2019年10月14日

ラグビー日本

昨晩は、プロ野球はセ・パ共にリーグ代表が決まる試合であり、ラグビーは予選プール突破を賭けた大一番であり、なんか色々なことが起こった一日(あっ、男子バレーもあったか)。勿論、台風19号の災害直後ということで、それどころじゃ無い地域も多かったと思うし、実際釜石で開催予定だったカナダとナミビアの試合中止になり、代わりに両チームは被災地のボランティア活動をしたようですが、それはそれでまた頭が下がる行為。

ラグビーの、日本とスコットランドの対戦は、本当に日本チームの実力が世界トップ(Tier-1)クラスになったことを証明する試合になったことは、誰の目にも明らか。先制トライはスコットランドが奪うものの、その後怒濤の攻撃で3トライ/3ゴールを奪い、21-7と大きくリードして前半を終了。後半早々には、福岡選手がボールをインターセプトしてそのままトライに持ち込み、4トライ目のボーナスポイントを獲得。このまま行くかと思ったら、流石にスコットランドも気持ちを切り替えてきて、2トライ/2ゴールを奪うけれど日本の守りが厚かったぁ。試合記録を見てみると、28-21になったのは、後半16分。この後24分間は両チームの攻防が延々と続いて、最後に日本が粘り勝ちするわけで、この粘りが今回の日本躍進の理由じゃ無いだろうか。

この試合以外の先の試合を見ていても、素人ながら日本のタックルが以前観ていたようなものとは段違いの迫力というか、威力を持っているように感じていました。それがこの試合でも存分に発揮されたのが、後半の粘りに繋がったと言って良いのでは。一方で、タックルミスからトライを奪われる場面もあったわけで、次の試合までにどれだけタックル精度を上げて、さらに迫力というか威力を増やせるかが南アフリカに勝つ鍵だと思う。

結構怪我人も出ているみたいで、あれだけ激しいプレーをしていれば逸れも仕方ないだろうと思う半面、日本開催の最大の強み、圧倒的に応援を背にして、次の南アフリカ戦を4年前の試合以上の熱戦で勝ち取って欲しいですよね。まだまだ続くラグビーW杯、日本の頑張りが来年の東京2020へ繋がる事も祈りたいですね。

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