で、一つアイデアなんですが、「札幌市あるいはその周辺地域を、オリンピック・パラリンピック期間だけ東京都の第24番目の特別区に設定」したらどうでしょう。これなら、正々堂々と「東京2020」が成立するし(マテ)。まぁ、真面目な話、サッカーとか野球とかの球技に、陸上のトラック種目でも、3000mとか、1万mとか、長距離種目なんかも影響するんじゃ無いだろうか。室内競技でも、確かバドミントンはシャトルに影響するからと、空調を使えないんじゃ無かったかなと思い調べたら、ちゃんと風の影響がで無いように工夫して空調は設備して居るみたい。まぁ、屋外競技ですよね、問題は。

ふと思ったんですが、マラソンコース上空に日除けの傘みたいなものをつるして、さらにその下から冷気が噴き出すような簡易的な「冷却トンネル」みたいなものを全コースに設置したらどうだろうか。
走路を見てみると、折返しのコースだから、距離的には20km位。しかも、競技中ずっと全部で空冷していなくても、選手が通過する前後だけでいいわけだし。扇風機などで風を送るような仕組みだと、追い風・向かい風の問題があるから大変ですが、上空から冷気を落とすだけなら走りに影響はしなさそう。と言うか、ランナーに「空調服」の着用を認めるとか(笑)。
マラソンと違って、競歩は皇居での折返しコースなので、「冷却トンネル」の現実味はかなり高いのでは。それに単純な往復コースなのだから、横から扇風機を当てる形でも良いんじゃ無いだろうか。後は、途中に何カ所か給水設備の代わりに、シャワーエリアを作って、そこを通ると冷却されるし、飲料も可能な水使って、水分補給にもなる、と。
まぁ、全コースを冷却トンネルでカバーするのは、差過ぎに難しいだろうけど、例えば1km毎とか要所要所に冷却用のスポットを作り、さらに給水ポイントをそれこそ1km毎に設けて、冷却も水分補給も、いつでも出来るようにしておくとか、何とか工夫も出来そう。
こんなことを書いていて思いだしてしまいましたが、昔、私がまだ学生の頃は、東京の地下鉄の車内冷房って、ほとんど無い状態で、基本「駅冷房」と呼ばれた、地下鉄駅構内のみ冷房していました。だから、駅に到着すると一斉に窓を開けて、ホーム上の冷気を車内に取り込み、出発すると窓を閉めて次の駅まで我慢する、見たいな事があったなぁ。勿論、窓を開けて走行時の風を取り込む事も出来たけれど、地下鉄のトンネルの場合は結構熱風が入るんですよね。あと、車内冷房できる路線もあったけれど、それが使えるのは地上区間のみ。なぜなら、廃熱が多かったので、地下路線でしようすると、熱で半端ない状態になるから。其れ以前は、駅冷房も無かったわけで、それに比べればまだましなんでしょうけど。そうだ、マラソン・競歩も「駅冷房」ならぬ「拠点冷房」方式で乗り切ったらどうだろうか。
ところで、オリンピック後に開催されるパラリンピックでも、猛暑の中の屋外競技は幾つもあるはずで、その対策も考えないといけないですよね。猛暑の中、車いすを利用したら、金属部分だって凄く熱を持つだろうし。今はオリンピックのマラソン・競歩の札幌開催だけが話題になっているけれど、もっと広い範囲で考えないといけない問題だし、東京都が元のアイデアのまま開催するのであれば、さらに準備が必要に成るジレンマが。いずれにしても、このタイミング?! という戸惑いは大きいですよね。
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