなるだろうから、使わないときのマスクの保管方法、保持方法というのは一寸問題かも。私は、先に書いた二つ折りのマスク(ユニチャームの「超立体」マスク)を使ってみて、収納時には二つ折りにしてコンパクトだし、立体構造なので口元や鼻周りにも余裕があり呼吸も楽なので、今後はこのタイプのマスクにしようかとも思っているくらい。価格的には、長方形の不織布マスクが一番安いのですが、もしかしたらマスク自体も次の付加価値を要求されるステージになるんだろうか。

マスクケースも、札入れのような形が多くて、お札の代わりにマスクを挟んで保管するようなものが殆ど。個人的にこんなデザインが欲しいと思うのが、

  1. 四角い形のマスクケースに口元側を内側にして二つ折りにしたマスクを置く
  2. ケースをくるりとひっくり返すと、マスクが中に収納される
    ※イメージとしては、靴下の表裏をひっくり返すような感じ。あるいは
  3. 使うときは逆方向にひっくり返すとマスクが表側に出てる来るので取り出す
要するに、マスクに触れるのはケースに置くときと取り上げるときだけで、収納時にはマスクには触れずにケースをねじったりひっくり返したり裏返したりする動作で内部にたくし込めるようなデザインが理想。あるいは、これからの夏の季節には使えないけれど、寒くなってきたら首元のマフラーなんかと一体化して、使うときにはマフラーの端から取りだして口元を多い、未使用時には内部に収納するとか。良く、ウィンドブレーカーでフードを畳んで首元に収納出来るデザインがありますが、あれを前に持ってきてマスクをアタッチ出来るようにしたらどうだろうか。マスクを付ける・付けないでずっと通すことが出来れば一番簡単なんですが、ある時は付ける・ある時は外すというのが一番困りますね。よくよく考えてみたら、傘がまさにそんな存在なのでは。雨が降っていても、外を歩くときには必要だけれど、室内とか通路を移動するときには邪魔になるという。だから、折り畳み傘とか濡れたままでも収納出来る傘なんかが生まれてきたわけで、マスクにしてもそんな進歩が今年は生まれるかも。

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