2019年10月12日

混雑新幹線

毎度おなじみ「金曜日の新幹線シリーズ」なんですが、今回は特別編「台風直前の新幹線シリーズ」とでも言うべきかも。現在東海・関東地方に接近中の台風19号。金曜日の時点では、まだそんなに都内は影響は無くて、午後から少し雨が降り始めた位。だから、最初は何時ものように夕方仕事を終えて、夜の新幹線で浜松に戻る予定でいました。ただ、今日12日の鉄道の対応がアナウンスされだし、東海道新幹線は朝一部の新幹線は動くものの、基本的に東京-名古屋間の運転は運休するというニュースが出始めると、「これは早めに帰宅した方が良いかも」という予感が。

その予感は正しくて、エクスプレス予約のアプリで予約を確認すると、自分の利用する予定のひかり号は勿論、その二つ前まで、すでに指定席もグリーン席も満席。辛うじて、こだま号は一部グリーン席なら空いている状態。うーんどうしようと一寸悩むと、どんどん席は埋まっていく状態で、あっと言う間に16:00代のひかり号・こだま号は満席状態に。今にして思えば、とっとと予約変更をして早めに会社を出れば良かったと思うのですが、その時は会社人間の性なのか「余り早く出ても」なんて思ったものだから、結局早めに退社することはするにしても、新幹線の予約はそのままに、時間が余れば新横浜で一杯やればいいやと思ったのが運の尽き。

それでも、何時もよりは1時間位早めに会社を出ると、一路新横浜駅へ。夕方なので、JR横浜線は何時ものように混雑しているんですが、それでもその時はそんなに酷い状態とは思えなかったんですよね。で、時間も有ったので隣接する食堂街へ行って食事をして、暫くしてから戻ってきたときにちょっとビックリ。駅ビルの2F部分の新幹線用改札の外から中を見ると、何か沢山の人達が列を作っている状態。何だろうと中に入り、その先を見ると発車掲示板で、そこを見ると下りの新大阪方面行きは20分位の遅れとなっています。上りは定刻で出発しているので、台風の影響では無さそうなんですが、まぁ20分位ならとホームに上がります。

ここで、やっと状況が把握出来ました。翌日新幹線が止まるので、一気に乗客が押し寄せて入るみたいで、ホームはいつも以上に混雑しています。さらにアナウンスを聴いていると、始発の東京駅、品川駅でも乗り込む人が多くて、その為に遅延が発生しているのと、さらに無理に乗り込もうとしてドアには挟まれ、そのドア点検でさらに出発が遅延している様子。20分だった遅延時間は、30分、40分ととどんどん伸びていき、さらに通常なら3分位の間隔で、のぞみ号、ひかり号、こだま号とどんどん到着する時間帯ですが、一向に車両が到着しました。そのうちにアナウンスでは、品川駅ですでに満員で、1号から7号車には乗れないので、後ろの11号車から16号車を利用するように何度もアナウンスしています。結局自分の乗るひかり号が到着したのは1時間以上遅れて。しかも、すでに通路まで一杯に乗っているので、中に入る事すら出来ない。私の後ろにも何人も並んでいるので、多少無理気味に中に入ると、さらに通路も埋まっていて、本当にそういう人混みをかき分けて前に進み、やっと自分の指定席にたどり着いた状態でした。

ここでも、結局出発するまで10分以上掛かっていて、何度も車掌さんが「もう1cmずつお詰めください。それがもうお一人分の余裕を作ります」と車内でアナウンスをするほど。このひかり号は、新横浜駅を出ると、三島駅、静岡駅、浜松駅と停車していきますが、三島駅からも多くの人が乗り込んできていて、車内の圧迫感は増える事はあっても減ることは無い感じ。それでも、何時もなら静岡駅で結構下車するので多少は余裕が出来るかと思ったら、静岡駅でも降りた人以上に乗り込んでくる人が多くて、車内の混雑状況は変わらないどころか悪化するような感じ。結局浜松駅には70分以上遅れて到着で、降りるときも通路や出入り口も塞がっているのでなかなか降りられない状態。で、どう見ても、降りた人以上の数の乗客がホームでさらに待っています。

翌日の運休が決まったから前倒しで移動という人も多かったと思いますが、三連休という事で行楽に出かける人も多かったようで、スーツケースやキャリーバッグ持参の人が多かったことも、混雑に拍車を掛けていた気がします。だからか、車内の荷物棚は荷物で満杯状態。この後、丁度バスが出た後で、次のバスまで30分待たないと行けない状態だったので、タクシーで自宅まで戻りましたが、それでも帰宅したときにはクタクタ。今回も、もう少し早く判断していれば、もう少し余裕を持って帰宅できたのにと後悔するばかり。歳のせいか、そう言う閃くタイミングがどんどん遅くなってきている気がする。今度同じような事があったら、キッパリと早めの判断をすることにしようと心に固く誓いました(笑)。

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