2019年10月30日

月額制サービス

ANAが来年1月から月額制で、航空路線と滞在施設を利用できるサービスを始めるというニュース。月額制の滞在し放題サービスを提供しているアドレスとANAが組み、アドレスのサービス(月額4万円位)にプラス2~3万円で、ANAの路線が月2往復利用出来るという内容。2往復と言う事は、4区画だから、1区画あたり5,000円から7,000円位で利用出来る事になり、ANAの早期割引運賃と比較して、数割位お得なるのかな。

ANAとしては利用者の掘り起こしに繋がるわけで、多分月額制宿泊施設利用を考えて3回目、4回目の利用を想定しているんでしょうね。今朝のニュースでは、JRもここに組もうとしているようで、そうなると、定年退職などして時間の有る層が、一月丸々旅行に出かけて日本中を回るというプランも良いかも。定額制ですから、宿泊代と交通費は10万円位に納まるでしょうから、後は食事代など。宿泊施設は、ホテルなどのようなものでは無く、一般の住居ベースの施設だろうから、自炊も出来るだろうし。

記事にもあるように、ANAとしては地方路線維持のために流動性を高めたいわけで、その為には一定期間定住できる施設も必要。ANAのサービスでは、飛行機とホテルを一緒に予約できるものがあるけれど、まぁその延長と思えば良いんだろうなぁ。ただ、このアドレス、空き家などを再整備して利用しているとのことで、となると交通の利便性が良い場所ばかりでは無いし、ましてや空港近くという利便性もそんなに期待出来ない。鉄道にしてもレンタカーにしても、そこを繋ぐサービスを導入しないと、相乗効果はまだまだ低いかもしれない。

これまでのように、売り切り販売から、定額制・月額制で顧客を継続的に繋ぎ止める方式へ色々な業種がシフトしていて、これまでなら「どうやって良いものを購入しようか」という判断基準から、「どうやって効率よく利用しようか」という規準に変えなきゃいけない。「(コストの)元を取る」というよりも、与えられた自由度の範囲内で、どれだけ上手く利用出来るかと言う判断基準に変わるのは、なかなか大変かもしれないけれど、それも「量から質」への転換の一つなんでしょうね。

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