2019年10月31日

是々非々議員

選挙区は違いますが、地元静岡選出の国会議員(衆議院)の細野豪志氏。以前は、某タレントさんとの不倫騒ぎが有り、「モナ男」などと揶揄していましたが(笑)、この発言に関しては、これまでの前言全て撤回しても良いと感じる位の発言。

内容は、最近話題になってきている福島第一原発の処理水に関してですが、最初に記載して居るこの一言に感激しました。
処理水に関する責任の一端は、原発事故直後の責任者である私にもある。
震災当時は、菅直人政権で、 当時は総理大臣補佐官だったのが、震災発生後に震災関連の担当に任命されて、まさに当時最前線で対応していた人の一人。あれから、もう8年も過ぎて、当時の与党議員は勿論、政権中枢に居た議員の殆どが自分達の責任を認めているのかいないのか、態度を曖昧にしている中、これだけはっきり明確に自分の責任を認めた上で、対策に力を尽くすことを明言しているのは、議員として立派じゃ無いかと。

ただ、民主党時代から、与党から野党に下野し、さらに小池都知事の「希望の党」騒ぎから、さらに現在では自民党の二階派に事実上入会するとか、どうもその行動や考えが今ひとつよく分からない。今回の発言は、自分の立ち位置を明言するはっきりした主張だけれど、過去の行動に関してはそう言うことを感じる機会が殆ど記憶に無く、何となく優柔不断というか、考えが甘いというか...

安倍第二次政権誕生から、もう7年が過ぎて、増税しても景気が良くなる雰囲気が無くても、その他色々野党から批判されても、政権支持率は50%以上になるなど、結果的に期待値の無い野党が問題も多い与党引き立て役になっていることは確か。揚げ足取りにしても、勝手に疑惑をでっち上げて時間を浪費するにしても、相手には厳しく自分には優しい自己中な態度にしても、結局彼らは仕事をやりたくない理由を探しているようにしか見えない。だから、以前と180度違うことは平気で言うし、過去の発言に対しての責任も負わない。そんな中で、数少ない野党としても与党としても活躍できる議員の一人として、ちょっと光明が見えた気がする発言じゃ無いかと。

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